トレーニングログ 2016/06/14 不発 5.6km

 体調は戻っていた。が、2kmくらい走って心肺系の調子が出てきた頃から左足が痛くなった。10kmくらい走るつもりで出たのだが、途中でショートカットして帰ることにしたが、社宅の近くまで走ることができなかった。

 部屋に帰って靴紐を外している時に思い出した。NIKE FREE 4.0 Flyknit を履いた時に左足の甲が痛くなったことがあった(トレーニングログ 2016/5/2-8)。靴紐を強く締めすぎていたのが原因だと思う。今日も、月曜からの大腸内視鏡検診にまつわるストレスから開放されてテンションが上りすぎて必要以上に靴紐を締め上げたようだ。NIKE FREE はフィット感が高くベロも薄いので紐を強く引くと幾らでも締め付けられる。

 去年は回復するのに何週間もかかったが・・・

シューズの反発力について・・・答えは出ていた

 シューズの反発力について懐疑的なエントリを書いた。
 天邪鬼ランナーの疑問 反発力の正体?
 シューズの反発力って

 このように、バネのような反発をシューズに期待するのであれば、バネの伸長サイクルに合わせて体重をのせる必要がある。体操選手がロイター板を使うようにだ。が、実際のランナーが地面に足を付いている時間は短い。

 極端な話、短距離の選手だとソールは自転車のロード用のシューズみたいに固くていいんではないだろうか。カーボンのソールに直接スパイクピンを生やしてやればエネルギーロスが減らせるだろう。(天邪鬼ランナーの疑問 反発力の正体?

NIKE carbon spring system
NIKE 赤いプレートがカーボンのバネ
 実際にこれをやったメーカーがあった。ナイキのBreaking2で取り上げたプロジェクトで作られたシューズにはカーボンの反発プレートが入ってた。

 興味があるのは、ランナーたちがそれまでのシューズと走り方を変えたかどうかだ。シューズの、とういよりカーボンプレートの復元力を推進力に使うフォームにしたのかという点だ。もしそうしたのなら、彼らは今後もこのシューズを使い続けるだろう。

 もしカーボンプレートの効果が絶大だとしたら、公式試合で使っていいかの議論を生むだろう。スラップスケートや競泳用水着であったような。

トレーニングログ 2017/06/11 ジョギング 8.3km

 昨日の疲れが残っていたので、ゆっくり1時間くらいジョギングしようと思って出た。

 STRAVA のアナウンスを聴きながら走ったが、iPhone 6 のGPS精度は相変わらずで、ペースが全然納得できなくてペースが掴めなかった。仕方がないので、アナウンスは参考に留めフォームに集中して走った。

 このログはGARMINで取ったものをAPI経由で STRAVA に取り込んでいるので正確だが、STRAVA で取ったものの距離は9.5kmとか出ていた(保存せずに消した)。GARMIN からアナウンスできるように設定を詰めたい。

トレーニングログ 2017/06/10 RX3-グランフォンド、インターバル

RX3 でグランフォンドww

waze map bad data 滋賀県に両親と兄とドライブしたのと、自転車で100km走行した時のログのおかげで、滋賀県北西部から福井県、京都府北部の高速沿いを waze の編集エリアにできた(自分の場合は走行した場所から半径6.44kmまでが編集エリアとなる)。しかし、舞鶴市の北部に編集できない所が残った。そして、その付近には地元の wazer も住んでいないらしく、waze 的荒野が広がっていた。右の写真の青いセグメントは国道・有料道路を示している。あり得ない。ナビ上は、この道が袋小路でここを通る必要が全く無いような場所なので、実害はないが性格的に気になる。他にも、ナビとして成立しない箇所が多くあった(ライブマップという画面でナビ設定すれば確認できる)。

 山があるとは知っていたが、ここまでの標高差とは思っていなかった。標高ゼロの海水浴場3つに行ったが、海水浴場から海水浴場へ移動する度に峠を越えなければならなかった。ロードレースなら少人数の逃げが成功しそうなプロファイルだった(距離が短すぎるが)。それぞれの標高自体は低いが、すべてゼロメートルからの上りなので獲得標高は結構多かった。45kmくらいなので、2時間半くらいで帰ってこれるかと思っていたが3時間半くらいかかった(STRAVAのログには休憩時間は含まれていない)。自宅から裏六甲を使って六甲山の山頂に登るときより厳しいと感じていたが、獲得標高が1000m以上とあったので納得。

 一番きつかったのは、竜宮浜海水浴場からの県道21号線。林道三浜瀬崎を終えてホッとして、「もうあんなしんどい所ないやろ」と思っていた矢先だったので辛かった。フロントをインナーに落としたのは久しぶりだった。ロード(コンパクトクランクx12-25)では登れなかっただろう。

舞鶴グランフォンドプロファイル

 今日は、自宅から車に自転車を積んでいった。道端に止められる広場が有ることをwazeで確認していたから。現場では釣りに来ている人が車を停めていたので、全く問題なく車を置けた。トイレも自販機もないが、無料で車を置けるだけで御の字だ。まあ、この辺には無料駐車場を備えた公共施設がたくさんあるので、車の置き場所には困らないが。

 GARMIN ForeAthlete 630 を装着しての初めての運動だったが、GPSの精度の高さに驚く。電池も全く不安がない。

インターバル ラン(短いファルトレク Runkeeper)

インターバル ファルトレク 自転車の疲れが結構残っていたので、短時間で終わるインターバルをやった。自己満足だけかもしれないが、ペース走を1時間・約10km走るより負荷がかかり満足感が有る。着替えとストレッチとシャワーを入れても1時間ちょっとで終わる。忙しい人にはオススメだ。

 GARMIN 630 で現在のペースを表示していなかったため、勘違いして必死になって走ってしまった。キツかった(;´Д`)

 インターバルの間隔のログは Runkeeper でしか見られない・・・なので、GPS誤差のせいで本来より速度が速く記録されている。GARMIN 630 をRunkeeperをログを取るためのGPSセンサーにできると精度の高いインターバルになるんだが・・・ログベースではGARMINのGPXデータをRunkeeperやSTRAVAにAPI経由で渡すことは可能だが・・・

やってもた GARMIN ForeAthlete 630J

STRAVA のイベントとして World Running day の6月7日に1km以上走ろうというイベントが有った。雨が降ったので走れないと諦めていたが夜9時頃になって雨が上がったので1kmだけ走った。が、その時 iPhone 6 のGPSが電波を拾ってくれなくてイライラした。地図を確認して走り出したらすぐに「中止しました」と言ってストップウォッチが止まってしまうのだった。走っても反応しなければ意味がない(STRAVAイベント的に)ので、止まってはログを破棄して再起動してというのを何回も繰り返した。結局、電波あたりのいいところ(日当たりがいいところとほぼ同じ)道まで移動して走らなければならなかった。

 リカバリーウォークと iPhone 6 のGPS精度にも書いたが、これまでも散々GPS誤差で変なログが出てうんざりしていたこともあって、GARMIN ForeAthlete 630J をポチってしまった。

 これまでも散々悩んで、どれにするか決められなくて今まで買えなかった。光学式心拍計付きにするか、フィットネス・トラッカーをどうするか、目覚ましと通知くらいしか使わないスマートウォッチをどうするか、Apple watch の次機種も気になる、スマートフォンの新モデルならGPSの精度も上がってるらしいので Android を更新するか iPhone の新型を待つか・・・腕時計型デバイスは同時に二つすることは難しいから困る・・・光学式心拍計の付いている 735、235 ならフィットネス・トラッカーやスマートウォッチとしても使える。うっとうしい胸バンドセンサーも付けなくても心拍ログが取れるが値段が高い。 

 ForeAthlete 935 という機種が発売された(型番の末尾が 5 のものが光学心拍計付き)。光学心拍計だけでなく、foot pod のような小さなデバイスをパンツの背中の中心に挟めば 630 や 735 で胸バンドを付けなければ取れないランニングダイナミクスを使える。「これでええやん」と思った。本気で買おうかと思った。しかし、Amazon のレビューで次のフレーズをみつけた(感謝)。

乳酸閾値は結局、ハートレートセンサーを着けなければ計測できません。

 胸バンド付けなければ乳酸閾値の計測ができないらしい。ということは、935 を買うときにはHRMセンサーを別に買わなければ 630 と同じことができないということだ。胸バンドして走るなら光学心拍計が付いていても意味がない。後、GARMIN のランニングウォッチのデザインは好きではないので(これは個人的な好みだが)、普段は別のフィットネス・トラッカーかスマートウォッチをする方がいい(日常生活なら光学心拍計で十分)。少なくとも今 Pebble 2 を持っていてデザイン的には大好きだから、SIM 対応のスマートウォッチ(フィットネス・トラッカー)が出るまでは Pebble 2 でいけるし、秋には Apple watch Series 3 を買うかもしれない(出るかどうかも分からないけど)。

 今回は珍しく Amazon でも Wiggle でも eBay でもなくヨドバシカメラから買った。例によってパスワードの再設定から入って、オーダーした。税込みで28,230円でポイント還元が2,823円分あったので実質25,907円だった。今(2017/6/9 21:44) Amazon で確認したら29,998円になってたorz…(GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ GPS タッチパネル VO2Max ライフログ ForAthlete 630J マルサラ×ピンク (ハートレートセンサーHRM-Runセット) 【日本正規品】 FA630J 371793

 現在充電中。完全に電池が空になっていたので充電が始まるまでかなり時間がかかり焦った(・_・;)。この状態はリチウムイオン電池にはよくないんやけどなぁ・・・ダメージ受けて無ければいいんやけど・・・とりあえず、今日は受け取って Windows と iPhone にアプリをインストールしアカウントを作り設定。GARMIN 本体のアップデートも自動で行われた。分厚いマニュアルが付いているが全体像が掴みにくい。

公式サイト「GARMIN foratlete 630J

ランナーを測定するためのあらゆる数値

初マラソンのためにトレーニングしている人にも、パーソナルレコードを破ろうとしている人にも、ForeAthlete® 630 Jはトレーニングやレースに必要な広範なデータを提供します。ForeAthlete® 630 JとハートレートセンサーHRM-Run™をペアリングしてピッチ、上下動、接地時間¹を測定することで、フォームをチェックできます。 その他、接地時間バランス、歩幅、上下動比などのランニングダイナミクスも測定できます。

潜在能力の証明

ForeAthlete® 630 Jは、詳しい生理学的測定基準を使用してワークアウトの効果を最大化するので、自分の実力に自信を持ってスタートラインに立てます。 ガイドテストに基づいてForeAthlete® 630 Jがユーザーの乳酸閾値を学習すると、心拍数トレーニングのゾーンを設定するときに乳酸閾値を適用できます。 全体的なトレーニング負荷、睡眠、栄養、および全般的な生活ストレスは、きついワークアウトのパフォーマンスに影響します。 どの日にきついワークアウトを行い、どの日を回復日にするかを判断するための目安として、ForeAthlete® 630 Jは心拍数に基づくストレススコアを算出します。 パフォーマンスコンディションもワークアウトを決めるのに役立つ機能です。 この機能は、走っている最中にペース、心拍数、心拍数の変動を分析し、走力のリアルタイム評価を実施します。
次のレースの戦略を立てるときに、ForeAthlete® 630 JでVO2 max²を測定して距離ごとのレースタイムを予測させ、目標タイムを設定することができます。 また、リカバリーアドバイザー²で、きついワークアウトやレースの後、いつトレーニングを緩めるべきかを知ることができます。

トレーニングログ 2017/06/08 16.9km

 午前中に病院に行った。9時頃に家を出て帰ったら1時近かった。しんどいとか痛いところが有るわけではなく、健康診断で「要精密検査」があったから。

 午前中は梅雨らしい空模様で鬱陶しく曇って弱い雨が振っていたが、午後から雨が上がって、わずかに青空も見えた。道路も乾いて着たので着替えた。

 午前中まで雨が降っていたし曇っていたので気温は低かった。なので、どこかゆっくり走りたいなぁと思っていた。ポッキンさんが先日川沿いのサイクリングロードを30kmも走っていたので、「土師川の堤防行ってみるか」と部屋を出た。

 国道9号線の歩道を下り、堤防まで出た。そこを5kmくらい走って帰るつもりだった。iPhone 6 の電池が38%しかなかったので、1時間くらいで帰るつもりだったのだ。

 しかし、舗装がきれいで、気持ちいい風が吹いてくるので、そのまま堤防がなくなる所まで走った。折り返しで180cc入りのエナジージェルを飲んで休憩した。それ以外はスポドリを300ccくらい持ってきたが前半で飲みきってしまった。1時間位では帰るつもりだったので小銭を持ってきていなかった。

 結局、iPhone の電池は切れなかったが Q12 の電池が切れてしまった。そこからはキジの鳴き声を聞きながら帰ってきた^^

 最初は6分/kmくらいで走るつもりだったが、ペースのコントルールが下手なので、結局最後の方はゼーゼー言いながらになってしまった。終盤で古い農家の密集地帯のような所を通ったので、無駄に消耗したというのも有るが・・・とにかく、午前中の病院で精神的に疲れたが、リフレッシュできた。

トレーニングログ 2017/06/06 5.7km インターバル

Runkeeper log
最初、アナウンスが聞き取れてなくて指示通りにペースの上げ下げをしていなかったww
ホントは速い時に 5:10/km、リカバリを6:30/kmでやるというプログラムだった。
多い。でも、インターバルを一人でやるのは難しいと思って諦めていた。なぜなら、インターバルをするにはストップウォッチと拡声器を持った鬼コーチ(モモカンならもっといい)がいると思っていたからだ。アナウンスの間隔を短く切って、インターバルの切れ目が分かるようにしておくことも可能かもしれないが、何をどの間隔でどの長さ(時間・距離)やるかは覚えるのは難しい。

 それをやってあるのが PACE ACADEMY なのではと気づいた。Runkeeper は時間のインターバルは簡単だろうし、GPS誤差はあるものの距離もリアルタイムでモニタしているので、距離ベースのインターバルにも対応できる。ペースのコントロールはランナー任せにはなるが、目安にはなる。

 今日、近くの市営野球場が空いていたのでやってみた。ペースを正確にコントロール出来ないので必要以上に速く走っていたようだが、筋力トレーニング的な刺激が有って面白辛かった。長距離走るのとも坂を登るのとも違う辛さが有った。30分しか走っていないが、運動をした時間があった。終盤はかなりキツくて、半袖では寒いくらいの気温だったが汗だくになった。

 帰って Runkeeper のサイトで確認したら右のようなログが取れていた。ちゃんとメニューに合わせてスプリットタイムが記録されていて面白い。そして、このプログラムは、初歩的なものから段階的にやっていくようになっていて、最初のメニューを完了しないと次のステップに進めないようになっている。強度は5kmの平均的なタイムによって調整出来るようになっている。キロを5分未満で走る人と自分のような人間とが同じペースでいいはずがないし、遅い人間が無理をすると厳しすぎて続かないから。

 秋までのトレーニングメニューにこれを組み込んでみよう。

リカバリーウォークと iPhone 6 のGPS精度

 故障的な痛みはまったくなかった。筋肉痛は腸腰筋の一部にあるが、痛みというほどではなく疲れが残っているという程度だった。が、回復期間ということで、今日は New Balance VAZEE RUSH を履いて一日過ごした(就業時間中も)。

 昼休みに3kmと帰りに6kmくらいリカバリーウォークをした。Runkeeper でログを取ろうとしたが、GPSの計測がおかしくて諦めた。100mくらいしか歩いてないのに 1km アナウンスがあったり、”activity paused” と “resume” を繰り返したりした。”activity paused” というアナウンスは本来、静止した時に言われるものだが、GPSを見失ったときに言われることのほうが多い。歩いている最中に”activity paused” と “resume” のアナウンスが繰り返されてうっとうしい。その度にPodcastが少し戻って再生されるから同じフレーズを何回も聞かなければならないときもある。

 昨日のログを見れば PGS の乱れ具合が分かる。道路を走っているのに蛇行しているように認識されるために実際の走行距離より長く記録される。同じルートを同時に走った人が STRAVA にログを上げていて、GARMIN で取ったものがあった。差は一目瞭然。

 STRAVA にしろ Runkeeper にしろ、GPSのデータを正直に地図上に描くしかできない。カーナビのルート検索のように道路に沿って走ったものとしてログを作れば、iPhone 6 程度の乱れがあっても補正できる。端末(スマートフォンや腕時計)側でこれをやるのは困難としても、クラウド側ではできるはずだ。そうなれば、走行中の距離計測はともかくとして、記録としてのログは正確になる。

 なお、更に他のランナーのログを見ていたら、iPhone 上の STRAVA で取ったものでもかなり正確なものがあった。iPhone 7 で取ったものだろうか・・・だとしたら、iPhone の次機種を買えば改善されるんだろうか・・・

たたらぎダム湖マラソン 1時間59分56秒

チチクボの住む川
開催は兵庫県朝来市。多々良木川にはチチクボという魚が住んでいるらしい。
 朝6時15分に起きて、冷凍スパゲッティを温めている間にテーピングをした。スパゲッティとゆで卵を食べ朝食は終了。2XUのコンプレッション上下の上に普通のズボンとシャツを着て準備完了。6時45分くらいに発車した。ルートはYahoo!カーナビに登録しておいた。Yahoo!カーナビによる1時間20分かかるとあったので、この時間に出発したのだった。

 早朝の9号線は空いていて1時間10分くらいで目的地の駐車場に着いた。ここで受付をし、シャトルバスで現地に移動することになっている。公共交通の便利が悪くて大半の参加者が車で来るための措置だ。車でしか行けない会場だと駐車場のキャパが参加者の人数になるから大会が大きくなるに連れてこのような形になったのだろう。32回の大会らしく、運営はこなれていて実にスムーズだった。

 一つ気になったのは、受付でゼッケンを受け取る時にダンボールが年齢順になっていたこと。ゼッケン番号がタイム順ではなく年齢順に振られているということではないのか?

 駐車場で準備を整えシャトルバスの列に並んだ。シャトルバスの台数は多く、バスはひっきりなしに待合場所に来た。ただ、バスなので乗客が乗り込むのに時間がかかった。前で人がドンドン乗り込むのが見えているので待っていてもストレスはなかった。自分は10分程度の待ち時間でバスに乗り込めた。バスは5分位で会場に着いた。自転車で会場に向かう地元の人もいた。

公園にあったオブジェ 会場はあさご芸術の森美術館の近くというか、道端に面白い彫刻などが置いてある公園そのものだった。広い芝生の公園の中に立体作品が置かれていて面白かった。例によってシートを忘れていたが、木陰の芝生に直接座っても尻が濡れる心配はなかった。気温を心配していたが、8時過ぎの気温は20度を下回り、山林の直ぐ側だったこともあって、座っていると寒いくらいだった。

 荷物を預ける場所はなく、みんな公園の木々の根本とか持参した簡易テントとかに入れておくシステムだった。貴重品は別途預かり場所があるが、預けられるのはA4封筒に入るものだけだが、自分の場合は免許証やクレジットカード、札は車に置いてきたので貴重品は車のキーだけだ。車のキーはランニングベストのポケットに入れっぱなしなので落とす心配はないので貴重品預かりには預けなかった。

 公園に落ち着いたのは8時15分くらいだった。スタートは10時30分なので、ここで2時間近く時間を調整しなければならなかった。30分くらい会場の周辺を歩いたり彫刻を見たりした後、木陰に座ってPodcastを聴いた。9時半頃にくるみパンを一個食べ、10時くらいにエナジージェルでBCAAを流し込んだ。走りながら食べることが難しいのでアミノバイタルもスポーツようかんも持たなかった。持ったのはiPhoneとヘッドセット、ペットボトルのスポドリだけだった。

Reebok Zprint 3D
結局 Reebok Zprint 3D にした。
 シューズは Reebok Zprint 3D にした。安定の New Balance VAZEE RUSH もいいし、フォームを維持するのが楽な NIKE FREE 4.0 Flyknit も捨てがたいが、両方共限界とされる 500km を超えているし、フォームが悪いせいで右足のヒール部がかなりすり減っているからだ。Reebok は足先が狭くて窮屈だったが、ウォーキングで使って馴染んできたのか、昨晩ウォーキングした時に違和感が無かった。重量的にはどれも変わらない。

 スタートが近づいて、スタート地点付近に移動したら、驚いたことに、任意にスタート位置を決めるというシステムだった。自分は結構早めにスタート地点に移動したので、スタートゲートから30mくらいの所に位置してしまった。他の参加者も特に前の方に割り込んでくることもなく密度の低い並び方でスタートを待った。この辺の緊張感のなさは神戸森林植物園みたいなゆるさだった。

 あとで見たら、ハーフは約1,100人の参加だった。そう考えると結構上位からスタートしてしまったらしい。どうりで、後から後から速そうな人が抜いていったwwwでも、自分より前からスタートした人でも自分より遅い人はいたし、自分と余り変わらないペースの人が周囲にたくさんいた。

 スタートしてから恐れていた坂。予想通りにきつかった。ロードならインナーローでなければ登れないくらいの坂が1km以上続いた。自宅の前の坂と大差ない斜度だが、距離が全然違う。しかも、ルートプロファイルに描かれた坂も予想をはるかに超えるきつさだった。同じ道を往復するルートなので、往路で下りた坂が全て帰りには登りになるのだ。それが分かっているから下っていて楽になっても気持ち的にはウンザリだった。「これを帰りには上らなあかんのかよ」とぼやきながら走った。

 神戸森林植物園では周回路だったので上りも下りも読めたが、今回はいつどんな坂が来るのか全然わからなかったので、平地になったからといってペースを上げることは出来なかった。後でどんな坂を上らされるかわからないからだ。折り返しでUターンして初めてコースの全体像がつかめるという状態だった(そのときにはペースアップする余力は残っていないといういつものパターン)。

 好天で陽射しを心配していたが、木陰があって救われた。日陰を走っているときには呼吸も楽だった。途中に長いトンネルがあってその中はひんやりして往復ともに回復できた。特に往路では上りきった直後だったので、嬉しかった。

 給水は取らずにペットボトルの水で凌いだ。コップからの水を走りなが飲むのが下手だから。それでも、帰りの上りで心が折れて歩きながら飲まなければならなかった。このときは30mくらい歩いたことを申告する。

 木立のせいか、ルートが谷間なせいか、GPSの精度が低く、異常に距離が長く記録された。数キロごとに距離が表示されていたが、ドンドンと距離の差が広がるのがわかった。なので、STRAVAのアナウンスが全然信頼できなくなって、どれくらいのペースで走れているのか分からなかった。なので、走っている最中に2時間切りは諦めていた。とりあえず、心肺と足の調子と相談しながら、ベストを尽くすという感じだった。

 往路で辛かった最初の上りは当然復路では下りなので足が許す限界ギリギリの速度で下った。Reebok Zprint 3D の厚めのヒールがこの時に役に立ったかもしれない。重心が下がってヒールから着地してしまっても速度が落ちずにスムーズに前に重心を持っていけたような気がする。下りきってからゴールまでの500mは弱い上りで心肺と足の両方に負荷がかかってきつかった。ラストスパートする余裕はなかったが、ペースを落とすことなくゴールできたのは、長い下りで心肺系を回復できたからだろう。

参加賞のバッグと完走証
ハーフ560/1114、ハーフ男子50才以上186/395(DNSとDNFは考慮せず)
 完走証を見たら 1時間59分56秒!

 筋肉が痙攣することもなく膝も痛まなかった。が、腰がきつかった。走っている最中から腰の筋肉が疲れて姿勢を保てなかった。アップダウンで前傾する時間が多かったからだろうか。今日一番きつかったのが腰だった。明日の朝になったら筋肉痛が出るかもしれないが、これを書いている時点では腰がだるいだけだが。

トレーニングログ 2017/06/02 3.3km 最終調整 悪天候の心配はない

天気予報 雨の心配はないが気温が不安。20度以上は間違いなさそう。

 5月のハーフマラソンは標高が高く天気予報で示される神戸市内の気温よりかなり低かった。また木陰が多く体感上もそれほどキツくなかった(気温的には)。

 しかし、多々良木湖ダムマラソンはそうはいかないはずだ。開催される会場の標高は100mもない。コースは田舎の自動車通行用舗装路で日陰はない(衛星写真で見ても路面がはっきり見える)。

多々良木湖ダムコース図

 入りの1.5kmの上りがどれくらいのものか分からない。標高差は80mくらいのようだが、調子が出る前にいきなり登るのは厳しいはずだ。ここで足に疲れが溜まってしまうとペースアップはおろか完走も危うくなる。

 今日は最終調整のみ。ペース走でいきなりの上りでくじけないよう上りから入り、終盤で陸橋を上った。