ランニングは体に良いのか、悪いのかWIRED.jp

 世の常識を疑ってみるのは大事だ。だからといって、出ていない結論をもってきて「被害をもたらすことが、研究によりわかった。」は言い過ぎ。この表題を見ると「ランニングしないことが体にいい」とも取れる。ランニングする人としない人を比べてランニングをする人が有意に健康に害を被っているかのような印象になる。恐らく、そういう効果を狙って書いたのだろう。

 ところが、記事は「過ぎたるは及ばざるが如し」と書いているだけ。「一般的なランナーは、走らない人と比べて寿命が長いという大きな恩恵を享受していることもデータは示している」とある。表題の与える印象と正反対だ。

 重要なのは時速12kmという速度を基準に使っているのは疑問を持つ。同じ速度でも人によって負荷は大きく異なる。自慢じゃないが、自分は時速12kmで走り続けることはできない。それに対して、時速12kmでLSDをする人もいる。心臓へのダメージは速度ではなく心拍数で測るべきだろう。自分としては、「心拍数が80%以上の運動を週10時間以上行う」といった指標を示してもらえるのが一番だ。

 後、反論として言及されていることではあるが、時速12kmで週30-40kmトレーニングするようなランナーは健康や楽しみのために走るのではなく競技者が多いのではないか。彼らは調子が悪くても無理してトレーニングを続ける事も多いし、競技能力を上げるために追い込んだトレーニングも厭わないだろう。100%まで追い込むようなインターバルトレーニングが身体にいいはずがない。そんな競技者のダメージを恐れて運動しないのは無意味だ。

 Wired を読んでいるようなピザデブが運動しない言い訳に使えるかもしれないが(中を読めばそうではないことがちゃんと書いてあるがピザデブはきっと読まないだろうw)。

ランニングは体に良いのか、悪いのか:研究結果|WIRED.jp
1週間に30〜40km以上を時速12km以上で走ることは、健康を害し寿命を縮めて、心筋梗塞のリスクを高め、運動不足に陥っている人に起こるのと同じような被害をもたらすことが、研究によりわかった。

TEXT BY MICHELA DELL’AMICO
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI

ある一定の年齢以降は、たくさんの距離(1週間に30-40km以上)を速いスピード(時速12km以上)で走ることは、健康を害し、寿命を縮めて、心筋梗塞のリスクを高め、運動不足に陥っている人に起こるのと同じような被害をもたらす< ようになる。 これは、『ブリティッシュメディカルジャーナル』に掲載され、『ウォールストリートジャーナル』で報じられた2つの研究から浮かび上がったことだ。そのうちひとつは30年にもおよぶ研究である。データははっきりと述べている。スポーツをしても、速すぎるスピードで、長すぎる距離を何年にもわたって走っていると、心臓を損ない、寿命を縮めると。
いままで、身体トレーニングにおける心臓のリスクはほとんど競技中の死亡率によってのみ評価されてきた。マラソンランナーにとって、この確率は10万分の1だった。怖がるほどの数字ではない。というのも、一般的なランナーは、走らない人と比べて寿命が長いという大きな恩恵を享受していることもデータは示しているからだ。しかし、1週間のトレーニングを評価して、トレーニングの強度を区別することができる研究が欠けていた。
続きを読む ランニングは体に良いのか、悪いのかWIRED.jp

ラン&ライドな一日(府道522)

 天気予報では「午前中は雨で午後遅くから晴れる」とあったので昼間の運動は諦めていた。が、10時くらいから青空が広がってきた。

 11時くらいにジョグに出た。フォームに試行錯誤しながら6km(合計8.5kmくらい)走った。スウェットの上下で行ったのだが完全に失敗。暑くて心拍が上がってしまった。時速8kmくらいで心拍が160bpmを超えてしまった・・・フォームはもうどうすればいいのか見失ってしまった。

20160417-SUUNTO-run

 帰って食事、シャワー、洗濯、掃除をしたら14時。そこから1時間程度昼寝してしまった。

 15時くらいに起きだしてバイク。昨日行った府道709号線と並行する府道があることをwazeで見つけて興味を持った。距離も短そうなので、405ででかけた。距離も短く斜度も709号線に比べて緩いのでロードでも登れそうだ。が、昨日からの風のせいか、道路に枯れ枝が積もっていて、別の意味でロードでは辛いかもしれない。

 見晴らしが良い場所があって、このルートはお気に入りになりそうだ。途中、スーパーに寄ったから1時間40分くらいかかっているが、買い物をしなければ1時間15分くらいのルートになる。

 20160417-SUUNTO-bike

トレーニングログ 2016/4/11~

4/11(Mon)
 朝、昨日の膝の痛みはかなり引いていた。

 出張で運動不足だったので軽く動きたかったが、寒かったので外に出たくなかったしローラーは流石に危険か気がするので完全休養日とした。

4/12(Tue)
 VFF Bikila LS が届いたので試しに3kmくらいウォーキング。
 平坦路から公園の半舗装、芝生(雑草だが)、石畳、土などを歩いてみた。足裏で路面を感じながら歩くのは楽しかった。
 ウォーキングでは膝の痛みはなかった。Bikila を履いて歩くことによる負担も感じなかった。
4/13(Wed)
 天気が悪かったので、膝の様子を見ながらローラーを30分。負荷を上げると膝が痛くなりそうだったので、心拍を十分に上げられなかった。

 膝の痛みはなかった。

 とりあえず、男性用の25.4cmの VFF Komomdo sports を発注した。安物買いの銭失いだと思うかもしれないが、3足買っても日本のショップで買うより安いので痛くない。小さいシューズは娘にやるかオークションで処分する。運動しないのならそれほど痛くないので、通勤のみに使ってもいいし。男性用の 7 が履けると選択肢が大きく広がる。色使いも違うし。

 ジョギング用のモデルとそれより厚いモデルが欲しくなった。秋ごろまで履いてみて調子が良ければ冬用のシューズも欲しい。

4/14(Thu)
 会社までの往復に Bikila を使ってみた。急いで履いたせいか、左の薬指が痛かった。ワンサイズ小さいかなぁ・・・

 夜、食料を買いに自転車で少し遠いスーパーまで行った。日曜日以来の自転車だが特に違和感はなかった。が、やはり長距離は怖い。

 帰ってから Bikila を履いてウォーク・ジョグ(昨日の雨でジョギングシューズが濡れてまだ乾いていなかったためだ)。ウォームアップとクールダウンを各1kmくらい、ジョグは1.5kmくらい。公園と歩道をゆっくり走った。まだ、ジョギングシューズと同じ距離を走るのは怖い。

 大体、全然ジョギングすらマトモに出来ないのだから、シューズやフォームにこだわるより、初心者用ジョギシューで距離を伸ばすべきかもしれない・・・そこは、ほら・・・ヲタクだから(^^;

4/15(Fri)
20160415 ジョギシューを履いて走った。少しペースを上げてみたら心拍が140台・・・フォームにも迷いまくりでどうやって足を出していいのか分からない。最近、歩くのも下手になってどうしたらいいやら・・・

 VFFで走りこみたい。

4/16(Sat)
府道709号線
4/17(Sun)
ラン&ライドな一日(府道522)

ビブラム ファイブ・フィンガーズ(VFF) Bikila LS first impression

※専門家の面白いレビューが youtube に上がっているので、興味がある方はそちらをどうぞ。 “VFF Bikila LS”でYoutubeを検索

VFF bikla LS over Bikila LS の Bikila はマラソンランナーのアベベ・ビキラからとっているのだろう。LSは靴紐モデルを示す略称(他のモデルも共通で LS と付いているものは紐モデル。この名前が付いているということは当然ウォーキング・ランニング用と考えていいのだろう。発売は 2011 年で現行のラインナップではないようだ。だから安かったのかもしれない。

 黒を選んだのは、会社で履きたいから。職場ではスニーカーでも構わない(現場に行く時には安全靴が必須)。色も自由だが、黒いものを扱っているので、明るい色の靴をはくとすぐに薄汚れたようになってしまう。それが目立たないように黒にしただけ。ぱっとみ五本指に見えないのも、めんどくさいやり取りを避けるための知恵といえる(^^;

sole Youtube のレビュー動画にもあるように、舗装路を走るのに適したモデルで、裸足感覚優先モデルより少し厚くて硬いソールが使われているらしい。それでも普通のスニーカーとは比べ物にならないくらい薄く柔らかい。


model サイズは実測値を元に女性用 US8(24.5cm)を選んだが、ワンサイズ上の女性用US8.5か男性用US7のほうが良かったかもしれない。裸足で履くのには問題はないが、靴下を履くと指が締め付けられる感じがする。


weight 重量は女性用US8で140gとアシックスの初心者用ジョギング・シューズ25.5cmの半分以下だ。履いてみても軽さを実感する。靴を履いて足を振ると靴の重さを実感するが、VFF Bikila は重量を感じない。重量が半分以下なのだから軽く感じるのは当然だが、それ以上に差を感じる(気がする)。同じ重さのものでも、身体から離れた位置で持つのと密着するのとでは体感重量が変わるが、それと同じ効果だと思う。イメージで表すと、浅い靴下の底を厚くしたような感じだ。



leg 初めて外に出た時には靴下のまま外に出るような違和感があった。裸足ほど直接的ではないが、路面の状況が足裏に伝わってくる。様々な路面を探して歩きたくなるという面白い経験だった。VFF は靴ではなく靴下にソールを貼ったものなのかもしれない。

 ソールが柔らかいことによる面白い効果を体感できた。これはジョギング・シューズを履いた時に薄々感じていたデメリットの裏返しだ。これについては、後でまとめたい。

荷物受け取り (VFF bikila LS, etc)

25783827864_dd7ccae44d_z 先週から溜まっていた荷物を転送先の郵便局に受け取りに行った。会社から1.2kmくらい離れているが昼休みの運動にちょうどいい。今日は晴天で気持ちよかった。

夏用グローブ($8.53)
25783853954_5bf57150bb_z品質は普通。というか、夏用のグローブはどこのを買っても大差はない(自分調べ)。
 人差指と中指、薬指と小指の間にループがあるのは嬉しい。
700c用チューブ2本セット($8.42)
26296335952_3a9e57eee8_z何の変哲もない普通のチューブ。見た目だけでは品質は分からない。MTB や bianch minivelo 8 に入っていたようなゴミでないことを祈るのみ。予備の予備なので本番投入はかなり先。
自転車用ヘルメット($22.72)
26322467501_59ce0e5b1f_zマウンテンバイクで使うために購入。でかくてフィット感がイマイチ。調節機能でぐらつかないようにはできるが、違和感が残る。頭が大きくて普通のサイズが入らないような人にはぴったりかもしれない。< br/> ”Giro”と”LiveSTRONG” というロゴが入っていた。これはあかんやつ。GIROの製品なら必ず入っている保証書や取扱説明書もない。ヘルメット内部にあるはずのメーカーのステッカーもない。 LiveSTRONGへのライセンス料も払っていないだろう。< br/> 日本やアメリカの正規品のショップでは売れないはずだ。

 夜には、昨日不在票が入っていた荷物を再配達で受け取った。

Vibram five fingers Bikilla LS($38.12)
26362808956_810d41936a_z VFFに興味を持つに至った経緯は前に書いた。Aliexpress のページには全くメーカー名もモデル名も書かれていないので、よく似た商品が送られてくるのかと恐れていた。また、モデル名も送らてきて初めて分かった。
 Unboxing 送料を安く上げるためだろう、箱には入っておらず、全く空間がないようにギュウギュウ詰めで送られてきた。送料無料だしこの靴はぺっちゃんこにしてもいいものなので文句はない。
おまけのソックス。指が色違いでカワイイ(^^)
おまけのソックス。指が色違いでカワイイ(^^)
 型くずれしないように詰め物が入っているのかと思ったら、五本指ソックスが入っていた。ちょっと嬉しいおまけだった。

 VFF については別にエントリを起こす。

トレーニングログ 2016/4/4~

 45分間ローラー

 SUUNTO ログ

よく見ると”0 Moves stored" と書いてある・・・だったら正常終了すんなよ・・・
よく見ると”0 Moves stored” と書いてある・・・だったら正常終了すんなよ・・・
 fitbit charge HR によると53分約6km。ウォームアップとクールダウンの歩きを含む。

 SUUNTO T6 を付けていたが終盤まで心拍が取れず、持ち帰ってアップロードしてもサイトに反映されない。ログが残っていればこちらのほうが距離や速度は正確なはずだが・・・

 心拍センサーの電池を変えても改善しない。

 荷物受け取りを兼ねて1時間(荷物受け取り、スーパー含む)

 SUUNTO T6 の調子が相変わらず悪い。T6の電池を交換しても改善せず。相変わらずサイトへのアップロードもできない。というか、アプリは正常に起動しサイトへのアップロードも完了したというメッセージが出るのにサイトに表示されない。

 サイトのリニューアルで更新が止まってるのか?だとしたらそう知らせるべきだろう。もっとシリアスにトレーニングしている人なら切れるところだ。まあもう、movescount ユーザがほとんどいなくて、サイトが止まってても炎上したりしないのかもしれないが・・・

これが原因か?
これが原因か?

 fitbit charge HR の精度が高ければ自転車以外は fitbit charge HR だけでいいんだがなぁ・・・ハードの限界はどうしようもないし・・・Pulsense P600 は付けたくないようなデザインだし・・・

 雨が降っていたのでローラーを1時間。今日は SUUNTO T6 の調子がよく、最初から正確に心拍が取れていた。体調もよくマフェトン理論に沿って1時間回すことが出来た。

 iPhone 4S に panobike を入れてケイデンス計として使ってみた。6の液晶の大きさは全く要らない。が、panobike はアプリ内にデータを保存するだけなので、4S で取ったログと 6 で取ったをマージすることができない・・・

 すべてのアプリが Apple のヘルスキットに対応してくれればいいのになぁ。

 fitbit log 久しぶりに晴れたので、ゆっくり走った。

 今日はSUUNTO T6 の調子もよくはじめから心拍を見ながら走ることが出来ます。movescount へのアップロードは相変わらず出来ない。Twitterで質問したがダメ元な感じだ。

 自宅に帰ったので、ロード。明日、社宅にロードで帰るつもりなので軽く30kmルート。

 家についてダメ元でMovescountにアップロードしたら普通にアップロードできた(-_-)
20160409-HR

 自宅から社宅までロードできた。75kmだがほとんど休まずに来たにもかかわらず4時間近くかかった。

 60km付近から空腹感に襲われた。途中全く腹が減らなかったので補給をしなかったのが失敗だった。

 リュックサックを背負っていたせいか肩が凝った。そして、腕がだるくてだるくてハンドルに伸ばすのが辛かった。今日一番つらかったのがこれ。

 後、花粉なのか黄砂なのかは分からないが、目がしょぼしょぼして鬱陶しかった。アイウェアをしていれば防げたのだが、メガネだったのでどうしようもない・・・コンタクトをしようかと思ったがめんどくさかった。ちゃんとしたアイウェアを欲しいが、結局視力矯正が必要なのがネックになってしまう。

 さらに、終盤で右膝が痛み始めた。走っている間はそれほどでもなかったが、社宅についてBCAAとプロテインを飲み、シャワーを浴びて椅子に座って一服して、立ち上がろうとしたら激痛。その後、食料を買い出しに行こうとマウンテンバイクに乗ったらマトモに漕げないくらいだった。降りて歩くとほとんど痛まない。

 痛むのは立ち上がるときと、段差を降りるとき、ペダルを回すときだけだ。当分自転車は乗れないかも・・・歩くのは大丈夫だからウォーキングはできるかな・・・一気にトレーニングのレベルを下げなければならなくなった・・・

社宅のwindows10でMoveslinkを再インストールしたら正常にアップロードできるようになった。

20160410-HR

鳥の胸肉を買ってオーブンで焼いていたのに、持ってくるのを忘れていた・・・実に痛い。二日分の夕食だったのに・・・

デジタルヲタクのジョギング再開と Vibram five fingers

 暖かくなってきたので、ジョギングを開始した。5年くらい前に試みたことが有ったが、交通事故を口実にやめてしまった。自転車は再開したのにジョギングは再開しなかったので、事故は止めるきっかけでしかないと自分でも思う。走っても楽しくないし辛いだけだったからだ。

 先日、ウォーキングでは身体が温まらないので、ゆっくりと走ってみた。足を前に出さず蹴り上げないよう、T6 で心拍が 140bpm を超えないように意識した。すると、以前よりずっと楽に続けられた。自宅は山間部なので、周辺に平地はほとんどない。登るか下るかしかない。しかも自宅は山の上の方なので、帰りには嫌でも急坂を登らなければならない。更に、都会とは言い難いが自動車の往来はコンスタントに有るので信号も多い。とても心拍を140bpm未満に保って走ることはできない。初心者で自分のペースもフォームも掴めてないのでアップダウンや信号のあるルートで負荷をコントロールすることなどできなかった。そしてすぐに消耗した。これがジョギングを楽しめなかった原因だと思う。

 社宅の周辺は平坦な場所が多い。また、大きな公園もある。更に、田舎なので信号無しで10km以上の一筆書きのルートを作ることも可能だ。周回が嫌いでなければ公園だけでも一周数百メートルのルートが作れる。ランナーにとっては願ってもない環境といえる。

 真冬は夜に外を走ることは考えられず、室内でローラーを回したが、気温が上がるとローラーは辛い。かといって、近場を自転車で走ってもトレーニングにはならない。負荷が低すぎるか高すぎるかで心拍を維持するのは、田舎とはいえ、難しい。

 こうなるとウェブで効率のよい方法を探るのがヲタク。ジョギングについていろんなサイトを見て回ってるうちに興味深い考え方に出会った。それがベアフット・ランニングだ。5年以上も前に話題になっていたらしいが、ランニングについてのアンテナを立てていなかったので全然知らなかった。かろうじて5本指のシューズが話題になっていたことを覚えている程度だった。

 普通、ジョギングをする際には、特に初心者はクッション性の高いジョギングシューズを勧められる。足や膝を衝撃から守るためだ。ベアフット・ランニングでは衝撃から守るのではなく衝撃を受けない走り方を身につけることを推奨する(らしい)。そして、裸足や衝撃吸収性の低いシューズで走る(歩く)ことでそれを身につけようという考え方らしい(外してるかもしれないので、気になる方は・・・とかを参照)。

 自分が興味を持ったのは、厚いソールのシューズを止めることで足回りの筋肉や骨を鍛えるという考え方だ。

 足が多数の骨と筋肉でできた精密な器官だということは昔から知っていた。これについて異論を唱える人はいないだろう。人類が二足歩行をするようになる段階で安定をとるために発達させたものだろう。人は歩く時に常に足の筋肉を使ってバランスをとっている。目をつぶって片足立ちをしてみると足裏でバランスを取る感覚が良く分かる。

 つまり、歩くことはこの能力を常に使うということだ。筋肉だけではなく、衝撃をうける骨も常に刺激を受ける。刺激を受けた骨や筋肉を発達させ使わなければ衰えるというのが人体の基本的な適応能力だ。不要な器官を弱くするのは退化だと思うかもしれないがそうではない。最適化でもある。不要な筋肉はエネルギーを無駄に消費するし重量にもなる。今のような飽食の時代は人類が生きてきた期間の最近だけだ(今でも飢えに面している人はいるがここでは取り上げない)。

 自転車でのトレーニングにはバランスを取ったり地面を蹴ったり、衝撃を受け止めたりするという刺激がない。なぜか。

 自転車が肩代わりしてくれるからだ。足で重心をコントロールしなくても自転車のジオメトリーでバランスは保たれる。進んでいる限り転ける心配はない。ショックはタイヤとホイール、フレーム、サドル、ハンドル、ペダルで分散して受け止める。スピードが速いことと進み方の違いで自転車のほうが路面からの衝撃は大きいが、少なくとも足で受け止めることはない。

 だから、1時間も歩けば足が痛くなる自分でも自転車に乗っている限り足が疲れることはない。その代わりに足がつることは多い。足の指や筋肉が動かない状態で力をつかっているからだろう。自転車用のシューズは底に板が入っていて曲がらないので歩くときのように足を動かすことは、したくてもできない。疲れが溜まったと感じても、動かしてほぐすこともできない。

 自転車に乗っていると心肺系や体幹筋は鍛えられる気がする。自転車に乗りたての頃には駅から自宅までの8km程度の距離を走っただけで腰がだるくなったが、今は半日走っても腰がだるくなることはない。心肺系も、以前は徒歩でも120bpmに上げられたが今は100bpmを超えることは難しくなった。

 ウォーキングをしても、身体が疲れる前に足が痛くなってしまう。なので、昨年からウォーキングの機会を増やした。有馬温泉ルートで8km程度は余裕で歩けるようになってきたが、10kmを超えると足の甲辺りに疲れが溜まって痛くなる。舗装の継ぎ目や歩道と車道の段差が辛くなる。

 このままジョギングシューズでジョギングをしても足を鍛えることは可能だろうし、ひょっとしたらそのほうが安全かもしれない。が、ヲタクの悪い癖で、効率を求めてしまう。同じ時間でより高い効果を得るための努力を惜しまないのが天邪鬼。特に、人と違うことをすることが大好きな自分だからベアフット・ランニングというか Five fingers に強く惹かれた。

 指が分かれたジョギングシューズがあることは知っていたが、ジョギングやランニングが大嫌いだったので、「そんなもんもあるねんな」といった程度だった。

 調べてみたら、山靴のソールで有名な Vibram が提唱しているらしかった。そして、2010年ごろから一部でブームになり、2013年にアメリカで、広告表現について集団訴訟を起こされ、事実上負けを認める形で和解(解決金を払うことを認めたので、原告の主張を認めたのと同じだろう)、一気に下火になり、現在に至る。ということらしかった。

 一時期は Nike や Adidas でも出していたが、今は見当たらない。恐らく、訴訟による悪評で印象が悪化して売上が落ちたのか、訴訟に巻き込まれるのを恐れて撤退したのかだろう。ただ、この足を守り過ぎないシューズという考え方を踏襲したシューズは今でも残っていて「ミニマルシューズ」と呼ばれているらしい。これは普通のランニングシューズに見えるが、ソールの構造や厚さが裸足に近いものらしい。

 で、この訴訟で批判された内容自体は妥当なもので、Vibram社がやっていた広告を自分が見ていたら眉に唾をつけて見ていたことだろう。だが、自分が求めているのはそこで訴えられていたことではない。

 とりあえず、ウソかマコトか試してみたくて、amazonを検索。が、サイズがない。自分が履けそうなサイズは一足もなかった。普通のジョギングシューズなら小さすぎなければ紐で固定すればなんとかなる。今履いているのもよく考えると大きすぎる気がするが、大して困っていない。

 それに対して、Vibram five fingers は許容範囲が狭いと思われる。できれば実物を履いて選びたいところだ。が、Vibram five fingers を扱っている店がない。近くに無いという意味ではなく、関西地方には Vibram のショップはない。こんなに高いシューズを試さずに通販で買うのは怖い。

aliexpress VFF そこで、アリババを思い出した。

 Vibram five fingers とは書いていないがよく似た形状の靴が見つかった。価格も安い。これならサイズを失敗して2足買ったとしても日本の Amazon で一足の Vibram five fingers より安い。

 アリババの6周年記念セールを利用して発注した(イマココ)。

from 新瑞橋 to なんであのときcafe walking log

20160403-cherry-01

20160403-cherry-02

flyer-

20160403-call

20160403-first-Latte

 なんであのときcafeのオープニングイベントで小旅行だったので、運動不足になるかと思いきや、予想外に歩いた。

 社宅から最寄りの駅まで2.5kmくらい歩く。駅から目的を往復したり宿泊施設に行くのも当然徒歩。ボタンの押し忘れのせいで運動ログとして残っていないウォークも多かったが、余裕で fitbit の目標を達成していた。

 日曜日の午前1時頃にカプセルホテルに到着。しかし、ここで痛恨のミスに気付いた。ACアダプターと充電ケーブルを忘れていたのだ。Timbuk2のMサイズのメッセンジャーで荷造りをしたが、空間が多いのでSサイズのものに代えた。この時にケーブルを入れ忘れ、朝入れようと思っていたACアダプターは完全に失念していた。

 iPhoneの電池が切れるとピンチだ。必要最小限の移動はできるが活動の自由度が大幅に制限される。距離感が分からないので寄り道できなくなる。帰りの電車も行き当たりばったりになって時間が掛かる可能性が大きい(新幹線はいいが、山陰線が問題となる)。

 日曜日は午前中の予定が無かったので、朝、カプセルホテルのロッカーで聞いた雑談で話題となっていた花見ポイントに行ってみた。泊まっていた金山から新瑞橋(あらたまばし)駅まで地下鉄。駅の地図を見たら近くにイオンモールとEDIONがあった。EDION の開店まで時間があったのでイオンモールの食品売り場でチーズとトマトジュースの朝食を取り時間調整。10時にEDIONでライトニングケーブルを購入してモバイルバッテリーで充電できるようになった。

歩行ルート そこからは人の波に乗って川沿いを北上。

 ウォークラリーイベントのビブを着た人たちや、家族連れ、外国人観光客などでかなりごった返していたが、夙川のような屋台はなく、酔っぱらいの花見風景というのは見なかった。川原にブルーシートを広げるような場所もないので、酔っぱらいも発生しにくいのかもしれない。単に午前中の速い時間帯だったせいかもしれないが。

 途中、公園のベンチで休憩がてら時間調整(なんであのときcafeの開店時刻は14時)したが、結局13時頃には店に入った。

 その後、16時ごろまでカフェにいて、ウェットティッシュ配りを手伝ったり、カフェラテを飲んだりして帰った。

 京都駅での待ち時間が30分近くあり、電車の乗車時間も2時間近かったが、座れたのでそれほどは消耗せずに済んだ。20時過ぎに社宅に到着。充実した週末も終わった。

単身赴任オヤジの活動ログ

月曜日

 日曜日にロード2時間とジョグ約1時間したので休みをとってみた。特に調子が悪かったり疲れが溜まったりはしていない。

火曜日

 火曜日。家に帰るのが遅かった(といっても7時半くらいだが)ので、ジョグにするかローラーにするか迷ったが、昼間脳内でシミュレートしたルートを通ってみたくてジョグにした。真冬だとローラーがいいが、外を走る(歩く)のは刺激があって楽しい。

 今日は、ウォームアップとクールダウンのウォークを含んで約8km。ジョグは5kmくらいだろうか。これくらいの距離になると、帰ってから少しだるい。自転車で2時間くらい走った感じだ。

 Aliexpress でシューズを発注。今日から6周年記念セールなので待っていたのだ(^^;

水曜日

 倦怠感はないが足の所々に疲れが残っている。関節は普段通り(時々痛む)。

 帰宅時刻は昨日と同じくらいだったが、宅配の荷物をコンビニに受け取りに行かなければならないこととサラダがなくなっていたので、自転車で買い物ツアー。自転車でも寒くなくて快適だったが、荷物を背負っていてはトレーニングになるような走りは難しい。

 ストレスフルな業務に忙殺されているので炭水化物解禁。というか、缶コーヒーとスティックコーヒーを放り込んで頭を回す。

 Aliexpress で買い物のステータスを見ていたら、欲しかったものを思い出して発注。PCでカートに入れ、アプリで発注確定する。アプリから発注するだけで10%以上割り引かれる。

 Aliexpress は日本のamazonをはるかに上回る混沌だ。ちゃんとしたインターナショナルブランドの品はそれなりの価格になっている。ブランドの信頼性に金を払うか、ダメ元で安いのにするか、一種のギャンブルだ。

木曜日

 卵と牛乳が切れていたので、遠回り買い物ルートを走ってみた。SUUNTO T6 の心拍表示がおかしくてペースが掴めなかった。どう考えても 150bpm もないような体感なのに 160bpm とかが表示された。ログを見たら途中から正常になっていた。電池が少しでも弱くなると正常に心拍を拾えなくなるのか・・・100円ショップの2個百円の電池の限界か。

 スーパーに寄ってからも少しくらいはジョギングするつもりでいたが、卵と1リットルの牛乳をレジ袋でぶら下げてジョギングできるほどの技術も体力も自分にはなかった(^^; 

金曜日

 天気が悪くて雨模様だったので久しぶりにローラーを一時間。

 しかし、SUUNTO T6 がおかしな心拍数を出してきたのでマフェトン理論に沿ったトレーニングになったのかどうか分からない。PanoBike を見ながらケイデンスを70rpmで固定し、ギアとトレーナーの強度で負荷を調整してそれらしい心拍で回すしか無かった。こんなときに fitbit charge HR はすごく低い数字を出してくるので、全く使いものにならない・・・

 それはともかく、ローラー1時間(開始15分はウォームアップ、終了前15分はクールダウン)の負荷は結構大きい。休めないという点ではジョギングと変わらないが、もっと足の筋肉を使っている感じがする。同じ時間外で自転車に乗るよりはるかにトレーニング効果は高い。が、そろそろ扇風機を買わなければならなさそうだ。

総括

 今週はストレスフルかつタイトな業務があって消耗した。そんな中で暇つぶしみたいなミーティングを何本も入れられてうんざり。ついつい缶コーヒーやスティックカフェオレに手が伸びてしまった・・・

Weekend journey 

 二週間ぶりに自宅に帰った。車がないのでバスで往復。

土曜日:
・04:00 スカイプミーティングから値落ち入眠
・06:50 起床
・07:51 バス乗車(実際には 8:15)
・09:30 自宅到着
・10:30 娘の bianch mini velo 8 のパンク修理

 2月に帰った時に気づいていたが、娘は寒い間はカブで通っているし、寒い中でパンク修理をするのは辛いので放置していた。

 チューブを出してみたら、何かを踏んだのではなくチューブが裂けていた。ゴムが劣化して破れた感じだ。そういえば、後輪のチューブもバルブの付け根付近が劣化したように破れていて交換した(ミッションは果てしなく、ストレスは限りない)。今回のチューブも最初から入っていたKENDAだった。初期不良品みたいなものだ。前回後輪のパンクを修理した時に買っておいたSCHWALBEのチューブに交換した。

 小径タイヤだからかこのタイヤだからか分からないが、はめるのに苦労した。はめるだけで10分以上かかった。前に一本無駄にしたので、慎重に作業したこともあるが、ビードが硬いことも大きい。径が短くて遊びが少ないからだろうか。

 KENDAのタイヤはすり減っていない割にサイド部分の痛みが激しい。夏頃にはタイヤを換えたほうがいいかもしれない。

・11:30 テストライドを兼ねてアウトレット(片道10km)

 柄にもなくアウトレットに行ったのは、スポーツシューズを見たかったから。前に行った時にadidasで五本指シューズを売っていたような記憶があったから。

 にわかにジョギング熱に罹り、五本指シューズに興味を持ったのだ。これについては別に書くが、目的のシューズはどこにも無かった。代わりにadidasでコンプレッションTシャツと短パンを買ってきた。コンプレッションTは2400円、短パンは1100円だった。ユニクロより安い。そして、Tシャツはピッタリしているのに裾も袖も十分な長さだ(XS)。

・16:00 有馬温泉までジョグ(トータル8km)

 ウォーキングで歩いているルートの半分くらいをゆっくり走ってみた。有馬温泉近辺は平地がないので心拍を安定させて走ることは難しい。というより、自分には無理。上りではすぐに150bpmを超えてしまう。

 また、自宅が坂の上なのでどこから帰っても最後に登らなければならず、クールダウンにならないのもだるい。家の近くを15分も往復してられないし・・・

 そういう意味で、社宅の近辺は最高のコンディションだ。平地で信号なしで5kmくらいのルートを設定できる。(これがジョギングを再開しようという気持ちを起こさせた)

・–:– 娘の荷物受け取りミッション完了
・–:–

 

日曜日
・08:30 起床
・09:45 神戸市北区30km

 今日は、ロードで出発。夕方までにしたいことがあったので30kmルート。

 今日の気温は自転車に走るのにちょうどいい程度。134bpmでも汗ばまない程度で快適だった。汗を掻いていないのではなく発汗と乾燥がバランスしているということ。ベースレイヤーは汗を吸っていた。ローラーだったら汗だくになる運動量でも外で風に当たれば快適でいられる。

・–:– 食料品買い出し、娘の夕食準備。自分の夕食準備

 自宅にはガスオーブンレンジがあるので、胸肉を買ってきてオーブンで焼いた。社宅に持って行って夕食にするためだ。

 電子レンジやフライパンではオーブンで焼いた感じは出せない。オーブンがあれば毎日これでもいいくらいだwww

 娘には豚汁を作っておいてやった。一回作れば二日は食べられるから。

・17:30 出発
・18:00 バス(18:20)

 家を出ようとしたら強い雨。雨の中を荷物を持って傘を指して30分歩くのは疲れる・・・かといって、タクシーを呼ぶような距離でもない・・・

 バスは約20分遅れで到着。安定の遅延だが、自分の目的の停留所には10分遅れ程度で到着した。

・19:15 到着
・19:45 ジョグ

 社宅近辺は晴れていたので、食事を摂る前に4km程度ジョギングした。

 フォームとかよくわからないので試行錯誤だ。とにかく、SUUNTO T6 をしょっちゅうチェックしながら心拍が必要以上に上がらないように、たとえ楽に感じていても、ペースを調整して走る。少しゆっくり走るという感じが分かってきた気がする。

 先週、初めて走ってみた時には筋肉痛になったが、その時以上の距離を走っても(といっても、歩きに近いスピードだが)筋肉痛にならなくなった。

・–:– Windows shopping & wazing

 Amazonで定期購入を試してみた。昼食には・・・のシリーズを食べている。近くのスーパーでAmazonより安いところがあって、数ヶ月間定期的に買っていたのだが、その棚の在庫がなくなってから補充がされなくなった。多分その棚の大半を自分が買ったのだと思うが、売れ行きが良くて売り切れたという感じでもなかったので、店としては仕入れようと思わないのだろう。

 その店はディスカウントスーパーなので、売れゆきの良いものを大量に安く仕入れるはずだ。だから、自分一人がほそぼそと棚にある在庫を買い尽くすというペースでは次の仕入れにつながらないのだろう。また、チェーン店なので他の店舗での売れ行きも影響しているのかもしれない。

 しかたがないので、Amazonに発注してみた。消費量は決まっているので出勤日で計算して発注してみた。

15分くらいからジョグ開始したが、心拍センサーがミスっている。
15分くらいからジョグ開始したが、心拍センサーがミスっている。