トレーニングログ にしのみや甲子園ハーフマラソン2017 1:49:24(garmin)

移動・スタート前

 6時15分に起床し朝食。スパ王たらこスパを加熱している間にテーピングし着替えを済ませた。たらこスパと切れてるロールケーキを一切れ食べ、歯を磨いたらすることがなくなった。7時過ぎに家を出て7時27分の電車に乗るつもりだったが、30分近くもダラダラしていてもしょうがないので6時40分に家を出た。かなり気温が低く、駅についてからも5分程度駐車場で時間調整をするくらいだった。

 JR宝塚駅で阪急に乗り換えたがまだランナーらしき姿は無かった。西宮北口駅のコンコースにははっきりそれと分かるランナーが集まってきた。阪神間の阪急沿線の人がここで乗り換えるからだ。もう地図や案内図は不要だ。甲子園駅から受付までは200mくらいしかない。その広場のようになった通路の両脇にランナーたちが着替えたりゼッケンをつけたりしていた。受付は空いていてすぐにゼッケンをもらえた。が、どこで着替えたらいいのかわからない。というか、着替える必要はないが落ち着いていられる暖かい場所が欲しくて歩き回った。この時、偶然にトイレを見つけて済ませたのが後になって正解だったとわかった。とりあえず、日の当たる歩道端の斜面に腰掛けて時間調整をした。コンプレッションだけで行くというのはこの時点で決めたが、上着を脱いだら冷え切ってしまいそうだったからだ。

 9時15分にランニングの服装になって荷物を預けた。トイレに行っておこうかと思ったが長い列ができていたのでやめた。ここについた時に済ませて置いてよかった。少し日だまりで暖を取って9時半くらいにブロックに並んだ。寒かった。甲子園球場の影になっていたからだ。ポンチョを着ている人がいて羨ましかった。ポンチョは持ってきていたが預けたバッグの中だったのだ。この30分間がほんとに長かった。集合の管理がルーズでスタート直前になってもブロックに入れる雰囲気で、結構な人数が自分の前にも割り込んできた。これなら9時に現地に着いて、9時45分くらいにブロックに入れば十分だ。

レース

20171105_split time
距離が少し短いが、スタート地点が高架と甲子園球場に挟まれて空が見えないような場所だったからだろうか。
 10時丁度に号砲がなりスタート。自分の位置からでも1分くらいでスタートゲートをくぐれた。人口密度は高いが走りにくいほどではなかった。周囲のペースはハーフ2時間ちょうどくらいの人が多そうで、これまで走った大規模大会よりずっと速かったので、体が温まるまでは周囲の大きな流れに乗っていくことにした。序盤から武庫川河川敷に降りるまでは少し速めの人を見つけてその人が切り開いてくれる空間を狙っては前に出ることの繰り返しだった。

 河川敷に出たら人口密度が下がってきた。が、ムービングシケインが重なると後ろに人が溜まってしまった。その人達もそこそこのペースで走っているから力任せに抜くほどの速度差はつけにくく、なかなか前に出られないことがあった。

 武庫川の河川敷は踏み固められた土で走りにくかった。滑るほとではないが、砂が多いところでは空回りするような感があった。今日は Adidas Japan boost を履いていったが、Continental のラバーがガシッと路面に食いつくグリップが感じられなかった。自分の蹴り出しなんてたかが知れてるのでホイールスピンを起こすようなことはないが、グリップ感が無いのはしんどかった。

 折り返しを過ぎてからは下りで5km程度なのでペースを上げた。人口密度が下がり周囲のペースもほぼ同じくらいになったので、隙間を探したり後ろから迫る足音に気を配ったりする必要はなくなった。目立つウェアを着たお兄さんを勝手にペースメーカーにして走った。彼は5分15秒から20秒で一定したペースを刻んでいたから。自分が先行することもあったが、油断するとすぐに追いついて抜いていくのでちょうど良かった。心拍が160bpmを超えていることは分かっていたが、行けるところまで行こうとペースを落とさなかった。おかげで、ペースを落とさずにゴールまで辿り着くことができた。手元の GARMIN 630 読みで 1時間49分。PBを7分弱更新出来た。

 気温や、高低差の少なさでこれまで走った大会の中で最もコースの難易度が低い大会なので55分を着ることを目標にしていたが、50分まで切れたので満足。

補給

 受付を済ませてすぐに粉飴ジェルと切れてるロールケーキ一切れを食べ、9時に180kcalのエナジージェルを食べた。そして、スタート前5分くらいにアミノバイタル アミノショットを飲んだ。

 走り出してからは、ボランティアで何かを配ってくれている人からもらった何か。口に入れたらラムネだった。感謝!。

水分補給

  協賛のサンスポ主催のシリーズ(神戸ラブラン、芦屋さくらファンランなど)は給水でミネラルウォーターを配っていると知っていたので、VAAM water をボトルに入れて持っていった。こうすれば混んでいる給水ポイントでタイムロスしなくて済むし、自分の好きな時に水を飲めるから。

 混む給水ポイントで水を取らなくていいのは二つの効果がある。一つは水を取るのにロスする時間を節約できること。それと、ムービングパイロンをやり過ごしやすいことだ。給水ポイントでは人が道の端に集中するのでそのテーブルの逆側がガラ空きになる。スピードアップしなくても抜けるのだ。

 ただし、VAAM water にしたのは失敗だったかもしれない。走っている最中に飲むには味が濃すぎる。

ランニングログ

・GARMIN 630 のアドバンスド・ランニング・ダイナミクス:
にしのみや甲子園ハーフマラソン ランニングダイナミクス
 歩幅の平均が100cmを超えたのは初めてだ。上りがないのが大きいだろう。

 左右のバランスや、ピッチ、接地時間は今の自分の限界に近い数字が出ている。後半スピードに乗った時に良くなっているので、この方向で筋持久力とVO2maxを鍛えればいいのではないだろうか。

坊主頭で迎える休日

 明日のハーフマラソンに備えて今日は完全休養。

 11時位にBianchiの小径車で神戸三田プレミアムアウトレットに行った。KALDI で素焼きアーモンドを買って(これがメイン)、アウトレットに移動しているときに雨が降ってきた。

 AdidasとNikeに行って、Adidas で長袖の速乾Tシャツを買ってみた。1500円也。15度前後でドライコンプレッションでは寒いときにはこれ一枚でいいかなと思う。これ以下になったらコンプレッション+これでしのいで、それ以下になったらTESLAの冬用コンプレッションが使えると思う。

 ランニングを開始して二回目の冬だが、前シーズンは福知山マラソン以降一ヶ月くらいまともに走れなくて、12月からジムに行った。1月くらいになって足が回復してきた頃に大雪が降って道端にたまった雪が消えるのに一月くらいかかった。雪が消えてからもジムの筋トレが楽しく風呂が気持ちよかったので平日に外を走る気がせずに冬の寒い時期に外を走ることがなかった。なので、適当なウェアがあるのかないのかすらわからない状態なのだ。

 昨晩、娘に充電式バリカンで坊主にしてもらった。前のほうが薄くなってきていたのと、髪の質が細くなり、ランニングの度に頭を洗っている事もあって、パサパサになって寝癖が収まらなくなってうっとうしくなったから。それと、後頭部は髪の密度が変わっていないために後頭部だけ暑くて汗をかくということもあった。さらに、単身赴任先の近くに散髪屋が無いしQBhouseももちろん無いので、髪の毛を切りに行くのがめんどくさくてしょうがないというのもあって、最悪自分でできる坊主にしたのだ。

 長い髪から坊主にするのは難易度が高そうなので娘にやってもらった。以降は自分でやろうかともおもったが、帰宅したときにやってもらったらいいかと思ったりもしている。

 とにかく、洗髪が簡単になったし、うっとうしい後ろ髪もスッキリして涼しくなった。快適。見た目は知らん^^

fitbit charge 2 到着

fitbit charge 2 「なんで今さら」と思うかもしれないが、Apple watch series 3(LTE) は恐れていたとおり MVNO 運用できず、Android wear 2.0 の nano SIM スロットバージョンは日本では入手困難、GARMIN 630j はフィットネス・トラッカーとして使い物にならないということが判明。一方で、便利に使っていた Pebble 2 が使いものにならなくなってしまった。

 だから、2017年10月に fitbit charge 2 を買ったのだ。といっても、このタイミングで新品を買う意味もないので、eBay で中古品を落札した。この機種は人気機種らしく玉も多いが、落札者も多く正規の新品と比較してオークションでもあまり値段は下がっていなかった。機能的に charge 2 の上位に当たる Surge は$50程度で落札されているのに、charge 2 は$100前後が落札価格帯だった。何度か競り負けた後、buy it now で $99(+海外送料 $18) のものがあったので購入を決定した。

 箱に入っていなかったので安かったのかもしれないが本体と充電ケーブルさえあれば、自分には後は何もいらない。春に息子の charge 2 を使った経験があるし、fitbit charge HR を1年以上使っていた。当然 fitbit のアカウントも持っている。

 なので、箱から出したら充電して iPhone 8 とペアリングするだけだった。電池が完全に空になっていてなかなか充電が始まらなかったことと、ペアリングした途端ファームウェアのアップデートが始まったことに戸惑ったが、使い始めればなんの問題もない。

 fitbit は設定をスマホアプリでできるので数分もあれば一通りの設定が終わった。試行錯誤をしながらでも30分もかからないだろう。全設定を使いやすいアプリに集約するというのは正解だ。もちろん、GARMIN 630とは設定すべき項目の多さが桁違いに少ないことも大きいとは思う(だからこそ GARMIN はアプリで全部できるようにすべきだ)。

春に息子の charge 2 を借りたときの感想:
fitbit cahrge 2 setup
fitbit charge 2 heartrage monitor

トレーニングログ 2017/10/31 4.1km 200km/月達成

 昨日寒くて辛かったので遠くまで行くルートは避けて近くを一周。辛いほど寒かったのは歩いて帰らなければならなかったからだし、頻拍は病気じゃないので昨日なったからといって今日も引きずるということはないのではあるが。

 長袖速乾Tだったが、10度前後ならこれ一枚で行けそうだ。コンプレッションウェアより空気を含むので暖かい。今、大阪30kmの参加賞で貰ったモノしかないから、一枚ミズノのやつを買っとこうかな。

トレーニングログ 2017/10/30 途中ストップ・・8.6km 房室結節回帰性頻拍

 会社を出る時点で9度だった。2XUのコンプレッションウェアの上に速乾Tを着て身体はちょうどだった。腕と手は寒かった。10度を切るようなら長袖Tのほうがいいかもしれない。

 台風のため二日間オフったので、足の疲れも残ってなくて快適だった。途中まではそこそこのペースで走れていて、折り返して12kmくらいに距離を伸ばそうと家から離れた道に向かった。

 下り坂を快適に走ってるときにやつが来た。舞鶴ハーフのときみたいに騙し騙しでしのげるかと思ったが、今日のは少しキツかった。道端に止まって深呼吸をしたり息を止めたりやってみたがダメ。そこから歩いて帰った。

 走るのは無理でも歩くのに不自由はない程度で、それほどきついものではなかった。辛いのは寒さだった。軽く汗ばんだ状態で運動強度が落ちてつめたい外気に晒されたのだから冷蔵庫に入ってるのと一緒だ。しかも、頻拍が出ている状態だと普通の気温でも血流が悪くなるのか末端が冷える。走っている最中ですら手が冷たい(手袋をしていたが冷え性なので手は足っても温まらなかった)のに、歩くのだから冷えが加速されて部屋についたときには手が動かなかった。部屋の鍵を出すのにも一苦労し、靴紐を解くのにも手こずった。洗面所でお湯を出して手を温めてから出ないと何もできなかった。それも、出ているのが水なのかお湯なのか分からないくらいだった。

 手の感覚が戻るのを待って、すぐに特効薬を飲んだ。このときにGARMINで心拍を見たら177bpmだった。そして、薬を飲んで30秒くらいから心拍が下がり始め数分で80bpmくらいになった。これくらいになると普通だ。シャワーで身体を暖めたら完全に普通に戻った。これを書いている時点では Pebble 2 計測で65bpmだ。

 心拍が下がってしまえば何の事はないが、いつ来るかが不安だ。先日の舞鶴ハーフのときにはそのまま走りきれたが、次のレースで今日みたいにならない保証はない。体質なので「治る」ということはない。発生しないことを祈るしか無い。いつ発症するかは全く規則性がない。座っているときや歩いている時にもなるし、六甲山を自転車で登っている最中になったこともある。だからといって、それらと同じことをしたら必ずなるかということもない。というか、めったにならない。

 何か予防手段があればいいんだが・・・

トレーニングログ 2017/10/27 ガチゆる9km

 明日と明後日は台風の影響で雨が降るらしいので、5日連続になるが、走ってきた。足の調子も悪くないしGARMINのリカバリータイムも十分クリアしてるし。

 ガチゆるをやってみた。1kmウォームアップ後、全力で1km走った後でジョグをするというものだったが、ガチ走りする場所の選択を誤った。9号線の歩道を選んだが暗すぎて路面の凸凹が見えずに怖くて全力疾走できなかった。後、GARMIN の表示設定を誤っていて距離が分からなかったので、ガチ走が1kmに満たなかった…

 体調は悪くないし痛いところも少ないが、フォームローラーに乗ったらふくらはぎがだいぶ固くなっていた。明日と明後日は思っきりダララダラして回復したいww

Born to run(といっても Bruce Springsteen じゃないやつ)

 フォアフット・ストライク走法とかミニマリストとかウルトラマラソンとかビブラム・ファイブフィンガーズといったキーワード界隈で頻繁に目にする Born to run を読んだ。Kindle unlimited の対象に入っていたからだ。

 物語ではなくドキュメンタリーだ。ウルトラマラソンの発祥から、ウルトラマラソンランナーの生態、筆者が現代のランニングシューズを捨ててランニング障害から克服されたことを通じてランニングを科学的に分析すること、最終的にタラウマラ族とエリートランナーのレースまでが描かれる。

 個人的には登場人物が多すぎて「こいつだれやった?」となることが多かったが、これは自分の記憶力の問題だろう。細切れのエピソードが挟み込まれるので「はよ、レースの話しろや」となった。

 この本にはいろんなメッセージが詰め込まれてごっちゃになっている。過保護シューズ批判、フォアフット・ストライク走法、菜食主義、自然回帰指向などアメリカ人が書く日本文化礼賛記事のような胡散臭さが鼻についた。

 この本を読んでも裸足ランニングをやろうともワラーチを履こうとも思わない。ハイテクシューズが今でも大好きだが、一方でフォアフット・ストライク走法は身につけたいと思う。菜食主義にもならないしネットワークもエアコンも自動車も使う。今の日本社会とタラウマラ族が住んでいる場所が違うのだから、タラウマラ族のライフスタイルを今の日本社会の規範にすることなどできない。

 足の故障原因をクッションシューズのせいといい切っているが、ホントにそうか分からない。筆者はクッションシューズをやめたら故障から開放されたそうだが、クッションのないシューズで走ったらそれが原因となって故障する可能性も高いだろう。クッションシューズから初めてクッションの少ないシューズにすることは間違いではないと思う。クッションシューズが必要な初心者がミニマリストシューズでランニングを始めたら故障知らずでいられるとは思えない。

 自分は、ランニングを介した頃からビブラム・ファイブフィンガーズや Mizuno Be を履いているが、長距離を走ってはいない(VFFでジョギングしてふくらはぎがパンパンになってからはだがww)。

 科学的な分析は多いが、それが医学界の共通認識なのか分からない。大学の教授や著名なコーチなどは多数出るが、筆者が取捨選択した取材先でしかない。取材の時点で、裸足ランニングに興味を持って研究している研究者を探している可能性はある(そうでない可能性ももちろんある)。傍証記事を読んでみたいと思う。

 足を鍛えるために裸足に近い状態で過ごすことが健康にいいとは思う(だからVFFやBeを履いている)が、それでマラソンに出るのは別の話だ。人類が進化する段階では靴など無かったとはいうが、人類が進化する段階では舗装道路もなかった。舗装道路を何十キロも走るなど最近の出来事だ。槌の上を走って進化してきた人間だからといってそのまま舗装道路を走るのに適しているかどうかは分からないだろう。Nike の breaking 2 でもクッションのある板バネ入りのシューズが使われた。彼が裸足だったら2時間切れたとは誰も思わないだろう。

 それと、今、ランニングを始めようとしている Born to run の読者はすでに何十年も靴の生活をしてきている。成長の段階で数百年前の人類より足が発達していない可能性がある。そのような人間が保護機能のないシューズを履いたら逆に怪我してしまうのではないか。

 こんな素人の記者ではなく、もっと長期的・統計的な調査が必要だろう。運動靴メーカーの協賛は得られないだろうが・・・

トレーニングログ 2017/10/26 ペース12.1km

 4日連続になるが、週末に台風が来て土日に走れなさそうなので走った。まあ、昨日は調整ジョグだったので休足に近いし、特に疲れも残っていない。

 気温が下がって疲れなくなってきた。25度以上あるときとは心拍の上がり方が違う。

 今日は5日のハーフに向けてのペース走。

トレーニングログ 2017/10/25 ジョグ 5.5km

 オフにするつもりだったが、午後から久しぶりに晴れたので、走った。といっても、自分がスタートする頃には残照すらなかったがww

 MIXTRAXで90bpmのプレイリストを聴いているとペースが上がるので、80bpmにしてみた。が、そこまでピッチを下げると走りにくいので、結局平均182spmだった。ジョグの場合にはbpmを無視してランダムにするかポッドキャストの方がいいかもしれない。

 今日は Tesla の裏起毛コンプレッションウェアを着てみた。福知山マラソンで気温が10度未満になったときに着ようかと思ってだ。今日の気温は退社時点で13度だった。走り出した頃には11~12度になっていたと思う。これを着ていると部屋を出るのに気合を入れる必要がない。スタート地点までのウォーミングアップ(徒歩)も辛くない。しかし、2kmもしないうちに上半身から汗が出始めた。今日の平均心拍数は135bpmといつもよりだいぶ低いのにだ。

 10度前後の本番で使える上半身用のウェアをどうするかが課題だ・・・待っている間はゴミ袋ポンチョで暖を取ることを前提に薄めのウェアにするか・・・下半身は去年使った UNDER ARMOURのコールドテック・タイツでいいだろう。5度~15度くらいまではこれでカバーできる。