トレーニングログ 2017/10/10 リカバリ・反省

舞鶴赤れんがハーフマラソンの参加賞。「ナップザック」といえば伝わるだろうか。
 予想以上にダメージが少なかったので、リカバリージョグをしてきた。

 あの気温、というかあの日差しの中、序盤に2回の急坂があるコースで2時間を切れたのは自分には上出来といえる。

 反省点としては補給食を摂るのが遅れた。かなり早く摂らないと意味がないが、思い出したのは12km過ぎだった。そこでアミノバイタル アミノショットを飲んだが、粉飴ジェルを飲む暇はなかった。それでも、最後までエネルギー切れは感じなかった。ハーフなら、走る前に食パン半分とアミノバイタルパーフェクトエネルギー一本を飲んでおけば走りきれそうな気がする。

 後、GARMIN 630 のストップボタンを押し忘れていた。GARMIN のログが無駄に長くなってしまうのが悔しいwww

 特に痛む筋肉も関節もない。右のかかとが少し痛いのは、姿勢が崩れた時に打っているからだろう。ランニングダイナミクスでチェックすると左が51%で右が49%とオレンジ色だ。他の項目は青か悪くても緑なのに、左右のバランスだけが悪い。道の真中を走ったつもりだったが・・・

KW:赤レンガ

トレーニングログ 2017/10/09 舞鶴赤れんがハーフマラソン 1:58:26

20171009_goal
舞鶴赤れんがハーフマラソン ゴール地点。これはスタート前やけどww
 朝6時に起きて安定のスパ王たらこスパとゆで卵で朝食。出すものが中途半端にしか出ないが、気が急くので40分くらいに車をスタートした。会場近辺で渋滞しているのではと恐れていたが、渋滞は全くなく、7:30くらいに駐車場に入った。駐車場はほとんど空でかなり早い方だったようだ。近くに住んでいる人は昨日のうちに受付を済ませているだろうからこんなに早く来る必要はないだろう。

 昨日の予報では曇りがちだったが、現地は快晴だった。もう、絵に描いたような秋の快晴。まさに運動会日和。しかし、ランニング日和ではない・・・駐車場に着いた時点では気温はそれほど高くなかったのに日光にあたると皮膚が熱を感じるくらいだった。

 昨日のプランでは荷物を持って受け付けに行き体育館で準備して時間調整をするつもりだった。一応荷物を持って受け付けに行き、体育館に入ってチップとゼッケンを付けたがまだ8時にもなってなかった。そこで1時間近くも待っているのはしんどいので車に戻った。車に荷物を置いて、途中の公園のトイレに寄ってからスタート地点の近くの広場に行った。MC2人が会場を温めていたので、立ったままスタート地点への誘導を待った。

 Cブロックはこれまでのマラソンで見たような感じよりはガチ成分が強い人達の比率が多かった。しかし、「ほんとにこの人2時間切ったことアンのかな?」という感じの人もチラホラはいた。自分はCブロックの後ろ1/3くらいの所にいたが、前の隙間に結構人が入ってきた。スタート地点は山の陰になっていて涼しかった。これは救いだった。炎天下に45分も立たされたらそれだけで倒れる人が出そう。

 スタートはスムーズだった。自分の周りも意外にスピードが有って、これまでのマラソンイベントのようなストレスは少なかった(自分のスタート位置が悪かっただけなんだが)。しかし、R27号に出てからは一車線を使っての走行になり急激に人口密度が上がってしまった。そのせいで、遅いランナーの影響が大きくなりスピードが落ちた。しかも、そういうゆっくり走っている人の多くが2人並んでいるという・・・

 このせいで、R27 を走っている間は6分前後で推移していた。そこから例の坂道に差し掛かった。坂の入り口の給水所で水を両足にかけて準備して上った。が、距離も斜度も恐れていたほどではなかった。社宅の近くの坂道トレーニングやっているところのほうがキツイくらいだった。なので、拍子抜けしながらトンネルに差し掛かった。しかし、坂道の練習をしていないのかそれまでがオーバーペースだったのか、かなりの人がこの坂にやられていた。歩いている人やガクンとペースが落ちる人が多かった。細い道だが道幅は十分なのでここと上りきった後のトンネルの下りで相当の人数を抜くことができた。トンネル内は涼しくて下り坂なのでリフレッシュしてスピードに乗れた。

 そこから自衛隊の基地に入り、広い道を一周。ここは海沿いできれいな芝生の公園(走路は舗装)の中を走るようで気持ちよかった。おっきなヘリコプターや消防車が展示してあり記念撮影している人もいた。ここで、ペースを5分台に上げて何十人かをパスできた(何人かに抜かれもした)。そこから再び、さっきの坂を上り返す。帰りのほうが急なところがあり、ここでもセレクションがかかった。トンネルまでの距離は短いがトンネル内も上りなので、往路ほどペースは上げられないが、上りでもトンネルの冷気で冷やされるのでストレスはなかった。もっと長かったらいいのにと思うくらいだった。

 坂から出て再びR27。ただし、復路は自衛隊の基地で護衛艦の近くを通れるので、ここも走りやすかった。そこからスタート・ゴール地点の前を通って東へ向かう。ここからの道は自転車できたときに通ったので良く知っている。車で走っても道のことは良く分からないが自転車だと小さな上りとかでも足が覚えている。

 しかし、スタート地点を通ったときに胸に違和感があった。不整脈だ。しかも、ちょっとしつこかった。頻拍が始まったかと焦った。頻拍が始まったらリタイア必至だ。が、足が止まらない。リズムが狂いながらも博動自体はしっかり打っているようで血液は送られているのだろう。もし頻拍が始まったら100mも走れない。ただ、しゃっくりのようにリズムが何回も狂うのがわかって不安だった。

 それと、その状態が始まってから頭がぼやけるのではないが、足が浮いているような初めての感覚を味わった。苦しくないし辛くない。足は自然に前に出て進んでいく。なのに、地面を踏みしめている感覚がしない。意識ははっきりしていて、「ちょっとでも意識が混濁したらリタイヤして救護を受ける」ということは考えていた。

 数キロ走ったら不整脈は収まって、浮遊感も減ってきた。ただ、そこからは退屈な道の始まりだった。折り返したランナーとすれ違うので、羨ましくて仕方がなかった。艦娘(マラソンサニー)さんも上位を走っていた。昨日、東北でハーフを走って飛行機で夜に兵庫県南部に帰って、そこから舞鶴に来られてるので疲れが溜まっているだろう。

 折り返したときにはホッとした。折り返しからは5kmくらいしかないので、足が残っていたら飛ばしたいところだったが、イーブンで走るのがイッパイだった。崩れそうになるフォームを何回も修正して、Adidas Boston boost が教えてくれるように着地することに集中した。それができると自然に 5分30秒程度のペースが維持できる。しかも、大きく疲れることなくだ。今日は Boston boost に教えられて走ったような一日だった。Newton は足裏全体で着地するとドロップが低いので、足首を曲げる角度が急になり、足首を動かす角度が増える(気がする)。Boston boost は全面で着地したらそのまま体重が前に移動する感じがする。

20171009_tacorice なんとかペースを維持してゴール。ホッとしたらGARMINのボタンをおすのを忘れてた。ので、下のタイムは完走証を受け取ったりチップを外して要る時間も含まれている。

 そのまま車に帰って着替えて再びイベントスペースまで戻ってタコライスを食べたww 気持ちのいい赤レンガパークの屋外で食べられるのは最高だが、今日は暑かった。タコライスを食べたのは12時過ぎだから一番日射がキツイときだから余計だ。

 そこから、折角の機会なので5月に自転車で帰った道を通って帰った。車だと楽しみは半分以下だ。時間も疲労も半分以下だが。帰りにスーパーに寄ってリアルゴールドとドーナッツを買って食べた。モスバーガーでのホットドッグと真剣に迷ったが、早く帰ってシャワーを浴びたい気持ちが勝ったのだった。


KW:赤レンガ

トレーニングログ カーボローディング

 20171008-天気予報 これが明日の予報。雨の心配をしなくていいのは何よりだが、気温は高い。救いは陽射しは無いであろうことだ。
 昨日から普段は食べないものを食べてるせいか、朝体重を測ったら 800g も増えていた^^

 昨日、親の家のDIYを手伝ったときに中腰や立ったり座ったりを繰り返したせいか、下半身の色んな所に筋肉痛が残ってしまった。

 午後、RX3で遠い方のスーパーに行って、帰りに遠回りして合計10kmくらいゆっくりと血行を上げてきた。こういうときに、膝より下に全く負担をかけずに心拍を挙げられるのは自転車しか無い。後半ではかなり良くなった。しかし、帰って椅子に座っていて立ち上がろうとするとズキズキといろんな筋肉が存在を訴えてくる。

 スーパーに行ったときに空気を入れてふくらます座布団を買ってきた。マラソンの待ち時間を平地で過ごすためだ。明日は体育館に荷物を置いてスタート前まで時間調整をするはずだ。自分は股関節が硬いので平地で座るのが苦手だ。座っていても全然リラックスできない。立っている方が楽なくらいだ。しかも、体育館の床だと尾てい骨が直接当たってしまう。座布団があれば少なくとも尻の痛みは軽減されるし、姿勢も楽になるのではと期待している。折りたたみの椅子も検討したが、体育館の床に金属の足(ゴムは巻いてあるが)で椅子を立てるのはマナーとして良くないと思って自重した。福知山マラソンとか神戸ラブランでは体育館の中に簡易テントを立ててる非常識な人間もいたが・・・養生をちゃんとしていれば神経質になる必要はないのかも知れない。

 申込んだときには、受付後に車まで帰って時間調整をしようと思っていた。が、送られてきた駐車場の案内を見たら、割り当てられた駐車場からスタート位置までは
900m もあった。しかも、チップとゼッケンを受け取りに一回は受付まで行かなければいけないので、受付を済ませた後で車まで戻るのはめんどくさい。わざわざ帰っても10分くらいしか居られないのではリラックスできない。また、ゴール後も汗だく・ヘトヘトで900mも歩かないと休むことができない。これは辛いので、シューズだけ車で履いて、荷物を持って受付へ行くことにした。そのために必要なのは上の座布団なのだ。

 現地までの道はよく知っている。コースも、基地の中以外は自転車で通ったことがある。不安なのは早朝(6:45)に出発して現地の駐車場に受付に間に合うように入ることだけだ。受付を済ませ、ゼッケンとチップを取り付け、荷物を置いたら集合まで特にすることはない。今回はA~Dの4つしかブロックがなく、自分はCブロック(1:45~2:00)のブロックに入るつもりだ。ランナーは2200人近いので、一つのエリアは500人近い。他のハーフマラソンの結果の分布では1:45~2:00が一番多いので、このブロックは他のブロックより人数が多くなるかもしれないしかも、1:45と2:00とのペースさはかなりあるので、序盤は混乱が予想される。かといって、自分がパイロンになって迷惑かけるのも嫌だし、ペースに引きずられてオーバーペースになっても失速するのも恐い。序盤は2時間ジャストか若干遅いくらいでスタートして峠を越えるところ(8kmくらい)まで平均6分弱で行けたら上出来。それ以降は誰かペースメーカーを見つけて5:30くらいで引っ張ってもらって、2時間を切るというのが作戦。

トレーニングログ 2017/10/07 調整ラン 4.4kkm

mizuno running clinic 午前中は親の家で大工仕事の手伝い。というほどではないけど、作業をしてきた。9時頃について13時頃までかかった。PCを2台再セッティングするするのに30分位かかってるがww

 帰ってからヒマラヤにRX3で行った。ちゃんとした靴下が欲しかったから。お気に入りの2XUのは親指の所に穴が開いてしまった。繕って履いているがそれも厳しくなってきた。ヒマラヤには多くの良さそうなソックスがあって迷った。ただ、メーカーロゴの入ったものはシューズと合わせないとダサいのでシューズメーカーの名前が入ってないもののほうがいい。誰も見ていないとかそういうことではない。自分が嫌だから。後、そこにすべり止めの樹脂みたいなのがついているのも嫌。

 ということで、最終的に 3Dfit の5本指と安売りのAdidasとヒマラヤブランドのセール品を買った。レースには 3Dfit 他は普段履きだ。Adidas はメーカーロゴが入っているが、Adidas は今後も買い続けるひいきメーカーだから特別。後、下着のパンツも買ってみた。これまでは比較的フィットしたボクサーパンツを履いていたから。ただ、サイズがMからしか無いのでサポートとしては大して変わらない気もする。なんでSを置かへんねん。それとMの設定がおかしい。75cmなんてLでしょ(-_-)

 ヒマラヤで靴下を選んでいたら店員さん(ミズノの社員?)が来て、走行会の告知を持ってきた。ミズノと提携したイベントらしい(ミズノ ランニングクリニック)。1000円で3時間みっちりで5km前後の実走ができるらしい。まあ、販促イベントだから進められるのはミズノの wave rider 21 だろうがwww

 買い物から帰って軽く走ってきた。明後日舞鶴赤レンガハーフマラソンなので、疲れるようなことはしない。

大阪30km 結果

 大阪30kmの結果が公開された。やはりネットタイムは 3時間1分だった。

 順位というのがよく分からない。スタート地点を通過するまでに分単位の時間がかかるようなレースではグロスの順位もタイムも全く意味がない。自分は30K男子_第2スタートという種目だが、ウェーブスタート 3 列目スタートなので、前には数百人が並んでいた。

 まあ、順位にはこだわらない。自分にとって大事なのはネットタイムだ。自分だけの指標だから。

トレーニングログ 2017/10/05 短距離

補給食 ホントは今日は休みにしたかったが、明日は雨らしいので短いペースランをしてきた。涼しいと自然にペースが上がる。

 走った後でローソンに行って荷物を受け取ってきた。粉飴ジェルとアミノショット。アミノショットは先日の大阪30kmでもらって走行中に飲んだものだ。効いたかどうかは比較しようがないので分からないが、少なくとも30km3時間の後半になっても空腹感はなかった。大阪30kmでは20km地点でパーフェクトエネルギーを飲んでいるからこっちが効いているかもしれないが、少なくとも20km地点まではスポーツドリンクとアミノショットだけで走れたので、ハーフならアミノショットを10kmくらいで入れれば十分かもしれない。

 粉飴は今回初めて買ってみた。粉末のものは走る前に飲んでいるが、このパッケージのものは初めてという意味だが。一本で100kcalとあまり多くないが、パーフェクトエネルギーはベストの胸ポケットに入らないが、これなら2本入れられる。パーフェクトエネルギーは水分を同時にとれるのがメリットだが、重くてかさばるのが難点だ。アミノショットはカロリーが低いので、粉飴と交互に飲んだらどうだろう。今回はハーフなので一本ずつ持ってスタートする。

トレーニングログ 2017/10/04 お月見ラン 11.27km

 舞鶴赤レンガハーフマラソンに備えるための坂道練習。序盤で標高差30mくらいの丘を往復で通るので2回坂を登った後ペース走をしてみた。

 気温が低いせいか平坦なところではペースの割に心拍が低かった。この心拍数ならこのままハーフを走りきることができる。ただ、9日の舞鶴の最高気温は26度近いということ。しかも、天気は晴れ。スタート時刻が9時半なので11半頃には走り終わるので、大阪30kmのスタートくらいの気温だとは思うが。

 朝が早いのと車で行かなければならないのが不安だが、景色が面白そうなので、少しでも調子が悪ければファンランに切り替えよう。

トレーニングログ 2017/10/03 6.4km ペース走

 朝は傘をさしていったが、午後からは薄日がさして道路も乾いていた。

 来週月曜日の舞鶴赤レンガハーフマラソンを控えているので、今日は一昨日の疲れを除くため短めにした。

 今日は20度以下だったので、5分中盤のペースでも心拍は大きく上がらなかった。大阪30kmで6分前半で走った時と同じくらいの心拍レベルだった。

リカバリーしたいのに・・・雨

 疲れや痛みはそれほどでもなかったので、夜にリカバリーランをしたかったが、雨で出来なかった。弱い雨なら遠回りしてウォーキング距離を伸ばすこともできるがそれすらしたくなくなるくらいの降りだった。

 runnet で昨日のレビューを読んでいたら、1月13日に開催されることが告知されていたので早速申し込んだ。冬なら暑さを恐れずにタイムアタックできると思ってだ。

 去年のこの頃は、福知山マラソンからのダメージが引かずに苦労していた。ジムの筋トレとカーディオマシンでなんとか維持したという感じだった。また、社宅付近で大雪が降って2月半ばまで全く外を走ることができなくて、年を明けて外を走ったのが数回という状態で神戸のラブランに出たのだった・・・

 1月にこの30kmに出た後どうするかについてはまだ決めていない。バレンタインラブランは寒い上に、渋滞でまともに走れなくて消耗した思い出しか無い。これまで走った中で一番辛いイベントだったかもしれない。もちろん、肉体的には福知山マラソンが圧倒的だが、違う所で消耗させられた。

 とにかく、今は9日の舞鶴赤れんがハーフマラソンに集中だ。車で1時間くらいの所だが、受付の締切が8時半で9時半スタートなので、かなり早く出なければならない。駐車場と受付・スタート地点までの距離が1km近くあるので、動線をよく考えて行動しないと無駄に消耗してしまいそうだ。

 大阪30kmのような充実した補給食や給水は望めないので、途中で入れるサプリと水を持っていったほうがいいかもしれない。

 気温については昨日より少し低いくらいという予報だが、スタート時間が早くレース時間も短いので、昨日ほどの消耗はないはず。というか、そう願いたい。不安要素は直射日光だが。

トレーニングログ 2017/10/01 大阪30km 3時間1分

 大阪30kmというイベントを走ってきた。もっと暑いかと恐れていたが、薄曇りでカンカン照りの時間は1時間もなかった。また、予想外だったが河川敷に何百メートルか木陰があって、日差しが強い時間帯にそこを通ったときにはオアシスのように感じられた。

 このイベントは11月からのマラソンシーズン前に30kmを踏んでおく(ランニングの世界では距離を走ることを踏むというらしい)ことで、本番のペースを掴むことを目的としている。なので、目標タイムによってかなり厳密にスタート順が決められ、渋滞で思うようにはしれないことを防ぐためにウェーブスタート方式が取られている。そして、4時間より短い時間を目標にしているランナーと4時間半以降のランナーとで別レースとして開催される。4時間未満組はスタート時刻が8時30分で4時間半以降は11時だ。速い人に涼しい時間帯を走ってもらおうという心遣いだろう。

 自分は4時間半のグループにエントリした。本当は4時間組と走りたいのだが、8時半のスタート(8時半スタートということは7時半に現地には着きたい)に間に合うように現地に行くのが距離的に無理だから。今日は社宅から高速バスで往復したが、自宅の西宮からでもほとんど条件は変わらない。自宅は西宮でも北の方で駅に遠いので、6時半ごろに家を出なければならなくなる。それはいやだ。それに、自宅から出発してイベントに参加した場合、夜に自宅から社宅に車を運転して戻るという負担もある。

 4時間半組は3つのグループに分けられ2分毎にスタートを切る事になっていて、自分は三つ目のグループに入れられた(ゼッケンに指示されている)。なので、自分は11時4分スタートだ。各グループの先頭には公式のペースメーカーがいて、4時間半のグループのペースメーカーは6分30秒で走るということだった。6分30秒で走るという練習をしたことのない人や30kmが初めての人はペースメーカーについて走れるかどうかでフルの目標ペースを知ることができる。

 スタート位置に着いたら、予想以上にメタボ率が高くて不吉だった。6分30秒というペースならこの人達でもついて行けるんやろか?という疑問を持ちながらスタートを待った。

 11時4分に自分のグループがスタートを切った。このグループ内でも後半にいたので、ペースメーカーの姿が見えないくらいだ。それくらいの人口密度で集団が進んでいく。スピードは遅いが、GARMIN で1kmごとのタイムを見ると6分20秒前後で一定している。自分としては、6分で走り3時間くらいでゴールするのが初期の目標だったが、最高気温が27度ということで、タイムにはこだわらずフォームを崩さずに完走を目指すことに切り替えた。なので、このスローペースでの入りは悪くはなかった。完全にジョギングペースでウォームアップを延々やっている感じだったが、ペースメーカーの周囲に人が集まっていて抜くことはままならなかった。パワーで押し切って抜くことはできそうだったが、後が怖いので自重して最初の5kmを過ごした。

 折り返しすぐの給水ポイントで少し密度が下がったので、6km くらいの所でペースメーカーの前に出た。そこから心拍表示で150bpmを超えないギリギリまでペースを上げた(多分6分ジャストくらい)。しかし、快適に走っていたら先にスタートした集団に追いついた。そこからまた渋滞。ここも5kmくらいかかってペースメーカーを抜いて真空地帯になったが、その先には最初にスタートした集団が固まっていた。この辺りから日差しが強くなってきてペースをセーブしなければならなかった。集団の後ろでペースを落とし、給水ポイントで抜く(給水ポイントではキツイひとが立ち止まって水を飲むので集団の前に出られる)のを繰り返して、完全に渋滞がなくなったのは18kmくらいだったと思う(GARMINのログでペースが上がっている)。

 とはいうものの、その時点で13時頃と一番気温が高い時間帯になり、下手にペースを上げるとオーバーヒートで足が止まる可能性がある。青野ダムの悪夢が脳裏をよぎる。とにかく、6分前後150bpmをキープして最後の折り返し(25km)までそれほど辛くない状態で到達できた。25km の給水を過ぎたところからハムストリングスと大臀筋を動員してペースを上げた。ハムストリングスと大臀筋を使うと心拍が155bpmまで上がる。ペースは多分 5分45秒くらい。右のふくらはぎにかなり疲れがたまっていたのとそれ以上心拍が上がると持たないと思ったので 5分30秒までは上げられなかった。

 なんとか、最後まで5分50秒を切るペースを維持してゴールできたが、最後の2kmくらいはゴールが待ち遠しかった。

タイム

大阪30km 結果 速報はもらえなかったので正確なタイムは後日になる。garmin のログでは3時間1分だった。予想以上に後半で取り戻せた。走ってる最中は心拍とペースしか表示してないのでタイムがどうかは全く分からなくて、3時間10分くらいかなと思っていた。

 ゴールが 3:05:22 でスタートまでに 4:22 かかっているから 3:01:00 。速報値ということになってるが、これが変わるのは見たことがない。だって、他で検証してないから変更する根拠がないww

給水

 今日は混んでいても、歩いてでも毎回給水した。途中からは、水をモモと両腕にかけるようにした。これは正解だって。2.5km毎に給水があったのだが、その間に乾くくらいの気温だった。最初10kmくらいのときにちょっとだけ試したのだが、気持ちいいので後半は水のコップを3つもらって片足ずつかけ、残りは腕にかけた。その上でスポーツドリンクを飲んでコップをまとめてダンボールに投げ入れる。寒い季節には不要だが、来週の舞鶴では必要になるだろう。

コース・運営

 コースについては、真っ平らな河川敷で、舗装も比較的マシな方だった。武庫川よりよっぽど走りやすい。道幅が3mくらいしかない場所があってペースメーカーの引き連れる集団が通りかかると渋滞して歩かなければならなかった。距離としては15mくらいなので大きく遅れることはないが、ギリギリで走ってる人だと再加速が辛いかもしれない。

 このイベントはフルマラソン前の前哨戦的なコンセプトなので、背中のゼッケンには目標とする大会がプリントされている。(申し込み時に入力)。
土地柄、神戸、大阪、奈良、おかやまが多かったが、福知山も3人見た。

 イベントの運営は手慣れていて停滞することはなかった。なんか、開始前の開会式みたいなので、ミスユニバース大阪とかの美人が紹介されていた。何人かは走られていたらしいが、要るかなぁ?

補給

 スポンサーとして味の素がついていて、アミノバイタルが配られた。入り口でパーフェクトエネルギーとアミノショットが渡され、パーフェクトエネルギーは走る前に飲んで、アミノショットは走行中にという説明がされた。自分はパーフェクトエネルギーを走行前30分くらいに飲んで、アミノショットはベストに入れて10kmくらいで飲んだ。その後20km地点で再度パーフェクトエネルギーが配られた。重くてかさばるパーフェクトエネルギーを終盤で渡してくれるのは助かる。これを一本飲めば給水をパスできる。さらに、ゴール後にアミノバイタルGOLDというペットボトルと顆粒のアミノバイタルGOLDを一本くれた。自分は、顆粒をプロテインと一緒にアミノバイタルに溶いてゴール後に飲んだ。感謝!

 運営の用意した補給食も充実していて、スポーツドリンク(当然アミノバイタル)やコーラ、オレンジジュース、ミックスジュース、みかん、おにぎり、バナナなどが無料で振る舞われていた。自分はスタート前にスポーツドリンクを、ゴール後におにぎりと飲み物をもらった。家から持ってこなくていいので助かる。

 朝食は安定の冷凍スパゲッティとりんご。会場に入ってすぐ(10時頃)にメロンパンを一個食べた。走行中は上に書いたとおりだ。これで、全然エネルギー切れにならずに済んだ。しかし、パーフェクトエネルギーを残り10kmとかで摂るというのは他のレースでは無理だ。自分で180gのジェルを運ぶのも難しいだろう。アミノショットかスポーツようかん+のような小さなものをもっとたくさん持つほうがいいか。朝食とレース後はこれでいい。これだけ食べれば、レース後も腹一杯で寄り道して何か食べようという気にならないwww 久しぶりの大阪だし、帰りのバスの乗り場はなんばのOCATだし、時間もあるし、何か食べたい気持ちはあったが満腹で食べる気が起きなかった。

反省

 荷物を預けるときにアイウェアとリストバンドを出すのを忘れていたこと。

 テーピングのテープの長さを間違えていて思っていたより短かったこと。6ブロック必要。

その他

 前半はジョギングだったので音楽を聴きながら周りの人のシューズやウェアを見ながら走った。on の人が2人いたが newton はいなかった。NIKE の Breaking 2 で使われていたアイスブルーのシューズを履いている人もいたが、どのモデルかはわからなかった。4時間より速い組には 4% がいっぱいいたかもしれない。

 今日は newton gravitas を試してみた。アクチュエーターラグに乗っていれば心拍 140bpm、6:20/km で巡航できる。その気になればスピードも出せるが、その時のアキレス腱への負担は大きい気がする。フルでも使えるだろうが、Adidas Boston boost のほうが安心な気がする。次の赤レンガでは Japan boost を試そう。

朝、バス停で iPhone を手にしたら、データ通信が切れていた。最近、SIM を JELLY に入れていたし、自宅では Wi-Fi でつながっているので、全く気づかなかった。家に帰ってプロファイルを再インストールしたら、LTE でデータが落ちてきた。

 初めての所に行くのにネットが使えないのは不安だったが、今日の会場はわかりやすい所だったからパニックにならずに済んだ。こういうイベントの場合、最寄り駅に行けば同じ空気の人がいるのでその流れに乗れば無問題。困ったのは、御堂筋線なんば駅から OCAT への乗り換えだった。近距離用メガネだと表示が読みづらい。時間に余裕があったから焦らずにすんだが、そうでなかったらと思うとゾッとする。

 今日は、悩み抜いた挙句、iPod shuffle 2G に有線ヘッドフォンで走った。気温が高くて、汗で本田圭佑プロデュースのワイヤレスヘッドホンが壊れそうだったから。また、データ通信のできない iPhone 8 を持ち歩くのも重いだけだ。

 こういうときに最後の砦になるのが iPod shuffle G2 だ。トラブルということが一切ない。最近、ジャックの接触不良があるが、物理的な摩耗だからしょうがない。

 走行中、右耳のユニットが汗でずれて困った。何回もタオルでユニットと耳を拭いて入れ直さなければならなかった。今日はスピードが遅かったのでそんな余裕もあったが、他の大会では無理だろう。もう諦めたほうがいいのか・・・会場でヘッドセットをしている人を見ていたら、メガネを掛けていても耳掛け式のヘッドセットを使っている人が多かった。あれでいいなら選択肢は広がると思った。