Apple キーボードに物申す

 最後に蛇足を付ける。iOS のソフトキーボードのFとJには下に小さな印が付いている。これは Apple の単体キーボードやノートPCのキーボードと同じだ。AT 互換機のキーボードにもこのような突起があるがソフトキーボードでこれを模したものを見たことはない。これは、物理キーボードのメタファーとしてソフトキーボードを考えると当然で整合性がとれている。

 個人的には、FとJに印があることに疑問が残る。Macintosh SE/30 と一緒に買った(当時はキーボードは別売だった)Apple ADB keyboard II はDとKに突起がある。これこそが Apple の UI の素晴らしいところだ。が、いつからか FとJの上に突起が作られるようになった。Dos マシンと両方を使うときに便利なようにという配慮かもしれないが、これは貫いて欲しかった。

 なぜか。このマークは手がホームポジションにあることを感じるためのフィードバックだ。そして常にこの突起を意識していればホームポジションのキーが手を動かすことなく打てる。これは共通している。なぜ、DとKがいいのかというと、それぞれの指の担当するキーが違うからだ。FとJは人差し指、DとKは中指が担当する。そして、人差し指は6キー、中指は3キーを担当する。人差し指は左右2列を行ったり来たりして動く範囲が多い。だから、ホームポジションのマークは人差し指以外に置くほうがいい(小指や薬指でもいいかもしれない)。

 もう、いっそのことキーボード練習用の説明資料のようにキーボードを指毎に色をつけたらどうだろう。嫌でもホームポジションが分かる。

 というか、本当は Apple にはキーボードを再定義して欲しい。今のキーボード配列が人体工学的に「正しい」配列ではないというのは万人が首肯するところだ。

iPad ソフトウェアキーボードの快適さの正体

 下の写真は全て大きなイメージとリンクしているので拡大表示して見て欲しい。これが iPad のソフトキーボードの使いやすさの正体だ。もちろん、物理的な大きさの違いもある。が、それだけではない。

 スプリットキーボードで表示されていないキー入力ができるということは話題になった(これ知ってた?iPad分割キーボードの隠れたキー)。そして、予測変換のロジックを使って文字の判定エリアを動的に変えていたり、タッチされた位置の判定を実際にタッチされたところではなく扱っていることも特許の取得で明らかになった(タッチスクリーンにとってタッチの反応は命:iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」)。

 これはその延長上の現象かもしれないが、これらの UI の工夫が iPad の UX に大きく貢献していると思われる。

 指がAキーにかかっていないことが分かる。しかし、アプリにはAが入力されたとしてイベントが通知される。厳密にはミスタイプだが、このアシストのお陰で気づくことなく入力が続けられる。

 日本語のローマ字入力では子音と母音をセットにして打つことが多い。A段の音が他の段より多いかどうかは素人の自分には分からないが、少なくとも子音よりは多いことは経験的に分かる。また、Aは左手小指という右利きの人間にとって打ちやすい配置ではない。だから、このように誤差を許容することによる効果が大きい。

 物理キーボードではAはホームポジションのキーで、Aを打ちにくいとは感じないだろう。左手小指が担当するキーは Z と Q という滅多に使わないキーだから、ホームポジションに手を置いていれば母音の中では一番打ちやすいから。(tab、shift、fn などを押すこともあるが、これらは直接文字を入力するのとは違うので、一瞬手を止めてもストレスにならない。)

 ソフトウェアキーボードの場合は事情は全く異なる。指をキーの上に置いておけない。触れるだけで入力とみなされる。ソフトキーボードを使い慣れていないとこれに戸惑う。普段はキーの上に指を置いてキーを押すという習慣が付いているためについつい小指や薬指が接触してしまう(人間の手の構造からいって中指から小指が接地するのが自然だから)。手をキーボードの上に浮かせて保持しているとキーの場所が分かっていてもずれが生じる。これがソフトキーボードの使いにくさの原因だ。

 ソフトキーボードの使いにくさの原因とそれを改善するための方法を考えぬいたのが iOS のソフトキーボードだ。



 この写真では分かりにくいが、指はAキーにはかかっていない。むしろ接触点はZキーの端にかかっているくらいだ。それでもAが押されたことになっている。

 しかし、入力をしている人間の感覚からはこの位置に指があればAが反応して欲しいと思う。実際にタッチされた場所と画面上のGUIボタンの位置とがずれていることが前提になっているのだ。そして、そのずれの感覚を徹底的にチューニングした結果が今の iOS のタッチオペレーションの正体だ。センサーの性能やプロセッサのクロック周波数ではないのだ。これを見落としていては、何時まで経っても iPad を超える UX を提供する端末を作ることは不可能だ。

 日本のタブレット端末メーカーはこういった UI に関しては全てGoogleにおんぶにだっこで、ワンセグチューナーとか赤外線を搭載して差別化することに腐心しているからダメなのだ。


 キーとキーの間にどちらにも反応しない場所が存在する。画面上のボタンとの整合性という意味で間違ってはいない。接触している点(正確には面の中心部)が画面上のボタンの隙間になっているのだから。

 しかし、キー入力しているときに(入力フィールドにポインタがあってキーボードUIが起動してタッチされている状態が継続している場合)画面がタッチされたら、それはユーザが何らかのメッセージを端末に送っているということだ。文脈から考えれば当然にキーが押されたと判断すべきだ。物理キーボードにはそれが出来ないがソフトキーボードならそれができる。このような微妙な位置のときにAとするかZとするかはOSの判断だが(Apple なら間違い無く A とするところだが)、どちらかの入力があったとすべきだ。

Bluetooth keyboard case for iPad #3 結論的な

 気づいたことはBluetooth keyboard case for iPadにまとめたので細かいことはそちらをどうぞ。ここでは、感じたことをまとめたい。

 とにかく、一番強く感じたのは精度の低さだ。

 ケースとして使いものにならないのは、函体の構造材であるアルミ板の成形の精度の低さが原因だ。これが iPad に正確に合っていないので、iPad が密着せずにロック部分が浮いてしまう。手で押さえればケースが曲がって固定できるが、プラスチックの弾力だけで固定されているので、ケースの弾力に負けて外れてしまうのだ。仕様を設計した時点ではこの機構でも目的は果たせたはずだが、工作精度がついていっていない。

 ケースの背面には4つの突起があって、設計ではこの4点で机の面などに接地するはずだったはずだ。しかし、ケースのアルミ板が膨らんでいるために平面上に置くと中央部が接触してしまう。平面においても安定せず、キーボード手前が浮いているので右手前や左手前のキーを押すとケース本体がたわむ。成形時にパネルが平面になっておらず、その後の工程で修正もしていないのだろう。というより、日本のメーカーなら不良品だろう。

 頭にきて、手で反らすように力を加えたらちゃんと固定できるようになったwww ま、熱や力が加わったら元に戻るのだろう。剛性不足は誤魔化せない。

 キーが連動して動くのは設計上の問題(キーが独立していない)が大半だが、ベースの固定をしっかりしておけば緩和は可能だったはずだ。(ゴムのキーボードでも独立して動くものはある)。そして、この剛性のないキーによる誤動作を防ぐために無駄に深いキーストローク(ちょっと押しても反応しない)にしなければならなくなり、結果として浅いくせに奥まで押し込まないと反応しない状態となってしまっている。

 キーの手前のパームレスト状の部分がムダで邪魔。これは、工作精度の問題ではなく設計上のミスだ。手前に枠があるし、面積が狭いので手を置くことは一切できない中途半端なスペースでしか無い。無意味なだけならいいが、最下段のキーと近いのでキーを押すときに指に干渉して邪魔になるから困る。自分はスペースバーを押すとき、左手の親指の第二関節と爪の間の右側面付近で押す。ホームポジションに人差し指から小指までを置いた時に自然に当たる位置だ。このキーボードではその押しかたをすると、関節付近がキー手前の角に当たってキーを十分に押しこめないのだ。

 Logicool から Ultrathin keyboard cover for iPad が発売されるまでのつなぎにしかならないが、慣れてくれば iPad のソフトキーボードと同等程度には打てるようになる。矢印キー、ショートカットが使えること、数字を入力モード切り替えなしに入力できること、iOS 用のファンクションキーなど、トータルでは iPad の入力環境を多少は改善してくれる。価格も安いし他のデバイスでも使えるので、iPhone や Android 端末の入力用に持っていても無駄ではないだろう。お買い上げは新発売!! 新しいiPadにも対応 スタンド付き ipad 3 Bluetooth キーボード アルミ ケース Black × Black 日本語&英語 説明書付からどうぞ。アフィリエイトで入金した分は寄付しますので。よろしく。

Logitech からソーラー充電 Bluetooth キーボード K760、Mac / iOS 計3台まで接続 – Engadget Japanese

 Windows 用のキーボードやマウスを探すと Logitech(日本では Logicool)が自分にヒットする。デザインのセンスといい、仕様の設定といいいいところを付いてくる。これはワイヤレスデバイスの弱点とも言える電源管理に焦点を当てた製品だ。マルチペアリングも魅力的だ。今一番欲しいのは、Ultrathin keyboard だが、この製品も魅力は十分だ。Apple の Bluetooth keyboard を買っていなければこれを買ったかもしれない。

 日本のメーカーにも頑張って欲しいが痒いところに手が届かない仕様であったりダサいデザインだったりでなかなか触手が動かないんだよなぁ・・・

Logitech からソーラー充電 Bluetooth キーボード K760、Mac / iOS 計3台まで接続 – Engadget Japanese

Logitech の Wireless Solar Keyboard K760 は……まあそのままですが、ソーラー充電に対応したワイヤレスキーボードです。ポイントは、Bluetooth 接続により Mac / iPad / iPhone と、端末を横断しながら利用できること。あらかじめ設定しておけば、毎回ペアリングに手間をかけることなく、ボタンひとつで接続先を切り替えることができます。ボタンで切り替えられるのは3台まで。Mac 向けらしく、コマンドキーやイジェクトキーなども一通り備えています。

Bluetooth keyboard case for iPad #2 配列

 ホームポジションの幅は約16cm。通常のPC用キーボードは18.5cmくらいなので、窮屈に感じる。MP8110もほぼ同じ幅だがそれほど窮屈な感じがしない。この差はどこから来るのか考えた。

 函体の大きさからくる期待感の差ではないだろうか。MP8110は函体のほぼ全面をキーが使っている。それに対して、本機では、余裕を持ったレアウトだ。左のCAPS LOCK やSHIFTなどはかなり場所をとっていて、ホームポジションに手をおいた時に、左右に余裕があるはずなのにその一部分だけをチマチマと触っているような印象になってしまう。重要度から考えたらCAPS LOCK とかSHIFTなどはもっと狭くてもいいだろう。


i Pad のソフトキーボードとの比較。
 iPadと本機の函体の幅はほぼ同じだが、iPadのほうがはるかに広く感じる。これは、iPadのキーがフルキーボードと同じくらいの幅があるからだ。そのためにイレギュラーな配置となっているし、ソフトキーボードならではの機能の切り替えで凌いでいる分モードの切替が必要になっているが、ホームポジションを最優先するという思想が現れたキーボードになっている。

 話はそれるが、Android のタブレット用のキーボードソフト(Android はIMもキーボードも入れ替えられる)にPC用キーボードの配列を忠実に模したものがある。配列を覚えなくていいというメリットはあるが、有効面積の差があり使いにくいものになってしまっている。

 妥協の産物でしか無いモバイルキーボードなのだからもっと割りきった配列でホームポジションを優先して欲しいところだ。キーボードの思想としてGとHの間がモニタ(この場合iPad)の中心線上にあるというのはUIとして素晴らしい(日本のノートパソコンはこの点で終わってる)が、キーひとつ分左にシフトしてキーピッチを数ミリ稼いだほうが良かったのにと思う。


 iPhone や Android 端末とのペアリングも可能だ。ちょっとキーボードとスタンドを借りて作業することは可能だ。

 Androidのタブレットは縦横比が違うし機種によって大きさが全て異なるのでこのようなカバーが発売されることはない。提灯マスコミは黙して語らないが、こういうところにもフラグメンテーションの弊害は起こる。だからこそ、iPhone や iPad が異なるサイズになることを積極的に受け入れることはできない。

 Bluetooth keyboard case for iPad で WordPress を使っていると日本語変換が反応しにくくなる症状に見舞われた。その状態でメモを起動して入力すると正常に使えたのでキーボードが原因ではない。WordPress がリソースを食いつぶしているのかもしれない。

 あと一つ、iPadでキーボードを使ってみて残念だったのは、スリープからの復帰ができないことだ。iPhoneだとアプリのテキスト入力画面で入力していてスリープに入った時、キーボードを叩くとiPhoneのスリープが解除され元のアプリの画面が表示される。ところが、iPadの場合はスリープ解除ができない。ホームボタンか電源ボタンを押してスリープを解除するとロック画面が表示される。

 スリープに入る時間が短いモバイル端末では少し手を休めるだけでスリープに入る。iPhoneのような動作だと気にならないが、そのたびに物理ボタンを押してロック解除しなければならないのは思考を中断させられて快適ではない。ちなみに、この症状はキーボードを変えても同じだったので、本機の問題ではない。

その他についてはWikiに書いたので、興味のある方はBluetooth keyboard case for iPad from koukokuno_Uraをどうぞ。

XOOM #28 Bluetooth keyboard for iPad を使ってみる

 Bluetooth で接続するということは、Android 端末でも当然使える。

 XOOM は函体が横に持った時の中心部が厚いので Bluetooth keyboard case for iPad(以下断りがない限りキーボード)、縦方向でしかスタンドとして使用できない。Android タブレットのワイド液晶なので、縦にすると重鎮位置が高く安定が悪い。これは、コンセプトからして仕方がないだろう。

 ペアリングは簡単だが、日本語変換モードの切り替えがわかりにくい。使用している IM によっても異なる。また、何らかのタイミングで再現性が安定しない。Google 日本語入力はキーボードを使ってもソフトキーボードは表示されたままだ。

 日本語変換ソフトにもよるかもしれないが、iPad でも Android 用の IM でも変換候補をソフトキーボードの入力エリアのすぐ上に出す(全て調べたわけではないが、iWNN、Google日本語入力、Shimeji、日本語フルキーボードではそうだった)。そして、キーボードを使う場合にはキー部分を表示せずに変換候補は最下行に表示される。遠いねん。それでなくても、フル画面のアプリでは入力箇所が画面のほぼ上端になる場合が多い。そこに、最下行に変換候補を出されたらどっちに視線を集中させていいのか悩む。

 Androidでも一部の特殊キーは使える。ホーム、検索、音量(上げ、下げ)反応する。Android の場合、ホーム画面でアプリをキーボードから選んで実行させられるのでホームボタンがキーボードにあるのは便利だ。前にも書いた気がするが、この機能は iOS にも搭載して欲しい。キーボードをサポートした時点でタッチオペレーションで完結することがオールマイティーな UI ではないことを認めたのだから。

iWnn との相性かアプリとの相性かわからないが、変換のときに画面がちらついて気持ちが悪い。Android の IM が悪いのか OS レベルでの API が熟成不足なのか、イマイチ快適にならないのが残念。ただし、これは自分の環境(Honeycomb,XOOM,iWnn,Bluetooth keyboard for iPad)固有の問題かもしれないので、「Androidではキーボードを使ってもあまり快適ではない」と判断するのは早計だ。ぜひ、いろんな端末でいろんなキーボード・IMでの組み合わせをチャレンジしてブログでもTwitterでもいいから発信して欲しい。

iPad #06 Bluetooth keyboard for iPad 購入

新発売!! 新しいiPadにも対応 スタンド付き ipad 3 Bluetooth キーボード アルミ ケース Black × Black 日本語&英語 説明書付 iPad 2012 のスクリーンキーボードは XOOM のものよりはるかに扱いやすいので迷っていたが、純正の風呂蓋より安い値段のものがあったので、ダメ元で(キーボードとしてイマイチでも液晶カバーとスタンドにはなる)買ってみた。ホントは logitech (日本では Logicool)のキーボードが欲しかったが日本での発売が未定なので、それまでのつなぎでも痛くない価格(2980円送料・消費税込み)のものにした。新発売!! 新しいiPadにも対応 スタンド付き ipad 3 Bluetooth キーボード アルミ ケース Black × Black 日本語&英語 説明書付。今見るともっと安いものもあった。おそらく同一の製品だろう。

 レビューは少し使ってからにしたい。とりあえず下書き用のBluetooth keyboard case for iPad – koukoku_no_URAに書くので気になる人はどうぞ。

 開梱動画を撮ってみたので暇な人はどうぞ。UNBOXING Bluetooth keyboard case for iPad 開梱からペアリングまで

ソフトウェアキーボードの革命か?「iPadキーボードの理想はこれ(動画) : ギズモード・ジャパン」

ぜひリンク先の動画をご覧頂きたい。全く「この発想はなかった」だ。せっかくソフトウェアでキーボードを使っているのにジェスチャーを使わない手はない。

 iPad にかぎらず、iOS デバイスのソフトウェアキーボードの不満点は矢印キーがないことだ。iPhone のようにキーボードと編集箇所が近いデバイスなら手間は大して変わらないが、iPad は違う。15cm くらい移動しなければならない。これをキーボード上の 2 本指スワイプで実行出来れば入力の不可は大きく減らせる。XOOM (Honeycomb)のキーボードで唯一 iPad に優っているのはこの点だ。

 特に、矢印キーは日本語の入力で大きな問題となる。これは英語圏の人間には理解できないことだ。変換中の文字列の文節を変更したい時に矢印キーの有無は大きく関わる。これができないために、一度入力した文字を消して変換し直した後で同じ文字を入力するということが iOS の日本語入力では発生する。iOS 5.1 の日本語変換はまだ ATOK の文脈に沿った変換の域に達していない。語彙も不十分だ。だからこそ、文節の切り直しや文節の学習は必須だ。それをするためにも矢印キーがあると効果的なのだ。

 どなたか、Apple のサポートに連絡して採用を促して欲しい。Android ならサードパーティがこの機能を搭載する可能性があるが、iOS の場合には Apple が採用しない限り便利にはならないから。

 後、ジェスチャーで入力できると便利なのは TAB だ。フィールドを行ったり来たりするときに画面の入力フィールドをタッチしなければならないのは不便だ。ENTER に該当するボタンがあって次のフィールドに飛ぶアプリもあるが、そうでないアプリもある。だから、TAB はフィールドの移動、ENTER はページの submit に決めれば分かりやすいはずだ。Apple はサードパーティが開発したユーティリティを貪欲に取り込んだ。ここ10年以内に Mac ユーザになった人などは最初から入っていると思っているような機能でも個人やサードパーティが開発したものは多い。

編集をより早く、正確に。iPadキーボードの理想はこれ(動画) : ギズモード・ジャパン
ダニエル・フーパー(Daniel Hooper)さんという人が「この方が絶対いい!」というiPadキーボードのアイディアを動画にしました。確かにテキスト編集としては使いやすそう。シフトキー押してテキストを選択できる機能なんてまさに絶対欲しい機能です。カーソルも指1本でドラッグ、指2本なら素早く移動ができるというもの。ダニエルさんの思うベストなiPadキーボード。いかがです?

Logitechから iPad カバー兼BT キーボード Ultrathin Keyboard Cover – Engadget Japanese

 こちらは Logitech (日本ではロジクール)の iPad 用キーボードカバー。使うときに取り外して溝に差し込んで使う、台湾製の 2,000 円台のものと同じ構造。溝の確度が画面の確度なので、調節はできない。

安いものと違うのは磁石を使ったギミック。強力な磁石でカバーの固定をサポートすると同時に、iPadに組み込まれたスリープスイッチを兼ねている所がポイントだ。磁石でサポートしていることで、嵌合部を減らすことが可能になり、厚さを減らす効果もあるのだろう。

 $99 なので、Brydgeよりはだいぶ安いが、ロジクールから売られる時に幾らになるかは分からない。そもそも、日本で発売されるかどうかすらも分からない。

Logitechから iPad カバー兼BT キーボード Ultrathin Keyboard Cover – Engadget Japanese.

Logitech が iPad 用 Bluetooth キーボードの新製品 Ultrathin Keyboard Cover を発表しました。超薄を自称するだけあって iPad 本体よりも薄いキーボードで、純正のスマートカバーのように磁石でヒンジをくっつけることで画面カバーになります。

開いた状態では、iPad を取り外してキーボード上部のスリットに差し込むことで角度をつけて固定が可能。キーボードは iPad と同じ幅に詰まっているものの、コピー / 貼りつけ / Undo といった iPad 用ショートカットキーを備えます。内蔵バッテリーは一日2時間の使用で約6か月駆動。「新しい iPad」こと2012年モデルのほか、昨年の iPad 2にも対応します。

米国・欧州ではすでにUS 99ドルで販売中。

Brydge + iPad: Do more. by Brad Leong — Kickstarter

 ナニコレ:iPadがMacbook Airみたいになっちゃうキーボード、Kickstarterで実現へ – ITmedia ガジェットのタイトルを見た時に「また Bluetooth キーボードカバーが出るんか」程度の認識で記事をちゃんと読まずにリーディングリストに入れていた。昼休みにビデオを見て買う気になった。台湾製の Bluetooth キーボードカバーなら 3,000 円以下で入手可能なのは知っていたが、ヒンジと固定具のギミックが魅力的に感じた。

 早速サイトに行ったら、既に $150 のオファーは売り切れていて $170 からしか無かった。$20 (1,600円)の差でしかないが、Ealy Adopter Special が受けられないのでやめた。それに10月まで待つのもナニやしね。まあ、あのブドウは酸っぱいに違いない・・・

Brydge + iPad: Do more. by Brad Leong — Kickstarter