XOOM #28 Bluetooth keyboard for iPad を使ってみる

 Bluetooth で接続するということは、Android 端末でも当然使える。

 XOOM は函体が横に持った時の中心部が厚いので Bluetooth keyboard case for iPad(以下断りがない限りキーボード)、縦方向でしかスタンドとして使用できない。Android タブレットのワイド液晶なので、縦にすると重鎮位置が高く安定が悪い。これは、コンセプトからして仕方がないだろう。

 ペアリングは簡単だが、日本語変換モードの切り替えがわかりにくい。使用している IM によっても異なる。また、何らかのタイミングで再現性が安定しない。Google 日本語入力はキーボードを使ってもソフトキーボードは表示されたままだ。

 日本語変換ソフトにもよるかもしれないが、iPad でも Android 用の IM でも変換候補をソフトキーボードの入力エリアのすぐ上に出す(全て調べたわけではないが、iWNN、Google日本語入力、Shimeji、日本語フルキーボードではそうだった)。そして、キーボードを使う場合にはキー部分を表示せずに変換候補は最下行に表示される。遠いねん。それでなくても、フル画面のアプリでは入力箇所が画面のほぼ上端になる場合が多い。そこに、最下行に変換候補を出されたらどっちに視線を集中させていいのか悩む。

 Androidでも一部の特殊キーは使える。ホーム、検索、音量(上げ、下げ)反応する。Android の場合、ホーム画面でアプリをキーボードから選んで実行させられるのでホームボタンがキーボードにあるのは便利だ。前にも書いた気がするが、この機能は iOS にも搭載して欲しい。キーボードをサポートした時点でタッチオペレーションで完結することがオールマイティーな UI ではないことを認めたのだから。

iWnn との相性かアプリとの相性かわからないが、変換のときに画面がちらついて気持ちが悪い。Android の IM が悪いのか OS レベルでの API が熟成不足なのか、イマイチ快適にならないのが残念。ただし、これは自分の環境(Honeycomb,XOOM,iWnn,Bluetooth keyboard for iPad)固有の問題かもしれないので、「Androidではキーボードを使ってもあまり快適ではない」と判断するのは早計だ。ぜひ、いろんな端末でいろんなキーボード・IMでの組み合わせをチャレンジしてブログでもTwitterでもいいから発信して欲しい。

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