Bluetooth keyboard case for iPad #3 結論的な

 気づいたことはBluetooth keyboard case for iPadにまとめたので細かいことはそちらをどうぞ。ここでは、感じたことをまとめたい。

 とにかく、一番強く感じたのは精度の低さだ。

 ケースとして使いものにならないのは、函体の構造材であるアルミ板の成形の精度の低さが原因だ。これが iPad に正確に合っていないので、iPad が密着せずにロック部分が浮いてしまう。手で押さえればケースが曲がって固定できるが、プラスチックの弾力だけで固定されているので、ケースの弾力に負けて外れてしまうのだ。仕様を設計した時点ではこの機構でも目的は果たせたはずだが、工作精度がついていっていない。

 ケースの背面には4つの突起があって、設計ではこの4点で机の面などに接地するはずだったはずだ。しかし、ケースのアルミ板が膨らんでいるために平面上に置くと中央部が接触してしまう。平面においても安定せず、キーボード手前が浮いているので右手前や左手前のキーを押すとケース本体がたわむ。成形時にパネルが平面になっておらず、その後の工程で修正もしていないのだろう。というより、日本のメーカーなら不良品だろう。

 頭にきて、手で反らすように力を加えたらちゃんと固定できるようになったwww ま、熱や力が加わったら元に戻るのだろう。剛性不足は誤魔化せない。

 キーが連動して動くのは設計上の問題(キーが独立していない)が大半だが、ベースの固定をしっかりしておけば緩和は可能だったはずだ。(ゴムのキーボードでも独立して動くものはある)。そして、この剛性のないキーによる誤動作を防ぐために無駄に深いキーストローク(ちょっと押しても反応しない)にしなければならなくなり、結果として浅いくせに奥まで押し込まないと反応しない状態となってしまっている。

 キーの手前のパームレスト状の部分がムダで邪魔。これは、工作精度の問題ではなく設計上のミスだ。手前に枠があるし、面積が狭いので手を置くことは一切できない中途半端なスペースでしか無い。無意味なだけならいいが、最下段のキーと近いのでキーを押すときに指に干渉して邪魔になるから困る。自分はスペースバーを押すとき、左手の親指の第二関節と爪の間の右側面付近で押す。ホームポジションに人差し指から小指までを置いた時に自然に当たる位置だ。このキーボードではその押しかたをすると、関節付近がキー手前の角に当たってキーを十分に押しこめないのだ。

 Logicool から Ultrathin keyboard cover for iPad が発売されるまでのつなぎにしかならないが、慣れてくれば iPad のソフトキーボードと同等程度には打てるようになる。矢印キー、ショートカットが使えること、数字を入力モード切り替えなしに入力できること、iOS 用のファンクションキーなど、トータルでは iPad の入力環境を多少は改善してくれる。価格も安いし他のデバイスでも使えるので、iPhone や Android 端末の入力用に持っていても無駄ではないだろう。お買い上げは新発売!! 新しいiPadにも対応 スタンド付き ipad 3 Bluetooth キーボード アルミ ケース Black × Black 日本語&英語 説明書付からどうぞ。アフィリエイトで入金した分は寄付しますので。よろしく。

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