Android市場にバルミューダが挑戦・・「アタイ、嫌いじゃないよ」

 iPhone の新製品が出てもエントリを起こさなくなって久しいが、Android 端末の新製品で書きたくなった。そういう意味では魅力的なのかもしれない。

 日本では珍しいスタートアップ、バルミューダの新製品。熾烈な Android 市場で生き残れるか見守りたい。

 提灯記事ではしきりに「オリジナルのアプリがいい」とか書いてあるが、デジヲタとしては「よけいなことすんな」だ。Android のアップデートについていけるのか。脆弱性へのパッチを当て続けられるのか。

 Apple がそれをできるのはハードウェアを自社でコントロールしているからだ。ハードウェアとOS(ファームウェア)の組み合わせが正確に分かる(それでも、大きなアップデートのあとで旧モデルの挙動がおかしくなったり電池の消耗が速くなったりは珍しくないが、それは別の話)。

 Android の場合はそれをやるのはベンダーだ(この場合バルミューダ。メーカーは京セラ)。Google が勝手に書き換えたOSが自社のハードで動くか検証し、必要があれば対応しなければならない。今のOSはガイドラインに従ったものであれば比較的アップデートの負担は少ないはず(詳しくは知らんけど)だが、改造したOSを載せている場合は新しいバージョンの改造版を作る必要がある。

 アイコンを書き換えているとかくらいならいいが、機能を追加していたりすると難易度は上がり時間もかかる。バルミューダにはその能力はないだろうから、京セラにやってもらう必要がある。当然費用がかかる。それを、売った後の端末(収入につながらない)のためにできるのか。その覚悟があるのかが問題だ。これまでバルミューダが売ってきた家電品とは違う。

 提灯記事で必ず取り上げられている電卓の億・万単位表示。経理経験者からいうと「いらんことすな」だ。3桁ごとのカンマ(国によっては点)があればいい。というより、3桁ごとにカンマの入った資料を見ながら計算するときにオリジナルの表示をされても入力ミスにつながるだけだ。ま、実際には切り替えられるとは思うけど、提灯持ちが持ち上げようと必死なので突っ込んでおく。

 後、気になるのが価格パフォーマンスレシオだ。この程度のスペックの端末に10万円は高い。メモリカード非対応なのに 128GB しかストレージがないのも気になる。

 端末に10万円以上出していいと感じるようなヲタクは128GBでは足りないのではないか。また、128GBで満足できるような一般人に10万円は高いのではないのか。

 2年後の答え合わせが楽しみだなぁ。

あなたはFacebookの顧客ではない。製品なのだ(wired)

いらすとや スマホから個人情報を抜き取られる Apple の対応は速かった。

 2019年1月29日

情報源: 若者に金を払い彼らをスパイするアプリをインストールさせるFacebook | TechCrunch Japan

 Google にも火の粉がかかった。
 2019年1月31日

情報源: Apple、FacebookのResarchアプリを規約違反のVPNとして削除、Googleにも同様の疑惑 | TechCrunch Japan

 Google の対応も速かった(上の記事より先なのは翻訳記事の出るタイミングの問題)
 2019年1月30日

情報源: Google will stop peddling a data collector through Apple’s back door – TechCrunch

 2019年1月31日

情報源: Googleも非正規iPhoneアプリでユーザー情報収集。Facebookと同手法、すでに無効化し謝罪 – Engadget 日本版

 これは2012年のエントリ

情報源: 「あなたはFacebookの顧客ではない。製品なのだ」 « WIRED.jp – GEEK_XS

 ただ、Google はユーザー情報収集をやめたような印象を抱いてしまうが、iPhonoe アプリでのユーザー情報収集をやめただけで、Android からは取り放題だから間違ってはいけない。ついでにいうなら Android を使うということは、Google 含めて他のアプリからでも情報を提供している可能性が iOS を使うより高いということだ。

Unihertz Jelly Pro 国内版ファーストインプレ

jelly with arm band
アームバンドに装着した状態でも 110g しかない。この状態でも裸の iPhone 6 より軽い。
 自分は kickstarter で昨年買った端末だ。

 この端末の最大の弱点は電池の持ちの悪さだ。

 真っ先に指摘すべきはここだろう。スペックや操作性はその後だ。外出時間は人それぞれだろうが、大半の人は16時間に収まるだろう。

 Jelly pro は全く持たない。自分は携帯電話の使用頻度が非常に低い。朝15分間音楽かポッドキャストを聴くのと、昼休みにTwitterのチェックをするくらいだ。なのに、夕方にはLEDが赤く光る(要充電)。考えられるのは Pebble 2 か Fitbit charge 2 のアプリを動かすか、プッシュ通知を受け取る程度だ。iPhone 8 なら同じ使い方で、夕方には75% 程度電池が残っている。

 小さい端末で iPhone や GALAXY と同じことができるのは面白い。使っていて楽しい端末だと思うが、予備バッテリー(電池は交換可能)かモバイル・バッテリーは必須だ。これが小さいというアドバンテージを大きく損なっている。あと数十グラムか数ミリか大きくてもいいから安心して家を出られる電池のもちを実現して欲しかった。


情報源: 2.45インチ画面の極小スマホ「Unihertz Jelly Pro」国内版ファーストインプレ。技適あり、国内MVNOのAPNも登録済み – Engadget 日本版

Jelly pro インプレ3

参考になるサイトを見つけたのでリンクを貼っておく。「超小型スマホ Jelly Pro レビュー:タッチもスクロールも意外によく動く!あとは使いみち次第 | orefolder.net

電池

 この端末を使ってみて一番の不満要素は電池だった。数年前までの Android 端末のようだ。朝100%で、片道15分の往復にポッドキャストを聴き昼休みにTwitterを読むくらいだが、夕方には50%を切っている。夕方、Runkeeper や STRAVA を使って1時間以上のランニングをすると途中で止まりかねない。

 電池使用の割合を見たら Bluetooth が一番多く28%だった。Bluetooth で使っていたのは ヘッドセットだけなのに。今時 Bluetooth は入れっぱなしだろう。でないと、Pebble 2 とか GARMIN 630 の管理が不便になる。Android がそうなのか Jelly が不安定なのかは分からないが Bluetooth を切ると次に入れても自動的につながらないことが多い。そのたびに管理画面を開いてペアリングするのはめんどくさい。Jelly による Bluetooth 機器の管理は諦めた。

 Bluetooth の消費電力が大きいのか、消費電力自体は変わらないが電池容量が小さいから比率的に大きく表示されているのかは分からない。電池か Jelly pro がハズレなのかもしれない。

表示

 「リソースの少ない端末での操作を快適にする」という Google の思想によるものか、Nougat による画面表示はよく健闘していると思う。画数の多い漢字が厳しいのは仕方がないだろう。

 小さいモニタで表示されることを考慮していないために(例えばradiko.jp)文字が潰れて読みにくいサイトや、キーボードがボタンにかぶってログインボタンを押しにくいサイトはあった。Jelly の責任というより、画面レイアウトを固定的にしている(それも iPhone に最適化している)サイト側の問題だろう。

 物理的に小さいので、指がかぶって小さいオブジェクトを押しにくいことは間違いない。隣のボタンを押してしまうことはよくある。

通信

 使用している電波帯が違うので HT20 より電波状況はいい事が多い。VOLTEという表示もされているが電話をしていないので音質がどうかは分からない。

 自宅への往復時に waze でログを取ってみたら行きと帰りで全然違う結果になった。waze は圏外になると警告が表示されるのでほぼリアルタイムに圏外かどうか分かる。行は HT20 ですら圏外にならないところで圏外になることが多かった。が、帰りには、これまで iPhone 6 を使ってたときと同じくらいに通信可能だった。

 何が悪かったのかは全然見当もつかないが、電波条件の悪い田舎では不安定になる事があるというのが今の結論。

GPS

 GPS チップの性能はあまり高くない。iPhone よりもコールドスタートには時間がかかる。が、補足してからの精度は HT20 や iPhone 6 と変わらない。GARMIN 630 よりはかなり劣る(おそらく iPhone 8 よりも劣るだろうがまだ比較していない)。GLONAS に対応しているかの差が一番大きいだろう。

 自宅への往復の waze 走行ログを見たら行きは赤いところ(圏外でGPSをロストしているところ)が何十キロ分もあった。走行中もルートが目まぐるしく変わったり再検索が行われたりして、全然ナビとして使えない状態だった。田んぼの中や川の上など道路が存在しないところに現在位置マークが示されていることも多かった(これについては、通信が切れたことが原因かもしれない)。が、帰りにはあまりなかった。

外部スピーカー

 このサイズの端末としては大きな音がする。HT20 のくぐもった音よりずっと聞きやすい。HT20 は奥まったところにあるうえに防水性を優先しているので仕方ないが、液晶面を上にしておくとスピーカーの音が出る穴が塞がれてほとんど聞こえなくなる。が、Jelly は背面スピーカーでも音が聞こえる。

 カメラとスピーカーの口の中心にあるわずかな突起のせいで背面が密着しないようになっているのか、ボディ自体がスピーカーの役割をしているのかは分からない。側面にスピーカーのある iPhone の比ではないが、トランジスターラジオをホウキにぶら下げて飛ぶキキのような気持ちで楽しむのにはこちらのほうが向いているかもしれない。そういう楽しさはある。

アームバンド

 ケースに入れた Jelly を固定するアームバンドだが、アームバンドを取り付けた状態でも 110g しかないので、重さによる負担感はない。

 バンドの強さの加減は難しい。ウェアによっては滑り落ちそうになる。かといって強く絞ると腕に食い込んで血行が悪くなる。

 固定が難しいが、iPhone を持ち運ぶよりは楽だ。大きな荷物が一つ減った感じだ。水を持たなくていい距離なら手ぶら感覚で走れる。この軽快さは捨てがたい。

 

写真画質 iPhone 8 vs Jelly pro

taken by Jelly pro
Jelly pro UVフィルターを使いたくなるような色調だ。

 有馬温泉までリカバリー・ウォークに行った時、太閤橋を iPhone 8 と Jelly pro で撮ってみた。設定はどちらも初期設定のまま。

 解像度はセンサーの数をそのまま表している(Jelly:800万・iPhone8:1200万)。が、ブログやSNSに載せる程度ならこの解像度で十分だとも思う。右の画像は Windows の Paint で 600×800 に縮小したものを300×400で表示しているが、色くらいしか差は分からないだろう(iPhone 8 で撮ったもののほうが元の画像が大きいのでハンデはあるが)。比較のためにあえてレタッチはしなかったが、レタッチすれば更に差は小さくなるだろう。

 もちろん、オリジナルのファイルを100%表示すれば空や森、建物の輪郭、電線の違いは圧倒的だ。青空部分のブロックノイズもはっきり分かるので、興味がある人は次のリンクからご確認いただきたい。iPhone8フルサイズ画像Jelly proフルサイズ画像

 オリジナルのファイルサイズは iPhone 8 が 3.76MB で Jelly のが 3.38MB (HDD上のサイズ)だった。意外に差が小さい。画像ファイルのピクセル数から考えるともっと差があって良さそうなのに。

taken by iPhone8
iPone 8 記憶の映像としてはこちらがしっくりくる。
 800万画素のデジタルカメラであっても、もっと良い画質のカメラはある。iPhone 6 は 800 万画素だがもっと高画質な写真を撮ることができる。

 この違いが、光学系とセンサーというハードウェアとこれらをコントロールしOSにデータとして渡すファームウェア、受け取ったデータを画像データにして保存するカメラアプリのどこから来るのかを特定することは難しい。

 が、一つだけ明確に iOS のカメラと違うと分かる点がある。カメラアプリとハードウェアが別々に開発されているということだ。Google は Android OS を作る時にどのようなハードウェアで使われるかをコントロール出来ない。OS を先に作ってメーカーがそれに合わせてハードを作るのだから。対する iPhone はハードとOS、アプリは同時に作られる。ハードウェアに合わせて OS レベルでの最適化が行われている。Android でも Samsung のような巨大メーカーなら自社のモジュールと OS のカスタマイズで最適化することが可能だが、ヴェンチャーにそれを求めるのは酷だろう。

 カメラアプリを入れて設定を煮詰めれば、光学系とセンサー以降の部分は解決できるかもしれないが、そこまで写真にこだわるなら他の機種にした方がいいだろう。

Jelly pro インプレ 2

 Android の場合、アプリのダウンロードは Google play ウェブサイトから管理できるから簡単だ。マイアプリから以前使っていた端末にダウンロードしたアプリが見つけられる。

 Nova launcher を入れたら画期的に楽になった。ドックに表示できるアイコンが五つに増えた(標準では3)。もう一つ大きいのがループスクロール。今表示されているのがどこかを考えなくていい。自分の場合はホーム画面を二つにしているから、どちらかとか一切考えずにスワイプしやすい方にスワイプするだけでいい。

 画面の解像度は 240×432 だが 2.45 インチしかないのでそれなりの密度ではある。iPhone 3GS よりは密度は高そうで漢字もそれなりに読める。フォントの設定はデフォルトより一段階大きくしている。ローマ字ならデフォルトでも十分だ。英語のサイトだと全く問題ない感じがする。

  • HT20 にあったシステムジェスチャーは入っていなかった。Homtom が入れたオリジナルだったらしい。3本指スワイプでのカメラ起動とスクリーンキャプチャは最高だった。なお、未だにスクリーン・キャプチャの操作がわからない。XOOM とか HT20、Freetel priori 2 では「電源+音量上げ」だったと思うが・・・
  • ロック画面からカメラ起動できるがアプリ使用中にショートカット的にカメラを起動することはできない。
  • 指紋認証は付いていない。
  • 「ストレージとUSB」というメニューはなく「ストレージ」だけになっている。CF カードを内蔵メモリとして使うこともできた。最初認識しなくて焦ったが、何回かやってるうちにうまくいった。
  • HT20 で起動できなかった radiko が正常に動作した。
  • 銀行系アプリはまだ試していない。

GPS

 GPSの精度を確認するためにJellyのSTRAVAでもログを取ってみた。同じ場所からスタートしたのにぜんぜん違う場所からスタートしたようになっている。GARMIN のスタート位置が正確。GPS の位置を特定するのに時間がかかったらしい。これは Jelly の精度の問題というより、アプリを起動した後すぐに走り出したことに原因があると思う。GARMIN はそれ以前にRUNモードにしていて、GPSの測位は完了した状態で走り出している。

 下の軌跡を見れば一目瞭然だろう。Jellyの記録はジグザグに走っているように記録されている。厚い雲に覆われていたせいか GARMIN でも道路外のところを通ってる箇所があるので、GPSレシーバーにとって条件は悪かったと考えられる。その中で大きく外していないので健闘しているといえるだろう(価格も考慮してだが)。

アームバンド

jelly with arm band
アームバンドに装着した状態でも 110g しかない。この状態でも裸の iPhone 6 より軽い。
 この端末を買った理由の大半は「ランニング時に使えそう」というものだった。だから迷わずアームバンドを買った。というより、専用のアームバンドが有ったことが決め手だった。

 アームバンドには専用のケース(別売のケースとは違うモノ)に入れた上で、ケースの背面のレール状になった部分にアームバンドの板状のパーツの突起を滑り込ませることによって固定する。かなり固くて、でも画像のように片手でスチャと入れて走り出すということは難しい。アームバンドに Jelly を取り付けた状態でアームバンドを腕に固定するというのが現実的だ。

 しかし、これくらいのほうが安心感は高い。走っている最中に振動で外れるとか靴紐を結ぼうとかがんだ時に落ちるとかすると最悪だ。そうしないように気を使わなければならないということ自体が心理的負担になる。iPhone を持っていて負担なのはこの心理的負担だ。濡らしてはいけないというのが一番大きいが、それが解決されても落としてはいけないというプレッシャーは大きい(だから、200g の HT20 は iPhone より心理的に軽かった)。

 今日は半袖シャツだったので直接肌にアームバンドを取り付けたが、違和感はなく邪魔にならなかった。長袖のウェアだともっと快適だろう。真夏だとベルトが太くて密着するので汗を掻くかもしれないが、来年の5月くらいまでは大丈夫だろう。

Jelly 到着

Jelly pro (smartphone) kickstarter で back していた(back の適当な訳語が見つからない。支援とか後援とか出資とかそんな感じ) Jelly pro がやっと到着した。7月初旬に発送を開始といっていて船便だというので、「こら、かなりかかるな」とは思っていたがここまでとは。新型 iPhone までのつなぎとして HT20 の代わりにしようという目論見はほとんど崩れた。でもまあ、プロジェクトが成立して実際のモノが届いたのは喜ばしい。back して成立したにも関わらず製品化に失敗したものもあったから(光学式心拍計付き自転車用ヘルメット)。

UnBox

Jelly pro (smartphone) アンボックスとか仕様とかはもっと詳しく先に届いていた【実機レビュー】世界最小レベルのスマートフォン『Jelly Pro』が届いたのでファースト・インプレッションを御覧いただきたい。(戻ってくる必要すらないかもしれないwww)

 マイクロUSBケーブル、USB ACアダプタ(1000mAh)、一枚物のマニュアル、液晶保護シートが一枚入っていた。専用の保護シートが発売されることのない端末なので嬉しい(HT20 には一枚貼った上でもう一枚付いていたが、Jelly は最初のは輸送時の保護用)。

 青い潰れた箱に入っているのはアームバンド。ランニング時に iPhone のような高価な精密機械を運ぶのはトラブルの元だし、気を使って走りに集中できなくなることもある。防水ではないので水濡れには注意が必要だが、上腕の外側なら雨に降られない限り大丈夫だろう。

本体

 軽い。小さい。昔使っていたちっさなケータイを思いだす。それも、J-SH02とかJ-SH04といったストレート端末だ。ランニングのときにも全く負担に感じない。片手で持っても隅々まで操作できる。この感じは iPhone 3GS 以来だ。

 プラスチックの質感が好きなのでプラスチックのバックカバーに抵抗はないが、細かいラメのようなものが入っていた。これは残念。これだと知ってたら白にした。

起動

 HT20 より起動にかかる時間は短い。音が鳴らないのもいい。HT20はモードや音量設定とは無関係に大音量でなる(そういう意味では Mac の起動音もそうだ。iMac は構わないが、Macbook 等で仕方なく外で再起動をしなければ鳴らないときには困るケースもあるだろう)。Jelly は音はしない。

セットアップ

 Nougat を触るのは初めてなので少し嬉しいが、HT20 のマシュマロと違うところを探すのに苦労する。というか、今のところ違いが見つけられない。

 起動して Wi-Fi の設定をした。5GHz 帯にも対応していた。たくさんの電波が飛び交っている集合住宅なので嬉しい。SSID と 暗号化キーを入れたらあっさりと繋がった。

 少し動作確認し、一度電源を切り、iPhone 6 に入れていた SIM カードを入れた(IIJmio)。SIM カードをセットして電源を入れるだけで通話できるようになった。データ通信のための APN のセットアップをしようとしたら日本のサービスの名前が並んでいて IIJmio が自動的に選ばれていた。Wi-Fi を切ったが普通にネットにつながっていた。これにはちょっと驚いた。日本のキャリアが入っていることはあってもMVNO業者までが入っているとは。全部見たわけではないが、自分が知っている大手のMVNO業者は並んでいた。

 再度電源を切って CF カードをセットし電源オン。メモリカードを内蔵ストレージとして使うかどうか聞いてくるのを期待したが、なかった。HT20で内蔵ストレージとして認識されたメモリカードなんだが・・・ここはとりあえず保留。

 今日のところはアプリのセットアップは最小限のみ。しかし、Google play の音声認識は素晴らしい。音声認識だけでアプリをダウンロードできそうだ。メジャーなアプリは全部ヒットする。

回線

 知らなかったが volte 対応だった。音声通話なんかしないからありがたみを感じる機会はないだろうが・・・

マシュマロを再び味わう(HT20 修理顛末)

 カメラの修理に出していた HT20 が帰ってきた。というか、新品が送られてきた。(HT20初期不良 1HT20初期不良 2

 時間はかかったが、ちゃんとこちらの言うことを聞いて対応してくれた。感謝。

変化

  • カメラの暗黒オーラはない
  • 3.5mmプラグが使える
  • HT20 back cover
    金属のボディとオレンジの裏蓋の間に隙間がある。
    裏蓋が湾曲していてネジ止めしないと外れる。ヘビーデューティーな雰囲気を強調するためか、裏蓋の固定のために 10 本のものビスが使われている。これを止めてしまうと、SIM と CF の取り外しが非常に面倒になるから、前の端末では止めずに使っていることが多かった(水没するような使い方は怖くて出来ないが、ランニングの汗くらいなら余裕で防げた)。

     CF は挿しっぱなしでも困らないが SIM は iPhone 6 でも使いたいから困る。下に書くが、アプリとの非互換性のために、アプリケーション実行環境として iPhone 6 を完全に置き換えることはできない。また HT20 のほうが田舎で圏外になりやすいので、自転車で田舎に行く場合にこれだけだと不安だ。しかし、防水と耐衝撃性の安心感は大きい。なので、行き先によって SIM カードを移動して使いたいのだ。そこに立ちふさがるのが 10 本のビス。まあ、出かける前のルーチンにしてしまえば苦にならないかもしれないが・・・

不変

  • Radikoと銀行系アプリは使えない。
  • Instagram のカメラ機能だと暗いところで異常に暗くなる(同じところで標準のカメラでは問題ない)。

 春には、入手後 Android のアップデートがあったが、今回は最初から適用されていたらしい。春のアップデート後のバージョンを記録していないのでホントに適用されているのかどうか確かめる術はない。それが Android 。

 昨年公開された現行 OS の Nougat(7) へのアップデートはない。それが Android。

気づき

 前にCFを入れたときには、「内蔵メモリとして使うか外部ストレージとするか」というダイアログが出たが、今回は出なかった。CFの規格によって出されるようだ。内蔵メモリとして使うためには高速なCFカードが必須らしい。この端末のためにCFを買う気はないので、手持ちの4GB CF をデータストレージ用に入れて放置するつもり。

 Android の機能なのか homtom のカスタマイズかは分からないが、3本指スワイプによるカメラ起動とキャプチャ取得はホントに便利。iPhone でも採用して欲しい。

Android Oの最後のデベロッパープレビュー

 今年買ったのが Marshmallow で、今到着を待ってる端末が Nougat なのに、すでに O が最終テスト。O で始まるお菓子の名前はまだ決まっていない(社内的には決まってるだろうが公開されていない)ので、Oatmeal cookie と決定w

– Alpha
– Beta
– Cupcake
– Donut
– Eclair
– Froyo:Huawei IDEOS
– Gingerbread
– Honeycomb:Motorola XOOM
– Ice Cream Sandwich:Motorola XOOM
– Jelly Bean
– KitKat:Freetel Priori2
– Lollipop:Freetel Priori2
– Marshmallow:Homtom HT20
– (Nougat:Jelly)
– Oatmeal cookie

自分が使ったことのある OS の右に使った端末名を入れてみた。Nougat は未だ届いていないので触ったことはないが、意外に多くの Android に接していた。Kitkat 以降のバージョンでは完成度が上がり、バージョンが一つ上がってもそれほど変わらなくなってきた。これは iOS も同様だ。

 モバイル OS も次のジャンプアップへの踊り場に差し掛かっているのかもしれない。

Android Oの最後のデベロッパープレビューが出た、アプリの最終テストが主な目的

Googleが今日(米国時間7/24)、Android Oの四度目で最後のデベロッパープレビューをリリースした。Android Oは同社のモバイルオペレーティングシステムの最新バージョンだ。予想されたように、今回はもはや大きな変化はなく、Googleによると、計画どおり今夏の終わりには正式版がリリースされる。今夏の終わりとは9月22日のことらしいから、まだ間があるが、これまでのペースはAndroid Nougatのときと酷似しているから、最終リリースは8月ではないかな。

Jelly 鋭意製造中

Jelly production line 「順調に作ってるよ。もうすぐ送るからね。でも、場所によっては少し遅れるかも(意訳)」というメールが届いた。20日に発送開始予定だったので、不満が広がらないようにするタイムリーなメールだ。

 「どうせ1~2ヶ月は遅れるだろう」と思っていたので、到着が8月になっても全然オーライだが、こうやってフォローアップのメールが届くと安心する。

 しかし、右の手工業的な生産ラインを見て少し不安になった。作業員のスキルに依存する生産ラインだと、誰が作ったかによって精度に違いが出るだろう。これが「当たりハズレ」の原因だろう。使っている要素技術は枯れたものばかりで大差はないだろう。LET も Bluetooth も Wi-Fi も実績のある汎用品で作られているはずだ 。問題はこの組立工程にありそうだ。組み立てが上手で几帳面な担当者が組み立てたものが届くことを祈るしか無い。海外の企業が相手では返送するだけでも数千円かかる(HT20がそうだ)ので、保証も受けづらい。ファブレスのベンチャー企業だと修理やサポートに割けるリソースはほとんどないことが予想される。それどころか、企業自体がなくなる可能性もあるwww

 まあ、そういうのも含めての Kickstarter だ。とりあえず、早く届いて欲しい。