デジカメ=センサー。ソニーのスマホ合体レンズカメラ『DSC-QXシリーズ』

130905qx_spec02 全て事前に報道されていたもので価格もどうやら5万円程度のようだ(日本での価格はまだ発表されていないが)。

 バランス的には QX10 のほうが良さそうだが、センサーが 1/2.3 では意味が無い(今持っているコンデジは 1/1.7)。光学ズームの倍率は QX10 のほうが高い(QX100 は 3.5 倍で QX10 は 10 倍)が、高性能なのではなくセンサーがちっこいだけだ。

 QX100 のセンサーは1インチある。画素数が多くなっているのが残念だが、それでも QX10 よりも一つ一つの画素の面積は大きい(はず)。このセンサーが大きければ大きいほど光に対する感度が上がり階調の表現が豊かになる(はず)。天体望遠鏡の性能がレンズ(というか凹面鏡だが)の口径で表現されるのはこれと基本的に同じだ。

 デジカメを選ぶということはセンサーを買うということだ。センサーがデジカメの性能の大半を決める。銀塩カメラでレンズが命であると言われるのは、フィルムが交換可能な消耗品だからだ。デジカメの場合にはセンサーを交換することはできない。どんなに良いレンズを付けてもセンサーがタコならセンサー以上の絵を作ることはできない。NOKIA N73 がカールツァイスレンズをつけながらしょぼい色しか出せなかったのはセンサーと画像処理エンジン(プログラム)がタコだからだ。センサーやエンジンが得意な色調では当時のコンデジに匹敵する絵がとれたものだった。

ソニーのスマホ合体レンズカメラ『DSC-QXシリーズ』の詳細スペックがコレだ! | TABROID(タブロイド)

本当に今までにないモノが登場しちゃいましたね。

スマホに取り付けたり、分離してても撮影できると話題を呼んでいたソニーのレンズカメラ『DSC-QX100』と『DSC-QX10』がベルリンのテクノロジーショーIFA 2013で発表されました(プレゼンの様子はコチラの記事をどうぞ)。

プレゼンの限られた時間では明らかにならなかった詳細スペックが公開されましたので、さっそく気になるポイントをまとめて紹介しましょう。

本当に今までにないモノが登場しちゃいましたね。

スマホに取り付けたり、分離してても撮影できると話題を呼んでいたソニーのレンズカメラ『DSC-QX100』と『DSC-QX10』がベルリンのテクノロジーショーIFA 2013で発表されました(プレゼンの様子はコチラの記事をどうぞ)。

プレゼンの限られた時間では明らかにならなかった詳細スペックが公開されましたので、さっそく気になるポイントをまとめて紹介しましょう。
 
ハイ/ローの2モデル構成、ホワイトモデルもあるぞ

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カールツァイスレンズと1インチセンサーを備えた高性能モデル『DSC-QX100』(上写真 左)は20.2メガピクセルの解像度を持ち、光学ズームの倍率こそ3.6倍にとどまるものの総じて高めの光学性能です。

対する『DSC-QX10』はソニーGレンズ、センサーも2/3インチですが10倍の光学ズームが可能。こちらのモデルでさらに嬉しいのがブラックとホワイトの2色が用意されていること。合体させるスマホのカラーにあわせてチョイスできます。

コンデジ再入門

 カメラは iPhone 4S で充分だが、時々スマートフォンのカメラでは太刀打ち出来ない光景に出会うと、まともなカメラが欲しくなる。

 「まともな」というのは、焦点距離と絞り(シャッタースピード)が自分で任意に決められるという意味だ。なので、フォーカスを任意に選べないコンパクトデジカメは基本機能がどれだけ上がっても対象外だ。同時に、写真を取ることを目的に行動することはないので、荷物になる35mm銀塩カメラ用のレンズを使えるようなカメラも興味の対象外だ。

 先日、写真を趣味とする(写真を撮りに出かける)母が、「(年をとって)今のカメラ(Cannon EOS D?)は重くて写真を撮りに行かれへん」と言っていたので、カメラを買い換えるのを趣味としている兄に、遊んでいるコンパクトデジカメを母に送ってくれるように連絡した。

gx100 二つ返事で兄が送ってくれたのが、リコーのCaplio GX100だった(Caplio GX100スペシャルサイト / デジタルカメラ | Ricoh Japan)。ちょうど、実家に帰る予定があったので、使い方を教えるために触ってきた。

 ビューファインダ、コンバージョンレンズ、PLフィルターなどが付属していたが、持ち運びや取り付けが面倒そうなので、基本操作[電源、シャッター、露出補正、再生(削除)、絞り、ズーム]を繰り返し教えた。

 写真を取るための機能の充実度ではスマートフォンや簡単コンデジとは一線を画していた。フォーカスや露出を自分で選べるというのは大きい。簡単コンデジでは、「そこやないねん」とか「もうちょっと被写界深度を狭くしたいのに」と歯がゆいことが多いが、このカメラなら、一眼レフとまではいかないまでも、そこそこ「絵を作れる」のではないかと感じた。24mm広角は使えそうだし、19mm のコンバージョンレンズが1万円程度で入手可能というのも魅力的だ。しかも、この機能をパッケージングして250gを切っている。これなら、「ロードに乗る」ときは別として、クロスバイクで散歩するような時なら持ち運べそうだ。

GXR Richo GXR A16(24mm-85)23.6mm×15.7mmセンサー が気に入ったが、500g という重量と大きさがネックだ。GX200 は軽くて機能は同じくらいあるが、センサーが小さい(1/7 インチ)。センサーの大きさが大きくなるとレンズの口径も大きくなり本体も大きく重くならざるを得ない。

 光学的な限界はあるだろうが、マーケティング上の問題もあって、大きなセンサー=高機能・高価格になってしまっている。大きなセンサー+非高級レンズ+低画素数+低価格というコンセプトのデジカメはバランスが悪すぎて誰も買わないか・・・上記の A16 ユニットのセンサーは 23.6×15.7mm という比較的大型なものだが、1650万画素になっていて、大型センサーの良さを活かせていないのではないだろうか。大きなセンサーにしたからといって画素数を増やすのではなく、画素を大きくして欲しい。そうすれば、コントラストの再現性の良いセンサーになるのではないだろうか。

 センサーとして一番使ってみたいのはシグマの foveon だ。実質シグマしか使っていないために、選択肢が少なすぎる。自分の欲しい超広角レンズを使うためには一眼レフボディしかない。これは自分には完全に許容範囲外だ。foveon センサーを Richo の GX100 のようなボディに搭載すれば大ヒット・・・しないだろうな。この価格帯のコンデジを買うような層はセンサーに種類があることすら知らないだろうし、foveon だから同じような機能の他機種より2万円も高ければ絶対に買わないだろうから。

 後、最近の機種には GPS やWi-Fiを搭載しているものがあり、デジカメ本来の機能とは異なるが、魅力を感じる。欲しい機能・性能を全て満足するものは見当たらない・・・といっているうちに興味を失って現在に至っているがwww

Pro HDR(iOS app)

「iOS 4 のカメラアプリには HDR が搭載されているけど 3GS では使えない」という発表があった時に、「HDRとはなんぞや」といろいろと調べた。で、3GS で試すために、フリーのアプリやこのアプリをダウンロードした。

 このアプリは様々な設定ができて奥深いが思い通りの仕上がりにするのは難しい。また、iOS の HDR と異なり、かなり強めの補正を行う。ドラマチックな効果をもたらすことは可能だが、境界付近に不自然なオーラ状の色ムラが発生する。これは、効果を強くすればするほど強く現れる。ドラマチックということは一方では不自然ということだ。pro HDR はどちらかと言うとドラマチック寄りで iOS のカメラのHDRは自然に近く、HDR fusion はその中間程度だ。同時に、iOS、HDR fusion、pro HDR の順で表現の自由度は上がる。pro HDR で追い込めば、狙っているものに近い写真を創ることが可能だろう。しかし、その分やることが増えるということも意味していて、かなり面倒くさい。


 左から iOS のカメラによるHDR、HDR fusion、ProHDR。最も自然なのは iOS のHDR。

 基本的な使い方は下の記事が例もあって分かりやすいので、興味を持った方はそちらをご覧頂きたい(404になったら諦めてください)。同じ事を書いても意味が無いので、自分なりのコツを紹介したい。HDR pro はおそらくシャッタースピードの差を使って明るい写真と暗い写真を撮る。その際に、マニュアルでは2箇所のスポットが正常に写し取れる露出を使う。なので、スポットを置く場所によって効果は違ってくる。両方の写真で白飛びや露光不足で真っ暗な箇所は補正後も白飛びや潰れが残る。コントラストが強い所では肉眼でも白飛びで見えなかったり暗くてよくわからない箇所は発生する。なので、肉眼で見ても白飛びや潰れるような箇所はそのままにしておくほうがより自然になる。

  1. 一番はっきりと写したい部分にターゲットを置く。
  2. 1の箇所が明るい時には、2つ目のターゲットをそれほど暗くない所に置く。(明暗逆の場合には逆)
  3. これで撮ってみて、不自然な感じがしたり、オーラが発生するようならより明暗が近いところに2つ目のターゲットを移動して撮り直す。
  4. 3を満足できるまで繰り返す

 
ASCII.jp:HDR設定をカスタマイズできるカメラアプリ「Pro HDR」を徹底解説 (1/3)|柳谷智宣の「神アプリの説明書」

すごい進化 歴代iPhoneのカメラ性能を比較した写真サンプル

 興味深い記事だ。個人ではこれだけのラインナップを揃えることは難しいだろう(3GS,4S,5の3世代なら自分でもできるが)。

 ただ、Apple の手柄というわけではない。iPhone の画質向上については、要素技術メーカー(SONY)の技術的進歩に負っている。Apple が手がけたのは画像処理アルゴリズムの高度化と、それらによるハードウェアリソースの増大を受け止めるハードだけだ。これは、他の端末についても同様だ(SONY のカメラを搭載している機種は多い)。むしろ、3GS までが他社製に対して大きく劣っていたために進化がクローズアップされたのだろう。

 3GS はそれ以前と比較すると大きく飛躍したように見えるが、同時期のコンパクトデジカメと比較すると、「写メール用だよねっw」と言わざるを得なかった。しかし、4S からはコンパクトデジカメと互角の画質なっている。

 今でも、iPhone 4S の電池が切れた時にリリーフで 3GS の電源をいれることがある。その時に、「アプリの切り替えや起動が遅いけど、できることは大差ないなぁ」と思う。しかし、写真の画質の違いを見ると 3GS には戻れないと感じる。

すごい進化だ……! 歴代iPhoneのカメラ性能を比較した写真サンプル : ギズモード・ジャパン
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Flickr! pro アカウント継続のお勧め

flickr-top pro アカウントではアップロード容量の制限が緩和される(新しい free と同じ)だけでメリットは少ないが、新しいプランと比較するとメリットは大きい。新しいプランでは 1TB を超えるためには年間 $499.99 かかるし、広告を表示しなくするためだけも年間 $49.99 だ。対して pro は年額 $25.00 で2年 $49.99 だった。

この価格差を見ると pro を続けるメリットは大きそうだが、1TB に遠く届かない使い方ではメリットは大きくない(2264枚で一枚あたり 5MB で見積もっても11GBしかない)。広告をなくすためだけに年間 $29 を支払うかどうかが判断基準になるだろう。自分のアカウントは pro のまま行って、家族用のアカウントは自動的に free 移行でもいいかな・・・

条件の詳細は下記をどうぞ。

I’ve heard that Flickr Pro is no longer being offered. How does that affect me?

As of May 20, 2013, we are no longer offering Flickr Pro subscriptions to the majority of our members. Some things to be aware of (with more details below):
続きを読む Flickr! pro アカウント継続のお勧め

米Yahooが Flickr を全面リニューアル、無料で1TBまでアップロード可能に

20130521_Flickr_rnw 湯水のようにストレージを食う pro アカウントユーザを締め出すということだろうか。1TBあれば10MBの写真を10万枚入れられるから一般人には充分だろう。自分は pro アカウントだが、過去の写真が 200 枚しか見られないという制限を外すためだけに買ったようなものだった。Flickr!(Yahoo!) のアップローダーでは遅くてそんなに大量にアップロードはできないだろうが。大多数のフリーアカウントユーザにとって、過去にアップロードした写真の制限が緩和されるのは歓迎だろう。

日本ユーザにとっては一つ問題があって、iOS 版の Flickr! がダウンロード出来ない。自分はたまたま純正の Flickr! をダウンロードしていたが、新規にダウンロードすることができなくなっている。なので、iOS アプリがリニューアルされても恩恵に浴することはできない。

自分にはローカルな事情があって微妙だ。無料で 1TB になるのは歓迎だ。今、自分と両親の二つの pro アカウント料金を払っているが、これが不要になるからだ。問題なのは、今回のサイトのリニューアルだ。Cool な外観になったのはわかるが、従来のUIをやっと学習した老人にまた操作を教えなければならない。日本語 UI もない Flickr! で写真アップロードできるようにするのは大変だったのだ。

もう一つ不便になったのは、一覧表示で写真のステータスがわからなくなったこと。自分は iPhone で撮った写真を上げることがほとんどだ。いちいちタイトルをつけたりするのは面倒なので、Wi-Fiのある所でまとめて”非公開モードで”写真をアップロードし、PCで Flickr! にアクセスし、タイトルをつけたり公開ステータスを「これは家族だけ、こっちは公開」といった感じで振り分けたりしている。この時に、どの写真が非公開になっているかが一目で分からなくなったのだ。これは残念変更以外の何物でもない。

因みに、すぐに公開して共有したいものは Flickr! ではなく、Instagram や Foursquare 経由で Twitter や Facebook に投げる。

米Yahooが Flickr を全面リニューアル、無料で1TBまでアップロード可能に – Engadget Japanese

米Yahoo が20日に開催したニューヨークでのメディアイベントは、買収したばかりの Tumblr よりも Flickr の全面リニューアル発表がメインでした。

「Tumblr はダメにしない」と約束すれば「じゃあ Flickr はどうなった?」と即答されるほど買収後の凋落を嘆かれる Flickr ですが、Yahooは過ちを認め、 Flickr を再び素晴らしいサイトとして復活させるとうたっています。

リニューアルの目玉は大きな写真を敷き詰めた新ユーザーインターフェース、無料で1TB容量の提供 (「6.5Mピクセル写真にして53万7731枚」)、モバイルアプリの大幅強化など。続きには新デザインの概要と、発表からの質疑セッションを掲載します。

旧 Flickr は写真のまわりの余白にテキストやリンクが散在する、いかにも素直な「写真+テキスト」のウェブページだったのに対して、新 Flickr は大きな写真を細いフレームで敷き詰めて、テキストをオーバーレイしたレイアウトへ。

最近の Google+ アルバムや、マイクロソフトの SkyDrive アルバム表示のように、写真をクロップせず余白なく敷き詰めて見せる。

Q:Flickr と Tumblr を連携させたようなサービスは?
A:可能性はあるが、Tumblr は買ったばかりで話はまだ。

Q:ユーザーにそんな大容量を与えてどう得になる?
A:「世界は写真で回ってる」。大事なのはできるかぎり無制限に近づけて、ユーザー、クリエーターが容量について心配しないで済むようにすること。<pro は無制限だったが・・・

Q:Tumblr とYahooの客層、年齢層の違いについて。
A:Tumblr のユーザー層は若く、Yahoo のユーザー層はもっと年齢が高め。Tumblr がリーチしている層はこれまで Yahooブランドが弱かった部分。お互いにとって成長の余地がある。<geocitiesというのもあったねぇ

写真は老若問わず重要。新Flickr のデザインは使い方がシンプルになり、すべての年齢層に訴求する。

Q:アップロードツールについて。
A:ウェブベースのシンプルなアップローダに加えて、OS X やモバイルにアップローダを統合。<日本の iTunes からもダウンロード出来るようにして欲しい

Q:Flickr のプレミアムアカウントはなくなるのか?
A:” Flickr Pro ” というものはない。 「プロ写真家」(とそうでない写真家との区別)がないように。<来年の4月1日までは pro アカウントだ

ストレージ上限を 2TB にする有料の「ダブラー」はある。また有料の広告オフオプションもある。

Q:新デザインのお手本にしたのは?
A: 多数のモバイルアプリを研究した。
Retina ディスプレイが大きな変化を起こした。フル解像度でない写真はすぐに分かってしまう。<だったら iPad 版の Flickr! アプリを出して欲しい。

 

「Dropbox、今度はオンライン写真管理の Snapjoy を買収」に見る雨後の筍症候群

 Dropbox の写真共有は自分には微妙だ。既に Flickr! の pro アカウントを持っているし instagram、Facebook、 twitter、foursquare にもデータが溜まっている(重複もあるし、どれか一つのサービスにしか登録していないものもある)。そこだけでフォローしあっている人もいる。

 次々似たようなサービスが出てきても面倒なだけだ。これは、他のサービスでも起こっている。小額決済カードとかショップのカードだ。カード化されても、「これはこのチェーンだけ、こっちのチェーンはこっちのカード」とかで全然便利じゃない。めんどくさくて結局現金を出して、「(カードは)持ってません」だ。

Dropbox が、オンラインの写真を一括管理するサービスを手がける Snapjoy を買収した。Dropbox は Audiogalaxy を買収し音楽ストリーミングサービスの提供へ意欲を見せているが、Snapjoy の買収に加え、写真の整理・管理機能を強化した iOS 版 Dropbox 2.0 をリリースするなど、写真共有サービスの提供にも関心を抱いているようだ。Snapjoy が提供するサービスでは、カメラやスマートフォン、PCなどオフラインのソースや、Flickr、Instagram といったオンラインの写真管理・共有サービスから写真をインポートし、それらを一元管理できる。

Dropbox と Snapjoy は、いずれも米シリコンバレーのベンチャーキャピタル Y Combinator の育成・支援プログラムに参加していた。両社とも事業の立ち上げに必要な資金や経営のアドバイス、業界のコネクションを Y Combinator から得ていた経緯がある。買収の条件は明らかにされていないが、両社は互いをよく知る関係だ。

Snapjoy は12月19日付のブログで、「今回の買収を受け、新規ユーザー登録の受付は終了するが、既存ユーザーは従来通り、Snapjoy のサービスを利用できる」と述べている。また、この買収により Dropbox の傘下に入ることで、Dropbox の1億人以上のユーザーに Snapjoy のサービスが提供されることが見込まれるとしている。

現在、オンライン写真管理・共有サービスは、Flickr や Picasa、そして今年9月に Dropbox が提携した Facebook が台頭している。特に Facebook は、スマートフォンで撮影した写真を自動的にクラウド上にあるプライベートアルバムに転送でき、簡単に Facebook 上で共有もできる Photo Sync と呼ばれるサービスをこのほど開始したばかりだ。競合サービスがひしめくオンライン写真管理・共有の分野で、Dropbox に新たなオプションを与えられると Snapjoy は期待している。

Camera:【Leica新製品発表会】やっぱりモノクロフルサイズレンジファインダー機が登場!

 モノクロという割り切りがすごい。画素数の多さを誇るだけのカラーセンサー(除くFoveon、以下すべて断り無い限りすべて Foveon は除く)と一線を画する解像度が得られる(理論的には)。同時に、フィルターを通さないことで階調やコントラストの再現性も大幅に向上させることが可能なのでは素人なりに考えられる。門外漢なので、間違っていたらお教えいただきたい。

 カラーのセンサーが記録しているのはソフトウェアので処理された仮想のイメージでしか無い。なぜなら、本来光の強さしか記録できない素子から色の情報を取り出すためにフィルターを被せ、画素ごとに記録する色を担当させ、それらの集合情報として色を記録するからだ。原理的には3個の画素でフルカラーのピクセル一つを表現する。実際にはもっと複雑なソフトウエア処理を行なって画質の向上を図っているが、ピクセル数=記録できる単位ではないことに変わりはない。

 モノクロでは、フィルターやソフトウェア処理のない、レンズを通った光をそのままモノクロの階調として記録することができる。個人的には、だったらもっと画素を大きくした(画素数の少ない)センサーで、階調を増やして記録するようなセンサーを安く作ってくれたら嬉しかったのだが・・・200万画素のモノクロデジタルカメラなんて市場は存在しないのだろう。もし出たとしても、自分でも買わないだろうし。

【Leica新製品発表会直前リーク】やっぱりモノクロフルサイズレンジファインダー機が登場か! レンズもAPS-Cコンデジも出るみたい(追記あり:発表されました!) : ギズモード・ジャパン

センサー:1800万画素 新開発モノクロCCD
ISO感度:ISO 10000まで常用可能(低ノイズ)
価格:$6678(約53万4000円)

三田市花山院

 hanayama-temple 親の家から車で自宅に来る途中に少し寄り道をしようということになり、自転車ではしょっちゅう近くを走っているのに寄ったことのない花山院に行ってみた。看板が出ているので名前は知っていたが、興味がなくて寄っていなかったのだが、地元ミニコミ誌でレポートがあって、面白そうだと思っていたのだった。詳しくは公式サイト(Flash バリバリ・・・)かwikipedia、こちらの西国三十三ヶ所めぐり(一覧)をどうぞ。

 参道の激坂っぷりが半端無く、ロードで行くのはためらわれる。距離は1kmらしいが平均斜度はおそらく10%を超えていると思われる。一度チャレンジしたいと思ったが、クロスじゃないと無理かもしれない(クロスは変速がMTBに近い)。

 非常に手入れの行き届いた境内だった。綺麗に掃き清められていた。自然なのに人工的な感じがする異世界感は三千院で感じたものと同じだった(規模は全然違うが)。

 高い山ではないが、千丈寺湖と三田の平地に接した場所なので境内の端からは展望が開けている。今日は曇っていて遠くが見えないのが残念だった。空気が澄んでいれば六甲山や播磨、小豆島まで見えるらしいが、今日は六甲山もほとんど見えないくらいだった。

 手前に見える湖が、よく走りに行っている青野ダム。

panorama 同じ場所で Photosynth を使って撮ったパノラマ。ほぼ180度が収められている。

 正確に水平に動かすのは難しい。フレームが赤くなった時に undo を押して撮り直すといいかもしれない。

Facebookはカービィに似て

Instagramを壊さないために、Facebookがすべきこと : ギズモード・ジャパン.

みんなのお気に入り、InstagramがFacebookに買収されました。小さなスタートアップ企業が巨大資本に取り込まれるケースはこれまでにも何度もあり、買収額が話題になったり、そのメリットが語られたりしました。でも実際、そこで生まれるメリットは株取引による経済的なものだけであって、ユーザーが恩恵を受けた例は多くなかったのではないでしょうか。

特に買収される側の企業が熱心なユーザーベースを持っている場合、たとえばYahoo!に買収されたFlickrや、AOLに買収されたBrizzly、Googleに買収されたBloggerやDodgeballなどがそうでしたが、それまでの輝きが失われてしまうことが少なくありませんでした。

 ここに書かれているやるべきでないとするすべての事が 2 年以内に起こりそうだ。instagram のグレーの「いいね!」が青くなったり、お節介な友人押し付け機能が入ってきたり、広告が並んだりするようになったら使うのをやめるだろう。

 ファウンダーはこれで資金繰りや生活費に追われる暮らしから解放されるだろうが、これまでのように全てを自分で決定する権限は失った。サイトのデザインやコンセプトも統合されるだろう。今、Facebook は現在の instagram に手を付けないと言っているが、そんな言葉があったことすら忘れられるのが常だ。自社の利益に繋がると踏んだから買収したんだし、利益に結びつけるためには囲い込み強化の道具として活用するはずだ。ユーザ数を金に変えるためには、Facebook への誘導か広告を載せるかしなければならないのだから。

 ユーザとしてできることは少ない。写真のデータはデバイスに残っているのでバックアップすればなくならない。しかし、「いいね」やコメントはバックアップできない。ホスティングによるBBSやブログがサービス終了とともに消えるのと同じだ。まあ、ほとんどコメントが付かない自分のアカウントではどうでもいいが。