興味深い記事だ。個人ではこれだけのラインナップを揃えることは難しいだろう(3GS,4S,5の3世代なら自分でもできるが)。
ただ、Apple の手柄というわけではない。iPhone の画質向上については、要素技術メーカー(SONY)の技術的進歩に負っている。Apple が手がけたのは画像処理アルゴリズムの高度化と、それらによるハードウェアリソースの増大を受け止めるハードだけだ。これは、他の端末についても同様だ(SONY のカメラを搭載している機種は多い)。むしろ、3GS までが他社製に対して大きく劣っていたために進化がクローズアップされたのだろう。
3GS はそれ以前と比較すると大きく飛躍したように見えるが、同時期のコンパクトデジカメと比較すると、「写メール用だよねっw」と言わざるを得なかった。しかし、4S からはコンパクトデジカメと互角の画質なっている。
今でも、iPhone 4S の電池が切れた時にリリーフで 3GS の電源をいれることがある。その時に、「アプリの切り替えや起動が遅いけど、できることは大差ないなぁ」と思う。しかし、写真の画質の違いを見ると 3GS には戻れないと感じる。