Runcas180 #027 ランシューのトレンドをなまぬるく見守る

 今どきのランニングシューズのトレンドについてオタク目線で薄く語ってます。

 on については前にも書いたが、Reebok から floatride フォームを使ったレース用のシューズが発売された。Adidas の Sub 2 のようなデザインのシューズで PRO モデルという限定商品は片側が27cmで100gという驚異の軽さだ。Vibram five fingers より軽い。

 floatride はもっとミッドソールが厚いクッションシューズがあったが2万円以上したので買えなかった。モデルチェンジとともに価格はこなれてきたが今でも12,000円が最下限といったところで、クッションシューズのリストの下の方でくすぶっている。

 podcast で紹介したが、New Balance Freshform LAZR が30%引き。6500円なら買っておいて損はない。かかとの絆創膏とゴム紐を用意しておけば快適に楽しめると思う。

参考:

音楽:

ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

 連絡:@runcas180runcas180@gmail.com

Runcas180 #024 NIKE Zoom Streak 6 / Epic react flyknit

Adidas japan boost sole Adidas Japan boost (Adios) での走行が500kmを超えたので引退させました。

 コンチネンタル・ラバーのアウトソールが一部擦り切れてトーションシステムの構造物が見えたのでちょうどいい頃合いかもしれない。かかとより先に中足部が減ったというのは前の方で着地できているからかもしれない。だとしたら嬉しい。

NIKE zoom Streak 6

(1) NIKE zoom streak 6
 昨年の福知山マラソンで買ったもの。Japan boost の後で履こうと思って置いていた。



(2) NIKE zoom streak 6 ソールが弓反り

 土踏まず付近しか接地していないことがわかる。段差のないフラットな構造なので、どこで着地してもそのまま前に重心が継ぎ目なく重心が移動できる。

 非常にシンプルな外観で、ミッドソールも薄い。Air Zoom(空気溜まり)が入っているとは思えないくらいだ。


(3) NIKE zoom streak 6 穴ではない
 ベロの構造は一般的。ベロは薄くペラッペラ。

 特徴的な靴紐の扱い。靴紐の弾力と相まって滑りにくく緩まないが、着脱には時間がかかる。また、いくらでも締めつけられるので締めすぎに注意が必要だ。


(4) NIKE zoom streak 6 ソール
 土踏まずからかかとの骨が当たるとこまで溝のようになっていてヒールストライクのときに直接衝撃が骨に伝わらないようにされている。オレンジ色の部分はプラスチック製の板。板バネ的な効果を狙っているらしい。なので、Adidas のトーションシステムより前の方に位置している。

 黒い部分は滑り止めと摩耗防止のためのもの。グリップについては実際に走ってから報告する。


(5) NIKE zoom streak 6 175gしかない
 Free 4.0 とほぼ同じ重量!

 自分が持っているランニングシューズで一番軽い。Japan boost より 30g 近く軽い。


(6) NIKE zoom streak 6矢印が構造材
 靴紐は黒い構造材とアッパーのメッシュで支えたループに通されている。この素材は織物ではなく膜のようなもので、引っ張ってもびくともしないが非常にしなやかで柔らかい。

NIKE Epic react flyknit

(1)NIKE epic react flyknit
 エピック・リアクト・フライニット


(2)NIKE epic react flyknit side view
 Flyknit ではあるが、NIKE Free のもののような柔らかいニットではない。中足部からからかかとにかけては非常に目が詰まっていて織物と大差ない。通気性もあまりない。

 Streak 6 ほどではないが、フラットで反ったソール。

 ミッドソールの体積は大きい。ヒール部は厚いだけでなく横幅も広く、Asics のGel1120(初心者用ジョギシュー)とほぼ同じくらいある。


(3) NIKE zoom streak 6 履き口と靴紐部の構造
 フライワイヤーも Streak 6 のような構造物もない。靴紐をソールに固定するために内側に補強の布が接着剤で貼り付けられている。

 靴紐も接着剤で貼り付けられたプラスチックパーツの穴に通す。なので、専用の靴紐しか使えなさそうだ。

 独立したベロはなく、アッパーは一枚仕立てだ。なので、ヒモを締め込む場合ベロ部分がしわになってしまう。見た目はいいがこの仕様は少し残念(New Balance fresh form LAZR も同様)。

 スウォッシュマークはペイントかと思っていたがプラスチック製のものが貼り付けられている。


(4)NIKE epic react flyknit ソール
 ミッドソールとアウトソールというより、摩耗を防ぐためだけのものだろう。

 このソールは独特なので、イベントでもすぐに見分けがつく。


N(5)IKE epic react flyknit 重量199g (25.5cm)
 クッションシューズとしては圧倒的に軽量だ。レース用の Japan boost より 10g 近く軽いのは驚異的。

 アッパー回りの徹底した割り切り(コストダウン)の成果だろう。

ポッドキャスト:

音楽:

ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

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トレーニングログ 2018/06/17 6.51km

 10時頃に部屋を出たらすでに真夏の日差しだった。

 木陰がある道を選んで走ったが、どんどんと木陰が減ってきて厳しかった。

 途中の信号で止まったときにポーズして再スタートしたときにボタンを空振りしていた・・・かなり走った後で「あれ?さっきからかなり走ったのにアナウンスがないよな」と気付いた。ゴールと考えていたところに近かったのでそこから歩いたwww

 初めて NIKE streak 6 を履いて出た。すごく軽いシューズダが、履いてしまうとそれほど感じないよね。ソールの接地感は Japan boost とはまた違っていて独特だった。恐れているほど厳しい感じはしなかった。フィット感はタイトだが、残念ながら裸足では履けなさそう。裸足で履くと縫い目が足にあたって痛そうだから。Zoom steak 6 についてはポッドキャストで話す予定。

トレーニングログ 2018/06/16 11.6km ピットなし

 走り始めは涼しかったが、途中から晴れて暑くなった。

 足の調子がいまいちだったので、昨晩見つけた動画を真似てテーピングして出た。これが効いたのかたまたま回復が進んだのかは分からないが、最後まで痛みが盛り上がること無く走り終えられた。急な坂は避けたが、このような終わり方はかなり久しぶりだった。

Adidas japan boost sole Adidas Japan boost の走り納め。にしのみや甲子園ハーフマラソン2017、大阪30K 2018冬、神戸ラブラン2018、神戸森林植物園クロスカントリー2018。けっこう大会で使ったなぁ。ありがとう。

 コンチネンタルラバーのアウトソールが一部擦り切れていた。

Runcas180 #020 Adidas Adizero Boston/Japan boost の感想

 Adidas Boston Boost と Japan Boost の感想です。参考になる本の紹介もしています。

参考:

ポッドキャスト:

gift to herGift to her

音楽:

ザナチュラルキラーズのライブスケジュール



ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

ASICS の回答か Hypergel-KENZEN

 ASICS の厚底ランニングシューズに対する回答がこれだろうか。海外向けがメインなのか、国内では公式サイトと直販店でしか扱わないらしい。

 日本ではこのコンセプトのクッションシューズの市場は小さいという判断だろうか。それとも、これへの反応を見て一般的な流通に乗せるか判断するつもりだろうか。

 海外向けと思うのは、「健全」という名前とかかとに「心」「体」と漢字を浮き彫りにしたパッチが結構大きく張ってあることによる。

 シューズのコンセプトは Adidas のウルトラ・ブーストとか NIKE のエピック・リアクトに通ずるものだ。新しく開発した(とメーカーが言っている)素材を厚いミッドソールにし、ニットのアッパーを組み合わせている。

 一つ気になるのは、靴紐がないこと。ニットの伸縮性でカバーするということだろうが、それでは足のボリュームによってフィット感が異なるということだ。パフォーマンスタイプのシューズは前足部が固く板バネ効果を狙うのが今の流行りだ。これを活かすためには靴の後部が足の屈曲に伴って上がってこなければならない。足のボリュームが小さい人だとソールが足に連れて曲がらずに狙っている「反発力」を発揮できないのではないか。

 一般的なシューズではこれを防ぐために靴紐部分とソール後半部に補強パーツを入れることが多い。adidasの昔の3本ラインやASICSのラインはそういう役割も担っていたはずだ。今はほとんど飾りで、別の補強方法を取っているシューズが多い。NIKE flyknit などで使われている底に固定したワイヤーに靴紐をかける構造などだ。どれも、構造材は伸縮性のない強固なものが使われる。このシューズでもACICSマークはストレスメンバーになっているかもしれないが、上部は伸縮性のあるニットしかない(そうしないと履けない)。

 他社の似たコンセプトのモデルに遜色はない。ASICS につきまとう学校指定ユニフォーム臭も少ないし。でも、はっきり言ってこれに 16000円払う気はしないなぁ。「日本人は ASICS のすごさを理解していない」という動画を観たことがあるが、実際に作ってるのは中国、ベトナム、マレーシアとかの下請け工場やもんなぁ。下手したら同じ工場やったりしかねない。

トレーニングログ 2018/04/03 New Balance LAZR (´・ω・`)ショボーン 6.3km

 5日連続になるので短めに。Tシャツ一枚でも暑い。でも、この気温に馴れとかないと15日はもっと暑いかもしれない・・・

 New Balance fresh form LAZR の靴ずれは相変わらず。良く見たら口のところが右のほうがキツイようだ。ほんのわずかな差しかないが、歩こうとすると足首の後ろを削ってくる・・・

 NIKEの flyknit は柔らかいゴム編みだったが、LAZRは少し太い糸であんであってゴワゴワしているから足に対する攻撃力が高い。店で試し履きしたら分かるだろうから、すこしでも当たるようなら別の在庫を出してもらったほうがいいだろう。自分は通販だったしもう70kmも走ったので今更交換は頼めないが。

Runcas180 #012 Newton running shoes Gravitas V

スライドショーには JavaScript が必要です。

提灯記事:レトロ可愛いスマートウォッチ「Fitbit Ionic」を試してみた

Newton running shoes Running Tutorial

前に Newton について書いた記事

ポッドキャスト:

音楽:

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Runcas180 #005 New Balance Fresh Foam Lazr Sport, XOX KS108

 New Balance Fresh Foam Lazr Sport

 XOX KS108

 CM:ポッドキャスト「放課後系Podcast だべりばっ!」出演はたまみん、あゆみん、Goちゃんの3人。だべりばっ公式Twitter

 音楽:「おなかへった」この曲は2018年2月時点で発売されていませんが、ザナチュラルキラーズの通販サイトでCDやTシャツ、バッグなどを買って応援することができます。これらはライブ会場でも販売しています。ライブ会場で買えば本人と握手もできるかもよ(w

 CM:ポッドキャスト「ラジオ組体操」はアカデミー賞ポッドキャスティング部門最有力候補といわれています。KさんとUGさんの男性2人で作られている完成度の高い番組です。世界のニュースや国内の地上の星がささやく珠玉の言葉、ストリート・パフォーマーのファッション・トレンドまで鋭い批評を繰り広げられています。日曜日の深夜に配信されます。憂鬱な月曜日の通勤が楽しみになりそうです。月曜配信のデストロイラジオを合わせてお聴きください。

 音楽:「てぃんさぐぬ花」非常勤女子馴れ)。この番組のためにレコーディングされた超貴重音源です。非常勤さんはなんであのとき放送局のライロジにも出演されています。Youtube で出演回を聴く。「予備校生さんが女囚に癒やされている回」では「てぃんさぐぬ花」の収録について語られています。

・開始曲:Let’s3 カワサキヤスヒロ

ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

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目論見は潰えるために・・・ Adizero sub2

 東京マラソンでキプサング選手に優勝してもらって、あわよくば去年の記録を更新してもらって、発売につなげたかったのだろう。お膳立ては完璧だった。

 Adidas にとっては設楽選手の日本記録更新は災難といっても過言ではないだろう。日本のマスコミはレースそのものより日本記録更新に湧いてしまった。もしキプサング選手が優勝していたとしても、話題の中心にはならなかっただろう。それくらい、日本記録更新しか話題にならなかった。あのはしゃぎっぷりを上回るためには世界記録を出すしかなかっただろう。

 とはいえ、今回は会心のレースだった NIKE だが、Braiking 2 では 25 秒届かないという惜しい結果に終わったりもしている。

 思い通りにならないからスポーツは面白い。一方で、筋書き通りに勝つチャンピオンの偉大さは際立つ。