NEWTON running shoes GRAVITAS V review

newton running shoes gravitas V
2018/01/8日の25.5cmの価格。
 Amazon に書いたレビューを再録。なので、文体が普段と違うけど気にすんなww

 なお、2018/1/7現在、このシューズは19,440円になっているので買ってはいけない。

 幅の表記はないが、EE~EEEで甲の高さもあるのでかなり容量が大きいと感じました。ヒモが固く滑りにくこと、アッパーの素材や補強材が固いことのためにヒモによる調節範囲は狭く、D~Eの私は中で足が遊ぶ感じがしました。今は中敷きを交換し厚手の靴下を履くことで対処しています。

 見た目の通り、一世代前のジョギングシューズ風でしっかりした作りですが、重量は251g(25.5cm)とサブ4狙いのランニングシューズとしては重い方です。

 Newton の売りは前足部のアクチェーター・ラグです。アクチェーター・ラグは前足部に突起物で空気溜まりの上に配置されています。アクチェーター・ラグ自体は硬いゴムでそれ自体の変形は小さく、着地衝撃の吸収は空気の圧縮抵抗によってもたらされるようです。考え方はNike airなどと同じですが、ラグを介することでエアによる衝撃吸収をデフォルメする構造のようです。Nike のような構造ではエアは接地面の一部しかありませんが、アクチェーター・ラグ体重の大半を受け止めることで結果的に体重の大半をエアで受け止めるようになっています。

 このような構造なので、ヒールストライクではメリットはあまりないと思われます。ドロップが小さいのは、前方に体重を乗せやすくするためと思われます。着地位置を重心の真下にするようには意識する必要があると思われます。足を振り子のように振るようなフォームではこのシューズの良さは発揮できないと思われます。

 このシューズはアクチェーター・ラグの存在感が大きく、アクチェーター・ラグを感じるようなフォームを意識することで、自然に着地位置が補正されます。このシューズを履くメリットはここにあるかもしれません。

 一方、アクチェーター・ラグは少ない面積で体重を受け止めるため、硬質なゴムでできており、濡れた路面での蹴り出しで足が空回りすることが有りました。また、グリップ感に乏しいので、滑りそうで怖い思いをします。実際に滑って転倒するようなことはありませんでしたが、路面が濡れている時には使わないようにしています(この点では Adidas の continental ラバーのソールとは正反対です)。

 アクチェーター・ラグの前の角だけがすり減っているのが写真でわかると思います。走行距離は約300kmです。私はミッドフット・ストライクで蹴り出しも弱い方です。それでこの状態なので、寿命はあまり長くないかもしれません。


 ミッドフット・ストライクやフォアフット・ストライクを身につけるためにはいいかもしれません。

 私は7,000円程度で購入しました。1万円未満なら買ってみてもいいと思いますが、15,000円以上だとおすすめできません。ミッドフット・ストライクやフォアフット・ストライクに適したもっと新しい技術に基づいたシューズがありますので。

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