デルの回転式タブレット/ノートXPS 12にHaswellモデル、8時間超駆動に延長

 まだ諦めてなかったんだという印象が強いがビジネス的にはどうなんだろう。

 手段が目的化する奇形的進化はデジタルガジェットの常。クールな外観のためには重量や価格を犠牲にしても構わないと思える人だけにお使いいただきたい逸品。

 デザイン優先とされている Apple のノートPCのほうがはるかに堅実かつ保守的な作りをしていることが分かる。Windows は低価格の粗悪品と高価格なギミック満載と Apple の真似っ子プレミアムノートしかない。OS で差別化できないのだから仕方がないだろう。PC(Apple も含めて)というプラットフォームがコモディティー化しているからこの傾向は加速するのではないだろうか。

 もう、Apple からも PC についてはスタンダードな進化を続けるしかないのではないだろうか。

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デルの回転式タブレット/ノートXPS 12にHaswellモデル、8時間超駆動に延長 – Engadget Japanese
デルが回転式ヒンジのコンバーチブルノート XPS 12 をリフレッシュしました。XPS 12は通常のノートPCのようにも、12.5インチのディスプレイを回転させて閉じればタブレットとしても使える Ultrabook。

新モデルでは Haswell こと インテル第四世代 Core プロセッサを採用し、バッテリー駆動時間が前世代より3時間以上長い8時間43分に改善されました。
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拝啓 intel 様、Haswell 搭載機ください

 「「HaswellでノートPCのバッテリーライフは1.5倍に」なったらいいなぁ(棒)」で、Haswell が実際の使用時間を 1.5 倍にすることについて懐疑的な意見を書いた。

 Haswell 搭載機が発表されてメーカーの標準使用可能時間が軒並み伸びているのを見ても、その気持はほとんど変わらなかった。しかし、その後の実機レビューでこの信念がぐらついた。MacBook Air のレビューではカタログ値を上回る使用時間を叩きだす例も報告されていた。

 もちろん、CPU を載せ替えただけでなく、全ての要素技術やドライバの最適化などの組立メーカーの努力があってのことだろうが、薄型のモバイルPCでも安心して、ACアダプタなしで出張することが可能になったと言えるだろう。これは、UX 的には200g程度の軽量化や物理的な荷物の減少(電源ケーブルの鬱陶しさから開放されるのは重量やACアダプタそのものより大きいかもしれない)で改善に貢献するだろう。

 何十年もデジタルヲタをやってきて、メーカーの謳い文句に失望ばかりしてきたので、メーカーや提灯持ちの記事などは疑ってかかる癖がついてしまった。しかし、ここ数年、メーカーの謳い文句を寝びかなくてもいいケースが現れた。今回の Haswell 搭載機の使用可能時間の延長がその最たるものだ。これはモバイルPCにとってお大きなジャンプアップとして記憶しておきたい。

 2013/6 従来ならAC アダプタを持ち歩かないノート PC 利用スタイルが普通になるのかもしれない。

 こんだけヨイショしたので、MacBook Air 11 か VIAO pro 11ください。あぁ、VAIO の場合はタッチ液晶じゃなくてもいいけどメモリは 8GB でお願いしますwww

新型「MacBook Air」(13インチ)レビュー–バッテリ持続時間など大幅改善 – CNET Japan
駆動時間は約18時間、13.3型液晶にHaswell搭載–進化したソニー「VAIO Duo 13」 – CNET Japan

「実使用時間」2位|AQUOS PHONE ZETA

AQUOSAQUOS PHONE ZETA SH-06Eの秘密:一日80分なら三日もつwww」で、利便性について疑問を書いた AQUOS PHONE だが、電池持ちナンバーワンではないらしい。

 GALAXY や Xperia ですら50時間ある指標で 62.5時間しかないのに、「三日持つ」とは考えられない。これなら、二日目すら厳しいんじゃないんだろうか・・・  

■「実使用時間」の罠。→AQUOS PHONE ZETA【2013夏モデル爆速レビュー!】 | iPhone愛用中ドコモ店員のブログ

僕が「夏モデルで結局どの機種が1番、実使用時間が長いんだ?まぁAQUOS PHONE ZETAだろうけど」。と、ドコモのホームページを見てみたんです。

69.4時間 ARROWS NX
62.5時間 AQUOS PHONE ZETA
51.2時間 Xperia A
45.1時間 GALAXY S4

あ、AQUOS PHONE ZETA、負けてますやん。アローズに。

充電器を使った iOS デバイスのハッキング

hp_black_sm これが iSO の脆弱性を突いたものなら android は大丈夫だが、充電とデータ通信を同じポートでやる以上、潜在的な危険性は変わらないだろう。また、充電器という外観に欺かれる可能性が高い。これを防ぐには無線充電か充電とデータのポートを分けることしかないだろう。しかし、充電機とデータ通信のために異なるケーブルを使うというのは不便なので無線充電を充実させて欲しいところだ。

 当分は、信頼出来るメーカーのものを信頼出来るルートから買うようにするしかないだろう。そして、信頼出来る友人であっても、モバイルバッテリーの貸し借りはしないほうがいいかもしれない。その友人も被害者かもしれないから。貸し借りするなら充電ケーブルまでにしておけば安心だ。

 しかし、どのバージョンの iOS がクラッキングされたんだろう。iOS 6.1.3 は Evasi0n をもってしても脱獄できていないというのに・・・もし、6.1.3 でもハックできるなら、USBケーブルを通じてPCから同じ事が可能だ。個人的にはこちらのほうが気になる・・・

充電器を使った iOS デバイスのハッキングは可能か? ― Black Hat でその手法が明らかに – インターネットコム

年に1度のセキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2013」が7月27日からラスベガスで開催される。同カンファレンスでは、ジョージア工科大学の研究員である Billy Lau 氏らが、充電器を使った iOS デバイス(iPhone、iPad)に対するハッキング手法を公開するという。同氏は、Black Hat の公式 Web サイトで、次のように説明している。

「このプレゼンテーションで我々は、悪意のある充電器に接続された iOS デバイスが、1分以内にハッキングされる模様を実演する」
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「HaswellでノートPCのバッテリーライフは1.5倍に」なったらいいなぁ(棒)

 この 1.5 倍という数字が、CPU の消費電力が 66% になったということから導き出されたものなら、パソコンの使用可能時間が 1.5 倍になることはないだろう。CPU の省エネ効果が出るには消費電力に占めるCPUの割合が大きい場合だけだ。液晶は大きさや仕様によって消費電力が大きく異なるし、HDD を搭載しているか、GPUを付加しているか等によってもシステムの中で CPU が占める消費電力の割合が大きく違ってくるからだ。

 標準的なノートPCを「1366×768 の通常液晶、SSD、チップセットグラフィック」と考えて 1.5 倍とするなら、「Full HD 液晶、1TB HDD、GPU 搭載」といったハイパフォーマンス機はせいぜい 1.2 倍程度にしかならないだろう。

 一番恩恵に浴するのは、Windows surface pro のようなハイブリッドPC ではないだろうか。Windows 8 タブレットの不評の一つである「ノートPCほどは使えないのに、電池の持ちはノートPC程度しかない」を解消できるかもしれない。

HaswellでノートPCのバッテリーライフは1.5倍に! インテルが明言 : ギズモード・ジャパン
インテルいわく、新アーキテクチャのHaswellチップでは、バッテリーが従来比プラス50%も長持ちするんだそうです。同社アーキテクチャグループのバイス・プレジデント、ラニ・ボーカー氏によれば、Haswell搭載のノートPCは従来比50%増もの駆動が可能です。さらにスタンバイまたはアイドルモードなら、従来比最大20倍も持つんだとか。ただしそれはパフォーマンスのロスがまったくない場合ってことですが、それにしたってずいぶんなパワーアップで、Haswellの電力効率の高さがうかがえます。

もちろん、実際使ってみないと本当にインテルの言う通りかどうかはわかりません。今までだって、スペック表に書かれた性能は楽観的すぎるのが普通でした。でもそのへんも込みで「1.5倍」になるなら、電源アダプタなしでもだいぶ心強くなるんじゃないでしょうか。

AQUOS PHONE ZETA SH-06Eの秘密:一日80分なら三日もつwww

2013-05-28_sharp 新型 AQUOS PHONE ZETA SH-06E は「3日間電池が持つ」ことをアピールしている。前に書いたエントリ(三日もつ電池は UX の改善につながるのか?)で、「一日でいいから朝から夜まで電池の心配をせずに好きなだけ使えるかどうかが重要」と書いた。しかし、下の条件を見る限りでは、長時間のテザリングやナビは全く無理そうだ。ツイキャスやU-stream も予備電池なしにダラダラやることも、Skype や LINE での長電話も厳しそうだ。音楽を聞きながら長時間 Twitter やニュースサイト閲覧もむずかしいんじゃないのwww

 というより、この使い方なら、自分の1年半使ってきた iPhone 4S でも二日は余裕だ。

AQUOS PHONE ZETA SH-06Eトップ|docomoラインアップ :SH DASH
2日間※を超えて次のステージへ、IGZO。

※一般に想定されるスマートフォンの利用(一日につきWeb閲覧等を40分、メールや電話を約20分、ゲームや動画、音楽を約15分、その他(アラームなど)を約5分の計約80分/日の利用)があった場合の電池持ちの時間(シャープ調べ)。また、実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によってはそれを下回る場合があります。

 しかし、下の動画からはこんな制限があるとは思えないだろう。動画の撮影や電波状況の悪い中の移動や富士山麓でのキャンプなど、電池負荷の高いことをいっぱいしている。上の条件をクリアしているとは到底思えない。

 とにかく、この動画はいろいろと興味深い。

  • 他の3人は全員ガラケー使ってるんだろうか?AQUOS PHONE ができることなら他のスマートフォンでもできることばかりだろうがすごく珍しそうにしている。
  • 主人公は自分の端末を友人達に平気で渡しているけど、メンションとか通知とかで気まずくなることはないんだろうか?
  • 途中、友人がTwitterのTLをスクロールするような仕草があるが、人のTL見ても面白くはないんじゃないのか?それに、貸した方だって未読のポインタが変わるから迷惑だろう。
  • AQUOS PHONE は二泊三日でも充電しなくてもいいとして、他のメンバーはいいんだろうか?他のメンバーだって連絡したいことがあるかもしれないし、Twitter や instagram、Facebook に投げたいことだってあるだろう。そういうのはいいの?
  • 現在の若者のライフスタイルから考えて、全員がスマートフォンを持っていると考えるのが妥当だろう。であれば、そのための充電環境は必須なはずだ(全員が AQUOS PHONE ならいいかもしれないが、それならば珍しそうにしているのがおかしい)。そして、充電環境があるなら AQUOS PHONE である必要がない。
  • 携帯電話で繋がらない生活を求めてキャンプに行くからそんなもの要らないというのであれば、AQUOS PHONE の電池が持つことの価値もないだろうし、主人公が端末を使っているのと矛盾する。

 自分が、実際に動画のようなキャンプに行くとしたら、車で充電するためのアダプタを用意する。代わりばんこに充電すればいいのだ。これで全て解決。「電池が三日持つ」ことが効果的であることを示す舞台としてオートキャンプを選んだのが失敗だった。自動車で移動するなら充電機と一緒にいるようなものだから、何をしても無理矢理感が漂う。

 電車の旅行で時刻表や宿泊先を探すといったシチュエーションのほうがまだマシ。しかし、ここでも宿についたら充電できるはずだから三日持つメリットを訴求できない。ということは、先のエントリにも書いたように、携帯電話で重要なのは丸一日(16時間程度)、安心してやりたいことができることだ。AQUOS PHONE が本当に電池の持ちが他のスマートフォンと比較して圧倒的に良いというのならそのことを訴求した方がいい。もちろん、「本当にそれができるのなら」だが(上の条件を見る限りではできなさそうww)。

三日もつ電池は UX の改善につながるのか?

dscf2893[1] IGZO の真骨頂発揮かと思ったが、そうでもなかった。この仕様では IGZO の低消費電力をアピールすることができない。でかくて重いんだから電池の持ちが良くても当たり前だ。IGZO の優秀性を示すならば、iPhone 5 より薄く軽い機種で iPhone 5 の倍くらいの使用可能時間にしないと全然インパクトがない。(http://www.sharp.co.jp/products/shl21/)

 携帯端末の電池で重要なのは、移動中に Twitter やメールを読み書きしたり(人によってはゲームをしたり)、電話をしたりするときに電池切れにならないかどうか。電池切れを心配してやりたいことを我慢しなければならないかどうかだ。その間隔が二日おきなのか三日おきなのかは重要ではない。というより、一日中使いまくっても安心していられれば、それ以上はあまり重要ではない。

 なぜなら、三日目に充電できる状態にない時に充電が切れたら意味がないのだ。二日目の晩に「結構残ってるけど、明日一日つかえるかな?」といったことを考えなければならないのなら、たいして変わらない。毎晩充電ケーブルをつないで寝ることに不満はないのだ。三日間つかえるというのは、たいして負担に感じていない行為の回数を減らすだけでしかない。

 UX として重要なのは、「標準的な使い方なら三日間充電不要」はない。フル充電で家を出て帰るまで安心して使えるかどうかが重要なのだ。GPS ログを連続で一日じゅうとったりできるのか?オンラインゲームを移動中に長時間やっても大丈夫なのか?電波の悪いところを行ったり来たりしても電池が急激に減ったりしないのか?テザリングを一々切らなくてもいいのか?skype で長話をしても大丈夫なのか?といったことだ。「これらをやったら一日電池が持たない」というのでは、三日持つといわれても、「結局、この使い方したら一日持たへんやん」でしかない。

 せっかく他社に対するアドバンテージのある技術を持っても、UX に対する洞察がないために「この液晶つこて、電池でかくしたら三日持つんちゃうか」といった安易な発想に陥ってしまったのではないだろうか。IGZO の省エネ性能をアピールするなら iPhone 5 に挑戦しないと。デカくて重い機種が長時間使えても「iPhone 5 だって +40g の電池積んでいいんだったら倍以上持つよwww」と思われてしまう(というか、自分は思った)。

メインディスプレイは4.9インチ、1280×720ドットのIGZO液晶。人間が感じている色に近い表現が可能という。また、IGZO液晶や3080mAhの大容量バッテリー、省電力技術「エコ技」などの組み合わせにより、3日間使えるとしている

引用元: 4.9インチIGZO液晶、Android 4.2搭載の「AQUOS PHONE SERIE」 – ケータイ Watch

 内蔵電池の容量は前モデルの1.5倍にあたる3080mAh。背面カバーは取り外しできず、ユーザーが内蔵電池を交換することはできない。本体上端にmicroSDカードとau ICカードスロットがある。au ICカードはmicroSIMカードのサイズ。本体下端にはmicroUSB端子がある。防水防塵仕様で、同梱の卓上ホルダによる充電が可能。卓上ホルダは一部のカバージャケット製品を装着したまま利用できるデザインとなっている。

 4G LTEをサポートし、海外ではGSM/GPRS、W-CDMAなどでローミングできる。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHzと5GHz帯をサポートする。最大10台のWi-Fi機器とテザリングも可能。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)に対応する。Bluetoothは高音質コーデック「apt-X」に対応する。フロントパネル全体が振動することで通話音声を伝達する「ダイレクトウェーブレシーバー」を採用している。

 大きさは約142×70×9.9mmで、重さは約155g(いずれも暫定値)。

iOS 5.1 on iPhone 4S は快調>「iOS 5.1」でバッテリ消費は改善されたか–ユーザーから賛否両論 – CNET Japan

「iOS 5.1」でバッテリ消費は改善されたか–ユーザーから賛否両論 – CNET Japan.

 前後で条件を揃えて計測したわけではないから正確とは言いがたいが、良くなったという印象はある。感じたこと。

  •  夜、満充電でACアダプタから外して約7時間後に95%以上残っていた。以前は90%くらいだった記憶がある。
  •  朝、50%くらいしかない状態で出かけて、通常の平日の使い方をして帰りに切れなかった。以前は、このパターンだと帰りの電車で使うことは出来なかった。
  •  朝満充電で出かけて、24時前後に30%以上残っていた。以前は10%を切っていた。

 後、最初にアップデートした時には普通に減っていたが、使い切り・満充電のサイクルを3回くらいした時くらいから、良くなった気がする。偶然そういう使い方だっただけかもしれないが・・・

iPhone 4Sのバッテリー問題について惜しい記事 gizmode

 アップデートしてしまうと検証は難しいが、アップデート後にバラツキがあるということなら話は別だ。gizmode の記事は個人では難しいテストをしていて興味深い。これによるとハードには問題がないということが分かる。

 残念なのは、あと一押しが足りないこと。同じハードとOSで電池の消耗度合いが異なることが突き止められたのなら、問題となる環境の特定も可能だったはずだ。電池の持ちの悪い端末の環境と同じものを二つのアカウントに再現し、アプリを半分ずつ消して電池の減りを見るを繰り返せば特定できたはずだ。そうすれば、特定のアプリが悪いのか特定のアプリとOSとの相互作用が問題なのかはわからないが、「このアプリを外せばいい」ということが分かるし、そのアプリの作者はアプリをアップデートすることも可能だろう。

 apple にとっても、原因となるパターンが解析されれば OS を修正するのも楽になるはずだ。

iPhone 4Sのバッテリー問題はハードの問題ではなさそう : ギズモード・ジャパン
iOS 5.0.1にアップデートしてもiPhone 4Sのバッテリーの問題が改善されない人がいるのは何故なのか? ソフトウェアのバグ…という線は考えられそうですが、ハードウェアの問題…という可能性は薄そうです。

ZDNetがアプリ開発者の男性に頼んで2台のiPhone 4Sでテストしてもらいました。ひとつはアイドル状態でバッテリーがすぐ減る問題のあるiPhone 4S、もうひとつはバッテリーに問題のないiPhone 4Sです。どちらも同時に買って、どちらもiOS 5.0.1を搭載し、どちらもAT&Tの回線で動いています。どちらも同じバッテリー寿命であるはずなのに、どうして片方はもう片方より早くバッテリーが減るんでしょう?

ハードウェアの問題かどうか調べるため、テストではまず両方ともバックアップをとって、工場出荷状態に戻しました(ファクトリーリセット)。その上で、各端末のバックアップを交換して復元してみたのです。つまり最初バッテリーに問題のあった端末にはバッテリーに問題のなかった端末から取ったソフトウェアを入れて復元し、バッテリーに問題のなかった端末にはバッテリーに問題のあった端末から取ったソフトウェアを入れて復元してみました。

バッテリーの問題がハードウェアからくる問題なら、バッテリーに問題のあった端末はソフトウェアを入れ替えてもバッテリーに問題が残る…はずですよね?

ところがテストではソフトウェアを入れ替えたら…直っちゃったんです。

ソフトウェアを入れ替える前まで激減りしていた方のバッテリーはいきなり持ちが良くなり、逆に、持ちが良かった方のバッテリーは激減りになってしまったのですね。

というわけでこのサンプリングテスト1回の結果から導き出される結論は、バッテリー問題はソフトウェアの問題であってハードウェアの問題ではない、ということ。つまり直せる。nanoみたいなバッテリー由来の問題じゃないんなら、早く直してもらいたいですねー。