WWDC keynote speach watch 3(Folder, Control, Nortification)

iOS 7 のホーム画面でフォルダ内がスクロール出来るようになっていた。あまり話題になっていないが、これは嬉しい。iOS 4~6 ではフォルダには12個しか入らなかった。Jailbreak して便利さを実感した機能のひとつだった。これが、正式にサポートされることで脱獄へのモチベーションが減ることを意図したのかもしれない。

 Control center も、好意的に受け取られているようだ。電池の無駄遣いを防止するためにも Wi-Fi や Bluetooth は使わないときには切っておいたほうがいい。しかし、現在のように設定アプリを起動して・・・というのでは面倒だ。Control center のように設定画面を呼び出せたらこまめに設定の変更ができる。こちらも Jailbreak アプリでは実装されていた機能だ。

 Nortification center の拡張は微妙。iOS 6 にある Twitter や Facebook への投稿ショートカットや天気、株価などが消えている(設定できるのかもしれないが)。

 個人的には、サードパーティのアプリの機能を OS レベルに組み込むことはあまり好きではない。なので、iOS 7 のカメラが Instagram そっくりの機能を実装したことに拍手はできない。しかし、上に挙げたような機能については、OS 本来の機能の拡張であり、システムの安定性を損ないかねない部分での拡張なので、OS レベルに取り込まれるのは賛成だ。

WWDC keynote speach watch 2 : OS X Mavericks 入れるかなぁ?

 今使っている iMac は 2007 mid (2007/12/15 購入)なので、Marveric の対象にはなっているらしい。

 しかし、積極的に使いたいと思うような機能はない。それどころか、今は Lion で使っていて、Mountain Lion にすらしていないくらいだ。Marveric の Timer Coalescing や Safari のアップデートなどは興味があるが、このマシンでメリットを享受出来るかどうか分からない。

 68k や PPC 時代は、少しでも安定した動作を求め、新しいバージョンが公開される度に、入手可能な限り最新のバージョンにしたものだった。しかし、Snow Leopard あたりから安定度が大きく改善され Lion になってからは不可解な動作はほとんどなくなった。なので、基本性能・機能のアップデートを求めて新しいバージョンにする必要がなくなった。

 自分が自宅の iMac のバージョンアップに積極的でないのには、それ以上に根源的な原因が有る。「会社で支給されているパソコンが Windows マシン」これに尽きる。Mac OS でしか使えない便利機能を使って馴染んでしまうと Windows マシンを使った時に不便すぎて凹む。カレンダーや住所録、ToDo などのデータも iCloud でどんなに便利でも仕事のデータと共有できなければメリットは少ない。仕事でパソコンを触っている時間のほうが、生活の中のシェアは大きいのだから。

 WWDC の会場で新しい便利機能の喝采しているような人たちは仕事で四六時中 Mac を触っている人たちだから、Finder の機能が上がることは生産性の向上に直結するだろう。しかし、Mac だけを使ってる人は少ないし、Mac を触っている時間が生活の大半という人はもっと少ない。そんな少ない使用時間の生産性を40%上げた所で、生活の改善にはあまり関係がないのだ。

 これは、UX の改善に対する評価の個人差の問題だ。Mac で仕事していて、多量のファイルを管理している人なら、Finder の効率アップは UX の改善を実感できる。2時間かかっていたことが1時間半になるだけで30も早く帰れる。それに対して、自宅でウェブブラウズや iTunes や写真の管理程度にしか使ってない人にとっては Finder の機能が増えても使う機会がほとんどないし、2分かかっていたことが1分30秒になっても誤差でしか無いだろう。

三日もつ電池は UX の改善につながるのか?

dscf2893[1] IGZO の真骨頂発揮かと思ったが、そうでもなかった。この仕様では IGZO の低消費電力をアピールすることができない。でかくて重いんだから電池の持ちが良くても当たり前だ。IGZO の優秀性を示すならば、iPhone 5 より薄く軽い機種で iPhone 5 の倍くらいの使用可能時間にしないと全然インパクトがない。(http://www.sharp.co.jp/products/shl21/)

 携帯端末の電池で重要なのは、移動中に Twitter やメールを読み書きしたり(人によってはゲームをしたり)、電話をしたりするときに電池切れにならないかどうか。電池切れを心配してやりたいことを我慢しなければならないかどうかだ。その間隔が二日おきなのか三日おきなのかは重要ではない。というより、一日中使いまくっても安心していられれば、それ以上はあまり重要ではない。

 なぜなら、三日目に充電できる状態にない時に充電が切れたら意味がないのだ。二日目の晩に「結構残ってるけど、明日一日つかえるかな?」といったことを考えなければならないのなら、たいして変わらない。毎晩充電ケーブルをつないで寝ることに不満はないのだ。三日間つかえるというのは、たいして負担に感じていない行為の回数を減らすだけでしかない。

 UX として重要なのは、「標準的な使い方なら三日間充電不要」はない。フル充電で家を出て帰るまで安心して使えるかどうかが重要なのだ。GPS ログを連続で一日じゅうとったりできるのか?オンラインゲームを移動中に長時間やっても大丈夫なのか?電波の悪いところを行ったり来たりしても電池が急激に減ったりしないのか?テザリングを一々切らなくてもいいのか?skype で長話をしても大丈夫なのか?といったことだ。「これらをやったら一日電池が持たない」というのでは、三日持つといわれても、「結局、この使い方したら一日持たへんやん」でしかない。

 せっかく他社に対するアドバンテージのある技術を持っても、UX に対する洞察がないために「この液晶つこて、電池でかくしたら三日持つんちゃうか」といった安易な発想に陥ってしまったのではないだろうか。IGZO の省エネ性能をアピールするなら iPhone 5 に挑戦しないと。デカくて重い機種が長時間使えても「iPhone 5 だって +40g の電池積んでいいんだったら倍以上持つよwww」と思われてしまう(というか、自分は思った)。

メインディスプレイは4.9インチ、1280×720ドットのIGZO液晶。人間が感じている色に近い表現が可能という。また、IGZO液晶や3080mAhの大容量バッテリー、省電力技術「エコ技」などの組み合わせにより、3日間使えるとしている

引用元: 4.9インチIGZO液晶、Android 4.2搭載の「AQUOS PHONE SERIE」 – ケータイ Watch

 内蔵電池の容量は前モデルの1.5倍にあたる3080mAh。背面カバーは取り外しできず、ユーザーが内蔵電池を交換することはできない。本体上端にmicroSDカードとau ICカードスロットがある。au ICカードはmicroSIMカードのサイズ。本体下端にはmicroUSB端子がある。防水防塵仕様で、同梱の卓上ホルダによる充電が可能。卓上ホルダは一部のカバージャケット製品を装着したまま利用できるデザインとなっている。

 4G LTEをサポートし、海外ではGSM/GPRS、W-CDMAなどでローミングできる。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHzと5GHz帯をサポートする。最大10台のWi-Fi機器とテザリングも可能。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)に対応する。Bluetoothは高音質コーデック「apt-X」に対応する。フロントパネル全体が振動することで通話音声を伝達する「ダイレクトウェーブレシーバー」を採用している。

 大きさは約142×70×9.9mmで、重さは約155g(いずれも暫定値)。