( ´,_ゝ`)仕事がはかどる戸田流PCスマホ連携術

 相変わらず、日経の編集部はノマドワークを推進しているらしい。仕事の効率化の方法が「スマホのテザリング方法」の紹介とは笑わしよる。

 ホワイトカラーの生産性向上に寄与する情報は日経やこのライターには全く無理だな。スタバでの席の確保の仕方とか、充電できるチェーン店とかのレベルだろ。

小さなコツで仕事がはかどる 戸田流PCスマホ連携術 | 日経 xTECH(クロステック)
 ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏が、パソコンでの作業効率をアップする方法を2回にわたって指南する。2回目の今回はパソコンとスマートフォンの連携テクニックを紹介。

 上司は労働時間を短縮しろと言うが、仕事の総量は減らず、効率化する方法も教えてくれない。現実的な働き方改革は、自分で工夫するしかない。ということで、今回はスマートフォンとパソコンの連携を強化して業務の効率化や作業時間の短縮を促進する方法を考えてみたい(関連記事:モバイル環境も快適 戸田流Windowsカスタマイズ術)。

 まず最初は外出時のテザリングだ。パソコンがSIMスロットを搭載していてデータ通信が利用できればいいが、非搭載の機種ではスマートフォンのテザリングでインターネットに接続することになる。

このスピード感が脅威 Aliexpress / マイク到着

 DELL precision T3500 にはマイク付いていないので、ポッドキャストを収録するために買ってみた。コモディティ化されたジャンルの製品は Aliexpress で買うのが安い。日本 Amazon でも十分に安いものが出回っているのでどっちにするか悩んだが、スマホでも録音できることと周辺アクセサリーを揃えるとマイク以上にカネがかかりそうなので、Aliexpress でセットを買った。

 Aliexpress の弱点は受け取るまでの時間だ。以前は一ヶ月近くかかることがザラだったが、どんどん短くなってきた。今回のマイクは発注してから不在票到着まで8日しかかからなかった。買った店が特別なのかどうかは分からないが、全体に早くなってきていることは間違いない。この改善のスピード感は10年近く前に2ch 自転車板 IYH スレを産んだ Wiggle ショックを彷彿とさせる。

 このスピードに日本の企業は全く追いつけていない。

microphone set
 届いたマイクセット(High Quality BM700 Dynamic Microphone Mic + Suspension Boom Scissor Arm Stand Kit For Studio)は写真の通り。スタンドと風防まで入っている。ケーブルのPC側が 3.5 mm というのもポイント。インターフェース無しでPCに挿せる(はず)。

 性能については、評価する基準がないので、ノーコメント。iPhone 8 で録るよりは聞きやすいのではと思うが、自分の声を直接聴くことはできないので、どちらが原音に近いかは判定できない。直接つないだせいか、録音レベルが低くてちょっと思案中・・・

 しかし、自分にとっては Audacity で録音できるというメリットが大きい。録音と編集を同時にできるからだ。テンプレートプロジェクトを起動し使用するCMと音楽データを配置し、録音しながら並べていく感じで完成する。ホントに便利。これについては一回収録したい。

Pebbleよ、サラバ! 買収したFitbitが完全サービス停止をアナウンス

pebble 2 この記事のライターは Pebble ユーザーじゃないだろう。iOS 版のアプリは既に役に立たなくなっている。

 オンラインゲームもそうだが、物理的に買ったものまでもがその最低限の機能すら果たさなくなってしまう。IoTやサブスクリプションが一般化すればするほどそうなる。

 Pebble 2 は今のところ Jelly pro のお陰で機能しているが、サーバーが止まったらダウンロードしたアプリも使えなくなるんだろう。そして、Jelly pro が使えなくなったら時計としても意味が無くなるだろう(時計を合わせるための設定が Pebble 2 本体のファームウェアに入っていない)。

 Pebbleよ、サラバ! 買収したFitbitが完全サービス停止をアナウンス | ギズモード・ジャパン
Pebbleよ、永遠なれ!

クラウドファンディングサービスのKickstarterにて、大勢の支援者から資金を集めて成功し、スマートウォッチの一時代を築いたPebble。モノクロ画面ながら、e-inkの電子ペーパーディスプレイの強みを活かしつつ、何日も充電不要で使い続けられるよさが、長くユーザーから評価されてもいましたよね。数々の対応アプリで独自のコミュニティを築き上げ、いまだに愛用しているファンも少なくないとは聞きますが…。
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次の戦場はスマートスピーカーか

The tech industry is dominated by 5 big companies — here’s how each makes its money

 興味深いグラフだ。大半は予想通りだったが、Microsoft の比率に驚いた。PC 用 OS、つまり Windows 10 がここまで小さくなっていたとは・・・まあ、Windows ファミリーというか Windows エコシステム、Surface や Office や付随サービスは Windows OS と不可分なので、「こんなに小さいならやめちゃっていいんじゃない」にはならないが。

 日本のマスコミでは Google や Facebook を広告業として扱うのを見ないが、実際には広告屋だ。なので、電通や博報堂の競合だ。扱うメディアがインターネットか旧メディア(テレビ・ラジオ・新聞 etc)かの違いだ。

 Amazon は小売りがメインで、直接の競合はアリババくらいだ。小売の延長上にあるサブスクライブ販売(本・ビデオ・音楽)においては Apple、Google や専業の企業と争っている。

 Amazon、Google、Facebook の強みはプラットフォームに依存しないことだ。Apple が iOS と Mac OS しかないことや Microsoft がモバイル OS を持たないことがモバイルデバイスでのコンテンツやサービスの消費がメインになりつつある今、不利に働いている。Apple は iPhone のシェアのお陰でプラットフォームとして存立しているが、モバイルで足がかりを持たない Microsoft が昔日の影響力を持ち得ないことから分かる。今後 iOS のシェアが下がれば Apple も昔のマイナー・マニア向けニッチ市場に沈むだろう。

 そんな中、次のヒット商品としてメーカーやマスコミが躍起になっているのがスマートスピーカーだ。ここでまた、ビジネスモデルをまたがった競争が再開される。AI アシスタントを持っている Apple、Google、Amazon、Microsoft(Line もスピーカーを出していたがこの列に並ぶような影響力はないだろう)が直接対決だ。

 スマートフォンでは Apple と Google が勝ち残り Amazon と Microsoft が負けたがスマートスピーカーではどうか。自分は全く興味は持てないが、どうなるか楽しみだ。

 緒戦でリードを奪っているらしい Amazon が、プラットフォームに依存しないメリットを活かして、囲い込みに走っているらしい。

情報源: アマゾン、ウェアラブル機器への「Alexa」搭載を容易に–開発キットを発表 – CNET Japan

 Contana はスマートスピーカーではないが、スマートスピーカーへの布石になる技術ではある。ここで、Amazon の後塵を拝すると挽回は難しいだろう。Apple についても、iPhone 以外で実績はない(Mac にも iPad にも搭載されているが使っている人は殆どいないだろう)。今から巻き返しが出来るだろうか・・・

情報源: 各社PCが「Alexa」搭載へ–マイクロソフトの「Cortana」はますます窮地に – CNET Japan

smart speaker map
「スマートスピーカー」のカオスマップ(ロボスタ)

AI とヒューマンインターフェース

 錯視は錯覚と同様、人間の知覚について教えてくれる。

 fig2 のような図形では、理性で「これは同じ長さ」と思うことで納得はできる。

 fig3 のような絵では、説明されるまで虎は見えないのに、「ここに虎が描かれている。ここが目で・・」と説明されて認識すると、虎の絵が普通に認識されるようになり、それ以降はそこに虎がいる絵にしか見えなくなる。

 また、fig4 のような絵では女性の顔とサックスを吹く人の全身を横から見た図の両方を意識的に行ったり来たりできる。

 ところが、fig.1 は全く無理だ。印象で錯覚するとか理性で理解するということが全く不可能だ。これは人間の「見る」ことの限界を教えてくれる。目撃者の証言で「赤い服を着ていた」とあった時に、赤い波長の光線を反射するものを見に付けていたと決めつけてはいけない。嘘発見器やベテラン刑事の勘でも見破ることはできない。目撃者は誠実に自信満々に「犯人は赤い自動車に乗って逃げていきました」と言うだろう。本人もそう信じているのだから。人間の行う自己申告の限界がAI医療の限界になるだろう。

 もっとAIにとって難易度が高いのは去年話題になった「青か金か分からないワンピース」だろう。同じものを見てある人は青、ある人は金というのだ。しかも自信満々にだ。

がんばれ!アドミンくん こちらも、人間の心理を穿っている。

 選択肢を持たせることで消費者が「自分で選んだ気持ちになる」ように仕向けるという手法だ。そうした方が、結果的に同じものを買ったとしても満足感が高いことはマーケティングでは常識だ。選んだ気持ちにさせれば、同じ結果であっても満足感が高い。そのために、誰も買わないようなロースペック仕様がラインナップされるのだ。

 ただし、代替案の設定をうまくやらないとベストな案ではないものが選ばれたり、意図が見抜かれたりする。

 なお、fig.1 の出典元の北岡明佳の錯視のページは、興味深い錯視画像が数多く掲載されている。AIが見たら混乱するのだろうか。少なくとも猫は人類と同様の錯視があるようだがww


「iPhoneX失速」と書けばページビューが伸びるらしいww

 この時期の恒例行事といえば iPhone の失速だ。今年は X と 8 というシリーズだったので、X の失速という表現に変えられたようだ。

 iPhone を割賦契約で買っている人の多くが秋に割賦返済終了を迎える。数年前から iPhone の新モデルは秋に発表・販売されてきた。そして、それが通例となったことで、iPhone を継続的に買う場合開きに機種変更をするユーザーが多くなった。「秋に新製品が発売されるから4~5ヶ月間がまんしよ」という人たちが秋に溜まっていったのだ。一度秋に新製品を買うと次の割賦返済終了が当然2年後の秋になる。このサイクルが確立されている(少なくとも日本では)。

 そうやって、新製品発表のタイミングを図るような人には iPhone の新製品ハンターのような人が多く、これらの人は最上位機種の最大容量を予約して買うような人たちだ。なので、昨年秋のような発表であれば旗艦モデルである iPhone X に需要が集中したのだ。

 今になって iPhone 8 の需要が盛り返しているのは、上記のようなマニアが X 購入を終えたからだろう。新製品にこだわらないような、手持ちの端末の割賦返済が終わったのを期にキャリアの携帯ショップに行って端末を買うような人は価格志向が強いからだろう。これまでだって、ここを読んでるようなヲタには信じがたいが、16GBのスマートフォンを買う人も未だにいるのだから。 

 まあ、こんなことタイトル読んだ時点で分かっていたのに、ついついクリックしてしまった。完全にダイヤモンドの思うツボ。なのでリンクは貼らない。

米アップルが初めて有機ELパネルを採用した「iPhoneX(テン)」が失速の兆しを見せている。一方で、液晶パネルの「iPhone8」の販売がじりじりと盛り返しており、初の有機ELモデルは曲がり角を迎えつつある。

 米アップルが初めて有機ELパネルを採用した「iPhoneX(テン)」が失速の兆しを見せている。

 一方で、液晶パネルの「iPhone8」の販売がじりじりと盛り返しており、初の有機ELモデルは曲がり角を迎えつつある。

 調査会社BCNによると、昨年11月発売のXは、発売当初は同年9月発売の8を上回っていたが、12月中旬以降の週から逆転。

 最新iPhoneの3モデル(8、8プラス、X)の販売構成を見ると、11月初めには「Xが56%、8が34%(残りは8プラス)」の比率でXが圧倒していたが、12月中旬から徐々に比率を落とし、年明け第1週は「Xが25%、8が60%」と大きな差がついた。

「X失速」の動きは世界的な傾向のようだ。iPhoneの生産動向を調査しているみずほ証券は、アップルが年明けにXの生産調整に入ると想定し、1~3月のXの生産台数見通しを、11月に予想したときより1000万台以上も引き下げた。

 Xの発売当初は、部品不足で生産が遅れたことから在庫のない状態が続いたが、昨年12月以降は品切れが徐々に解消し、すでに店頭で当日買えるまでになっている。

 この状況で売れ行きが目立つのは、価格の安い旧モデルだ。BCNによると、2016年に発売の「iPhone7」が堅調で、1月第1週の調査では、Xと7の販売台数がほぼ同数だった。

eo電への疑問または化石依存体質

eo電 自宅に帰ったらeo光からDMが来ていた。右の広告が入っていた。eo光と抱き合わせでauを契約すると割引が受けられるというものだ。このサービスもかなり胡散臭いが、まあいい。

 問題は関西電力が eo電をやっているということだ。卸業者から買うより小売業者から買ったほうが安いということだ。しかも、圧倒的なシェアと価格支配力を持った卸がこれをやっているというところがおかしい。他の小売業は勝ち目がないし、そもそも子会社を通じて売って安くできるものを直接高く売るということは卸価格(この場合直接関電から買っている顧客の価格)が不当に高いということだ。あるいは、eo光に非常に安い価格で卸しその不利益を他の直売価格に転嫁しているかだ。どちらにしても不当競争だろう。

 それ以上に引っかかるのが「たくさん使うほど方ほどおトクになるんです!」という文言。規模の経済効果は自然なことではある(固定費は量とは関係ないから)。大口顧客の安定的需要が需給調整の安全弁になっているケースも有る(夏の昼間に稼働を停止し、夜間に工場を稼働するなど)。また、深夜電力を使うサービス契約者の単価が条件なしの家庭より安いのも分かる。

 しかし、今はエネルギー多消費社会からの脱却を図ろうとして取り組んでいる最中だろう。日本で使っている電気のエネルギー源の大半は化石燃料だ。数億年前に降り注いだ太陽エネルギーを詰め込んだものだ。再生産には億年単位の時間が必要になる(原子力の場合はもっともっと前の前世代の太陽が超新星爆発を起こしたときに作られたもので地球上での再生産は不可能)。その資源を「たくさん使ったら得をする」というのが問題だ。夏になると電力危機とか節電要請とか大騒ぎしておきながら、たくさん使うことを推奨するような謳い文句を垂れ流すことに疑問を感じる。

関西電力料金単価 右は関西電力の料金単価表だ。たくさん使う方が単価が上がるという料金設定だ。

 他にも「たくさん使うほど方ほどおトクになるんです!」には気になる点がある。電気に限らない問題だ。

「多くの割引きを得ることが得をしたことになるのか」という問題だ。個人の家庭の電気使用量は固定的だ。消費量の大きい冷蔵庫などは止めたり増やしたりは出来ないし電灯の消費電力は僅かだ(家庭の電機をLEDにしても月々の支払額はほとんど変わらなかったはずだ)。掃除機や炊飯器、洗濯機も電気が安くなるからといって稼働回数を増やすことはないだろう。そうなると、エアコンの使用時間と設定温度が電力使用量を左右すると考えられる。

なんかムカつく eo の DM,CM

 規模の経済性についてはよく知っている。製造業の原価計算をやったことのある人間なら嫌というほど思い知らされる。だから、「多く使ってくれるお客さんには安くしときます」ということが間違いではないことも分かる。

 しかし、eo電は関西電力の子会社のeoのサービスだから話は違う。関西電力はこの時期、省エネとか電気消費量を減らすように訴えている。そして、原発を再稼働できないから電気代を上げるしか無いとか、省エネしてくれないならトラブルになるぞとか言っている。その子会社が「どんどん使えば得になる」というのはアカンやろということだ。

 あと一つ、FMラジオ(多分関西圏のみ)のCMで「電気の相談はeoへ」というのもやっていて、「えっ?eoってネットだけじゃないの?」という茶番をやっている。初めて聴いた時、「白々しい。お前、関電の回し者やろが!」とツッコミを入れてしまった。

Amazon Fire TV でYouTubeを見られへんようになるらしいで

 結局便利にならへん。事情は分からんでもないが、一方で「ユーザーエクスペリエンスを第一に」とかぬかしよるから腹立つねん。「自社の利益につながる範囲内でユーザーエクスペリエンスを大切にします」と言え。「34丁目の奇跡」を10回観ろ。

 まあ、俺は Amazon Fire TV も Chromecast も Apple TV も持ってないからどうでもええんやけどね( ゚Д゚)y─┛~~

 ※今日は口語体でお送りしましたww

Google、「YouTube」を「Amazon Fire TV」から2018年1月1日に引き上げへITmedia NEWS

米Googleが米Amazon.comの「Fire TV」および「Echo Show」から「YouTube」を引き上げる──。米The Vergeが12月5日(現地時間)、Google広報担当者からの声明文を添えてそう報じた。

 事の始まりは3カ月前、GoogleがEcho ShowでのYouTubeサービスのサポートを停止したことだった。その直後、AmazonはGoogleの系列スマートホーム企業Nestの製品の扱いを停止。Amazonは11月に、Webアプリ経由でYouTubeへのアクセスを復活させていた。

 GoogleはThe Vergeに対し、「われわれは、双方の製品およびサービスを消費者に提供できるようAmazonと合意したいと努力してきたが、AmazonはChromecastや「Google Home」などのGoogle製品を扱ってくれず、「Google Cast」に「Amazonプライムビデオ」を提供してくれない。先月にはNest製品の扱いも停止した。こうした相互利益の欠如のため、Echo ShowおよびFire TVでのYouTubeの提供を停止する。この問題を解決できるよう早急に合意に達したい」と語った。

 Fire TVの画面には同日から、YouTubeは2018年1月1日に利用できなくなるという通知が表示されるようになるという。

挑戦者に花束を:Lytro 写真共有サイトを閉鎖

 これが発表された時は興奮したなぁ。ここでも何回も取り上げていた。一番最初は2011年だった。(下は公開順)

 後からフォーカスを変えられることのメリットが少なすぎたのだろう。ピンぼけによる失敗を防げることとボケを調整できることくらいしかメリット分からなかった。

 専用のサイトにアップロードしないと共有できないと言うのは致命的だろう。一枚あたりの容量が20MBというのも足かせだった。メールやメッセージに添付して送ったりSNSサイトにアップロードすることのできないことは致命的だった。あと10年位早く開発されていたら何かのきっかけがつかめたかもしれないが、2000年頃のコンピュータ環境では一枚20MBの写真ファイルでは受け入れられなかったかもしれない。

 Instagram を自分が始めたのが 2011年7月だった。なので、Lytro が写真の楽しみ方が SNS へと移行することを読めなかったのも無理はないかもしれない。2011年の発表の何年か前から Lytro のマーケティングを考えていただろうから。その頃は Flickr! のような写真共有プラットフォームが健在で(今でも続いているが、盛り上がっているとはいえない)、一眼レフデジカメで撮った高品質の写真をアップロードするという習慣は残ると思っていたのだろう。

後から焦点変更できるLytro、写真共有サイトを閉鎖。消費者市場から撤退し、VR・動画製品に注力 – Engadget 日本版
撮影後にフォーカスを自在に変更できるカメラとして話題を集めたLytroが、そのフォーカス変更可能なマルチフォーカス画像をアップロードし、共有できるサイト(pictures.lytro.com)を11月30日に閉鎖しました。

現在、撮影したマルチフォーカス画像を表示する方法は、Lytroのデスクトップアプリを使用するか、ライトフィールドカメラLytro Illum自体を使う方法のみとなります。

写真を共有したい場合には、フォーカス位置を調整後に通常のjpegなどの形式で書き出すか、デスクトップアプリのダウンロードリンクを付けてマルチフォーカス画像(.lfr)を送るしかありません。

Lytroはすでに一般消費者向けのライトフィールドカメラは生産しておらず、写真共有サイトの閉鎖をもって一般市場からは撤退となります。今後は、VRやライトフィールド技術を生かしたビデオ製品に注力していくとのことです。