iPhone X

「iPhoneX失速」と書けばページビューが伸びるらしいww

 この時期の恒例行事といえば iPhone の失速だ。今年は X と 8 というシリーズだったので、X の失速という表現に変えられたようだ。

 iPhone を割賦契約で買っている人の多くが秋に割賦返済終了を迎える。数年前から iPhone の新モデルは秋に発表・販売されてきた。そして、それが通例となったことで、iPhone を継続的に買う場合開きに機種変更をするユーザーが多くなった。「秋に新製品が発売されるから4~5ヶ月間がまんしよ」という人たちが秋に溜まっていったのだ。一度秋に新製品を買うと次の割賦返済終了が当然2年後の秋になる。このサイクルが確立されている(少なくとも日本では)。

 そうやって、新製品発表のタイミングを図るような人には iPhone の新製品ハンターのような人が多く、これらの人は最上位機種の最大容量を予約して買うような人たちだ。なので、昨年秋のような発表であれば旗艦モデルである iPhone X に需要が集中したのだ。

 今になって iPhone 8 の需要が盛り返しているのは、上記のようなマニアが X 購入を終えたからだろう。新製品にこだわらないような、手持ちの端末の割賦返済が終わったのを期にキャリアの携帯ショップに行って端末を買うような人は価格志向が強いからだろう。これまでだって、ここを読んでるようなヲタには信じがたいが、16GBのスマートフォンを買う人も未だにいるのだから。 

 まあ、こんなことタイトル読んだ時点で分かっていたのに、ついついクリックしてしまった。完全にダイヤモンドの思うツボ。なのでリンクは貼らない。

米アップルが初めて有機ELパネルを採用した「iPhoneX(テン)」が失速の兆しを見せている。一方で、液晶パネルの「iPhone8」の販売がじりじりと盛り返しており、初の有機ELモデルは曲がり角を迎えつつある。

 米アップルが初めて有機ELパネルを採用した「iPhoneX(テン)」が失速の兆しを見せている。

 一方で、液晶パネルの「iPhone8」の販売がじりじりと盛り返しており、初の有機ELモデルは曲がり角を迎えつつある。

 調査会社BCNによると、昨年11月発売のXは、発売当初は同年9月発売の8を上回っていたが、12月中旬以降の週から逆転。

 最新iPhoneの3モデル(8、8プラス、X)の販売構成を見ると、11月初めには「Xが56%、8が34%(残りは8プラス)」の比率でXが圧倒していたが、12月中旬から徐々に比率を落とし、年明け第1週は「Xが25%、8が60%」と大きな差がついた。

「X失速」の動きは世界的な傾向のようだ。iPhoneの生産動向を調査しているみずほ証券は、アップルが年明けにXの生産調整に入ると想定し、1~3月のXの生産台数見通しを、11月に予想したときより1000万台以上も引き下げた。

 Xの発売当初は、部品不足で生産が遅れたことから在庫のない状態が続いたが、昨年12月以降は品切れが徐々に解消し、すでに店頭で当日買えるまでになっている。

 この状況で売れ行きが目立つのは、価格の安い旧モデルだ。BCNによると、2016年に発売の「iPhone7」が堅調で、1月第1週の調査では、Xと7の販売台数がほぼ同数だった。

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