こんな日は家にいて windows shopping

 天気が悪いし中殿筋の痛みも残っているので、買い物ウォークだけにした。昨日よりは楽になっている気がするが無理をして悪化させては逆効果だ。

 そこで、中殿筋のストレッチやトレーニングの動画を漁る。

 ついでに、Amazon で Mizuno Be をポチる。廃盤になって安くなっているようなので、Nike FREE 4.0 FLYKNIT が駄目になった時のために確保した。良ければもう一足買うつもり。他にも、Windows ショッピングで、自宅用の扇風機、先日なくした指輪の代わり、ランニング用柔らかボトル、息子用アイウェア、昼食用のバランスアップを発注した(息子は目が良く、度なしのアイウェアが使えるので、選択肢が広い)。

 Be は Mizuno のトレーニング用シューズ。検索しても日本語のサイトはほとんどない。Youtube では海外の動画しか見当たらない。Mizuno 自身も日本市場には本気ではなかったのかもしれない。公式動画はThe story behind BE しか見当たらない。

 数年前に発売したらしいが、Be という名前が引き継がれなかった所を見ると、ビジネス的には失敗だったのだろう。

日常をトレーニングするシューズ。普通に暮らしながら、走るための筋肉を鍛える。そんな発想のもと、「BE」は生まれました。最初のヒントは飛脚が履いていたワラジでした。ワラジは薄く、裸足感覚で歩けるため、履いていることで自然と走るための筋肉を鍛える役目を果たしていたのです。ワラジの構造に学び、指先で地面を掴むような中敷の構造によって、普段使うことの少ない走るために必要な筋力が鍛えられます。足に過度の負担をかけずに自然なカタチでトレーニングすることが可能になります。履き心地は独特で、最初は少し戸惑うかもしれません。でも、その感触は「まさに今、筋力が鍛えられてる」ことの証。慣れていけば、きっと手放せなくなるはずです。忙しくて時間が取れないランナーに。脚力に自信がないという潜在ランナーに。少しでも脚を鍛えたいという方に。とにかく一度、履いてみることをおすすめします。

 自分は今年の春までランニングやジョギングに興味がなくて、ミニマリストシューズというものの存在すら知らなかった。なので、Be が一般的なランナーの中でどのように受け止められていたのか。どのようなマーケティングが行われたのか知る術が無い。一般向けのキャンペーンが行われたのか、ランナー向けの雑誌での広告出稿や特集記事があったのか、意識高い系ミニマリストやベアフット信者向けのシャレオツファッション雑誌でのみ行われたのか、スポーツ店に置かれたのか、量販チェーン店には置かれたのか・・・

 一般のスポーツ店には売りにくい商品だったかもしれない。「健康(フィットネス)のためにランニング(ジョギング・ウォーキング)を始めたい」とか「フルマラソンに挑戦したい。目標は完走」とかいった人にこのシューズは勧められない。もし、「Be が欲しい」と来られても、目的が上のようだったら止めるだろう。それは店として決して間違った態度ではないだろう。

 一方、シャレオツミニマリストには Mizuno という体育会系の匂いが染み付いたブランドは敬遠されたかもしれない。VFF や Nike Free、Newton とかを履いている人に中学校の陸上部みたいな Mizuno のロゴは受け入れがたかったかもしれない(偏見)。

 日本ではミニマリストシューズというカテゴリーが一般化していないのかもしれない。海外の通販サイトやランニング関係のポータルではこの類のシューズは多く見かける。それだけでなく、ベンチャー企業だろうか創業者自らが動画に出て効能を説くようなシューズもある。それらは forefoot strike とか bearfoot とかのワンコンセプトで勝負しているメーカーのようだ。このようなメーカーが存在できるという所にミニマリストシューズ市場の大きさを感じる。

 対して、日本では asics と mizuno という世界的にも有名な日本メーカーのサイトでもこのコンセプトのシューズは目立たないしベンチャーも存在しない。自分が知らないだけかもしれないが・・・

トレーニングログ 20160626 神戸市北区20km 炎天下

 自宅周辺を20㎞走ってきた。炎天下で消耗した。水を運ぶ手段を本気で考えないと昼間は無理だなぁ。途中で水を買おうと小銭は持っていたが、重い水を持ち歩くのが嫌だし、一気に飲み切ることはできない。途中、どうしようもなくなって自販機で買った。その時に買ったのがMIU。スポーツドリンクも有ったが、頭を冷やしたかったので何も入っていない水にした。スポーツドリンクのほうが吸収がいいことは知っているが、そこまでに300mlのVAAMを飲み切った後で喉の渇きは無かったので「これでええやろ」と思った。しかし、甘かった。喉の渇きはそれほどなかったが、飲んだ水が腹の中に溜まって減らない感じがした。

 木曜から感じていた右大腿筋と大腰筋の張りがひどくて辛かった。昨日よりはマシだったのでなんとか走り切れたが、ギリギリだった。まっすぐ走っている時にはそれほど痛くないがペースをあげようとしたり、左右に傾斜している道を走ると痛かった。特に、右にストレスがかかるとかなり強い痛みが走った。障害物を避けようとして右足を右に踏み出しそこから左方向に切り返そうとしたら激痛が走って立ち止まってしまった。

 帰り道で選んだ道に長く止められる信号が何箇所もあって足を止められたのも辛かった。止まってしまうと、その瞬間は楽だが、次に走りだすのが辛い。

 心拍は150bpm前後で安定していた。この気温の直射日光に焼かれながらコンクリートの道を走っていることを考えれば順当だ。心肺に関しては辛くなかった。右足の調子さえよければもっと長距離でも大丈夫だろう。

 これからの季節、昼間に走るのなら帽子は必要だと感じた。後、水分補給をしないといけない。そのためにどうやって水を運ぶかだ・・・今、中国から日本に向かっているジョンが来てくれたら解決できるだろうか。

201600626

トレーニングログ 2016/06/25

 朝からずっと雨。娘を駅に送ったついでに、たまたま昨晩帰ってきていた息子とアウトレットモールに行った。Reebock、Adidas、Nike、Mont-bellを回ったが潰れる水筒は無かった。アウトレットのショップはシューズやアパレルは充実しているが、ランニング小物などはほとんどなかった。結局、自分も息子も何も買わずに帰った。午後からもずっと小雨が降り続いていた。「これくらいなら」と服を着替えようと思うと強く降りだすということが2回くらいあって完全に諦めた。

 娘を迎えに行った8時半頃から雨が上がった。食事後も降らずに星が見えてきたのでウォーキングに出た。15分くらいしたところで寒くなってきたのでジョギングを開始した。3㎞くらい続く上り坂で、夕食直後なのでペースを抑えていたが、腹が痛くなってきた。「これいじょう痛くなったら引き返そう」と思ったが、それ以上痛くならずに、船坂から有馬温泉への県道まで来た頃には痛みもおさまった。街灯も人家も絶えたアップダウンは面白かった。感じれる人なら何かが見えても不思議はない。

 有馬温泉の温泉街には入らずにバイパスに降りて帰った。長い下りは楽しい。速くなった気持ちになる。

 ただし、数日前にVFFを履いて走った時に痛くなった右の大殿筋外側がまた張ってきた。辛くなるほどにはならなかったが、ちょっとゆううつだ。疲れるのはいいが左右対称でないのが辛い。自転車に乗って右膝が痛くなるのと同じ原因だろうか・・・負担を左右均等に分散できていないのかバランスが悪いのだろう・・・

 asics gel1120 だったことも本来の走りをできなかった理由かもしれない。gel 1120 は重くてかかとと前部との高さの差が大きいので、どうしてもかかとが先に当たり地面を蹴るようになってしまう。本当に技術のあるランナーならシューズに合わせた走りができるかもしれないが、こちらは靴の弱点をカバーするような余裕はない。

 しかし、金土曜日には全く走れないと諦めていたので、万全の体制ではなかったし距離も短かったが、走れたのは嬉しかった。

20160625

トレーニングログ 2016/06/23 バッド・デイ

 昨日、VFF 走った疲れが残っていたらしい。朝起きた時にはどこも痛くなくて、鍛えた成果が現れたのかと勘違いしていた。歩きで生活している分にはほとんど筋肉痛はのこっていなくて、会社では「初めてVFFを履いて走った後一週間くらいふくらはぎの筋肉痛に苦しめられたことが懐かしい」とか書こうと思っていた。

 ところが走りだしたら右の股関節の外側から後ろにかけての筋肉が張っていて走りにくかった。少し走ればほぐれてくるかと思っていたが、5km近く走っても改善しなくて、それどころかどんどんと疲れが溜まって痛くなって来たのでランを切り上げて歩いた。

 おそらく、昨日のVFFでのランの影響だろう。しかし、前はふくらはぎやアキレス腱、大腿四頭筋の膝の近くが筋肉痛になったが、今日はもっと上だ。この事自体は悪いことではないと思う。大殿筋や腸腰筋といった体幹に近い部分の筋肉で走るというのは目指していることだから。一つ問題なのは右だけということだ。ということはバランスよく走れていないことを意味する。本来左足で負担すべき負荷を右足に頼ったために右に疲労が溜まったと考えられる。

 当たり前だが、負担は分散すべきだ。一方の足が限界に達したらもう一方が平気でも走ることはできない。また、片足に負担をかけて走って、右が痛くなったら左にバトンタッチして同じ距離を走るということは絶対にできない。両足に均等に負担を分散しないと走れない。

 とにかく、「不調があったら休む」が自分のトレーニングの大原則なので今日はおとなしくすることにした。帰って、体幹を鍛えるトレーニングを少しやってみた。体幹筋を鍛えるものも多いのでスクワットに加えて取り入れたい。ホントはストレッチングもやったほうがいいのだろうが、めんどくさくて・・・

20160623

トレーニングログ 2016/05/22 出張後・雨中ラン

 出張で大阪に日帰り。家に着いたのが19時半くらい。傘をさすかどうか迷う程度に雨が降っていた。湿度も高く、綱渡り的な移動の連続で精神的に疲れていたのでオフにするつもりで夕食を食べた。

 その後、「弱い雨やからちょっと歩いてこ」と思い VFF KMD sports でウォーキングに出た。2kmくらい歩いて社宅に向かって歩いているうちに走りたくなった。VFFを履いていたので帰り道の途中まで数百メートルだけ走るつもりだった。

 が、走りだしたら「どうせ汗かくし、雨で濡れても一緒やん」という気持ちになって6kmくらい走った。気温が高いので濡れても寒くないし、体力の消耗も感じなかった。水たまりも有ったが、すでに浸水していたので気にならなくなっていた。

 今日は距離も短いので少しペース寄りの走りをしてみた。VFFなので意識してカカトが当たらないように上半身の姿勢と股関節に意識を集中して走ってみた。が、このフォームだとヒラメ筋に負担がかかる。まだ、フォアフットで走るための筋肉が足りないようだ。筋力というより筋肉の柔軟性と反発力が足りないのだろう。バネが縮むように受けたエネルギーを跳ね返すような反発が無い。足が着地する時に緊張しすぎているのか、緊張が足りないのか。柔軟性をもたせるためにどのようなトレーニングが効果的なのか分からない・・・

 期待以上に走れてよかった。楽しかった。途中から傘をささずにはいられないくらいの強さになったが、その時点で濡れてしまっていたのでどうでも良かったしねww

 とにかく、時速10km以上で走っていると走っているという実感が湧く。LSDの退屈な走りとは違う。このペースでも心拍は140bps台で一定している(走り出しの異常値は除く)。この心拍なら4~5時間でも続けられる。琵琶湖を自転車で一周した時には10時間近くこの程度の心拍だった。ただ、自転車の場合は巡航状態が続くことはなく、信号待ちや写真休憩、トイレ休憩、自販機休憩、コンビニ休憩も含んでの10時間だ。だから、140bpsを連続でどれくらい続けられるのかは自分でも未知数だ。先日の青野ダムのランで2時間は余裕ということは分かったが、足がついていかなくてそれ以上は試せていない。

20160622

「ハイケイデンス走」は自転車のみにあらず

メトロノーム 「ケイデンス」という言葉をロードに乗るようになって知った。サイクルコンピューターのケイデンス計で 90rpm(一分間に90回) で走るように心がけている。

 同じように、ランニングでもケイデンスという言葉を使うということを知った。そして、180 が目標値ということらしい。この 180 は自転車でいう 90 rpm のことだ。自転車はクランク一回転を1として数えるが、ランニングでは一歩を1と数えるからだ。足を使う長時間運動は「一分間 90 回」の反復運動というのがマジックナンバーなのか。しかし、ランニングで歩数を増やすためには力がいるので 180spm (180 steps per minit)をキープするのは難しい。変速機で抵抗を調整できる自転車と大きく違うところだ。

 後、この走法を心がけるようになって、自転車のペダリングとの類似性に気付いた。フォアフット・ストライク走法のランナーの足の運びは自転車の「クルクル回せ」に近い事がわかる。

 高ケイデンスで走るためには蹴った後の足を素早く前に戻す必要がある。そのために必要なのが、蹴った足をカカトが尻に当たるくらいに高く上げることだ。こうすることで、足を前に運ぶ際に移動距離が短くなり、スイング半径が小さくなる。カカトが尻に当たるようにする練習は足をこのように使えるようにするためだろう。

 更に、フォアフット・ストライク走法では、大腿骨が前に出てから下腿骨を前に振り出す角度も少ないので、短時間で次のステップに入れるのだろう。

 また、フォアフットストライク走法では尻の下付近で着地するのが理想らしいが、その時点でもう一方の足の膝が既に接地した足よりも前に出ている。そこから振り出した足をそのま下ろすようにするのと身体が追いつくのが同時で次の着地に移るイメージだ。足は前から後ろへ自然に振り下ろされながら着地する。

 ヒールストライクの場合は前に差し出した足のカカトから着地し、脚力で後ろに引くイメージだが、フォアフットストライク走法では回転する足が円運動の下死点付近で接地するイメージだ。

 ただし、前に振り出した足が接地する前に身体が追いついている必要があるので、完全なフォアフットで走るにはかなり速度が必要になる。フォアフット・ストライクのランナーの足の運びを見れば分かるが、足を前に振り出さずに着地するのではなく、前に振り出した足が戻ってくる空中に浮いている時に身体が追いついて下死点で接地するように見える。足を後ろに蹴り出す途中で接地するような感じだろうか(自分には分からない)。

 身体の真下で接地した足を素早く上方向に振りあげるので接地している時間は短い。その短い時間で斜め上に身体を前に送り出す強いバネが必要になる。なので、フォアフットストライクのランナーはヒールストライク・ストライド走法より上下動が大きい。トップランナーたちがそんなふうに見えないのは前に送り出す力が強く働いているからだろう。

 他のスポーツだとカヤックのパドリングとオールの関係に似ている。カヤックでは左右が連動し、水を引くのとパドルを前に戻す動作を同時に行う。エイトは直線運動に近い。自転車の重いギアを踏むイメージで漕ぐような感じだ。

 「カカトから着地しない。膝を曲げた状態で着地する。身体の近くで着地する。」とうい三か条を強く意識していると膝や関節の痛みはないが、太ももの前側の筋肉に負担がかかる。また、VFFやNIKE FREEで足の前の方で着地しようと頑張ると太ももに加えてふくらはぎとアキレス腱が疲れる。ヒールストライクだとシューズのクッションや関節で受けていた衝撃を筋肉で支えるためだろう。これについては、走りこんで鍛えるしかない。

 「クルクル回せ」で検索していたら「ロードバイクハック」というブログがヒットした。ここに「ロードバイクで使う体幹は、脚を回すときに生じる反対の力を抑えるための「腹筋まわり」と太ももを上げる時に使う「腸腰筋」、姿勢を維持する時に使う腰や背筋」とあった。全てがランニングでも必要とされる筋肉だ。この辺の筋肉を疲れを溜めずに運動を続けるためには90rpm(歩数では180spm)がいいのかもしれない。

ランニング小物続々

 数週間前に発注したものが続々と到着。中にはランニングとは限らないものもあるが、ランニングを始めなければ買わなかっただろう。

2XU 長袖コンプレッションシャツ、コンプレッションロングタイツ

2xu シャツとタイツは別のショップから買ったがほぼおなじものが届いた。2XU のタグも付いているし簡単なカードも付いていた。面白かったのは、どちらも Made in Thailand だったこと。もう中国国内で売られる製品でも、中国国内で作らなくなったのだ。これは、中国の人件費の上昇を表している。日本で数十年前に起こったことが中国でも起こるのだろう。

 自転車で使うために 2XU のタイツと長袖シャツは持っていた。どちらもサイズはXSだ。ぴったりサイズではあるが、着脱がめんどくさので、今回はSにしてみた。着るときにはテンションがあるし比較的簡単だからいいが、帰って来て汗だくで疲れている時に脱ぐのが大変だとストレスが溜まるから。

 タイツはほぼ狙ったとおり、着脱が楽でそれなりのフィット感が得られる。前に買ったものは異なる材質を立体的に縫製したものだが、このタイツは普通のタイツと変わらない。伸縮性の高い小さめのタイツといった感じだ。

 シャツはゆるくて、ユニクロほどではないが、ピチっとくる感じがしない。ちょっと残念な感じだ。

 前に買った2XUは布っぽくないというか膜のような印象があるが、今回届いたものは普通の布の風合いが強い。Nike や Adidas のアウトレットで見た(Adidasのを買った)3,000円程度のコンプレッションベースレイヤーも同じような感じだった。SKINSやCW-Xのような高価なコンプレッションとは別の安価なコンプレッションラインというものが標準化されて出回っているのだろう。ひょっとした、ブランドロゴだけ違って同じ工場で作っているのかもしれない。
 

サングラス

 ガチャで出てきたような、チープを絵に描いたような質感。さすがに中国からの送料込みで400円でこれ以上は望めないだろうf^_^;

 コンタクトレンズを入れたときにしか使わない。使えない。写真は要らないだろう。

ランニングベルト

 「自転車以上にシビアなバッグ問題」でランニング時の荷物を運ぶ手段について困っていることを書いた。

running-belt-1 ランニング・ベルトを買ってみた。単純明快で機能が形に現れている。伸縮性の高いチューブにファスナーとベルトを取り付けただけだ。

 以前買ってほぼ失敗に終わったものと大きく違う点はベルト自体に伸縮性があることだ。そして、形状的にベルトと荷物の重心が一致していることも大きい。重量物を吊り下げるような構造ではどんなにベルトを強く締めても揺れる。

running-belt-2 iPhone 6 、鍵、小銭、カードは小さくまとめれば一方に入れられる。アクエリアスの300mlのペットボトルも入れられたが、出し入れの際にベルトをはずさなくてはならない。

 iPhoneとカードキー、ペットボトルを入れて走ってみた。ペットボトルにはスタート時点で200mlくらいの水が入っていた。水を飲む前は存在感があったが、水が100mlくらいになってからはそれも無くなった。圧迫感はあるがヒップバッグの揺れと比べたら大きく改善された。ベルトに伸縮性があることも大きいと思う。

 こんなものがあることすら知らなかった。同じような悩みを抱えて走った先人がいて、それを解決すべく工夫した人がいてこのようなものが生み出されたのだ。感謝して使いたい。

LED 安全ベルト

LED-safty-light 夜走る際に必須のアイテムだ。反射材は相手がライトを持っていなければ意味が無い。自転車のような暗いライトでも同様だ。

 一つ150円くらいだったので、あまり期待していなかったが、思っていたよりはるかに高輝度だった。明るすぎて、手首に巻いたら SUUNTO T6 の表示を読む時に目が眩んで読みにくいほどだった。

 LEDとスイッチは端についていて、ベルトの内側にある導光体(透明なプラスチック状の板)が発行しベルト全体が発行しているように見える。

 ベルトの長さは@@@cm。手首に巻くとちょうどいいが上腕部や足首に巻くのには少し短すぎる。ベルクロテープ3cmくらいでしか固定されていないので長さの調整は全くできない。また、中に入っている導光体が直線的で反発力がそこそこ強いので、外れやすそうだ。

 これまで使っていたものは質感は良くて長さの調整もできるが、ベルト自体の発光が弱いことやベルトの素材が固くて素肌に取り付けにくかった。

Zoff 走れるメガネ Zoff athlete 投入

走れるメガネ zoff athlete Zoff でランニング用にメガネを買った。

 というか、先々週に神戸で買っていて、娘に受け取ってきてもらっていたものを手にしたというのが正しい。

 ド近眼なので視力矯正は必須だ。老眼が入ってからはコンタクトレンズが不便になってしまった(コンタクトレンズを装着するとiPhoneの文字が読めない)ので、2年位前からはメガネで通している。昨年からは、近距離用と遠距離用を使い分けなければならなくなった。ランニングや自転車、自動車運転は遠距離用だ。が、普通のメガネは運動には不便なことが多い。汗を掻くとずれるし、昼は眩しい。

 今回は zoff の athlete というモデルを買ってみた。公式サイト:Zoff Athlete

フレーム

 スポーツ用ハーフリムのアイウエア風。ツルも直線的で曲げて調整できるようになっている。OAKLEY や zerorh+ やスポーツブランドのアイウエアを研究して作られていることが分かる。が、スポーツのサングラスと違い、カーブが緩く今イチ垢抜けない印象を受ける。度付きの標準的な視力矯正用レンズを入れるための限界だろう。Zoff のアイウエアでも矯正用レンズを入れられないモデル(Zoff runnning with Q)はスポーツブランドのものと遜色ない。

 視力矯正が不要なら、安価で(5,000円)でカバー範囲も広いこちらを使いたいところだが、矯正が必要なのだから仕方がないorz…

 色は黒。ラインナップには白もあり、そちらのほうがスポーティな印象を受ける。同じように考える人が多いのか、ずっと在庫切れだった。再販されるのを待つほどの思い入れはないので黒にした。

 スポーツ用フレームのような高級感は無いが、7000円という価格から考えれば妥当なところだろう。中国製だが工作精度は低くない。レンズ口径がもっと大きいほうが自分的には好みだが、矯正用のレンズを入れる前提ではこれが限界なのだろう。

 かけた感じは、スポーツ用のアイウエアと大差はない。口径が小さくカーブが緩いのでスポーツ用アイウエアほどのフィット感というか、ゴーグルを掛けた時のような安心感はない。レンズの外から光が入ってくる。カーブのきついスポーツ用の大口径レンズのアイウエアだと視界の大半を覆って付けていることを忘れるようなこともあるが、zoff athlete は普通のメガネに近く、付けていることを忘れるようなことはない。

 フレームも視界に入ってくるが、これはデザイン上の問題で、スポーツ用のアイウエアでも上にリムのあるモデルでは同じだ。ノーズパッドとリム・レンズの間隔が日本人向けに設計されているので、睫毛がレンズにつかえたり、レンズの下部が頬に当たったりもしない。以前使っていた Smith は日本向けモデルではなかったので、睫毛がレンズに接触することがあったが、これはその心配はない。顔の形によってレンズの下部が頬に当たる人がいるかもしれないが、その場合にはレンズ口径の小さなモデルにするしか無いだろう。

 ツルは手で簡単に調整できるが弾力性はあまりない。なので、頭にフィットさせることはできるが、ヘルメットのあご紐の上を通すようなことはできない。仕様を決める際に自転車での使い方を知らない人間しかいなかったのだろう。普段自転車に乗っていてもヘルメットを被らない人間には分からないことだから。

eyewear-weight nikon は17g で Zoff athlete は 30gだった。レンズの大きさと厚さの影響が大きいのだろう。しかし、ツルの固定が効いているのかテンプルの面積が広いせいか、重さは感じない。激しいスポーツは分からないが、自転車やランニングでずれる心配はないだろう。

 19日には昼間のランニングで使ってみた。曇り空だったのでサングラス効果は不要だったが、外に出たら薄く色が付いていた。汗を拭おうと外した時に気付いたので、かけている間に変色したのには全く気づかなかった。それくらい自然に色は変わるし、色も自然だ。ノーズパッドの材質のせいか、ツルの押さえが効いているのか分からないが、ランニング中にメガネが落ちてきてずり上げる必要は全く無かった。

 20日は夜ランに使った。特に問題は見当たらない。夜でも普通のメガネより楽だった。

 ジョギングやランニング中に汗を掻いて困ることの一つがメガネのずり落ち問題だった。メガネがずり落ちる度にメガネを直したり、外してノーズバッドと鼻を拭いてかけ直すということをしていた。体力を消耗する作業ではないが、集中が切れることがうっとうしい。これが解消されるのは嬉しい。

レンズ

調光レンズ
調光レンズ
 レンズは調光にしてみた。というより、調光レンズが使えるからZoff athlete にしたのだ。調光なら昼でも夜でも同じメガネが使える。

 度数は屋外用に使っているメガネ(非球面・高屈折率)に合わせた。仕事や室内で使うことはないから。正面を見る分には全く違和感はない。が、周辺部になるとキツイものがある。屋外用メガネは比較的大きめの丸メガネだが、外縁部まで違和感なく見えるが、これは明らかに違う。困るのは上縁部だ。前傾を深くしているときや下り坂で遠くを見ようと上目遣いにするとゆがんで見づらかった。このため、普段より頭を起こさなければならず、首筋が凝った。そのような時間は走行中の僅かな比率でしか無いので、このメガネの使用を諦めるほどではないが、ちょっと残念な点だ(これは、矯正の度数や調光レンズによるものも大きいのでこのフレームで必ずそうなるということではない)。

 後方確認については、普段のメガネよりはカバー範囲が広いので少し楽だった。普通のメガネだとレンズ外になって見えないからメガネで乗るときには意識的に頭を回して見る必要があるが、zoff athlete なら首を回す角度は少し少なくても済む。外縁部は多少ゆがんで見えるが、自動車が来るかどうかを確認することはできる。どっちにしても、コンタクトレンズをしてスポーツ用アイウエアをしている時とは比較にならないくらい不便ではある。

一番厚いところで約7mm
一番厚いところで約7mm
 調光レンズには非球面・高屈折率レンズはない。なので、矯正強度やレンズ口径の大きさとも相まってレンズの端部は厚い。大昔のプラスッチクレンズそのままの厚さだ。レンズを横から見ると3層構造になっていることが分かる。中の層が調光剤が入っているのだろう。この層があるから素のプラスッチクレンズよりさらに厚みがあるのだろう。

 調光については、かけている時に色が変わっても全く気づかない。グレーで色がつかないせいもあるだろう。透過率は高い(薄い)ので、スポーツ用の一番濃いレンズ(透過率20%)ほどの効果はない。が、真夏の昼間に普通のメガネだけで走るよりは遥かに楽。6月18日という最も日射が強い季節の正午に自転車に乗っても路側帯や横断歩道の反射で目が疲れるようなことはなかった。

 透過率が高いということはメリットもある。トンネルだ。矯正が入っているかどうかに関わらず、サングラスを掛けているときに真夏のトンネルに入るのは恐怖だ。矯正が入ってないサングラスなら外せばいいが、メガネが必要な場合には外せばもっと危険な状態になる。透明レンズのメガネと掛け替えるのも非現実的だ。このレンズくらいの透過率があれば照明のあるトンネルなら困らない。(ただし、調光レンズは紫外線が無くなっても無職になるには2分くらいかかるらしいので、トンネル内で透明になるという意味ではない。単に薄い色のサングラス状態だからという意味だ。)

 以前使っていたアイウエアのレンズが経年劣化で使えなくなってからずっとメガネだけで走っていて(度付きのサングラスが行方不明だったこともあり)、白線の反射で目が疲れて頭が痛くなった。18日は頭が痛くなった時と同じような状況での走行だったが、眩しさによる疲れは感じなかった。

 後、調光レンズについて注意すべきは、調光レンズの濃さが「明るさ」ではなく「紫外線の多さ」に比例しているということだ。なので、どんなに明るくて眩しく感じる時でも、紫外線がなければ色は変わらない。具体的に言うと自動車の中だ。最近の自動車の大半は紫外線カットのガラスが入っている。だから、自動車の運転の際にはサングラスとしての効果は期待できない。また最近ではオートバイ用のヘルメットのシールドも紫外線カットが大半なので、同様にサングラス効果は得られない。そういった車やシールドは元々サングラス的な防眩効果を持っていることが大半なので、そもそもサングラス自体が不要かもしれないが。矯正用メガネとしては普通に使えるので、車から降りた時にサングラスとして機能するメガネとして車の運転に使うことは有りだろう。少なくとも、メガネを余分に持ち歩かなくても済む。

etc

スポーツを意識した専用のケース。カラビナは邪魔かもw
スポーツを意識した専用のケース。カラビナは邪魔かもw
 専用のケース。ゴーグルのハードケース風。かさばるので好きではないが、立体的で大きいフレームを安全に運ぶためには必要な容積か。

トレーニングログ 2016/06/20

 夜ランで Zoff athlete を使ってみた。普通。普通にいい。汗を掻いてもずれないし、見え方は普段使っている遠距離用メガネと同等だ。重さは気にならない。

 それと、これは自分だけの事情だが、メガネの交換忘れが防げることも大きい。自分は近眼の上に老眼が入っていて、遠距離用と近距離用のメガネを使い分けている。両方は似たデザインでかけ心地もよく似ている。見える範囲が違うだけだ。室内にいる時にはiPhoneの文字が見やすい近距離用をかけているが、iPhoneを使ったりしないかぎりどちらでも困らない。このため、ジョギングに出かける時に遠距離用に替えるのを忘れてしまうことが多い。自動車の運転なら引き返してでもメガネを交換するが、ジョギングの時だとそのまま走る。

 この点、zoff athlete ならつけ心地が違うので忘れにくい。ジョギングに出る時に Nike free を履くようにメガネもそれ用のメガネに取り替えるとう流れが自然に出来る。

 よく「形から入る」というが、気分を切り替えたり盛り上げたりするのに、それ用の服装やギアを身につけるのは効果的だ。これはスポーツに限らずだろう。

 昼ごろまで雨が降ったせいで湿度が高くてだるかった。昼間から体が重く眠かった。走りだしても調子が出ず、3kmくらいで引き返そうかと思っていたら少し体が軽くなってきたので、トータルで10kmになるように遠回りして帰った。

 ランニングベルトも初めて使ったが、iPhoneや鍵、小銭、カードといったものを運ぶにはいい。300mlのアクエリアスのペットボトルも入ったが、流石に「そこに何かある感」はつきまとう。でも、前に買ったヒップバッグよりはるかにマシだ。

20160620

トレーニングログ 2016/06/19

 朝からぐずついた天気だったが、夕方から少し空が明るくなってきたので、有馬温泉まで走った。

 ウォーキングで行くときはバイパスで行き県道で帰ってくるが、今日は逆ルートにした。県道は歩道のない狭い所があったり凸凹の歩道があったりで、走るのには向いていない。が、登りで使うならそれほど気にならないと考えたから。正解だった。

 バイパスは新しい道なので舗装の状態がよく、2kmの下り坂なので平地では考えられないペースで楽に走れた。下のログはいつもの SUUNTO T6 ではなく、movescount アプリでとったもの。距離と標高はGPSデータで取得されているのでT6より正確。45分付近で速度がゼロなのは信号待ち。58分以降の速度ゼロは自宅に着いたのにアプリを止めていなかったため。

 登りは平均8.3km/h。標高差 100m を3kmくらいで登る道で路面状況も良くない中、Gel 1120 でこの速度は予想外の出来だった。zoff athlete でテンションが上がっていたか<子供かw
 

登り区間:白い線が標高。横軸は時間なので実際の傾斜とは異なる。
登り区間:白い線が標高。横軸は時間なので実際の傾斜とは異なる。

 下り区間。平均 11.4km/h 出ている。このスピードで平地を走れたら気持ちいいだろうなぁ・・・

 

下り区間。平均時速11.4km出てるwww
下り区間。平均時速11.4km出てるwww