自転車以上にシビアなバッグ問題・・・

 ランニングの時に困るのが荷物の扱い。財布は持たないが、家の鍵はどうしようもない。iPhoneでポッドキャストを聴きながら走るのは楽しい。本気で走るときはメトロノーム代わりにもなる。そうなると、ヘッドセットかイヤホンも必要になる。汗拭きは別枠で必須。夜には道を照らす懐中電灯と被視認性を上げるための安全ライトも必要だ。1時間以上走るなら水も持ちたい。

 自転車なら、ライト類とボトルは自転車に取り付けられる。サドルバッグをつければ鍵、工具、小銭くらいは入れられる。ポケットに入れなければならないのは iPhone とタオルくらいだ。しかも、自転車用ジャージには背中にポケットが付いている。そして一番違うのは、揺れて邪魔になることがないという点だ。なので、ボトルや工具をジャージのポケットやウエストバッグに入れてもランニング時ほどは邪魔に感じない。

 上下に揺れることによる負担感の大きさがランニングにおける荷物の最大の問題だ。一番面倒なのは水だ。

 以前、500ccペットボトルを手に持って走ったら走りがおかしくなった。ペットボトルを持って走れるのは相当なランナーか歩きに近い速度でしか走らない人だろう。

westbag 安物のバッグを Aliexpress から買ってみた。チープな質感でランナーへの配慮も工夫もほとんどない。400 円で中国からの送料込みであることを考えれば妥当ではある。ベルトの取り付け位置が悪く固定されていない。ベルトが細く伸縮性がないので腰に固定することができない。すぐにずれて上がってきてゆるゆるになってブラブラしはじめる(擬態語w)。DIY でベルトを移動し固定することで少しましになったが、水を運ぶには不十分。

 今は、ボトルを後で通る箇所の草むらに置いている。そして、次にその箇所を通る時に飲んで空になったペットボトルをバッグに入れて走るのだ。空になっていれば揺れて困ることはない。しかし、ボトルを置ける場所まで行くときにボトルが邪魔。

 走りと関係ない所にこだわるのがヲタクランナー。
 

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