BBphoneの050

 BBphoneが他社に先駆けて(俺が知っている範囲で)050の運用を開始する。というか、した。しかし、中途半端なサービスといわねばならない。BBphoneを使っていて不便な最大のものは、携帯電話への番号通知ができないことだった。このために、家族の携帯電話で「非通知拒否」ができなくなってしまった。この、「携帯への番号通知」は今回は導入されない。

 今回の変更でメリットとなるのは、遠距離から俺のところに電話をかけてくる場合に、3分10.5円になることだけだ。これも、電話を遠方から受けることが珍しい俺の家では、こちらも関係がない。

 「お友達やご親戚にBBフォン「050番号」をご紹介ください!」って、「固定電話からかけるときは050-1234-5678を使って、携帯からはこれまでの番号でかけてくれ。ただし、もしフレッツとかのIP電話を使ってるときは050ではつながらんから従来の番号にかけるか、IP電話をキャンセルして050を使ってくれ」と年寄りに説明しろということか?

 まあ、制限のある中でいろいろがんばっているのは分かる。しかし、残念ながら、フライング気味なんだよなあ。導入のときの悪夢に学んでないのか?

 遠方からかけてくる相手にメリットをもたらすサービスはすばらしい。特に、IP電話を使いたくても使えないようなところに住んでいる人にとって、電話代を気にせずに遠方に住む家族に電話することが可能になることはすばらしい。だからこそ、もうちょっと待ってからでもよかったんじゃないだろうか。

BBフォン「050番号」開始のお知らせ

《BBフォン「050番号」の特長》
◎着信できる番号が増えます。
 今までの「NTT電話番号」に加え、「050番号」でも着信できるようになります。

◎ナンバー・ディスプレイに「050番号」が表示されます。
 BBフォンからNTT一般加入電話に発信の際、お相手の方がNTTナンバー・ディスプレイ相当のサービスご利用の場合、お客様の「050番号」が表示されるようになります。
 ※BBフォンオプションにて「非通知」設定にしている場合を除きます。

◎BBフォン同士の通話は無料です。

 BBフォン同士は「NTT電話番号」でも「050番号」でも無料通話です。

◎NTT一般加入電話からBBフォンの「050番号」に発信できます。
 NTT一般加入電話からBBフォン「050番号」へかける際、BBフォンの「050番号」へかける方の負担する通話料金(NTT東西より請求)が全国一律3分10.5円になり、遠距離通話等、大変お得になる場合があります。

◎携帯電話への番号通知が可能となります。(2004年初頭予定)
 2004年初頭には、BBフォンから携帯電話への発信の際に、「050番号」での「通知」が可能となる予定です。
 ※BBフォンオプションにて「非通知」設定にしている場合を除きます。

◎引っ越してもBBフォンを利用していれば「050番号」は変わりません。

 一度割り当てられた「050番号」は移転された場合でも日本全国でご利用いただけます。
 ※移転先がBBフォン提供地域かつ移転手続きをしていただく必要があります

《携帯電話・PHS・海外からBBフォン「050番号」へはお電話をかけられません》
携帯電話からBBフォンの「050番号」への発着信は2004年初頭に対応予定、PHS・国際電話は順次対応予定です。通話料金は未定です。
★携帯電話・PHS・海外からBBフォンのお客様へお電話をかける場合は「NTT電話番号」へおかけください。

  ぜひ、お友達やご親戚にBBフォン「050番号」をご紹介ください!

インターネットは世界を広げたか

★ インターネットを使ったところで、世界は広がらない

決めたブックマークと決めたアンテナに登録されているページばかり見ている生活では、そこで世界が閉じてしまった、狭くなってしまったといえるんじゃないかなと。

アンテナでなくても、Blogrollでも、はてなでもいっしょだと思うね。

まぁ、知らないpingを逆に追いかけてみたりとか、見知らぬ人のコメントに紐付くurlにアクセスしてみるとか、何かしら世界や枠を越える行動を、普段しているかどうか。そこだな。

 今は俺も、自分で設定したアンテナ、公開アンテナ、自作リンクページからリンクをたどってサイトを読んでいる。これを長く続けていると、「ここのサイトの人は、PCはIBM、PDAはCLIEで、回線は・・・」となる。そう、まるっきり村社会だ。ネット上の村社会。専門用語という方言を使い社会(コミュニティ)の帰属意識を確認・表明する。それによって排他的な雰囲気を作ろうという意識がなくても、馴染みのない人間にはバリアのように見えてしまう。

 情報収集をネットに依存しているGEEKには(俺もだ)、ネットで発言しない人の意見は分からない。まして、家にPCがなくても困らない人の意見に触れる機会なんか全くない。だから困るかといえば、俺は全然困らない(俺は消費財を扱うマーケティング担当者じゃないからね)。困らないけど、いるのかいないのかさえ分からないこのとが少し恐い。

 しつこく繰り返すが、人は見たいものだけを見る。目に入ったものですら、フィルターを通してしか判断できないのに、目にする機会がなければ、存在することすら認識できないだろう。インターネットにより、個人の世界は広がったかもしれないが、つながったのは、同じ嗜好同じ趣味を持つ物理的に離れた人同士なのかもしれない。それをして「世界が広がった」というのかもしれないが、それでは多様な価値観に触れることにはならない。

 そんな俺たち(って、勝手に一緒にすんなって怒るかもしれないが)の消費性向がここに余すところなく記述されている。 

mDiary:世の中の物価価値を再確認

(コートを)ものすごーく欲しくなったが、値札に4万円台の値が付いているのを見て怖じ気づいた。まぁ、仕事向けにしっかりしたものが欲しいと思いつつも、4万円も消えるのはさすがに恐い。おかしいなぁ、PDAやらカメラやらなら、平気で6万円とか8万円とか使えるっていうのに。

 つぎ込む対象がPDAやカメラなところがmichieruさんらしくて楽しい。逆に、服には何万もつぎ込めるのに、ネットなんかケータイで十分という人もいるのだろう。俺なんかは、可処分所得の絶対額が不足しているコミュニティに属しているので、純粋なウォッチャーだが・・・

 そんな俺だが、MyBlogJapanのRSSリーダーのおかげで、新しいサイトに出会う機会が増えた。しかし、早晩ここも日記才人や関心空間化することは間違いない。それ以前に、MyBlogJapanなどにpingを飛ばしていないサイトについては存在しないのと一緒だ。まして書かない人についてはどんなツールを使おうが、サーチエンジンががんばろうが存在しないのと一緒だ。俺の場合、子供がいることや会社勤めしている関係上、いやでも人とオフラインコミュニケーションしなければならないが、相手のことは知らないし関心もない。ネット上で読むサイトの人間のことは「こいつ、3ヶ月前に新しいPDA買ったばかりなのに、また買いやがった」と知っているくせにだ・・・・

 インターネットはその上に地理的にはばらばらな成員によるカルトの生成を助けた。それにより、何等かの属性を共有する人同士のコミュニケーションにおいて距離的な障害を取り除いたが、個々の成員が属する実社会(オフラインの生活という意味)での世界を広げることはない。ということではないだろうか・・・

蚊帳の外から:blog of the Yeah!

 スタート時点から関係ないと思っていたし、終わった今も思っているが、イベントに参加された方々のエントリで感じたことがあったのでクリップ。

 よくある失敗オフイベントの一つと言っていいかもしれない。多分、主催者の求めているものと参加した人の求めているものとが違ったのが原因のように、蚊帳の外からは見える。

天国と地獄: blog of the Yeah! 行ってきたよ

ここまで書いて思ったが、あそこまでつたないイベントだったからこそ、「blogが盛り上がってるから、それで騒ごうよ!」っていう彼らのこのイベントへのモチベーションが良い意味で分かったような気が。純粋というと聞こえはいいだろうけど、そんな感じ。

 これが全体的な雰囲気らしい。次のエントリは参加者側の視点というのか、blogger(とくくってしまっていいのかどうかは分からないが)の視点。

network styly *: blog of the Yeah! 2003について、いまさら。

しかし、本当に、「何」だったのだろうな、と思ったのです。
<<略>>
同じく、座談会でのビジネス的盛り上がりに対して、NDO::Weblog でいわれるように、ビジネスなひとびとは勝手に盛り上がってるみたいだけさ、それはあくまでhypeでしかないよね・現場と乖離しているよね、に同感2。

blog::TIAO: DRECOM主催の「blog of the yeah! 2003」の発表パーティへ参加したんだけれど

日本でもウェブログのユーザーが増えてきて、新しいWebパブリッシングやネットワーキングとしていろいろな角度から注目され始めた2003年だったんだが、それに悪乗りしただけじゃないのかな。

単にはしゃいでいる主催者とかっこつけてウェブログを語っている業界の方々だけのイベントだったようだ。

NDO::Weblog: Blog of the yeah に行ってきました。

「”Blog” ていうだけで何やらすごいものだとか、面白いコンテンツになるとか云々っていうのがマズー」という話は確かにその通りなのですが、ふと考えてみると、そういう「Blogすげーぜ」という台詞は誰が言っているのだろうということになります。
<<略>>
じゃあ答えは? …その多くはウェブログにビジネスの匂いを求めている人たち(いや、なんとかビジネスにしたいと思っている人たち)、あるいはウェブログブームをなんとか作ってやろうと画策しているメディアな人たち、でしょうか。彼らの求める先が分からないでもないのですが、そういう人たちが一番分かってないというか、ほとんどウェブログに触れてなかったりするのが大風呂敷の原因かも。

Blog of the Yeah!2003 Event レポート : ウェブログ@ことのは

やはりこういうイベントに参加する目的といったら「あのブログの人とお話ししたい」という交流の部分が大きいと思うので、むしろ「ブログ大オフ会(ついでに大賞発表!)」くらいのノリのほうが楽しめるのではないかな。

 しかし、そんなイベントも主催者からは、こんな風に見えているらしい。

Blog of the Yeah!2003Eventを終えて。  

先ほど、いろいろと昨日のことを書いているblogを見て回ったのですが、見るまでは
そういった段取りの悪さのために不評な意見が多いだろうなぁと心痛かったのですが、イベントは楽しかったです的な意見も多く、最後の最後まで皆様に支えられたイベントだったことを改めて実感いたしました。

普通であれば、たとえば普段yahooを使っている人が、年に一回yahooの運営者側と会う機会なんてないわけで。

 自分達をYahooの運営者にたとえているあたり、彼の視線がblogを書いている人間より、協賛してくれる会社方に向いていると思える。オフ会的な乗りかと思ったら、blogをネタに一儲けしようとする企業家へのblogの盛り上がりをアピールするためのショーだったということだろう。4000円の入場料とそれ以上の交通費、労力、時間を費やした参加者にはお気の毒としか言いようがない。

 ここに挙げたエントリがすべてではないし、肯定的な書き方のものも多かった。しかし、肯定的な意見も、この機会にオフで出会うことができたというものが大半だった。興味がある人はそれぞれのエントリのコメントやトラックバックをたどってみるといい。主催者が読んだというリンクリストには肯定的意見が並んでいる。

 ところで、一連のページを読んで一番面白かったのがこのエントリ。

トロッコ蜜柑総合研究所 – ニュース(blog)

 さすがに、blogなんてメンドクサイことをする人、しかもこういった賞にノミネートされる人、そう簡単な人ではありません。明らかにアキバ系の人、金の話をずっとしている人、サイトでは結構吠えていて、リアルでもやっぱり吠えてるけど、ちっちゃな声(たまに奇声)で隅っこでやっているから、誰だよあれ?邪魔じゃない?って見られている人など様々です。こんなイベントに2ちゃんねるのひろゆきさんや、いのえもんさんなどのそれこそ濃い人たちが集まったのですから、大変なことになっていたなぁという印象です。参加者の印象を自分も含めて一言で表すと、原宿とかに行ったはいいけど、どこ行って良いのか分からなくて、ついBOOKOFFに行ってしまう、そのうえ普段、同僚の異性からは、ヒッキー(ひきこもり)じゃない? なんていわれてそうな人たちかな。

ついでに、network styly *: blog of the Yeah! 2003について、いまさら。で言及されていたエントリが、Blog of the Yeah!開催の告知を見たときに感じていたことにとても近い。

Shuichi_Shibukawa_DQN_Diary(2003-12-14)

そういえば、blog of the yearが発表されてましたが、こういうのもすべて「東京的なもの」であって、「大阪」ですらないというところが、私にとってはある意味衝撃的でした。blog of the yearについては。
つまり、地方でも優秀な人はほとんど東京に出てきてしまう(関西の有名大学ですらそうだ)ので、有益な情報というのはかなり東京のエリア内のコアな部分で回ってる。
blogって、面白いことに人的なつながりを濃密に持っている人で、IQというか、頭の良い人が書くと面白いという性向があるような気がしてるのですが(切込隊長ってずばりそうじゃん)、そういう人って東京にほとんど集中してて、そういう人がオフラインでも情報交換を繰り返しながら新しい動きを作り出しているのではないか。つまり、情報化時代にオフラインのつながりがいかに重要かどうかが思い知らされるわけですな。

レンタルサーバー不調の意外な影響:スパムフィルター消失

 メール送受信用に使っているレンタルサーバーが不調で移転したらしい。それはいい。そこのサーバーはこれまでも不調なことが多くて、前に痛い思いをしたときに、web関係のファイルは全て自宅サーバーに移行したから。アカウントを作り直すのと、わずかな残骸(そのURLは残しておきたいので)をアップロードするだけだ。一時的につながらないかもしれないが、それも時間の問題だ。

 しかし、先日来充実させてきたスパムフィルターのことを忘れていた。今日、メールを見て驚いた。久しぶりのスパムの山。

 「そういえば、設定の書き出しみたいなメニューがあったなあ・・・」と、後の祭り。

 ところで、そのレンタルサーバーはこれで、4回目の移動で、その度にIPアドレスが変わっている。アメリカのホスティング会社にあるマシン上に構築されているはずだが・・・IPアドレスが変わるっていうことは、契約先を変えているということなのかな?しかも、この会社の怖いところは、一切のデータ移行をしてくれないことだ。htmlのようにローカルにファイルが残っているものならいいが、サーバーのDBに保存しているようなデータが全滅してしまう。実際に娘の掲示板のログが全滅したことがあった。mtなんかを使っていても、同じことになるだろう。

 blogのホスティングサービスを使っている人でバックアップをしている人がどれくらいいるんだろう。大手のホストがディスクエラーでサイト消滅ということはあまりないのかもしれないかもしれないが・・・俺の場合も実際は全然取ってないけど・・・自分のサーバーなら、面倒な事はせずに、ディレクトリごと別のマシンのドライブにコピーしておけばいいと思っている。甘いか?

トラックバックについて考える

 これは、トラックバックの使い方になじんでいない素人の考え方なのかもしれないが、pingを打つことはコメントよりハードルが高い気がする。

 他の方のページを集めてメタ記事的なものを作るときは、本文にリンクリストを作るので遠慮なく打てる。トラックバック先きた人が他のページへのリンクを使えるのでいいと思っている。しかし、「同じ話題について書いてはるなあ」という程度のときに、紹介文を本文に埋め込むのが面倒でトラックバック自体をやめることがある。

 トラックバックの仕様として、こちらからpingした相手を表示できたらいいのにと思う。MTではpingを送った相手の情報も保管している。それを編集画面でしか参照できなくしているということは、「pingを打つ場合には本文で紹介文の一つも書くべし」という思想がのがMT設計者にあるんだろうか。

 トラックバックについて: パソコンビデオの先生の部屋では、トラックバックpingを打つだけでなく、相手へのリンクを本文に作ることを推奨されている。本来はこちらが正しのか・・・

 トラックバックのような試みを以前から実装していた関心空間というサイトがある。キーワードがblogのエントリに該当し、キーワードリンクがトラックバックに該当する。このとき、blogと異なるのがこちらから張ったリンクの相手も明示されるということだ。だから、責任の所在が明確で、気楽にはれる。そして、人から張られたリンクを切ることも可能だ。ガイドラインも、「自分が関係あると思えば、リンクは自由。ただし、リンクされた側が切ることも自由」ということで、気楽にリンクをすることが可能だ。このように、自分の送ったpingが明示されれば、かえって気楽にpingできると思うがどうだろう。pingも関心空間のリンクも相手のエントリ・キーワードへのファンレターのようなもと考えれば・・・却って、飛ばしにくいか(^^;

 実際、このページのようなショボいとこから有名サイトへはpingを打ちにくい。ウェブログ@ことのはでは、はっきりと「してもらったほうがありがたい」と書いてあるので気楽にping! いえ、決してカウント稼ぎのためではありません・・・ホントに・・・

 ま別の話だが、MTからトラックバックする際の注意として、「概要をちゃんと入力したほうがいいかも」というものを身をもって経験した。相手のサイトが、トラックバックで送られてきた本文を表示するという設定を行っていた場合、引用した相手のエントリより長いトラックバックになってしまうことがある。また、MyBlogJapanのRSSリーダーを使ってみて、「概要はタイトル+アルファ程度のほうが便利そう」ということに気付いた。そこで、トラックバックを打たないものにも概要を入れるようにしたほうがいいのかもと思った。

—–トラックバックについて悩まれているサイトをリンク

Jinta’s View – きまぐれブログ -: 新たな発見(低レベル)、その他

 トラックバック、いまだに感覚が掴めないが(やったこともないし)、相手にリンクしたことを知らせる程度のことと考えればいいのだろうか・・・。

AS iT iS: トラックバックって

「楽しい記事をありがとう!」って気持ちで、気軽にコメント書き込んだり、トラックバック打ったりするのが理想なのですけど。

xoops-modules project – 開発日誌

たまにトラックバック打ちたいなぁってサイトにトラックバック機能がないと
がっかりするようになりました。
「つながれよ、おい」って感じ。

Fun! Fun! Fun!: TRACKBACKというもの

ブログを初めてから、最初の頃はトラックバックなんて使うのか?と思っていたけれど、実際自分が使い出すとつながりが見えて面白いし、自分の書いたエントリーに対してトラックバックを打ってくれたということは私はとても嬉しい。うちのサイトへのリンクの表記があろうとなかろうと、そんなもん全然気にしてないし 逆に関連した記事が読めるということで トラックバックは好きな部類かもしれない。

米国過激団(仮)

 従来の個人サイト間では、相手方のサイトに自分のサイトへのリンクを張ってもらうには、先ず自分の所から相手に見返り(=リンク)を差し出すのがマナーであるという感覚が根底に在るのでしょうね。

ワタシは
・記事を参照しましたよ
ってお知らせしてくれる機能だと思ってました。
他には
・同じ話題について書きました
って感じで送ってくれる人もいるんだーってぐらいに思ってました。

 最後に、ほぼ、まとめきったと思われるサイトにリンク。これだけでもよかったかもしれないが、ここまで書いちまったんだから・・・(^^;

トラックバックの有効な使い方を考える : ウェブログ@ことのは [weblog@kotonoha]

リンクしないでトラックバックする行為が、「知名度アップ用のトラックバック」と誤解されかねない、という問題が出てきます。つまり、自分からはリンクしていないのに、相手のブログ記事には自分の記事へのリンクを張っている場合、「ページランク泥棒」とか「目立ちたがり」と思われる可能性がなきにしもあらず、ということ。

———概要について

koik:af:e blog: 概要は重要

MyblogListリーダーでは(というかほかのRSSリーダーでもそうなのでしょうが)、最近更新されたblogの「タイトル」と「概要」が表示されます。で、自分が使っていると、「概要」を次々と表示→気になるエントリーはそのblogへ飛んで見る、という動きになりがちです(特に時間がないときは)。するとあまりに短い概要のものはあまり見に行こうという気にはならない訳ですねぇ。。。(逆に概要だけで完結してしまう場合もそうかもしれません。)

ご近所さんを探せ・moblog

 面白そうなサービスを、number 0310 ::: blog :::経由で知った。Going My Way
には日本語の簡単な例があり参考になる。

GeoURL ICBM Address Serverがそのサービスの実体。

 座標をデータベース登録しておいて、リクエストにより、範囲内に存在するblogをリストしてくれるというものらしい。個人ホームページ作成が今のblogのように盛んだった頃、日本にあった「ご近所さんを探せ」を思い出した。まだ、

 エントリと地図を結びつける試みとして、auのGPS携帯に特化したmoblogサイトをSCAPE: Urban landscape search engineというエントリで知った。auに乗り換えたら登録するかも。拡大地図が東京圏しかないのが俺にとっては致命的弱点ではあるが・・・

 Urban landscape search engine

 ただ、Urban landscape search engineのサイトにも書いてあるが、場所が特定されて困るようなケースは注意しなければならないだろう。なにせ、ネットワーク上には、ネットバイオレンス〜名も知らぬ人々からの暴力の主人公(ハンドルネームに大阪とあるだけで大阪に行ってしまった上に実際に見つけてしまう)のような人もいるらしいからね。まあ、GeoURLは嘘の座標を登録してしまえばいいし、「ご近所さんリスト」にある人が本当のことを書いているかどうかは確かめようがないから、ストーカー被害にあう心配はないかもしれないけどね。

 ところで、J-SH04の頃から愛用しているのはこっちのscatch.tv。moblogという言葉ができる前から事実上のmoblogサイトだった。こちらは、GPSではなくJ-phnne(当時)の位置情報を送信するというものだった。ステーションの位置情報は半径10km程度の誤差があるので、場所の特定は不可能に近く安心だ。J-D06にしてからはすっかり投稿数が減ってしまった。

 moblogといえば、他にもyapeus.comがある。こちらは、文字数制限がなく、よりmoblogとして使い込めるはずだが、俺の環境から投稿に失敗することが多くて使わなくなってしまった。使いこなせば広がりは大きそうだが、サーバーへの負荷が高いらしく、無償(現在はテスト期間中)では難しいんだろう。今は、blogユーザー界で一気に有名になったロリポップに移行して安定してきたらしい。マシな写真が撮れるケータイに変更したら再開するかもしれない。

またも怪しい調査結果:携帯ナンバーポータビリティ

 何を意図した調査かわからないが、ナンバーポータビリティを導入したくてしょうがない人間が分析したとしか思えない。

番号ポータビリティに関する調査、67.5%が「利用したい」
 同調査によれば、・・・「サービスを利用してみたいか?」との問いには、「利用したい」が30.8%、「できれば利用したい」が36.7%となり、利用意向がある層は全体で67.5%になった。

 番号ポータビリティの利用意向があるとした回答者に対しての設問では、「番号ポータビリティの利用料金がいくらなら妥当だと思うか?」との問いに対して、「1,000円~3,000円未満」と回答した人が43.5%となり、これに「無料」が41.5%と続いた。

 これって、「『できれば利用してみたい』という消極的賛成を含んだ利用肯定集団の中でも41.5%は無料でないければ利用しない。」ということでもある。さらに、「半数以上がナンバーポータビリティについて知らなかった」という事実も書き落としてはまずいだろう。しかも、この集団は一般社会をサンプリングしたものではない。調査会社のウェブサイトに登録しているであろうケータイヲタだ。しかも、調査期間はたったの2日だ。それだけの間に食いついてくるようなのは、純度が高い(ケータイ使用料も依存度も高い)ピュア・ヲタだ。そんなヲタですらこんな数字だと考えるべきだろう。

 また、この調査はいいかげんだ。選択肢がでたらめだ。受け入れられる金額についての選択肢が、「0、1000~5000未満、3000~5000未満、5000~10000未満、10000以上」って、おかしいだろ。1000~3000未満のミスプリントだとは思うが、それにしても、0~1000未満がないのはおかしい。有効回答数は書いてあるが、抽出方法は記載されていない。

 ここでも、最初から「ポータビリティに対する関心は高いが、料金は数千円以下でないと受け入れられない」という結果を導き出そうとして実施したとしか思えない。

日本のブロードバンド普及の立て役者はNTT東西

[N]: ブロードバンド「日本の奇蹟」は、なぜ起こったか

でCNETの。CNET Japan – ブロードバンド「日本の奇蹟」は、なぜ起こったかという記事を知った。

日本のブロードバンドの成功は、このようにアンバンドル規制と冒険的な新規参入業者とNTTの戦略的失敗が偶然、複合して起こった「競合脱線」のようなものだ。

 もちろん、ブロードバンド普及の分岐点はY!BBの参入発表時点だ。しかし、しかし、それだけではない。忘れてはならないのは、定額接続に対する需要の盛り上がりだ。

 アメリカでは、市内料金は無料のところが多いと聞いた(英会話の講師から英語で聞いたので、聞き間違いがあるかもしれない)。少なくとも、定額は間違いないはずだ。つまり、アメリカではブロードバンドは新たなコストの発生を伴うのだ。だから、普及が進まないのだ。

 日本の場合は、従量制の高額(アメリカの市内料金と比較して。市内といっても、県レベルの範囲だが)な電話代を相殺して余りある金額でサービスが提供されたから爆発的に普及したのだ。

 前のサイトに書いたが、当時の通産省かどこかがインチキな報告書で「日本のネット接続料金は世界と比較して高くない」と数年前に書いていたが。接続時間を無視したものだった。月間使用時間が10時間もすれば、使えば使うだけ割高になるのが日本の接続料だった。

 そんな背景の中、常時定額接続が現れたのだった。NTT東西が、この市内従量課金にこだわって儲けたことの反動が、今のNTT東西へのしっぺ返しとなったのではないか。Y!BBの参入は日本のブロードバンド接続普及のきっかけではあるが、その下地を作ったのはNTT東西だったのだ。3年ほど前、電話回線ダイヤルアップをしていたユーザーは覚えているはずだ。午後11を境にISPへの接続電話が通じにくくなったり、ウェブアクセスの応答が悪くなったことを。そう、深夜定額契約をしているユーザーがこぞってダイヤルアップを開始する時間だったのだ。それ以外でも、深夜割引きを狙ってダイヤルアップするヘビーユーザー達が涙ぐましくもりダイヤルを繰り返していたのだ。そんなユーザーを無視し続けたNTT東西の判断ミスがADSL普及に拍車を掛けたのだった。

 それに、NTT東西には今でも基本料金と回線使用料を支払っている。それは、Y!BBのADSL接続料より高いのだ。事実上、局までのアナログ回戦と受信時の通信にしか使わないのにだ。先日俺の家の前の電柱に光ファイバーが来た。一戸建てだし、引き込み管もあるので工事は簡単なはずだ。しかし、光にはしない。光にしたところでPCがついていかないし、必要も感じないから。

スパム・フィルター

 昨日一日の運用でほぼ80通がフィルターされていた。ほとんどがキャラクタセットで引っかかっている。実に気分がいい。報復できる手段があればさらにいいんだが、抗議しようにも文字が化けているし、化けていなくてもこちらに読み書きする能力がないんだからどうしようもない。

 ただ、国内初の違法スパムは今のところどうしようもない。警察に通報窓口があったが、警察に個人情報を晒すのも気が引けるしね。信用できなさではスパマーと大差ないし、敵に回したときの手ごわさでは零細スパマーよりはるかに勝るから。警察に流した情報が暴力団に悪用されるかもしれないし、警察官がスパマーに情報を売るかもしれない。それどころか、こういう情報を通報する人間をマークしているかもしれない。そんなのが日本の警察だから。

 それはともかく、かいくぐってくるものには共通した特徴がない。数字.com(123.comとか136.com)は数字を変えて無限に送ってくる可能性がある。こんなのを全部登録するのは無駄だし、送られてきたメールをチェックするサーバーにも無駄な負荷がかかるだろう。

スパマー:4inch6.com

ところで、すり抜けたメールにこんなのがあった。

From hoseSA@EARTHLINK.NET Tue Nov 11 21:17:41 2003
X-UIDL: 8US!!QXI”!mlS”!^JB”!

Return-Path:
Received: from mail.asg.edu.jo ([212.118.31.35])
by ax9.net (8.11.6/8.11.6) with ESMTP id hABCHeS23789
for <panhead@draconiaweb.org>; Tue, 11 Nov 2003 21:17:41 +0900
Received: from admittedly ([211.158.74.65]) by mail.asg.edu.jo with Microsoft SMTPSVC(5.0.2195.5329);
Tue, 11 Nov 2003 11:37:23 -0500
Date: Tue, 11 Nov 2003 09:37:57 GMT
From: “Lorena”<hoseSA@EARTHLINK.NET>
To: panhead@draconiaweb.org

Subject: Guaranteed to make your penis bigger!
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/html; charset=us-ascii
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Message-ID: <MAILGgUeR0ObLLAeSQz00003344@mail.asg.edu.jo>
X-OriginalArrivalTime: 11 Nov 2003 16:37:24.0015 (UTC) FILETIME=[15B0C3F0:01C3A872]
Status: RO
—-ここから本文
anglophobia

“We Do What Viagra Can’t”hubris.microscopes.tail

*GAIN UP TO 3″ IN LENGTH IN JUST WEEKSexoskeleton.aps.playtime
*BECOME THICKER AND FULLERscoreboard.scotch.corridors
*MULTIPLE, MORE EXPLOSIVE ORGASMSportending.bottles.ibid
*ENDLESS STAYING POWERtawdry.positioning.bounds
*SAY GOODBYE TO PREMATURE EJACULATION
*BOOST TESTOSTERONE LEVELS
*INCREASE CONFIDENCE AND VITALITY

please visit our web site http://www.4inch6.com/yt4/

Remove mail

 問題は、導こうとしているサイトがhttp://www.4inch6.com/yt4/なのに、「Message-ID: <
MAILGgUeR0ObLLAeSQz00003344@mail.asg.edu.jo>」なこと。そして、asg.edu.jpはヨルダン大学という真っ当な学校らしいこと。ヨルダン大学の
Microsoft SMTPSVCというSMTPサーバーがジャンピングボードに使われているのではないだろうか。

 とにかく、penisはフィルター対象にしたから、「あなたのpenisが欲しい」とか、subに書かないようにしてください。本心からそう思っている場合でも、標題は「あなたとしたい」くらいにしておいてください。