条件反射:いい加減なアンケートに釣られる

Japan.internet.com Webマーケティング – Blog 作りで重視する機能「作成が簡単」――72.8% 【第1回 Blog に関する調査(後編)】

 話題にしたい気持ちは分からないではない。新しいサービスで需要をあおりたいのだろう。悪気もないんだろう・・・しかし、何でもかんでも%で分析した気持ちになってもダメだって。

 「調査対象は、全国の10代から50代のインターネットユーザー1,044人。」とそこそこの数字だ。年代もネットユーザーの分布に近いようだ。しかし、問題なのはその次。「 Blog を作成したことが『ある』と答えた人(5.4%)に、現在作成している Blog のカテゴリについて聞いたところ」と、これ以下の回答はこのたった56名が母集団となっている。つまり、一人の投票が約2%に相当するということだ。こんな大雑把ないい加減な調査ではblogユーザーの動向や志向を推し量ることは絶対に無理だ。

 小数点以下まで表示しているのは、数字に信憑性を持たせたいからだろうか・・・母集団が50名程度では無意味だ。

 ここに示されたデータで言えることは、「blogをしている人間は、ネットユーザーの中でもわずか5%に過ぎない。」ということだけだろう。

 この数字を見ていると、blogはキャムズを越えるどころか、アーリーアドプターすら惹きつけていないということじゃないのか。これまでも、日記やテキストサイトがその中にいる人たちにとってのみ大きな盛り上がりをしていたのと同じ程度の盛り上がりなんじゃないだろうか。少なくとも2004年4月は。

スパムフェチ

 重要なメールを個人のメールアドレスで受け取ることがないうえに、私信もほとんどない。届くメールのほとんどはMLのものだ。そんな俺なので、スパムを受け取るのは楽しみだったりもする。この辺は、新聞にチラシがいっぱい入っていると得した気分になるのと一緒か。

 フィルターをチューニングするのもいいし、すり抜けてきたものの標題や送信者名を見るのも面白い。人間の想像力の限界にチャレンジするようなアイデアがてんこ盛りだ。行政サービスもこれくらい本気で工夫しろといいたいくらいだ。

 昨日は、donn summerからメールをもらった。ドナじゃなくドンね(^^;

 後、アメリカから良く来る、”v1agla”とか”enhance your pen1s”とかも笑わせる。多分、プロバイダーのコンテンツフィルターをかいくぐるためのものだろうが。本文もすべてこの調子で書き換えてあるので、読みにくくてしょうがない(< 読みたいのか)。

 auのCメールを使ったスパムも時々だが入っているが、こちらはあまり工夫がなくて退屈。スポーツ新聞とかエロ本の広告ページレベルだ。

 架空請求メールもそろそろネタ切れか。報道では、請求根拠として音楽データ交換ソフトを挙げるのが現れたらしい。やるなあ。俺はそんなソフトは使ってないが、アメリカで訴訟があったという報道があったので、焦る人もいるかもしれないね。

 それと、古典的過ぎてあまり見なくなってきたのはマルチ商法だ。5~6年前にはしょっちゅう「書かれた5人に5000円を振込み、自分の口座をリストの一番下に書き加えて友達に送りましょう」とか書かれたメールが届いたものだったが。

 まあ、詐欺の口実や手口は時代を映す鏡なので、これらを蒐集して年代ごとに分類したら面白いだろう。

新ドメイン取得・ロリポップ+ムームー:追記

 現在契約しているレンタルサーバー(ドメイン名:draconiaweb.org)を解約して、新規にロリポップムームーで別のドメイン名(draconia.jp)を取った。

 解約の契機は現行業者のサーバーが不安定なこと、自宅サーバーを立てたこと、安いドメイン登録業者が出てきたことだった。現行レンタルサーバーの仕様は「サーバー200メガ、メールアカウント設定自由、cgi可能(制限あり)、PHP不明、sendmail利用可」というもので、ドメイン維持費用込みで年間18,000円というものだ。

 現行業者のサーバーが不安定になったり移動(ホスティングマシンの変更)が3回ほどあり、その度に何がしかのファイルが消えた。PCにバックアップのあるhtmlは大丈夫だったが、cgiで管理していた掲示板が全滅して娘に恨まれた。また、移行時のファイルの引越やアカウントの再設定が面倒でうんざりしていた。それがきっかけで自宅サーバーを運用することになったのだった。

 自宅にwebサーバーを立てたら、レンタルの200Mが無駄に思えてきた。ところが、その業者では安価でwebサーバーの容量の小さいプランはメールアカウント数に制限があり、家族のアカウントが賄えなかった。しかも、数ヶ月前あたりからスパムに帯域を食いつぶされているのか、送信できないことが多くなり始めた。サポートにメールを送っても全然改善されないので、メールでしか使わないサービスのメールが不安定じゃ意味がない。

 そこで、整理してみる。

1.安定のいい所
2.独自ドメインを使う(現行のものを移転できると最高)
3.メールアカウントが5以上(自分で設定できれば最高)
4.合計で1万円以下

 どこかのMLでロリポップとどこかを組み合わせると独自ドメインを安く構築できるという情報を読んだことを思い出した。ロリポップというレンタルサーバーサービスの名前はblogでは良く聞いた。ココログなど大手ISPによるblog設置サービスが開始される前に、個人でMovableTypeをインストールできるwebサーバーが少なかったからだ。また、ここは去年の早い時期からMovableTypeを積極的にサポートし、cgiだけでなくMySQLサーバーまで開放しているということで、良く目にしていた。その時点で俺は自宅のサーバーにMovableTypeを構築済みだったので、気にも留めなかったのだが、頭の隅に「ナウでヤングなサーバー」というコピーは残っていた。

 改めて調べてみると、ムームーという同じ会社のドメイン管理サービスと組み合わせることで、俺の目的が安価に達成できそうなことが分かった。現行のドメインの移転は、手続き的に面倒そうなので、諦めた。安定については使ってみないと分からないが、あまり叩かれているところを見たことはないので大丈夫だろうと思う。blogのエントリや再構築のときに重いというエントリを読んだ記憶はあるが、俺には関係がないからね。

 新しいドメイン名はdraconia.jp。draconiaweb.orgを取得するときにはdraconiaはどのTLDも取られていて仕方なくwebをくっつけて使っていたのだ。draconiaweb.netとかに比べると登録・管理費用は高いがそれでも、年間4000円弱だ。ロリポップのレンタルサーバーを併せても1万円行かない。現在のほぼ半額だ。

 本来は、ロリポップでサーバーを借りる必要はない。しかし、自宅サーバーでメールソフトを動かすのは恐い気がするので、今は動かしていない。webサーバーならトラぶって電源を落としても誰にも迷惑はかけないが、メールは違うから。

 ドメインを申し込んだのが金曜で、振込が実行されたのが月曜日。火曜にはムームーの設定が完了しロリポップの設定も終わってしまった。

 これまでのサーバーでは、管理者権限とユーザー権限は分かれていて、ユーザーIDでftpサーバーにログインしたら、自分のユーザーディレクトリより上には行けなかった。使用可能なサーバー容量の制限もユーザーごとに可能だった。ユーザーの扱いはISPのユーザーのように http://www.draconiaweb/~username/のようになった。この辺は、linuxのユーザーとApatchのユーザーディレクトリ利用可設定をそのまま使っているような感じだ。

 ロリポップの場合は、メールアカウントは複数持てるが、ユーザーのアカウントは一つだ。その代わり、サブドメインをオンラインで追加費用なしに設定できる。ドメインを共有してwww.dracon.jpとa-san.dracon.jp,b-san.dracon.jpといったサブドメインを設定して、それぞれのルートディレクトリを別に作れば(共有も可)、http://www.dracon.jp/index.html と http://a-san.dracon.jp/index.htmlで別のページを表示でき、チルダとはお別れできる。逆に、ftpアカウントが一つなので、複数の人間でサーバーを利用するときには、別の人間の作ったデータを削除したりされたりしないように注意が必要だ。また、「隠し事」はできない。

 一つだけメールの仕様で残念なのはメールフィルターがないこと。フィルターセッティングが決まってスパムが減ると気分がいいから少し残念。ybbに転送して、ybbのフィルターを通して読むというのも手だが・・・フィルター設定の自由度が低いので、特定できない反復しないスパムに対抗することが難しい。今のフィルターで一番効いているのはキャラクターセットだから。Yahooのではこういうものに対抗することはできないだろう。

 独自DNSが使えて、メールアドレス無制限、サブドメイン無制限、webメール有り、MovableTyep設置可能、sendmail利用可、パス(サーバーのディレクトリパス)公開、でこの値段なら自宅にサーバー立てる必要はないかもしれない。なお、DNSレコードの更新が済んでいないだろうから、まだhttp://www.dracon.jp/にはアクセスできない(3/30)。テストでメールを送ってみたら、ezwebのサーバーに蹴られてしまった。

□追記1:
 31日の夜にアクセスしたらつながっていた。現在はエラーメッセージだが、少なくともDNSとして登録されたことが確認できた。メールの送受信もできるようになった。

□追記2:ロリポップのメール(独自ドメイン)の仕様で分かったこと:
○良い点:
・5件まで転送可能

・文字コードに気を使う必要がない。

●惜しい点:
・reply-to ヘッダの設定不可能
・上にも書いたが、フィルター設定できないこと。(これは、webメーラーに限らない。自分でスクリプトを設定してブロックできるのかどうかは不明。)
・エイリアス(別のアドレスを一つのアカウントで受信)が不可能(複数のアカウントを作成し一方に転送することは可能だが、アカウント管理が面倒になる)
・添付ファイルが1メールに1つに制限されている(圧縮ソフトで一つにする必要がある)
・アドレス帳機能はあるが、データをインポート・エクスポートできないので、複数のアカウントで使いたいようなアドレスは一々各アカウントで入力する必要がある。
・自動チェックがないので、手で更新しなければメールが届いているかどうか分からない。

□追記3:
 メールの仕様について質問フォームから質問を行ったら、数時間後に返事が返っていた。内容にはがっかりしたが、対応は良かった。

□追記4:
 もう一つ思い出した。ロリポップにはMLがない。スクリプトを入れて自分で設定すればいいのかもしれないが、自分でやったことがないので分からない。ユーザーが入れないディレクトリに設定ファイルが必要だったりしたらアウトだからなあ・・・今のサービスでは自由にMLが作成できて少人数で使うのには便利だった。機能が制限されているので不特定で公開するようなのは危なくて使えないが、簡単に作れるのは大きかった。

FireFoxのRSSリーダー:追記

 FireFox用のプラグインを入れてみた。アンテナがサイドバーに入るようで面白い。このプラグインは対象サイトのエントリの内容をメインウィンドウに一覧で表示してくれるので、MyBlogListよりも可読性が高くて便利だ。MyBlogListのようにページ送りしなくてもいいしね。いつもお世話になりっぱなしの「パムアン。」もRSSフィードしているので、これを入れておくだけで、「ぱむあん。を開く」というアクションが不要になり助かる(どこまで横着なんだ、俺)。

 このリーダーだけかもしれないが、マウスオーバーで内容がポップアップ表示されるのが最高。もう、ウィンドウを開く手間も要らない(この横着さは末期的、俺)。サイトによって表示される内容が違うのが残念だが、明らかに読みたいものと違う(内容の有無という意味ではなく俺の好みと違うという意味)ものを開くタイムロスを最小にしてくれる。

 このリーダーに関わらず、RSSを読める仕組みが普及したら、各サイトのカウントは下がるかもしれない。サイトに訪れる必要がなくなるからだ。また、訪れるとしてもディープリンクで各エントリの個別ページに入るというblogの作法や、サーチエンジンには個別のエントリページが登録されていることもあって、トップページへのアクセスは伸びなくなるかもしれない。トップに何かを仕掛けているサイトは対応が必要かもしれない。

 そんな便利なツールだが、これはブックマークと同じ不便さがある。そう、設定を複数のマシンで共有できないことだ。アンテナやblogツールはネットワークさえあれば、マシンに依存しない。それと、例によって、FireFoxが旧macOS非対応ということで、iMacでは使えない・・・まあ、昼休みにブログ新着を総当たりしていくようなときにでも使ってみよう。

 追記:
 RSS情報の共有については、ブラウザーのブックマークのようにOPMLエクスポート・インポートによって対応できることが分かった。

 RSSの対象にMyBlogJapanやBloggersJapanなどの新着リストにしていても同じblogが並ぶのでメリットは少ない。

MyClip面白い、悲しいリンク切れ

 今更ながらMyClipを導入してみた。Blogの書き方が少し変わるかもしれない。

 これまでは、気になるblogがあったら、BookMarkletで下書きに残していた。何ヶ月も前に遡ってエントリーにしたり、似たようなエントリがたまったところで書いたりもした。MovableType限定だが、このやり方の問題点は、編集リストの1ページ目から落ちてしまうと、自分でも忘れてしまうということだ。記事をタイムリーに書こうという気持ちは全くないので、遅くなることは気にしていないが、それをクリップしたときの気持ちを忘れてしまうことがあり、「何でこのエントリをクリップしたのかなあ」と消してしまったこともある。MyClipならいやでもインデックスページに載っているので忘れようがない。

 俺の場合は、サイト単位にはアンテナやブックマーク、エントリ単位はMyclipというように使い分けるつもり。

 システムとしての問題点ではなく俺の使い方としてのという意味で感じた問題点がいくつか。例によって、アンテナへの更新情報が無駄に頻繁になること。あと一つが、今は最大20件まで表示しているが、これを超えてしまったときに、下書きと同じことになってしまわないかということ。

 もう一つ感じたのは、クリップして安心していたら元記事が削除されてしまうと意味がなくなるということ。これは、クリップに限らず、web上のリンク全てにいえることだ。元記事が削除されても大丈夫なように、大量の引用をした下書きのほうがこの点では安全。特に、マスコミ系のサイトなどは、1週間とか2週間とかで消えてしまうので、クリップは無意味だ。下書きをあさってクリップしていたら、何箇所かリンクが切れていた。こうなると、元記事が何だったのかさえ分からなくなるだろう。

 そう考えると、最終的にblogのエントリにしたいような内容のものは、早めに取り込んでおくべきか・・・

追記:
 使い込んだわけでもないし、これから付加される機能もあるらしいから、最終判断ではないが、MyClipはブックマーク代わりに便利だけど、ランキングとかは無意味かなあと思った。MyBlogListは特定のサーバーの設定の問題で訳の分からん状態だし・・・MyBlogJapanの新着リストは多すぎてフォローしきれなくなってきているし・・・関心空間のようになってしまうのかな・・・

MyBlogList新着リスト雑感

mybloglist 自分でリストを作るのは面倒なので、巡回には人が作ったアンテナを使い、それ以外はMyBlogJapanのRSSリーダーを愛用するという手抜きな俺だ。だが、最近MyBlogJapanにリストされるサイトに違和感を感じるときがある。あくまで、個人の感想であり、十分なサンプルを取っての分析に基づくものではないことを断っておきます。

1.更新していないのに、何度も新着リストに載るもの。

 ただ、このサイトもその筋で著名なパムアンにリストされていて(いつもお世話になっております)、更新していないにもかかわらず、最近の更新に上がり心苦しく思っている。これは、コメントやトラックバックによりトップページが更新されたことをエントリの更新として把握されるからだと思う。mtを触って何等かの更新情報を別に出力できればいいんだろうが、調べる時間がない・・・
 mtの場合は、「BLOGの設定」 で設定したping先へは、エントリの新規publishのときしかpingは飛ばない。だから、MyBlogJapanの新着リストには新規発行したときしかリストされないはずだ。俺は、追記したり変更したときにだけ、手でpingURLを追加している。他のツール、サービスではコメントやトラックバックを受けたときにもpingしているのかもしれない。アンテナはリストの位置が変わるだけだが、MyBlogJapanのようなサイトでは、pingを打つたびに新しくデータが追加され、古いものから削除されていく。

2.RSSリーダーで見る限り全く同じ内容なのに、URLが違うものが複数並ぶもの。
 これは完全に謎。MyBlogListの下に表示されるURL以外は全く同一で、クリックして表示されるペーも全く同一。右のがその例。なお、このサイトを批判しているのでは有りません。他にも例は簡単に見つかります。
 この例は、DiaryNoteというサービスだが、ココログでも同じような減少が発生しているのを目撃したあいまいな記憶がある。

3.DiaryNoteというサービス。
 ユーザーの設定なのか仕様なのかは分からないが、コメントもトラックバックもない。サービス内に閉じていて、リンクも全て(本文ではなくサイドバーの)diary.note.ne.jp内だ。そのこと自体は全然構わない。日記系のサービスならそれで構わない。だったらMyBlogJapanにpingを飛ばさないで欲しいと思う。

4.「言及のないトラックバックに怒る」エントリを二日連続で見た。
 ある種の地雷のようになってしまっているのが残念だ。トラックバックされていやならできなくすればいいのにと思う。それと、分からないのが「相手のサイトが自分からのリンクでカウントアップするのが気に食わない」という感情。他人のサイトがカウントアップしたら腹が立ちますか?
 俺の場合は、トラックバックするときにリンクだけでも載せている。理由は簡単。自分がトラックバックした相手を覚えていられないから。編集画面からping履歴をたどればいいんだがめんどくさい。だから、リンクすることが多い。だいたい、他のサイトがここからのアクセスでカウントがあがっても気にならないし、こんな貧弱サイトにトラックバックしたって、アクセスなんか増えないからね。

 おんなじことを感じている人がいたのでクリップ。

*mt::MRU: 【ブログ考察】「引用もなしにTBだけ打ってくるのかよ!(怒)」 (c)yukkie

 TBくらいで気を揉んでいては、あっという間にブログをつけるのが楽しくなくなってしまいそうである。笑いながらサクッと削除や何も言わずに同じようなTBを打ち返すくらいのほうがよさそうだ。

 「TrackBack ポリシー」が秀逸。こういう風にしてあったら互いに楽だね。と、トラックバックしたのに500で蹴られちゃったよ(^^;。ところで、このyukkieさんは、ここと同じダイナミックDNSサービスみたいだ。はじめてみるので嬉しい。

BBフォンが携帯電話との相互接続

 ソフトバンクBB [ IP電話サービス『BBフォン』、携帯電話との相互接続を用いた通話サービスの提供を開始 ]

 ついに開始されるらしい。これで親兄弟に連絡できるようになった。それと、これまで、固定発携帯着>携帯発個定着だったものが逆転する。俺の家は、俺がauに移行したときに固定電話のマイラインもKDDIにして、携帯発固定着は50%引きなので一概にはいえないが、安くはなるだろう。しかし、俺の家の電話代はこれまでも合計で300円を上回ることがほとんどないので、家計支援効果は極小だ。

 それよりも、携帯に番号が表示されることのほうが大きい。というより、番号が表示されることにより、「番号非通知」を完全ブロック設定できることの安心感が大きい。

 ところで、番号忘れちまったよ(^^;

fedoraインストール02

 試行錯誤の結果実に間抜けな事実を発見した・・・・それは置いといて、今晩(といっても、正確には昨晩だが)やったことを順に書いてみる。

1:FDで起動してfedoraから直接ダウンロード。
  パッケージのターゲットとしてftpを選ぶとドライバディスクを要求される。ダウンロードサイトからイメージをダウンロードし、例のrawritewinでFDを作成し再度チャレンジ。しかし、ソースディレクトリが分からず撃沈。fedoraのサイトにはftpによるインストールの説明もディレクトリの情報もなかった。(ロスタイム30分)

2:ここで自分の愚かさに気付く。そう。俺は自分でftpサーバーを持っていた。じゃ、isoイメージを現在のサーバーに置いて、ftpでインストールすりゃええやんと気付いた。ところが、ダウンロードしたファイルをチェックすると壊れていると表示される。TL8wやOSX、winXPでのダウンロードを繰り返す。(ロスタイム4時間程度)

3:そうこうしているうちにもっと致命的な自分の愚かさに気付く。昨日焼いたisoイメージはインストール用のパッケージではなく、ソースだった・・・そして、i386イメージをOSXで焼いたら何事もなかったかのように起動した・・・そう。昨晩からの試行錯誤はこのミスがなければ全然問題にならなかったのだ・・・(ロスタイム10時間)

4:とりあえず、OSXで落としたイメージをCDに焼いて、fedoraのインストーラーのCDチェックを通す。

今は、disk3の再々ダウンロード・CD焼き中。午前3時・・・今晩は、CDのチェックまでで終わろう。

 でも、CD3枚付いた本を買うお金と時間が節約できたさ(;_;)…

 しかし、linuxのチェックサムユーティリティのmd5はどの程度あてになるんだろう。同じファイルを複数回チェックしたら違う結果が出たんだけど。fedoraのインストーラーを信じて走るけど・・・

 ところで、冷静になって考えれば、昨日考えたものの他にも効果的な手段があった。サーバーのftpを使うのもそうだし、winのHDDにイメージを置くという手もあった(インストール作業は最速)。もちろん、この手はwinパーテーションのないサーバーには使えないが、とりあえずomnibookにインストールする分にはこれでも良い。

 このdos領域にパッケージソースを置いてインストールするというやり方は、その昔、CDも内蔵FDもないCompaqConturaAeroで、本の付録のslackwareをインストールするときに使った手だ。ConturaAeroのFDは。特種なPCMCIA接続で専用デバイスだった。だから、FDのブートディスクから起動したにも関わらず、起動してしまうと認識しなくなったのだ。CDなどあり得べくもなく途方にくれてHDDのDOSパーテーションにソースを置いたのだった。まあ、Xを入れなければFD20枚も要らない時代の話ではあるが・・・とは言うものの、FD20枚のコピーは時間がかかったなあ・・・

初詣・AU1月のカタログ

 親の家から30分程度の神社に行った。あまり混んではいなかったが、雨が降ってきて困った。

 もっと困ったのは、携帯の電波が届かなかったこと。娘は今回AUなので安心していたが、俺のvodafoneより電波状況は悪かった。

 場所は、京都府加佐郡大江町。AUのサービスエリア情報ではしっかりと色が塗られている場所だ(vodaは塗られていない)。俺のvodaで、圏外表示めげずにしつこくダイヤルしていたら、時々基地局と交信できた音がし、10回目くらいに母の携帯(docomo)につながった。

 やっぱり、地方でdocomo信者が多いのもうなずける結果となった。基地局がなければ、どんな機能も宝の持ち腐れだ。

 そういえば、EZナビウォークで自立計測が可能になっても、地図をダウンロードできないところでは無力だ。時々、自転車やバイク乗りの人がナビに期待するようなことを書いているが、人っ子一人いないような山の中で圏外になったら意味がないだろう。

 帰りに寄った家電店でAUの1月カタログを入手。やっと5502Kが掲載されていた。いよいよか。しかし、全然新しい情報はなく、デザインのインパクトでも、SO505isやW11Kに負けてるし・・・

個人ホームページ不況とblogバブル?

 マクロな視点を持ち合わせていないのでよくわからないが、geekなpalm関係サイトを巡回している俺にとっては、htmlを編集するスタイルという意味のホームページからblogへの流れは感じる(自分自身そうだし)。それとは別の問題で、コミュニティというのか、先のエントリで書いたネット上で形成された仲間意識を持った一群レベルでの栄枯盛衰ははっきり感じる。

 Niftyのフォーラム時代は、Fmacuseを毎日巡回していたが、何年か前からは全く行わなくなってアカウントも休止した。visorを手に入れた頃からは、palm関係サイトを読んでいる。fmacがどうなったかは知らないが、palm関係サイトは勢いを失ったような気がする。まず、更新の回数が減っている。palm関係の新製品が出ても反応するのは特定のパワーユーザーだけだ。

 実際、このサイトも元々はvisor prismを買ったときのメモ書きから始まって、今ではほとんどprismのことについて書くことはなくなった。毎日使っているが新しいソフトを入れることもめったにない。このこと自体は自然な流れかもしれないし、悪いことではないだろう。そうやって、細々とでも書き続けているサイトを読むのは楽しみだし。しかし、多くが燃料切れを起こしてしまうようだ。これが、ネットコミュニティの衰退期というものなのだろう。

 blogもホームページや日記サイトの一つのコンテンツとして埋もれてしまうのか、多くのネットユーザーがメールを使うようにblogを書くようになるのかは分からない。ただ、日本のblogはコミュニティとしてのパワーを持つようにならないような気がする。それは、つながりのなさ、というより、つながろうという意思を感じないことが多いから。同じことについて書いてあるエントリがMyBlogJapanにリストされる。ところが、それらがトラックバックでつながっていることはほとんどないからだ。

 blogの普及について考えられているエントリを少しピックアップ。

Goodpic: ブログはキャズム(ハイテクの落とし穴)を越えてブレイクするのか?

network styly *: blogはキャズムを超えるか?

ARTIFACT −人工事実− | Weblogの「キャズム」をどの視点で見るか

DashiBlog: ブログ(Blog)の障壁

DashiBlog: Blogの活性状況

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 全然話は変わるが、サイトコミュニティの栄枯盛衰を加速した姿が2chで見られる。スレの盛り上がりや廃りが日単位で行われる姿は、ネットコミュニティのシミュレーション・加速・モデルのようだ。