Runcas180 #009 Wear OS by Google, Gymkit(Apple watch), IIJmio

Wear OS by Google

 昨年 Android wear 2.0 となった時にウェアラブルデバイス好きというコップの中で嵐を巻き起こすかに思われた。が、実際に搭載端末が発売されるとコップの中の嵐にすらならずに雲散霧消してしまった。日本市場では nano SIM スロット付きモデルが発売されなかったので自分の中でも日本列島にかすること無く消えた台風だった。

 Wear OS by Google 端末でも Apple watch でもええから MVNO 回線が使えんことにはなぁ・・・ 

 スマートフォンの周辺機器としてなら Pebble 2 で十分だったし、その利便性は理解した。Pebble 2 が使えなくなるとわかった時に、Apple watch を買わなかったのは、スマートフォンの周辺機器としてのスマートウォッチは要らないと判断したからだ。スマートフォンの未来は回線付きだ。インターネット接続できないPCやコンソールゲーム機を買う人がいないように、回線対応しないスマートウォッチを買う人はいなくなるだろう。

 podcast を収録してから気づいたけど、バージョンはどうやって表現するんだろう。Wear OS by Google 1.0 か Wear OS 1.0 by Google か。”by Google” は要らんやろ。

死んだかと思われていた「Android Wear」を「Wear OS by Google」に改名するとGoogleが発表 – GIGAZINE
2017年2月に「Android Wear 2.0」が発表されてから1年以上も音沙汰のない状態が続いていたGoogleのウェアラブル端末向けOSの「Android Wear」は、「Android Wearはもう死んでしまったんじゃないか」とまで言われる状況だったのですが、現地時間の2018年3月15日にGoogleはブログで「Android Wearを『Wear OS by Google』という名称に変更する」と発表し、Google製OSがまだ生きていたことが判明しています。

Gymkit

 これについては、前に書いた。気になるのは、ジムのビジネスモデルとして、客寄せにしかならないことだ。ジムのサービスのための顧客情報収集に使えないのは残念だ。ジム業界のサービスモデルを変えるチャンスなのに。このままでは場所の時間貸しから脱却できない。せっかく高い機械を入れても、データはAppleとジム機メーカーのものだ。

Apple Watchとフィットネスマシンの連携はじまる!アップル「GymKit」を体験した | RBB TODAY

 昨年6月に発表され、9月からアップデートによる提供が開始されたApple Watchの最新プラットフォーム「watchOS 4」の中に、日本上陸が待ち望まれていた大型機能がある。Apple Watchをジムのフィットネスマシンと連携できる「GymKit(ジムキット)」だ。いよいよ3月15日に日本国内でローンチされた。

 アップルのGymKitによる業界初の試みに賛同したフィットネスマシンのメーカーには、業界トップ3と呼ばれるLifeFitness、Technogym、MATRIX FITNESSのほか、StairMaster、Star Trac、SCHWINN FITNESSなどのビッグネームが揃った。各社製品の売上を束ねると世界市場の約80%のシェアにまで到達する

IIJmio

 細かいことはどうでもいい。IIJmio の回線で Apple watch LTE モデルが使えるようになるかどうかだ。8月の個人向けサービス開始時に分かるんだろうか。もしそうなったら Apple watch Series 4 LTE モデルを買う。

もう「docomo」じゃない。IIJのフルMVNOが始動、個人向けも夏に – Engadget 日本版

IIJは、ドコモの3G/LTE回線を利用した「フルMVNO」サービスを開始しました。本日(3月15日)より法人向けサービスを、4月2日には訪日外国人向けプリペイドSIMを提供します。

「フルMVNO」は、MNO(大手キャリア)の回線に縛られずに、より柔軟な通信サービスを展開するための仕組みです。
独自にSIMカードを発行できるため、アンテナピクト表示は「docomo」から「IIJ」に変更。さらに、遠隔で書き換えられるeSIMや、チップ型SIMも提供可能。個人向けの格安SIMサービス「IIJmio」のフルMVNO版についても「2018年夏の暑くなる前までには」開始する方針。

音楽:

ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

 連絡:@runcas180runcas180@gmail.com

トレーニングログ 2018/02/24 由良川堤防 20km

 正午ごろの気温は10度を超すというので久しぶりに由良川堤防まで下りた。

 途中、トイレのために寄り道したり、ジェルを食べたりウィンドブレーカーを脱いだりしてユルユル2時間走ってきた。

 身体は起毛コンプレッション+長袖Tでよかったが、手袋は二重でちょうどだった。

 午後、RX3のパンク修理をした。だいぶ前から空気が抜けてるなと思っていたが、寒くて乗る機会もないしと思って放置していた。今日はあたたかそうだったので意を決してパンク修理をした。しかし、チューブを外してもそれらしき穴は見当たらない。部屋に入って洗面所に水を張って確かめたらバルブの付け根が剥がれていた。ここは修理不能なので捨てた。

 シュワルベかコンチネンタルのチューブだったはずだが、経年劣化だろうか。前に乗った時には全く問題なかったのに、その後駐輪場に置いてる間に空気が抜けていた。こういう場合走った時に何か拾って小さな穴が開いて、後で空気が抜けるということははる。しかし、時間が経ち過ぎていた。タイヤとかチューブは乗らないと減らないかというとそうでもなく、動かしたほうが劣化が防げるらしいので、ここ数ヶ月のRX3の使わなさと気温のせいでゴムの劣化が加速したのかもしれない。

 とりあえず、スペアのチューブに交換した。

トレーニングログ 2018/01/30 坂トレ 9.2km

 今日は寒かった。Tesla の上下に長袖T+ウィンドブレーカーでも全く暑くなかった。足が温まるのに4km以上かかった。

 Yurenikuiの装着方法を変えてみたら快適になった。ボトルが前になるように装着したのだ。「背中にあるから後ろに引っ張られるけど、腹の方なら前に引っ張られるんじゃね」と思ったのだ。ちょっと邪魔だし、ポケットに入れたタオルを出すのに苦労するのが難点だが、後ろに引っ張られるよりはマシだ。

スマート眼鏡が来るには課題山積

 GARMIN 630 の情報を表示してくれるデバイスが出るのを待つばかりだ。それか、アイウェア内にGPS受信機と加速度センサーを組み込んで、アイウェア単体でできればもっといい。耳に接触しているので心拍も取れるだろうし(すでに有ったと思うがソースを忘れた)、骨伝導とマイクで音声コミュニケーション(音楽を聞いてもいいし、コーチの指示を聞いてもいい)。

 贅沢を言うなら「世界初 オートフォーカスメガネ emPower!」の技術も搭載して欲しい。さらに、LTE送受信機とカメラも搭載すればもうスマートフォンを持ち歩く必要はなくなる。近眼が老眼になった二重苦をかかえるオッサン(自分のこと)は飛びつくだろう。少なくともここに買う人間がいる。自分が生きている間に実現できればいいが、その頃には流石に走れなくなっているだろうから、GARMIN との連携はどうでもいいかもしれない。

 要素技術の多くは揃っている。用途を限れば今のままでもできるだろう。ランニングでは6時間くらい使えればいい。自転車だと12時間は欲しいが(長距離ツーリングだと休憩時間を入れるとそれくらいになる)。

風邪っぴきのときは誤作動しそう? Googleは莫大な予算を注ぎ込んでGoogle Glassを開発しましたが、今ではどこへ行ったのやら…。今回、韓国のカイストゥ大学とスコットランドのセント・アンドルーズ大学、そしてアメリカのジョージア工

情報源: 鼻をこすっていろいろなデバイスを操作するスマートグラス「Itchy Noise」

三井化学は、ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えることができる次世代アイウエア「TouchFocus」を開発した。40代からの嗜好に合わせたフレームデザインも豊富に用意する。

情報源: ワンタッチで遠近切り替え、三井化学が電子メガネ – 日経テクノロジーオンライン

「Google Glass」が帰ってきた–ビジネス向け製品として – CNET Japan
生まれ変わったGoogle Glassは、以前のGoogle Glassと同様のデザインでハードウェアを刷新したものだ。これが、Epson Moverio、HoloLens、Daqriと同じ精神を共有するビジネス用のウェアラブル機器として提供されることになった。そしてその用途においては、以前ほどの違和感は全くない。

ライフハッカー[日本版] より転載「DEAR DEER(ディアーディアー)」はスマホと連携できるメガネ型のウェアラブル端末です。スマートなのに軽いことから「ライトスマートメガネ」と呼ばれています。そんなDEAR DEERは、車や自転車を運

情報源: 今なら早期割引で25%オフ!耳掛け部分がスマートなメガネ「DEAR DEER」を実際に試してみました

 JINS MEMEも忘れてはならないが、全然更新されていない。https://jins-meme.fit/は最後の記事が2017年4月7日付けだ。終わったんかな?

揺れにくいランニングバッグを作るとしたら

 「ゴタゴタ言うんなら代案出せよ」というツッコミ(無かったけどね)に対する自分なりの回答をまとめたい。どこかのメーカーが作ってくれてもいい。その際にはアドバイザリースタッフとしてお迎えいただきたい。1円も要らんから。ただし、自分の意見を入れて作ったら全然採算合わないものになっても責任は負えないのでよろしくwww

 揺れの原因:

  1. 動きがあること
  2. ボトルが体に対して距離があること
  3. 運動の主体(体)と被運搬物(ボトル)との間にタイムラグが有ること
  4. 固定面積が揺れの方向に対して少ないこと

動きがあること

 これは言うまでもないだろう。

ボトルが体に対して距離があること

 ペットボトルのように断面が円形のものは不利だ。理想をいうなら専用のボトルとセットでそのボトルに最適化した形状のホルダーがいいだろう。そう、昔の軍隊やボーイスカウトとかが使っていたようなアルミの水筒のような形状だ。重い水を人力で運ぶことについて考え抜かれた形状があれだ。それを取り入れた専用のボトルを使ったランニングウェストベルトは既にある。

 しかし、ここでは、ペットボトルに拘りたい。入手しやすさと技術的課題克服に対する技術者の本能からだ(技術者じゃないけど)。なので、500mlのペットボトルという制約で固定する。 

運動の主体(体)と被運搬物(ボトル)との間にタイムラグが有ること

 体とボトルが同時に動けば振動は生じない。機械や自転車などで、ネジが緩んだ時に異音が発生するのは、例えばフレームとボトルケージとのネジが緩んでフレームが動いた時にボトルケージが遅れて動くからだ。

 ランニングバックでタイムラグが発生するのは、体とベースパーツ、ベースパーツとボトルポケット、ボトルポケットとボトルの間だ。これを小さくするには、ベースが体に密着すること。ボトルポケットとベースパーツ、ボトルとボトルポケット間がしっかり固定されていることだ。

固定面積が揺れの方向に対して少ないこと

 同じボトルでもランニングベストでは、ポケットの強度は低くても、揺れない。ボトルが立てに固定されていて力のかかる部分が集中していて、その力を受ける部分(ポケットをベースに固定する縫い目)が分散しているためだ。力が分散しているので縫い目にかかるストレスが小さく変形が小さいので動きが少ないのだ。つまり「ゆれにくい」。

青がベースでオレンジがポケット。赤の部分で縫い付けられている。
 これに対して、ランニングバックは取り出しのために斜めに固定される。このため、円柱形のペットボトルの円周方向で固定されることになる。このため上下方向の抗力となる上下方向の縫い目が短くならざるをえない。これが揺れる原因だ。YURENIKUI はポケットの取り付け位置をボトルの直径にしているが、この位置だと、ボトルに慣性重量がかかった時ポケット素材の剛性だけで重量を受け止めざるを得なくなる。YURENIKUI ではこの変形による運動の差を小さくするために剛性の高いポケットとしている。YURENIKUI のボトルポケットが分厚いのはこのためだろう。

 ボトルを垂直にすれば揺れは減るだろうが、取り出しにくくなる。ボトルポケットの角度は YURENIKUI のものが限界だ(自分基準で)。

 縦方向の固定点が増える工夫を追加することを提案したい。まず、ベースパーツに金属製の薄い板(腰痛コルセットに入っているようなもの)を2本、ボトルポケットと直交するように入れる。そして、ベースパーツの端からナイロンテープを渡して上からボトルポケットを固定する。ボトルの重量はすべてこのテープが受け持つのでポケットは薄くて軽い材質でいい。ナイロンのメッシュで十分だろう。ただし、柔らかい素材だけだとボトルを取り出すとテープのテンションに負けてポケットが潰れてボトルを入れにくくなる可能性があるので、プラスチックか細い金属のワイヤーでボトルを入れやすい形に保つ。

青がベース、白が金属板、黒と緑は固定用テープ。テープは交互に各2本取り付けられる。A,A’,B,B’は金属板への取消位置を示す。
 4本のテープを交互に取り付け、上に動く時にはAとA’で、下に動く時にはBとB’の取り付け位置で重量を受け止める。金属板とテープの強度が十分ならベースとボトルの動作のタイムラグはほとんどないはずだ。ナイロンのテープで十分だと思うが、自転車のシューズで使われているようなワイヤーでもいいだろう。

 4本のテープの長さを決めるのは面倒に見えるかもしれないが、使うボトルを決めれば、最初に一回調節するだけでいい。

 ベースとボトルポケットの固定ができれば、後はベースと体の固定だ。機械的に考えるなら締め上げるのが一番簡単だが、装着が辛くなってしまう。快適性を保ちながら固定するためには、YURENIKUI が参考になる。ベルトの角度以外は YURENIKUI に近いデザインになるだろう。ベースパーツを大きくして接触面を増やし圧力を分散させて摩擦抵抗の総量を大きくするということだ。

 そして、ベルトの固定は腰痛コルセットに使われているようなベルクロがいいだろう。それか、二本のテープで独立して長さを調節出来るようにしてもいい。これらの固定方法なら体型の差を吸収する効果もあるだろう。

YURENIKUI は「揺れにくい」か? part 2

 最初に見た時に疑問を持ったことが上の写真で分かるだろう。

YURENIKUI
パッドの上部が密着していないのが分かる。

 予想通り、上部が体が浮き上がるようになって密着しない。ベルトを短くしても右のベルトの下だけにしかテンションがかからないので、ベルトを強く締めても改善されない。幅のあるベルトの下部と上部との差だから。

 「なんかしっくりこんなぁ」と思いながら走ってみた。

 予想通り上部が揺れた。そらそうだろ。だって、そういうふうに作られてる・・・500mlのペットボトルで2~3回給水をしたら気にならなくなった。重心が右ベルトの下より低くなると密着度の高いパッドの下で支えるようになるからだろう。

 ベルトタイプのランニングバックは腰骨の上辺りに付けるのが普通だろう。なので、密着させるには漢字の八のようにするのが自然だろう。そして、その状態でベルトが直線的に固定出来るようにするべきだ。また、腹部と腰骨の差は人によって違うだろうから微調整できるのが理想だ。ベルトの取り付け方法を工夫することで改善できるはずだと思う。

 10回くらい走ったが違和感が拭えない。結局大阪30Kには使わなかった。なんでみんな文句を言わないのか分からない。女性は自分よりウエストと骨盤の周囲差が大きいはずだから、フィット感はさらに悪いはずなのに。ビール腹の人には今の YURENIKUI がベストなのかもしれないが、ランニングしている人にはほとんどいないだろう。

 ウエストバッグタイプの限界なら仕方がないと思うのだが、ベルトの取付角度が悪いためにこうなっているとしか思えないから納得し難いのだ。非常に残念だ。

YURENIKUI は「揺れにくい」か?

 自分の誕生日に娘に買ってもらった。

 期待しすぎだったかもしれない。「しっかりと揺れは伝わってくるが、走るのに支障をきたすほどではない。走りのじゃまにならないという意味ではベストのほうが楽」というのが正直な所だが、メリットもあるので、距離・時間によって使い分けるつもりでいる。少なくとも、以前買った500円くらいのものやサイクルジャージの背中ポケットにペットボトルを挿して走るのよりはずっとマシだ。

良いと思う点

  1. 装着することに心理的なハードルがない。ベストだと「これから走る!」という意気込みがないと付ける気にならないが、水を持たなくてもいい程度の短いジョギングの時には抵抗を感じる。ベストは背中が蒸れる。
  2. ウィンドブレーカーの下に付ければ、走っている途中でウィンドブレーカーを脱ぎたくなった時に手間が少ない。
  3. ポケットが前に有る。ベストの肩紐についたポケットには180mlのエネルギージェルは入らないため、背中に入れなければならない。当然、背中に入れたものを取り出すためには一度ベストを脱がなければならない。YURENIKUIは180mlのジェルでも入れられる。
  4. ベストだと胸ポケットに大きなものを入れると胸が圧迫されたり心拍センサーに干渉したりしてうっとうしいことがある。YURENIKUI は装着感が少ない。
  5. ベースとなるパッドとボトルホルダーの剛性が高いので、ボトルの重量をパッドで受け止められるようになっている。
  6. ファスナーのスライダーに輪が付けられていて手袋をしていても開け閉めしやすい。
  7. 余ったベルトがブラブラしないように工夫されている
  8. ボトルの横にもチャック付きポケットが有り鍵や小銭などを、独立して入れられる。小銭や鍵をiPhoneと同じスペースに入れたくないから嬉しい。

 1~4のメリットは Yurenikui 固有のものではなく、ウェストベルト型のバッグに共通ではある。

イマイチな点

  1. 右のベルトの取付角度が納得できない。下写真1
  2. 全体にゴワゴワしすぎ。ボトルホルダー周りは剛性を確保するために必要かもしれないが、前のポケットは柔らかい素材のほうが扱いやすい。
  3. 前ポケットは扱いにくい。チャックの位置が悪く出し入れがしにくい。容積の割りに物が入らない。(モデルチェンジ後の後継もでるはチャックが上になり使いやすそう)
  4. ボトルを固定するためのゴムバンドとナイロンテープが付いているが、ホルダーのコーデュラナイロンが分厚くて効かない。口の部分に一本紐を通してストッパーで固定するだけで十分だろう。そのほうが使いやすい。
  5. ボトルを固定するためのナイロンテープの固定方式がよくない。このアジャスターは直線的に張力がかかる場合にこそ有効だ。径の小さい円周方向に使うものではない。図1,2,3
図1、2、3

図1:正常使用:AB方向に張力がかかるとC部でテープが重なり張力で押さえつけられて固定される。
図2:リリースまたは締め付け時:リリース時:アジャスターを持ち上げることで、Cの摩擦が減り緩められる。締め付け時:Dをひくことでアジャスターの角度が変わりCの摩擦が減り抵抗なく引っ張れる。
図3:YURENIKUI のボトルの使い方。A’B’に沿って張力が働くのでCが浮いたようになる。

 固定するボトルの径とアジャスター・テープが合っていないのだ。もっと薄くて狭いテープで小さなアジャスターを使えばテンションが掛かりやすくなるだろう。というより、ゴム紐だけで十分だ。ゴム紐もこんなに靴紐のように掛ける必要はない。そのほうがテンションが掛かりやすくてゴム紐の伸縮性を効率よく使えるはずだ。

 全体的に、素材や小物等が過剰だと感じる。強度が必要でない部分に過剰に分厚い布やテープを使っていると思う。ボトルなどはたかだか数百グラムのものでしかないのだからザックに使うようなナイロンを使う必要はない。Flyknit のように強度が必要のない部分には薄くて軽い素材を使い、強度が必要な部分はテープや紐で補強すればいいのだから。

写真1
YURENIKUI スタンダード ランニング ボトルポーチ
YURENIKUI スタンダード ランニング ボトルポーチ
YURENIKUI
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色々買ったり贈られたり^^

 12月は我が家にとっては特別な月。娘、自分、息子の3人の誕生日が連続であるのだ。昔のように商業施設を巡ってプレゼントを買うこともなくなったしケーキも食べてないが、特別な気持ちは変わらない。今年は、息子が休みを合わせてくれたらしく、3人揃って週末を迎えられた。

 娘へのプレゼントは娘が自分で選んで買ってきた靴。息子へは自分が買ったミニマリスト財布と同じものと自分が買ったものの大きすぎて使えなかったUNDER ARMOURのシャツにしたf^^;

 娘からは自分がリクエストした YURENIKUI。息子からは自分で買った Adidas のウィンドブレーカーを貰った。それ以外にも色々とイギリスや中国から届いた。

adidas response wind jacket Adidas RESPONSE wind jacket。マイクロファイバーのウィンドブレーカー。撥水性もあるらしいので少々の雨にも耐えられるようだ。通気性が少ないので、温まったら脱いで腰に巻くような運用になるだろう。

 今日は、10度前後だったが、2XUのコンプレッションに速乾長袖Tの上にこのジャケットでは暑くなった。この組み合わせで5度でも行けそうだし、Tesla の起毛フリースコンプレッションなら0度でも大丈夫そうだ。


YURENIKUI  YURENIKI。ランニング雑誌やウェブサイト、ランニングイベントでよく見かけるウエストポーチだ。その名の通り「ゆれにくい」のか。

 今日、試しに走ってみたが、レビューは別に行う。


UNDER ARMOUR glove UNDER ARMOURの手袋。手袋だけだと送料がかかるので、ほしいと思っていたシャツも買った。Tesla と同じくらいの厚さのコールドテックだった。しかし、Sサイズを選んだにも関わらずブカブカだった。息子なら着れそうだったので息子への誕生日プレゼントにした(他に財布も贈ってたよw)。

 手袋は5本指の上にカバーを掛けてミトンのようにしても使えるというものだった。ミトン贔屓にしている今年の自分なので、この仕様を見た瞬間にカートに入れていた。

 手袋は普通の冬用5本指グローブだが、カバーをかけることでかなり保温力はかなり上がった。5度以上ならこれで余裕だ。しかし、手にフィットするので、親指を手のひらに側に入れることができない。親指だけが冷えるので3度より低くなると先日100円ショップで買ったニットの二重ミトンのほうが暖かくなる。

 福知山マラソンの気温ならこの手袋で十分そうだ。カバーがあるので雨が降ってもいいしねwww


watch band for GARMIN 630 GARMIN foreathlete 630 のために買ったベルト。本体色が微妙すぎて合わせられる汎用品がない。しかたなく選んだのがこの花柄。

 柄はともかく、シリコン素材のベルトで純正のベルトより遥かに扱いやすい。一番違うのは余ったベルトを止めるためのリングだ。純正のそれは固くて非常に扱いにくかった。止めるときも外すときも引っかかって苦労した。汗だくで帰ったときや冷えて手がかじかんでいる時には特に苦労した。

 このベルトにしてからは、付け外しが画期的に楽になった。というか、これが普通の時計だと思うが・・・ただ、余ったベルトを止めるリングには中川に突起があり、予期せず外れることはない。なので、リングが2本もあるのにすぐに外れてうっとうしい Pebble 2 のベルトより楽になった。


running & riding gel 補給食。ランニング中に摂るジェルが中心。Amazon でも Power Gel は一本200円くらいするし、ヒマラヤでは250円するが、Wiggle からなら100円程度で買える。これも送料がかからなくするためにまとめ買いした。

 これで、長時間のランや自転車ツーリング、ランニングイベント中の補給は万全だ。おそらく1年分はあるだろう^^

シューズの低ドロップ効果の正体

New Balance 1040
TARZAN No.728 P58 より
 ミズノ ウェーブ16のページを見ていて疑問を感じた。去年からランニングシューズを見始めたばかりで、長期的な流れがあったのかどうか分からないが、ドロップ(かかとと前足部の底の厚さの差)の少ないことをアピールする方向があるようだ。ミニマリストシューズやフォアフットストライクを推奨するようなメーカー(ビブラム、Newton runnin shoes など)やエリートレーサー向けは前からドロップは少なかったようだが、一般ランナー向けのクッションシューズでドロップの少なさをアピールするモデルが現れた。

 自分が見た範囲では New balance 1040 が 12mm から 8mm にしたことを雑誌のタイアップ記事でアピールしていた(ホームページには記載がない)。もう一つがミズノ ウェーブエアロ 16。前年のページにはドロップについての記載はない(ウェーブエアロ 15)が、ウェーブエアロ 16のページにはドロップが9mmであることをアピールする説明がある。さらにミズノのサイトにはドロップ別シューズチャートを用意されている。

 ウェーブエアロ 16の説明に少し引っかかった。
ミズノ wave aero 16

 「ドロップが小さいことにより、推進方向へ体重移動が促され、よりスピードに乗った走りをサポート。」とある。日本語が微妙な点は置いといて(副詞句が続いているのに名詞で受けている点)、ドロップが小さいことにより体重移動が促されるとしている点が分からない。

 シルエット図もおかしい。ランニングの違う瞬間を切り取っていて、ドロップの影響を全く表現できていない。左の図はヒールストライクで体重より前方で着地している図であって、その原因がシューズのドロップではない。ドロップが大きかろうが小さかろうが、このようなフォームで走れば同じような姿勢で着地する。

 物理的にはドロップが大きい方が体重移動は促されるはずだ。こんな事物理の初歩だろう。急な坂道のほうが自転車やスキーの速度が出るのと同じだ。鉛直方向から斜面にボールを落として急な坂とゆるい坂とでどちらが下方向に向かって前に落ちるか考えれば分かる。そもそも、ランニング用のシューズにドロップを付けたのは、体重移動がスムーズにできない初心者が前方に着地しても体重移動がスムーズになるようにだろう。

 では、ドロップが少ないことによるメリットはなんだろう。重心の下で着地できるミッドフット・フォアフットストライクのランナーにとっても、ドロップの角度は体重移動を助けないのか?

 まず、ドロップ角度による体重移動サポートだが、着地が重心位置に近いランナーは着地した時点でシューズのかかとより前に重心が来ているので体重移動をサポートする必要はほとんどないと考えられる。身体は慣性モーメントで着地した足を追い越すように前に進んでいるので靴の上を体重が移動している時間はない。体重を受け止めると同時に地面を押してジャンプしなければならない。なので、ドロップの角度による体重移動アシストのメリットはほとんどないと考えられる。

 しかしこれだけでは、速いランナー向けのシューズのドロップが少ないことの説明にならない。何らかのメリットがなければならないだろう。

 遅いランナーでしか無い自分の予想だが、ドロップが少ないほうが足首を使う角度が増えるからではないか。ドロップが多ければ、着地して体重が地面にかかった瞬間にドロップの少ないものより足首が伸びた状態になる。離陸時の足首の角度までが足首(ふくらはぎ)を使うが、その時に使える角度がドロップの少ないシューズのほうが多い。(ディババ選手のような極端なフォアフットストライク走法だと短距離選手のようにかかとを着くことがないから余り関係なさそうだが、例外だろう。)着地位置が重心に近づけばそこから離陸までの接地距離は短い。着地した時点で力をため、ふくらはぎの伸張反射によって地面を押し返すというイメージに見える(本人がどう思っているかは知らない)。

 実際に、ドロップがないVFFでジョギングをしたときにふくらはぎの筋肉が固まって10日くらいほぐれなかった。それだけふくらはぎに負担がかかるということは、ふくらはぎの筋肉が鍛えられればそのフォームで走れるようになるということだ。ふくらはぎにかかる負担とふくらはぎの筋肉を効果的に使える角度との妥協点とメーカーが考えるのが8mm前後というものなのだろう。同時に、VFFなどのミニマリストシューズは、ふくらはぎや下肢の筋肉に負荷をかける事で鍛えることを目指しているのだろう。

 話は逸れるが、このときにディババ選手がふくらはぎの筋力で進んでいると考えるのは間違いだろう。大腿骨を引っ張る大殿筋、下腿骨を引っ張るハムストリングスの筋収縮パワーこそがスピードの根源だろう。ふくらはぎの伸張反射は滞空時間(飛距離・ストライド)を稼ぐのに使われているのではないだろうか。知らんけどww

オレンジが足の裏で青がシューズの底。左がドロップが大きい。(左向きに走っている例)
 また、それらとは別にヒールストライクを危険とする認識が広がるに連れ、ヒールストライクをミッドフットストライクにしたいと願うランナーが増えてきたというのも、低ドロップの流行につながっているだろう。なぜなら、ドロップが多いとヒールストライクになりやすいからだ。ドロップが多いシューズを履くと厚みの分だけつま先を下げて着地しないと路面に対して平行に着地しないからだ。逆に言うと、同じように足を運んだとしてもかかとから先に着地してしまうということだ。

 だから、Born to Run でタラウマラ族に憧れた初心者がフォアフットストライクを身に着けようとミニマリストシューズあるいは極端には裸足で走ることが一時期ブームになったのだろう(今でも続いているのかは知らない)。

 ただし、この場合でもVFFを履けばフォアフットストライクになるのではないし低ドロップのシューズを履いたからといってミッドフットストライクになるわけではない。重心の下で着地するフォームを身につければそうなりやすいということでしかない。結局いちばん重要なのは着地位置と思われる。重心の下で着地できればドロップの多いシューズを履くメリットはなくなり、低ドロップのメリットが勝ってくるということだ。そのようなフォームを身に着けていれば結果として速度が、重心より前に着地していた時より速いのは当然だ。

 まあでも、先日のミズノ・ランニング・クリニックで試着させてもらったこのシューズには Adidas Boston boost のような感覚があったので、福知山マラソンのセールで買ってみるつもりだった(通常価格では Boston boost より高いので買う気にならなかった)が、16はなかった。New balance 1040 も旧モデル(上の写真で比較対象になっている12mmドロップ)しか無かったので諦めて、NIKEを買った。

トレーニングログ 2017/11/19 調整ジョグ&手袋

 本番までに間隔が空かないようにするための調整ラン。

 川沿いの公園のダートは走りにくいが、不整地を走るのはいい刺激になるらしいので、往復してみた。

 午後、リビングのエアコンを買いに行ったついでにヒマラヤで手袋を見た(電器屋と同じ敷地内にある)。どれも、薄っぺらくて心もとなくて買えなかった。かといって、温かいだけの手袋は重くて走るのには向かないし・・・

 帰りに寄ったSeria(100円ショップ)でフリースのミトンを見つけた。女性用と書かれたものしか無かったが伸縮性が高いので自分の手でも余裕だった。すぐに買った。帰って、近くのスーパーに歩いていくときに使ってみたがかなり良かった。ファイブフィンガーの指先の冷えがかなり軽減されそうだった。

 Seriaの上の階に入っているダイソー(100円ショップ)で手袋を見たら、こちらにも心動かされるものが有った。ニットのミトンで二重になっているものだった。200円の正札が着いていたがそれでも安い。これなら暖かさは保証されそうだ。が、ランニングにはかさばりすぎる気がして保留した。普段使いにはいいかもしれないが、ランニングにこだわらなければ温かい手袋はイッパイ持っているから(自転車用の真冬用はスキーのグローブ並の保温力だ)。