Black Friday また Bluetooth ヘッドセット X1T

 今年 4 つ目の Bluetooth ヘッドセットを半分ネタで買ってみた。
 

photo bag & pack
AINIJIE のランニングベストと前に送られきたヘッドセットと同じケース。
 荷物を郵便局に受け取りに行ってきた。

 ランニングベストについては使ってみてから、気が向いたら、感想をレポートしたい。


fig2 ケースと袋、マニュアル
 何処かで見たことの有るようなケースに入っていた。このケースには Air Pods のケースのような充電機能などはない。

 ケースには NiUB5 と書いてあるがマニュアルには一回も NiUB5 という文字列はない。マニュアルの下には X1T とあるが、本文では TWS とある。そして、iPhone の Bluetooth 設定では X1T と出る。ここでは X1T で統一する。


photo headset  こんな中袋に入っていた。これは初めて。静電気に注意は当然だろうが、特別繊細なんだろうか?


photo headset full wireless この写真が全てといっていいだろう。これまでのヘッドセットにあった本体を結ぶケーブルがない。この状態でもヘッドセット同士が連携して一つのステレオヘッドセットとして iPhone には認識される。

 ジョギングでワイヤレスヘッドセットを使うときにうっとうしいのはユニットを繋ぐケーブルだ。ケーブルがぶら下がるので、本体が下に引っ張られる。動くとそれが増幅される。また、交差点で左右に頭を振ったり、後方確認のために振り返ったりするとケーブルが引っ張られて本体が抜けそうになる場合もある。

左から、AUKEY EP-B4, Sounpeats Q12, U5 PLUS , X1T
 外観は、ワイヤレスヘッドセットの本体からケーブルをとったような感じだ。そこそこの体積がある。ワイヤレスヘッドセットでは一方に電池、一方にコントローラーと通信機というように分担できるが、単体で機能する必要があるフルワイヤレスでは全機能が詰め込まれているので仕方がないだろう。

重さ・装着感

 本体の重さは、手で持った範囲では、ほとんど差はない。AUKEY EP-B4より軽いくらいだ。ただし、ヘッドセットは単に重量だけでは測れない「重さ」がある。重要なのはこの「重さ」だ。写真で見て一番小さい(右から二番目)U5 PLUS は自分の耳との相性が悪く、小さくて軽いが邪魔に感じる。右から二番目の soundpeats Q12 はケーブルが長い本体の端にあるためケーブルの重量がかかり重く感じる。今度買ったX1Tを除くとEP-B4が一番軽く感じる。

 装着感は個人差があるので万人に当てはまるかどうかはわからなが、自分には合った。そのせいもあってか、非常に軽く感じた。体感的には一番軽く感じる。ケーブルの重さがかからないことが大きく影響しているのだろう。レース用車両の世界では「マスの集中」は非常に大きな課題だ。同じ質量でも重心付近にある1kgと末端にある1kgとでは操作性への影響が違うからだ。自転車でも、「ホイールの100gはフレームの1kg」という言葉がある。ケーブルで繋ぐワイヤレスヘッドセットでは重量物のケーブルがそれぞれの耳から離れたところに位置するので重心位置が固定位置である耳から離れてしまう。最近のモデルはケーブルを細くしているが構造的に限界がある。また、ケーブルが首や服の襟に引っ張られることもある。

 トレッドミルで走ってみたが落ちる不安は全く感じなかった。10km/h の速度で平坦な道を走っている状態なので、屋外をもっと高速で走る人だとどうかは分からない。このヘッドセットを夜ランで落としたら見つけるのはかなり困難だろう。小さな青色LEDが見える角度ならひょっとして見つかるかもしれないが、LEDの面が何かに接していたらアウトだろう。

 LRの刻印や目印はなく、左右を見分けるのは困難だ。電源マークやLEDが同じ位置に有るので、「このマークが上になるように」といった判断もできない。どちらにはめても大した違和感なく耳に収まる。イラスト(fig1 参照)を参考に微妙な角度の違いで左右を確認するしか無い。これは改善してほしい。一応 Aliexpress のレビューに書いておくが声が届くことはないだろうwww

操作

 ボタンはほぼユニットの背面全体の大きさで、軽いタッチでも反応する。ケーブルの途中についている3ボタンよりはるかに押しやすい。

 ボタンは一つしかないので、音量の調節はできない。3 ボタンのヘッドセットの真ん中のボタンだけがあるというイメージだ。曲の操作は次送りだけしかできない。siri は操作できなかった。Siri が反応する前に電源が落ちてしまう。

 再生・停止・電話をとる・電話を切るなどの操作はどちらのボタンでもできる。電源オンは別々に行う必要がある。

電池

photo cable
端子は懐かしのNOKIAのと同じらしい。
 電池の持ちに関しては、仕様では「ステレオで使用する場合2~3時間、片方で使う場合には5~6時間」とある。ステレオで使う場合にはヘッドセット間の通信も発生するために電池の消耗が多いのだろう。ステレオで2時間はちょっと普段のトレーニングでも厳しいかもしれないが、片耳なら余裕だ。片耳ならマラソンでももちそうだ(片方を予備に持って走ってもいいし)。

 充電は専用のUSBケーブルで行う(またケーブルの種類増えた・・・)。二股に別れたUSBケーブルの端子をボディの小さな穴に突っ込むだけだ。原始的だが、充電ケースよりかさばらないとも言える。この端子が NOKIA N73 で使っていたのと同じ端子らしかった(仕様にNOKIAと書いてあった)。こんなところにしぶとく生き残っていたかと嬉しくなったが、不便には変わりない。充電時間は 1.5 時間と標準的。

 電池は唐突に切れる。”Lowbattery please charge” というおなじみの女性の声がして30秒位すると “Power off” という声がして音がしなくなる。この仕様は自分は好き。これまで使ってきたヘッドセットは切れる10分位前から定期的に “Power off” と告げてきてうっとうしいことこの上ない。屋外で使っているときにもうすぐ電池が切れることがわかったからといってどうしようもないからだ。すぐに充電できる環境なら切れるまでの時間が長かろうか短かろうがすぐに充電できる。

 会社からの徒歩20分+ジムトレーニング120分+帰り15分経過したところで電源が切れた。断続的に使っていることやiPhoneをバッグやポケットに入れた状態で使った結果なので、カタログの2時間は余裕でクリアしていた。聴いていたのがPodcastだというのも貢献しているのかもしれない。

設定

 ペアリングは二段階で行う。まず左右のヘッドセットをペアリングした後に iPhone とペアリングする必要がある。最初に左右をペアリングすること以外は通常の Bluetooth ワイヤレスヘッドセットと同じだ。

音質

 音質についてはあまり書く気はない。この価格帯のヘッドセット。ましてこんな仕様の製品に完成度を求めることは野暮だ。2,154円で買った無線デバイスが普通に繋がって機能するなんて日本製でも昔には考えられなかったくらいだ。それに、モスキート音が聞こえなくなりつつ有るオッサンなので、音質に語る資格はない。

 そんな素人が感想としてだけ述べるなら、「中高音の切れが悪く重低音もない」という感じだ。古い中波のラジオを聴くような感じといえば伝わるか(逆に伝わらないかもっw)。ただ、sound peats Q12 のような嫌なシャリシャリ音はないので自然に聴いていられる。クボタアツシのギターのような繊細な音を聴くのには向かない。このヘッドセットを使って静かな部屋で音楽鑑賞をしようとする人はいないだろうから問題はない。自分的には「この値段でこの仕様でよくここまでやった」という評価だ。

 因みに、今年買った(もらった)ヘッドセットで最も音質が良かったのが、ここにないQY8(雨中ランニングのコストが意外なところに GOOD-BYE QY8)だ。次は U5 Plus だがヘッドセットの本体を手で押さえつけて密着させた状態でだ。Sountpeats Q12 は高音のシャリシャリが酷くて不愉快。AUKEY EP-B4 は上の二つより実用上は高音質といえる。言うまでもないが、どれも Audio-technica の有線接続ヘッドフォンには敵わない。

写真 X1T 仕様
X1T の仕様
 ワイヤレスヘッドセットとしては標準的なものだろう。Bluetooth 4.2 というのはあまり目にしないが、iPhone 6 でサポートされているのかどうか知らないし、4.2 だからというメリットがあるのかどうかも知らないが、iPhone 6 と繋がって正常に使えているので無問題。

ランニング用ワイヤレスヘッドセットをどうするか

 ここでは音質については一切言及しない。ランニング中に STRAVA のアナウンスが聞こえて、ポッドキャストの音声コンテツが楽しめれば十分だからだ。

u5-plus U5plus の性能的には不満はないが、自分の耳の形状と合っていないのか、ランニングのときにずり落ちる。スポーツ用のフックをつけてもしっくりこない。しかもこのフック。本体の一番大きい溝も何もないところにゴムの張力で保持するようになっているだけ。しかも、ケーブルの外側に巻いているだけなのですぐに外れてしまう。数回の使用で一つを落としてしまった。走っている最中に電池が切れてポケットに入れる時に外れてしまったらしい。

 更に、一番小さいフックでも、2時間以上付けていると耳が痛くなる。そのくせ密着が悪く、低音が聞こえないし外からの雑音や風切音は盛大に入ってくる。

 手持ちの3本のうち一番使用可能時間が長いのがこれだが、走るときにパーツの紛失に気をつけなければならなかったり、ずれたり耳が痛くなったりして走りの邪魔になるのでは使う意味がない。これは、ランニング以外の用途で使うことにした。ランニングでなければ3時間も4時間もつけっぱなしということはないし、ウォーキング程度ならずれる心配もないから。

sound PEATS
磁石で付けられるが効果は低い。
 SoundPEATS Q12もカタログでは6時間連続使用可能とあるが、こういう数字はあてにならない。後、本体の重心が体から離れていて安定が悪いのもマイナスだ。

 装着感という意味で一番いいのが AUKEY だ。形状を見れば分かるが、重心位置とケーブルの取り付け位置が耳に近いので体が上下してもヘッドセットが揺れにくい。自分の耳にも合っていて疲れがない。ただし、最高連続使用時間が4時間なので話にならない。

 IPX7の防水性能があって、使用可能時間が8時間以上で、自分の耳に合うワイヤレスヘッドセットがないものか。

 一昨日、ヘッドセットを途中から外して走ったが、意外に快適だった。着地と呼吸の音がシンクロしているのが分かるし、ペースもだいたい分かる。これなら、有線になるが KOSS the PLUG の片側のみ(片一方が断線したもの)を使うのもありだ。STRAVA のアナウンスだけならステレオである必要はない。

 STRAVA のアナウンスも、練習のときには効果的だが、本番では焦る原因になりはしないか不安だ。「1キロのタイムは6分30秒」とか合成音で言われると「ちょっと遅れてる」と焦ってオーバーペースになってしまいそうだ。だとしたらヘッドセットが全く要らなくなる・・・

 実際に走らないと分からないことが多い。両耳にヘッドホンをして耳栓効果を狙ったほうが雑音に惑わされなくて済むかもしれないし、周囲との一体感で心が軽くなるかもしれない(心理的な影響は馬鹿にできないことは予想できる)。

 軽いものなので、ワイヤレスヘッドセットとKOSS the PLUG を持っていって走りながら付け替えるしかないか・・・

 

トレーニングログ 2016/09/19 15.0km

 一日中雨だと思ってダラダラし、12時過ぎに昼食を食べた。13時頃には空が明るくなってきたので、走りに出ようかと思ったが昼食を食べた直後には出られないので(以前、食後すぐにジョギングに出て苦しくなった)、14時頃まで待って出掛けた。

 昼間だが厚い雲に覆われていて気温が低く風もあったので走りやすかった。ライトを持たなくてもいいし、荒れた路面でもペースを落とさずに走れる。夜、あんなに走りにくい道も昼間ならほとんど苦にならない。

 アキレス腱もカカトも膝も痛くなくて快適だったが、最近の走行距離が短くて鈍っているのか、10kmを過ぎたあたりから足全体に疲れが溜まり始めた・・・そして、13kmくらいで「今日は15kmで切り上げよ」と思い15kmでSTRAVAを止めた。社宅からかなり離れた中途半端な場所だったので、以前なら切りの良い所まであと1kmくらい走っただろうが、STRAVAで「15kmです」という声を聴いた途端に足が止まった。

 そこから歩いて帰ろうとしていると雨が振り始めた。昼食を食べる前にスタートしていたらと思っても後の祭り。そこから再スタートを切りクールダウン・ジョギングペースで帰ってきた。途中からはウォーキングに切り替えたので歩いている間は寒いくらいだ。

 週に一回は最低でも15km以上のランをしないと距離が走れなくなりそうだ。6分未満にペースを上げると心拍が150bpmを超える。せめて145bpmで6分を走れるようになりたいのだが・・・

 インターバル・トレーニングやウィンド・スプリント、坂道ダッシュなど取り入れたいメニューはいっぱいあるが、どれもアキレス腱に負担をかけるものばかりなので怖くてできない。9月こそが鍛錬期間なのに(マラソンが11月23日なので。来年の2月とか3月に走るならまだLSDでもいい)。

 今日は NIKE FREE 4.0 で走ったが、こっちのほうが走りやすい気がする。もちろん、反発力などは皆無だしサポートもないが、微妙な路面の凸凹に乗り上げてもバランスを崩したり足首を捻ったりはしない。どっちがいいのか・・・それか本番用のシューズを買うべきか・・・

 今日は、昨日届いたヘッドセットを着けて走ったが、完全に裏目に出た。振動で外れて200mおきにヘッドセットをはめなおさなければならなかった。電池の持ちは U5plus が一番長いので本番ではこれを使いたい。途中で電池が切れるとペースが掴めなくなるし、退屈でテンションが下がってしまうから。とりあえず、フックを装着して次回に走ってみる。これでだめならsoundpeats Q12しかないなぁ。

 ちなみに、U5 plus の Amazon のレビューでメッセージを英語に切り替える方法があって感謝。「電源オンの状態で+ボタンと-ボタンの同時長押しで英語音声ガイドに変更できます。」

魔浪湖爆 U5 plus ヘッドセット到着

u5-plus morul 魔浪潮爆U5plusを Aliexpress から買ってみた。注文をしたのに全然届かなくてキャンセルしたつもりだったのに届いた(キャンセルして買ったのがSoundpeats Q12)。

 Bluetooth ヘッドセットはコモディティ化が進んだ。ハイエンドは知らないが、ローエンドの 4 千円までの機種は似たり寄ったりで、違うメーカーでも全く同じ形状のものも多い。どれが本物でどれが偽物かすら分からない状態だ。それでもチップレベルの標準化が進んでいるのでどれを選んでも大きなハズレを引く心配はない。

 今回も仕様と形状、3,193円(送料込み)という価格で選んだが、全く不満はない。メッセージが中国語だったのには驚いたが、メッセージは電源のオン、オフ、コネクト、コネクト成功、電池レベル低下くらいなので、大して困らない。アプリがあって設定を変えられるらしいがアプリが見つからない。Android 用しか無いのかもしれない。NFCにも対応していて Bluetooth で接続操作が不要らしいが、iPhone 6 では自動的には繋がらなかった。NFCを使ったことがないのでそのせいかもしれない。

 物理的な構成は Q12 とほぼ同じだが、ボディ(スピーカーが入っている部分)の形状が QY8 や AUKEY と同じように少し平らな感じなっている。こちらのほうが体に密着して良さそうな気がしていたが、角度が自分の耳に合わないのか、浮いたような感じがして、耳栓的な機能は期待できない。また、密着性が低いので QY12 以上に低音が聞こえにくい。環境音を聞きやすいようにするデザインらしい。KOSS The PLUG 大好きな自分としては物足りないが、好みにもよるだろう。

 ボディに組み込まれた磁石は QY12 より強くて安心感は高い。

 機能的には横並びで、防水性能が高いとか使用可能時間が長いといった程度。だが、雨中ランニングで QY8(IPX3) を壊した経験があるので、IPX7 には期待したい。

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Shenzhen morul Electronics co.,ltd
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Soundpeats Q12 を買ってみたよ

 先日土砂降りの中を走った時に QVC QY8 が使えなくなったAUKEY EP-B4は健在だが、ワイヤレスヘッドセットは電池のもちが悪い(高いものは長時間持つかもしれない)ので、2本ないと困る。例えば、会社からの帰りに電池が切れた時に、ランニングに出られなくなる。

Sound PEATS Q12
iPhone だけでなく Android でも使える。というか、Bluetooth 4.1 対応なら PC や Mac でも使えるだろう。
 今度は防水性能が高いものをと思い、Aliexpress で IPX7 のものを発注したが、発注ステータスが全く変わらず、確認したら Item not available になっていたのでキャンセルし、Amazon からこのヘッドセットを買った。

 似たような製品が山のようにあって迷ったが、インナーイヤー型、Bluetooth 4.1、連続使用可能時間が5時間以上、磁石でまとめられる、をキーに絞り込んだ。ランニング時にはケーブルがうっとうしいことが多い。なので、インナーイヤーではなく、耳掛け式や連結棒式(名前を知らない)が欲しかったのだが、これらのタイプは耳の上にフックがくるのでメガネ人間には使えない・・・こんなところでも近眼のハンディキャップが・・・


スペアのチップとフックが2種類とケーブル、ケース。
スペアのチップとフックが2種類とケーブル、ケース。
 ケースに入っていた。フタにはポケットがあって、USB充電ケーブルやスペアのチップが入れられる。荷物として移動するような場合にヘッドセットは収まりが悪くて容積・重量の割に嵩張るので、このケースは便利だ。ヘッドセットなら2本入れられる。

 他に、ケーブルの長さを調節するためのパーツ二つとクリップも付いてきた。ランニングの際にはクリップを使っている。


磁石で付けられる。
磁石で付けられる。
 弾丸型のボディは思ったより長く、耳から飛び出している。重心位置が耳から遠いので安定が悪い感じがする。チップやフックの形状が自分の外耳道と合っていないのかフィット感が悪い。一番大きなチップにして角度を工夫してもしっくりこないし、ケーブルが引っかかったりするとすぐに外れる。この形状は失敗だったか・・・

 AUKEY EP-B4 や QY8 と違い、コントロールと充電コネクタはケーブルの途中にある。本体にボタンがあると、装着した状態で押そうとすると耳を押すことになるし、本体自体がぐらついて操作感が得にくい。独立したコントローラーなら指で挟むようにして操作するので操作しやすいかと思っていた。ボタン操作自体はし易いが、ランニング中にはケーブルを背中に回しているので(多分ほとんどの人がそうしているだろう)コントローラーを手探りで探さなければならない。これが意外に不便。Y字の有線ヘッドフォンのイメージでいたのだが、全然違った。

 本体の後部に磁石が埋め込まれているので、一時的に外したい時やランニング中に電池が切れた時などに便利だ。磁石は弱いが、重量の大半はケーブルで支えているし、遠心力が働くほど首を動かすことは考えにくいので、落とす心配はなさそう。また、付属品にケーブルの余りを固定するものやケーブルを服に固定するためのクリップもあるので、不安な場合にはこれらを併用すればいい。

 音質については、10時間も使っていない時点では評価はできないだろう。ただ、密着していないせいで、外部のノイズが入り、ポッドキャストの音声が聞き取りにくいことがある。これは、エイジングで解決できることではないだろう。

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雨中ランニングのコストが意外なところに Good-bye QY8

qy8 昨日10km近く走った割に足の調子は良かった。アキレス腱の痛みもほとんど無く、筋肉痛的な痛みが全く無い。ストレッチの効果だろうか。ストレッチを入念にするようになってから(といっても5分くらいだが)翌日の筋肉痛がほとんど無くなった。

 一つだけ昨日のランで失ったものが・・・息子にもらったワイヤレスヘッドセットQCY QY8が反応しなくなった。昨日、走っている最中に突然再生が止まって放置していたが、充電しようとUSBケーブルにつないでも反応しなかった。

 一応、防滴・防汗仕様なヘッドセットだが、シャワーをかぶるような雨は無理だったらしい。USB充電ポートは蓋が付いているので、ボリュームスイッチかマイクから水が入ったのだろうか。保証期間中ではあるが、これは保証外と諦めた。

 このヘッドセットは接続の安定がよくて電池の持ちもまあまあで気に入っていた。ただボディが大きいのでランニングには向かない気がする。にも関わらずこれを使っていたのは「Bluetooth 4.1ヘッドセット購入(Aukey EP-B4)」で取り上げたAUKEY EP-B4がバッテリー切れだったから。

 さよなら QY8。

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Bluetooth 4.1ヘッドセット購入(Aukey EP-B4)

20160321_aukey 久しぶりに Bluetooth ヘッドセットを買った。以前、ワイヤレスヘッドフォン失敗記 SANWA SUPPLY MM-BTSH288で書いたようにゴミを買ってしまってから Bluetooth ヘッドセットには興味を失っていた。

 きっかけは息子からの勧めだった。「バッグに入れてても大丈夫やし、うちの部屋(1K)ならどこにiPhoneを置いてても切れへん。しかも2,000円もせん」

 買ったのはAukey スポーツ イヤホン EP-B4。( Aukey 公式サイト

◯気に入った所

     

  • ポケットやバッグに入れていても全く問題ない
  •  

  • 2台のデバイスと接続できるので、iPhone6 以外にiPhone 4S を iPod 代わりに使っている自分には便利。
  •  

  • 同価格帯の有線のヘッドセットと変わらない音質(自分には十分)
  •  

  • マイクロUSB充電ポート

×残念な所

     

  • 充電ポートの防水蓋が邪魔でコネクタを挿しにくい
  •  

  • 最低音量が大きいので静かな環境で周りの音も聞けるようにしたい時には使えない
  •  

  • 充電が切れそうになった時のメッセージがうるさい。
  •  

  • 音量ボタンに遊びが有り、勢い良く歩くとカタカタと響く。個体差かもしれない
  •  

  • 静かな所で音楽を聴くのには残念な音質

 十分なコストパフォーマンスだ。これが1万円するのなら腹が立つだろうが、1600円程度しかしないので、すべて許せる。Windows PC は未だに Bluetooth が標準装備ではないので、Bluetooth デバイスに馴染みのない人がいるかもしれないが、iPhoneやAndroid端末では標準なので周辺機器にも広がって、実用性が上がってきた。

追記:
 音楽を聴いている時に Aukey の電池が切れて有線のヘッドセットに変えたらはっきりと音質が良くなった。屋外でポッドキャストを聴いている時には気にならないが、音質はチープなのだろう。このヘッドセットでクラシック音楽をリスニングルームで聴く人はいないだろうがw

ワイヤレスヘッドフォン失敗記 SANWA SUPPLY MM-BTSH288

SANWA SUPPLY Bluetoothステレオヘッドセット(イヤホン型) ブラック MM-BTSH28BK」を買った。目的は「快適無線生活」だが、色々と・・・

 買ったのは 2012/6/6だったが、エントリを書こうと思いながら放置していた。エントリを書くのを放置していたというより、このヘッドフォンを放置していた。今では付属品置きの引き出しの中に眠っている。

 これだけ書けばどういう評価を下したかは分かるだろう。簡単に不満点を列記する。良いところを書こうと思ったが、Bluetooth ヘッドセットなら当然のことしか思いつかなかった。

  • 障害物があるとすぐに接続が切れる
  • 専用のUSBケーブルで充電するが、コネクタの形状が独特で繋ぎにくい
  • 耳に差し込むパーツが大きくて重い。形状も今イチ自分には合わなくて安定が悪かった
  • iOS の skype で使えない

 致命的なのは障害物に弱いことだ。バッグに iPhone を入れていてバッグを背中に持っていくだけで切れる。ズボンの尻ポケットもダメ。到達範囲は10mとあり、障害物さえなければキレることはない。

 使えるのは、PC を使っている時くらいだ。PCを使っているときにキーボードやマウスの周辺に線が干渉しないのは便利だが、それはこの機種に限ったことではない。

Apple ユーザーの耳道形状に合わせて音質がカスタマイズされる

 いつ製品化されるか分からないが、というより製品に搭載されるかどうかすらわからないが、記憶にとどめておきたい。

 ノイズキャンセリング技術の応用だろうか。環境音だけを拾っていたノイズキャンセリングマイクをスピーカー側にも設けた所が特許か。

 しかし、Apple の考える「良い音」と個人の好みは違う可能性がある。Apple のセッティングした音に最適化された音を聞いた時に「これちゃうねん。もっと、低音がズングズングくるんがええねん」となるかもしれない。セッティング用アプリが出て補正できるようにするかな。

Appleが画期的イヤホン・テクノロジーの特許を取得―ユーザーの耳道形状に合わせて音質がカスタマイズされる | TechCrunch Japan

今朝(米国時間7/4)、アメリカ特許商標局がAppleに対して興味ある特許を認めたとAppleInsiderが報じた。

最近のiPhoneとiPod付属のイヤホンは多少改良されているものの、全体としてAppleのイヤホンはあまり上出来とはいえない。個々のユーザーの耳道の形状に合わせて音質がカスタマイズされるという今回の特許は画期的なイアホン・テクノロジーとなる可能性を秘めている。

いささかSFっぽく聞こえる特許だが、概要としては、ユーザーの耳の電導や音の反響のスペクトルなどの情報をセンサーで収集し、それに基づいてイヤホンから出力される音のレベル、バランス、イコライザーの設定、ノイズ・キャンセルなどを最適化するのだという。

これによって小型のイヤホンが持つ不完全なシーリングという問題に効果的な対処ができるということだ。またこの特許にはイヤホンの装着状態が不適切な場合にユーザーに注意を喚起する機能が含まれている。つまりイヤホンを耳に入れなおすよう求めるのだろう。

Appleはこれまでもイヤホン・テクノロジーの改良に努力してきたが、ホームランといえるほどのプロダクトは生み出していない。この特許が実際の製品に応用されれば革命的な改良となるかもしれない。

iRiver T20 512MB (2) ハード雑感

T20-05 背面は金属製*(プラスチックメッキと思われるが)で、指紋が残り易い(これについてはiPodのHDDモデルも同様だろうが)。モデルナンバーやシリアルナンバーがステッカーなのが手抜きな感じだ。

 写真の向かって右側にUSB端子があり、スライド式に出し入れするようになっている。端子にはゴムキャップを差し込むようになっていて、PCにマウントするときは外す必要がある。スペース的な制約は大きいだろうがもうちょっと何かなかったのかと思われる。

T20-06 横はもちろん、縦に並んだ本体ポートでも他のUSBデバイスと物理的に競合してしまう。shuffle は横では干渉することもあったが、縦並びのポートで使えなかったことはなかった。長さが増えてもいいから厚さか幅かを減らしてほしかった。

 この機種は、USBポートに挿入したまま操作することができる。しかし、USBポート二つを占有するのがネックとなる。

 ボタンのレイアウトに残念感が漂う。液晶表示に正対して上下面に大きなボタンが各3つ配されている。どのボタンも、自然に手にしたときに指にかかるところにない。

 メニュー操作をするときにメニュー表示・backボタンがわりになるボタンと、決定ボタンとして使われるボタンとが対称的な位置にある。階層を移動して行くときに交互に使うことが多いので、ボタンを押すときに反対側のボタンが押されてしまうことがあった。マニュアルにあるような持ち方で両手で持てばミスはないだろうが、両手で持たなければ操作しにくいようなインターフェースをこんな小さなデバイスに採用するのは間違いだろう。

 新品だからかもしれないが、ボタンはかなり押さえないと反応しない感じだ。触感に対するレスポンスも感じられない。

 大きく露出したボタンだが、フラットで固いので誤操作の可能性は皆無。Holdの必要性は感じないし、実際にほとんど使っていない。

 ヘッドフォンはSENHEISER。MX500と似た本体形状だが、右のケーブルだけが長い首かけケーブルにストレートジャック。また、本体も若干小さいのかもしれない。MX500を長時間していると耳が痛くなったが、これはそれほどではない(こちらも気のせいかもしれない)。音質的にもほんの少し性格が違うようだ。MX500のフラットな感じで高い解像度を感じさせる繊細な音ではなく、ドンシャリ系の元気な感じの音がする(しつこいようだが、気のせいかもしれない)。

 通勤にはThePLUS以外考えられないが、家ではこちらを使う気になった。高級品というわけではないが、中途半端に自社の製品にこだわらないのは良いと思う。

*最初「ポリッシュドメタル」と書いたが、良く考えたら、ポリッシュドというのはメッキじゃなかった。

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