KOSS the PLUG 再導入

01-L 前にThePLUGが断線したときに、後継としてSPARKPLUGを買った事は書いた。簡単な感想を「SPARKPLUG」にも箇条書きにした。

 しかし、どうにもあの新しいクッションが馴染めずに、The PLUGを購入した。旧モデルと同じ物が送られてくると思っていたが微妙に違う物が送られてきたので、簡単に書き留めたい。


02-body-L 外見は、変わらない。Amazonで買う場合は色は選べない。今回はパープルメイン。当然右が新しく買ったもの(以下全て同様)

03-pad-side-L クッションを横から見たところ。若干、新モデルの方が長く、スリムなのが分かる。

04-pad-top-L 上から見たところ。穴の径が大きくなっていることが分かる。

05-pad-back-L
 本体取り付け部。パイプの通る穴の径が明らかに違う。

06-pipe パイプ単体。当然、パイプの太さが違う。

07-cable-L ケーブルの集合部分。少し大きくなり、SPARKPLUGと同じ形状になった。線の外形もわずかに太くなっている。

08-hex-L
 旧型のThe PLUGに添付されていた異形クッション。これが耳に馴染む人がいるとは思えない・・・

09-old-L 以前にKOSSから購入したクッションと、旧モデルのスペア。

regist-L 保証書。左に見えているのがティアック、右がKOSS。修理してくれたら、2代目を使い続けていたんだが(1代目は落としたときにスピーカーの内部が衝撃で破壊されたらしく音自体が悪くなったのであきらめがついた)。

 KOSSのPLUGというと改造が必須のように語られる事が多いが、その理由の一端が分かった気がする※。現行モデルに着いてくるクッションは装着が簡単になりゴミも着きにくくなった、独特な装着感に慣れない人にも馴染み易くなった。しかし、その音質は、本来設計された物から大きく外れてしまった。「ノーマルの状態ではまともな音がしない」という書き込みに、今なら頷かざるを得ない。SPARKPLUGを買ったときには、クッションに合わせて本体の設計を行なっていた(逆にSPARKPLUGは現在のクッションでなければまともに聴けない)ことに感激したのに、残念だ。

 改造を前提に買うマニアだけにしかその本来の音を楽しむ事ができなくなってしまったようだ。はっきり言って、現行モデルのthe PLUGは、人に勧められるような物ではなくなってしまった。

 改造するのが好きなマニアにはSPARKPLUGよりいい素材だと思うが、普通の人ならSPARKPLUGを買った方が無難で、ノーマル状態でそれなり音(おまけよりはマシで、個性のある音)が楽しめる。

 ※業務としてやっているところまであるらしい。三協特殊無線

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KOSS the SPARKPLU

B000A6JX2U Amazonに注文していたThe SPARKPLUG が相変わらずでかい箱に入って送られてきた。強引なパッケージングのせいでスペアクッションが一つつぶれたままになっていた。

 基本的にはthePLUGと変わらない。変わったのは本体形状と色くらいかと思っていたが、違った。全く別の設計で作られた別の機種だった。見た目も性能数値もほとんど変わらないので、同じものかと思っていたからちょっと驚いた。変わったといっても、良くなったとか悪くなったとか言うことはない。基本的な性格も変わらない。まあ、圧縮データをshuffleで鳴らすんだから分からなくても当たり前か。それ以前に、俺の耳が一番あてにならない可能性は高いが。

 一番大きく変わったのは、クッションの材質だ。これまではウレタンというのかスポンジのような軟らかい素材だったが、これはかなり硬いものだ。元に戻るまでに時間がかかるので、耳に入れるときには入れやすいが固定するまで数十秒間手で押さえておかなければならない。

 写真からは全くわからない変化だが、この変化が音に与える影響は大きいようだ。the PLUG用のクッションに変えてみたら、こもったような切れの悪い音になってしまった。ということは、手持ちのThe PLUG用のクッションは再びthePLUGを購入するまで眠らせるしかない。多分、クッションに合わせて音響設計も見直したんだろう。iPodに合う白いヘッドフォンに需要を認識したとき、カラーバリエーションを出すだけではないところがすばらしい(カラーモデルもいっぱい作ってるようだが別のラインだ)。

 まあ、交通機関を使っての移動中に圧縮音源を聞くにはこれで十分だ。

追記:ぺちゃんこにひしゃげていたクッションは温かい部屋に置いておいたら復元された。

KOSS the PLUG 断線

B000A6JX0M 左のスピーカーから音がしなくなってしまった。Lジャック内部の端子と線を接続するところの接触不良だ。手で押さえたら鳴るので分かる。

 diGOのときはプレーヤーをポケットに入れていたからこの場所に直接力が加わることはなかったが、shuffleにしてからは、本体を服の外にクリップで止めているので引っ掛けたときにストレスがもろにかかってしまう。電車の中で人に引っ掛けられたことは無いが、自分でデイパックを上げ下ろしするときにストラップやジッパーのスライダー(というのか?)に引っ掛けてしまうことはしょっちゅうだ。

 仕方がないので、iPod 純正の白いヘッドフォンを使っているが、外からの雑音が筒抜けなのでフラストレーションがたまる。かといって、外の音に負けないように音量を上げると音漏れがするし自分も疲れる。The PLUGは安価だが、ヨドバシカメラに寄るのが面倒だ。

B000A6JX2U KOSSの新しいプラグタイプのものやソニーのプラグ型にも興味がある。ソニーなら近くの電気屋にも置いてある。しかし、換えクッションが山のようにあるので次回もThe PLUGだ。以前買ったときは付属のクッションは2ヶ月くらいでボロボロになったが、今のはそういうことはない。半年近く使っていても大丈夫で、同梱のスペアも使い切っていない。

 KOSS のサイトを見ていたら、KOSS the PLUGの他に、The SPARKPLUG という新製品があった。数値的なスペックは一緒で価格も同じだがクッションも流用できそうなのでこっちにしてみるか。ちなみに、Lifetime Warrantyと書いてあるけど、日本から送ってたんじゃ意味が無いだろう。

 と、ふとアマゾンさんに聞いてみたら、どちらもあった。しかも、金額もほとんど変わらない。即、SPARKPLUGを注文した。右の写真で注文できるから、音楽好きなだれかにプレゼントするのもいいかもしれませんぜ、旦那。iPodのヘッドフォンが氾濫している街で地味にペアルックをしてみるのも。

KOSSの公式サイトの説明。
KOSS the PLUG
The SPARKPLUG

iPod のヘッドフォン

 shuffle が動かなくなったので、息子のminiを借りて通勤時に使った。Koss The PLUG に換えるのを忘れていて電車の騒音がうるさくてたまらなかった。

 特に、阪神電車梅田駅の構内放送とJRの帰りの車両の騒音は最悪。音量を大きくしないと聴き取れない。会社で昼休みに聴こうとしてびっくりした。

 静かなところで聴くときには iPod 添付のヘッドフォンのほうが PLUG よりいいような気が(shuffle を使っている場合には特に)するが、騒音には弱い。電車で見る通勤 iPodder の大半は白いのを使っているようだが、平気なのかと思う。

 shuffle は、webでの修理受付ができなかったので、コールセンターに電話して交換修理になった。この8ヶ月間毎日酷使してきたのに機嫌良く動いてくれていて愛着あるけど仕方がない。とにかく、miniを持ってみて、shuffle の良さを再認識した。何回も書くけど、精密機械を持っているという精神的プレッシャーを感じなくてもいいのはホントに大きい。shuffle はデジタルデバイスを持ち歩いている意識が全くない。無意識にスーツやTシャツに付けていて、インジゲーターを見ることすら全くなく、手触りだけで操作していた。クリックホイールの操作性は素晴らしいが、shuffle は操作自体を不要にしているところがスゴイと思う。もし、shuffleの保証が切れた後に故障しても shuffle を買うと思う。ま、俺は、金属より塗装していないプラスチックが好きだからかもしれないが(逆に、金属はきれいに塗装された方が好き)。

iPod shuffle のヘッドフォン

 通勤電車にはKOSS the Plugしかない。繊細な音など聴こえないような騒音の中で使うことが前提だからだ。

 今日、はじめて家でヘッドフォンを替えて試してみたら、意外な結果がでた。これまでのプレーヤーでは、静かな所では、Sennheiser MX500のほうが繊細でいい音がした(ように感じた)。ところが、iPod shuffleの場合は違った。MX500だとインパクトがないというのか、メリハリのない音に感じた。これは、shuffleにイコライザがないことによる影響も大きいだろう。

 意外に思いながら、iPod shuffleについてきたヘッドフォンに付け替えたら蘇った。どうやら、ヘッドフォンが iPod shuffleの特性に最適化されているんだろう。繊細さとかパンチの効いた低音というのはないが、ポップスとかロック系の音楽にはちょうどいいのかも知れない。イコライザのついたプレーヤーなら素直なMX500に合わせた調整ができるし、そうした方が結果的にはいい音になるんだろうが、iPod shuffleの場合はそういう小細工ができない。

 ま、あくまで、俺の個人的感想(MX500の調子が悪いことすら考えられる)だが、shuffle には癖があって、それがshuffle に合っているほうがいいような気がする。原音に忠実なものは宝の持ち腐れじゃないのかな。少なくとも、ダイナミックレンジが要求されるクラシックを眉間にしわを寄せながら聴くためのものではない。まあ、所詮音質なんてつぼみたいなものだが。

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iPodについて書いたエントリもよかったらどうぞ。
iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

KOSS the PLUG購入

 前に買ったときより値上がりしていたような気がしたが、税込み表示だからかも。

 パッケージが少し小さくなり、色も少し変わっていた。音が変わることはないだろう。最も、変わっていたところで気づかないだろうが。

追記:
 慣れているせいもあるかもしれないが、快適。騒音の中で小さな音が聴こえるので、音量を下げられるので楽。電車の中では退屈だった大貫妙子の曲が家で聴いているときのように輝きを取り戻す。

 耳栓効果があるので、曲を聴いていないときでも使っている。アナウンスのうるさい阪神電車では特に効果的。

ヘッドフォン:KOSS the PLUG

 先日からヘッドフォンの調子が悪い。スピーカーではなく、本体のケーブル接続部分が断線しかかっているようだ。Y字コードなので、常にワイヤーの重量が接続部分にかかってくるのと、満員電車で使っていて引っ掛けたりで角度によって接触不良を起こすようだ。

 The PLUGは耳にしっかり固定されているので、引っ掛けたときに簡単に外れない。このため、ケーブルにかかる力を逃がす術が無く、一番弱いケーブル接続部が破損するのだろう。

 ランキンの曲なら多少のノイズは気にならないが、大貫妙子は厳しい。

 こうなったらヘッドフォンを買い替えるしかないだろうが、KOSSから替えパッドを買ったばかりなんだよなあ。替えパッドを買う前ならSONYのイヤープラグタイプにしたいと思っていたんだが、一切の妥協を許さないKOSS the PLUG のイヤーパッドだからな。後数年はこれとつき合うか。

 大貫妙子と言えば、中古で購入したものがAmazonに発注した新品より早く到着した。オリジナルのレコードが発売された頃(81年)にはCDというもの自体存在しなかったので、これはリマスタリング版だ。オリジナルのレコードは持っているんだが…まあ、30cmレコードのジャケットの存在感はちゃちなCDとは比べ物にならないからね。

 しかし、この頃のLPレコードは10曲しか入っていない。カラオケバージョンとかダブバージョンが入る余地はない。やっぱ、ベスト盤で聴くのとは違うや。当たり前か。

 #だらだらしてたら1時を回ってる。日本代表は1点リード。

日常:ヘッドフォン

20年以上前のカセットテープをひっぱりだしては聴いている

家で聴くときはsenheiserのほうが楽

駅や電車では圧倒的なThePLUGは戦闘状態向きなのだろう

そういえば、モーターレーサーたちはThePlugタイプの耳栓をしている

外界のストレスから心を守る最後の鎧なのだろう

だから、家の中には似合わない

イヤーパッド到着

 先日注文したKOSS ThePlugのイヤーパッドが届いた。これで明日から快適な通勤電車ライフが送れる。

 音質的にはSenheiserMX500のほうが好き。しかし、それは、静かな環境で使うときの話。電車の中では繊細な音なんか元々聴き取れない。MX500はインナーイヤーだが、密閉型ではないので、大きな音量にすると音漏れする可能性も高い。

 そこで、ThePlug。その名の通り耳栓だ。完全に音を遮断するので、外からの雑音と同時に音漏れも防いでくれる。これが大きい。音楽を聴いていないときでも装着したくなるくらいだ。うるさいしゃべり声や押し付けがましい車内放送もかなり防げるから。結果的に、音量も小さくていいので、疲れにくい。音質的には「どうかなあ」と思うときもあるが、プレーヤーの側での調整でカバーできる。元々オーディオマニアでもないし。それに、どちらかというと、野太いベースの音が軽やかに舞うような音楽、レゲエが大好きなので、向いているともいえる。

 ためしに、久しぶりにPCで聴いてみる。この、脳の中心から聞こえるようなダイレクトさがたまらない。diGOのBASSを2目盛分弱くした。音量もマイナス2目盛りでちょうどだ。

 ところで、今さらというか、終わってるというか、情けないことに気づいた。先日、TwinVQファイルをwinマシンで作ることができることを知って作ったファイルがDiGOにコピーできない。最初は、macのリソースのせいかと思った。しかし、よく考えたらID付きスマートメディアのチェックに引っかかったせいだと気づいた。

 DiGOのユーティリティでは、エンコードするときにID付きスマートメディアを指定のリーダーに差し込んでいなければならない。そのときにID情報を組み込んでチェックするんだろう。これまでは、一枚のカードを使ってエンコードし、聴くときもそればかり使っていたので分からなかったのだ。

 別のID付きカードにコピーできるかどうかは試していないが・・・・これが自由にコピーできるなら、コピープロテクトとしては弱すぎるし、できなければものすごく不便だ。もし、カードを紛失したり壊したりしたら、数十時間をかけてコピーしたデータが全滅だから。

A5502K:蛍光灯下だが、白と黒が中心に入っているせいか色はかなり近い。コントラストが強すぎてギトギトしていること以外は合格か。

通販?KOSSのイヤーパッド

 ThePlugのイヤーパッドが全部(最初に5セットついている)ダメになって久しい。その後はSenheiserMX500を使っているが、問題が発生。コンクリートに落としたのが原因と思うが、左のスピーカーが不調。低音の中の特定の音域が割れるようになってしまった。ユニットのどこかにひびが入って、共鳴するようになったのではないかと思う。

 そこで、ThePlugを復活させるためにイヤープラグをKOSSに注文した。前に一回やったのだが、確認メールを誤って消してしまったままになっていた。今回は、クレジットカードの入力フォームにシークレットコード記入フィールドがあったので、確認メールは来なかった。しかし、クレジットカードの確認ができないので、請求書をファックスかスキャンしてメールで送れと言ってきた。やれやれ・・・

 送ってもいいが日本語なんで確認できないだろう。で、「請求書は日本語だから、クレジットカードの写真を添えて送る。それで確認してくれ」とクレジットカードの写真を添えて送った。番号は下位4桁だけになるように細工して。夜の11時くらいに送ったメールに対し、今朝の3時頃には「確認できたので24時間以内に発送する」とのメールが入っていた。

 ちなみに、価格は$5。送料は不明。アメリカ国内なら無料らしいが・・・税金は別途だが、多分不要だろう。送料が別にかかるのなら、まとめて頼んだほうがいいだろうから、かかるかどうかはわからないが、とりあえず、2セット注文した。これを使い切るまでには本体がダメになるだろうしね。

 しかし、このやり取りのスピードは本当にすごい。ヘタしたら、俺の勤めている会社の社内よりレスポンスがいいんじゃねえのと思う。夜中に返事が来たのは時差のせいだが、ピンポンのようなメールは気持ちがいいし楽しい。先日の指輪のときもそうだった。こういうやり取りを日本のダイレクト・マーケティングで達成できているのだろうか。

 俺の勤めている会社では、社内の内線で電話しても相手がいないことが多い。いないのは仕方がないが、「電話をしてくれ」だけ言ってきるので、返したときに最初に電話をかけた人が不在でといったやり取りを延々と繰り返している。メールを送った後でも、確認の電話をしている。そこでもまた、相手がいなくて切り、相手からの電話を待っているうちに外出。翌日になってやっと電話が通じて、そこで交わされるのが、

「昨日、XXについてメール送ったから、見たかどうかの確認だった。」
「それなら、今朝一番に返事を送った」
「あれ、ああ、ほんとだ」
「じゃ、その内容で」
「了解」

といったことだ。メッセンジャーがあれば一発で済むことだ。