Pebble 2 を買ったよ その3 日本語化

写真 pebble 2 日本語化
天気予報の地方名を示す「福知山市」が見えるだろうか
 初めて Pebble 2 を起動して iPhone とリンクしたら豆腐が並んでいた。天気予報やTwitterなどの通知の日本語が表示できないせいだ。Pebble 2 の初期状態では日本語という言語設定はない。デジタルガジェット業界では日本語はマイナーな存在となってしまったのだろう。

 嘆いていても仕方がないので、ググレカスに伺いを立てる。すぐに見つかった。どれも個人が善意で公開されているものようだった。どれがいいのか分からないが、前にもお世話になったことがあるあおしまさんが作られたものをインストールしてみた。

 Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その14

 自分はダウンロードしたファイルをパソコンで解凍し、Dropbox 経由で iPhone に渡し、インストールした。メールに添付して自分宛に送ってもいいだろうし iTunes で渡すことができるかもしれない(未確認)。

  1. (Dropbox)で言語ファイルをタップ
  2. (Dropbox)右上のメニューから「エクスポート」
  3. (Dropbox)「別のアプリで開く」
  4. (Dropbox)「Pebbleにコピー」アイコンをタップ
  5. (Pebble)SET LANGUAGE

 数分待つと日本語化された Pebble 2 が手に入る。感謝!右の写真は日本語化が終わった後なので漢字地名が正しく表示されているが、インストール前は豆腐だった。

 自分の場合は、コンテツのみ日本語でメニューは英語のままのバージョンを使った。メニューを日本語化すると文字数が不足したりして不細工になることが多いから(SJ5000+の日本語メニューは日本語化することで見づらくなる)。

 これは海外モデルの宿命といってもいい。開発者が日本語を知らないから、そのスペースに何文字が入るかは半角英数字でしか考えていない。英語では数文字でも日本語のカタカナにすると文字数が増えるケースも多いので、表示領域が狭いデバイスでは簡潔な英語表記がベストかとも思う。

Pebble 2 を買ったよ その2 仕様・機能

心拍計

 

写真 pebble 2 long belt for me
安静にしているときの精度は高い
 Pebble 2 を選んだのは心拍計が付いているから(Pebble 2 SE には心拍計はついていないので注意)。心拍計が付いていなければ絶対に買わなかった。

 心拍計のセンサーは LED 照射型で fitbit charge HR や Apple watch、 Epson pulsense と一緒だ。この方式は胸バンドによる心電センサーよりは精度が落ちる。他のモデルは SUUNTO T6 の値と比較して大きな誤差が出ることがあった。ときには納得できない数字が出ることもあった(fitbit charge HR は通勤の徒歩で 160bpm といった数字が記録される)。

 Pebble 2 でも「普段の生活では高い精度を見せるのに運動を始めると精度が下がる」という点は他のモデルと一緒だ(Apple watch は試してないので知らないが)。まだスポーツ自転車を乗っていないので、ロードバイクでどのような挙動を示すのは分からないが(fitbit charge HR は自転車では低く出る)、あまり期待は出来ないだろう。

 LED 計測は手首の血管が拡張したり縮んだりするのをLEDの反射で読み取る。腕を振るような運動を行うと遠心力で血液の流れが影響を受けて心拍と認識されるのではないだろうか。


写真Pebble アプリ 心拍
 fitbit charge HR にある安静時心拍数という項目はない。fitbit は安静時心拍数を重要視しているが、Pebble はそう考えていないのだろう。まあ、何がきっかけで上下するのかはよくわからない項目ではあるが(^^)

 また、心拍は大雑把なグラフ表示しかない。一部を拡大することができれば運動時の推移を確認することができるが。スマホのアプリは後から改良できるので今後に期待といったところだ。

睡眠ログ

写真Pebbleアプリ睡眠ログ 睡眠ログは: fitbit charge HR のものより細かくて熟睡時間も記録している。睡眠の認識は自動で行われるが、fitbit charge HR とは異なる時間が記録されている。ベッドに入って本を読んでいるような時間も睡眠として認識されているようだ。

 会社の参加しているだけの会議の時間が睡眠時間として認識されるのも変わらない。fitbit のアプリではこのような睡眠時間を削除することができるが Pebble アプリではできない。なので、平日に睡眠時間が8時間とかになって驚くww

アラーム

 アラームの設定はデバイスで行う必要がある。fitbit charge HR のほうが便利だ。サードパーティアプリを入れることでもっと細かい操作も可能になるかもしれないが未だ試していない。

 アラームには通常のアラームの他に Smart alarm があり、jawbone のように眠りが浅い時に起こしてくれるらしい。設定は最終時刻を設定するとそこから30分遡った時刻から設定した時刻までの間に起こす設定になる(Jawbone や Epson ではこの起こす間隔も設定できるが Pebble は固定)。

 試しに Smart alarm を設定してみた。これについては継続的に試してから報告したい。

通知

 電話の着信、メッセージ、Twitter の着信通知が読める。Line は送られたことだけが通知される。

 通知はしないように設定できる。平日は受け取らないとか休日は受け取らないといった設定もできる。

 自分の場合には電話がかかってくること自体がほとんど無いので電話についてどう通知されるのかは知らない。Pebble 2 にはマイクが付いているし、Bluetooth ヘッドセットと同じようにiPhone上のミュージックプレーヤーをコントロールしたりもできるので、Pebble 2 で電話に出られるのかもしれない。電話周りはまったく興味が無く調べていないので、間違えているかもしれない。

 曜日と時間帯を組み合わせられると更にいいだろう。自分の場合は曜日に限らず0時から7時までは要らないし、平日は会社にいる時間は要らないが夕方以降はあってもいい。

 なお、標準では日本語表示できないので、メッセージを読むには日本語化キットをインストールする必要がある。これについては後に書く。

防水機能

 防水機能が30mというのは心強い。これをつけてスイミングをする機会はないし、風呂やシャワーの時には外す(腕と時計の間が濡れて乾きにくいのが嫌いなので)。水仕事や雨の中をランや自転車で走ったりといった突発的に水をかぶるような際に、腕時計をかばわなくてもいいのは心理的に大きい。ただし、fitbit charge HR も水圧のかからない水濡れ程度は大丈夫で、防水機能ありというヘッドセットが使えなくなるほどの土砂降りの雨の中を走った時も何も対策をしなかったが、無事だったことと、後継モデルの fitbit charge 2 は Pebble 2 と同等以上の防水性能を持っていることは書いておく。

 Apple watch や iPhone が新モデルで IPX7 相当の防水性能を搭載したことで、モバイルの防水性の標準が一気に引き上げられた。実際には問題がなくても同等のカタログ数値をクリアできなければ未来はないだろう。

Pebble 2 を買ったよ その1 第一印象

photo pebble 2 outsiede 9月の最終週に発送開始のアナウンスがあった。色によって発送の順番が違ったようで、自分の色は2週間遅れでの発送だった。アメリカ国内ではすでに10月初旬から到着のツイートが上がっていて、どのようなパッケージングで送られてきているかは分かっていた。Pbble 2 unboxが上がってるので自分の下手な動画を作る必要はないだろう。

 店舗で吊り下げて売るためのタブが付いている。家電量販店の売り場を意識しているのだろう(fitbit や pulsenseも吊り下げられるようになっていた)。ここが Apple watch と違うところだろう。


photo pebble 2 inner box 内箱を引っ張り出すときには外箱を保つ力を入れないことがコツ(^^)


photo pebble unboxed ベルトが最初から装着されていない腕時計を初めて見た。インストラクション(箱の蓋にかかれている)の一番はベルトを取り付けることだ。これは面白い。「気軽にベルトを取り替えて楽しんで欲しい」というメッセージだろう。腕時計のベルト交換は面倒で自分でやるものではないという印象を持っている人が多いだろうから、まずそれをユーザーに経験してもらうためのチュートリアルとなっている。

 ベルトの取り付けは簡単だった。Pebble 2 は普通の時計用のベルトも使える。本体のデザインが個性的なので一般的な時計用のベルトで違和感なく使えるものが存在するとも思えないが、切れたときに専用品を取り寄せなくてもいいというのは心強い(SUUNTO T6 のベルトが切れたときにはネット通販で入手するしか無かった)。

photo pebble 2 充電ケーブル USB充電ケーブルは専用。本体の裏にある専用のコネクタに装着する。磁石で固定される。

 ケーブルの長さは105cmあった。自宅のPCまたはACアダプターに取り付けたままにしておくのにはいい長さかも知れないが、持ち運ぶのにはかさばる(充電頻度から考えて持ち運ぶ必要は少ないだろうが)。

形状・大きさ

photo pebble 2
fitbit charge HR と Pebble 2 の厚さ比較。
 光学式心拍センサーを搭載しているので、腕側に心拍センサーが出っ張っている。 fitbit charge HR はこの出っ張りだけがうでに接触していて腕に跡が残るが、Pebble 2 は接触面積が広いせいか食い込んでいる感じはしない。fitbit charge HR のほうが明らかに厚い。fitbit charge HR は部分的に G-shock に近い。細くても厚いので長袖のシャツの袖と干渉してうっとうしい。Pebble 2 はほとんど無い。薄型の腕時計をしているのと変わらない。


写真 pebble 2 起動画面
リセット後起動画面
 時計の大きさ・重さ。本体部分は 39.5 x 30.2 x 9.8mm(縦x横x厚さ 以下同様)31.7gで Apple watch の38mmモデルの 38.6 x 33.3 x 11.4 mm 28.2g とほぼ同等(42mmモデル:42.5 x 36.4x 11.4 mm 34.2 g)。


写真 Pebble 2 基本フェース 大きめの腕時計とほぼ変わらないつけ心地だ。ダイバーズウォッチやG-shock、SUUNTO T6 などよりはるかに楽だ。これらの時計をはめていると仕事中に外して横に置くことが多いが、Pebble 2 は全くない。身につけていなければ存在価値のないフィットネストラッカーなので、外したくなるのでは困るが。

装着感

写真 pebble 2 long belt for me
ベルトの余りが腕から離れてしまう
 ここ10年以上腕時計をしていなかったので、腕時計を付けることに抵抗があったが、本体が薄いこととベルトがしなやかなことから違和感は少ない。fitbit charge HR より「装着してる感」は少ないのは意外だった。自分の場合、fitbit charge HR は金属のバックルが手首にきているので、仕事でノートPCを対ビングする時に机の端に当たってうっとうしい。今は、比較検証のために左手に Pebble 2 を右手に fitbit charge HR をしているが、存在感は fitbit charge HR のほうが上だ。fitbit charge HR はワイシャツの袖がひっかかるが Pebble 2 はそのようなことはない。


写真 Pebble 2 side view
腕に密着するので重さを感じにくい。ベルトがしなやかなので、装着感が薄い。
 アメリカンなワンサイズなので、自分にはベルトは長すぎるが、予想の範囲内(手首の周長は15cm)。自分は二つ目か三つ目の穴を使っているが、腕の細い女性だと穴を開けなければならないかもしれない。オプションで短いベルトがあると嬉しい(fitbit charge HR は2サイズで販売されている)。

 ボタンは左に一つ、右に三つある。ボタンの押し心地は、新品だからかもしれないが、固い。防水を考慮した構造なので仕方がないのだろう。例えば、左腕にはめた時計の右ボタンを操作するときには右手の人差指と親指で挟むようにする必要がある。人差し指だけで押そうとしてもベルトの遊びがあって反応しない。ボタンが押せると「カキッ」という小さな音がするので操作はし易い。メニューを下っていくときにバウンドしたようなアニメでメニューの選択対象が選ばれるので分かりやすい。



 画面は明るいところでも見易い。斜めからでも全く問題ない。照明があれば読み取りには困らない。バックライトがあり、腕を振って顔の前に近づけると自動的にバックライトが点灯する。反応しない場合は本体を軽く叩くとスイッチが入る。この反応の繊細さはシステムで3段階で調整可能だ。fitbit charge HR は反応しやすく、夜に車の運転をしているときにハンドルを切る度にモニタが光って鬱陶しいことがあるが、Pebble 2はそうはならなかった。逆に、時計を見ようと顔の前にもってきてもバックライトがつかないことがあった。これは、好みの問題でどちらかを選択するしかないだろう。(charge HR は利き手か否かの設定がある)。

 バックライトを点灯しやすくすると当然電池の消耗は大きくなるだろうから自分はデフォルトで使うつもりでいる。また、Pebble 2 のバックライトはfitbit charge HR のモニタより暗いので余り気にならない(fitbit charge HR とは表示の原理が違うのでどちらが上ではない)。

 iPhone 6 とのペアリングは bluetooth ではなく専用のアプリから行う。フィットネス・トラッカーで必要な基本情報を登録し使用を開始。自分はアカウントを前もって作っていたので、数分で使用開始できた。

 その後、何度か bluetooth が切断し、つなぎ直す必要があったが、iOS をアップデート(iOS 10.2)したら安定してつながるようになった。

CD買うのは久しぶり。しかも2枚(guitarsisyo “gift to her”, Bagdad cafe the Trenchtown “Everlong”)

gift to her by guitarsisyo @guitarsisyo の新アルバムはコマーシャル版だ。これまで soudcloud で配信されたものやポッドキャストで流されたものを聴いてきたのだから今回は2枚買う(とTwitterで宣言しちゃったから)。

 コエンタイムや東京ミーハーでお世話になっているリスナーなら買うよね(リスナーがここを読んでるとは思えないがww)。

 自分はAmazonの予約注文をしていて当日にコンビニ受け取りで受け取ってきた。もう一枚はリアル店舗で買おうと思ってツタヤに行ったが、田舎のツタヤには置いてなかったよorz…

everlong by Bagdad cafe the Trench town こちらは数カ月前に出ていたアルバム。今頃になって発注した。社宅だと iPhone に取り込めないのでCDを買うのは躊躇してしまうのだ。

 昔のLPレコードのようなジャケットと中袋、歌詞カードの構成が嬉しい。8年ぶりのワンマンライブが有るらしい。初めてのワンマンライブが豊中の野外音楽堂で有った時から3年連続行ったことを思い出す。1年目は台風の土砂降りの中で聴いたし2年目も雨だったなぁwww 暑い季節だったが寒かった・・・一回目と三回めはリトルカブ、二回目は自転車で行ったなぁ・・・家に着いたら11時頃だった。楽しかった。一番楽しかったのが1年目だったが・・・

川崎家狼ライブ in Nakano 2016/7/17

kawasaki-live 2016/76/17 はなんであのとき放送局にとって記念すべきイベントが重なった。guitarsisyo のCD発売と川崎家狼のライブが重なった。川崎家狼のライブに遠くからもライロジメンバーやリスナーが駆けつけていくのをTwitterのTLで眺めていた。(ネットストーカーw)

kawasaki-yellow

 当日駆けつけたメンバー(敬称略・順不同)。自分がフォローしている人だけなのでこれが全員ではない。主催者発表で300人もの観客がいた(ww)らしいので、自分がフォローしていないリスナーさんが他にもいただろう。

  • シジュウカラ
  • 山下恵子
  • コ-スケ
  • イチガキ
  • マチルダ
  • ガキヲ
  • メック
  • マダムメック
  • レイフェル
  • ドラゴン
  • サビオ
  • せんちゃん
  • ゆうか
  • メロン(from イエローイエローハッピーズ)
  • 追加:アケガタ

LED発光ベルトの落ち着き先

201607-LED 先日買ったLEDベルト。夜ランには欠かさず装着している。明るくて直視するのが難しいくらいだ。もっと買っておいたらよかったと思うほどだ。が、少し不便な点もある。明るすぎて手首に巻いた時に視界に入って眩しい。心拍計が読みにくくなるほどだ。短いので上腕や足首には巻けない。

 これまではウエストバッグ(ベルト)などに巻きつけていた。ベルトに巻きつけることはいいが、ボトルやiPhoneを出し入れするときに邪魔だったり前に回ってきたりしてうっとうしかった。

 ランニング・ベストが来てからはベストに取り付けている。これなら自分の視界に入らないし、後方からも横からもよく見える。この輝度なら500m先からでも見えるはず。

 追記:LEDベルトは2本買ったが、一本はボタンの接触が悪くて操作性が悪い。一本買ってこれに当たったら大きく評価を下げてしまっただろう。実用上は、ランニング中に操作することはないので許せるという程度。家を出る前と家に帰ってから各一回しか操作しないのでレスポンスが悪くても影響はない。走りとも関係はないし、勝手に消えたりもしないから。ただ、注文する際にはこういうものだと理解したうえで2本以上買っておくことをオススメする。

AONIJIE running vest model E883 #2

 「自転車以上にシビアなバッグ問題」「ランニング小物続々」でランニング時の荷物問題に悩みぬいた末に出した結論がランニング・ベスト。メッシュのチョッキなんて釣りをする人以外ではカメラヲタクかフライフィッシャーくらいしかいないだろうと考えていたが、自分の足で走るようになったらその合理性が分かった。(AONIJIE hydration pack

 ベストは大げさに見えるが 200g くらいしかないので、暑いこと以外には負担はない。それより、これによって解消されるうっとうしさの大きさは 200g の重量増を補って余りある。

 何よりいいのは、揺れたりずれたりする鬱陶しさから開放されることだ。軽くても、揺れると反動となって何倍もの重さに感じる。また、同じ重さでも狭い面積で受け止めると食い込む。ベストという形状はこれらから開放してくれる。

 次にいいのが安心感。iPhoneや鍵を独立したポケットに入れられるのは大きい。物を落とすときは、一緒に入れていたものを出し入れする時に起こりやすい。「財布に気を取られてiPhoneを落とした」とか「小銭を出そうとして鍵を落としていた」だ。家族と暮らしているなら鍵を失っても家族が家にいれば入れるし、最悪でも家族が帰ってくるまで待てばいい。が、一人暮らしだとそうはいかない。

 昨日、テストのために555mlのペットボトルを前ポケットに入れて走ったら重かった。重いというより普通のペットボトルなので胸に食い込んでうっとうしかった。300mlのアクエリアスのボトルを入れて走ってみたら満タン状態でも負担はほとんどなく、コードを口に引っ掛ける必要もなかった。専用のボトルならもっと収まりがいいのだろう。

 右のポケットは500mlのペットボトルが入るが、左のポケットは少し小さい。左ポケットの奥がファスナー付きのポケットになっていてスマートフォンなどを入れることが前提になっているからだろう。奥にiPhoneを入れる場合には小さな平べったいボトルか補給ジェルなどを入れることしかできない。自分は夕方にスタートする場合に暗くなるまで懐中電灯を入れている。

 これまで使ってきたバッグ類とは比較にならないくらい快適だった。これまでは飲みかけの 300ml ペットボトルを入れるのが精一杯だった。水を無理に飲んで出発したり、途中でのどが渇いたりしなくていいのは嬉しい。

横のストラップは3箇所で留められていて、一箇所で長さを調節する。貧弱な人間だと余りが多い。
横のストラップは3箇所で留められていて、一箇所で長さを調節する。貧弱な人間だと余りが多い。
 自分は両サイドと前部のストラップをほぼ最短にまで絞り込む必要があった。サイズが一つしか無いので、自分のような体格(165cm49kg)だとフィット感はイマイチだ。世界市場を相手にしているので、ストライクゾーンは175cmくらいなのだろう。そして、175cmの人が冬のウェアを着ても付けられるサイズに設定されていると思われる(アメリカのAmazonでは最大胸囲が 135cm とある)。問題なのは横のストラップを締め込むと肩ベルトが外に引っ張られて腕を振ると干渉することだ。ストラップの余りが出ているのも邪魔だがこちらはは余りを切れば解決だ。ワンサイズ小さいものがあると嬉しいのだがこの価格では難しいだろう。

 心理的な切り替えに有効だ。ランニング用のウェア、アイウェア、シューズに加えてこのベストを着てボトルを装着すると気合が入る。今風に言うなら「テンションが上がる」だろう。ロードの自転車に乗る時と似ている。緊張と弛緩があるのは生活への刺激になる。それを盛り上げてくれるアイテムとしてランニング・ベストはオススメだ。

AONIJIE running vest model E883 #1

 購入したのは 1.5l のタンク付き。ショップオプションらしく AONIJIE 公式サイトにある 2l のリザーバータンクとはちょっと違う。丸い口のものは廃止になったらしい。他のサイトには明記されていた。自分が買ったショップのページにはその記載はなかったが、商品写真は送られてきたものと同一だったので間違いではない。

デザイン

Aonijie-01-back

  • 小さなデイパックの肩紐を大きくしてバッグを取り付けたような感じだ。
  • 背中のバッグには仕切りはない。ハイドレーションパックに水を満杯入れたら空間はあまり残らない。財布など、ランニング中に出し入れしない貴重品など絶対に落としてはいけないものだけを入れる場所にすべきだろう。
  • バッグの外にネット上のポケットがあり、カッパや手袋、帽子、タオル、補給食などを入れるならこちらだろう。

縫製

  • ちゃんと機能してさえすれば気にする方ではないが、熟練した針子さんの仕事は気持ちがいい。

素材

  • 体に触れる部分は大半がメッシュで、バッグ部分はナイロンタフタでできている。防水と書いてあるがどの程度まで防いでくれるかは雨に降られないとわからない。
  • 背中の中心部分は通気性の高い素材が使われている。少しメッシュが荒くて通気性をアピールしているが実効性はあまりない。

ポケット

  • Aonijie-04-l-pocket左は奥にチャック付きのポケットが有り、iPhone 6 が余裕で入る。左の前のポケットは右より容積が小さい。奥ポケットにスマートフォンなどを入れる前提だろう。平べったいボトルか補給ジェルなどを入れる為のものと割り切ったほうがいいだろう。
  • Aonijie-02-r-pocket右前ポケットにはマチがあり 555ml のペットボトルが入った。入ったが胸に当たってうっとうしいので、円形のペットボトルを入れるなら300mlが限界だろう。
  • ポケットの上部のドローコードをボトルの口に引っ掛けることで飛び出すことが防止できる。300mlのアクエリアスのペットボトルならドローコードを掛けなくても飛び出す心配はなさそうだ。
  • Aonijie-03-r-pocket伸縮性のあるポケットだが、素材の伸縮性に任せているわけではなく、3枚のパネルを縫い合わせて立体性をもたせている。しかも、布の縫合部には袋とじされていて、この袋とじのおかげでボトルのような重量物を入れた時にポケットが垂れ下がることが防止されている。

肩ベルト

  • 広いベルトで安定がよく、重量が分散されるので負担感が少ない。
  • メッシュ素材はけっこう目が詰まっていて、通気性はあまりない。

留め具

  • 前のストラップは上下が異なる素材になっている。
    前のストラップは上下が異なる素材になっている。
    ストラップは横に各一箇所、前に二つ。テープの末端の処理がオーバースペックなほど丁寧に処理されている。
  • 驚いたことに前のストラップは上下で素材が変えてあった。上は通常のナイロンテープで下は伸縮性のある素材が使われていた。地味で手間のかかる仕様だ。サイトでも全くアピールしていない。こういう小さな工夫の積み重ねはただのコピーではできない。
  • 横のストラップは3箇所で留められていて、一箇所で長さを調節する。貧弱な人間だと余りが多い。
    横のストラップは3箇所で留められていて、一箇所で長さを調節する。貧弱な人間だと余りが多い。
    このベストにはサイズ設定がなく、胸囲腹囲の差はストラップで調節する。なので、ストラップはどれも長い。165cm49kgの自分だとストラップはほとんど余らない。長過ぎるストラップは邪魔なので切るつもり。

反射材

  • 前にも後ろにも多数の反射材が付けられている。車やエンジン付きのバイクに対してはこれだけでも十分だろう。(自分の場合は更に無灯火自転車対策のためにバッグにLED発光体を付けているが。)

フック

  • ドローコードを通すような感じのループが取り付けられているが、ドローコードはない。
  • Aonijie-06-tube-strapハイドレーションのチューブを取り付けるゴムのループがあるが、走っている最中に抜いたり挿しこんだりはできないだろう。ここは、ワンタッチで挟めるプラスチックのフックにして欲しかった。

リザーバータンク

  • ハイドレーションのチューブを装着したところ。あと5cmくらいチューブが長いといいかもしれない。
    ハイドレーションのチューブを装着したところ。あと5cmくらいチューブが長いといいかもしれない。
    リザーバータンクのクオリティは高くない。リザーバータンクで意外に重要なのが洗浄と乾燥。特に乾きにくいチューブや吸口をどうするかについては多くのランナーが苦労しているらしい。その中で、高級なハイドレーションシステムだとチューブや吸口を分解して洗えるようになっている事を知った。分解できればチューブや吸口だけを交換できる。これにはそういった機構は一切ない。臭くなったりカビが生えたらタンクごと替えるしか無い。ペットボトルに取り付けるハイドレーションチューブがあったので、自分などはそちらのほうが清潔でいいかもしれない。

その他

  • 縫製のクオリティや各部にある細かい工夫に驚いた。仕様の設計から製造、品質管理までを自社でやってこのクオリティが出せるようになった。数年後、AONIJIE が世界のスポーツ店の店頭に並ぶようになっても不思議はない。少なくともmont-bellよりはコストパフォーマンスが高い。

なんであのとき放送局購買部「たんぽぽジュース」リニューアル

なんであのとき放送局 気付いた人はほとんどいないだろうが、なんであのとき放送局のショッピングページ購買部・たんぽぽジュースをリニューアルした。ナウなヤングにバカウケのレスポンシブデザインだ。Twitter Bootstrap と Jquery とテーマを作ってくれた方に感謝。一つでも欠けたら絶対にできなかった(やろうとも思わなかった)。

 こういったツールを使う時に悲しくなるのは日本語のフォントだ。クールなテンプレートを適用しても Windows で表示したら読みにくい汚い文字列が並んでいる。このブログもそうだ。WordPress のテーマの例ではかっこいいのに、文字が表示された途端残念な表示になってしまっている。特に Windows 7 以前の Windows マシンだと長い文章は読む気がいないだろう。Windows 7 以前のマシンで読んでいる方は一度 Mac で表示して欲しい。そしたらこのダラダラした文章でもスラスラよめるように・・・ならないか。ならないな。まあ、このブログが読みにくいのはテキスト表示だけの問題ではないから仕方がない。とりあえず、honoka というテーマのおかげで Windows 7 でも清潔感のある表示にはなっていると思う。感謝!

 金額や購入方法が未定なものが多いが、今後なんであのとき放送局関係の販売はすべてこのページが起点になる予定だ。将来的にそれぞれのセクションが充実してアイテムが増えた時にはポータルとして機能するようにしたいと考えている。

 たんぽぽジュースやカフェグッズ、番組ファングッズ、音源のダウンロード販売などなんであのとき放送局存続のために必要な仕組なので、ぜひお買い上げいただきたい。また、たんぽぽジュースではリスナーの皆さんの手作りアイテム販売の場としても機能させたいと考えており、オリジナルグッズを募集していますのでよろしく。

ランニング小物続々

 数週間前に発注したものが続々と到着。中にはランニングとは限らないものもあるが、ランニングを始めなければ買わなかっただろう。

2XU 長袖コンプレッションシャツ、コンプレッションロングタイツ

2xu シャツとタイツは別のショップから買ったがほぼおなじものが届いた。2XU のタグも付いているし簡単なカードも付いていた。面白かったのは、どちらも Made in Thailand だったこと。もう中国国内で売られる製品でも、中国国内で作らなくなったのだ。これは、中国の人件費の上昇を表している。日本で数十年前に起こったことが中国でも起こるのだろう。

 自転車で使うために 2XU のタイツと長袖シャツは持っていた。どちらもサイズはXSだ。ぴったりサイズではあるが、着脱がめんどくさので、今回はSにしてみた。着るときにはテンションがあるし比較的簡単だからいいが、帰って来て汗だくで疲れている時に脱ぐのが大変だとストレスが溜まるから。

 タイツはほぼ狙ったとおり、着脱が楽でそれなりのフィット感が得られる。前に買ったものは異なる材質を立体的に縫製したものだが、このタイツは普通のタイツと変わらない。伸縮性の高い小さめのタイツといった感じだ。

 シャツはゆるくて、ユニクロほどではないが、ピチっとくる感じがしない。ちょっと残念な感じだ。

 前に買った2XUは布っぽくないというか膜のような印象があるが、今回届いたものは普通の布の風合いが強い。Nike や Adidas のアウトレットで見た(Adidasのを買った)3,000円程度のコンプレッションベースレイヤーも同じような感じだった。SKINSやCW-Xのような高価なコンプレッションとは別の安価なコンプレッションラインというものが標準化されて出回っているのだろう。ひょっとした、ブランドロゴだけ違って同じ工場で作っているのかもしれない。
 

サングラス

 ガチャで出てきたような、チープを絵に描いたような質感。さすがに中国からの送料込みで400円でこれ以上は望めないだろうf^_^;

 コンタクトレンズを入れたときにしか使わない。使えない。写真は要らないだろう。

ランニングベルト

 「自転車以上にシビアなバッグ問題」でランニング時の荷物を運ぶ手段について困っていることを書いた。

running-belt-1 ランニング・ベルトを買ってみた。単純明快で機能が形に現れている。伸縮性の高いチューブにファスナーとベルトを取り付けただけだ。

 以前買ってほぼ失敗に終わったものと大きく違う点はベルト自体に伸縮性があることだ。そして、形状的にベルトと荷物の重心が一致していることも大きい。重量物を吊り下げるような構造ではどんなにベルトを強く締めても揺れる。

running-belt-2 iPhone 6 、鍵、小銭、カードは小さくまとめれば一方に入れられる。アクエリアスの300mlのペットボトルも入れられたが、出し入れの際にベルトをはずさなくてはならない。

 iPhoneとカードキー、ペットボトルを入れて走ってみた。ペットボトルにはスタート時点で200mlくらいの水が入っていた。水を飲む前は存在感があったが、水が100mlくらいになってからはそれも無くなった。圧迫感はあるがヒップバッグの揺れと比べたら大きく改善された。ベルトに伸縮性があることも大きいと思う。

 こんなものがあることすら知らなかった。同じような悩みを抱えて走った先人がいて、それを解決すべく工夫した人がいてこのようなものが生み出されたのだ。感謝して使いたい。

LED 安全ベルト

LED-safty-light 夜走る際に必須のアイテムだ。反射材は相手がライトを持っていなければ意味が無い。自転車のような暗いライトでも同様だ。

 一つ150円くらいだったので、あまり期待していなかったが、思っていたよりはるかに高輝度だった。明るすぎて、手首に巻いたら SUUNTO T6 の表示を読む時に目が眩んで読みにくいほどだった。

 LEDとスイッチは端についていて、ベルトの内側にある導光体(透明なプラスチック状の板)が発行しベルト全体が発行しているように見える。

 ベルトの長さは@@@cm。手首に巻くとちょうどいいが上腕部や足首に巻くのには少し短すぎる。ベルクロテープ3cmくらいでしか固定されていないので長さの調整は全くできない。また、中に入っている導光体が直線的で反発力がそこそこ強いので、外れやすそうだ。

 これまで使っていたものは質感は良くて長さの調整もできるが、ベルト自体の発光が弱いことやベルトの素材が固くて素肌に取り付けにくかった。