Pebble 2 を買ったよ その2 仕様・機能

心拍計

 

写真 pebble 2 long belt for me
安静にしているときの精度は高い
 Pebble 2 を選んだのは心拍計が付いているから(Pebble 2 SE には心拍計はついていないので注意)。心拍計が付いていなければ絶対に買わなかった。

 心拍計のセンサーは LED 照射型で fitbit charge HR や Apple watch、 Epson pulsense と一緒だ。この方式は胸バンドによる心電センサーよりは精度が落ちる。他のモデルは SUUNTO T6 の値と比較して大きな誤差が出ることがあった。ときには納得できない数字が出ることもあった(fitbit charge HR は通勤の徒歩で 160bpm といった数字が記録される)。

 Pebble 2 でも「普段の生活では高い精度を見せるのに運動を始めると精度が下がる」という点は他のモデルと一緒だ(Apple watch は試してないので知らないが)。まだスポーツ自転車を乗っていないので、ロードバイクでどのような挙動を示すのは分からないが(fitbit charge HR は自転車では低く出る)、あまり期待は出来ないだろう。

 LED 計測は手首の血管が拡張したり縮んだりするのをLEDの反射で読み取る。腕を振るような運動を行うと遠心力で血液の流れが影響を受けて心拍と認識されるのではないだろうか。


写真Pebble アプリ 心拍
 fitbit charge HR にある安静時心拍数という項目はない。fitbit は安静時心拍数を重要視しているが、Pebble はそう考えていないのだろう。まあ、何がきっかけで上下するのかはよくわからない項目ではあるが(^^)

 また、心拍は大雑把なグラフ表示しかない。一部を拡大することができれば運動時の推移を確認することができるが。スマホのアプリは後から改良できるので今後に期待といったところだ。

睡眠ログ

写真Pebbleアプリ睡眠ログ 睡眠ログは: fitbit charge HR のものより細かくて熟睡時間も記録している。睡眠の認識は自動で行われるが、fitbit charge HR とは異なる時間が記録されている。ベッドに入って本を読んでいるような時間も睡眠として認識されているようだ。

 会社の参加しているだけの会議の時間が睡眠時間として認識されるのも変わらない。fitbit のアプリではこのような睡眠時間を削除することができるが Pebble アプリではできない。なので、平日に睡眠時間が8時間とかになって驚くww

アラーム

 アラームの設定はデバイスで行う必要がある。fitbit charge HR のほうが便利だ。サードパーティアプリを入れることでもっと細かい操作も可能になるかもしれないが未だ試していない。

 アラームには通常のアラームの他に Smart alarm があり、jawbone のように眠りが浅い時に起こしてくれるらしい。設定は最終時刻を設定するとそこから30分遡った時刻から設定した時刻までの間に起こす設定になる(Jawbone や Epson ではこの起こす間隔も設定できるが Pebble は固定)。

 試しに Smart alarm を設定してみた。これについては継続的に試してから報告したい。

通知

 電話の着信、メッセージ、Twitter の着信通知が読める。Line は送られたことだけが通知される。

 通知はしないように設定できる。平日は受け取らないとか休日は受け取らないといった設定もできる。

 自分の場合には電話がかかってくること自体がほとんど無いので電話についてどう通知されるのかは知らない。Pebble 2 にはマイクが付いているし、Bluetooth ヘッドセットと同じようにiPhone上のミュージックプレーヤーをコントロールしたりもできるので、Pebble 2 で電話に出られるのかもしれない。電話周りはまったく興味が無く調べていないので、間違えているかもしれない。

 曜日と時間帯を組み合わせられると更にいいだろう。自分の場合は曜日に限らず0時から7時までは要らないし、平日は会社にいる時間は要らないが夕方以降はあってもいい。

 なお、標準では日本語表示できないので、メッセージを読むには日本語化キットをインストールする必要がある。これについては後に書く。

防水機能

 防水機能が30mというのは心強い。これをつけてスイミングをする機会はないし、風呂やシャワーの時には外す(腕と時計の間が濡れて乾きにくいのが嫌いなので)。水仕事や雨の中をランや自転車で走ったりといった突発的に水をかぶるような際に、腕時計をかばわなくてもいいのは心理的に大きい。ただし、fitbit charge HR も水圧のかからない水濡れ程度は大丈夫で、防水機能ありというヘッドセットが使えなくなるほどの土砂降りの雨の中を走った時も何も対策をしなかったが、無事だったことと、後継モデルの fitbit charge 2 は Pebble 2 と同等以上の防水性能を持っていることは書いておく。

 Apple watch や iPhone が新モデルで IPX7 相当の防水性能を搭載したことで、モバイルの防水性の標準が一気に引き上げられた。実際には問題がなくても同等のカタログ数値をクリアできなければ未来はないだろう。