事務手続き終了

 たまたま、有給休暇を取っていたので、自動車の事務手続きを済ませた。

 支所に行き印鑑証明をとり、銀行で金を下ろし、自動車屋に行った。書類は昨晩ネットで落としたpdfにテキストを貼り付けて作った。駐車場の見取り図だけはエクセルのドローツールで描いてpdfで打ち出した様式に重ねうちをした。

 因みに、お金の引き出しは、一日のATM引き出し可能上限(50万円)を超えていたので、二日に分けた二日目だった。昨日銀行に行っておいて良かった。今日限度額に気づいたら全額を支払えないところだった。残額は受け取り時でも良かったが、用意しておくのが面倒。10日間くらい銀行に置いたからといって金利がつくわけでもないしね。

 8月の9日くらいに納車できるらしい。Alfaromeo145の廃車も進めて、自動車保険の車両入れ替えもしなければいけない。保険が8月9日に更新なので、新しい年度に入ってからやった方がいいような気がする。

次機四輪車決定 

 カーセンサーで見積をとっていた車を見てきた。3分くらい見て決めた。

 一応、エンジンをかけてボンネットを開けてもらって、サスの付け根のボルトの塗装がとれたりしていないかは見た。ざっと見た感じでは、全てのボルトは修理のために回した形跡は無かったが、その気になれば修理後にペイントしてるかもしれない。エンジン音が静かなこと、ファンベルトが異音を発していないこと、廃棄がきれいなこと・臭くないことくらいはチェックしたが、プロからしたらザルだろう。

 が、まあ、今乗ってる Alfaromeo 145 と比較にならないくらいきれいだった。Alfarome 145 は購入時点で 87,000km も走っていたし、元の持ち主は走り屋さんだったらしく、エキゾーストは Super sprint だしボンネットには補強バーが入っている位なので、ところどころくたびれたり壊れているところもあった。純正のカーステレオが付いているのに、なぜか純正のコントローラーは使えず、変なスイッチが別に取り付けられていてそちらで電源のオン・オフをしなければならかった。それも、はじめのうちで、調子が悪くなり全然使えなくなって、今では iPhone のスピーカーで聞くか、一人のときには普通にヘッドフォンを使っているがwww

 消費税とか手続き全部込みで 60 万。今の車は 52万だった。この差を燃料費で取り返すには4年かかる。自分のように距離を乗らない家庭なら燃費のために高い車を買うより車両価格が安い車のほうが合理的かも知れない。年間5000kmも乗らないのならハイブリッドや電気自動車より小さい排気量でそこそこの燃費で車両価格の安いものを買うのが経済的には合理的(試算の条件:年間走行距離3,000km、燃費:145 12km/l,fit 22km/l、ハイオクとレギュラーの金額差 10円/l)。

下取り、買い取り、廃車代行・・・

 Alfaromeo 145 は下取りではなく廃車代行となった。ガリバーに電話したら(正確にはネットで依頼したらかかってきた)車種と年式を言っただけで「廃車の引き取りですねぇ」。取れるものを取って(需要があるか怪しいが)、スクラップとして売却するのだろう。

 取引費用は9800円らしかった。トラックで取りに来てくれるらしく、車検切れ後でもいいらしい。かなり気が楽になった。

4輪車の次機種候補とネット検索

 Alfaromeo145を買い換えることは書いた。そうなると必要なのは、次機種だ。田舎で駅まで遠いので「車を買わない」という選択肢はない。娘と息子が一昨年に免許を取ったが、145が乗りにくいという理由で全然乗らずに終わっているという現状を打破するために乗り易いオートマで小さめのボディという条件を満たさなければならない。さらに、できるなら、Wilier IZOARDより安い(目安として50万円)こと、ホイールを外したスポーツバイクが乗ることを満たせれば最高。軽自動車は逆に運転が難しいので、1300から1500クラスのクルマをターゲットにした。

 が、全然自動車について知識がない。というか、構造や機械についての知識はあるが、実際の車種に対する知識がほぼゼロ。排気量と形状(ハッチバック)、販売地域だけを入れて検索するが山のようにヒットして一つ一つ見て行くのが苦痛だった(そもそも、公道用自動車に興味ないし)。めんどくさいので、娘に選ばせようと思ったが、娘も同程度の知識しかないし興味もない。

 が、娘から「赤か黄色、なければマットな青」という条件が示されたおかげで大きく対象を絞り込めた。赤はかなり多いが、黄色となるとほとんど選択肢がなくなるほどだ。道路を見ても、白、黒、グレー(シルバー)で70%以上を占めているからそうなるだろう。色を指定すると車種も絞られ Fit、Polo に絞られた。そして、そのなかで唯一あった黄色が Fit だった。走行距離が、「まさか」の 1.4 万キロ・総額50万円弱。「なにかある」のかもしれないが、真っすぐ走って、曲がって止まってくれればそれでOK。

 あと一つの候補はワーゲン Polo。1600cc と少し大きいがボディサイズはほぼ一緒。このクルマの魅力は6速AT。燃費は今一つだが、かなりキビキビ走るらしい。Alfaromeo 145 の 155 馬力と比べると非力な 105 馬力だが、車重が 100kg 以上軽く、細かいギアでかなり「よく走る」らしい(Fit は1300で75馬力、CVT)。

 しかし、Polo はかなり価格が高く自転車より高くなる(トータルで80万円程度)。しかし、「キビキビ走る」には惹かれる。Fit は完全に走りは捨てたエコカーだ。パワーもないしCVTの気持ち悪さはレンタカーで経験済みだから余計だ。

カーセンサー

 前に Alfaromeo 145 を買った時からあったが、カーセンサーの検索にお世話になった。色々とUI上の不満点はあるが、データがあるということはそれだけで素晴らしい。中古車販売業者も重要性と効果を意識しているのか、写真も充実している。

 一つだけ大きな不満なのは、総額表示があてにならないこと。こちらの居住地や代行の要否といった、個別のオプションを除けば、サイトの総額表示と一致した見積にならないとおかしい。カーセンサーの総額表示の条件を明確にし、出品業者間で差が出ないようにして欲しい。出ないと、「こっちの業者の総額表示にはXXが含まれているが、あっちの業者には含まれてなくて、その金額がX万円だから・・・」といった調整をしなければならないから。

リサイクル費用

 リサイクル費用を預託しなければならない。ビール瓶の保証金みたいなものだ。廃棄時点で要らなくなった車に費用がかかると文句が出るが購入時点なら気にならないという心理を突いたものだ。それは構わない。Alfaromeo 145 を買った時にはリサイクル費用を払わされた。古かったので、新車購入時にはこの制度が無かったからだ。これも構わない。

 しかし、カーセンサーのサイトを見ていると「リサイクル費用」という項目があり、「リ済別」というものが有る。リサイクル費用が預託してあろうがなかろうが支払う必要があるので、サイトではリサイクル費用を含めた金額を総額として表示して欲しい、でないと一々リサイクル費用が車両価格に含まれているかどうか確認しなければならない。

carsecsor recycle cost
リサイクル費用の取り扱いが分かりにくい。

 価格を比較する場合には、条件は揃えてもらわないと面倒くさくて困る。これは、カーセンサーだけでなく全ての価格比較サイトにいえることだ。

Alfaromeo 145

 Alfaromeo 145 を買ったのは6年前。事故で前の車が廃車になり、長期免停が開けた時に見つけたものだった。子供が18歳か大学に入るか就職するかすれば自動車の免許を取ると思っていたので、オートマ車を買わなければと思っていた(前に載っていたのはミッションだったので)。しかし、娘が免許を欲しがらないので、「じゃあミッション車でもいいか」となっている時に自転車の走行ルートにあったこの車を見つけたのだった。そのときの条件である「ロードより高い車は要らない」にも合致した。年間の走行距離からいって、自動車が自転車より重要度が低いのは当然だから。

 イタリア車、まして古い車は、トラブルの連続のように考えられている。というか、自分は考えていた。しかし、意外なことに、それほど大きなトラブルには遭遇せずに6年間乗れた。この6年間で遭遇したトラブルを並べて見たい。

  • ヒーターが効かない。夏に買ったので気がつかなかったのだ。修理に持って行くのが面倒で一冬乗り切った。車に乗るのに上着を着たまま、手袋をして乗っていた。困ったのはウィンドウが曇ることだ。ヒーターが生きていればエンジンをかけて数分もすれば霜も溶けるし曇りもなくなるが、霜は走る前に取り除き、内側の曇りはタオルで拭きながら走った。
  • ウィンドウが上がらなくなった。巻き上げのワイヤーが切れたのが原因。これだからパワーウィンドウの車は嫌いだ。
  • ブレーキフルードが漏れてクラッチが効かなくなった。ブレーキフルードが減っているというランプには気づいていたが、「あと一月で車検やからその時に」と思っていたのがしっぱいだった。その時点でフルードを足しておけばクラッチが効かなくなったりはしなかった。
  • ヘッドライトの一方が点かなくなった。
  • ボンネットを開くためのノブのジョイント部が壊れて、ボンネットを開くのに苦労した。おかげで、バッテリーの充電ができなくなり押しがけの練習をした(^^;
  • ルームミラーが落ちた。車検の時に貼ってもらったがすぐに落ちてそれっきりになった。ルームミラーは法定装備ではないので、無くても車検は通った。
  • バックミラーのミラーの蒸着が落ちて写りが悪くなった。

 トラブルというとこれくらいだった。クラッチレリースシリンダーのトラブル以外はそれほど大きなものではないし、1996年製造ということを考えれば無理もない気がしなくもない。合計の修理代も10万円もかかっていない。次は、トラブルではないが不便だったところ。

  • 地上最低高が低いので、何かをまたぐと下部構造(おそらくエンジンのオイルパン)に当たること。注意しないとオイルパンを割ってしまうというので、工事中の所などは気を使わなければならなかった。また、商業施設の駐車場に止める時に前方駐車すると、車止めにシャシーの前部が当たるので気を使った。
  • 地上最低高が低いことに起因するが、雪が積もったっ時に轍を通ると雪が下部構造に当たった。他の車が通った後でもこするので、どちらか一方を新雪に乗り上げるようにして走った。直接的に大きなトラブル(マフラーが落ちたり、オイルパンが割れたり)にはならなかったが神経をすり減らした。
  • 熱しやすいラテンの血がそうさせるのか、水温が上がりやすかった。特徴的なのは、止まっているとアイドリングでもオーバーヒートしそうになるということだ。真冬に子供を迎えに行ってヒーターをかけて止まっていたら水温が100度を超えそうになった。もちろん、真夏にアイドリングで止まっていることなど怖くて絶対にできない。当然、渋滞にも弱く、数百メートルノロノロうんてんするだけでファンの音が甲高くなる。オーバーヒートで動けなくなったことはないが、1時間以上ノロノロ運転をしなければならないような本格的な渋滞に遭遇していないだけだと思う。真夏の、ただでさえ渋滞している道路でオーバーヒートで車線を塞いでしまうなんて考えただけで冷や汗が出るから、渋滞しそうな時に高速には乗らないし、都会にも極力行かなかった。
  • 走っている時には真夏でも平気。走り出せば水温は目に見えて下がる。先日の出張では30度を超える中を走ったが、信号の少ない田舎道を巡航している分には80度を越えない位だった。
  • 車体の剛性が落ちているのか、タイトなコーナーにちょっと速めに進入すると後ろからギシッという音がする。
  • プラスチック部品が劣化してボロボロ。いろんなプラスチックパーツが脱落したり外れたりした。
  • クラッチが重い。それなりのパワーが有る車なのでしかたがないのだろうが、ストップ&ゴーや半クラッチを多用しなければならない渋滞や都会は苦痛そのものだった。息子の所に行くために京都市内を走る以外ではほとんど都会に行かなかったのは、オーバーヒートとクラッチ操作の苦痛による。また、自分は感じなかったが、クラッチのキレが教習所の車と違いすぎて子供達が戸惑っていた。遊びが少なくキレが良いのが却って扱いにくいらしかった。
  • 雨ざらしで置いているせいもあるが、塗装が完全に死んでツヤがゼロ。ボンネットは塗装が一部剥がれて、地金が露出している。

 多くは、イタリア車故のトラブルではないが、かなりいろんなことに気を使って運転しなければならない車ではある。でも、親が乗っていた Ipsum や Mark X よりははるかに愉しいクルマだった。何より、ダイレクトな操作感が残っている。

 いまどきの車はドライバーを外部と切り離して、自宅の居間にいるような快適さを目指しているようだ。親の車を乗って、エアコンが効いて外部と切り離されたビルの一室から外を眺めているような感じがした。もっというなら、自宅の居間でテレビを見ているように外界を感じるという錯覚を覚えた。エンジンも静かで勝手にシフトするし、ブレーキもパッドが当たった感じはしないが踏めば止まる、ステアリングも路面の状況と関係なく曲がるという感じだ。

焦りがミスを呼ぶ・・・とにかく充電開始・・・

 朝、SUUNTO のローバイクポッドに電池を入れてみた。指で押さえているだけで正常に動作することがわかった。要するに指の代わりに電池を電極に押さえつければいいのだ。そこで、シリコンの鍋つかみをはさみで切って穴をふさぐようにしてみた。厚さが足りないようなのでもう一枚上においてタイラップで押さえつけた。ロードバイクにつけてホイールを回しT6にコネクトできることを確認した。

 RX3 に取り付けてヒューズを買うために出発。天気がよく暖かいので遠回りルートでホームセンターに行った。目的の10Aのヒューズは品切れだったので、近くのオートバックスに寄って買って帰った。105円也。そして、帰りも更に遠回りをして帰った。往復で約2時間かかった(店内散策時間もふくめてだが)。帰りでは汗を掻きそうなくらいだった。

 帰ってMovescountで確認したら心拍はほとんど取れておらず、ロードバイクポッドは全くログが残っていなかった。走りだす時にロードバイクポッドのコネクトをするのを忘れていたのか・・・ちょっと暗くなったが、気を取り直してヒューズを取り付けて充電しようとした。しかし、充電できてないどころか反応がない。「充電機が壊れてたか?」と思ってヒューズを見るとあっさり切れていた。そして、ヒューズのフィラメントがやたらに細いことに気づいた。そして、入っていた袋を見なおしたら 1A とあった。10A と 1A を見間違えていたのだ・・・

 午後、再び心拍センサーとロードバイクポッドのコネクトを確認してオートバックスに。普通の道で行くのも腹立たしいので、遊歩道を使った。そして、即帰りした。再び Movescount でログを確認したら、心拍は途中からしかとれておらず、ロードバイクは途中までしか取れていなかった・・・心拍センサーは汗をかくくらいじゃないと反応しないようだ。そして、ロードバイクポッドは振動で電池がずれたのだろうか・・・

 気を取り直して充電器をつないだら今度こそインジケータが点灯し正常に充電が開始した・・・無駄に疲れた。ヒューズが切れたのもヒューズを買い間違えたのも自分のミス・・・
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ウォーキング後雑用

20140222_map 天気は良かったが、SUUNTO のロードバイクポッドの電池蓋が無くなってしまったことでテンションが上がらず、ロードはハブのグリスアップをするまでは乗りたくない。ということで、ウォーキングしてきた。ジョギングシューズを履いて心拍センサーを取り付けて行ったが、センサーの電池が弱っていたらしく全く心拍は記録されていなかった・・・

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 予約していた本が届いていたので、図書館に寄り、一階でやっていた山口町写真展を見てきた。合計2時間50分で約10km。下のグラフを見れば分かるようにアップダウンの多い、MTBで行っていたルートなので、暖まって楽しかった。
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 車のボンネットの開け方を聞きに車屋に行った。引っ張るところは間違ってなかったが、車屋がノブがぶら下がってクラッチペダルに干渉しないようにとタイラップで止めてくれていたために引ききれていなかったようだ。

 帰ってバッテリを充電しようとしたら充電機の電源が入らない。何年ぶりに使うか記憶に無いくらい使っていなかったので、何が原因なのか分からずに右往左往してしまったが、ヒューズが切れていた。ヒューズを売っているホームセンターは車屋の近くにあって、帰りに寄って買い物をしていた。そこまでもう一度車で往復するのは嫌だった。自転車で行ける距離(片道6km程度)だが、日が落ちて寒くなって来たので行く気にならなかった。

トラブル総集編・・ならいいんだが:バッテリ上がり編

145-enginroom 一昨日、パンク修理と SUUNTO のロードバイクポッドの電池蓋がなくなっていたことは書いた。昨日、ビデオを返しに行こうと車に乗ったらセルモーターの回転が弱くてエンジンがかからなくなっていた・・・

 バッテリーが弱っているのは感じていた。ライトは暗いしブレーキを掛けた状態で左ウィンカーを出そうとすると点滅が弱くなるのも数カ月前からだった。充電機は持っているから充電すればいいのだが、ボンネットを開けられないために充電できなかったのだ。ボンネットを開くためのノブが折れて開けるにはコツが要るようになってしまっていた。ノブは前回車検の時に折られていたのだ。自分では開かないだろうし、いざとなったら修理屋(買ったところ)に持ち込もうと思っていた。ワイヤーは見えているが引っ張っても全然手応えがない。バイスプライヤーで掴んで引っ張ったらとも思うが、力づくでやって自体を悪化させても困るので諦めた。

 今日、余裕を持って潜り込んだがノブがどういう位置関係で付いていたのかが分からないから為す術がなかった。で、ダメ元でセルを回してみたらエンジンがかかった。昨日は、1〜2秒で諦めてキーを戻していたのだが、今日はバッテリーが完全に無くなっても同じことだと思ってそのまま回し続けた。そして、アクセルペダルを煽ってみた。そう、バイクでプラグかぶりさせてしまったときの要領だ。昨日中途半端に回した時にかぶったのかもしれない(後で考えたらEFIなのでそんなことはありえないし、なんならアクセル操作はしないほうがよかったかもしれない)。とりあえず、絶対にエンジンを止めないように少し高い目の回転でアイドリングし、少しでもバッテリーを充電するために1時間程度走ってきた。

 途中、一度家に帰ってセルが回ることを確認した上で家の前の坂で押し掛けしてみた。完全にバッテリーが無くなったわけではなく、スイッチをいれると電源は入ってコンピュータは動作するので、あとはクランキングさえすれば動き出すと思われたから。コンピュータのスイッチが入らないくらいまでに切れてしまったら無理だろう。また、エンジンが回るまではハンドルもブレーキもアシストが効かないので非常に危険。他の車や人がいないことが確実に確認できるところでしかしてはいけない。後、145のマニュアルには「押しがけはできない」とあることも書き添えておく。

 正月以降、娘の送り迎えとかスーパーとかにしか行っていない。しかも、大半が夜なので充電が十分ではなかったのだろう。しかも、昨晩の低気温もバッテリーの起電力を弱めたに違いない。後一つ思い当たることが有った。先日のチェーン騒動の時に、間違ってリアの熱線ヒーターのスイッチを入れてしまっていた。走っている時に気付いたがスイッチがどこにあるのか分からず放置して駅まで行って、娘を待つ間にマニュアルを確認してスイッチを切ったのだった。あれはライトより電気を使うはずなのでダメージが大きかったかもしれない。

 なお、熱線ヒーターは普段は全く使わない。ルームミラーが壊れてからリアウィンドウから後方確認をする習慣がなくなったから、リアウィンドウが曇ってようが汚れてようが関係ないのだ。だから、熱線ヒーターを使ったことがないしスイッチの場所が分からなくても困らなかったのだった(^^;

 帰ってからは一発で力強くエンジンが掛かったが、今日も夜走っただけなので充電が十分かどうかは分からない。というより、多分不十分だろう。土曜日に車屋に行ってボンネットの開け方を教えてもらってこよう。そして、充電機につないで充電しよう。そうしよう。

 電池工業会によるバッテリ上がりについてのページを見たら、自分の乗り方の多くがバッテリーに負荷をかける典型だった。雨の日に娘を迎えに行くのと休みに片道300mのスーパーに出かけるというのは最悪らしい。

バッテリが放電を起こす使用状況
・長期間車に乗らなかったり、普段あまり車を使用しない。
・シビアコンディションで使用した場合。:(2)1回の走行距離が短く、水温(各部の温度)が低い状態での走行が多い走り方をする場合 8km/回

バッテリの寿命が短くなる使用状況
・雨天時しか車を使用しない、たまにしか車を使用せず走行する距離が短い。
・シビアコンディションで使用した場合。:(2)1回の走行距離が短く、水温(各部の温度)が低い状態での走行が多い走り方をする場合 8km/回


 しかし、充電をするのには充電機を使うのがFAだが、ボンネットを開けられないという特殊条件下ではつかえない。車の充電機能で充電するにはどうすべきかを調べるとちょっとハマった。いろんな説があってどれが本当か良くわからない。

 電装品を全て止めればアイドリングでも充電はできるが、時間がかかる説
 電装品を全て止めればアイドリングを一時間もすれば十分説
 走行を一時間もすれば十分説
 走行しても時間が長くないとダメ説。

 自分が知りたいのは、夜間走行(ライト、ヒーター使用)とアイドリング(電装品全てオフ)とでどちらがいいのか?
 

podcast ひいきびいき 53,54 :写真は何を写す、車、帰省

 昨年末に配信されたものだが、興味深い話題だったのでクリップしていた。

 写真には撮る人の魂も写し取られるというはるかさんの感想を聴いて、WILLY RONIS という写真家の言葉を思い出した。

 カメラは道具、道具は考えない。
 この道具の背景には私の目があり頭脳がある。
 シャッターを押す時、この頭脳が選択する。
 写真家の行為は心の中にある。
 客観性はない。

 男どもはカメラというとメカやスペックに夢中になって、写真が好きなのかカメラという機械が好きなのかわからなくなってしまいがちだ(自分もそうだ)。が、感性の豊かな人がうらやましい。

 また、初めて買う一眼レフカメラに50mm単焦点を選んだところも渋い。今ではズームが標準的だし一眼でも標準的なセットとして提供されるのも広角から中望遠までのズームレンズであることが大半な中、コストパフォーマンスの悪い単焦点を選んだのは素晴らしい。50mmは人間の視覚と一番近い遠近感で、自分が初めて自分のカメラを手にした時には標準レンズと呼ばれていた。

 大地さんの自動車話も楽しかった。甥が cooper mini、姪が mini mayfair に乗っていた頃があって、楽しかったので借りて乗った。これまでに乗った公道走行可能な車両で最もレーシングカートに近い乗り物が cooper mini だった。ハンドルは重いし窮屈だったが、路面との接地感や操作してる感でも圧倒的だった。

 miniの話を聴いて私が初めて買ったカメラを思い出した。デジカメが出る何十年も前の話で、オートフォーカスはもちろん、AEもなかった。写真を撮るということは、ピントを合わせシャッター速度と絞り値の組み合わせを決める事だった(ISOはフイルムで決まってます)。この感覚はminiとよく似ている。やることは多いけど、やればちゃんとその結果がフィードバックされる。機械任せで結果が機械の機嫌に左右されることがない。また、「ここをちょっと」という時に急に複雑な設定をしなければならなくなったりもなかった。

 はるかさんが帰省された時の、「お父さんが独立した人として接してくれるのにお母さんは子供扱いする」というのには「なるほど」と思った。息子たちが50を超えた今でも母はかわらない。無条件に子供として接するのが母というものなのだろう。

雪二日目は撤収作業

20140209_snow 昨晩のうちは2〜3センチ降ったようだが、気温が高かったらしく恐れていたほどは凍ってなかった。10時過ぎに家を出ただけなので通勤時と比較はできないが、先週の昼間でも寒かった日に比べればはるかに気温は高かった。昼ごろには圧雪も溶けてシャーベット状になり滑る心配は殆どなくなった。

 駅から帰ってから雪かきをしたが、気温が高いので必要なかったかもしれない。が、家の前の道路くらいは雪を消しておかないと車の出入りが危険なので1時間くらいかけて雪かきをした。

 駅への往復でチェーンが必要だったのは家の前20mくらいだけで、幹線道路は少なくとも自動車の轍部分は路面が出ていてチェーンは足枷にしかならなかった。チェーンを着けている車はなく、他の車が自分の後ろに停滞して道を譲らなければならなかった。それもあって雪かきをしたのだが、雪かきをしたお陰で完全にチェーンは不要になった。天気予報でも雪になる心配はなさそうだったので、チェーンを外した。

 昨日の疲れとダメージで右手に力が入らなくて苦労したが、両手を使ってゴムバンドを外す方法を見つけたらそこからは時間はかからなかった。両輪を含めて15分くらいで外せた。このうち10分以上は一本目だったので、慣れれば両方で10分はかからないだろう。

 ここら辺り(兵庫県南部)の雪は、雪国の雪と違い一日天気が良ければ溶けてしまう。街角のそこここに立つ雪だるまの命も長くはないだろう。