トレーニングログ 2017/04/02 MTB&エリプティカル・ワークアウト

 

養蜂箱
春といえば養蜂箱
 天気が良かったが、起きた時に少しアキレス腱が張っている感じがあったので今日は走らないことにした。

 午前中は人間病院wikiのメンテをして、昼食後 Wilier 405 で出掛けた。前に、昭和風の建物が多く残ってそうだった綾部市に行ってきた。

 右の写真は由良川にあった養蜂箱。菜の花やレンゲでハチミツをとるのだろう。子供の頃は春にはけっこう民家の近くの畑に設置されていて肝試しのネタになっていた。もちろん、自分も刺された。

 グンゼ資料館 綾部市といえばグンゼ。絹織物から始まった繊維、紡織業をその基礎としているのだろう。グンゼというのも「軍是」という名称が発祥で、第一次世界大戦か第二次世界大戦では軍用の制服を納入していたのだろう。自分が子供の頃は、上の養蜂箱があった辺りは一面桑畑だった。田畑は少なくて独特な景観だった。

 グンゼ資料館は毎日は開館していないので、調べていく必要がある。それほど興味はないので行く気はないが、建物が素晴らしいのでP330を持って行ってみたい。近くには、お土産屋みたいなものがあったりしたが一円も持っていなかったし鍵を持っていなかったので覗けなかった。まあ、鍵がなくても心配ないくらい人はいなかったが。

 帰ってからジムに行った。昨日が休みだったので、少し多め。レッグプレス、トーソローテーション、腹筋、背筋、ヒップアダクション(内・外)、プルダウン。閉館時間(日曜日は17:30)が迫っていたのでエリプティカル・ワークアウトは少なめの30分。Tarzanを読みプロ野球を観て軽く回した。日曜日の午後はスポーツイベントがあるので、少なくとも、バラエティ番組よりは暇つぶしができる。

 ソメイヨシノはまだ蕾が固いが、オオイヌノフグリやタンポポは咲いていて、土筆も伸びていた。やっと春が来た。

トレーニングログ 2017/04/01 ペース走

Reebok Zprint 3D sole
前の方のえんじ色の部分は結構柔らかい。
 10時過ぎに部屋を出て走った。10km くらいのペース走をするつもりだったが、出だしが寒くてテンションが上がらなかった。Tesla の裏起毛フリース上下にしてよかった。ホントは15度くらいの気温の中で走る予行演習にしたかったんだが。15度以上のランは去年の10月以来だから来週のハーフが不安だ・・・

 少しふくらはぎに張りがあったのと足首が油切れっぽい違和感があったこと以外は悪くなかった。Pebble 2 の心拍は 180bpm を記録していたが実際にはそんなことはなく、150~160台で推移していたと思う(もう、心拍計要らないかもwww)。

 今日は Reebok zPrint 3D で走った。靴下が厚かったのか少し足先が窮屈だった。ソールは薄く、拇指球付近の特徴的な凸凹が分かるようだった。ここで着地するような走りが理想なんだろうか。

 公園に差し掛かったら、公園でサックスの練習をしている音が聞こえた。珍しく聴いたことのあるメロディが途切れ途切れに聞こえた(音が聞こえにくいのではなく、演奏が途切れ途切れなのだ)。考えながら走っていたら思い出した。Beatles の I wii だった。一昨日、iPhone のライブラリを見ていて偶然 White album を数年ぶりで聴いていたのだった。メジャーな曲なら珍しくないだろうが、シングルカットもされなかったしヒット曲でもない、どちらかというと地味な曲を偶然聴くというのは不思議な気分だ。単なる偶然だし、曲がマイナーだから心に引っかかっただけだろうが・・・

 でも、White album の中のヒット曲だからといって Back in the U.S.S.R をサックスで吹かれても戸惑うが(^^;…

 因みに Whte album の中で一番好きな曲は “Revolution 1″ だ。”Revolution” ではなく “Revolution 1″。曲の最初に “Take 2” という声が入っている。当時のシングル曲は3分くらいだったので、採用されなかったと何処かで読んだ。

トレーニングログ 2017/03/31

 経理の時には毎年3月末は工場で棚卸だったが、異動してからは穏やかに過ごしている。とはいうものの、いろんな不愉快なことは振ってくるわけで、そんな災難を交わしながら年度を終えた。

 明日はジムの休館日だし会社も休みなのでゆっくり汗を流した。

 レッグプレス、ヒップアダクション(内・外)、腹筋、背筋、プルダウン、トーソローテーション、エリプティカル・ワークアウト45分。

 レッグプレスとトーソローテーション、背筋は二日連続になるが、前日の疲れも残っていないのでやってみた。筋トレの効果を感じられないのは慎重になりすぎて負荷が足りないのではと感じるから。

 

ヘルスケア フィットネスクラブが目指すべきビジネスモデル

 こちらのエントリを見れば自分が通っているジムがデータを取る機会や使う機会を全く活かしていないことが分かる。

 今のビジネスモデルは場所の時間貸しモデルだ。一番儲かるのは月会費を払いながらも施設を利用しない幽霊会員だ。カインには来てほしくないと思っているかもしれないので、顧客満足度を上げればいいというものではないかもしれない。しかし、幽霊会員は必ず気づく。「俺、なんでジムの会費払ってるんやろ」と。これが今のビジネスモデルの限界だ。

 顧客満足度を上げてジムの利用者を増やす。増やすためには新規の客を集めるのと同時に退会者を減らさなければならない。そのためには、顧客満足度を上げるしか無い。ただ、今の状態のまま客が増えるとマシンが使えない状態が発生し顧客満足度を下げることにつながる。来館する客を増やしながらも顧客満足度を上げなけれならない。

 ジムに行って気づくのは、60歳以上の利用者が予想外に多いことだ。老人の運動機会を増やすのにジムは最適だ。外を歩いたり走ったりはなかなか難しいし負荷がかかりすぎても体を痛める。ジムでトレーナーの適切なアドバイスのもとで運動すれば効果は大きいと思う。昼間の利用料金の安い時間帯が使えるし。高年齢割引も充実させればいいと思う。後、肥満体型の人も頑張っている。素晴らしい。歩こうと思っても膝や腰を痛めてしまいそうなまでになってしまったら、ウォーキングすら危険だ。自分的にはリカンベントバイクをオススメしたいが、トレーナーが教えるのか、アップライトのバイクに乗っていることが多い。アップライトだと尻が痛くなるから長時間漕ぐことは難しい。リカンベントバイクで1時間以上回したほうがいいと思う。これらの人に適切にアドバイして健康にすることは社会的にも価値のあることだし、顧客にも喜ばれるだろう。

 場所やマシンを貸すだけでなく、サービスを提供することへのビジネスモデルの変更が必要だ。スタッフ全員がディズニーの「キャスト」のようにサービスを提供できるようになれば顧客は増えるはずだ。

 これを達成するための方策を考えてみた。

顧客データの収集と活用

 実は、これが全てと言っても過言ではない。入会時に提出される個人情報は貴重な資産だ。そして、ジムで取得できるデータはそのデータの価値を更に高めるだろう。(これについては後日まとめる)

IDバンド
fitbit AltaHR データを収集するためのキーは、個人情報とデバイスからの情報をつなぐためのIDだ。誰がいつ、どのマシンでどれくらいの時間運動をしたか。体重や体脂肪率がどう変化したかが個人別に把握することが重要だ。そのために提唱したいのが、IDバンド だ。Bluetooth 又は NFC を使ってジムのセンサーや他のデバイスと会話する。単体ではフィットネス・トラッカーとして生活習慣のデータを収集すると同時にアプリでその情報を提供する。

 形状 は fitbit Alltar HR のようなものとなるだろう。ジムのオリジナルロゴを入れて、IDバンドをしていることでそのジムに通っていることを表現できるようになるのが理想だ。何かの機会で同席した人同士がIDバンドを見て「ジムにいかれてるんですね。」となれば最高だ。

使用例
 来退館時は無人のゲートをくぐる。NFC で来館時間が記録され、登録した顔とIDバンドの照合を行う。バンドを他人が使用するのを防ぐためと、スタッフを出入り口に常駐させる必要をなくすことが可能。

 チェックイン情報をサーバに登録すると同時に、IDバンドに使用するロッカーの番号を表示する。ロッカーの情報もサーバで管理し、使用開始時刻や使っている客の標準的な滞在時間から開いているロッカーのどれが最適かを割り出してロッカーを割り当てる。隣り合ったロッカーを使っている人同士が同時に着替えるのは窮屈だ。ロッカーを使うのは入館時と退出時のそれぞれ数分だけだ。これをずらすことはそれほど難しいことではないだろう。これが実現すれば今のままのロッカー数で利用者が増えても困らないだろう。(実際に、SD fintess のロッカーは上下2段になっているが上下のキーが抜かれているのを見たことがない。)

 ジムフロアのゲートを通るとバンドにオススメのトレーニングマシンがIDバンドに表示される。オススメのトレーニングマシンは、各人のトレーニング履歴やトレーニングプラン(*)と使用中マシンの状況(残り使用時間や予約状況)から割り出される。オススメのマシンに行く場合にはIDバンドをタップして予約する。

 別の順番で行いたい場合にはIDバンドのボタンでキャンセルし、任意のマシンの前に行きセンサーにかざす。予約なければ解除され、予約が入っていれば、そのメッセージが返される。

 筋トレ系マシンには動作・強度センサー 、液晶タッチパネルとIDバンドとの通信装置を付けられている。使われていない間、液晶パネルには使い方や効果を説明する動画が表示されている。予約が入っている場合には予約状況も表示される。

 マシンはIDバンドをかざさないと使えないように安全装置でロックされている。

 ユーザがIDバンドをかざすと、液晶パネルに使用履歴とトレーニングプラン(*)が表示されるので、オススメのプランに従うか「強め」「弱め」のボタンをタッチして負荷を決定する。

 運動中には液晶画面に、推奨する運動のスピードをガイドする動画や音を出力する。IDバンドの心拍センサーで取得した心拍数を液晶に表示するとともに、異常時に緊急停止する。 応援アニメや普通の映像コンテンツを表示することも可能にする。インターバルにはジムからのメッセージを流してもいいだろう(広告なども考えられる)。

 運動を終えてその場を離れれば、その記録(負荷・回数・時間等)がクラウド(**)にアップロードされ、 使用履歴に登録される。次回の履歴画面やトレーニングプランに反映される。そのデータはジムのスタッフからもアクセス可能(入会時に断っておくこと)。

トレッドミル(リカンベントバイク、エアロバイク、エリプティカル・ワークアウト)
 マシンのデータ収集については前に書いたとおり

体組成計、血圧計
 全てのセンサー情報は個人情報に記録され推移を見られるようにする。

スタジオ
スタジオの予約は入り口の端末またはネットで行えるようにする。スタジオの予約を入れた日にはリマインダーを送信する。

 スタジオの出席状況から、トレーナーからのアドバイスを行う。ダンスなどはミルと同様に動画撮影を行い、フィードバックとコーチングに使用する。

◯トレーナー、スタッフ
 今行っているジムでは、スタッフは来退館時のバーコードチェックでしか関わっていない 他に、事務手続きと 入会時にマシンの使い方を教えてくれるのと、体組成を測ってくれるのと、物販も行っているが普段は無関係だ。これはがもったいない。が、彼らは客のデータを全員が共有してはいない。客が記録しているトレーニング記録も全く見ていないし、紙ベースの手書き情報を全部把握できないのは当然だ。客が記録したトレーニング記録は重要だし貴重なものなのに、全く使われていない。

 提案していることが実現されれば、全スタッフが客のデータを手元の端末で確認できる。誰がどのような目的で来ていて、今どのような進捗なのかが分かる。それをきっかけに話しかければ客の満足度は大きく上がるはずだ。来週初マラソンに挑戦しようとしている人がいたら、「XXさん、いよいよですね。今週は調整だけにしましょう。」といった声掛けができる。ダイエット目的の人を励ますこともできるだろう。それらは継続の糧になる。そして、ジムにとっては金づるをつなぎとめる役に立つ。

◯サービス
*トレーニングプラン(ダイエットプラン)
 トレーニングプランは使用履歴データと入会時のカウンセリングデータ、身体データ、バンドから収集した生活習慣トラッキングデータから作成する。

 機械的なプラン作成は自動的に無料で行い、対人カウンセリングを有料にすればいい。そこで顧客満足度がトレーナーの評価につながるようにすべきだ。

**データクラウド
 全てのデータはヘルスケア産業にとって垂涎の的となるだろう。保健データ(健康診断結果や病院の履歴データ)と運動習慣や生活習慣を結び付けられれば、新しい知見が得られるだろう。自社で分析して、効率の良い減量プランや走力強化プランを提供することも考えられる。ジムにとって、そこで取ったデータを欲しがるヘルスケアや医療関係者をも顧客にするのだ。

 その際に、他社と提携して、用品(シューズやウェアなど)の優先販売を行うこともできる。相当絞り込んだ広告が打てるはずだ。店内のタッチパネルから発注することも可能だろう。引き落とし口座や住所情報はジムで持っている。バンドがキーなので認証も可能だ。ジムの端末からでは登録住所以外に送れないようにしておけば、他人のバンドで物を買うことは防げるだろう。

 また、客に対してはクラウドのデータを個人のネットワーク端末で見られるようにする。来館頻度の落ちている客にサービスを行ったり、モチベーションアップを促すプロモーションを行ったりもできるだろう。例えば、「10月にマラソンに出る予定」を申告しているのに足が遠ざかっているような人がいれば「トレーニングの進み方はいかがでしょうか?アウトドアのトレーニングは重要ですが、トレーニングの成果を確認したりフォームのチェックをするためにジムに来られてはいかがでしょうか?」といった投げかけが可能だろう。

 そして、個人情報をマスクして外部に販売するというビジネスに繋げられる。また、API を通じて他のサービスとの連携も考えられる。外を走ったデータをジムでは把握できないが STRAVA や Runkeeper のようなサービスと同期できれば、その人がサボっているのか、外でのトレーニングを重点的に行っているのか一目瞭然だ。それによってトレーニングメニューやアドバイスを変えられる。

 外でのランニングを繰り返しているのに「最近サボってんちゃうん?」みたいなメッセージが来たらジムを辞めようかと思うだろう。でも、ジムに何週間も行ってないのに「トレーニングは順調ですね。フォームのチェックのためにジムにいらしてはいかがでしょうか?」というメッセージが来たらジムを続けようと思うだろう。

 考えて欲しい。初マラソンの前に「がんばってください」と言われ、マラソン後にジムに行ったら「XXさん、おつかれでした。完走おめでとうございます。ジムのバンドのログを使ったアドバイスをしましょうか?一回1,000円ですが、STRAVA のログを使った分析とアドバイスもありますが」と言われて断るランナーがいるだろうか?

ビジネスモデル

IoT
http://www.irasutoya.com/
 顧客に場所を貸すだけでなく、サービスを提供するビジネスモデルへの変更だ。更に、顧客のトレーニングログのデータを分析し研究機関や医療機関に提供したり、新しいヘルスケアサービスを作ることも視野に入れなければならない。

 早くしないと、Life fitness にデータを全部持っていかれる。ライバルはそれだけではない。個人の運動やライフログデータを欲しがっている企業は雨後の筍状態だ。これについては別に書く。

 フィットネスクラブは身長・体重・年齢・性別といった個人情報と紐ついた運動ログをとる一番有利な位置にいる。このアドバンテージに気づくかどうかで、10年後に生き残れるかどうか決まる。

 「今のままでも入会者と退会者が同じなら存続できる」というのは甘い。そのうち退会者のほうが上回る。商圏内の人口が増えているところならともかく、人口が減少しているところで、需要が一巡したら必ず退会者が上回る。一度退会した人を呼び戻せるようなサービスをしない限りジリ貧だ。今のままでは SD fitness 福知山は10年以内に閉館するだろう。自分は4月で退会するので、寂れていく様子をレポートできないが、閉館したら書くww

トレーニングログ 2017/03/30 トレッドミル4km

 大殿筋の調子が戻ってきたのでレッグプレスを100kgにした。グルート、トーソローテーション、背筋、レッグレイズ、トレッドミル35分。

 腹筋をやった翌日でもレッグレイズが辛くなくなってきた。対する背筋は15回だと3セット目がキツイ。背筋が弱いせいでフォームが保てないのかもしれない。4月末で退会なのに・・・気づくのが遅すぎた。

 今日は天気がよく、気温も高かったので、帰ってから外を走りたかった。が、後でジムに行くことを考えると面倒くさい。ジムの後で走るのは風呂の関係上あり得ないし・・・

 会社で走って会社の風呂に入るというのもいいが・・・会社の風呂はアウェーだからなぁ。自分のロッカー無いし・・・

トレーニングログ 2017/03/28,29 リカバリ

28日

 アキレス腱も足底腱膜も膝も無事だった。が、20km走行後のレッグプレスは調子に乗りすぎだったのか、大殿筋に少し痛みがあった。

 昼に3km程度リカバリ・ウォーキング。

 ヒップアダクション内(外はマシンがふさがっていてできなかった)、トーソローテーション、エリプティカル・ワークアウト30分。

29日

 昼休みに約3kmウォーキング。

 ヒップアダクション(外)、腹筋、背筋、レッグエスクテンション、レッグカール、エリプティカル・ワークアウト45分。朝、わずかだが大殿筋に痛みがあったので大事を取ってレッグプレスとグルートはしなかった。こういう時でもレッグエクステンションやレッグカールなどで周囲の筋肉だけに負荷をかけられるのがマシンのメリットだ。

ヘルスケア産業の IoT とは・・・ Life fitness はとっくに気づいていた

life fitness  SD fitness に置いてあるマシンは Life fitness というメーカーのものだった。ネットで調べたら、自分がマシンに求める多くのことが既に取り入れられていた(Life fitness)。インターネット接続も、ストリーミングサービスも、USB充電ポートも、通信も、アプリも、API による他のサービス(Apple ヘルスケア、google ヘルスやサードパーティアプリ)も全て実現されていた。いちばん重要な顧客データのDB化と提供さえもだ。SD fitness にあるマシンが型落ちの古いものだっただけだった。

 一番重要な顧客のトレーニング情報の収集・提供を自社のクラウドで囲い込もうとしている。Life fitness はとっくの昔に気づいていた。ですよね~

  しかしまだ完璧ではない。具体的な競合他社を知らないが、まだチャンスは有る。トレッドミルには改善の余地がある。トレッドミルのベルト部にセンサーを設置すれば着地の情報が取れる。ベルトの速度は分かっているので、ストライドの長さやピッチも正確に分かる。ストライドを検出できるデバイスは多くない。更に、左右のバランス、接地時の衝撃、接地時間、ステップの乱れといった情報も取れる。更に、ミルの前と横にカメラを埋め込み、腕の振りや上半身の使い方、姿勢を分析することも可能だ。これらをAIに食わせることで走行中に「背筋を伸ばして」とか「着地位置をもっと後ろに」といったアドバイスがリアルタイム、かつ無人で(ココ重要) 行える。

 また、筋トレ系マシンが IoT 化されていない。筋トレをやっているストイックな人達がデータ分析に興味がないはずはない。彼ら・彼女らにトレーニングログを提供すれば喜ばれるに違いない。

 また、個人認証にスマートフォンを使っているのも僅かなスキだ。自分が提唱しているIDバンド(フィットネス・トラッカー)を使って認証するサービスも行えば強力な囲い込みが可能になるだろう。

 医療系のサービスや旅行会社、リゾートホテル等との連携も視野に入れたビジネスモデルがフィットネスマシン製造会社の次のステップだろう。

 ここで重要なのは、Life fitness 社が戦わなければ相手がフィットネス・マシンのメーカーだけでないということだ。マシンを置いてくれるジムとは、従来は運命共同体だったかもしれないが、競合になる可能性もある。旅行会社やホテル、ひょっとしたら Google や Apple まで巻き込んだビジネスモデル戦争が始まるかもしれない。

トレーニングログ 2017/03/27 青野ダム後ジム

 今日は休暇。自宅から社宅に移動する途中で青野ダムに寄って走ってきた。家を出たときは曇りがちで、気が重かったが、走り出す頃には晴れてきた。冷たい風が吹いていたが、青野ダムの南は道の間際まで木々が生い茂っていて風を受けないのであまり影響はなかった。が、北の方は畑の中の一本道みたいなところや橋では北風が向かい風になってきつかった。

 今回意識したのは、止まらないこと、息をしっかり吐くこと、姿勢。ノンストップは達成できたが、息と姿勢は修正しては元に戻るの繰り返しだった。

 今日は足の調子は悪くなくて膝もアキレス腱も痛まなかった。気温は10度くらいで晴天だったので、無風で日差しのある場所では暑いくらいだったが、風は冷たくて手袋をしていても手は冷えてかじかんだ。途中、ポッドキャストの再生と STRAVA のアナウンスが止まってしまったが、走りながら操作することは出来なかった。12kmくらいからは勘でペースを作った。

 そこでジャムパンを食べ、缶コーヒーを飲んで車で社宅に移動。着替えてジムに行った。平日の昼間は空いていたので、普段やらないマシンを試した。さすがに下半身をいじめる気はしなかったので、レッグプレスだけにした。が、案外筋トレをしても辛さはなかった。

 腹筋、背筋、チェストプレス、プルダウン、レッグプレス、トーソローテーション、上腕三頭筋の後エリプティカル・ワークアウトを30分やって帰った。神戸ラブランの時は消耗しきったが今回はそれほどでもなかった。イベントは走る前後でエネルギーを使うんだろうか。

 青野ダムの南のほうは木に覆われた道が多くGPSの誤差が大きい気がする。蛇行したように認識されていて、実際の走行距離より長く記録され、結果としてペースが高く表示されている。4分台があったが、その時は水を飲むのに手こずってペースが落ちたスプリットだったはずだ。なので、今日の記録を持ってサブ2達成可能かどうかは、残念ながら、怪しい。

 今日は Nike Free 4.0 flyknit にした。本番もこれで走るつもり。 New balance VAZEE Rush はそろそろ引退させたいし、Reebok Zrint 3D はまだ足に馴染んでいないから。なんとなく、これまでトレーニングを共にしたシューズで本番を走りたい気持ちもあるしwww本来 Free シリーズは本番用ではないが、自分のレベルでは「反発力」なんて関係ない。

フィットネスクラブ(SD Fitness)にお願いしたいこと(_ _;)

SD fitness で撮影したものではありません。
SD fitness にお願いしたいこと。

フロアでのスマートフォン、タブレットの使用を許して欲しい(写真撮影の禁止は継続)。
退屈せずにトレーニングができる。
トレーニングの記録をスマートフォンのアプリで行いたい。
カーディオマシンでACアダプタを使えるようにして欲しい。
上が前提ではあるが、音楽プレーヤーとして使っている場合でも電池切れはあるのでACアダプターがあれば助かる。
トレッドミルで走っているところを個人のスマートフォンで撮影するサービスを行って欲しい。
ダンスやスタジオプログラムでも自分のフォームをビデオ撮影して欲しいという希望はあると思う。
トレッドミルだけでいいから扇風機を置いて欲しい。
汗でランニングに集中できないし、長時間のトレーニングができない。
スポーツタイプのポジションが取れるエアロバイクを導入して欲しい。
アップライトのバイクは尻が痛い。リカンベントバイクでは上体が使えない。SPDシューズが使えないのでペダリングの練習にならない。ポジションが取れないので長時間乗れない。
水風呂を設置して欲しい。
サウナの後で体を冷やすのにシャワーしか使えない。
ヨガローラーではなく GRID triggerpoint を置いて欲しい。
ユーザ情報を活用したサービスを行って欲しい
個人別のトレーニング記録をスタッフが取り出せるようにすれば、フロアで会った時に積極的にアドバイスができる。現在のビジネスモデルではスタッフの成長は期待できないし長続きしないだろう。利用者の定着率や満足度を上げるための行動を取れるように育てるべき。そのために、トレーニングのカウンセリング技術を磨くのと同時に、利用者のデータを簡単に取り出せる仕組みを作ってサポートすることが必要。
スタジオの予約をスマートフォンからできるようになれば便利に感じる人が多いと思う(自分は関係ないが)。
スタジオレッスンの参加状況も貴重な顧客情報だ。これを手書きのノートで腐らせているのは愚かと言わざるをえない。
マシンを最新のものに入れ替えて欲しい
一番難しいかもしれないがwww

 現在の SD fitness のビジネスモデルは会員制場所貸しモデルだ。岩盤浴や加圧トレーニングなどの従量課金や用品やサプリメントの販売も行っているが利用頻度は少ない(自分の感覚)。サービスとしてはスタジオレッスンや子供向けダンス教室が有り、固定客を掴んでいるように見える。

 会員制場所貸しモデルで一番儲かるのは会費を払いながら使用頻度の低い客だ。しかし、そういう客は遠からず退会する。退会する客と続く客の利用頻度を統計処理すれば答えは分かる(この程度の分析は今の入退館データからでも取れるはず)。そして、レッスンに定期的に来る顧客とマシンだけ使う客との継続期間も調べるといい。おそらく、レッスンに来る人のほうが長続きしているはずだ。ジムで顧客の満足度を上げるのはサービスだ。

 また、場所貸しモデルではスタッフは店番でしかない。成長を望めない職場になってしまう。 場所のキャパが決まっている限り、給料を上げることもできない。フィットネスやダイエットを個人別に行えるようにすることで顧客の満足度アップ、スタッフの成長につなげるべきだ。これにより、顧客の増加が見込まれれば、フロアの拡張といった投資も可能になるだろう。

 今は競合がないからいいが、新しいマシンやサービスを提供する競合が現れたら価格を下げるしかなくなる。そうならないためにビジネスモデルの変更が必要だ。(SD fitness グループは郊外で展開していて競争を避けているように見えるが・・・)。

 最後に、水素水の販売はやめた方がいい。ゲルマニウム温浴と岩盤浴の館内宣伝アナウンスの文章は見直したほうがいい。かなりオカルト風味で、良識が疑われるレベル。あれを定期的に聞かされるのは苦痛だ。

追記:
 昼に行くと高齢者がいる。停年後で昼に行ける人が昼間コースを活用しているのだろう。また、肥満体型の人を見かけることが増えた気がする。これらは素晴らしいことだ。特に、肥満体型の人はエクササイズによって減量することが健康に直結するだろう。同じことはウォーキングや食事制限でできるが、ジムに入ることがきっかけで効率よく減量できたり、継続できるとしたらメリットは大きい。すくなくとも、これまでのやり方(生き方?)では出来なかったことにチャレンジしているのだ。

 これらの人をデータを活用し、保健機関などと協業してサポートできれば社会的にも価値のあるビジネスになりうる。

関連するエントリ。他にもあるから探してみようwww
ヘルスケア フィットネスクラブが目指すべきビジネスモデル
ヘルスケア IoTデータに群がる野獣共
ヘルスケア産業の IoT とは・・・ Life fitness はとっくに気づいていた

トレーニングログ 2017/03/25 船坂・有馬温泉ルート

 昨日、レッグプレスを高い強度(自分なりにだが)でやった翌日だったので、久しぶりに伊蔵号で走ろうかと思っていたが、明日の降水確率が高いので、今日のうちに走った。なんせ、ハーフマラソンまで2週間しかない・・・

 太い国道沿いは退屈でうるさいので船坂・有馬温泉周回にした。船坂までの3kmくらいは細い県道の割に自動車の通過台数が多く五月蝿くてしょうがないが、船坂の交差点を曲がってからは静かになる。アップダウンが続くが自然な地形に沿って走るのは、不自然な直線道路より気持ちが落ち着く。気温は10度もなく肌寒くて、例によって手袋をしていても冷たくなって鼻水も出たが、体はちょうどよかった。