windows XP インストールは理不尽さとの戦い

 朝起きたら、地球外生命体が勝手に直してくれているかと思っていたが、洗濯機やふろがまの時と同じく、来てくれてはいなかった。ニューヨークじゃないから仕方が無い。ということで、気を取り直して windowsXP の再インストールをしてみた。が、SP3 のインストールは途中で止まった。windowsXP のインストールとSP2適用、アップデートだけで1時間以上かかるので、もう限界。

 どうせ iMac のWindows環境は息子のゲームと自分の SUUNTO と GARMIN のログ管理用プログラム。その他、win でしか使えないようなフリーソフト(JOE とか)を動かすためにしか使わないので、SP3 を入れずに済ますことに決定。セキュリティ対策はそれ用のフリーソフトでカバーすることにした。

 で、最後の再インストールをして、環境を構築した。これに時間がかかる。セキュリティ系のアップデートが山のように入り、途中で再起動がかかったりするので席を離れられない。しかも、リストを見ていたら IE 6 のアップデートとかまで含まれている。「今時そんなもん要らんちゅうねん」と思っていたらIE8のインストーラーが起動した。「だったら、最初からIE6のアップデータなんか入れるなよ」と思いながら IE8 が入るようにボタンを連打した。しかし、最終的にアップデート(76本)が終わって再起動したらIEは6のままだった・・・その後も、何度かアップデータを入れろと催促されてほとんどそのたびごとに最起動しなければならなかった。アップデートは一回にまとめられないものなんかな?

 次に、ウィルスアーマーの導入だ。これは最初からMicrosoft Security Essentials で行くつもりだった。無料だし、マイクロソフトならアップデートもwindows updateでやってくれるのではと考えたからだ。しかし、SP3 のインストールができていないせいか、他にも必要なアップデートが入っていないのか、インストーラが動かなかった。そこには、必要となるソフトが示されていてリンクもあった。「これを入れたらええんやな。親切やん。」と思ってのもつかの間、そのサイトのファイルをダウンロードして起動しようとしたら「言語環境が違うので自分の環境にあったものを使ってね」と出た。日本語のサイトから飛ばされてきたのに?「どないせいっちゅうねん」と切れて、フリーのソフトに切り替えた。こちらは、途中で何回も有料のアプリや期間限定の試用版を入れるよう仕掛けられたトラップに引っかかりそうにながら(一回は間違えてノートン試用場を入れてしまった)無事インストールできた。

 ここまでできて、次は Mac パーテーションのリストアに戻った。DVDから Lion をクリーンインストールして、外付けHDDから環境を引き継ぐ設定をして自転車に乗りに出かけた。気が急くのでいつもより短めの時間で切り上げて帰ったらちょうど残時間が30分くらいだった。再起動したら新規インストールしたとは思えないような見慣れた画面(昨日も見たけど)。

 次に、Bluetooth keyboard と magic mouse をWindows環境でも使えるように試行錯誤を繰り返した。あまりこの件で苦労している人はいないのか、参考になる情報は少なかった。Bluetooth keyboard と magic mouse をwindows 環境で使うためにはドライバがいるらしいことは分かった。しかし、Apple のダウンロードサイトでは見つからなかった。海外のダウンロードサイトで見つかったが途中で止まってしまう。アップルのサイトはリンク切れや検索しても見つからなかったりして使えなかった。

 Bootcamp の最新バージョンが気になって調べたら3.0だった。Bootcamp のバージョンを調べたら3.1が最新版らしかった。Lion のインストーラーには3.1 が入っていたのかもしれないが、Lion の Bootcamp には windows 7 ディスクを入れろと言われたので使わかなったのだった。windows7を要求してくる3.1が XP で動くのかどうか不安だったが、失敗しても時間さえかければ失うものはないまっさらなシステムなので、ダメ元で適用してみた。

 Bootcamp は Mac のソフトウェア・アップデートでやるのかと思っていたが違った。Windows の Apple software update (やったかな)でやるのだった。ここは盲点だった。だから、サポートのダウンロードページに単体のアップデータが無かったのだ。それはいいが、ページを消すんじゃなくて、「Bluetooth のドライバは 3.1に入れといたから Apple Software update を使って入れてね」と書いといてくれれば1時間半を浪費せずに済んだのに・・・

 アップデータが動いている最中に windows がBluetooth デバイスドライバを認識してアラートを出した。そして、再起動後、コントロールパネルのBluetoothを開いて、何度も「追加」したり削除したりを繰り返した後で安定してつながるようになった。このへんの不安定さの理由は全くわからない。(しかし、Apple のドライバでつながっても、magic mouse のジェスチャーは使えないし、スクロールの向きも通常のマウスと一緒だ。同じマウスなのに動作が逆なので使いにくい)。

 今日のところはここまで。Suunto と GARMIN はサポートソフトを探すことからはじめなきゃならない。その後、カシミール3Dの環境設定だ。こちらはゆっくりでいいや・・・疲れた。しかし、原因が全くわからないアップデータの失敗やSP3の壊れたファイルなど、Microsoft のXPに対するやる気のなさが現れているような気がする。今時XPをクリーンインストールして SP3 を適用しようなんて奴は多くないだろう。今でもXP SP2を使っているような人はSP3なんて知りもしないだろうし、SP3が必要だと感じているような人は XP を使っていないだろう。

iMac メモリ増設・・・なはずが

 今使っているiMacは2007mid だ。先日、購入後満4年を迎えた。会社ならリース切れで入れ替えだ。しかし、うちの iMac はまだまだ現役だ。

 実際、windows マシンだと4年も使ってると不具合が発生して使用が厳しくなってくる。4年以前のハードウェアスペックなので当然ともいえるが、使っているアプリが変わるわけではないので(会社の場合には ms office も同時にリースで買うので途中でアップグレードされることはない)、遅くなる理由はないんだが、月日と共に遅くなっていき、不安定になって最後の一年は忍の一文字で耐え忍ぶ感じになる。あまりに時間のかかるタスクは新しいPCを使っている同僚に頼んでやってもらうことすらあった(今年リプレースなので社内では最新機種だから今はそんな必要はないが)。

 一番腹立たしいのは、一番不安定になるのは MS Excel と Word ということだ。windows の純正ソフトといっても過言ではない。MS の代名詞とも言えるソフトがまっさきに不安定になる。これまで、excel が落ちて失った時間を数えたらむかっ腹たって眠れなくなりそうだ。まあ、windows 7 で office 2010 を使ってる今では、トラブルの回数は減ったし、以上終了してもリカバリできることが多くなったことは書き添えておく。

 話がそれてしまったが、iMacは今でも快適だ。先日 HDD がトラブって苦労したが、スペック不足になったわけではないし、リカバリ後は普通に使えている。

 そんなiMacなので、さらなる延命を図るためにメモリの増設を画策した。使っているiMacはメモリスロットが2つあって、最高 4G まで使える。今入っているのは 1GB x 2 も計2GB。この際なので、2GBX2で4Gまで増やそうと思った。Amazonで探したら3,300円というものがあった。規格も大丈夫そうだったので買ってみた。今日、メモリを換えようとやっと動き出した。しかし、iMacに付いているメモリを外して驚いた。ノートPC用みたいな形状のメモリだったのだ。つまり、買ったものはつかない。ということ。

 自分のミスなのでクレームを付けるわけにはいくはずもなく、再度(今度こそは間違いのないもの)メモリを発注した。やれやれ・・・

ええ!あの混乱を再び?>win

 win95やIE4の大騒ぎを再現したいのはMSとマスゴミ(ハウツー本の売り上げに貢献すること間違いなしだから)だろう。

 必要もないのに、MSの言葉を信じて、まともに動くはずのないようなハードにvistaをインストールしてしまうユーザが後を絶たないのだろう・・・

「Win 95の感動をもう一度」–MS、Windows Vista発売に向け一大キャンペーン展開へ – CNET Japan

サンフランシスコ発–Microsoftが、「Windows Vista」の発売に向けて、大々的なキャンペーンを準備している。同社では、「Windows 95」を発売したときのようなお祭り騒ぎを再び起こしたいと考えているようだ。

不覚:セキュリティアップデートが14も未済

 従来は、管理者権限がなくて自分でWindowsUpdateを実行することはできなかった。春先に、実行できるようになったときに、一通りのアップデートを済ませて(そのときも1時間近くかかったが)、自動更新をインストールして一安心していた。使っているのはwindows2000pro。

 今日、東京証券取引所への開示情報を送信するためのセットアップマニュアルを読んでいたら、ActiveXのセキュリティチェックをするようにという注意事項があった。ついでだし、他のUpdateもないか調べてみたら14ものセキュリティ・アップデートがリストされた。あかんやん、俺・・・orz

 まあ、win2000は少数派ではあるが、XPにだってこの半年間で同じくらいアップデートがあったはずだ。なのに、情報部門からは何の指示もない。ええんかいな・・・

 公式メーラーとしてOutlookは使っていないがアンインストールはしていない。ブラウザはアップデートしていないIEで無制限にアクセスしている。ええんかいな・・・

 しかも、上のような状態で、管理者モードでユーザアプリ感覚でパソコンを使っている。ええんかいな・・・

 しかし、こういうのを見ていると、アップデートで対応済みなウィルスやワームが未だに撲滅できない理由が分かる気がする。こういう使い方をしている人も、家ではADSLや光でつないでるんだろう。買ったままのwindows XP home edition をそのまんま何年も使っているに違いない。下手すりゃM$にサポート打ち切られて無防備なまま放置される可能性すらある(98SEやwinMeをまだ使っている人もいるが、対策も何もとりようがないだろう)。

 ま、偉そうなこと書いても、先日まで使っていたfedora core 1はかなりやばかったが…