Evernote 再考

evernote-icon かなり以前に Evernote はインストールしていたが、月額アップロード制限が 40MB ではウェブのクリップには使いにくいと思って使っていなかった。アプリのUIも煩雑な気がして、シンプルなテキストエディタ系のアプリをネタ帳に使っていた。Simpletext.wsPlaintext を経て、昨年からは Mobislenote を使っていた。

 3月にEvernoteから「Penultimate ユーザに1ヶ月のプレミアムサービスを提供する」という内容のメールが届いた。Penultimate というのは iPad 用の手書きノートパッドアプリで以前買っていたものだった。Penultimate が Evernote に買収されたのを記念したサービスだった。Penultimate というグラフィックを Evernote とシンクロさせることで、ユーザのアップロード容量を増大させ有料プランに導こうという戦略だろう。もちろん、Penultimate のアカウントを入れなければ自動アップロードされないので、フォトストリームに書き出して Dropbox にアップロードすることは可能だが、快適性を大きく損なわれる(そのために Evernote は買収したのだから)。

 Penultimate が Evernote に買収されアップデートされた時に促されるままに Evernote のアカウントとパスワードを入力したら、Evernote の有料アカウントが発動し「4月12日までのアップロード制限が 1GB になりました」というメールが来た。そうなると使わないと損な気になる貧乏人。

 といっても、特に用途が思いつかないし、Web のクリップは Pocket にしていて移すのも面倒くさい。で、使っていなかったが、出張のレポート作成に使ってみてそのポテンシャルを再認識した。そして、PC版のソフトやモバイルアプリもアップデートされて以前より使いやすくなっていたことを知った。

 おそらくアプリの責任ではなく iOS の問題と思われるが、iPadでキーボード入力するときの不安定性は相変わらずだ。しかし、Evernote が落ちた時には再起動後に直前に入力したデータが残っていた。WordPress や Mobislenote と違い、テキストの取りこぼしがなかった(遭遇したのが具然書き込んだ直後だったのかもしれないが)。

 日本語ネイティブなアプリと同等に扱えるのも嬉しいポイントだ。(Mobislenote はシンプルで大好きなアプリだが、日本語の扱いの点では問題が多い。)

 TextEver という iOS アプリが思いの外快適で、iPhone や iPad から思いつきを一時保管するのを非常に効果的にできることも Evernote 再評価のきっかけとなった。これも電車の中で iPhone で書いたものを、iMac や iPad で編集したものだ。Evernote から WordPress に投げられたらいいのになぁ。

evernote テキストしか使わないのなら、60MB / 月で全く不自由しないし。

WindowXP SP3 インストールに立ちはだかる windows update の壁

k1454170762 昨年 iMac のHDDが不調になり交換した。そのときに、不注意から Boot Camp でインストールした Windows XP に置いた GPS と心拍計のログを失った。「調子が悪いからバックアップしとかな危ない」と思っていたのに、Mac パーテーションを Time Machine でバックアップしていたので油断していた。Windows で起動した時には特に悪影響は感じなかったので、「最悪 Mac の再インストールでいいだろう」と高をくくっていたのだ。ところが、どうやら HDD のハードが不調になっていたらしく、Windows も Mac も起動できなくなった。そして、それ以降自転車にのるときも GPS と心拍計を使うこと無く過ごしてきた。

 「せっかくあるもん使わんと」と思いなおし、Windows XPにログ管理用の環境を作ろうとした。しかし、ソフトを入れようとしたら Windows XP SP3 以降にしか対応していない物があった。前回HDDを交換したあとでインストールしたときに、SP3 のアップデートが失敗したまま放置していたのだ。当然、Windows update をやっても結果は同じ。

 そこで、XP環境を作りなおすことにした。この環境のメインユーザは息子でオンラインゲームにしか使っていない。なので、息子にデータのバックアップがあることを確認した上で消した。これが昨日の夕方。
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  1. Lion の Boot Camp アシスタントを起動。ドライバディスクを作ると言われて、CDに焼こうとしたら失敗。ディスクを換えて再チャレンジし完了。
  2. Windows 7 のインストールディスクを入れるように言われて、疑問を感じながら Windows XP のディスクを入れたら断られた。
  3. 「一度 Snow Leopard をインストールしてその Boot Camp アシスタントでXPをインストールするしかないか」と呆然。
  4. そんな例がないか検索したらあった。感謝
  5. ディスクユーティリティでDOSパーテーションを作成
  6. Windows XP のインストーラーディスクから起動しCにXPをインストール
  7. Windows XP 再起動後 Snow Leopard のインストーラーディスクを入れてドライバをインストール(Apple のハード用のドライバはXPには入っていないため)
  8. Snow Leopard のディスクにはBluetoothのドライバが入っていないらしく(当時のiMacは有線だった)、MagicMouse とBluetooth キーボーが使えなかった。
  9. とりあえず、Windows をインストールした後の儀式として Windows update をしようとした。ところが動かない。Windows update のサイトでアップデート対象を探すことすら出来ないのだ。つまりインストール以前の問題。全く意味が分からない。SP3 をインストールしたくて再インストールしたのにそれ以前のセキュリティアップデートすら入れられなくなったのだ。
  10. WS000000

  11. ヘルプを見ても役に立つ情報は見当たらない。
  12. Windows update の改修をするツールがあるというのでインストールしようとしたら「SP3 が必要」といわれる。いやいや、SP3 のための windows update が動かないのに改修ツールが SP3 を要求するって・・・
  13. サポートサイトには幾つか似たトピックが有るのだが、テキストが表示されない。インストールしたばかりのIE6が今時のサイトに対応していないのだろう。しかし、ふとソース表示したらhtmlにはテキストが入っていた。そこから、アップデーターをダウンロードしてインストールする方法を見つけた。そこで、半信半疑で SP3 をインストールしてみた。
  14. その後、windows XP SP3 をインストール後 Windows update を実行してみたら正常に動き出した!
  15. そうこうしているときに、Boot Camp のアップデータがなかったかなと思い、Windows XP のApple ソフトウエアアップデートを実行したら Boot Camp のアップデータが有りBluetoothキーボードとMagic Mouseが使えるようになった。
  16. ここからは、update 実行と再起動を繰り返すというルーチンワーク。その後、最低必要なプラグインやフリーソフトをインストール

 ここまでですでにほぼ半日以上を費やしていたが、初期の目標である Windows XP を SP3 インストールは完了。ここからは最終目標の GARMIN と SUUNTO のインストール。ここからもかなりの試行錯誤があったが、最終的には、パッケージ同梱のCDを発見したことで解決できた。もう、GARMIN も SUUNTO も古い機種向けのドライバやサポートソフトは配っていない。

 カシミール3D のインストールとエプソンのプリンタの設定までやって今日は終わり。GARMIN も SUUNTO も記録していないのでログを取ってのテストはしていないが、機器の認識はできたので問題はないだろう。

 しかし、一番苦労したのが windows update だったというのが実に Microsoft らしいというか何というか。今回は SP3 アップデータのダウンロードに巡り会えたから良かったが、ラッキーパンチでしかない。もう二度とやりたくない。

 Mac みたいに、こういったドライバも含めたバックアップが出来ればいいんだが・・・

iDisplay 導入記録 番外編(android に立ちはだかる proxy の壁)

 XOOM を USB で接続できなかったので、社内LAN経由での接続を試した。社内LAN経由での接続は、Wi-Fiの設定さえ出来ればハードルは低い(社内LANの使用許可は得られた)。

 外部モニタとしての使用は簡単だったが、一つ大きな問題に直面した。それは、WAN にアクセス出来ないということ。社内のネットワークは proxy 経由でWANとやり取りをする。ファイアーウォールのある組織なら普通だ。ところが、XOOM でプロキシー設定をしてもつながらない。というより、プロキシの設定をするとWi-Fiに繋がらなくなる。「圏外」という表示になってしまう。

 プロキシの設定はPCならブラウザの設定で行うことだ(Windowsならインターネットオプションで行う)。これをしないと外部のサイトは見られないが、イントラネットや samba のサーバは見られる。つまり、プロキシの設定はネットワーク層の設定ではない。だから、プロキシの設定を誤っていて外部のサイトが見られなくとも、Wi-Fiの接続はできて当たり前だ。

 Wi-Fiの設定は SSID と暗号化モードと暗号化キーを入れるだけで、同じ設定でつながっていることは確認済みだ。その設定のオプションでプロキシを設定すると繋がらなくなる。プロキシサーバのIPアドレスとポートはPCのものを使ったので、誤りはない。Androdid 4 のプロキシの設定も設定項目は変わらない。

 にもかかわらず、繋がらない・・・試しにプロキシを外すとローカルの無線LANつぃてつながる(アイコンが白なのですぐ分かる)。

 そして、更に謎が深まるのは、iPad は WAN に接続できることだ。同じWi-Fiの設定をしただけでプロキシの設定をしていないにも関わらずだ。そして、iPhone はXOOM と同じ症状。

 プロキシサーバ側で何らかのフィルターでもかけているのだろうか・・・

iDisplay 導入記録04 (Windows orz…)

 iDisplay を選択した理由の一つは “USB” でも繋げられるということだ。USB 接続なら無線LAN環境がなくても使える。更に、XOOM は USB 充電ができないので対象外だが、電池残量を気にすることなくPCの周辺機器感覚で使うことができる。さらに、無線LANよりは転送速度が速いだろうからレスポンスが良いと期待できる。

 「無線LAN環境が要らない」というのは企業ユーザには貴重だ。なぜなら、セキュリティポリシーで個人の端末を勝手につなぐことは禁止されている企業が多いからだ。インターネットに接続するだけならWi-Fiルーターや携帯電話のテザリングでいいが、iDisplay のようなローカルLAN内のデバイスに直接アクセスしなければならない場合には無力だ。USB接続で使えれば、タブレットが完全に USB 接続の外部モニタとして使えるようになる。

iDisplay_USB XOOM と Windows7 にソフトをインストールした後真っ先にやったのがこの条件だった。XOOOM を USB ケーブルで PC につないで USB 接続を選んだ(iOS 版の iDisplay にはUSB接続という選択肢は現れない)が画面は表示しない。少しすると、接続できないというダイアログ(右)。写真を見ていただければわかるが、Wi-Fi で接続したい PC が見えている。当然 PC 側のソフトは起動している。

 これをサポートに連絡したら、即日に返事があった。曰く、「Safe mode で起動してみてくれ」というものだった。しかし、残念ながらそれは暗黒フラッシュの時に試し済みだ。右のキャプチャとその事情をサポートに送った。

 当日中に「追加の USB ドライバを入れんとアカンのちゃうかな」という返信が届いた。その時に紹介されたのが SHAPE.com の FAQ ページ。ここから Google の USB ドライバダウンロードページを経て、Motorola の USB ドライバダウンロードページにたどり着き、Where can I download the USB drivers for my device?にゴールした。

 Android のドライバを入れた後、USBケーブルで XOOM とWindows7をつないだらドライバがインストールされ「使用可能になりました」というメッセージとともに、デジカメや iPhone、 iPad をつないだ時と同じダイアログが現れた。そして、両方で iDisplay を起動したら USB接続でモニタ表示が可能になった!

 しかし、前に書いたトラブルが改善されるはずもなく、社給PCの作業環境改善というメインの目的は達成されずに終わった・・・iMac でつないだ時に発生しないトラブルなので、Windows 用の Desktop アプリケーションの実装の問題ではないかと思われる。

P.S. SHAPE のサポートは返事が速い。また、メールの最後に「Please let us know about the progress. Looking forward to hearing from you soon.」というフレーズがあり、好感が持てる。

iDisplay 導入記録01(Windows desktop)

 社給PCは 1366×768 の 12 インチモニタだ。なので、Office 2010 のようなリッチな GUI のメニューはワーキングスペースを狭めてしまって不便極まりない。外付けモニタをつなぐことは可能だが、「なんで自腹を切らなアカンねん」とも思う。手持ちのタブレットを活用できたら一石二鳥だ。既にタブレットは持っているので追加投資はアプリだけでいい。

 検索の結果、iOS でも Android でも共通して使えるアプリ(アプリは別に購入する必要はあるが、PC側のソフトが一つでいい)として、iDisplay が低価格だった。そして、Google play のアプリの説明にあった「USB でも使える」との文言が決め手となり iDisplay をダウンロードした。

 タブレットを外部モニタとして使用するためには PC にソフトをインストールしなければならない。開発はドイツのSHAPEという会社。サイトは日本語化されていて戸惑うことはないが、FAQ は英語だった(ドイツ語よりはマシか)。PC へのインストールは簡単。http://getidisplay.com/jp/で Mac 用または Windows 用のソフトが無料でダウンロード出来る。

インストール

 iDisplay-W-01 about iDisplay ダイアログ。バージョンは 2.4.2。”Check for updates now!” を押せばデスクトップアプリの新バージョンが出ていないかチェックできる。

 左下のリンクは FAQ ページヘのリンク(英語)。

iDisplay-W-02 メニュー。”Disconnect は外部モニタとして使っている場合に接続を切る。複数のデバイスをつないでいる場合にはプルダウンメニューで特定の端末を切り離すことが可能。

iDisplay-W-03 Settings ではディスプレイの相対位置とスタートアップ登録が選択できる。

 スタートアップ登録しておけば、端末側でアプリを起動するだけですぐにモニタ拡張が使える。スタートアップに登録しない場合には、端末を接続する前に iDisplay Desktop を起動しなければならない。

iDisplay-W-03-2 Display arrangement:設定画面。

 Windows の場合にはタブレットはOS上はモニタとしては認識されておらず、コントロールパネルのモニタ設定では見えない。

iDisplay-W-04 Compression は無線LANの転送速度が遅い時にデータの圧縮率を上げて(画質を落として)レスポンスを維持する時に使用するらしい。常に Auto でしか使っていないので効果は分からない。

 ”Exit” は iDisplay Desktop を落とすもの。
iDisplay-win-device ドライバインストール後のデバイスマネージャー。

トラブルシュート

 最初、端末を接続したときに、端末側の画面が数十秒おきに画面が真っ暗になるという症状が現れた。iDisplay Safe Mode を試してみたところ、最初に起動した時にドライバソフトをインストールし、それ以降はこの症状は収まった。
 iDisplay-W-05 端末を接続した状態で FileMaker pro advanced を起動すると右のようなダイアログが現れた。画面の拡張の方法がイレギュラーだからだろうか。しかし、一度接続を切って FMP を起動した後再度FMPを起動すると正常に起動でき、タブレットでの操作もできた。

Memo

 Windows で PRTSC をすると、外部モニタを含んだ一枚の画像ファイルができる。


 iDisplay 導入記録04 (Windows orz…)に重要な情報を追記する。

Word から直接 WordPress に投稿できるんやて

 Word の文書を html として保存することは2003でもできたが、出来るhtml が好みではなかったので使わなかった(書式タグを山ほど入れるので本文よりテキスト量が多くなるくらいだった)。

 WoodStream のデジタル生活 第179回 Wordでブログに投稿するでWord 2007 以降は直接 CMS の API を叩いてエントリの投稿ができることを知った。  早速、会社の Word 2010 で試そうとしたが、色々とメニューが見つからず苦労した。他の方のブログを見たら “WordPress の設定で XML-RPC による投稿を受け付けるというチェックボックスをチェックする” とあったが、ここの管理画面にはチェックボックスが見当たらなかった。更に色々と当たっていると、今のバージョンは標準で XML-RPC による編集を受け付けるようになっているので設定自体が無くなったということが判明した。   次は Word。Word での設定や新規でブログページを作る方法は分かったが、投稿の仕方が分からなかった。参考にしたサイトに有るようなメニューがない。画面の雰囲気もだいぶ違う。よく考えたら、自分の画面には存在しないリボンが表示されていた。で、リボンの設定を見たら「ブログの投稿」というリボンが有り当然のようにチェックが外されていた。最初に社給 PC が支給され初めて office 2010 を使った時にリボンの設定を見直して真っ先にチェックを外したのだった。

 ブログがCSSをカスタマイズしている可能性があるので、ブログのCSSに依存したレイアウトは使えないために、span を多用したhtmlになる。特にtableは手でメンテナンスすることは難しいレベル。

  1. リストのテスト
  2. 文字飾、フォント太、サイズ
  3. リンクの入力は面倒 タグを手打ちすることはできないので、ハイパーリンクの挿入ダイアログを使う。
  4. 表はかなり印象が違う。
  5. タグを入れることができない。
  6. トラックバックを入れられない。
  7. フォントの設定が簡単なので、Windowsで表示しても少しは見易い(はず)。

アイテム

タイプ

タイヤ

チェーン

RX3

クロス

700cx23mm

トリプル

IZOARD

ロード

700cx23mm

コンパクトW

 

メリット

 ワードの画面でテキストを打っていたら誰が見ても仕事しているようにしか見えない。というか、仕事のウィンドウと複数開いて気晴らしが・・・してないっすよ。

 ブラウザのフォームは時にページの移動とかで入力中のテキストを失うことがあるが、アプリケーションは事故的なテキスト消失が少ないかもしれない。

 後、木沢さんが言われていたが、Surface RT はWindows のユーティリティが使えなく、現時点では Android 版や iOS 版にある WordPress アプリが出ていないので、標準搭載の Word をブログエディタに使えるのはメリットだろう。まあ、自分には全く関係ないが・・・

逆をに考えるんだ・・・Windows 7 のスクロール

 「Windows 7のマウスホイールを上下逆に – 丸井綜研」を参考に社給PCのマウスのスクロールホイールの方向を逆にした。自宅の iMac のマジックマウスと指の動きが同じで快適になった。

trackpad しかし、これだけでは万全ではなかった。ノートPC内蔵のトラックパッドは Windows の標準ドライバではなく、サードパーティのドライバでコントロールされているからだ。自分の社給PC(東芝)には Synaptics TouchPad V7.4 というドライバが入っていて、2本指スクロールなど細かな操作の設定はこちらで行うことになっていた。ここに、「スクロール方向の逆行を使用する」という微妙な日本語のチェックボックスがありここにチェックを入れると Mac OS X Lion と同じ動き方になった。

 マウスのスクロール方向は逆でもそれほど気にならなかったが、トラックパッドは違和感が強かった。iPhone、iPad、XOOM、Magic mouse などはすべて指を滑らせて操作するので、無意識のうちに iPhone のような動き方を期待してしまうのだろう。マウスのスクロールホイールが逆になった時には少し違和感があったが、トラックパッドは設定が有効になった瞬間から馴染めた。非常に快適になった。

 Mac OS X Lion からスクロールの方向が逆になったというのを知った時に、「何いちびっとんねん。ちょっと iPhone で成功したからって、何でもかんでもそれに合わせたらええっちゅうもんちゃうんやで」と思っていた。iMac でもスクロールマウスを使っている時には考えは変わらなかったが、今日、Windows のトラックパッドの設定を変えて分かった。PCでもこの方向のほうが直感的だ。

 あまり話題にならないし、どちらかというと違和感について指摘する情報のほうが多くヒットするが、一度騙されたと思って試してほしい。ノートPCでトラックパッドを使っている人にはこのスクロール方法が自然に感じられるはずだ。特に、タッチスクリーン付き Windows 8 機を使っている人には効果が大きいと思われる。

Windows 8 のフォントはどうなん?

 Windows を使っていて一番の不満はフォント。Windows しか使ったことがない人は気にならないらしいが、iMac や iPad を使っていると差にうんざりする。このサイトはテンプレートをそのまま使っているだけで凝ったことは全くしていないが。これだけの差がある。というか、凝ったことしてないからこんな悲惨なことになってしまうのだろうが・・・

 こちらが Windows 7 上の Firefox で表示したこのサイトのページ。Windows で見ている人にはこのように表示されているはず。これでも Windwos 3.1 や XP のときよりはマシになったほうだが、Mac のほうが OS X からフォントを変えたから差が大きく開いてしまった。

 「に」の縦棒が曲線になっているのは救いだがこの細い情けない線はどうにかならないのか。まあ、ブログの内容とよくマッチしているとは言える。しかし、内容が読みにくいからこそ見た目はマシにしたいというのがブログ書きの人情。そんな淡い期待を叩きのめすこの表示。Word や Excel でも MS 明朝ではこんな汚くて読み辛い画面なはずだ。「コンピュータのスクリーンに表示されるものはこんなもの。コンピュータ作業は疲れて当たり前」と思って諦めているのかもしれない。


 こちらは同じページを iMac で表示した時のもの。Windows しか使ったことがない人は驚かれると思う。というか、驚いて欲しい。これだと、なんかマトモなことが書いているのではないかと一瞬勘違いするwww

どこかで見た未来 / Windows 7 タブレット

 何を考えてこんなものを売ろうと思ったのか全く理解出来ない。ASUS は Android タブレットも ultrabook のノート PC も出しているのに。

 更に、PCよりはるかに安いのならともかく、これから主流を目指す ultrabook というフォームファクターのPCと大差ない価格だ。さらに、タブレットなのに、1.1kg もの重量があるタブレットを持ち運ぶ人間がいるんだろうか。そのくせバッテリー駆動時間は最長約3.8時間とHDD搭載ノートCPより短いくらいだ

 根本的な間違いは、PCと同じ OS をそのままタブレットに載せようとしていることだ。タブレットにはタブレットの UI が要る。画面の物理的大きさやデフォルトの持ち方によって変える必要があるくらいだ。(iOS は統一されているので関係ないが)

 残念ながら、多くの日本メーカーブランドのタブレット同様、発売後はほとんど話題にならずに消える運命だろう。でも、こういうチャレンジは大好きなので、記憶に留めたい。

Asus Eee Slate B121 国内発表、Core i5搭載&ペン対応の12型 Windows 7 タブレット – Engadget Japanese

ASUS windows tabletASUS が Windows 7 タブレット Eee Slate B121 を国内で一般向けに販売します。基本仕様は 12.1型 1280 x 800 FFS液晶、Core i5 470UMプロセッサ (CPU統合グラフィック)、4GB DDR3-1066 RAM (SO-DIMMスロット x1)、 64GB SSDなど。Core i5 でフル Windows 7 Home Premium (32bit) が動く点、静電容量式のタッチスクリーンと電磁誘導式のスタイラスペンに両対応する点が特徴です。

そのほかの仕様は USB 2.0 x 2、ミニHDMI 出力、SDXC対応SDスロット、200万画素ウェブカメラ、内蔵ステレオスピーカーにマイクなど。無線は 802.11b/g/n WiFi および Bluetooth 3.0 + HS。本体の厚さは16mm、重量は12.1型画面のWindows PC としては軽い部類の1.1kg ながら、バッテリー駆動時間は最長約3.8時間。

国内では4月上旬から、メーカー希望小売価格 9万9800円で発売予定。専用のフォリオケースとペンも付属します。昨年10月発売に発売された法人向けの Windows 7 Professionalモデルから4万円ほど安くなりました。電磁誘導スタイラスとフルWindowsタブレットが欲しい用途はもちろん、Windows 8 をインストールしてタッチ操作を試すにも良さそうです。ただしMetro の Snap (2アプリ横並べUI) は横1366pxから。

Bootcamp で日本語入力(windows XP編)

 iMac の入力デバイスを Apple bluetooth keyboard(US 配列)と magic mouse にした。色々と苦労したので覚書。

  1. Lion をインストール後 Bootcmap を起動したら windows 7 のディスクを入れるように言われて諦めた。(そのまま XP のディスクを入れたらよかったどうなのかは今は不明)
  2. iMac に SnowLeoperd をインストールし Bootcamp で Windows XP をインストール。
  3. キーボードが認識されない。自分の使っている iMac は 2007 mid なので純正は USB キーボードとマウスだった。SnowLeopard の頃までの iMac はUSBだったので、windows 用の bluetooth ドライバが用意されていなかったのが原因。
  4. Windows XP の Apple software update を起動しBootcampを 3.1 にアップデートしたら Bluetooth キーボードが認識されて使えるようになった。
  5. しかし、キーボードが US 配列で XP インストール時に JIS 配列を選択したため(USB キーボードはJIS配列なので)、Windows でUS配列のキーボードを使ったときのトラブルが発生。キーマップが違うので、キートップの印字と違う文字が入力されるのと、日本語入力の切り替えがキーボードショートカットでできない(こっちのほうが重大)。
  6. キーマップ:Windows のレジストリエディタでキーボードのタイプを 101 に変更。
  7. IMの設定でIMのオンオフのトリガを存在するキーの組み合わせに変更。自分は control + space にした。理想的にはコマンドキー+space がいいのだが(Mac OS で慣れ親しんだキーバインドなので)、コマンドキーが IM に認識されなかったので雰囲気が似たキーにしたのだった。
  8. Bootcamp の標準設定では print screen がBluetooth keyboardには存在しない F14 に割り当てられいる。フリーのユーティリティを使ってキャプチャを取れるように設定。

 ちなみに、日本語入力はGoogle日本語入力した。これで、iMac の Mac OS、winXP、会社の Windows 7、全て Google 日本語入力で同じ辞書が使えるようになった。辞書を共有フォルダか何かに置いて共有できたら画期的なんだが Google のクラウドでできないんかな。