Twitter広告がついにアメリカで一般公開―招待なしで誰でも利用できる | TechCrunch Japan

images いいね!してもいない企業の広告が Facebook のタイムラインに並ぶのと同じ事が Twitter でも増えるということか。これって、逆効果だと思うがどうなんだろう。しかし、「広告が増えて儲かった」と得意げに語る Zack と広告に対して「Facebook の一番の関心は金儲けではない」とか言っていた Zack と同一人物なのだろうか。人は変わるしカネがないとあれだけのネットワークサービスを動かすことは出来ないことは分かっている。変わるのは仕方がないが、変わったことを”ユーザー”に分かるように提示しないのは不誠実だろう。

 Facebook の2013年1Qの決算発表で売上、利益共に上がったらしい。モバイルデバイスへの広告出稿量が増えたのが要因らしいが、それって”ユーザー”が不要な広告に晒される機会が増えたことと一緒だ。そして、Facebook の広告には胡散臭いものがかなり有る。中には、Facebook 上からその広告をクリックしてカモになる”ユーザー”もいるだろう。まあ、Facebook にとっては”ユーザー”は広告を見てものを買ってくれる(ひいては広告売上につながる)商品でしか無いので、どんな商品を買って散財しようが知ったことではないのだろうが・・・これって、インチキ商品や詐欺まがいの商品を絶賛しているテレビと同じだよね。

 後、広告主はどんなセグメントにどんな広告が出稿されているかも十分にチェックする必要がある。Techcrunch で Victoria secret の広告がかなり長い間出ていたが、完全に相手を間違えていると思った。自分は Victoria secret のカタログの大ファンだが、会社で広げることはない。Techcrunch で興味深い記事を見つけても、「こんなんあるで」と示すのはためらわれたものだった。このような広告は、広告主にとっても場所を貸しているサイトにとっても不幸なことだろう。

Twitter広告がついにアメリカで一般公開―招待なしで誰でも利用できる | TechCrunch Japan

Twitterは3年ものあいだ一部のパートナーと広告のテストを行なってきた。今日(米国時間4/30)、Twitterの売上プロダクト担当上級ディレクターのKevin WeilがTwitterへの広告出稿がアメリカで一般公開されることを発表した。アメリカの広告主はこれでやっとTwitterからの招待なしで広告が出せるようになる。

Weilは現在ニューヨークで開催されているわれわれのTechCrunch Disruptでこのことを発表した。広告の一般公開によって売上の増大を図るのは近く予想される株式上場に備ええた動きだろう。

Twitterが最初の広告を表示したのは2010年4月だった。その後プロモート・アカウントとプロモート・ツイートを導入した。’これは広告主が有料でツイートを表示し、フォロワーを集めることができる手段だ。その後昨年3月、Twitterはセルフサービス広告ツールを部分的に公開した。2013年の2月には大規模な広告キャンペーンを可能にする広告APIが発表された。そして先週、Twitterはキーワード・ターゲット広告を発表した。これは一般ユーザーのツイートに含まれるキーワードに連動して広告が表示されるモデルで、Googleの検索連動広告に近いモデルだ。.

WeilはTechCrunch Disruptのステージでこう述べた。「知ってのとおり、Twitter広告はこれまで招待が必要だった。われわれには何千という大企業、スモールビジネス、広告代理店と取引をしているが、すべて招待ベースだ。しかし今日、われわれは次の段階に進む。アメリカでTwitter広告を一般公開する。企業であれ個人であれ、どんなアカウントからでも広告が可能になる。今日からアメリカの全ユーザーはTwitterを強力な広告媒体として利用することができる」。また「このlinkをツイートした最初の100人にそれぞれ50ドル分のTwitter広告をプレゼントする」と語った。

Twitterが新規にオープンさせたセルフサービス広告インタフェースにアクセスするだけで誰でも広告出稿が可能だ。広告主はターゲットの地域、関心、広告のタイプ、1日あたりの予算などを入力する。プロモート・ツイート、プロモート・アカウントの運営に加えて、広告主は広告効果を測定するTwitterのビジネス・アナリティクスを利用することができる。

この広告の一般公開によって、TwitterはFacebookやLinkedInのようなライバルに広告ビジネスでも対抗できるようになるだろう。ある予測ではTwitterは2014年に9億5000万ドルの広告収入を得るという。これは株式上場に向けて投資家の関心を惹きつけるのに十分な額だ。

膨大な数の企業がフォロワーを奪い合う中で、ライバルより少しでも露出を増やせるかどうかが有名になれるかどうかの成否のカギを握っている。直接商品をオンラインで販売しようとするビジネスの場合、プロモート・ツイートはクリックに直接結びつく。当初はギークのためのニッチなサービスと思われていたTwitterだったが、今や世界のコミュケーション・プラットフォームとして確固たる地位を築いている。顧客とリアルタイムで対話が可能なTwitter広告による口コミ・パワーを活用できるかどうかが、これからの企業にとってきわめて重要になってくるだろう。

iOS版 Facebook アプリ更新、チャットヘッドやスタンプに対応

 Facebook は新世代のクレクレタコラか。Facebook は数億というアカウント数(相当数が休止や複アカ、業者アカウントだが)が大きいだけで、やっている内容に創造性はない(あれだけの数のSNSを運営するという事自体が人類初の試みではあるが)。SNS はそれ以前からあったし、写真共有は instagram を買収して入手したものだし、ショートムービーの poke もアイデアは Vine からパクったにインスパイアされたものだ。そして、次のターゲットが Line だったようだ。Lineの売上の多くを締めているスタンプが羨ましくて Facebook に取り入れたようだ。

 SNSで展開される課金サービスには目のないザック君らしいやり方で、株主は大喜びだろう。

iOS版 Facebook アプリ更新、チャットヘッドやスタンプに対応 – Engadget Japanese

Android の Facebook Home やメッセンジャーに続いて、Facebook が iOSアプリを v6.0.1にアップデートしました。主な新機能はチャットヘッドとスタンプのサポート。フィードの新デザインなど。

Android版の Facebook メッセンジャーから導入されたチャットヘッドは、話し相手のプロフィール画像が自由に配置可能な丸いアイコンになり、ふきだしのように新着メッセージを伝える新 UI。

Android版のチャットヘッドは Android のホーム画面に戻っても別のアプリを使っているときでも常に手前に表示される仕組みでしたが、iOS版ではOSの制約 (というよりアップルの方針) から、Facebook アプリ内でのみ使えるようになっています。

スタンプはいわゆるスタンプ (説明放棄)。顔文字より大きな出来合いのグラフィックを貼る機能で、無料・有料の新スタンプダウンロードも用意されています。

最新の6.0.1は 6.0に各種バグ修正を加えた修正版ですが、バグのほか仕様変更も多く、App Store では厳しい評価が多いようです。

UI の悪夢? Facebook HomeのChat Headがもたらす真のマルチタスキング。今後の「標準」

 チャットやメッセージングという文化が普及していない(つまり相手がいない)環境で生活していると、「こんなんできてきてもできなくてもいいよ」でしかないが、技術的には興味深い。この UI はタブレットでは効果的だろうが、スマートフォンでは効果的とは思えない。

 ここでは繰り返し書いているが、画面の大きさを考慮しない UI は効果的にはならない。オーバーラップウィンドウでチャットできても、そのしたの画面を操作できないのでは PC のマルチウィンドウ・マルチタスクと同様の使い心地にはならない。文字の可読性から考えて、チャットウィンドウの大きさ(小ささ)には限度がある。オーバーラップウィンドウが画面いっぱいになるのなら画面切り替えと結果的に変わらない。

 ただし、10インチクラスのタブレットでは効果的だろう。タブレットならフローティングパレットにチャットウィンドウ(あるいは、Twitter クライアント)を表示したままブラウザやアプリを操作できるだろう。実際、スマートフォン発のアプリの中には大きな画面を活かしきれなくて間延びした(表示される情報が相対的に不足気味)物が多い。140文字しか入力できない Twitter の入力フィールドが10インチの横画面いっぱいである必要など無い。

 個人的には、どうせ使う機会はないのだから、これが標準になろうが構わないが、iMessage が iPhone 4S に過重にならないことだけはお願いしたい。  

Facebook HomeのChat Headがもたらす真のマルチタスキング。今後の「標準」はここにあり! | TechCrunch Japan

facebook-chat-heads-during-google-searchモバイル環境においては、シングルタスク式のやり方が一般的だった。しかしFacebook Homeの登場で、Google、Yelp、地図などのアプリケーションを使いながら、オーバーレイ式のドロップダウンウィンドウでチャットができるようになる。これはデスクトップの効率性を小さなデバイスにも持ち込むことになるものだ。Homeで実現されたカバーフィードやレスポンシブデザインの完成度の高さは確かにすばらしい。しかし言ってみればそれは「当たり前」のことでもある。ところがチャットをマルチタスキング化するというのはすなわち、コンピューティングとコミュニケーションを融合するという意味で、携帯デバイスの新次元を切り開くものであると言えるだろう。

ちなみにイノベーションというのは、誰も思いつかなかったアイデアを生み出さなければならないというものでもない。問題解決のための、新たな方法を提供するものをイノベーションと称するわけだ。これまで、モバイル環境でメッセージのやり取りをする際には、コンテクストの切り替え作業が必要だった。すなわち、誰かとメッセージをやり取りするか、「あるいは」アプリケーションを使うかであったわけだ。この両者を「同時に」行うことはできなかった。AndroidもiOSも「マルチタスク」をうたってはいたが、いずれも「タスクスイッチング」であり、「同時に」作業できるわけではなかったのだ。確かに通知機能があって、他の作業をしていても送られてきたメッセージに気づくことはできた。しかし返信を行うためには作業を中断する必要があった。作業を切り替えるにあたっては、「意識の中断」も生じることになっていた。

Facebook Chat Heads During Google Searchこうしたコンテクストの切り替え作業は不自然であり、不便なものだ。私たちはしばしば、今まさにコンピュータ画面で行なっていることについてコミュニケーションを行う。たとえば画面で示される疑問に答えようとしたり、同じ資料を見ながら共通認識を持つために会話をしたり、あるいは特定の場所に道案内をしたり、何か面白いものを見つけて、それについて意見を言い合うというような形でコミュニケーションを行なっているのだ。会話している友人に細々とした物事を正確に伝えたり、複雑に絡み合った事象を説明するには、SMSないしFacebook Messenger画面と、他のアプリケーション画面を行ったり来たりしなければならなくなる。これは非常にストレスを感じることだ。スピーカーフォンモードにして音声通話をするのがベストかもしれないが、場合によってそうした方法が取れないこともある。

デジタルワールドをいろいろと見て回りながら会話をするというやり方は、モバイル時代以前には当然のことだった。デジタル以前についても、何かをしながら会話するというのは当たり前過ぎる行為だった。IRCや(TechCrunchの親会社である)AOLのインスタントメッセンジャーでも、画面を見ながら同時にチャットを行うことができていた。それがモバイル時代になってからは不可能となり、これまでは単純に画面サイズのせいで行えないのだと納得して(させられて)きた。Galaxy Note IIのような大画面ファブレットや、iPadのようなタブレットなら可能かもしれないが、スマートフォンのような画面では無理だと考えてきたわけだ。

しかしFacebookのデザイナーに、「そうではないのだ」と考える人がいたわけだ。デザインチームは、人びとの「実際の生活」の様子に注意をはらってデザインプロセスを進めている。たとえば既読通知機能なども、そうした流れから導入されたものだ。面と向かって話をしているときには、話が聞こえればそれを態度で示すものだ。Facebookメッセージにも同様の仕組みが必要であると考えたわけだ。発表当時、FacebookのProduct部門ディレクターのPeter Dengに話を聞いた。相手に読まれたかどうかを示す仕組みは絶対に必要だと考えたのだそうだ。

技術というのは、私たちの手伝いをするために存在するのです。強引にやり方を変えさせたり、複雑な手順に従わせるというようなものであってはならないと思います。たとえば私たちは、人間同士の「会話」を模するための仕組みを作りました。何千年もの間、慣れ親しんできた実際の「会話」に着目するところから始めたのです。面と向かって行う会話と同じような効果を出すことを心がけました。今回導入した既読通知機能は、今後に向けての第一歩なのです。

Facebook Homeで実現するマルチタスクチャットも、そうした流れの一環であるということができる。誰かがメッセージを送ってくれば、現在使っているアプリケーションの上に送信相手の顔アイコンがポップアップ表示される。そして送られてきたメッセージの最初の方の文字がアイコン横に表示されるようにもなっている。従来型のアプリケーションであれば、ここで送信相手の顔をタップすると、使用中のアプリケーションを閉じてFacebookメッセージ画面に遷移することとなるだろう。しかしFacebook Homeでは利用中のアプリケーションが見えるままの状態で、オーバーレイ式のメッセージウィンドウが表示されるようになるのだ。チャット画面上の顔アイコンを再度タップすると、メッセージウィンドウが小さくなって元の画面に戻ることになる。これにより、メッセージのやり取りをする際に何をやっていたか見失ってしまうようなことはなくなる。発表イベントでデモに触れてみることができた。モバイル機器を操作しながら、シームレスにメッセージ送受信が行えるのは非常に快適なエクスペリエンスだった。この仕組みならばチャットも「邪魔するもの」ではなく、「相補的なもの」として利用することができそうだ。

ここで実現しているチャットシステムこそ、他のモバイルエクスペリエンスと「同時に」楽しむことができるものだ。ただ、オーバーレイ画面を表示したままで、下に表示されている別アプリケーションをスクロールしてみたりすることができないのが残念ではある。HTC Firstの画面や、標準的なサイズのAndroidデバイスには、そうした操作を有効に行うための広さが足りないということなのだろう。しかしそれでも操作できれば便利だろうと思うのだ。最近は画面サイズが拡大する傾向にあるようなので、サイズ的な制約は今後消えていくことにもなるだろう。

Chat Heads While InstagrammingFacebook Homeのハンズオンビデオを見た人や、説明を聞いた人は皆、このチャット機能に導入されたマルチタスクに拘りを見せる。「Chat Heads」(頭部のアイコンが表示されるからそう呼ぶらしい)という妙な名前ながら、機能的に大いに注目を集めているわけだ。ワシントンDCで27歳の非テック系の女性にも紹介ビデオを見てもらった。ここでも人気を集めたのはやはりChat Headだった。「欲しい」という声や「ぜひHTC Firstを買いたい」とも言っていた。

きっと、ここから新しい時代が切り拓かれていくことになるに違いない。他のアプリケーションでも同様の仕組みを実装し、あるいはさらに進化させていくに違いない。たとえばAppleのiMessageの新版が、が同様のマルチタスク機能を備えていなければ非常にがっかりすることになるだろうと思う。もちろんこれは近々の登場が噂されているGoogleの統合メッセージングシステムについても同じ事が言える。真の「マルチタスク」はもちろん、さらなる進化を見せて貰いたいと思っているのだがどうだろうか。

少なくともしばらくのうちは、このChat Headsの魅力によってFacebook Homeのダウンロード数は伸びるだろうし、HTC Firstを購入するという人もでてくることだろう。メッセージングの重要性については、改めて各開発者が再認識している段階でもある。メッセージのやり取りから、ここからさまざまなコミュニケーションが始まっているのだ。非同期のメッセージングシステムのおかげで、安心してネットから離れる時間を持つことができるようにもなっているのだ。そしてメッセージングアプリケーションはさまざまな進歩を遂げてきた。そのような中でスマートフォンが広まり、利用者としてはさらなる進歩を期待するようになってきているのだ。

Facebook Homeの今後について、少なくともしばらくのうちは注意しておくべきだろう。

Facebookによるプレスイベント。発表されたのは友達間の情報検索を便利にする「Graph Search」

 先日の招待状で話題になっていたが、出てきたのは「Facebookによるプレスイベント。発表されたのは友達間の情報検索を便利にする「Graph Search」」だった。Facebookブランドの端末が出るという噂(期待)があったので、期待はずれ感が広まっているらしい。勝手な期待をしておいて勝手にがっかりするのもどうかと思うが、それとは別にこのサービスに対する反発もあるのではないだろうか。

 Facebookの友達の趣味なんて検索してくれなくてもいい。知ってるし、趣味を知らないくらいの距離感なら検索結果に出ても話しかけられないだろう。自分は数人としかつながっていないので、検索など無意味だ。家族やリアル友人としかつながらずに楽しんでいるような人は同じ感想だろう。

 他の人はどうか知らないが、自分は見ず知らずの人の検索結果に出たくない。Googleでブログがヒットするのとは全く違う。まあ、プロフィールにはほとんど情報を載せてないし非公開なのでヒットするはずはないが。

 本文が長いので、気になるフレーズだけ抜書きしてコメントする。

「一方Graph Searchでは答えを含むリンクではなく、探した条件に基づくぴったりとした回答を示すことになります」とのこと。たとえば「サンフランシスコ在住の友達」というような条件で検索することができる。

 検索しなくても友人なら知っていて当たり前じゃないのか?どこに住んでるかも知らない人とつながるためのツールに実名で登録しろだって?

Stocky曰くは「デート」目的にも利用できる。たとえば「独身男性のリスト」というような検索を行えば、友達の友達までの範囲で独身男性をリストアップするようなこともできる。さらには「サンフランシスコ在住」や「インド出身」というような絞り込みを行うこともできる。

 Facebook は出会い系サイトなんだ。これでサーチの意味がわかった。

Graph Searchはリクルーティングにも利用できる。たとえばFacebookでリクルーティングを行う際に、友達の中からNASAの研究所に務めている人を探すということもできる。また誰か候補者を見つけた場合、Facebook内にその人物の知り合いがいるかどうかということも簡単に検索できる。

 仕事に関する情報をプロフィールに載せて公開している人間しかヒットしない。

いちから探すのではなく、友達が気に入っているものの中から探してみた方が、面白いものが簡単に見つかることもあるかもしれませんとStockyは言っていた。

 そんなことしなくても Twitter のタイムラインで十分。

尚、Graph Search機能を広める前に、プライバシーの観点から共有設定を見なおして頂くように注意喚起を行いたいと考えています。Graph Searchでどういった写真や情報が検索対象となるのかを示すツールを作成しました。こうしたツールを使って一括して整理を行なって頂くことが可能になります。

 大半のユーザがそんなこと知らずにいてプライバシーの設定もしないだろう。そして、Facebook はそのことを知っているはずだ(先月あった投票がそれを示している)。もし、全ユーザがプライバシー設定を見なおして不特定多数にプロフィールを公開しなくなったらこのサービスの面白さはなくなるはずだ。しかし、そうはならない。Facebook の目論見通り多くのユーザが無邪気にプロフィールを晒し続けるだろう。そして、出会い系業者や架空請求業者狩場を提供することになる(デートの相手を見つけるツールをこいつらが見逃すはずがない)。

結局はビジネスに役立つことになると思います。しかし今のところは面白いエクスペリエンスを提供することに注力して行きたいと考えています。

 面白いエクスペリエンスを提供することは商品(ユーザ)を仕入れるための餌にしか過ぎない。Facebok が欲しいのはウォールストリートの住人が喜ぶ数字でしかない。

Facebookとしては「user experience lab」にて少数者を対象にテストを行なってきて、まずまずの手応えを感じているらしい。

そらそうでしょう。ラボで選ばれるような Facebook 信奉者は多数のフレンドがいて Facebook にハマっているような人間だろうから。また、それが仕事なら一般ユーザとは根本的に違う。

Facebookから1月15日に何らか(Facebook Phone?)の発表があるそうです! |

Facebook-phone 写真ではなかなか魅力的な端末に見える。OS は Android だろう。

 そうなると、Google play が使えるかどうかが気になるところだ。もし Facebook がユーザーのアクセスを独り占めしようと目論むのであれば、他のサービスにユーザーのトラフィックを流すようなことはしないだろう。というより、そうするための専用端末なのではないか。Gmail や Youtube、Twitter のようなサービスにリンクしないようにするとすれば、ユーザーにとっては不自由なものになるだろう。そのようなエゴ(まだ分からないが)はユーザーの利便性を損なう原因だし、それを最優先するようなことをすると批判される。そう、iOS 6 のマップのようにだ。

 日本での発売がどうなるかは全く分からないが、スマートフォンを買っても Facebook とメール、ゲームくらいにしか使っていないような層には十分に訴求するだろう。ただ、海外で Facebook 中毒のような人と同じようなユーザは日本ではソーシャルゲームや LINE にハマっているのではないだろうか。インターネットとブラウザを区別していないような人たちにとっては「Facebook スマホ」は、良く分からん端末の一種類でしかないだろう。

 とにかく、15日が楽しみになった。

ついにFacebook Phoneが発表?!Facebookから1月15日に何らかの発表があるそうです! | 男子ハック

@JUNP_Nです。とうとうFacebook Phoneが発表されるかも?Facebookからマスコミへイベントの招待状が送られているとのこと。1月15日に新製品(もしくは新サービス)について何らかの発表があるそうですよ!

なりふりかまってられるか!Facebook 新しい課金サービス

なりふり構わない挑戦者たち(Facebook, Twitter, kobo)に書いたばかりだが、Facebook からまた新しい課金のアイデアが出てきた。「フェイスブック、同社は3日、米国をはじめ20を超える国で通常の登録ユーザーが7ドル(約550円)を支払えば、友達がもっと自分の投稿を目にする可能性が増えるというサービスの試験を始めると発表した。」

 公告では現金化の効率が悪いというので、ユーザから直接現金を受け取れるサービスを導入するということらしい。まあ、mixi のプレミアム会員のようなものか。特典が自分を友人に押し売りしてくれるということらしい。

 自分の何らかのエントリを行った時にバッジを表示したりメールを投げたりするだけでは足りないのか。これって、投げられる側からしたらうっとうしいだけのケースは多いだろう。多くの友人がいるユーザだと、今でも通知がうっとうしのではないだろうか。それが頻繁になったらブロックされて逆効果になるんじゃないのか。

 それか、ヤフオクの有料オプションみたいに特別なバッジをつけたり文字を太字にしたりするんだろうか。これも、複数のフレンドが導入したらうっとうしいだろうし。SNSの人間関係に金力をもちこんで差別的な待遇を設けて儲けようという発想に嫌悪感しか抱けないが・・・

 大学内の美人女子大生コンテストから出たような根本的に差別的な発想で作られたサービスだから、このような手段で課金しようとするのは当然の流れだろう。

 まあ、自分はフレンドが4人だし、レスポンスのない一方通行はブログやそれ以前のネット日記の時代から慣れっこなのでこんなものに金を払おうなどとは全く思わないが。一時期の mixi 廃人のようなメンタリティを持っているような人なら、金を出してでもフレンド(きっとすごい数の)にアピールしたいと願うのかもしれない。

instagram 終了のお知らせ?突然発表されたFacebook CameraってInstagramと比べてどうなの?

 instagram も Yahoo! や Google、MS、Apple、HP、そして Facebook がベンチャーのアイデアを買い取って消滅させたサービスやソフトのリストに挙がる日が近いのか?

 Facebook の閉鎖性が嫌だ。なんでも欲しがるくせに自分から外には出さない。先日引用した記事にあるように大半のユーザが自分からはほとんど何も書かないという傾向とよく似ている。実際に、実名でリアル知人とつながっている状態で露わにできることは多くない。自分も Facebook には instagram と Foursquare から書き込むだけだ。こんな戯言を同じ会社の人間に読まれたくない。

 とにかく、instagram 好きとしては、Facebook のサービスが google buzz や wave のように消え去るのを望むのみだ。

Facebook vs Instagram! 突然発表されたFacebook CameraってInstagramと比べてどうなの? : ギズモード・ジャパン

先ほども言いましたが、FacebookにはSNSのノウハウがあります。ニュースフィードにフィルターがかけられることで、自分が本当に知りたい情報だけを得ることができるし、プライバシーの強化にも繋がります。もちろんInstagramのこの機能が好き! という方も多くいらっしゃると思いますが、それは時間の問題で、遅かれ早かれFacebook Cameraの方に搭載されていくと思いますよ。

という訳で、米Gizmodoが出した結論は「今のところFacebook Cameraの方が良さそう」です。

Facebookはカービィに似て

Instagramを壊さないために、Facebookがすべきこと : ギズモード・ジャパン.

みんなのお気に入り、InstagramがFacebookに買収されました。小さなスタートアップ企業が巨大資本に取り込まれるケースはこれまでにも何度もあり、買収額が話題になったり、そのメリットが語られたりしました。でも実際、そこで生まれるメリットは株取引による経済的なものだけであって、ユーザーが恩恵を受けた例は多くなかったのではないでしょうか。

特に買収される側の企業が熱心なユーザーベースを持っている場合、たとえばYahoo!に買収されたFlickrや、AOLに買収されたBrizzly、Googleに買収されたBloggerやDodgeballなどがそうでしたが、それまでの輝きが失われてしまうことが少なくありませんでした。

 ここに書かれているやるべきでないとするすべての事が 2 年以内に起こりそうだ。instagram のグレーの「いいね!」が青くなったり、お節介な友人押し付け機能が入ってきたり、広告が並んだりするようになったら使うのをやめるだろう。

 ファウンダーはこれで資金繰りや生活費に追われる暮らしから解放されるだろうが、これまでのように全てを自分で決定する権限は失った。サイトのデザインやコンセプトも統合されるだろう。今、Facebook は現在の instagram に手を付けないと言っているが、そんな言葉があったことすら忘れられるのが常だ。自社の利益に繋がると踏んだから買収したんだし、利益に結びつけるためには囲い込み強化の道具として活用するはずだ。ユーザ数を金に変えるためには、Facebook への誘導か広告を載せるかしなければならないのだから。

 ユーザとしてできることは少ない。写真のデータはデバイスに残っているのでバックアップすればなくならない。しかし、「いいね」やコメントはバックアップできない。ホスティングによるBBSやブログがサービス終了とともに消えるのと同じだ。まあ、ほとんどコメントが付かない自分のアカウントではどうでもいいが。

mixi:残念な出来事

 朝、mixiに入ったら、不思議な日記があった。名前欄が()になっていた。「おかしい」と思ってマイミクを確認したら一人減っていた。

 昨日、変なヤツが訳の分からないメッセージを送ってきた。その人の日記にもいろんな報告が上がっていて、その人のマイミクの多数に同じメッセージを送りつけているらしいことがわかった。足跡を見たら俺のところにも来ていた。すぐにアク禁にし運営に報告した。

 その後どのようなやり取りがあったのか分からないが、標的となった本人が退会されてしまった。SNSも1年もしないうちに「インターネット」になってしまった。

追記:
 これは、先日mixiに追加された、「紹介者・被紹介者間のリンク切断」という機能に原因があるような気がする。これにより、複数アカウントを作ったヤツが根無し草のアカウントを無尽蔵に発生させることが簡単になった。自分で招待しておいて、誰か似たような荒んだコミュニティの住人にマイミクになってもらった後、切ればいいのだ。

 こうやって、一人歩きさせたアカウントなら、マイミクで気に入らない相手に好き放題できる。ひょっとしたら、今回の一件も、コミュニティのメンバーか相手のマイミクの別アカウントだったのかもしれない。

 やれやれ・・・

SNSはキャムズを超えられない?

 キャムズを超えたような盛り上がりを見せているブログ(これにも懐疑的ではあるが)だが、SNSはまだまだらしい。ブログを率先して解説していた新しもの好きはブログに飽きてmixiに夢中になっているかのような印象があったが、それはネット界のごく一部だけを見ていたからなのだろう。

 インターネットでのリサーチといえば、ネットワークやデジタルデバイスの使用率が、一般社会では考えられないような高率だったりすることが一般的だ。にもかかわらず、この数字。mixiは広告バナーだけでなく有料サービスを開始することでビジネスとして採算を目指しているが、どうなんだろう。

悲劇的なgooリサーチ結果–SNSは認知も利用もされていない – CNET Japan

 調査対象者のうち、現在SNSを利用している人は6.6%、過去に利用経験がある人は2.2%と、利用経験者の割合は合計でほんの8.8%と、全体1割にも満たない。また、SNSというサービスの存在を知らない人は52.6%と過半数を占め、名前だけを知っている人も27.0%にとどまり、SNSの認知度は非常に低い。

 これが引っかかったのは、2chのソーシャルネット板を見て感じていたことと偶然一致したからだ。良きにつけ悪しきにつけ、話題になっている板は書き込みが増える。そこに人の興味が集まっていることがはっきりと分かるのだ。それが、ここ数ヶ月減り続けている。ブログも減っているようだが、ソーシャルネットとは比べ物にならない。

 googleのSNSで一番トラフィックが多いのはブラジルとか東南アジアらしい(記憶曖昧)から、ネットとの普及率とかより、国民のリアルでのつき合い方が出るのかもしれない。日本ではSNSのようなコミュニケーションツールは難しいのかもしれない。

 この辺、うまくまとめれば、論文一本行けるかもしれない。