Twitter広告がついにアメリカで一般公開―招待なしで誰でも利用できる | TechCrunch Japan

images いいね!してもいない企業の広告が Facebook のタイムラインに並ぶのと同じ事が Twitter でも増えるということか。これって、逆効果だと思うがどうなんだろう。しかし、「広告が増えて儲かった」と得意げに語る Zack と広告に対して「Facebook の一番の関心は金儲けではない」とか言っていた Zack と同一人物なのだろうか。人は変わるしカネがないとあれだけのネットワークサービスを動かすことは出来ないことは分かっている。変わるのは仕方がないが、変わったことを”ユーザー”に分かるように提示しないのは不誠実だろう。

 Facebook の2013年1Qの決算発表で売上、利益共に上がったらしい。モバイルデバイスへの広告出稿量が増えたのが要因らしいが、それって”ユーザー”が不要な広告に晒される機会が増えたことと一緒だ。そして、Facebook の広告には胡散臭いものがかなり有る。中には、Facebook 上からその広告をクリックしてカモになる”ユーザー”もいるだろう。まあ、Facebook にとっては”ユーザー”は広告を見てものを買ってくれる(ひいては広告売上につながる)商品でしか無いので、どんな商品を買って散財しようが知ったことではないのだろうが・・・これって、インチキ商品や詐欺まがいの商品を絶賛しているテレビと同じだよね。

 後、広告主はどんなセグメントにどんな広告が出稿されているかも十分にチェックする必要がある。Techcrunch で Victoria secret の広告がかなり長い間出ていたが、完全に相手を間違えていると思った。自分は Victoria secret のカタログの大ファンだが、会社で広げることはない。Techcrunch で興味深い記事を見つけても、「こんなんあるで」と示すのはためらわれたものだった。このような広告は、広告主にとっても場所を貸しているサイトにとっても不幸なことだろう。

Twitter広告がついにアメリカで一般公開―招待なしで誰でも利用できる | TechCrunch Japan

Twitterは3年ものあいだ一部のパートナーと広告のテストを行なってきた。今日(米国時間4/30)、Twitterの売上プロダクト担当上級ディレクターのKevin WeilがTwitterへの広告出稿がアメリカで一般公開されることを発表した。アメリカの広告主はこれでやっとTwitterからの招待なしで広告が出せるようになる。

Weilは現在ニューヨークで開催されているわれわれのTechCrunch Disruptでこのことを発表した。広告の一般公開によって売上の増大を図るのは近く予想される株式上場に備ええた動きだろう。

Twitterが最初の広告を表示したのは2010年4月だった。その後プロモート・アカウントとプロモート・ツイートを導入した。’これは広告主が有料でツイートを表示し、フォロワーを集めることができる手段だ。その後昨年3月、Twitterはセルフサービス広告ツールを部分的に公開した。2013年の2月には大規模な広告キャンペーンを可能にする広告APIが発表された。そして先週、Twitterはキーワード・ターゲット広告を発表した。これは一般ユーザーのツイートに含まれるキーワードに連動して広告が表示されるモデルで、Googleの検索連動広告に近いモデルだ。.

WeilはTechCrunch Disruptのステージでこう述べた。「知ってのとおり、Twitter広告はこれまで招待が必要だった。われわれには何千という大企業、スモールビジネス、広告代理店と取引をしているが、すべて招待ベースだ。しかし今日、われわれは次の段階に進む。アメリカでTwitter広告を一般公開する。企業であれ個人であれ、どんなアカウントからでも広告が可能になる。今日からアメリカの全ユーザーはTwitterを強力な広告媒体として利用することができる」。また「このlinkをツイートした最初の100人にそれぞれ50ドル分のTwitter広告をプレゼントする」と語った。

Twitterが新規にオープンさせたセルフサービス広告インタフェースにアクセスするだけで誰でも広告出稿が可能だ。広告主はターゲットの地域、関心、広告のタイプ、1日あたりの予算などを入力する。プロモート・ツイート、プロモート・アカウントの運営に加えて、広告主は広告効果を測定するTwitterのビジネス・アナリティクスを利用することができる。

この広告の一般公開によって、TwitterはFacebookやLinkedInのようなライバルに広告ビジネスでも対抗できるようになるだろう。ある予測ではTwitterは2014年に9億5000万ドルの広告収入を得るという。これは株式上場に向けて投資家の関心を惹きつけるのに十分な額だ。

膨大な数の企業がフォロワーを奪い合う中で、ライバルより少しでも露出を増やせるかどうかが有名になれるかどうかの成否のカギを握っている。直接商品をオンラインで販売しようとするビジネスの場合、プロモート・ツイートはクリックに直接結びつく。当初はギークのためのニッチなサービスと思われていたTwitterだったが、今や世界のコミュケーション・プラットフォームとして確固たる地位を築いている。顧客とリアルタイムで対話が可能なTwitter広告による口コミ・パワーを活用できるかどうかが、これからの企業にとってきわめて重要になってくるだろう。

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