P330 受け取り後忘年会

 P330 の修理が完了したとの電話を一昨日に受け取り、今日受け取ってきた。忘年会の会場がちょうど NIKON ショールームの近くだったから。少し早く会社を出てカメラを受け取り合流したのだ。

 その時、時間調整をしている時に撮ったもの。左が P330 で右が iPhone 4S。P330のシャッタースピードが 1/30 で iPhone は 1/20 だった。この差によるものか、P330 のほうが安定するのか分からないが、iPhone で撮ったほうは手ブレしてしまった。これではカメラの性能の検証にはならないが、並べておく。(P330iPhone 4S

 その後忘年会。料理が美味しかったことが唯一の救いだった。しかし、退職した人間のプライベートを話題にして楽しいのか・・・実に不毛。

フレックスタイムの使い道 P330修理

 16時にフレックスタイムで退社した。向かうは大阪ニコンショールーム。めちゃくちゃ場違いな雰囲気を漂わせて行ってきた。

 実機を見せたら数分裏に下がって修理に決まった。当然だ。一目見て分かるくらいの状態だったから。しかし、そこから時間がかる。修理受付伝票を作る手際の悪さ。というか、担当の兄ちゃんの動きがトロいわけではない。手書き伝票がだるいのだ。

 そもそも、自分はニコンのユーザ登録をしている。ユーザ情報をニコンは持っているのだ。そこには住所氏名と持っているカメラのモデル、シリアルも入れている。領収書や保証書との照合さえできれば、そこに記載してあるシリアル番号でユーザ情報を呼び出すことができるはずだ。にも関わらず、住所氏名電話番号を記載させられ、その後担当が機種名やシリアルを転記していた。その作業のほとんどはユーザ情報を呼び出せるようにしてあれば要らない作業だ。何のためにユーザ情報を登録させているのか。DMを送りつけるためだけか?もったいない。

 修理カウンターで保証書と実機を見せたらユーザ情報を紹介して「XX様ですね」と言って、修理が決まったら修理のステータス(保証期間内かどうか、返却の方法、連絡方法、トラブルの概要)を選んでプリンタから控えを出せるようにすべきだろう。

 修理受付が終わって駅に向かう所で献血の呼び込みをしていた。400ml という看板を持っていたので、成分献血もできるのか聞いたらできるということだったので献血してから帰ることにした。場所を聞いたらニコンショールームの入っているビルの下の階だった。献血ルーム梅田西は初めてだった。阪急グランドビルの献血センターより新しいが、9階なので見晴らしはあまり良くない。

 月曜日なせいか献血に来ている人は少なく待ち時間は全くなかった。アイスクリームの自販機が一つあって献血が終わるとメダルをくれて一つもらえるというシステムだった。今日は帰りが寒いのでメダルは返した。

 今日は iPhone で kindle 本を読んで過ごした。ページ送りが片手でできるので便利だ。iPad を持っていたが、片手が完全に固定された状態では操作が面倒そうなので iPhone にしたが、こういう場合には mini が便利か。kindle paperwhite はもっといいか・・・買わないよ!買わないけど・・・

Flickr! で見るスマートフォンシェア

camera_phone Flickr! には撮影したカメラの統計がある。

 iPhone 5 が面白い動きをしている。5s と同時に増えているのだ。5s が販売された時に在庫整理で値下げされた iPhone 5 が一気にシェアを増やしたのではないか。5s は一時的にジャンプアップが 4 や 4S を一気に追い抜くには至らなかった。供給が足りなかったために供給数量と比例して増えたのだろう。

 これは、iPhone 5c が期待ほど売れなかったことの説明にもなるだろう。5c を買うであろうと予想された需要が 5 に向かったのだろう。流通在庫が Apple が予想していたより多かったのかもしれない。5 の在庫は限りがあるので 5c へシフトしていくのは時間の問題だろう。

 それと、iPhone シリーズと Galaxy S III しか並んでいないことも興味深い。Galaxy S IV はまだこのランクに入るほどは売れていないようだ。LUMINA も experia も上位5位には入っていない。

P330 早くもトラブル

 やっと 100 枚を過ぎた程度なのにトラブル発生。下の写真をご覧頂きたい。液晶モニタが白い靄がかかったようになってしまった。四隅が黒くなっているように見えるが、おかしいのは白っぽい部分。元は四隅のように引き締まった黒だった。

 撮った写真は問題はないので光学系やセンサーのトラブルではなく液晶モニタのトラブルだろう。困るのは写真を取る時に露出が正しいのかどうかわからないしプレビューしてもちゃんと撮れているのかどうか判別できない。今日、マニュアルフォーカスで撮っていた時にピントが来ているのかどうか良く分からずにピンぼけになったものが2枚あった。やれやれ・・・

P330trouble

P330 で RAW を試す

上が RAW で下が jpeg。P330 は画質の設定で保存するフォーマットを選べ、jpeg と RAW を同時に保存することもできる。扱いやすい jpeg とレタッチ用の RAW を保存できるのは、余り使う機会はないだろうが、好感が持てる。また、jpeg の画質も Nomal と Fine が選べる。自分は基本は jpgeg のみを FINE で保存している。

 また、撮影時の画調として細かく設定することができる。自分は今のところ初期設定を使っている。今回は RAW と比較できるから jpeg がちょとケバいセッティングだと分かったが単体でjpegを見ていたら気になる程ではなかった。それくらいの画質を持っている。

 ここに上げている写真では細部がわからないしjpeg化しているので RAW も劣化しているので差は分からないかもしれないが、拡大すればRAWの樽型歪みとjpegが補正されていることは分かるだろう。それと、四隅のピントが甘いのも等倍ならよく分かる。この辺りを嫌って補正をかけて一部は切り捨てるのかもしれない。

 写真をクリックするとFlickr!のサイズ別表示のページに飛ぶのでモニタが許す限り大きな画像でご覧頂きたい。

P330-RAW

P330-jpeg



P33-Jpg P330-RAW

 左が jpeg で 右が RAW データのヒストグラム。jpeg にするときにわずかにコントラストと彩度を上げるのだろう。

P330-RAW-jpg 左がRAWで右がjpeg。左の木で画角が違うことと湾曲しているのが分かるだろう。24mm という超広角なのだから、これくらいは味だと思うが。jpeg で保存する時に樽型補正をしない設定は出来ない。

 RAW で保存すると専用のソフトが必要だったりして不便だった時代は終わっていた。iMac にメモリカードを挿したら普通にRAWの写真もサムネイルが表示されスペースをたたけばjpegと同様に開くことができた。当然 iPhoto に取り込むこともできた。Graphic Converter は開く時にコンバートするダイアログが現れる。RAW のプロファイルを持っていないのかもしれない。また、パソコン自体の進化もあって RAW も jpeg と同じように扱える。iPhoto で開いても全くタイムラグ無く開ける。レタッチしてもリアルタイムに反応する。

 RAW を使っているなと意識するのはP330で保存にほんの少し時間がかかる時だ。撮影後すぐに他の操作をしようとすると「画像を保存中です」というメッセージが表示される。といっても1〜2秒なのでイラツクようなことはないが。

 後、RAWで困るのはそのファイルサイズだ。P330のFINEとRAWを比べると約10倍の大きさだ。12M の jpeg FINE は 3MB 程度だが RAW は 30MB だった。P330で使っているメモリカードは 8GB なのでRAWで撮っても電池切れまでは余裕だが、iMac のHDDが将来的にどうなるかがちょっと不安だ。何かの時にちらっと表示するかもしれないという程度の写真データに何百ギガものディスクスペースを使うのも無駄な気がする。しかも、jpeg と RAW との画面上の差は、確実に存在するが、少ない。また一方で、ソースデータは使いうるベストなものを使うという考え方もある。ストレージのビット単価は低下の一方だ。そんなもののために、二度と撮れないかもしれない写真を劣化保存する必要があるのかは自分の中で議論がある。

 とりあえず、RAWはFlickr! と Nikon のクラウドに保存して、iPhoto には jpeg を保存することにした。

 また、NIKON の ViewNX2 という画像ファイル管理ソフトで読み込むと RAW も自動的に補正される。しかも、その時アルゴリズムがカメラのソフトと全く一緒なのか、色調まで jpeg と同じようになる。このソフトについては後日。

それまで iPhone 4S でいくか>AppleがLytro的な撮影後の可変焦点写真で特許を取得

 Lytro のカメラには興味があるが、高価なおもちゃに終わってしまいそうで購入に至っていない。この会社が潰れるか他の会社に買収されたらカメラのサポートが受けられなくなる可能性が高い。jpeg を記録するカメラならハードが故障しない限りサポートは不要だが、このフォーマットの写真は専用のビュワーかウェブサイトでしか表示できない。ウェブサイトは会社がなくなれば消えるだろうしビュワーソフトも OS のアップデートに対応できずに使えなくなる日が来る。

 この会社はデジカメに乗り遅れたカメラメーカーに技術をライセンスしこの技術を使ったカメラの普及に務めるべきだ。そうなれば上記のような不安は払拭され、フォーマットの普及に拍車をかけられる。

 下の記事が本当なら、iPhone や iPad でこれと同じような写真が撮れるようになる。iOS のカメラにパノラマや HDR が搭載された時のように、それまでパノラマ写真やHDRを撮りたいと思わなかったような人にまで普及するだろう(先日京都の嵐山でシャッターを押すのを頼まれたが、彼女は iPhone 4 のカメラを HDR モードで使っていた)。Apple なら iPhone や iPad 同士で交換できるだろうし、少なくとも Apple のウェブサイト(や iCloud)がストップする可能性はLytroより低い。

 人柱上等で Lytro を買っても面白い写真を撮ることはできなさそうだから iPhone に搭載されるのを待てばいいか・・・

AppleがLytro的な撮影後の可変焦点写真で特許を取得…東芝を牽制か? | TechCrunch Japan

AppleInsiderによると、Appleは、撮影後に画像の焦点を変えられるシステムで特許を取得した。すでにおなじみの、Lytro製のライトフィールドカメラも、これと同じことをする。Appleのシステムもやはり、このような“plenoptic”と呼ばれる技術を使って、後から焦点の所在を変えられる結果を作り出す。

Appleの特許は、わざわざLytroに言及してそれを先行技術と認めた上で、画像の画質や解像度を大きく向上させる独自の発明を詳説している。Appleの設計では、画像センサと外付けのレンズ成分とのあいだに可動アダプタを用いることによって、通常の高解像度の写真と、Lytroのような低解像度で焦点可変の画像を切り替える。

特許が出願されたのは2011年で、可能な実装方式を複数記述している。たとえばiPhoneとの統合や、SonyのデジカメQX10とQX100のような(カメラやスマートフォン用の)アクセサリだ。

iPhoneなどの実売製品に実装されたり、アクセサリが発売されるのはまだ遠い先のようだが、Appleが目指している方向性としては興味深い。Lytroは自社の技術をほかのメーカーにライセンスするつもりはないと言っていたが、しかしToshibaはスマートフォン用の同種技術を開発中で、それをほかのOEMたちにライセンスするのは確実、と報じられている。したがって、先行者利益はそちらに生ずるかもしれない。しかもその機能は、iPhone 5sのスローモーションビデオと同様に、製品のデモで消費者を感嘆させる技術になるだろう。

安国寺 門

IF
 門は宗教にとって特別なものだったのかもしれない。「神の庇護を得たいと思うものはこの門をたたけ」や「仏門に入る」、「破門」など門を俗世間と宗教界を隔てる象徴とした言葉は仏教に限らず多いようだ。写真は安国寺の門。塗装が落ちた木目しかないが、建立時には極彩色で塗装されていたのではないだろうか。

 どこにピントを合わせたのか分からないはっきりしない写真になってしまった・・・

 安国寺についてはこちらをどうぞ

寺院の形 P330 テスト続き

 安国寺に行った時に見た面白いもの。

IF 刃の外周がギザギザでどんな植物を形どったものなのか全然わからない。エキゾチックな印象で面白い。

IF 可愛い花。刃削り跡が見える。何百年か前の職人の職場が目に浮かぶ。と同時に、製作時の生地そのままだった頃や寺院建立時になされていたであろう極彩色の頃を想うと感慨深い。


GLASS 懐かしい木製のガラス窓。自分が育った家の窓はこのタイプで風が吹くとガタガタと鳴ってうるさかった。一枚一枚のガラスが窓枠と当たって音がする。ガラス一枚一枚がスピーカーの振動板のようなものなので大音量だった。アルミサッシの家に引っ越ししたときに風が吹いても窓が音を立てない時に驚いたものだった。この写真からはわからないかもしれないが、一枚一枚のガラスも平面ではなく微妙な湾曲した面で懐かしかった。

 オリジナルはhttp://www.flickr.com/photos/geek-panhead/をどうぞ。

P330 シェイクダウン @安国寺

 オリジナルの画像は重すぎて WordPress の制限でここには載せられない(FTP で上げれば載せられなくはないが面倒くさいww)ので、Flickr!をご覧頂きたい。

IF 供えられた花、周りの枯葉や笹の葉、地蔵さんの質感すべてがよく表現されている。
 24mm だが f1.8 のおかげか後ろと手前の笹がボケている。

IF マクロ。肉眼でみたときには気づかなかった蜘蛛の糸や実の凸凹やツヤまで撮れているのに後で驚いた。


IF 広角で取るとパンフォーカスに近い効果が得られる。鐘から奥のカエデまでピントが合っている。


IF 75mm望遠で撮ったもの。マニュアルフォーカスにしたら中途半端なところにピントを合わせてしまった。小さな画面でピントをあわせるのはけっこう難しい。

P330 vs iPhone 4S 比較

11022689013_bd71e4abae_n_11026749526_a3d9bc1f81_n
 川下川ダムルートの途中の千刈で撮った写真。左が P330 で 右が iPhone 4S で撮ったもの。iPhone 4S のほうが彩度が高い設定になっている。実際は P330 が近い。この大きさだと画質の差は余り感じられない。比較対象が iPhone 4S なのは自分が iPhone 4S しか持っていないから。

20131123-P330
 フルサイズ画像の一部を切り取ってみた。上が P330 で下が iPhone 4S で撮ったもの。jpegで保存しているのでオリジナルより劣化しているので差し引いてご覧頂きたい。

 P330設定:オートフォーカス、絞り優先AE+露出補正、画質Fine、撮影解像度 8M

 iPhone 4S 設定:純正カメラでフルオート撮影

フルサイズ画像

 フルサイズで見ると画質の差がはっきりする。iPhone 4S は輪郭が甘くなっている。これが、センサー自体の解像度の違いか jpeg の圧縮率の差かは分からない。P330 も RAW で撮って現像すればもっと高画質なものができるのかもしれない。

 また、小さな画面では iPhone 4S のほうが鮮やかに見えるが、P330 の写真を加工して iPhone 4S のようにすることは簡単だが、iPhone 4S のデータを P330 のものにすることは出来ない。