SJ5000+ #05 静止画追加

ホワイトバランス

 SJ5000Plus にもホワイトバランスの設定がある。静止画で試してみた。雨の16時頃というデジカメには厳しい条件なので特性が良く分かる結果が得られた。
20150222-SJ-WB
 左上:オート、右上:曇り、左下:デイライト、右下:白熱。体感は、下の iPhone と P330 が近い。これ以上ない曇天だが、曇天にすると青っぽくなってしまった。結果的にはオートが一番マシという結果になった。

画質比較2

 今日は Nikon のコンパクトデジカメ Coolpix P330 とも比較してみた。下は、等倍表示を並べてキャプチャしたもの。焦点距離も iPhone > P330 >>>> SJ5000+ と短くなるのが分かるだろう。

左から iPhone6 , Nikon Coolpix P330 , SJ5000+
左から iPhone6 , Nikon Coolpix P330 , SJ5000+

 センサーとレンズの差がモロに出たといっていいだろう。画素数では SJ5000 が圧倒的だが、デジカメの画質<>画素数ということが良く分かる。SJ5000のノイズがハッキリ分かる。iPhone 6 でも暗いせいかかなりノイズが出ている。

 SJ5000 は静止画を撮るためのカメラではないから当然といえば当然だ。それでも、この個性的なレンズは自分の手持ちのカメラでは得られないので静止画用としても持ち歩きたい。興味の有る方はオリジナルデータをどうぞ。iPhone 6 , Coolpix P330 , SJ5000plus

SJ5000 plus 静止画
SJ5000 plus 動画1
SJ5000 plus 開梱

SJ5000+ #04 静止画

 静止画を iPhone 6 とくらべてみた。画素数の大きさとアスペクト比が一目瞭然。オリジナルを見たい方はこちら SJ5000 plus,iPhone 6

左:SJ5000+、右:iPhone (25%縮小)
左:SJ5000+、右:iPhone
(25%縮小)

 厚い雲がかかった2月の夕方(2015:02:21 16)。ホワイトバランスは両方 auto でレタッチは行っていない。iPhone 6 のほうがセンサーのノイズは少ない。iPhone はコントラストが高く色温度も高い(青っぽい)。SJ5000+ は少し緑がかって暗いイメージだ。SJ5000+ もレタッチすればモニタ上で見るような使い方なら全く問題はないレベルだろう。ただし、超広角・単焦点・固定焦点なので使えるシーンは少ないだろうが、コンデジのワイド端より短い焦点距離は面白い使い方ができるかもしれない。

SJ5000 plus
SJ5000 plus
 SJ5000 plus すべて標準設定で撮ったものを Mac OS X のプレビューで 25% 縮小しただけ。

 オリジナルでは少しノイズがあるが、縮小すれば差は無くなる。2万円の動画撮影用のカメラの静止画とは思えないくらいだ。これには Panasonic MN34120PA というセンサーの性能が活かされているのかもしれない。

iPhone 6
iPhone 6
 同様に iOS 8 標準のカメラで標準状態で撮ったもの。オリジナルを見れば分かるがセンサーのノイズは少ない。800万画素センサーのアドバンテージかもしれない。


 画素数は SJ5000+ が 4608×3456 で iPhone 6 が 3264×2448。SJ5000 plus は Exif 情報では Ambarella MK-1 と記録されている。なので、Flickr! の camera finder では SJ5000 はない。

SJ5000 plus 動画1
SJ5000 plus 開梱

SJ5000+ #03 FW アップデート 1.7

SJ5000+ FW update 2CHで新しいファームウェアが出ていることを知った。自分が買ったものには 1.4 が入っていたが最新バージョンは 1.7 になったらしい。そこに記載されたサイトからアップデータをダウンロードしてインストールしてみた。

 インストールは簡単。ダウンロードしたファイルを解凍し、USB ストレージとしてつないだ SJ5000 のルートにコピーするか micro SD カードのルートにコピーする。カードリーダーを持っている場合には後者のほうが簡単かもしれない。

 カメラを起動しメニューからversionを選んでシャッターボタンを押すとアップデートするかどうか聞いてくる。ここでOKを選ぶとインストール作業が始まる。ファームウェアアップデート中に電池が切れると危険なので充電が十分に残っている状態かUSB充電しながら行ったほうがいいだろう。

 説明では success画面が出るらしいが、100%になっても数分間表示が変わらなかったので、電池を抜いて再起動した。かなり冷や汗だったが、無事起動されて1.7になっていた。なお、ファームウェアアップデート中に電池を抜くのは危険なので真似しないでください。ファームウェアの書換に失敗して起動できなくなっても責任は負えません。

 1.7 になって wi-fi の設定が増えていた。他、何が変わったのか分からない(メニューを全ては覚えていない)。

 2CH では、買った SJ5000 に 1.9 が入っていたという書き込みも有ったので、近いうちに 1.9 以上の FW が載せられるかもしれない。(http://www.sjcam.com/en/content/16-how-to-upgrade-the-sjcam-sj5000-action-camera-firmware

SJ5000+ #02 test ride

 RX3 でシングルトラックを走ってみた。ロード用のタイヤ(25x700c,23x700c)だし、サスもないので転けないように走るので精一杯。スピード感がないのはそういう事情なのでご了解いただきたい。動画上ではスムーズに見えてもはねて前に進まないのだ。

 一本目は 1280×760 120P で撮ってみた。ハウジングに入れずに自転車のハンドルマウントに付けて撮ったもの。RX3 には太いハンドルを付けているので、付属のハンドルマウントの防振すべり止めゴムが使えなかった。手ぶれ補正も行っていない(メニューのどこにあるのか知らなかった)。

 二本目は 1920×1080 60P (デフォルト)で撮ってみた。こんどはハウジングに入れてヘルメットに装着。

SJ5000 plus 開梱

SJ5000+ #01 unbox

オランダから来たの?
オランダから来たの?
 ポチッとな SJ5000 Plusが 11 月 29 日だったらしい。この時は予約受付で実際に届いたという情報がネットに流れたのは12月下旬だった。そして、1月13日にトラッキングサイトのURLとトラッキング番号が書かれたメールが届いた。しかし、ステータスが全然進まない。iPad Air 2 は発送後一週間かからずに到着したというのに、これが到着したのは 2 月 11 日だった。船便だったんだろうか?

 トラッキングサービスで Netherlands とか書いてあったので、何でかなと思っていたが、インボイスにも Netherlands と表記がある。オランダから発送したらしい。「中国から来るにしては時間がかかると思っていたが」オランダから船で来たのだろうか?そうならちょっとうらやましいww

シャレオツな感じ。
シャレオツな感じ。
 先日買って返品した E-band もそうだが、パッケージングの品質も上がってきた。このまま Apple store に並んでも違和感はない。

硬い箱。
硬い箱。
 この硬い箱には iPhone や iPad のパッケージを思い起こさせられる。

 開いても、同梱物が見えないようになっていた。これも、徹底的に商品を意識させる Apple のパッケージング哲学を思わせる。

おおきさはこんくらい
おおきさはこんくらい
 カメラはこの大きさ。ちっさくて軽い。

 ボリューム感は peace の箱を厚くしてひと回り小さくした感じだ。ぎっしりと精密機械が詰まっているという感じはしない。色もあってポップな印象だ。

ポート
ポート
 左にポートがまとめられている(電池は下)。micro SD と HDMI、micro USB 。どこにもカバーはない。カバーが必要な状況ではハウジングを使えということだろう。ハウジングは同梱されているので納得できる仕様だ。

どわー。いっぱいある。
どわー。いっぱいある。
 各種マウントが同梱されている。同梱のセットだけで三脚や棒状のもの(手すりや自転車のハンドル)、平面等に固定することができる。絶対に使わないマウントも有るんだろうが、「この形のがあれば・・・」というときにコンビニや100円ショップで手に入るものではないので、最初から充実しているのは嬉しい。GoPro のマウントと互換性があるらしいが、GoPro の純正品を揃えたらそれだけで $150 くらいは掛かる。

 複数のマウントを組み合わせるのはブロックのようで面白い。

 50ページ程度のマニュアルも付いているが、多くの言語で書かれていて(日本語はない)、内容的には6ページしかない。また、マニュアルとしては最小限のことしか書いてなくて、設定や使い方についての応用例などは一切ない。

液晶は小さい。下位モデルのほうが大きいというのは残念。
 液晶は小さい。下位モデルのほうが大きいというのは残念。
  液晶は 1.5 インチ。解像度は低い。日本語もあったが、日本語にすると文字幅のせいで表示しきれない項目があって不便。

 メニューのフォントが汚くて読み辛い。その設定が何を意味していて、それをオンにした時にどういう効果があるのかは全く分からないものも多い。メニューについて解説した資料などは一切ない。

撮影中は前後と上のLEDが点滅する。液晶が消えていてもわかる。
撮影中は前後と上のLEDが点滅する。液晶が消えていてもわかる。
 撮影中は前後と上のLEDが点滅する。液晶画面は自動的に消えるので、インジケータランプがないと撮影中かどうか分からない。どの方向からでもわかるというのは便利だ。また、隠し撮りなどの防止のためにも効果的だろう。

なるほどお
なるほどお
 ヘルメットに取り付けてみた。付属のベルト2本と平面マウントを組み合わせてみた。

 自転車のヘルメットは凸凹していて両面テープを使っても接着面がほとんどなく、効果は期待できない。スポンジかウレタンのような弾力性のある素材のものを挟んで安定させてみたい。

 自転車に乗ってみた感じでは、ヘルメットの固定をかなり強くしないとカメラの重みでヘルメットがずれてしまう。角度の調節は難しい。

SJ5000+_10 用意していた 32GB のmicroSDカードを使う。発送の連絡を受けて急いで買ったが、急ぐ必要は皆無だったww

freetel priori2 03 カメラ対決 priori2 vs iPhone 6

 枯れた要素技術をかき集めて作るチープ Android なので、ハイエンドスマホの周回遅れなのは仕方がない。メインカメラは 500 万画素とキャリアのフラッグシップモデルとは比較にならない。が、iPhone は 4S から画素数を増やさず(800万画素)に画質を飛躍的に上げてきていることから分かるように「デジカメの画質=解像度」ではない。priori2 のカメラが業務記録程度にしか使えないものなのか、オート専用コンデジを不要にするレベルなのか、写真素人なりに確かめてみたい。

 ここでの目的は、センサーやレンズの性能を調べることが目的なので、priori2 も比較対象の iPhone 6 も標準のカメラだけを使った。また、断りがない限りすべてオートモードで撮った。マニュアル操作を駆使して画作りをしたいような人はこの機種を使うべきではないだろう。

 priori2 と iPhone 6 で同じ場所で撮った画像。VIX で 300×400 に縮小し jpeg 圧縮している。ここまで加工すると画質の差は全く感じない。画質の差を確認したい方は写真をクリックしてオリジナルをご覧頂きたい。priori2 の画像サイズは 1920×2560 で iPhone 6 は 3264×2448 なのでほぼ画素数そのままの大きさだ。その割に画像のサイズは大きく違い、iPhone 6 のオリジナルが 2MB 前後なのに対して priori2 のそれは 500kb 程度だ。このことから、jpeg の圧縮率がかなり高いことが予想される。この圧縮率ではセンサーと光学系の実力はよく分からないだろう。ただし、カメラアプリを変えれば良くなるという保証は全くないのでご注意いただきたい。ショボイセンサーをカメラアプリで頑張ってこの画質を作っている可能性も否定出来ないからだ。

iPhone6-1 iPhone 6 : ガラス越しにカラフルな遊具を撮ってみた。ガラスや手前の水面の反射などを自然に捉えている。明るい曇り空の屋外の雰囲気は肉眼で見ているものと近い。

priori2-1 priori2 iPhone 6 のカメラよりわずかに標準寄りの画角だ。少し赤みがかかっている。彩度とコントラストも少し高めの設定だ。

iPhone6-2 iPhone 6 :ピントが花ではなく茎に合ってしまった(これは標準カメラの弱点)。オリジナルでないと見えないが、ピントの合った茎の綿毛の表現はミッドレンジのコンデジ(NIKON P330)と互角だ。ぜひご確認頂きたい。

priori2-2 priori2:小さい画像ではほとんど差は感じないだろう。こちらもマクロのピント合わせは難しかった。

iPhone6-3 iPhone 6 :ビルの日陰から覗いた青空を撮ってみた。オリジナルを見ると分かるが、ビルのエッジ部分でも偽色が抑えられている。

 jpeg 圧縮低めの設定の賜物か。

priori2-3 priori2 :左のビルの南面した壁面からの光を淡く反射している右のビルの壁面タイルの反射光感がこの写真では見られない。オリジナルで見るとビルのエッジ部分に偽色が発生していることが分かる。

 ビルの細かい部分の境界にも偽色が発生し結果的に解像度が低い印象になってしまっている。

 ここまで撮れるとは思っていなかった。現金一括で1万円の端末でこんな絵が取れるとは全く期待していなかった。

 画素数が少ないことよりカメラアプリの画像エンジンの設定に問題がありそうだ。高画質指向のカメラアプリにすれば iPhone 6 の画質に迫れるかもしれない。というか、自分がもっと使いこなせればどちらの端末でももっといい画質で撮れる可能性はある。

freetel priori2 01 unbox
freetel priori2 02 設定編 土管屋IDの壁

電子式手ブレ補正×4Kなアクションカム「FDR-X1000V」

snoy action cam lineup CES で発表されたソニーの次期アクションカメラ。解像度とCPUスピードを上げた進化型。性能が上がっただけ。GoPro Hero 4 black に追いついたということだが、価格も追いついたのでそれほどの魅力は感じない。4K 動画をアクションカメラで撮りたい人はすでに GoPro を買っているだろう。というより、プロ志向の人は GoPro 一択だろう。

 函体は AS100 そのままだ。4K 用のプロセッサを駆動するのにはこの大きさの電池が必要なのかもしれない。右の写真の記事によると、X100 の後継となる X200 が同時に出るようだ。AZ1,X200,X1000 というラインナップは分かりやすい。価格と性能が正比例しているようで、AZ1 と AS100 が平行して販売されるようなわかりにくさがない。

 X200 と X1000 は HDMI 出力がついて電池の持ちも長い。AZ1 は小ささに特化していてポートは少なく本体にGPSを持っていなく HDMI もないが軽くて安い。予算と妥協点で選べるようになった。

 自分はSJ5000+が到着するのを待っている状態なので、4K アクションカメラをどこが制覇しようが関係ないがww 

電子式手ブレ補正×4Kなアクションカム「FDR-X1000V」
アメリカでのお値段500ドル。GoPro HERO 4 シルバーエディションと同じくらいの価格感ですね。

CESでソニーが公開した「FDR-X1000V」は、4K 30pの動画撮影が可能(ビットレートは100Mb/s)な新型アクションカムです。フルHDなら120fps、HDなら240fpsのハイスピード撮影が可能です。

HDR-AZ1VR 値下げのお知らせ

20141215_sony 価格ドットコムから知らせが届いた。

 しかし、遅い。自分が SJ5000 を発注したから言うのではない。12月13日という日が遅いと言っているのだ。

 アメリカのブラック・フライデーと同様に12月は冬のボーナスで書き入れ時だろう。だから遅いのだ。ボーナスの使い道はボーナスを貰う前に決まっていることが多い。「ボーナス出たらあれを買おう」という時に値段が重要なのだ。アメリカで秋に各社が新型を出すのはこのためだろう。10月か11月に販売を開始しホリデーシーズンに在庫を切らさないことが重要なのだ。

 重要なのはタイミングだ。日本市場だけだが、円安により GoPro シリーズが値下げできない。海外通販の円換算価格も高くなっている。だからこし、ソニーはボーナスの使い道が変わる前に値下げしておくべきだったのだ。11月にこの値段を提示しておけば売れ行きが変わっていたかもしれない。
 

ポチッとな SJ5000 Plus

SJ5000 wi-fi 色々と待ちくたびれて、またもや中国のサイトでポチっとな。

 Jawbone Up3 は 1 月まで待たないと日本では発売されないらしいし、Up3 までのつなぎに 21 日に発注したフィットネス・トラッカーは 29 日になっても届かない。サイトには15日~30日と書いてあったので文句は言えないが、イギリスから週内に届く Wiggle や翌日に届く Amazon のスピード感に慣れていると、待たされている気持ちになってしまう。

 で、定期的に巡回している SJCAM のサイトを除いたら SJ5000 のページに Add cart ボタンがあった。試しに押してみると反応があって
進むと paypal のページまでいけた。paypal のパスワードを忘れていたのでその時には諦めて出社した。帰って、注文しようとしたらサイトが反応しなくなっていた。翌日も同じ調子で反応しない。まさか SJ5000 を待っていたユーザが退去してオーダーしているのでは・・・こうなるとまたほしい気持ちが募ってしまう。

 そうこうしているうちに他のサイトにも上がっていたが、価格が $10 違う。釈然としないまま SJCAM のサイトをリロードしたら正常に動くようになっていた。Paypal のアカウント資料を探して即発注。これが、SJCAM の作戦だとしたら完全に嵌められたというところだ。

 SJCAM のサイトにこだわったのは、コピー商品が大量に存在するからだ。そもそもこの SJCAM が作っている商品自体かなり怪しい。4000,5000 はGoPro hero とクリソツだし 3000 や 2000 もどこかで見たことのある形をしている。単にコピーするだけでなく、元のモデルにはなかった液晶パネルをつけたりして差別化を図ってはいるが、Apple や Sumsung の製品だったら訴訟ものだろう。

 しかし、SJCAM はまだマシで、更に悪質なのは、SJ4000 とモデル名まで同じのコピー商品だ。Amazon で SJ4000 を検索すると分かる。amazonでは SJCAM の SJ4000 は売っていない。最初、SJ4000 という名前を知った自分は SJ4000 を出しているメーカーがどこなのかさっぱり分からなかった。SJ5000 のコピー商品はまだないが、おなじ SJ5000 という名称の全然別の劣化コピーみたいなのはあって非常に危険だ。SJCAM の SJ4000 のレビューを見て買ったらコピー商品でガッカリ画質ということはあり得る。

 とりあえず、発注はしたものもこちらも到着までにはだいぶ時間がかかるらしい・・・またフラストレーション溜まりそう。次のものをぽちっとしてしまう前にフィットネス・トラッカーが届いてほしい・・・

アクションカメラ:フェーズ2 中華GoPro の衝撃

アクションカメラについて、Hero4 と AZ1 リリース後の混乱が収束し価格が落ち着くのを待っていたが、ダークホースが現れた。

 SJ4000 という中国ブランドのアクションカメラ。GoPro Hero にインスパイアしたというと聞こえはいいがデザイン丸パクリの一部互換機だ。

 スペックは同世代(2014年春)の他機種 Sony HDR-AS100 や Hero 3+ とほぼ互角。それで 1 万円前後だからコスパは非常に高い(最近の円安のせいで大きく印象は変わってしまったが)。

 Hero 3 や AS100 はカラー液晶画面を標準装備していない(AS100 はオプションでも付けられない)が、SJ4000 はカラー液晶モニタ一体だ。撮影中に見ることはないが、設定を直感的にできるというのは便利だ。Wi-Fiモデルは iOS や Android からアプリでコントロールすることもできる。更に、Hero シリーズの豊富なマウント類と互換というのも嬉しい。

 このカメラはSJCAMというメーカーのものらしい。この製品自体が GoPro のパクリのような怪しい感じではあるが、それに輪をかけた他社品が山のようにあるのが中国ビジネスの厳しいところだ。SJ4000 を Amazon で検索すると SJCAM 製は出てこず、いろんなメーカー名の同じ外見のカメラがヒットする。数えてみたら 6 社もあった(^^;

 AS100 が最有力候補だったが、完全にこちらに興味が傾いた。そして、近々発売されるという後継機の SJ5000 の発売を待ってどちらかを発注するつもりだ。因みに、このメーカーの SJ3000 はソニーの AS100 にインスパイアされている。

 4000 と 5000 の差はセンサー性能。5000はパナソニックのセンサーを使って HD 動画を 60fps で記録できる。画質的にどうかは分からないが、一世代の進化は期待できるだろう。hero 4 silver 世代のものなら 2 万円でも惜しくはない。

SJ4000
Aptina0330 Full HD: 1920*1080P 30 fps
SJ5000
Panasonic MN34120PA Full HD: 1920*1080P 60/30 fps