外れデバイス:オムロン カラダスキャン HBF-254C

41Skj83p1KL._SL160_ 久しぶりに外れガジェットに当たった。オムロン 体重体組成計(ブラック)OMRON カラダスキャン HBF-254C-BKがそれ。

 まず、体脂肪率の数値が信頼出来ない。タニタ インナースキャン BC-567で測った時と比較して5%も高く出る。どちらが正解かは分からないが、以前オムロンの体組成計を使っていた時の数字はタニタの数字に近い数字だった(一度、大阪府体育館で In body で計測してもらった時の数値も旧オムロンとほとんど同じだった)。Amazon のレビューにも「高めに表示される」とあった。その時は「几帳面な人が1%や2%高めに表示されたからって書いてるよ」程度に思っていた。が、まさかの 5% 差。15% と 20% の違いは大きすぎる。

 ただ、体脂肪率は継続して計測し、変化を掴めばそれでいいと考えれば、数値自体にこだわる必要はないとも言える。そう思って続けることにした。そして、自宅に帰った時にタニタで測っても fitbit には入れないようにした。

グラフ
グラフ
 次に不満なのはアプリの記録項目。本体では、一般的な体組成計と同様、体重、BMI、体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝、内臓脂肪レベル、体年齢が表示される。しかし、アプリに残るのは体重・体脂肪率・骨格筋率だけだ。せっかく測った数字を転送しない理由が分からない(BMIなんて身長を登録してるんだから、送信する必要すらない)。しかも、この程度の情報を追加で送信したからといって1秒も増えないだろう。

 アプリのUIも不満だ。表示したい指標を切り替えるにはわざわざ左上のメニューボタンを押してスッカスカのメニュー画面で指標を選ばなければならない。グラフ上でどの指標を表示するか切り替えるようにするとか、3つの小さなグラフを同時に表示するとか、今時のスマホの画面なら余裕だ。

測定記録
測定記録
 測定結果の詳細画面。こちらの画面もスッカスカ。仕様を考える人間のアイデアの無さを如実に現しているようだ。ここに、あと4行テキストが増えたからといって何の不便もないだろう。

 フラットデザインが流行って、クリーンかなんか知らんが、すっきりした画面にするのが流行りだが、クリーンなのと一覧したほうが便利なデータを別画面にするのとは別だ。スカスカの情報の少ない画面を見ているとイライラする。(同じことは、フルスクリーン表示のパソコン用アプリにも言える。27インチにフルスクリーンのテキストエディタなんてアホとしか言いようが無いが別の話)。

 後、オムロンだけではないが、fitbit もタニタも Apple の health kit に対応していない点が非常に不満。デバイスからデータを受信できるようになり、iPhone に体重と体脂肪データが入っているのに、ヘルスケアアプリやfitbitで管理するために数字を手入力しなければならないのは不便としか言いようが無い。

 少しだけいいところもある。測定時間は短くなった。自宅で使っているタニタインナースキャン BC-567では10秒以上かかるがこの機種では数秒で終わる。そして、いうまでもないが、というか、これがあるからこれにしたという iPhone との Bluetooth コネクトは便利。近眼の自分は本体の表示を見るためにはかがむ必要があるが、アプリで見られるのでその必要がなくなった。この二つについては文句なく便利。ただし、タニタの体組成計でも現行モデルには同じ機能のモデルがあるので、この機種の特徴というわけではなく、「新しい体組成計は便利」ということでしかない。

搬入待ちな一日

 今日のミッションは、ニトリの荷物受け取り、ガス開栓、冷蔵庫・洗濯機受け取り、電気使用開始登録。オプションとして、ポストに入っていた「所在確認」について郵便局に連絡。

 ガスの開栓が10時、ニトリの荷物が11時から14時、冷蔵庫と洗濯機(Joshin)が15時から17時と見事にちょっとずつずれていて、外に出られなかった。9時半頃に予想外のニトリの荷物のうち小さなものが宅配で届き、ガスの開栓は10時10分くらいに来てくれた。開栓自体は10分もかからないが、11時に荷物が来るかもしれないと思うと朝食を買いに出ることもできなかった。

20151017-0 マットレスは12時半くらいに着いた。思っていたより厚くて柔らかかった。落ち着かないので、裏面のフォームが薄い方にしたら快適になった。自宅で使っているものと変わらない寝心地だ。この二晩は熟睡できなくて辛かったが、これで安眠できそうだ。


 15時までに時間ができたのでディスカウントスーパーにでかけた。昨日、現金が足りなくて買えなかったスゥエットや100円ショップでキッチン周りの便利小物、食料品などを買った。この店は広くて取扱商品の種類の多さは異常なまでで、リアルな生活で必要な物の大半がここで揃いそうだ。しかし、ホームセンター部分の素材関係はやはり専門店にはかなわない。

20151017-1 15時15分くらいにJoshinの配達員が来て、冷蔵庫と洗濯機をセッティングしてくれた。これで、基本的な生活はできるようになった。

 冷蔵庫はシャープ。上に載せた電子レンジとお揃いだ。扉の開き方向を変えられるらしいが、今のところ向きを変えたいとは思わない。


20151017-2 洗濯機はハイアール。日本製と較べても全く遜色が無い。マニュアルの日本語もちゃんとしている。こりゃ、日本の白物家電メーカーが苦戦するのもしょうがない。

 ドラム式とかの高価な奴は見もしないので知らないが、


20101017-3 問題は机。テーブルもなければPCデスクもない。

 途中で、コメリに寄ってSimpson金具を探したが見当たらない。とりあえず、2×4-6ft を2本買って帰った。更に、家の近くのコーナンで Simpson 金具を買って買えるつもりだったが、なかった・・・以前は2mくらいの専用コーナーがあって使用例や小冊子があったりしたのに。レイアウト変更の時にリストラされたらしい。

荷物は続くよwww

20151005 着々と単身赴任の準備は進む。家に居ながらにして進むのは全てインターネット通販のおかげだ。そもそも、賃貸物件を現地に行かずに決められるなんて自分が学生の頃には考えられなかった。

 届いた(届いたのは6日だったが、平日にはほとんど開梱できなかった)のは、モニタ、キーボード、スピーカー、電気ポット、ヘルスメーター。オタクの必需品だ。

 とりあえず、動作確認。一番不安だったのがモニタ。モニタがという意味ではなく、出力側だ。

 まず、priusのモニタ端子に繋いでみた。横長に引き伸ばされてボケボケの画面が表示された。モニタには「解像度を変更しろ(意)」とのメッセージ。priusのチップセットは本来なら1920×1080を出力できるはずだが、日立の設定で殺されているようだ。販売時のメモリが 512MB だったので、大きなモニタをつながれるとメインメモリを食われるから使えなくしたのかもしれない(グラフィックはメインメモリ共用)。

 次に、玄人志向 USB3.0 ディスプレイアダプタを試した。しかし、反応はない。モニタのスイッチを押しても「信号がありません」と表示されてスリープしてしまう。ドライバがないからアダプタに信号が行ってないのだろうと考えた。ドライバをインストールしようと玄人志向のサイトに行っても Windows8 用のものしかない。ダメ元でダウンロードしインストールしようとしたら「そのドライバは既にインストールされてます」とのアラート。windows 10 をセットアップした時にインストールしていたらしい。玄人志向 USB3.0 ディスプレイアダプタ公式サイト

 ということは・・・この環境では使えないという事かぁ・・・windows10用のドライバを待つか8に戻すかしないとモニタが無駄になる・・・どちらもあまりやりたくない。せっかく最新のOSが動くというのに。玄人志向の製品と言っても、内部のチップは海外の製品なので、チップが分かれば windows 10 対応のドライバが見つかるかもしれない。最悪 8 に戻すにしても時間が掛かるし、シングルモニタでも使えなくはないから急がなくてもいいかと気を取り直した。

 ディスプレイアダプタについては後に回すとして、キーボードの取り付けとセッティングに取り掛かった。ハードウェア的にはする事はないが、US配列なので、レジストリを触らなければならない。キーボードに関するこの仕様は 10 になっても変わらない。キーボードのメーカーもUS配列を売るなら、ユーティリティくらい配布すればいいのに(会社のノーパソでお世話になっている)。ただ、この辺は経験済みで実績がある(会社のPCにUS配列のHHKを使っている)ので、不安もなく平坦な道のりだ。買ったのはサンワサプライ 英語配列USBスリムキーボード/テンキーなし SKB-E3U

 作業をこなしていると、突然「接続機器のドライバをダウンロードしています(意)」というメッセージが現れ、インストールされた。そして、USBディスプレイアダプタに繋いだモニタに電源が入り、デスクトップが表示された。急いで解像度の設定をしたらそこにはセカンドモニタとして外部モニタが認識されていた。ちゃんと1920×1080 で表示されている。

 そういえば、ディスプレイアダプタの設定時にはインターネット接続する必要があると書かれたブログがあった。この事か。今回は、外部モニタがない時にドライバだけをインストールするという中途半端なことをしたためにちゃんとインストールされていなかったのかもしれない。一度デバイスを削除すれば良かったのかもしれないが、どれがそれに該当するのか分からなかった。たまたま繋いだままにしていたおかげでドライバソフト側で存在を確認してインストーラーシーケンスが実行されたのだろう。ラッキーパンチとしか言いようがない。ま、とにかく結果オーライ。無事、Windows 10 から 玄人志向 USB3.0 ディスプレイアダプタ経由で外付けモニタが表示された。

 LOGICOOL スピーカーシステム 2.1ch PCスピーカー Z523BKはピンジャックからの出力なので配線するだけだ。PCにはなんの設定も要らない。予想を上回る大音量にビックリした。ワンルームのアパートではそのポテンシャルの1/3も使う機会はないだろう。1LDKのリビングにはオーバークオリティだったかもしれない。iMac で使っているヤマハのUSB外付けスピーカーが希望小売価格2万円程度だったので、「さすがに5000円以下のではあかんやろ」と思ってこれにしたのだったが。

 Amazon のレビューで書かれていたので知っていたが、このボリュームつまみにしか見えないオン・オフスイッチは納得出来ない仕様だ。PCにしてもスマートフォンにしても携帯音楽プレーヤーにしても必ずデバイスに音量を操作することができる。なので、スピーカーに音量がなくても困らない。実際、iMacに繋いだYamahaのUSB接続2.1チャネル外部モニタの音量つまみを触ることはない。しかし、このボリュームつまみのようなスイッチはないわ・・・オン・オフしかないのならボタンやスイッチでいい。わざわざ無段階に調節できるような回転ノブなんて、何の意味もない。むしろ、期待させておいて裏切るという意味で印象が悪い。

 オーディオマニアな方々にとってはどうか知らないが、自分のように老化の始まった耳の持ち主にはどうせハイ・クオリティ・サウンドなんて聴き分けられないからどうでもいい。十分満足。レゲエの重低音でも満足に鳴らせそう。

 体組成計とポットについては実際に使ってから書きたい。

東芝「見守り機能」を重視した活動量計・・・Silmee

 東芝からも心拍センサー付きのフィットネス・トラッカーが発表された。fitbit charge HR や Jawbone Up3 と競合する製品だ。特徴は電池の持ちとIPX7の防水機能だ。電池の容量を確保するためか本体部分のボリュームはかなり大きい。心拍センサーの取得方法は不明だ。公式サイトTOSHIBA Silmee W20/SilmeeW21

 この製品の興味深いところは「見守り」機能を基本コンセプトにしていることだ。他のフィットネス・トラッカーがスポーツ色を前面に押し出しているのと対照的だ。そして、その見守りを表現するイメージ画像が公式サイトの左上に表示される。が、これ、見守りというよりストーカー・・・

2015年8月時点では機能自体は目新しいものでもなく、価格も安くはない。すでにスポーツ用のフィットネス・トラッカーとして認知度の高い他メーカーがひしめく市場に真っ向勝負ではなく、老人向けのデバイスとして販売しようというのはマーケティング上は悪くないアイデアだ。そのために追加されたのか、この機能があるから思いついたのかしらないが、音声認識というのも面白い。

 ただ、デバイス自体はスポーツを意識したどちらかというとシャープな感じのデザインで、ハードウェア仕様作成時から発売までに何らかの「見直し」が行われたのではないかと勘ぐってしまう。

 そして、このコンセプトを最初から出していたならもっと違うアプローチがあっただろう。スマートフォン連携による緊急通報はアイデアとして素晴らしいが、もう少し踏み込んで異常な心拍による発報ができると面白いだろう。そして、GPSモデルには定期的な位置情報通知もできるだろうが、スマートフォンに依存しているのでどの程度使えるか分からない。徘徊老人がスマートフォンを毎日管理してくれるとは思いにくいし、そもそもフィットネス・トラッカーをうっとうしがって外してしまう可能性のほうが高い・・・両親に priori2 を買ってやって、LINEの使い方は覚えて毎日メッセージをやりとりできるようになったが、スマートフォンを道具として使うという発想は持ってなくて、家の中ではもちろん外にでるときでも持っていないことが多い。ましてボケの入っている老人に持たせるデバイスとしてスマートフォンは難しいだろう。

 一番の問題は、アプリやサイトの説明が不十分ということだ。アプリとサイトが従来のままでは「見守り」トラッカーとして不十分だ。LAN付きポットがあったが、あのような見守りをサイトで行えるような機能があれば、ふるさとの両親に贈るといった需要も掘り起こせるかもしれない。アプリとサイトは発売後でも変更できるので、これから化ける可能性はあるが・・・

 とにかく、これからどう育つのか育たないのか定期的に見守りたい。自分的には、価格ドットコムで1万8千円を切ってほしいところだ。マイナーかつ後発なのだから。

PC Watch
 自身の日々の健康状態を測定すべく、活動量計を使用している人はそれなりに多いかと思う。東芝はこのほど一般的な活動量計機能のほかに、健康指標の1つとして“会話量”を測定できるリストバンド型活動量計「Silmee W20」と、GPSも内蔵した「Silmee W21」を発売する。
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SJ5000 plus FW update 2.5

 先日前まで電源が入らなかった SJ5000 plus だったので、アップデートがあってもインストールできなかった。

 電源が入るようになったので、最新のファームウェアを入れてみた。SJ5000 plus のアップデートはここから。SJシリーズは似たモデルが多いので注意が必要だ。このページで知ったのだが、SJ5000 plus にも二つのバージョンがあって液晶のサイズだけが違うらしい。しかも、ファームウェアも別々らしいので自分の持っているものがどちらか(1.5 or 1.54)を知っておかなければならない。

 因みに SJ5000 シリーズだけでも SJ5000, SJ5000 Wi-Fi, SJ5000 plus(1.5), SJ5000plus(1.54) の4種類がある。しかも、タチが悪いことに似た形で同じ名前のカメラが多数出回っていること。これはSJCAMの責任ではないが、ネットで検索すると「SJ5000レビュー」と銘打って他社品を扱っているケースも多い。当然、これらのカメラにSJCAMのファームウェアは入らない。

 自分のものは購入後すぐに 1.7 にアップデートしたままだった。それでも無事アップデートできて 2.5 で起動できた。何がどうなったのかは全然わからない。

 そういえば、1.7 にアップデートしてから日本語のメニューが使えるようになった。フォントが汚いのとメニュー文字列が最適化されていないために日本語だと表示しきれない項目があるので英語で使っているが、機能の意味がわからない時には便利・・・かもしれないww

スマートテレビは3Dテレビと同じ道をたどるか? 4K はどうだ?

画面からはみ出すことは理論上あり得ない。こんなイメージ画像で煽ったのも失敗の原因だろう。
画面からはみ出すことは理論上あり得ない。こんなイメージ画像で煽ったのも失敗の原因だろう。
 3Dが廃れたようにスマートテレビも一部の日経新聞の提灯記事だけで終わるだろう。

 4Kはモニタの正常進化型として主流になるだろう。カラーテレビが白黒を置き換えたようにだ。しかし、すぐにコモディティ化が起こるだろう。

 自分は4Kテレビも要らない。4K のモニタは欲しくなるかもしれないがテレビ受信機が要らないからだ。液晶パネルと受信機、録画機、ネット機能を別々のモジュールにして販売してくれたらとと思う。自分は表示パネルとネットモジュールだけでいい。今、prius の外部モニタをDVD観賞用に使っているが、HDMI 端子のあるモニタに買い換えたいと思っている。HDMI が有れば Apple TV や Android TV といったネットコンテンツを大画面で観られる。

 この自分の使い方はスマートテレビが提唱するものに近いがスマートテレビは要らない。理由は下の記事と同じだがそれだけではない。今提供されているサービスが永続的かどうかはわからない。端末メーカーが提供するサービスはメーカーの都合で取りやめになる可能性が高い。music unlimited が最近の例だ。他にも携帯キャリアやゲーム会社が提供するオンラインサービスの栄枯盛衰は速い。

 メーカーがカスタマイズした Android を搭載したテレビなど最悪だ。どうせすぐに Android のアップデートに追いつけなくなるだろう。

スマートテレビは3Dテレビと同じ道をたどるのか? 終わりの始まり
3Dテレビで何を学んだのでしょう。
毎年CESに足を運ぶ米Gizmodo編集部。会場にいるからこそ感じる家電の動向。スマート家電が増える中、スマートテレビがでてくるのは当たり前。しかし、そのスマートさは本当に我々が欲しいものでしょうか。つい数年前まで注目されていた3Dテレビは普及する前にすっかり過去のもの。しかし、今スマートテレビもそれと同じ道をたどろうとしています。米GizのDarren記者が、会場で肌で感じたテレビ業界の未来とは…。

2、3年前のCESなら、この手の記事は3Dテレビが主役だっただろう。不格好なメガネを装着して見る3Dテレビ…。これが本当に未来のテレビなのか? 今年のCESで、その疑問はスマートテレビに向けられている。過去に3Dテレビに感じた違和感がそのままスマートテレビに。
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ポチッとな SJ5000 Plus

SJ5000 wi-fi 色々と待ちくたびれて、またもや中国のサイトでポチっとな。

 Jawbone Up3 は 1 月まで待たないと日本では発売されないらしいし、Up3 までのつなぎに 21 日に発注したフィットネス・トラッカーは 29 日になっても届かない。サイトには15日~30日と書いてあったので文句は言えないが、イギリスから週内に届く Wiggle や翌日に届く Amazon のスピード感に慣れていると、待たされている気持ちになってしまう。

 で、定期的に巡回している SJCAM のサイトを除いたら SJ5000 のページに Add cart ボタンがあった。試しに押してみると反応があって
進むと paypal のページまでいけた。paypal のパスワードを忘れていたのでその時には諦めて出社した。帰って、注文しようとしたらサイトが反応しなくなっていた。翌日も同じ調子で反応しない。まさか SJ5000 を待っていたユーザが退去してオーダーしているのでは・・・こうなるとまたほしい気持ちが募ってしまう。

 そうこうしているうちに他のサイトにも上がっていたが、価格が $10 違う。釈然としないまま SJCAM のサイトをリロードしたら正常に動くようになっていた。Paypal のアカウント資料を探して即発注。これが、SJCAM の作戦だとしたら完全に嵌められたというところだ。

 SJCAM のサイトにこだわったのは、コピー商品が大量に存在するからだ。そもそもこの SJCAM が作っている商品自体かなり怪しい。4000,5000 はGoPro hero とクリソツだし 3000 や 2000 もどこかで見たことのある形をしている。単にコピーするだけでなく、元のモデルにはなかった液晶パネルをつけたりして差別化を図ってはいるが、Apple や Sumsung の製品だったら訴訟ものだろう。

 しかし、SJCAM はまだマシで、更に悪質なのは、SJ4000 とモデル名まで同じのコピー商品だ。Amazon で SJ4000 を検索すると分かる。amazonでは SJCAM の SJ4000 は売っていない。最初、SJ4000 という名前を知った自分は SJ4000 を出しているメーカーがどこなのかさっぱり分からなかった。SJ5000 のコピー商品はまだないが、おなじ SJ5000 という名称の全然別の劣化コピーみたいなのはあって非常に危険だ。SJCAM の SJ4000 のレビューを見て買ったらコピー商品でガッカリ画質ということはあり得る。

 とりあえず、発注はしたものもこちらも到着までにはだいぶ時間がかかるらしい・・・またフラストレーション溜まりそう。次のものをぽちっとしてしまう前にフィットネス・トラッカーが届いてほしい・・・

アクションカメラ:フェーズ2 中華GoPro の衝撃

アクションカメラについて、Hero4 と AZ1 リリース後の混乱が収束し価格が落ち着くのを待っていたが、ダークホースが現れた。

 SJ4000 という中国ブランドのアクションカメラ。GoPro Hero にインスパイアしたというと聞こえはいいがデザイン丸パクリの一部互換機だ。

 スペックは同世代(2014年春)の他機種 Sony HDR-AS100 や Hero 3+ とほぼ互角。それで 1 万円前後だからコスパは非常に高い(最近の円安のせいで大きく印象は変わってしまったが)。

 Hero 3 や AS100 はカラー液晶画面を標準装備していない(AS100 はオプションでも付けられない)が、SJ4000 はカラー液晶モニタ一体だ。撮影中に見ることはないが、設定を直感的にできるというのは便利だ。Wi-Fiモデルは iOS や Android からアプリでコントロールすることもできる。更に、Hero シリーズの豊富なマウント類と互換というのも嬉しい。

 このカメラはSJCAMというメーカーのものらしい。この製品自体が GoPro のパクリのような怪しい感じではあるが、それに輪をかけた他社品が山のようにあるのが中国ビジネスの厳しいところだ。SJ4000 を Amazon で検索すると SJCAM 製は出てこず、いろんなメーカー名の同じ外見のカメラがヒットする。数えてみたら 6 社もあった(^^;

 AS100 が最有力候補だったが、完全にこちらに興味が傾いた。そして、近々発売されるという後継機の SJ5000 の発売を待ってどちらかを発注するつもりだ。因みに、このメーカーの SJ3000 はソニーの AS100 にインスパイアされている。

 4000 と 5000 の差はセンサー性能。5000はパナソニックのセンサーを使って HD 動画を 60fps で記録できる。画質的にどうかは分からないが、一世代の進化は期待できるだろう。hero 4 silver 世代のものなら 2 万円でも惜しくはない。

SJ4000
Aptina0330 Full HD: 1920*1080P 30 fps
SJ5000
Panasonic MN34120PA Full HD: 1920*1080P 60/30 fps

多分無理>Panasonicデジカメ事業は黒字化できる(`・ω・´)ゞ

LUMUIX CM1 おそらく無理。海外のイベントで話題になったことでAndroidデジカメ・スマートフォンで一儲けできると思っているかもしれないが、SONYのスマートフォン連携レンズカメラが儲かっているかどうか。発表後は話題になったが、実機がレビューされ、発売されるに従って失望が広がった。いまでは、レンズ交換可能なモデルまで出したが、今のところ色物で終わっている。また、Panasonicのと同じコンセプトのAndroidデジカメは SAMSUNG が発表して話題になったがその後どうなったか分からない。

 Panasonicは今ある中途半端なアクションカメラを練り直すほうが可能性があると思う。スマートフォンが大型化し持ちにくくなり、タフな条件下では使いにくくなっている。この市場を開拓した GoPro とライバルの SONY。同じことを考えるJVCやRICOH、ベンチャー企業等が群がって厳しい市場ではあるが、少なくともデジタルスチルカメラよりは成長が見込める市場だ(といっても数年で飽和しそうだが)。

 昔、写真は特別なものだった。特別な日に正装して写真館に行って撮ってもらうものだった。これが、巻取り式フイルムのおかげで家庭に入ったが、運動会や誕生日などの記録が残るようになった。デジカメからスマホカメラになって日常の風景などが写真になった。同時に起こったのがデジ一やミラーレスといったハイエンドデジカメの普及だ。スマホ写真で写真の楽しさを知った人がより高画質を求めた結果だ。

 これと同じことがビデオにも起こっている。動画を取るのは個人の趣味にはできないくらい高価だったが、デジタル録画が可能になり、運動会や学芸会などが録られるようになった。Youtube やSNS、スマートフォンの普及によりスチル写真と同じように日常が切り取られるようになった。そして、デジカメやスマートフォンの動画撮影機能では満足できなくなった人間が、もっと手軽に動画を楽しむ手段として選ぶのがアクションカメラだと思う。

 遊んでいる子供をカメラを持った親がファインダー越しに追うのではなく、アクションカメラを付けた状態で一緒に遊ぶという録り方が可能になる。Panasonicはこの市場には強いはずだ。SONY はこれに気づいて、Red bull のような X スポーツではなく、小ささを全面に押し出したアクションカメラ・ミニ(AZ1)を出した。Panasonic は勝ち目のない Android なんかやめて魅力的なアクションカメラを出して欲しい。

デジカメ事業は黒字化できる:日経ビジネスオンライン
 杉田氏:コンパクトデジカメの入門機をOEMに委託したことで、商品力を維持するのが難しい面はあります。ですが、4K動画撮影に対応した高級機がカバーしてくれている状況です。はっきりと断言はできませんが、黒字化の可能性は高まってきました。

アクションカメラ戦国時代 SONY が切ったカードとは

 GoPro は GoPro 4 というカードを切った。ハイエンド機の Black ではシリーズ初の 4K 対応を果たし、Silver には標準でタッチ液晶モニタを付けた。そして、エントリーモデルとして Wi-Fi さえも除いたかけそばモデルを非常な低価格で出した。3のWhiteモデルに該当するモデルはこの世代には存在しなくなった。

 これに対する Sony のカードは小型・軽量化だった。15V、30V、100V という進化ではなく AZ1 というシリーズ名称を冠した。既存モデルの機能・性能を一部簡略化したりリモコンに持たせることで大きく小型・軽量化を行った。

 しかし、微妙だ。「小型化・軽量化への要望が高画質化に対するそれより大きかった」ということだが、電池性能や GPS を削ってもいいという意見が多かったのだろうか。今の機能・性能を落としてもいいとは思ってなかったのではないだろうか。

sony action cam 右のラインナップを見る限り AZ1 は 100V の後継機に見える。ところが、電池の持ちは悪いし、HDMI 出力もできない。さらに、リモコンとセットで買わない限り真価が発揮できない(GPSレシーバーが本体にない)ために、大多数のユーザはリモコン込みで価格を考えるはずだ。そうなると、一気に GoPro 4 Silver との価格差が縮まってしまう。AZ1 の価格が100Vと同レベルなら個性の違うラインとして認知されるが、そうなっていない。

 せっかく GoPro シリーズが円安のために割高になっているというのに、それに乗じてモデルチェンジで価格を上げて儲けようという魂胆に見えてしまう。残念だ。

ソニー アクションカム ミニ HDR-AZ1 国内発表。30%小型化して約63g、Ustream生配信対応 – Engadget Japanese

ソニーがアクションカメラの新製品HDR-AZ1 を国内向けに発表しました。9月のIFA 2014で海外発表済みの製品で、今年3月発売の従来モデル HDR-AS100V から約30% 小型化・軽量化したことが特徴です。ラインナップはカメラ単体のHDR-AZ1 と、新型ライブビューリモコンが付属するHDR-AZ1VR の2種類。

小型化できた理由は、AS100V では内蔵のGPS を新機種 AZ1 では新型ライブビューリモコンRM-LVR2 に搭載したため。従来のライブビューリモコンRM-LVR1 と同じく、最大5台までのカメラ操作や3m 防水といった機能も備えます。また一部操作のみの対応になりますが、従来型リモコン RM-LVR1 はAZ1 でも使えます。

なお新型リモコン RM-LVR2 の単品販売はありません。またAZ1 はiOS/Android/Windows 用アプリPlayMemories Mobile をインストールした端末でも操作できますが、スマートフォン側のGPS は利用できないため、AZ1 でGPS を使うにはリモコンセットを購入する必要があります。

AZ1 の主な仕様は、1/2.3型 Exmor R CMOS センサ(総画素約1680万、有効画素約1190万)、画像処理エンジンBIONZ X、ZEISS テッサーレンズ(F2.8、画角170度)、電子式手ブレ補正、IPX4 相当の防滴性。ほかNFC、WiFi、マルチ/マイクロUSB 端子、ステレオマイク、モノラルスピーカー、USTREAM ライブストリーミング機能など。

記録フォーマットはXAVC S とMP4。ともに最高1920×1080/60p 撮影が可能です。また1280×720 解像度では120p 撮影もできます。対応する記録メディアは、メモリースティックマイクロ(MK2)、microSD/SDHC/SDXC。XAVC S での撮影にはClass 10 のmicroSDXC カードが必要です。

電源は付属の充電式バッテリーNP-BY1 を使用し、約1時間20分の連続撮影が可能。充電時間は約2時間25分。寸法と重さは、約幅24.2 x 高36.0 x 奥74.0mm、約63g (バッテリー込)。

ライブビューリモコンRM-LVR2V の仕様は、寸法と重さが約幅72.3 x 高50.2 x 奥20.8mm、約98g (ベースプレートとベルト込)。充電式バッテリーを内蔵し、連続使用時間はライブビュー時で約4時間。PC で充電する際の所要時間は約4時間5分。

発売は2014年10月24日(金)。市場推定価格は、カメラ単品のHDR-AZ1 が税別3万1500円前後。ライブビューリモコンキットのHDR-AZ1VR が税別4万1000円前後。ともに防水ケースなどが付属します。

また別売アクセサリーとして、ゴーグルのベルトなどに装着するためのクリップヘッドマウントキットや、バックパックの肩ベルトに固定するためのバックパックマウントなども販売します。