フィットネスクラブ(SD Fitness)にお願いしたいこと(_ _;)

SD fitness で撮影したものではありません。
SD fitness にお願いしたいこと。

フロアでのスマートフォン、タブレットの使用を許して欲しい(写真撮影の禁止は継続)。
退屈せずにトレーニングができる。
トレーニングの記録をスマートフォンのアプリで行いたい。
カーディオマシンでACアダプタを使えるようにして欲しい。
上が前提ではあるが、音楽プレーヤーとして使っている場合でも電池切れはあるのでACアダプターがあれば助かる。
トレッドミルで走っているところを個人のスマートフォンで撮影するサービスを行って欲しい。
ダンスやスタジオプログラムでも自分のフォームをビデオ撮影して欲しいという希望はあると思う。
トレッドミルだけでいいから扇風機を置いて欲しい。
汗でランニングに集中できないし、長時間のトレーニングができない。
スポーツタイプのポジションが取れるエアロバイクを導入して欲しい。
アップライトのバイクは尻が痛い。リカンベントバイクでは上体が使えない。SPDシューズが使えないのでペダリングの練習にならない。ポジションが取れないので長時間乗れない。
水風呂を設置して欲しい。
サウナの後で体を冷やすのにシャワーしか使えない。
ヨガローラーではなく GRID triggerpoint を置いて欲しい。
ユーザ情報を活用したサービスを行って欲しい
個人別のトレーニング記録をスタッフが取り出せるようにすれば、フロアで会った時に積極的にアドバイスができる。現在のビジネスモデルではスタッフの成長は期待できないし長続きしないだろう。利用者の定着率や満足度を上げるための行動を取れるように育てるべき。そのために、トレーニングのカウンセリング技術を磨くのと同時に、利用者のデータを簡単に取り出せる仕組みを作ってサポートすることが必要。
スタジオの予約をスマートフォンからできるようになれば便利に感じる人が多いと思う(自分は関係ないが)。
スタジオレッスンの参加状況も貴重な顧客情報だ。これを手書きのノートで腐らせているのは愚かと言わざるをえない。
マシンを最新のものに入れ替えて欲しい
一番難しいかもしれないがwww

 現在の SD fitness のビジネスモデルは会員制場所貸しモデルだ。岩盤浴や加圧トレーニングなどの従量課金や用品やサプリメントの販売も行っているが利用頻度は少ない(自分の感覚)。サービスとしてはスタジオレッスンや子供向けダンス教室が有り、固定客を掴んでいるように見える。

 会員制場所貸しモデルで一番儲かるのは会費を払いながら使用頻度の低い客だ。しかし、そういう客は遠からず退会する。退会する客と続く客の利用頻度を統計処理すれば答えは分かる(この程度の分析は今の入退館データからでも取れるはず)。そして、レッスンに定期的に来る顧客とマシンだけ使う客との継続期間も調べるといい。おそらく、レッスンに来る人のほうが長続きしているはずだ。ジムで顧客の満足度を上げるのはサービスだ。

 また、場所貸しモデルではスタッフは店番でしかない。成長を望めない職場になってしまう。 場所のキャパが決まっている限り、給料を上げることもできない。フィットネスやダイエットを個人別に行えるようにすることで顧客の満足度アップ、スタッフの成長につなげるべきだ。これにより、顧客の増加が見込まれれば、フロアの拡張といった投資も可能になるだろう。

 今は競合がないからいいが、新しいマシンやサービスを提供する競合が現れたら価格を下げるしかなくなる。そうならないためにビジネスモデルの変更が必要だ。(SD fitness グループは郊外で展開していて競争を避けているように見えるが・・・)。

 最後に、水素水の販売はやめた方がいい。ゲルマニウム温浴と岩盤浴の館内宣伝アナウンスの文章は見直したほうがいい。かなりオカルト風味で、良識が疑われるレベル。あれを定期的に聞かされるのは苦痛だ。

追記:
 昼に行くと高齢者がいる。停年後で昼に行ける人が昼間コースを活用しているのだろう。また、肥満体型の人を見かけることが増えた気がする。これらは素晴らしいことだ。特に、肥満体型の人はエクササイズによって減量することが健康に直結するだろう。同じことはウォーキングや食事制限でできるが、ジムに入ることがきっかけで効率よく減量できたり、継続できるとしたらメリットは大きい。すくなくとも、これまでのやり方(生き方?)では出来なかったことにチャレンジしているのだ。

 これらの人をデータを活用し、保健機関などと協業してサポートできれば社会的にも価値のあるビジネスになりうる。

関連するエントリ。他にもあるから探してみようwww
ヘルスケア フィットネスクラブが目指すべきビジネスモデル
ヘルスケア IoTデータに群がる野獣共
ヘルスケア産業の IoT とは・・・ Life fitness はとっくに気づいていた

セルフレジ初体験

セルフレジ
おそらくこの機械と同じタイプ
 家の近くのスーパー(といっても片道1.5kmだが)にはセルフレジがある。前から気になっていたが、イオンのようにショップカードを持っていないと使えないのかと思って諦めていた。これ以上クレジットカードを増やしたくないから。

 先日、買った商品を袋詰めカウンターで袋に入れている時にセルフレジの使い方を説明した紙が置いてあった。持ち帰り読んでみたら、店のカードを持っていなくても使えるということがわかった。しかも、現金とショップカード以外に商品券やクレジットカードが使えるともあった。

 今日、使ってみた。液晶パネルに表示されるとおりにやれば簡単だった。前にラジオ組体操で話題になっていた詐欺(お手製バーコード詐欺、昼のアレ休み、ラバースーツ男あらわる)はできないようになっていた。

 まず、袋を所定のフックに引っ掛ける必要がある。自分で袋を持参した場合と備え付けのレジ袋を使うかをパネルで入力する。なぜなら、フックが秤だから。この時点で秤をゼロリセットするのだろう。そして、フックで計測した商品の重量とバーコードリーダーで認識した商品の重量とを照合するのだろう。だから、焼きそばのバーコードをコーヒーメーカーに貼ったら警告がセルフレジ監視役の店員のPCに表示されるだろう(Windows XP のデスクトップ画面だったがwww)。

 導入時の設定には大変な入力作業が伴っただろうが、走り出せば新製品を加えるだけだ。スーパーの棚は物理的に制限があるので無限に種類が増えるわけではない。一回入力すればチェーン店全体で使えるから、スケールメリットが大きい。だからこそイオンは早い段階から導入に踏み切ったのだろう。それに、種類が変わっても重量が変わらない物も多い。

 これで、レジで一々「(ショップの)カードありますか?」「いいえ、持ってません」という、「どうせ持ってないし作る気もないんだろ(店員)」「覚えてるんやから聞かんでええやろ(自分)」と思いながらの、不毛なやり取りを行う必要がなくなる。しかも、手持ちのクレジットカードが使えるというので、小銭のお釣りに悩まされることまで無くなる。

 普段行っているスーパーは2軒あって、もう一つは以前からクレジットカードで決済していた(そこにはセルフレジはない)ので、現金を使う機会はこれでほとんどなくなった。現金が必要なのは自販機で飲み物を買うときくらいだ。

蛇足:
 普段現金を持たなくて良くなって困ることは、長距離バスに乗るときだ。社宅の近くの無人バス停周辺にはコンビニもないので現金を下ろすこともできないし、両替(パンとかジュースとか買ってだ)もできない。なので、出張でバスに乗る前日には現金を用意するためにわざわざセブンイレブンに行って金をおろしたり買い物したりしなければならない。高速バスも pitapa に対応して欲しい。

IIJmio プラン変更顛末

 iPhone 6 購入時に家族 3 回線を IIJmio にした(端末は現金で購入)。3回線分で月額 5,000 円程度の支払いだった。契約当初は月の高速クーポンがそれぞれ 1GB だったが、1年くらいしたら 3GB になった。繰越が一ヶ月有効なので、3GBになってからはクーポンスイッチアプリを起動する回数は激減した。

 それでもたまに、自分か娘が高速クーポンを使い切ることが有った。そういう時も、他の2人は高速クーポンを余らせていることが多かった。IIJmioでもキャリアと同様のファミリープランを導入したが、既存の複数回線をまとめてファミリープランにすることはできなくて、「なんだかなぁ」と思っていた。

 いつだったか IIJmio のサイトを見たら、既存契約をまとめてファミリープランにできるようになっていた。で、2 月に申し込んでいた。プラン契約の適用は翌月の 1 日なので、2月末と3月1日でクーポンスイッチのキャプチャをした。

IIJ mio 思い描いていた3月のクーポン(パケット)
思い描いていた3月のクーポン(パケット)。

明日はどっちだ?「Fitbitが高級スマートウォッチのVectorを買収」

スマートウォッチは消えていく?(ギズモード)<否、ただし今の世代は消えるのみで書いたように、スマートフォン依存型のスマートウォッチには市場はないと思う。一年もすれば機能の劣る旧型になるデジタルガジェットを古くなっても価値が下がらない高級腕時計のように考える人はいない。Apple watch もコレクターズアイテム的なEditionを廃し機能性を重視するように方向転換を図っているようにみえる。そんな中、Fitbit は高価なスマートウォッチラインの製品にシフトしようと画策しているのだろうか。

 自分には間違った方向にしか見えない。Fitbit が売上を伸ばしたのはフィトネストラッカーによるものだろう。自分が Fitbit charge HR を使っていて楽しかったのは運動や睡眠のログだった。

 下のスマートウォッチ売上の推移でも売上の顕著に伸ばしたのはGPSトラッカーのGARMINだけだ(といっても元が小さすぎるだけで全体への影響は局小だが)。Apple watch は新モデル前の買い控え期だが、他のメーカーもほとんど売上を落としている(Apple と比較すると小さすぎて目立たないが)。

table smartwatch sells 2015,2016

 フィトネストラッカーやGPSトラッキングこそがウェアラブルデバイスの生きる道ではないか。ヘルスケアサービースを主に据えたクラウドサービスをIoTと結びつけてエコシステムを構築することこそが重要だろう。昨年 Tim CEO は iPhone 7 発売前のインタビューで「それがなければ生活に支障をきたすようになる画期的なものを出す」と示唆していたがこれっぽっちも生活に困っていない。iPhone 7 や Apple watch 2 を持っている人がいても特に羨ましいと思わない。

 全てのライフログデバイス(フィットネス・トラッカー、GPSトラッカー、サイコン・ケイデンス計、体組成計、血圧計等)のデータを一つのダッシュボードで管理でき、分析までできるようになれば生活は、自分だけかもしれないが、楽になる。

新たなビジネスチャンスあるいはトレーニングジムにIoTを

IoT
http://www.irasutoya.com/
 12月からトレーニングジムに通っている。カーディオトレーニングマシンは退屈極まりない。トレッドミルはスピードを一定に保つ必要があるので気を緩められないが、バイク系のマシンはバランスをとる必要もないし足を止めても問題はないので、暇以外の何物でもない。そこで色々と思いついたことを書いてみた(トレーニングジム雑感)。

 ダラダラと書いているときに、「これって IoT の格好の材料やん」と思った。そして IoT で重要なのはデバイスではなくAPIであると考えるようになった。さらに、オムロンの失策でこの思いを強くした(Withings Body参照)。

 まず、現状のジムでのユーザーの行動フローを追う。

  1. ユーザーは会員カードを発行されている。カードにはバーコードが記載されている。
  2. ジムの受付でカードを担当者に渡しバーコードリーダーで入館の記録がされる。
  3. ロッカーにカードを差し込むことでロッカーの鍵を閉じることができるようになる。(カードをジムのフロアに持ち込むことは無い。これはカードとロッカーの鍵の紛失を防ぐのに効果があるだろう。)
  4. 本棚に個人別フォルダが男女別・50音別に置かれているのでタブを見て探す。
  5. ファイルに閉じた様式を取り出してバインダーに閉じてフォルダは仮置き場所に置く。
  6. 体組成計と血圧計が置いてあって自由に計測できる(記録が発行されるような正確なものは月に一回スタッフに頼んで測ってもらう必要がある)。
  7. カーディオマシン(トレッドミル、バイク、クロストレーナー)を使う場合には白板に終了予定時刻を記入する(終わったら消す)。
  8. カーディオマシンの前には液晶テレビが備え付けられていて、備品のイヤホンを使って視聴することができる。
  9. トレーニングの記録は様式に鉛筆で記入する。
  10. 筋トレ系のマシンは自分で重さと回数・セット数を記録する。
  11. カーディオマシンは終了時にディスプレイに表示される結果を転記する。
  12. トレーニングが終わったら記録用紙をフォルダに戻し、終了ボックスに入れる。(終了ボックスに入れられたフォルダはスタッフが元に戻す。中の確認とかはしない。)
  13. 退出時にカードを受付に提示しバーコードリーダーで退館が記録される。(カードをロッカーに置き忘れはここでチェックされる。)

 次に、ジムでの情報交換を列記する。

  • スタジオメニューは紙のカレンダーで配布される他、ボードで提示されている。
  • スタジオメニューの変更はボードで掲示されている。
  • 別料金のサービス(トレーング指導、岩盤浴、加圧トレーニング)は電話か口頭での受付しかない。
  • ジムの公開ウェブページは存在する。
  • 入会の受付はウェブのフォーム送信ができる。やりとりは電子メール。
  • ルーム内ではスマートフォン・携帯電話の操作は原則禁止(音楽プレーヤーとしての使用のみ可)。

 このリストを見るだけで、ビジネスチャンスが転がっていることが分かるだろう。ジムもそうだし、トレーニングマシンメーカーやヘルスケアサービス会社にとってもチャンスだ。具体的なビジネスについては後のエントリで。

トレーニングジム 雑感 永遠のdraft

gym photo ジムを見渡して気づいたことをつらつら書き留めたい。自分が通っているジム固有の問題も有るだろうが、他でも共通の事項も有るはずだ。このエントリはジムに通っている間追記し続けるかもしれない。

 ジムを経営している方や、トレーニングマシンを作っているメーカーの方は参考にしていただきたい。なんならコンサルタントとして雇っていただいても構いません(^^;

  • トレッドミル走法:これについては別に書きたい
  • テレビ要らない:トレッドミルやエアロバイクにはテレビが備え付けられているが、テレビて・・・。タブレット置いて好きな動画を選べるようにした方がいい。
  • Wi-FiとUSB充電ポート欲しい:テレビが来てるので電源は有る(そもそもマシンが電動だ)。自分の端末で動画を見るほうがいい人は多いはずだ。
  • ビジネスモデル:トレーニング場所を貸し出すビジネスからの脱却。これも別に書きたい
  • ネットワーク対応の遅れ。トレーニング指導、岩盤浴、加圧トレーニングは予約が必要だが(岩盤浴と加圧トレーニングは別料金なので使っていない)、ネットでの予約はできない。
  • 手書きの記録シートは不便この上ない。マシンごとに記録できるような表形式だが行が足りない。本格的なトレーニングをしている人ならもっともっと行が必要だろう。
  • マシンを使わなくても同等のトレーニングができそう:トレーニングマシンを使っていたら、全て自宅でもできることが分かった(使っているトレーニングマシンを wiki にまとめたい)。ただし、使う筋肉のイメージを明確にするためにジムでマシンを使った運動の仕方を教えてもらうのは効果が高い。時間とお金が許せば1月だけでも通うと自宅での筋トレの効率が上がるだろう。
  • 高速で重いウエイトをかけてマシンを動かしている人が多い。余計なお世話だが、素人の自分が見ても効率の悪いマシントレーニングをしている人がいる。
  • アンケート用紙が用意されているが、手書きのメモ(切手不要で郵送可能なはがき)みたいなものしか無い。何のためのホームページかと問いただしたい。
  • 盗撮防止のためにフロアでの携帯電話、スマートフォンの使用が禁止されている。その事自体は反対しないが、他に方法があるだろう。
  • トレッドミルは意外に難しい。「トレッドミルは負荷が少ないので同じ距離を外で走ったのと同じトレーニング効果はない」というのを読んだが、全然そんな気がしない。サボれない分厳しいくらいだ。これは前にローラーを導入したときに感じたのと同じだ。実力があってペースを維持するパワーが有る人なら違ってくるのだろう。
  • トレッドミルは速度表示しかできないのでペースで考えにくい。ランニングを始めた頃は「なんで速度表示にしないんだ?スピードがわからんだろ」と思っていたwww切り替えられると便利だと思う。
  • マシンの使い方を Youtube で公開しているジムがある。これはいい。マシンの使い方動画をマシンで見られるようにすれば完璧だろう。
  • 時計が少ない。ストレッチや筋トレのインターバルで時計が見られるといいと思う。ストレッチエリアにメトロノームを流すだけでもいい。
  • ウォームアップストレッチをエンドレス動画で流しているジムが有った。自分の場合は偏っているし、運動前には動的ストレッチとストレッチポールしかやらないのであまり参考にはならないが。
  • クールダウンストレッチをせずに帰る人が多い。トレッドミルとかは終盤で「クールダウン」があるのでそれで済ませているのかもしれないが。
  • 水素水販売機があって時々買っている人がいる。完全に否定された効能がそのままだ(-_-)
  • 高いプロテインを売っている。そんなもん誰が買うんだろう?水素水よりはましだが。
  • 体を洗わずに湯船に浸かる人がいる(-_-)
  • ロッカーのキーを持たずにジムエリアに行って、帰りに気づくというのを3回くらいやってしまった。(これは自分が悪い)

トレーニングログ 2016/12/10 六甲山 Wilier izoard

 久しぶりにロード。六甲山に行った。天気が良かったから、ひょっとしたらまだ暖かいかもと思っていたが甘かった。天気は良かったが頂上付近の気温は十分に冬を感じさせるものだった。

 寒すぎたので、下りではずっとブレーキを引き通しだった。路面の状態は悪くなかったがスピードが出ると寒いのでスピードを出せなかった。上りの調子はまあまあだったが、前半で相当心拍が上がったような気がしたが、Runkeeper のログでは 170bpm を超えていなかった。ジョギング効果か、心拍センサーのエラーかは分からないが。急な下り坂で下ハンドルを握ってブレーキを掛けていたので首が痛い・・・

 Runkeeper で心拍の記録を取ったが、分析はほとんど無い。心拍の分析ではSUUNTOが圧勝かな。どれくらい正確かわからないがVO2maxも計測できるし。でも、胸ベルトを二本つけるのはあり得ないのでどうしようもない。

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Pebble cancels Pebble Time 2 and Core as acquisition by Fitbit approaches: report – The Verge

pebble core photo KickStarter で core と Times 2 に出資した人は手にすることなく終わってしまうのか・・・気の毒ともラッキーとも取れる結果だ。

 自分の場合は無事(遅れたが) Pebble 2 を手にすることができた。が、Fitbit がクラウドサービスを止めてしまう可能性は高い。そうなると、クラウド経由でデータを共有することもできなくなる。そして、スマートフォンの OS がアップデートすることでそのうちアプリも動かなくなるだろう。アプリが動かなくなったら Pebble 2 は只のおかしな形のデジタル時計でしかなくなる。しかも、Pebble 2 はそれだけでは時刻の修正もできない。スマートフォンのアプリと同期する時に修正するから、普段は必要はないからだ。

 Fitbit が既存製品ラインとウェブサービスを切り売りして、誰かが買えばいいが、Fitbit が欲しい知的財産やエンジニアを抜きにしたらほとんど価値はないだろう。知名度とユーザを欲しがる中国企業くらいではないだろうか。

Pebble cancels Pebble Time 2 and Core as acquisition by Fitbit approaches: report – The Verge

Fitbit is very close to announcing its plan to purchase Pebble, according to a new report from Bloomberg, which describes the rumored deal as “imminent.” The leading maker of fitness trackers has offered jobs to roughly 40 percent of Pebble’s staff, with most of those going to software engineers. Fitbit’s buyout of Pebble will focus on the smartwatch startup’s software assets, like the operating system on Pebble’s existing devices.
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Fitbit が Pebbleを買収間近。Pebbleブランドは廃止

pebble 2  製品ラインナップが丸かぶりだから、Pebble の製品ラインを打ち切るのは当然だろう。自分が経営者でもそうする。

 欲しいのは「スマートウォッチ技術や知財関連」らしいが、具体的には core の技術だろう(This new $70 device might be one of the best products of the year)。fitbit はスマートフォンに依存しているが core があれば回線を手に入れられる。Spotify を使えるというのは大きなアドバンテージとなるのではないだろうか。こういうサービスで面倒なのは権利や契約だ。技術的に真似をするのは簡単だ。が、類似のサービスができない契約や特許で縛りをかけられたら手も足も出ない。これは Apple が日本で iTunes の音楽配信やICカード決済に2年近く時間がかかったことが示すとおりだ。

 Fitbit は Core をそのまま使うかどうかは分からないが、近いうちにこれに類するデバイスを導入するだろう。そうなると一気に Fitbit の魅力が大きくなるなぁ。

活動量計のFitbit、スマートウォッチのPebbleを買収間近の報。Pebbleブランドは廃止へ – Engadget 日本版

日本でもアクティビティトラッカーのメーカーとして名前を浸透させつつあるFitbitが、スマートウォッチなどを製造するPebbleを買収すると複数のメディアが報じています。またPebbleブランドは段階的に廃止されるとの情報も出ています。

The Informationなどが報じたところでは、Pebbleはかなり前から続く財政難のため身売り先を探していたとのこと。このため買収価格はさほど高額ではない(匿名筋情報として3400万~4000万ドルほどとの話も)とされます。Pebbleは2016年3月に全社員の25%を解雇しています。

Pebbleにはこれまで、何度か良い条件での買収提案が合ったとされます。たとえば2015年にはシチズン時計が7億4000万ドルを提示して買収提案を実施したもののこれを拒否、その後Pebble Time Roundの販売不振を経て、インテルがPebble 2とPebble Time 2のKickstarterキャンペーン延期を条件に700万ドルでの買収を申し出たときは、賛成する役員を放出してまでこれを拒否してしまい、現在の状況へと至りました。

伝えられるところではPebbleはFitbitとの買収交渉に合意間近とのこと。Fitbitの興味はPebbleブランドよりはスマートウォッチ技術や知財関連にあるとされ、もし買収が成立すればPebbleの名は市場から消えることになりそうです。

New Balance ランニングアナリスト

New Balance iPhone App 今日は、一部だけランニングアナリストを起動して走ってみた。先日、STRAVAとRunkeeperの計3本を起動して走ったらiPhoneの電池が切れたので、ログを残す気のないこのアプリだけは短時間だけ使ってみたのだ。

 ピッチとストライドの変化を分析してくれるのが面白い。加速度センサーで歩数は分かるし移動距離も分かるから平均のピッチとストライドもそこから計算したのだろう。

 思っているよりピッチは速くストライドも長かった。平均は175spmと出ているが、走り始めからペースが出るまでも含んでいるからだ。下のグラフを見れば1㎞を超えたあたりから180spm近くなっている。ただし、ここは下り基調だから常にこれがキープされているかは分からない。

 ストライドは1mもないが、下りだから通常のストライドより長いかもしれない。どちらにしても、今のフォームと自分の足の長さではこれが限界だ。