セルフレジ初体験

セルフレジ
おそらくこの機械と同じタイプ
 家の近くのスーパー(といっても片道1.5kmだが)にはセルフレジがある。前から気になっていたが、イオンのようにショップカードを持っていないと使えないのかと思って諦めていた。これ以上クレジットカードを増やしたくないから。

 先日、買った商品を袋詰めカウンターで袋に入れている時にセルフレジの使い方を説明した紙が置いてあった。持ち帰り読んでみたら、店のカードを持っていなくても使えるということがわかった。しかも、現金とショップカード以外に商品券やクレジットカードが使えるともあった。

 今日、使ってみた。液晶パネルに表示されるとおりにやれば簡単だった。前にラジオ組体操で話題になっていた詐欺(お手製バーコード詐欺、昼のアレ休み、ラバースーツ男あらわる)はできないようになっていた。

 まず、袋を所定のフックに引っ掛ける必要がある。自分で袋を持参した場合と備え付けのレジ袋を使うかをパネルで入力する。なぜなら、フックが秤だから。この時点で秤をゼロリセットするのだろう。そして、フックで計測した商品の重量とバーコードリーダーで認識した商品の重量とを照合するのだろう。だから、焼きそばのバーコードをコーヒーメーカーに貼ったら警告がセルフレジ監視役の店員のPCに表示されるだろう(Windows XP のデスクトップ画面だったがwww)。

 導入時の設定には大変な入力作業が伴っただろうが、走り出せば新製品を加えるだけだ。スーパーの棚は物理的に制限があるので無限に種類が増えるわけではない。一回入力すればチェーン店全体で使えるから、スケールメリットが大きい。だからこそイオンは早い段階から導入に踏み切ったのだろう。それに、種類が変わっても重量が変わらない物も多い。

 これで、レジで一々「(ショップの)カードありますか?」「いいえ、持ってません」という、「どうせ持ってないし作る気もないんだろ(店員)」「覚えてるんやから聞かんでええやろ(自分)」と思いながらの、不毛なやり取りを行う必要がなくなる。しかも、手持ちのクレジットカードが使えるというので、小銭のお釣りに悩まされることまで無くなる。

 普段行っているスーパーは2軒あって、もう一つは以前からクレジットカードで決済していた(そこにはセルフレジはない)ので、現金を使う機会はこれでほとんどなくなった。現金が必要なのは自販機で飲み物を買うときくらいだ。

蛇足:
 普段現金を持たなくて良くなって困ることは、長距離バスに乗るときだ。社宅の近くの無人バス停周辺にはコンビニもないので現金を下ろすこともできないし、両替(パンとかジュースとか買ってだ)もできない。なので、出張でバスに乗る前日には現金を用意するためにわざわざセブンイレブンに行って金をおろしたり買い物したりしなければならない。高速バスも pitapa に対応して欲しい。

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