これはいい docomo 電源を外部に頼らない自然に優しいFOMA基地局

 地味だけどこれはいい試みだと思う。無線中継局間も無線にできるなら、電気が来ていないような場所にでも設置の可能性がある。海外なら使える場所は多いかもしれない。せっかくだから、端末の充電装置の開発も忘れずにね。「電波はきてるけど、充電するために100km走らなきゃ」なんて間抜けなことにならないように。

ドコモ 電源を外部に頼らない自然に優しいFOMA基地局
NTTドコモは14日、太陽電池や風力発電装置を使うことで商用電源を使わない第3世
代携帯電話FOMAの基地局「DoCoMoエコタワー」を千葉県館山市に設置して7月1日から
運用開始すると発表した。

問題は定額制じゃなくて・・・

 携帯の定額制についてITマーケティングのプロが書かれた【波多野blog】 No.68 「携帯電話料金と消費」について、突っ込みながら考えた。

昨年の音楽CD市場における音楽ソフト利用の実態調査が記事として掲載されている。若年層の市場シェアは1998年から5年連続で減少し、逆に中高年層は99年以降上昇していると報じている。また、その理由として若年層の携帯電話への消費の影響が中古CDへと向かわせ、新品CDを購入する中高年が市場シェアを上昇させているとしている。

 ここは、実態調査の分析の引用であり、調査の中身が分からないので断定的なことは言えないが、一つだけ。シェアの増減はトレードオフなので、一方が減って一方が上昇したというのは意味がない。パイ全体の増減とそれぞれの増減が示されなければ意味がない。シェアとはあくまで比率でしかないのだから。

 文字制限のあるメディアならともかく、「なるほど」と思える引用をして欲しい。この統計を分析したブログではなく導入として軽く触れるだけだったとしても、プロが書くのならもう少しあってしかるべきだと思う。

これらの傾向は若年層に限らず、若年層のいる世帯における家族すべての携帯電話に消費する金額は家計に大きく食い込んでいるであろう。

ブロードバンド料金が世界で一番安くなった国は携帯電話にかかる料金も安くならないと、他の産業を駆逐しかねない。パケット料金の定額制やNTT 固定電話発信:携帯電話着信通話の料金も安くなり始めている。

 「家計に食い込んでいる」には賛同するが、下の文には納得できない。「他の産業を駆逐」することが否定的に語られなければならない理由が分からない。消費性向は変わる。その引き金が技術だったり法律だったり、社会構造だったりするだろう。それらを何で、携帯キャリアが引き受けなければならないのか分からない。

 若年層のCD売上が落ちたのは事実だろう(上の引用では分からないが)。しかし、それは国民経済全体の停滞や可処分所得の減少による影響も抜きにしては語れないだろう。携帯電話の家計への負担増を引き受けている親の世代のCDシェアが増大(増減率が若年層より増分に振っていたということでしかないが)していることはどう関連付けるんだろう。CD流通業者はCDコピーをCD売上減少の原因としているが、こちらも問題がある。

 若年層の消費に対する志向が変わったのだ。そのきっかけとして携帯電話が入ってきたこともあるだろう。同時に、景気後退による就職率の低下や親世代の賃金収入の減少もあるだろう。しかし、それだけが原因ではない。ライフスタイルが変わったのだ。それを見落としてはいけない。

 「可処分所得が増えても古本や中古CDで構わないし高価な服も要らない」と感じている消費者が多くなってきているんじゃないだろうか(俺の感性と若年層を一緒にしてはいけないが・・・)。

携帯電話自体の料金も定額制になることが今後必要であろうと思われる。電気やガスと同じように日常生活のインフラとなっているからには、他商品の価格との消費や料金バランスが求められよう。まずはパケット定額制がどれくらい、他の消費に影響するのかが興味深い。

 電気やガス、水道のインフラには定額のものなんかない。全て従量制だ。影響を感じないのは昔からあったからだけなのだ。どんなに割高(他の国と比較して)で可処分所得を圧迫する電気代(通信料より高い家庭が大半だろう)だって、値上げしなければ痛みなど感じないのだ。また、インフラとして、生活必需品として認知されるようになれば、こんな勘違い名エントリが書かれる心配も無い。

 ついでに書くなら、携帯キャリアより、医療・年金の掛金のほうが家計圧迫率は高いはずだ。無職の若者にもかかる年金は携帯使用料より高い。これは、数年前から始まった無能無策な政府の場当たり的対応によるものだ。こいういう家計圧迫条件の増加を抜きにして携帯電話だけを槍玉に挙げてもあかんやろ。

 とまあ、思いつきで突っ込んだが、定額と低価格は同義ではないことを意識しなければならない。どんないいサービスでも、固定料金が高ければ普及などしない。ADSLが普及したのは、Y!BBが低価格攻勢をかけたからだ(この点だけではY!BBを高く評価している)。それまでだって、専用線サービスはあったが普及はしなかった(3万/月)。

 fomaによる定額サービスもWINも「他の消費に影響する」ことはないだろう。絶対額が高すぎるから。

 それと、見落としてはいけないのは、パケット料金が下がることでオンラインサービスへの支出が増える可能性があるということだ。今でも、「docomoの請求が2万」というヘビーユーザーはにコンテンツ料金も含んでいるのではないだろうか。だとしたら、パケット料金が下がってもCDの売上にはつながらない。

A5502K:これはもう、イメージ通りの写真といっていい。雰囲気も色合いも肉眼の印象そのままだ。こういう絵が何十枚に一枚でもあれば、A5502Kにして良かったと思える。

A5502K 今更なこと:メール振り分け、Cメール

□メール振り分けの仕様
 正直、今頃まで気付かなかったことが情けないが、受信メールのフォルダ自動振り分けの仕様がイマイチだったことに気付いた。

 振り分けの条件は、条件に登録した文字列のみを見て判断しているらしい(登録は手入力もアドレス参照も可能)。だから、複数のアドレスを登録した相手だと、二つのアドレスをフォルダの振り分け条件にしなければならない。登録の条件がメールアドレスなので、アドレスが変わったときに、アドレス帳の登録アドレスを変更しても反映されない。

 考え方かもしれないが、人単位・グループ単位で登録できるほうがいいだろう。複数のアドレスを使い分けている人であっても、こちらのフォルダで振り分けるようなケースがあることは考えられない。

 なお、文字列でも登録できることはいいと思う。メルマガとかでこちらから送ることはないけど、定期的に受信するようなものを、通常のメールに埋もれさせなくできる。さらに、正規表現が使えれば、スパムを別フォルダにまとめることもできるが、そこまではできない。あんまり凝ったことして、電池を消耗しても本末転倒だからね(^^;

□Cメール

 イマイチ理解していなかったCメールだが、やっと分かってきた。基本は、キャリアローカルな端末完メッセージ送受信だ。docomoのショートメールやvodaのskymailと同じようなものだ。docomoのショートメールは知らないが、vodaのskymailは良く知っているので、skymailと比較する。

 skymailは、e-mailと見た目はあまり変わらない。skymaillとして電話番号(vodafone)で送信するとき以外は、普通のe-mailのように相手に関わらず送信が可能だった。skymailがe-mail(longmail)と異なるのは、文字数制限があることと、標題が付けられないこと。同報送信できないことくらいだった。vodaの相手に電話番号で送信が可能なことを除くとほとんど見分けが付かなかった。

 Cメールは厳密に分けられていて、メニュー体系も送受信フォルダもe-mailとは切り離して管理されている。送受信もパケット通信を使わずに回線交換で相手の端末にメールを届けるものらしい。このため、e-mailはもちろん、skymailでもできなかったことができるようになっている。それは、受信確認だ。skymailは端末はサーバーにメールを送るだけで、相手の端末に届いたかどうかは確かめられない(特別なオプションをつければ可能だったような気もするが)。Cメールの場合は、送信時点で相手に届いたかどうかが確認できる。これは、なかなか便利だ。

 さらに、使い方が分からなかったのだが、「おしゃべりモード」という送信方法があり、こちらはダイレクトに相手の端末とつながり、チャットモードに入る。一回の送信が3円(学割は1.5円)とパケットメールより割高に見えるが、電話よりははるかに安い。雑談のようなメールならe-mailでいいが、待ち合わせとかで時間差なしに相手に届かないと意味のない連絡は電話していたが、このモードで代替できそうだ。メールには出られても、電話には出にくい電車内とかでも有効だろう。

 後、思いついたのが、聴覚障害者の通信だ。e-mailでは時差がありあてにならないが、Cメールのおしゃべりモードなら心配がない。以前、聴覚障害の人が家族にメールで帰りの買い物を頼んだが、メールが届いたのは出ていた人が家に帰ってからだったという話を読んだ。電話番号で送るskymailも即時性という意味ではかなり信頼できるが、Cメールのように確認はできないし、おしゃべりモードのようなモードもない。このことは、auはもっとアピールしてもいい。
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GEEK: A5502K エントリ一覧

新ドメイン取得・ロリポップ+ムームー:追記

 現在契約しているレンタルサーバー(ドメイン名:draconiaweb.org)を解約して、新規にロリポップムームーで別のドメイン名(draconia.jp)を取った。

 解約の契機は現行業者のサーバーが不安定なこと、自宅サーバーを立てたこと、安いドメイン登録業者が出てきたことだった。現行レンタルサーバーの仕様は「サーバー200メガ、メールアカウント設定自由、cgi可能(制限あり)、PHP不明、sendmail利用可」というもので、ドメイン維持費用込みで年間18,000円というものだ。

 現行業者のサーバーが不安定になったり移動(ホスティングマシンの変更)が3回ほどあり、その度に何がしかのファイルが消えた。PCにバックアップのあるhtmlは大丈夫だったが、cgiで管理していた掲示板が全滅して娘に恨まれた。また、移行時のファイルの引越やアカウントの再設定が面倒でうんざりしていた。それがきっかけで自宅サーバーを運用することになったのだった。

 自宅にwebサーバーを立てたら、レンタルの200Mが無駄に思えてきた。ところが、その業者では安価でwebサーバーの容量の小さいプランはメールアカウント数に制限があり、家族のアカウントが賄えなかった。しかも、数ヶ月前あたりからスパムに帯域を食いつぶされているのか、送信できないことが多くなり始めた。サポートにメールを送っても全然改善されないので、メールでしか使わないサービスのメールが不安定じゃ意味がない。

 そこで、整理してみる。

1.安定のいい所
2.独自ドメインを使う(現行のものを移転できると最高)
3.メールアカウントが5以上(自分で設定できれば最高)
4.合計で1万円以下

 どこかのMLでロリポップとどこかを組み合わせると独自ドメインを安く構築できるという情報を読んだことを思い出した。ロリポップというレンタルサーバーサービスの名前はblogでは良く聞いた。ココログなど大手ISPによるblog設置サービスが開始される前に、個人でMovableTypeをインストールできるwebサーバーが少なかったからだ。また、ここは去年の早い時期からMovableTypeを積極的にサポートし、cgiだけでなくMySQLサーバーまで開放しているということで、良く目にしていた。その時点で俺は自宅のサーバーにMovableTypeを構築済みだったので、気にも留めなかったのだが、頭の隅に「ナウでヤングなサーバー」というコピーは残っていた。

 改めて調べてみると、ムームーという同じ会社のドメイン管理サービスと組み合わせることで、俺の目的が安価に達成できそうなことが分かった。現行のドメインの移転は、手続き的に面倒そうなので、諦めた。安定については使ってみないと分からないが、あまり叩かれているところを見たことはないので大丈夫だろうと思う。blogのエントリや再構築のときに重いというエントリを読んだ記憶はあるが、俺には関係がないからね。

 新しいドメイン名はdraconia.jp。draconiaweb.orgを取得するときにはdraconiaはどのTLDも取られていて仕方なくwebをくっつけて使っていたのだ。draconiaweb.netとかに比べると登録・管理費用は高いがそれでも、年間4000円弱だ。ロリポップのレンタルサーバーを併せても1万円行かない。現在のほぼ半額だ。

 本来は、ロリポップでサーバーを借りる必要はない。しかし、自宅サーバーでメールソフトを動かすのは恐い気がするので、今は動かしていない。webサーバーならトラぶって電源を落としても誰にも迷惑はかけないが、メールは違うから。

 ドメインを申し込んだのが金曜で、振込が実行されたのが月曜日。火曜にはムームーの設定が完了しロリポップの設定も終わってしまった。

 これまでのサーバーでは、管理者権限とユーザー権限は分かれていて、ユーザーIDでftpサーバーにログインしたら、自分のユーザーディレクトリより上には行けなかった。使用可能なサーバー容量の制限もユーザーごとに可能だった。ユーザーの扱いはISPのユーザーのように http://www.draconiaweb/~username/のようになった。この辺は、linuxのユーザーとApatchのユーザーディレクトリ利用可設定をそのまま使っているような感じだ。

 ロリポップの場合は、メールアカウントは複数持てるが、ユーザーのアカウントは一つだ。その代わり、サブドメインをオンラインで追加費用なしに設定できる。ドメインを共有してwww.dracon.jpとa-san.dracon.jp,b-san.dracon.jpといったサブドメインを設定して、それぞれのルートディレクトリを別に作れば(共有も可)、http://www.dracon.jp/index.html と http://a-san.dracon.jp/index.htmlで別のページを表示でき、チルダとはお別れできる。逆に、ftpアカウントが一つなので、複数の人間でサーバーを利用するときには、別の人間の作ったデータを削除したりされたりしないように注意が必要だ。また、「隠し事」はできない。

 一つだけメールの仕様で残念なのはメールフィルターがないこと。フィルターセッティングが決まってスパムが減ると気分がいいから少し残念。ybbに転送して、ybbのフィルターを通して読むというのも手だが・・・フィルター設定の自由度が低いので、特定できない反復しないスパムに対抗することが難しい。今のフィルターで一番効いているのはキャラクターセットだから。Yahooのではこういうものに対抗することはできないだろう。

 独自DNSが使えて、メールアドレス無制限、サブドメイン無制限、webメール有り、MovableTyep設置可能、sendmail利用可、パス(サーバーのディレクトリパス)公開、でこの値段なら自宅にサーバー立てる必要はないかもしれない。なお、DNSレコードの更新が済んでいないだろうから、まだhttp://www.dracon.jp/にはアクセスできない(3/30)。テストでメールを送ってみたら、ezwebのサーバーに蹴られてしまった。

□追記1:
 31日の夜にアクセスしたらつながっていた。現在はエラーメッセージだが、少なくともDNSとして登録されたことが確認できた。メールの送受信もできるようになった。

□追記2:ロリポップのメール(独自ドメイン)の仕様で分かったこと:
○良い点:
・5件まで転送可能

・文字コードに気を使う必要がない。

●惜しい点:
・reply-to ヘッダの設定不可能
・上にも書いたが、フィルター設定できないこと。(これは、webメーラーに限らない。自分でスクリプトを設定してブロックできるのかどうかは不明。)
・エイリアス(別のアドレスを一つのアカウントで受信)が不可能(複数のアカウントを作成し一方に転送することは可能だが、アカウント管理が面倒になる)
・添付ファイルが1メールに1つに制限されている(圧縮ソフトで一つにする必要がある)
・アドレス帳機能はあるが、データをインポート・エクスポートできないので、複数のアカウントで使いたいようなアドレスは一々各アカウントで入力する必要がある。
・自動チェックがないので、手で更新しなければメールが届いているかどうか分からない。

□追記3:
 メールの仕様について質問フォームから質問を行ったら、数時間後に返事が返っていた。内容にはがっかりしたが、対応は良かった。

□追記4:
 もう一つ思い出した。ロリポップにはMLがない。スクリプトを入れて自分で設定すればいいのかもしれないが、自分でやったことがないので分からない。ユーザーが入れないディレクトリに設定ファイルが必要だったりしたらアウトだからなあ・・・今のサービスでは自由にMLが作成できて少人数で使うのには便利だった。機能が制限されているので不特定で公開するようなのは危なくて使えないが、簡単に作れるのは大きかった。

自分の死後に送信される『あの世からの電子メール』サービス登場

自分の死後に送信される『あの世からの電子メール』サービス登場

 このサービスって、前に読んだ記憶がある。前のサービスは結局やらずに終わっていたんだろうか。それとも、そのサービスが実際に稼動し始めたということか。

 こんなサービスより、もっと簡単にサーバーのプログラムに仕込んでおいたほうが簡単じゃないかな。生存情報更新ページを作って、定期的(自分で設定)にそのページにログインしないと、自動的に設定したアクションを起こすようにすればいい。レンタルサーバーを使うのは、自分が死んだときに自動的にサーバーがストップさせられてしまわないためだ。自宅サーバーはそういう目的では使えない。管理人が死んだら、誰かがPCの電源を切ってしまうだろうから。しかも、ブチッとね(^^;レンタルサーバーの場合も、死後にそのスクリプトが起動する前にレンタルサーバーの使用期限が切れてしまわないように期間を設定しておかなくてはならない。

 こういう問題を解決してくれるのがこのサービスなのかもしれない。1顧客について管理するデータは送信先メールアドレスと確認タイミングだけだ。通常の定期サービスの更新時期管理プログラムで確認・送信は可能だろう。誤配(本人が生きているのに配送してしまう)については、自己責任が基本だが、本配信する前に確認メールを登録者宛に打つくらいはしておくべきか。

 残る問題は永続性だ。死後、配信前に会社が無くなってしまわない保証はない。さらに、送信先がメールアドレスを変えている可能性も高い。どちらかというと、後者のほうが可能性は高いだろう。登録した本人でも、送付先に設定した人物がアドレスを変えるたびにメンテナンスしていられるとは考えにくい。

—追加
思い立って、「死後」でMyBlogJapanを検索してみたら、同じ記事を読んでエントリを書いている人がいた。

FighTing HitOnAmi!: 自分の死後に送信される『あの世からの電子メール』サービス登場

 ここは、以前あったサービスについても言及している。やっぱり存在していたのは俺の妄想ではなかったようだ。今は廃業したらしいことをこのエントリで知った。

自分の死後に、親しい人たちに電子メールを送信するサービス

 日本でも、葬儀社などに葬式と死後のメール配信を事前に予約するサービスが誕生すると面白い。お墓もウェブ上に置き、いつでも故人のコンテンツにアクセスできる。もう少しすると、かなり現実味を帯びたサービスになりそうだ。

 なるほど、葬儀社か。これはいいかもしれない。一見の葬儀社では難しいが、互助会のように生前から積立てを行っておくようなところなら、メニューの一つになるかもしれない。死後の連絡も確実だし。

自分の死後に送信される『あの世からの電子メール』サービス登場

が商売が成り立つほど沢山いるのか・・ってのが問題なんだろうな。

infobarがお祭り

 関心空間でifobarの購入報告が相次いでいる。俺が注目しているせいだけではないだろう。証拠に先週発売された東芝のA5501Tの時はこんな事はなかった。それ以前に、A5501Tはキーワード登録すらされていない。そういえば、俺が今使っているJーD06も発売当時は結構盛り上がった。折り畳みケータイのデザインにうんざりしている人が潜在的に多くいたのだろう。

i-mode事件

Amazon.co.jp: 本: iモード事件

 会社の先輩がこの本を持ってきて「読みますか?」と言ってくれた。「アー、それですか?」「ホームページとかに参考になるかなと思いますよ」「いや、興味ないんで、ありがとうございます」

 いやあ、さすがに、オトナ語の謎を愛読しているだけあるなあ、俺。って、全然ダメ?

 まあ、実際うんざりなんだ。「i-mode事件」もホームページも。ホームページ構築に情熱を失っていないことは、このサイトを読んでいる人なら分かるだろう。しかし、会社のホームページには興味がない。というより、会社に興味がない。最近は掲示すら見ない。全然帰属意識がないから。割り当てられた業務をこなして金をもらうだけの場所でしかない。そんなところのホームページに力をさく気なんかこれっぽっちもない。ホームページをましなものにして、嘘のイメージをバラまくのも倫理的に問題を感じるしね。

 「i-mode事件」については記憶にないくらい前に書いた。彼女がいなければ、今の携帯通信ブームが来なかったとは思わない。俺は、i-modeが普及する前にj-phoneのe-skymailに興味を持った。i-modeより早くe-mailゲートウェイを取り込んだものだった。i-modeが社会現象のように言われるのは単に、シェアの大きなキャリアのサービスだっただけの話だ。skymailをゲートウェイでe-mailに接続するというアイデアを考えた人間は名前さえ知られない。彼(彼女)こそ、「地上の星」だろう。

 「地上の星」で思い出す、(これもまた前に書いたが)project-xにもうんざり。i-modeもそうだが、ここに取上げられるのは目に付きやすい勝利者に過ぎない。アイデアを出しながらもタイミングや場所が悪く倒れていった屍については一顧だにしないのがこの番組だ。実にNHKらしい。

誰のため?

■富士山の四季を病気の子どもたちに 携帯画像提供へMainichi INTERACTIVE モバイル

 う~ん、微妙な感じだな。年会費2000円もとるし。

  富士山好きのおたくがやっているんならいいんだ。それなら、「病気の子供達に」なんていわずに、「俺は富士山が好きだ。こんなにきれいだから見せてあげたくてホームページ作った。moblogで更新するから好きなときに見てくれよ」でいいじゃん。

 俺だけの感想だけど、富士山の写真なんかより、雑多な街の風景や人をスナップしただけの掲示板のほうが見てて楽しいと思うし。

NTTドコモ端末売れ筋ランキング・関西

NTTドコモ端末売れ筋ランキング・関西(7月21日†7月27日)によると、俺が唯一魅力を感じるSO505iサイバーブルーは20位にも入っていない。シルバーが18位に入っているだけだ・・・・

 やっぱり、俺は一般論とはかけ離れているみたいだ、としみじみ思う。これと同じことが、palmデバイスでも起っているんだろう。