コップの中の嵐?

Firefoxが「満1歳」の誕生日–累計ダウンロード数は1億640万回に – CNET Japan

 人気の高いオープンソースブラウザ「Firefox」が、米国時間9日に登場から満1年となり、また1つ新たな節目を迎えた。

 2004年11月のバージョン1.0の登場以来、Firefoxは1億640万回ダウンロードされたと、同ブラウザ開発のコーディネートにあたるMozilla Foundationは述べている。

 シェアが8%というので、もっと大きな数字なのかと思っていたが意外に少ない。俺は、自宅のmacとwin、会社のwinに最低でも3回はダウンロードするし、再インストールとか英語版が先行アップデートしたときは英語版と日本語版をダウンロードしたりしている。これをバージョンアップのたびにやっているから一人でのべ20回くらいダウンロードしている。平均値ではないかもしれないが、突出して多いというわけではないだろう。アップデートだけでも数回はあったのだから。実際に使われているシェアはもっと少ないのかもしれないと思った。

アップル、Intel Mac用に「改ざんに強いコード」を計画 – CNET Japan

 Apple Computerは現在、広く普及したIntelプロセッサを搭載するコンピュータへの切り替えを進めているところだが、その同社が特定のハードウェア上でMac OS Xを安全確実に動作させる手法に関する特許を申請していたことが明らかになった。

 ということは、インテルmacは「インテルのCPUを使ったmac専用機で、HDDを変えても別のOSとして使えないもの」なのか、「基本アーキテクチャはAT互換機で、他のOSを動かすこともできるが、特許によって守られたROMが載っていて、macOS起動時にはそれの有無をチェックする」ものなのか。

 とにかく、インテルmacの登場は楽しみだ。「68kからPPC」や「MacOSからMacOSX」といった移行に比べるとハードルは低いはず(OSXの元になったfreeBSDは元々インテル用)だから、OS自体の移行は簡単かもしれない。問題は、macOS専業のソフトメーカーの対応だが、昔のようにハードを直接叩くようなソフトはほとんど消えているだろうから、Appleの開発者サポートさえちゃんとしていれば大丈夫だろう。いや、大丈夫であって欲しい。経済的に余裕があれば真っ先に買って人柱になるんだけどなぁ。

 今年のトピックは、iPod+iTMSだったが、来年はインテルmacが最大の話題になるだろう。それが成功しても失敗してもだ。もちろん、マカー・ワールドという狭い世界の中でという意味だが。

shuffleでpodcastを楽しむ

 ディスプレイとクリックホイール操作が使える機種ほどの快適性は望めないが、shuffleでも十分podcastを楽しむことはできる。

 iTunesを使って手でタイトルをコピーしてやればいい。この時、podcastのタイトルが一番最後に並ぶようにするのがコツだ。そうしておけば、ポッドキャストを探すのに苦労しない。シーケンシャル再生モードにしてスタートボタン3回プッシュでリストの最上位に再生ポイントがリセットされるので、そこからバックボタンで聴きたいタイトルの頭を探せばいい。

 実際にpodcastの番組を聴くより、自分で録音・作成したNattyJameicaを聴くことが多いが、不便さは感じない。むしろ、モニタを見てタイトルを探すより便利なくらいだ。タイトルを探すことさえできれば、モニタを見ながら操作する必要などないからだ。もちろん、そのために前もってiTunesで順番を意識したリストを作らなければならないので、「総苦労一致の法則」からは逃れられないが。

やるなぁshuffle

 帰りの電車でpodcastを聴いていて気づいたこと。

 長い番組を聴いていたときに乗り換えになったので早送りボタンで次の音楽にした(駅の放送が五月蝿くて聞き取りにくいため)。乗りかえてから、その番組に戻って頭から早送りで聴いていたポイントに戻ろうとしたら、さっき聴いていたポイントから再生が始まった。これには驚いた。

 これができないと一タイトルの長さが30分とか60分というpodcastは不便だ。娘のMDプレーヤーを借りてNattyJamaica を電車で聴いていたときにいやというほど思い知らされた。MDプレーヤーはモードの切り替えをせずに送りのトリガーを引くと次の曲になってしまう。そして、聴いていた箇所に戻ることはできない。番組は2時間あるので最長1時間分早送りしなければならないが、ポータブルMDプレーヤーの早送りは時間がかかる(この点ではshuffleも大差ないが)。唯一ランダムアクセス系がシーケンシャルテープに勝てないところだろう。

 diGOとKANA2000の経験から「デジタルプレーヤーは電源を切ったら曲の最初から」と思っていたので、shuffleがサスペンド終了できることを知ったときにも感激したのだが、今回のはそれを上回る驚きだった。これがHDモデルやnanoなら「おっ」で終わりだが、shuffle だからエントリにつながった(^^;

 しかし、音楽ではこうはならない。どうやって判断しているんだろう。やるなぁshuffle。しかし、前に回収されていったshuffleでもこうなんだろうか。

shuffle リストラ

 先日サーバのHDDを換えたらiTunesがライブラリデータがリセットされたことは書いた。そのとき、不吉な予感がして以降一度もshuffleを更新していなかった。昨日、podcastの番組を一つ入れようと思い立ち、考えなくUSBポートに挿してしまった。マウント時の更新が一段落したら、たまたまiMacのHDD上に置いていた数曲を残してきれいに消えてしまった…

 寝る間際だったので、アルバムを2枚分とpodocastを数本ドラッグ&ドロップでコピーだけしておいた。一往復なら全然平気。diGOを使っているときはアルバム2枚をエンドレスで数ヶ月聴いていたんだから。

 ちなみに、この間充電はリビングのテーブルに出しっぱなしになっているlinuxサーバか会社のPCでやっていた。デスクトップとノートとのUSBの仕様が違うのか、サーバはshuffleをアンマウントしても充電は継続される。電源の容量も違うのか充電時間も短いような気がした。

 ところで、iTunesの場合は、実データの在り処を示してライブラリ取り込みを実行すれば、履歴やレートは落ちてしまうが、元の状態に戻すことは簡単だ。しかし、これが厳しいDRMのかかったデータだったら全滅だったんではないだろうか。全データの再リッピングの手間を考えれば、レートとか再生回数のクリアなどは物の数ではない。

iPod shuffle 交換修理の効果

 shuffleが交換修理になった経緯は書いた。壊れたのは3月1日に入手したものなので、比較的初期のロットだったはずだ。、手元にあるのは最新ロットに近いものだろう(在庫がだぶついていなければ)。

 モデルチェンジはしていないが、細かいバージョンアップはしているようだ。両方持っての比較対照じゃないので自信はないが、いくつか改良点に気づいた。

 USB1.1環境での安定性が増した。以前は、サードパーティのハブを介して曲をダウンロードすると止まってしまうことがあったが、今のところ発生していない。そして、ダウンロードの時間が大幅に改善されたような気がする。先日、事故で全曲ダウンロードしなければならなくなったときに、125曲が15分弱だった(以前は260曲45分)。

 シャッフルモードでリセットしたときにシャッフルのスタートポイントがシャッフルされるようになった(気がする)。以前はシャフルでもシーケンシャルでも曲リセット(プレイボタン3連打)したら同じ曲から始まっていたが、今はリセットするたびに違う曲からスタートするようになった(気がする)。

 たまたまバッテリー切れ間近なときにshuffleを触っていて気づいただけかもしれないが、電池が終了間際になるとLEDが点滅するようになった気がする。

 特に、最後は全く自信がない。初期ロットと新しいものを持っている(んなやついないか)人がいれば試して欲しい。

iPod shuffle修理顛末

 先週の金曜日に突然動作がおかしくなり、アップデーターによる「修復」もできなくなってしまった iPod shuffle だが、交換修理によって甦ったというか、別の個体になった。単価が安いものなので、いちいち修理をしていられないんだろう。修理に時間をかけるとユーザーの不満も募るだろうし。

 長期的に使うような製品ラインなら、分解して原因追求し、製造やパーツの品質に問題があれば対処するだろうが、今の製造ラインは熟成する前に次の機種の製造にかからなければならないかもしれない。

 金曜日に動かなくなり、修理受付ページで申し込もうとしたら、「シリアルナンバーが確認できません」と蹴られた。で、休み明けの11日に電話して(かなり何回も電話しないとつながらなかったが)、症状とやったこと(電源のオン・オフ、USBポートに挿しての充電、ユーティリティでの「修復」)を説明したら、「交換修理」になった。

 その後、2日で到着(実際に手にしたのは今日だが、昨日には届いていたので、2日とすべきだろう)。愛用のshuffleは福山通運に引き取られて行った。「USBキャップは外しておいてください」と、しつこいくらい受付の担当者が繰り返していたので、ちゃんと本体のみ手渡しした。

 早速、息子にminiを返却して、shuffle の再設定。さすがに時間がかる。しかも、不安定なiMac600のUSB1.1にハブを介して使っているので、途中2回ほど接続切れを起こして焦ったが、大事に至らずに転送できた。やっぱりこれがしっくり来る(^^)

Apple GJ!>iPod shuffle ニアミス

 今日の14時に家の前まで来ていた。電話したのが11日なので、翌日には発送していたということだ。Apple がこんなに迅速に対応できる企業になっているとは知らなかった。

 しかし、昼間に受け取れるはずもなく、息子が電話してくれたらしいが、明日以降になるようだ。福山通運の集配基地が近くにないので仕方がないか。修理受付のときに希望配達時間を設定できたら良かったのだが。

Appleの新製品

 今度はHDモデルをリニューアルしてきた。

 20GBモデルは30GBモデルに容量が増加し、より小さくなったというだけで大幅なコストパフォーマンスアップだ。

 しかし、話題のビデオ視聴機能については今ひとつピンとこない。A5502Kだってムービーを見ることはできたし、CLIEに至ってはソースさえあればビデオだって観られる。しかも、iPodより大きな液晶を使ってだ。しかし、使わなかった。使いたいとも思わなかった。

 iTunes6でポッドキャストのように無料のチャンネルが大量に配信されれば変わってくるだろうが・・・後、CDをiTunesに取り込むような気軽さで、「DVDをiTuneでマウントして変換ボタンをポンとしてiPodをつないだらビデオを観られる」、くらいになれば、ビデオの見方が変わるかもしれない。

 ただ、これまでの携帯ビデオ再生機が失敗したのは、その高価格と、ビデオ再生として使わない場合の無駄のせいだ。ちなみに、iPod だって Photo では失敗している。カラー液晶と写真再生(HDDも大きかったが)はその価格差に見合うものとして受け入れられなかった。今回の iPod にはこれはない。価格は据え置きでビデオ再生を追加し、本体は従来より小さくしている。音楽再生専用としても従来の機種を上回るコストパフォーマンスだ。こんな機種はこれまで一度も発売されたことはない。それに、これの発売と同時に音楽専用iPod HDDモデルはなくなるのだから、売り上げが下がる要因など皆無だ。だが、ビデオ視聴が受け入れられたと見るのは誤りだろう。

 これまでの企業のやり方だと、HDDラインとシリコンラインと分けて、HDD(ビデオ、ビデオなし30G、mini(8GB))、シリコン(nano、shuffle)とビデオを高価格にし、売れているminiを残すライン構成をとっていたんじゃないだろうか。

 後は、iMacG5の新型だが、薄くなったり(これ自体すごいことだが)カメラが付いたりといったことくらいしか変更はない。インテルCPUまでの中継ぎだから仕方がないだろう。shuffleのようなリモコンは可愛らしいが、録画機能がないのではリビングルームでは苦戦するだろう。少なくとも日本では。

iPod のヘッドフォン

 shuffle が動かなくなったので、息子のminiを借りて通勤時に使った。Koss The PLUG に換えるのを忘れていて電車の騒音がうるさくてたまらなかった。

 特に、阪神電車梅田駅の構内放送とJRの帰りの車両の騒音は最悪。音量を大きくしないと聴き取れない。会社で昼休みに聴こうとしてびっくりした。

 静かなところで聴くときには iPod 添付のヘッドフォンのほうが PLUG よりいいような気が(shuffle を使っている場合には特に)するが、騒音には弱い。電車で見る通勤 iPodder の大半は白いのを使っているようだが、平気なのかと思う。

 shuffle は、webでの修理受付ができなかったので、コールセンターに電話して交換修理になった。この8ヶ月間毎日酷使してきたのに機嫌良く動いてくれていて愛着あるけど仕方がない。とにかく、miniを持ってみて、shuffle の良さを再認識した。何回も書くけど、精密機械を持っているという精神的プレッシャーを感じなくてもいいのはホントに大きい。shuffle はデジタルデバイスを持ち歩いている意識が全くない。無意識にスーツやTシャツに付けていて、インジゲーターを見ることすら全くなく、手触りだけで操作していた。クリックホイールの操作性は素晴らしいが、shuffle は操作自体を不要にしているところがスゴイと思う。もし、shuffleの保証が切れた後に故障しても shuffle を買うと思う。ま、俺は、金属より塗装していないプラスチックが好きだからかもしれないが(逆に、金属はきれいに塗装された方が好き)。

iPod shuffle トラブル発生

 金曜日のことだった、いつものように shuffle を clipod でスーツの上着の前に止めて The PLUG を耳に通勤(大阪駅でそんなおっさんを見かけたら、いけてるお姉さんのみ声をかけてください)。で、ロッカーに置いておいたのを昼休みに取り出して聴こうとしたら音が鳴らない。「あれ?」とshuffleを見たら(普段は手触りだけで操作するので確認することはない)、オレンジと緑のLEDが交互に点滅する。これは、トラブル発生を知らせる物だ。

 しかし、思い当たることは一切ない。何せ、普通に聴いていて、電源を切り置いておいただけだ。マウントしているときに抜き差ししたとかPCがフリーズしてファイルシステムが壊れた(前にあった)とかなら分かるが、今回は電源を入れただけだ。

 仕方なく、会社のPCにiPod updater をダウンロードして復元しようとしたがそれも出来なかった。しかも、win2000にマウントされたE:ドライブは開くことが出来ないし、USB大容量デバイスとして認識されているにも関わらず、winの取り出しが効かなかった。

 帰りに聴くことは諦めて、家に帰ってiMacで復元を試みたがこちらでも全く反応はなかった。mac OSX ではストレージとしてマウントされることすらなかった。

 万策尽きて、修理依頼をしようとapple のサイトで申し込みフォームに入力した。しかし、シリアルナンバーが間違っていると言って受け付けられない。シリアル番号は、本体だけでなく函に書いてあるヤツで確認したので間違いがないはずだが。昨日、電話しようと思っていたが、それどころではなくなったので電話できなかった。

 shuffle が壊れたと言ったら、息子が「僕のmini貸したげよか」と言ってくれた。firewireケーブルが見あたらなくて、USB1.1ケーブル(iMac600のUSBポート)で3.75GBを転送したら2時間以上かかった(途中で寝てしまった)。しかし、やっぱりshuffle のほうが楽だ。何より、気が楽だ。