トレーニングログ オススメアイテム

 思い付きで書いているので使っているものを列記しておく。ド素人が試したものなので、ベストという意味ではない。もっといいものをご存知の場合には panhead(a)draconia.jp にメールをお送りいただきたい。

トレーニングアプリ

Runkeeper:これからメインに使おうと思っているサービス。基本機能はほぼ STRAVA と同等だが、対応するスポーツの種類が多い。STRAVAと違って室内のトレーニングのログも取れる。これが自分には決定的だった。

 一応 Pebble 2 と接続できるが、iPhone の画面を消すと Pebble 2 の表示が変わらなくなる。また、Pebble 2 の心拍は Runkeeper にフィードバックされない。これららは Runkeeper の仕様ではなく主に Pebble の仕様によるものだろう。残念だ。

STRAVA:屋外のランと自転車しかしないならベストだと思う。ログの詳細さや充実したアドイン、GAPというのも面白いし参考になる(傾斜を勘案して負荷の強度をタイムに換算してくれるので、このタイムで走れば、負荷が平準化出来る)。

Newbalance appMARATHON(New balance):Webサイトでのサポートがないのでログ取得には使わないが、ランニングフォームカメラという機能が素晴らしい。スマートフォンのカメラで自分のランニングを横から撮影して確認できる。グリッドラインやコマ送り、二つの動画を見比べたりが簡単に出来る。プロの動画が添付されていて、どこが違うのかを思い知らされる。自分のフォームを定期的に撮影して変化を確認することもできる。「ランナーの気持ちをよく分かってる」と思った。

 動画に撮るだけなら標準のアプリでも出来るが、それ以外のことをしようとするといきなりハードルが上がる。スマートフォンアプリで完結しているのも便利だ。この機能のためだけにインストールしてもいいと思う(無料だし)。

 ただし、一人では撮影できないので自分はなかなか撮影できないが…

テーピング

 キネシオロジーテープ スポーツタイプ (5cm×5m6巻):アキレス腱周囲炎になった時に藁をもつかむ思いで買った。魔法の薬ではないので、これをしたからパフォーマンスが上がるとか故障が治るということはないが、故障している時にテープを貼ると負担が減る気がする。先日のマラソンではテープを3本使って固めた。これは実感があった。アキレス腱が痛かった時にケチらずにこの貼り方をしていたらもっと回復が早かったかもしれない(早くなかったかもしれないが)。今となっては、テープを貼らずに10km以上走るのは怖い。

 購入時点に気づかなかったが、業務用もあった。そちらのほうが長さ単価が低いので業務用キネシオロジーテープをおすすめしたい。次回は自分もこちらを買う。

プロテイン

 Body wing 大豆プロテイン 1kg x 3袋。おそらくコストパフォーマンスは一番。筋肥大を目指す向きにはホエイプロテインもある。

 ランニング後には運動直後に2サジ分を飲む。他に、運動とは別に朝にも 1 杯飲んでいる。就寝前に飲んだほうがいいという話も聞いたが、プロテインの分解は肝臓に負担になるという話も聞いているので、γ-GTPの数値が高いので今はやめている。次の健康診断で数値を見て増減することになるだろう。

BCAA

 BCAA+G1000 レモネード味 1kg x2:自分が探した中で一番単価が低い。付属のスプーン3杯(12g)で約5,000mlの BCAA が摂取できる。トレーニング前に3杯飲み、トレーニングの強度によっては後と就寝前にも摂っている。

 ヴァームウォーターパウダー グレープフルーツ味 5.5g×30袋:500ml のペットボトルに一袋なので使いやすい。ランニングの前に一本分作って、ランニング時に使う小さいペットボトルに入れ(多分250ml)残りを飲んでスタートしている。他にBCAAを飲んでいるので、VAAMの効果がどの程度あるのかよく分からない。普通のスポーツドリンクの粉末でも大差ないのではと思っているが、スポーツドリンクの粉末は1リットル用ばかりで使いにくいので、惰性でこれを使っている。なお、近所の薬局のほうが安いかもしれない。

心拍計

 心拍計の必要性については「心拍トレーニング」でggrks。

 karadafitHeart(カラダフィットハート) 心拍センサー HRM-10 BluetoothSMART iPhone対応:トレーニング強度を管理するのに心拍を記録するのは重要。数年前には運動しながらリアルタイムでモニターできて記録が残せる心拍計はハイエンドの数万円する機種しか無かった。スマートフォンと Bluetooth smart の普及のおかげで、このようなデバイスが現れた。

 心拍センサー付きのフィットネス・トラッカーをあげないのは、運動時の心拍数の精度に問題があるから。

ヨガマット

 MRG ヨガマット レッド 厚さ10mm 収納バンド & ケース 付き (レッド):ストレッチする時に必要。

 厚さ 10mm というのと価格だけで選んだ。ディスカウントストアとかだともっと安いものがあるかもしれない。ヨガで使っているものがあればもちろんそれでOK。

補給食

 走行時間が長い(遅い)ランナーほど補給食の重要性が増す。自分のタイミングで摂るために自分で持っていくことをオススメしたい。全部を持ち運ぶことを前提にしなくてもいいが、「ここらで入れといたほうが」というときに都合よく補給所があるとは限らない。

 また、普段の練習の際でもこれらを上手に使いたい。食後2時間くらいは走らないほうがいいので、終業後に走る場合には夕食をとる前に走ったほうがいい。夕食後2時間経ってから走ると夜遅くなりすぎて就寝時刻に影響しかねないから。しかし、空腹のまま走るのも良くないので、吸収のいいものを一つとBCAAを飲んで15分くらいしてから走るのがオススメ。ウォーキングなら摂取後すぐに開始しても無問題。

 井村屋 チョコようかん 煉55g×10個:この大きさで190kcalも摂れる。取り出しにくいパッケージなので、走る前にラップで包み直しておくのをおすすめしたい。この大きさと質量で180kcal取れる。ただし、砂糖によるカロリーなので、吸収までタイムラグが有ると考えておいたほうがいいかもしれない。スタート前1時間~30分前に摂るのがいいと思う。

 井村屋 40gスポーツようかんプラス40g×10本:こちらはパッケージが秀逸。手袋をした手でも食べることができた。成分も、ランニング時の補給食として有名なSHOTSと同じマルチデキストリンで、こちらのほうがはるかに安い。

energy gel スーパーにあったジェル。アミノバイタル パーフェクトエネルギーと同じくらいのカロリー(165kcal)と180mlくらいの水が摂れて90円。水分ローディングを兼ねてスタート前30分に MHM BCAA と一緒に飲めば安上がり。練習前にようかんやパワーバーを摂らなかったような時にはBCAAを摂る際にこれを一本入れている。気温15度以下で1時間以内のランなら走行中の補給はしていない。

 アミノバイタルGOLD:マラソンの時、20km で入れた。アミノバイタルシリーズは種類が多くて何が違うのかよく分からないが、これが一番高価なので効果も一番かと思い、一本買ってみた。プラシーボ効果以上の効果があるのかどうか分からない。

 自分としては、MHMの粉末BCAAを飲みやすい状態で携行できればいいと思っている。これを給水所の水で飲み下せばレトルトパックのジェルをもたなくて済む。今回はスティックカフェオレの空きパッケージに入れて持っていった。走りながら飲めるようなものではないが、給水所で立ち止まって飲む分には無問題だった。

ウェア

・帽子類
 キャップがオススメ。今回のマラソンは向かい風と雨があったが、つばのおかげでかなり救われた。自分はスーパーで夏に買ったもの(800円)を使っている。真冬だと耳を覆うニット帽のほうがいいかもしれないが、まだ走り始めてから真冬を体験していないので意見は保留。

 夜練の時にはキャップはかぶっていない。最近はBUFF(薄い筒状の布)をイヤーウォーマー的に巻いたりしているが、真冬になったらニットの帽子がいるかもしれない。福知山マラソンの参加賞がイヤーウォーマーだったのでそれを使う日が来るかもしれないが、ヘッドセットとメガネのツルに干渉しそうで使えない可能性は高い。

・アイウェア
 自分は近眼なので視力矯正アイテムは必須だが、そうでなくても何らかのアイウェアをしておいたほうがいいと思う。自転車ほどではないが、風を浴びて走るので目が乾いたりゴミが入ったりする。自分はzoff athleteを使っている。真夏の日差しの下では薄すぎるが透明のメガネよりははるかにマシ。

 目が悪くなければ好きなデザインのものやフィット性の高いものから選び放題だ。うらやましい。目が悪い場合は、選択肢の狭い度付きアイウェアから選ぶかコンタクトにするかしかない。自分の場合コンタクトにするとiPhoneが操作できなくなるのでメガネしかない(メガネならiPhoneを操作する時に外せる)。

・手袋
 走りながらでも外せるし邪魔にもならないだろうから冬には必要だと思う。今回はスーパーで買ったフリースグローブ(600円)を使ってみて、結構快適だった。というか、これがなかったことを考えると背筋が寒くなる(末端冷え性)。

 スポーツメーカーのロゴが入っていると4倍くらいの価格になるが、ロゴを統一してテンションを上げるのもいいだろう。

・ベースレイヤー(上半身)
 好きなものを着ればいいが、長袖でピッタリしたコンプレッションタイプの物をおすすめする。

 今回は思い付きで Patagonia の冬用ベースレイヤーにしたが、積極的に選んだというより、偶々持っていたという感じだ。気温に合わせて複数用意しておきたい。  
・サイクルジャージ
 自転車オタク以外には馴染みはないと思うが、これはオススメしたい。通気性が良くて軽いので、負担にはならない。何よりいいのは大きなポケットが三つも背中に付いていること。走行中に食べた補給食の包装やランニングポンチョとか手袋とかを使わなくなったときに入れられる。デザインやロゴはランニング系のものと全然違っているのでデザインで楽しむこともできる。普通の人は知らないだろうが、「痛ジャージ」というジャンルもある(^^;

 都会のプロショップとかで買おうとすると意外に高価でびっくりすると思うので、Wiggle か Aliexpress で買うのがオススメ。古着に抵抗がなければヤフオクで買ってもいい。ヤフオクのほうが個性的なものが揃っている。個人的にはレトロジャージが好き。

・タイツ
 今回は自転車のときに使っている UNDER ARMOUR のコールドテック・コンプレッションを使った。持っていたからそれを使っただけで、それがベストだったかどうかは分からない。コンプレッション効果やサポート効果が効いているのかはよく分からない。なので、オススメもしない。自分で試着して決めていただきたい。

 ただ、タイツを履くことはおすすめする。夏には日焼け止めになる。気温が高い時に水をかけて冷やす際にも素肌より涼しい。

 SKINS、2XU、UNDER ARMOUR が老舗だが、今ではスポーツメーカーだけでなくワコール(CW-X)など女性用下着メーカーなども参入している。ヒマラヤチェーンのショップブランドも使えそう。後、作業服屋にあるタイツも捨てがたいコストパフォーマンスだ。ただ、残念ながらサイズがM以上のものが大半で自分のようなガリチビや女性用はほとんどない。

・靴下
 2XUのスポーツ用サポートソックスを使った。靴ずれやマメはできなかったので自分的には問題なし。特に勧めはしない。

 サポート機能を謳った靴下も多くあるが、ホントに不安があるならサポーターかテーピングをしたほうがいいだろう。

バッグ・ベスト

 個人的にはベストをお勧めしたい。iPhoneと補給食を入れるだけだが、ベストなら水分の多いサプリを背負っても全く揺れないし重さを感じない。ボトルを入れても負担はないし、真夏の長距離トレーニングならハイドレショーン化することも出来る。

 マラソンではウエストバッグを使っている人が多かったが、ボトルを装着しているのを見ていると上下動に合わせて揺れていてうっとうしそうだった。本人は平気なのかもしれないが。

トレーニングログ 覚書

 今回持っていった荷物:次回以降のために記録しておく。

持っていった荷物 

  1. バッグ:Timbuk2 のMサイズ。ちょうどいい大きさだった。
  2. シューズ:New Balance VAZEE RUSH。タグ装着済み。
  3. 靴下:2XU
  4. キャップ:日光だけでなく雨風からも守ってくれる。昼間のレースには必須。
  5. BUFF:寒いときのために持っていったが、今回は使わなかった。
  6. アイウエア:ZOFF ATHLETE
  7. 手袋:冬のレースには必須。
  8. 自転車用ジャージ:背中のポケットが便利。
  9. ランニング・ベスト:AONIJIE。補給食全部とiPhoneを入れても快適だった。
  10. シャツ:ここに写っているのは TESLA 防寒コンプレッション。この日は使わなかった。シャツは2種類持っていって現地の気温・天候によって決めるのがいい。
  11. タイツ:UNDER ARMOUR コールドテック・コンプレッション。今回の気温では快適だったが、これも2種類持っていって決めるほうがいいかもしれない。
  12. 心拍センサー:途中でずれて不快だった。が、フィットネス・トラッカーの心拍はあてにならないので使わざるを得ない。
  13. ランニング・ポンチョ:福知山マラソンの参加者全員配布物に入っていた。防寒にも使える。効果絶大。脱いでも捨てないほうがいい。終盤で欲しくなるかもしれないから。今回は終盤に雨が強くなったので捨てたことを後悔した人が多かったはずだ。
  14. ヘッドセット:Podcastや音楽を聴くためだけでなく、STRAVA のメッセージを聴くためにも必要。ワイヤレスをおすすめするが、今回の自分のように途中で電池切れを起こすリスクがある。
  15. 防水ケース:iPhone6用。防水でないスマートフォンには必要。雨が降らなくても汗で濡れる。
  16. 補給食(走行時):アミノバイタル2、チョコようかん1、スポーツようかんプラス2、BCAA2。スポーツようかんプラスとBCAA各1本は走行中に摂れなかったが、エネルギー切れは起こらなかった。
  17. タオル
  18. 補給食(走行前):アミノバイタル、チョコようかん1、BCAA1。走行前に時間差で摂るため。
  19. 自転車の鍵とポケットティッシュ

 今回は会場が近いのでウェアを着て、普段着のズボンとフリース、雨合羽、自転車用手袋を着て出かけた。部屋から直接なので、財布は持たず現金も小銭をバッグのポケットに数百円入れただけだった。

 ここにあるものは全て持っていって正解だったと感じている。一つ足りなかったのは控室の場所取り用シート。シート一枚あるだけで我が家ができる(^^)

photo shoes sole  走行後のソールの状態。黄色い部分は偏り無く減っている。明らかに減っているのはカカトの部分だ。


photo shoes heel 左右で減り方が違うことがよく分かる。黄色い丸で囲った部分の溝の消え方が左右で違う。

 マラソンの前から若干の傾向はあったが、これほどではなかった。特に右の外側の減り方がひどい。右足から崩れてしまったのが現れている。フォームが崩れたからヒールを打つ走りになったのか、ヒールを打つ走りをしたから疲れたのかはここからでは分からない。

トレーニングログ Black Friday 2016 フォームローラー購入

items SCHWALBEのMTB用チューブ2本セット。27.5インチはマイナー規格なので選択肢が少なく割高だが、比較的リーズナブル。

 Body Wing 大豆プロテイン 1kg x 3。1月に買ったものがまだ残っているので丸々11ヶ月分といえる。自分的には十分飲みやすいし、なんといってもコストパフォーマンスが圧倒的だ。

 今回の目玉は GronG フォームローラー。セルフマッサージを効率に行うことができるらしい。アキレス腱炎だったときに紹介してもらっていた。が、炎症を起こしているときには触らないほうがいいという医師のページがあったので、そのときには買わなかった。また、マラソンが近づいてから新しいことを試すのは怖いので、今になって購入した。

 「筋膜リリース」についてはよく分からない。セルフマッサージの新しい呼び方みたいなものだろうか。マッサージが筋肉疲労回復に効果があるということは認められている。ツールではプロチームは選手と同じくらいの人数のマッサージ師を同行しているくらいだ。それをこの2000円のローラーで出来るようになるなら素晴らしい。

 下の動画を参考にふくらはぎに使ってみた。

 疲れが残っているのだろうか、筋膜リリーサーが言う「トリガーポイント」だろうか。痛む筋肉がはっきり分かる。その部位をローラーに載せると自重だけでもかなり強い痛みが走る。動画のように逆側の足を載せて負荷を増やすなんて考えられない。ここが柔らかくなる日が来るんだろうか?そして、そうなったらふくらはぎを使ったランニングフォームをしても大丈夫なんだろうか。

 他の筋肉では、左の大腿四頭筋が右より痛いということが特徴的だった。椅子に座っているときに細かい凸凹に土踏まずを乗せてコロコロやるのは気持ちがいい。昔ながらの「青竹踏み」効果が得られる。寝転がって首の付け根に当てて頭を左右に振ると首筋の凝りに効きそうだった。

トレーニングログ 2016/11/26 リカバリー

 自宅の寝床は二階にあるので朝一で階段を降りなければならない。が、思ったよりはるかに楽に降りることができた。足の裏の痛みもかなり引いた。太もも以外に右の大殿筋がちょっと張っている感じがする以外には普通の状態だ。軽いジョギングくらいならできそうだが、完全に痛みが引くまでは走らない。

 なので、今日はRX3でアウトレットに行った。片道10㎞程度だが少しアップダウンがあって楽しい。自転車なら強度は簡単に調節できるし足裏へのダメージもほとんど無い。SPDシューズを社宅に置いてきたのでAsics Gel で乗るしか無くてあまり強度は上げられなかったが、軽く汗ばむくらいには走れた。クロスバイクも楽しい。

 アウトレットではNIKEとAdidasに行った。Adidasにはブーストを使ったモデルがな種類かあって6000円くらいだったので、練習用に買おうかとおもったがサイズがなかった。Boston boost と Japan boost、匠ren boost はなかった。在庫が豊富なのは安い廉価版モデルばっかりだった。息子が自宅にバイクで帰った時に履くスポーツシューズがないので、廉価版(cloudfoam)を一足買った。NIKEの店頭在庫は前回来たときより薄くなっていて、欲しいものはまったくなくなっていた。

 駐輪場に帰る途中でイオンの自転車売場でRX3用のグリップを買って帰宅した。

 夕方に食材を買いに歩いて出た。遠回りして4㎞くらい歩いた。左の大腿四頭筋の痛みはほぼない。階段も平気だ。自転車が効いたのかもしれない。
walking record

 走る前、アキレス腱炎と足底筋膜炎を治すのにマラソン後は一月以上走らないつもりでいたが、この調子なら一週間もしたら走れそうだ。これは嬉しい誤算だった。何よりアキレス腱が故障しなかったのが嬉しい。

 マラソン後に気をつけているのはプロテインを切らさないこと。朝と夜にBCAAと一緒に飲むようにしている。多くの筋肉の修復をしている時に材料が足りないと困ると思ってだ。普段は運動の前にBCAAを摂り運動後にプロテインとBCAAを取るようにしているが運動をしないときや朝には摂っていなかった。これが効いているのかどうかは確かめようがないが、フルマラソン後3日くらいでダメージがほとんど無くなったのだからこの習慣は続けていいだろう。

トレーニングログ 2016/11/23 福知山マラソン PART4 反省会

敗因分析

hqdefault 感想として一番強いのは、「一万人」の多さだ。狭い田舎府道に一万人もの人間を流そうとしたらどうなるかについて考察が不足していた。

 スターティングブロックがマラソン最後尾のJだったのは仕方がない。エントリをしたのが6月20日で、その時点では完走できる自信はまったくなかったから。また、自分のペースを意識した練習もしていなかったので、完走できたとしてもどれくらいの時間で走れるか予想すらできなかった。だから、タイムオーバーギリギリの5時間半を目標タイムとして申込んだのだ。6月時点の情報で下した判断を誤りとは言えないだろう。

 次にスターティングブロックで最後尾になったことだが、気温が低くて雨模様の時にスタート前に長時間外にいるのが得策だとは思えないので、ギリギリに行ったのも間違いではなかった。

 失敗だったのは、トレーニング方法だ。4時間半を目標として6分前後のペース走を繰り返していた。Jブロックが渋滞するというのはどなたかのブログで知っていた。が、10kmもして川沿いに入ったら空くと思っていた。前半が7分台であっても、そこから6分平均で通せれば、給水や補給を入れても4時間半前後でゴールできると思っていた。ところが、10㎞すぎても混雑は続いていて、いつまでたっても6分台のペースに上げられなかった。もっと体力に余裕があれば縫って上がっていくこともできるのだろうが、怖くてできなかった。速度が遅いので心肺系は余裕で呼吸が荒くなることも全くないが、普段のフォームではしれないので変に足がつかれた。むしろ、速度を遅めに走ることで足に疲れが溜まってしまった。

 20㎞前後で一度空いてきたが、対向車線を復路の選手が来るということで往路のランナーは左車線に追いやられたためにまた人口密度が上がってしまった。これは完全に予想不可能な事態だった。道路が空いて好きなペースで走れるようになったのは折り返した後で、往路の選手が関門で切られた後(往路側のランナーがいなくなるので道路全体が開放されるから)だった。その時点では、右の大腰筋と大殿筋が限界近くになっていて、いつものフォームを維持することができなくなっていた。

 30㎞あたりからはフォームに対するこだわりも捨てて、楽なフォームを探して手探りで走った。たまにある下りではヒールストライクも恐れずストライドを稼いだ。基本はピッチ走法だが、35㎞を過ぎると右の大腰筋が痛くてピッチを維持できなくなった。

 もし、一万人の人混みが府道に殺到したらどうなるかに対しての想像力があったら、6分ペースの練習とは別にキロ7分の練習ができたはずだ。キロ7分ペースに最適化して疲れないフォームという引き出しがあれば、空いてきたときのために筋肉を温存しておくことができただろう。これが今回の敗因。

反省点

 ヘッドセットの電池が途中で切れたのは痛かった。ヘッドセットのチョイスが悪かったともいえるが、充電のタイミングが悪かったらしい。来年までにヘッドセットを更新するしかないだろう。ヘッドセットから「Low battery please charge」と聞こえてきた時のうんざり感はない。せっかくのプレイリストも無駄になってしまった。

 心拍センサーがずり落ちたのもだるかった。普段からあるが、ランニングベストを付けているときには余り起こらないので油断していた。バッグの荷物が減ったことでストラッ部を押さえる力が弱くなったのだ。心拍センサーは走りとは関係がないが、中途半端にずれるとうっとうしい。走りながら直してもなかなかいい位置におさまらない。ブラジャーのような肩紐でも付けるか・・・

 アミノバイタルをランニングベストの背中ポケットに入れて走ったが、取り出すのがめんどくさくて時間がかかった。走りながら取り出せるところに持てば、ちょっとずつ飲むことも可能だっただろう。胸ポケットの大きなランニングベストが欲しい。

良かった点

 補給関係はうまくいったと思う。最後まで空腹感を感じなかったし、走行中に胃もたれすることもなく快調に過ごせた。朝食が多すぎたかもしれないが、結果的には問題はなかった。スポーツようかんはラップにくるんでいったので食べやすかった。もとのパッケージのままだったら、寒風の下で手袋を外しかじかんだ手で包装を解かなくてはならない。もしラップにしていなかったら食べなかっただろう。スポーツようかん+は手袋のままでも走ったまま食べられた。

 ランニングベストは正解だった。アミノバイタルなど水分補給もできる補給を負担を感じずに持ち運べるのはいい。多くのランナーはベルトポーチを使っていたが、上下するのが目視できるくらいで、自分だったら耐えられないと思った。

 自転車のジャージも正解だった。大きなポケットがあるので、タオルや補給食のゴミとかを全部放り込めた。途中、雨が上がりランニングポンチョを脱いだ時間帯があったが、使わないポンチョを背中ポケットに入れておけた。雨が上がった時にポンチョを脱いで道端のボランティアに回収してもらっている人が多かったが、終盤で雨が降り出した時に困っただろう。

 キャップ型の帽子をかぶっていったのも大正解だった。「陽射しがなくても帽子はかぶった方がいい」というのを何処かで読んで従ってみたのだ。このアドバイスに感謝した。これが無かったら雨がメガネにかかってうっとうしかったはずだ。メガネに水滴が溜まるのは顔に水がかかるよりイライラする。シャレオツジョガーとは無縁なねずみ色(グレーとはいいにくい)のメッシュの野球帽(600円)だがwww

 シューズは結局 New Balance Vazee RUSH にしたが、比較する対象がないので、正解だったかどうかはよくわからない。NIKE FREEで行ったらもっと楽だったかもしれないし足が痛くなってリタイアしたかもしれない。少なくとも、シューズに起因するトラブルは全くなくて快適だったので後悔は全くない。

感想

 すべてのことが初体験なので面白かった。予想外の人出と活気に驚いた。

 運営はこなれていて、非常にスムーズに運営されていた。多数のボランティアや業者、関係スタッフがそれぞれの役割をきっちりしているように見えた。混雑をさばくアナウンスも的確で流れが滞ったり、戸惑った人が立ち止まったりというシーンも見なかった。一番驚いたのは、スタート前の仮設トイレでの誘導だ。ランナーを一列に蛇行並びさせて、番号が振られた仮設トイレのそこここに係員が立ち、どのトイレが空いたかを列の先頭にいる係員に大声で伝え、その係員がランナー一人ひとりに「46番」とか行って誘導していた。ゴール後の動線もよく考えられていて、途中で完走証、水、完走記念品を受け取りチップを返すようになっていた。流石に26回目の大会だけある。

 後、寒い中で沿道で声援を送ってくれた方々には感謝の気持ちしかない。給水を受け取る時には必ずお礼を言ったが、他にはカップを拾ってくれてる人や、チョコをくれた女の子の他、数人に「ありがとうございます」と言えただけだった。

 ひとつだけ運営にお願いしたいことがあるとすればコース中の仮設トイレの数を増やして欲しい。トイレに列ができるから立ちションに走る連中が出ると思う。今回は気温が低く天気が悪かったので例年より多いのかもしれないが、ちょっと残念だった。ランナーのモラルを問うのは当然だが、列ができてるのを見て諦めた人も多いのではないか。自分は帰りで人口密度が下がって、コースから少し距離のある公園のトイレを使ったので全く並ばずに済んだ(前に天橋立に自転車で行ったときの帰りに入ったトイレだ)。

トレーニングログ 2016/11/23 福知山マラソン part3 After race & recover

 ゴールしてから、控室に向かう途中に水をもらい、完走証明書をもらい、完走Tを受け取り、ICタグを返却した。動線がよく考えられていてスムーズでほとんど待たされることがなかった。

 控室に戻って patagonia のベースレイヤーを脱いで Tesla の暖かコンプレッションに着替え、ズボンを履いたら体が温まってきた。濡れた靴と靴下を脱いで替えの靴下を履くまではスムーズだったが、asicsを履こうとした時に足がつった。右足を靴に入れて奥に入れようとした途端に右足のふくらはぎがこむら返りのように硬直した。更に、左足のスネの筋肉までつり始めた。持たれるものもイスもないのでそのまま2分位我慢しなければならなかった。足の前の筋肉が痙攣したのは初めてだった。なんとか着替えを終えて合羽を着込んでママチャリで帰った。弱い雨は降っていたが、かっぱを着てママチャリを漕いでいると暖まるし、軽い運動をすることでこわばった筋肉が少しほぐれてきた気がした。

 部屋についたら、風呂のスイッチを入れ、カッパのままプロテインとBCAAを飲んだ。飢餓感と喉の渇きが襲ってきてフルーツヨーグルトやアーモンド、チーズ、ちくわを貪り食った。給湯が済んだらすぐに風呂につかった。狭いユニットバスなので足を伸ばして寛ぐことはできないが温まって気分は最高。Twitterで完走の報告をしたかったが電池が少なくて断念した。

 風呂を上がって、マラソン中に考えていたようなものを食べたいと思ったが、着替えてしまったら外に出るためにもう一度着替える気にならず、あるもので済ませた。、冷凍ラーメンと自販機で買ってきたリアルゴールド、マルチビタミンゼリー、アミノサプリゼリー、ゆで卵。食欲は旺盛で胃がもたれることも無かった。

 その後、10時ごろにはベッドに入ったが、寝返りを打とうとする度に色んな筋肉が痛んで熟睡できず、何度も目を覚ました。そして、それ以降ものどが渇いて3〜4回お茶を飲んだ。体が総動員で復旧作業を行っていたのだろうか。

おにぎり 朝、どんな状態になるか恐れていたが、予想ほどではなかった。一番恐れていたアキレス腱が意外なほど無事だった。というか、まったく悪化していなかった。筋肉痛とは違う痛みがあったのは足の裏だった。かかとではなく土踏まずに近い部分が左右ともが痛かった。筋肉痛は至る所だったが、ひどかったのは左の大腿四頭筋。階段が苦痛なくらいだった。後、珍しいのは右の上腕二頭筋。左右対称で走れていないことの証拠だろう。

 大きな故障がなかったのは良かった。思ったほどのダメージは無かった。倦怠感も全くない。前日も昨晩も普段と大差ない時間を熟睡できたからだろう。このことは Pebble の睡眠ログからも読み取れる。疲れが取れるのは熟睡時間だ。

 会社へは普通に歩いて行けた。事務所の階段以外は特に不便はなかった。会社では、走行中のチェックポイントを見ていた人がいたらしく「おめでとう」と言われた。

 椅子に座っていると大腿四頭筋が固まってくるので、昼休みには20分くらい外を歩き、帰りには遠回りして3kmくらい歩いた(通常ルートだと1.2km)。その後、スーパーに行き食材を買った。普段我慢しているものを食べようと意気込んでいたが、目移りして選べないwww結局、おにぎりとポテトサラダ、麻婆豆腐を食べた。

 25日になっても、状況は大きくは変わらなかったが、大腿四頭筋以外の筋肉はほぐれてきた。足の裏もテーピングが功を奏したのか、楽になってきた。走りたくなるような快晴の中、昼休みに40分近く歩いた。足裏に負担をかけないように蹴りを入れないよう注意しながら歩いた。

 今日も、何人かの他部署の人とマラソンの話をした。自分とは関係の無いところでの会話でも「誰それは、x時間xx分だった」とか「XX君はXXkmでリタイア」、「XXさんは今年は出なかった」といった話を耳にした。多くの社員が参加していて、3時間台で走る人からリタイアの人までいたらしい(体育協会員として運営サイドで関わっている人、ボランティアや応援で行った人もいる)。今年走っていなくても走った経験を持つ人が多く、地元に根ざしたイベントになっていることを再確認した。

トレーニングログ 2016/11/23 福知山マラソン part2 5時間0分26秒

スタート

 Jブロックの最後尾付近に並んだ。冷たい風が吹き弱い雨も続いていた。昨日貰ったランニングポンチョ(ゴミ袋?)を着たら少しマシになったが、それでもじっとしていると体温を奪われるのが分かった。45分前から並んでいたら凍えていたに違いない。

 Jブロックはメタボおじさんとか老人ばっかりかと思っていたが、それほどでもなかった。老若男女が入り乱れている感じだ。若い人はカジュアルな感じだが、高齢者になればなるほどランニング要素が高い人が多いというのが面白かった。70才近いような感じの人がどこかのマラソン大会の完走記念Tシャツを来ていたりもした。この集団のペースがどれくらいになるのか全然読めないまま震えていた。

 大会を盛り上げようとする放送が遠くから聞こえるが、Jブロックにはとどかない。ゲストに来ているらしいワイナイナや小橋建太の姿も見えない。前方でカウントダウンが始まり号砲が鳴ったがJブロックが動き出したのは数分後だった。この間に SRAVA と Fitbit charge HR の計測を開始した。次にヘッドセットの電源を入れたがペアリングが切れていた。iPhoneを防水袋から出して設定アプリでコネクトしようとするが遠方用メガネだったので苦労した。そうこうしているうちにスタート地点が近づいた。ヘッドセットの設定が終わりだげな時間が流れ出したのはスタートを100m近く過ぎてからだった。

レース中

 自分のプランは、序盤の市街地迂回ルート7kmでウォームアップし、川沿いに出たら下り坂では5分台、平地で6分前後、上りを6分20秒程度で折り返し点(約25km)まで行き、帰りは平均6分半前後で刻むというものだった。

 しかし、スタート直後はキロ8分近く、平坦な市街地でも7分前後で推移していた。5㎞も走ればウォームアップは完了だが、渋滞していて全然ペースが上げられなかった。Jブロックの人数が思っていたよりはるかに多くて、人口密度が高かったのだ。しかも、後ろから10kmステップラン参加者が割り込んで抜いていくから混雑に拍車がかかった。

 ステップランの参加者はその人の走力とは無関係にJの後のブロックに整列している。しかも、10kmしか走らないことが前提だからペースは速い。彼らにしてみたらJブロックのフルマラソン参加者は障害物だろう。この力が余った集団がJブロックの動く障害物を縫うようにして走るから、周囲と同じ速度で走るのも難しいくらいの渋滞だった。1万人というボリュームを理解していなかった。ここまで混雑するとは思っていなかった。

 ペースが遅いので息が切れることもないししんどくはないが、普段の練習でやっているフォームを使えなかった。遅ければ遅いなりに体力を節約してダメージを抑える走りができれば後半に挽回することもできただろうが、自分にはそんなテクニックはない。中途半端なフォームで下半身に疲れを溜め込みながら川沿いを下った。

 コースの所々に仮設トイレが設置されていたが、どこも大人気で行列ができていた。そのせいか、道を外れて立ちションをするランナーを多く見かけた。それだけはやりたくなかったので、給水は少なめにせざるを得なかった。気温は低く喉は乾かなかったし、10kmと20kmでアミノバイタルを飲んだので、折り返し点まで給水は2回くらいだけだった。

 15kmを過ぎたあたりで少し人口密度が下がって走りやすくなった。しかし、それも数キロで、折り返したランナーが来るというので、使用できる車線が一車線だけになり再び渋滞・・・この時点で、このまったりペースに順応してしまいペースを上げることができなくなっていた。20kmのチェックポイントを通過した時に2時間20分以上かかっていたので、「こら、4時間半は無理やな」と悟って、タイム的なものは考えないようにした。

 折り返し点を過ぎてからは忍耐の二文字しかない。このことは事前にわかっていたので辛くは無かった。が、普段と違うフォームで走ってきたせいか、右の大腰筋に加えて右の大殿筋までが張ってしまった。そこからは、ピッチ走法を意識してストライドを短くして刻んだ。

 そして、事件が起こった。ヘッドセットから聴こえる「Low Battery. Please charge」という無情な声。残り10km以上あるのに・・・せっかく、最後の5kmために作ってきた The Natural Killers プレイリストが水の泡だ。仕方がないので、プレイリストに入れた曲を頭のなかで歌いながら走った。そして、応援してくれる人やボランティアの人に声をかけることで気を紛らわせた。

 35kmくらいのところで女の子からチョコレートをもらってみた。口に含んだが冷え切っていて固かった。噛むこともできないので、口の中の体温で温めて溶かそうとしたが、なかなか温まらない。冷たい外気を吸い込むから口の中の温度も低いままなのだろう。やっと噛めるようになったのは5分くらい経ってからだった。そんなに冷え切るほどの気温の中、チョコレートが無くなるくらいまでの時間(自分が取ったときには残りわずかだった)立っていてくれたのだ。チョコレートのカロリーはわずかだし、筋肉に届くには時間がかかるだろうが、心にはすぐに届いた。

 このあたりからは、帰ってからすることばかり考えていた。とにかく風呂に入って温まりたい。普段食べていない高炭水化物食を食べたい(カーボローディングを口実にこの3日間でかなり食べたが)。ジャーマンポテト、唐揚げ、餃子、ラーメン、カレー、おにぎり、菓子パン・・・思い当たるものがチープなものばかりなのが少し残念だがしょうがない。後、ブログやTwitterになんて書こうかとかも考えたが、全然覚えていないwww

 ここに来て最後のトラブル。心拍センサーがずり落ちてしまった。途中何回か戻したがめんどくさくなって諦めた。胸センサーの弱点がこれだ。ランニングベストに荷物が沢山入っている場合には心拍センサーを上から押さえるようになっていたが、食べてしまったために圧力が落ちたのが原因らしかった。しかも、Aonijie のストラップは走りながら調整するのが難しいから・・・胸センサーの心拍計はこれがあるからなぁ・・・

time table 最後の信号を曲がってからゴールまでの1kmくらいが急坂。ここでは潔く歩いた。左足の大腿四頭筋が限界に達してしまった。歩いたり走ったりしながらゴールに到着した。電光掲示板では5時間9分とあった。お疲れさま。

 下のSTRAVAのタイムが長いのはスタートラインより手前で計測を開始したため。途中スプリットが8分とかになっているのはアミノバイタルをランニングベストの背中ポケットから取り出して摂取したのとトイレ。

トレーニングログ 2016/11/23 福知山マラソン part1

pre race

 マラソン前日の様子はこちらに書いた。その後、23時頃にはベッドに入った。興奮して眠れないかもしれないと思っていたが、ラジオ組体操の二人の声を聴いていたら10分もしないうちに眠りに落ちていた。夜中に何回か目が覚めて、雨が降っているのに気付いたが、「tenki.jp の予報では朝方には上がるとあった」と自分に言い聞かせて寝た。

 朝6:45に起床。予想よりしっかり眠れて体も軽い。4日も走っていないのでアキレス腱の痛みもなかった。体調的には申し分のない状態だった。

 受付を済ませておいたので、直接スタート地点に行くだけでいいが、駐輪場がスターティングブロックの奥なので、誘導が始まる9:45までには駐輪場に着きたい。そこから、控室に荷物を置いてトイレに並んでも余裕という計算だった。部屋から駐輪場までは昨日のルートでも25分だったので、9:15に部屋を出ることにした。

 時間的には余裕だったが、空模様が怪しい。起きた時には止んでいたが、その後また弱い雨が降り出した。気温は予報通り10度未満確定だ。強い雨ではないが、MTB(泥除けもスタンドもない)では走れない。ママチャリで行くことを決定しカッパも取り出した。

 朝食は冷凍スパゲッティとハチミツたっぷりの食パン。これだけで 800 kcal は摂った。他にゆで卵とカフェイン強化コーヒーを飲むつもりだったが腹一杯になったのでやめた。その後、入念にテーピング。いつも1本のアキレス腱のテープを3本にしてみた。足底も一応ガードするようにしてみた。ウェアは、下は Under Armor のコールドテックタイツで上は Tesla にした。

 大便が出たのは自分的にはラッキーだった。便意が出ない場合は浣腸をするつもりでイチジクを買ってきていたのだ。部屋を出る前にスポーツようかんを食べる予定でいたが、朝食が多すぎたのか食べられなかった。

 ウェアの上にズボンとフリース、雨合羽を着、スポーツようかんチョコレート味を半分かじって家を出発。冷たい冬のような雨空(といっても、真冬の雨ではない。この地方の真冬には雪が降る)。

会場到着からスタート

写真 控室
自分の荷物はラスタカラーのメッセンジャーバッグ
 計算通り9:40頃に駐輪場に到着。会場周辺の雰囲気は昨日にもまして熱気にあふれていて、ゼッケンを付けた「やる気満々」なランナーがウォームアップしていた。また、選手以外にも家族やチームの応援スタッフみたいな感じの人も多くいて、お祭り気分を盛り上げていた。

 カッパを着たまま控室に向かうが、体育館の入口が混雑していてなかなか入れなかった。満員電車に近い人口密度でカッパの下が汗ばむくらいだった。控室にあてられた大きな体育館に入っても足の踏み場がないくらいで、バッグを置ける空間を見つけるのに苦労した。どうやら、早く来て大きなレジャーシートなどで場所取りをするらしかった。まあ、運動会の応援席みたいなものか。チームで来ているような人の中にはテントを張っている人もいた。

 電車で当日参加している人は9:00までに当日受付しなければならないので、用意周到なのだろう。というか、それくらいしておかないとスタート前に消耗してしまうだろう。また、女性がいるグループでは携帯更衣室としてテントを使っているらしかった。

 まあ、自分はメッセンジャーバッグを一つ置く空間があればいいが。天気さえ良ければ自転車の下に置いてもいいくらいだ。治安的には大差はない。貴重品は別途A4の紙袋に入る量を預かってもらうことが前提だが。自分の場合は最高の貴重品は自転車の鍵だけだったので預けなかった。

 控室の気温は高く、周囲の人の服を見ても、あまり厚いものを着ていないので、Tesla を帰りに着ようと思って持ってきていた Patagonia の冬用ベースレイヤーにした。その上からサイクルジャージとランニングベストを着て帽子をかぶったら準備完了だ。アミノバイタル パーフェクトエネルギーとようかんの残りを飲み込み控室を出た。

 スターティングブロック締め切りの9:45に間に合いそうになかったがトイレに並んだ。強い尿意があったわけではないが、走り出してすぐに行きたくなったらいやだったから。それに、どうせ自分のスターティングブロックはJ番というマラソン最後尾なので、間に合わなくて最後尾スタートになってもそれほど変わらないから。というのが甘かった・・・

トレーニングログ 2016/11/22 受付 新しいことを経験するのは楽しい!

参加賞とゼッケン
近隣の小学生のメッセージカードが添付する^^ 参加賞はイヤーウォーマー
 今日は自分が勤めている事業所は出勤日だが休んだ。受付を済ませたいから。午後だけ有給を取るだけでも十分すぎるくらいだが、午前中だけ会社に行くのが嫌で休んだ。

 手持ち無沙汰だが、生活リズムを崩してはいけないので7時半にはベッドを出て食事。受付開始は13時なのですることもなくダラダラとネットをして過ごした。今日は「走らない、歩かない、動かない」日だから。

 14時頃にママチャリで受付に向かった。どれくらい時間がかかるかの検証も兼ねてママチャリで行った。毎年会場周辺の駐車場は渋滞するらしいので、自転車で向かうのだ。今日は幹線ルートを使って行ったが、自転車では幹線ルートを選ぶメリットは感じなかった。ロードならこの道一択だが、ママチャリやMTBでは距離を優先したほうが良さそうだ。そして、会場付近の地形上最後に急な坂道がありママチャリでは上れなかった。なので、明日はMTBで行くことにした。MTB にはスタンドがないのと盗難の危険を考えてママチャリにするつもりだったが、背に腹は代えられない。

 この会場自体は何回も行ったことのある場所だが、いつもの閑散とした雰囲気とは全然違って、運動会の前日のような賑わいを見せていた。受付に訪れているランナーも多くいたし、特設販売場があり、大型スポーツショップの売り場より充実していた。買い物している人も多かった。明日使うためのサプリなども充実していて、前もって準備する必要はなかった。明日使うためのシューズを買う人はいないだろうが、アウトレットや通販より安いので、次回以降のために買っておくのはいいと思った。Adidas の Japan boost が 8000 円だった。顆粒のBCAAの新製品というのもあって、こちらは本気で買おうと思ったが財布を忘れていた。

 受付はスマホのQRコードをかざすだけだった。ボランティア・スタッフの女性からゼッケンとSTEPの袋を渡され、近くのカウンターで参加賞のイヤーウォーマーを受け取って帰るだけ。2分程度だった。

 その後、会場の見取り図を見て明日の動線を検討した。スタートは 10:30 でスタート位置への誘導は 9:45 から行われるらしかった。自分はマラソンの最後尾で自転車置き場から近かった。自転車置き場から直接行ってもいいかもしれないが、荷物を体育館に置いてから向かうことにした。自転車置き場から10分もあれば余裕で集合場所に行けるはずだ。

 誘導が開始されると道路が封鎖される可能性があるので、9:45までには駐輪場に着いておきたい。ということで、9:15に部屋を出ることにした。

 現地を下見するのは効果的だ。こんな具体的なイメージができたのも現地を確認したからだ。走るルートは下見をする必要がないくらい良く知っているが、マラソンの出発地点というものを知らない。スタート位置がどこで、どういう経路で向かえばいいのかいきあたりばったりだと、スタート前に疲れてしまう。まあ、マラソン大会に何回も出場しているような人なら大体のことは分かるだろうし、会場の案内もしっかりしているので初めての会場に当日入りでも大丈夫かもしれないが、すべてが初体験の初心者にとっては、心理的障壁を一つでも取り除いておくのは意義がある。祭りのような雰囲気も面白かったし。

荷物一覧
遠足前の小学生のようwww
 帰って、ゼッケンをランニングベストとサイクルジャージに取り付け、RFIDチップをシューズに取り付けた。遠足の小学生のように明日の持ち物を確認する。下着ドロを捕まえた警察のように物品を並べてみた。

 ヒマラヤにおいてなくて諦めたランニングポンチョだったが、受付でもらった袋の中にゴミ袋に切込みを入れたようなものが入っていた!ナイス!

 全てを走行中に持つわけではなく、置いておくものも含まれている。ウェアとシューズはだいたい決まったが、上半身のベースレイヤーをadidasのコンプレッション(真夏でも使えるタイプ)にするかTeslaにするか悩む。

トレーニングログ 2016/11/21 BIKE

 二日前は走らないと決めていたので今日は走らない。しかし、4日連続休みというのは怖い気がしたので、405 で少し走った。アップダウンの多い周回路を3周。ウェアを着替えるのが面倒で、通勤時の服装のまま出たので暑くなって強度を下げたが、上り坂をへこたれずに登りきることができたので良しとしたい。ついでにスーパーに寄って買い物もしてきた。

 今日も2人のランナーを見かけた。ここに来て走ることは、自分のような境界線ランナー(w)には無理だ。速い人が調整のために散歩感覚で流しているのだろうか。

天気予報 気になる天気だが、予想気温は更に下がった。15時の気温がスタート時より下がっている・・・気温が10度を超えることを期待してはいけないようだ。スタートの待ち時間が辛そうだが、ウェアについては迷いが消えた。