アイウェア

 コンタクトにしたことで、スポーツ用アイウェアを使うことができるようになった。通販でサイズが合うか合わないか分からないもの(似合うかどうかは別問題としても)に1万以上費やすことのできない経済状態なので、一本目は価格重視で選んだ。

 実店舗で選べればいいが、スポーツ用アイウェアの複数メーカー扱っているところはほとんど見当たらない。それに、通販で買えば安いのが分かっているのに実店舗で買うのは損した気分になる。メーカーのショールームで試して通販で買うのが一番いいが、ショールーム自体が存在しない(あっても東京ばかりだ)。

 試着にこだわるのは、欧米人と日本人の頭の形に違いがあるからだ。今回買ったアメリカモデルのアイウェアはたまたま無事使うことができたが、ジャストフィットとはいいがたい。そういう点では、日本製のものが安心だが、スポーツ用アイウェアの需要が小さいせいか、メーカーは2社しかない。デザインの選択肢も少なくイマイチなので、外国製から探すことになる。そこで必要なのが試着だ。そんな事情で、本格的なものはまだ買えていない。

 とりあえず、必要に迫られて今回購入したのは、ヤフオクで見つけたS&Wの MAGNUM シューティンググラス。朝夕の通勤ライドで使うことが前提なのでクリアに薄いグラデーションのものだ。2300円で送料・消費税込みなので、ホームセンターやユニクロのものと同程度かと思っていたが、それよりは良さそうだ。少なくとも、「長時間のご使用はおやめください」とかは書いてないし、レンズのゆがみも全くない。詳しくはS&W Magnum shooting glassesに書き留めていく。

リンクメモ
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#アメリカのAmazonにはもっと多くのモデルが用意されているが、アジアからは購入できない。

kiteworld.net
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バカコメント2題

 先日の情熱大陸というテレビ番組で discovery channel(TREK)にいる日本人選手が特集されていた。大量の蜂蜜を塗った厚切り食パンを何枚も食べている姿が印象的だった。消費カロリーが半端じゃないし、レース中に糖分が切れたら大変だから走行前2時間くらい前に大量の糖分を摂取するんだろう。

 それとは別に、気になったのが取材クルーの質。レース中に彼がチームの指示で(無線で並走する監督から各選手に指示が出される)逃げて体力を使い切ってリタイヤした後に、「完走できなかったことについて・・・」という質問をしていた。もちろん、「チームでやっているレースなので、役割をこなすことが最重要。完走することにあまり意味はないから、気にしていません」と平静に応じていた。

 この質問をしたヤツは全然自転車レースについて無知なのだろう。「できなかった」という表現自体がピントはずれなのだ。彼の当日の役割は、逃げて逃げて後続をちぎって自チームのエース達が上位に入りやすくすることだった。そして、それを果たしてのリタイアだ。彼が逃げを失敗したとか、逃げの最中にリタイヤしたとかならともかく、そのときのレースでは十分な役割を果たしていた。むしろ、成功レースだったのだ。野球に例えるなら、少ない得点差の試合で犠打で得点を入れたようなものだ。その選手を捕まえて、「あのシーンで凡退したのは残念ですね」と言うのか?

 次は、朝のニュースバラエティの芸能ニュース。かわしまなおみという芸能人がクレジットカードを盗まれたというニュースで本人か言ったと伝えられたコメント。「クレジットカードは使うときに、『かわしまなおみ』ってサインするんだから分かりそうなものでしょ」。

 はぁ?日本で「かわしまなおみ」はあんた一人しかいないってか?かわしまなおみという姓名を持った人物の中で一番の有名人かもしれないが、店員が「あなたはかわしまなおみじゃないでしょ」と言えるわけがない。サインの筆跡が明らかに違っていたはずだというのならともかく、「その人が芸能人のかわしまなおみじゃない」ことが分かったところで断る根拠にはならない。そんなことも分からないとは、ゲーノージンボケとしか言いようがない。

自転車ダイエット

大人のための自転車入門 NHKの自転車入門番組で指導をしていた人の本を立ち読みした。

 一般人が自転車に乗るといいという理由を実に丁寧に分かりやすく解説してくれた良書だ。ダイエットというより、健康になるための体質改善という視点も好感を持てる。自分なりにまとめようかと思ったが、この本を見て必要を感じなくなった。「『大人のための自転車入門』を読め」だけでいい。

 自分なりの方法と結果については低ケイデンス倶楽部に書き留めておく。自転車の効用と実践結果について興味がある方はどうぞ。

マイナースポーツ

 日本では自転車はスポーツとして認識されていない。プロの自転車乗りといえば競輪選手くらいしか思いつかないのが大半なんだろう。

 最近(というか10年以上前からだろうが)のロード自転車はビンディングシューズ・ペダルという、スキーのように靴とペダルを金具で固定するものが主流だ。シューズを固定することでロスが少なく、360度のうちで力を加えられる角度を増やすことができる。

 当然、普通の靴では駄目で専用の設計がなされたものが必要となる。だから、自転車メーカーやペダルメーカーが大きなシェアを持っている。そんな特殊な市場だが、総合スポーツシューズメーカーとして、NIKEやadidasも一定のシェアを持っている。

 「自転車がマイナーである」ことを意識させられるのはこれらのメーカーでの自転車用シューズの扱いだ。NIKEもadidasも自社の公式サイトのどこにも自転車というカテゴリはない。フットサルまであるというのに、自転車はないのだ。

 直販しろとはいわない(日本では流通との関係を保つためにできないだろう)が、オンラインカタログでの案内くらいはしないと、存在自体が分からない。いろんな小売サイトを見たが未だにフルラインナップは分からないままだ。

 俺が探しているのは、通勤自転車と通勤ウォークに使えるようなスニーカータイプで、黒のシンプルなものだ。サッカーシューズのような、変身戦隊のような装飾過多なものは勘弁して欲しい。かといって、老人の散歩用のようなものも遠慮したい。今のところ、この希望を比較的かなえてくれるのはadidasのものだが、他にどんなデザインのものがあるのか全貌はつかめないままだ。

 まだまだ市場が小さいんだろうなぁ・・・ちなみに、本家ドイツのサイトにはちゃんとあった。ドイツアディダスの自転車ページ

共通点?

 自転車乗りというのはマゾ資質がないと続かないのではないだろうか。というよりマゾが自転車乗りになるのかもしれない。でなければ、快適な自動車という選択肢があるのにあえて雨の中をカッパを着て走ったり、わざわざ坂道を探して登ったりすることの説明ができないだろう。

 特に、ロードバイクは自動車が通れないような所へ行くことはできない。荷物は載らない。実用上、ロードバイクでなければ困るところなど皆無といっていい。

 なのに、あえてロードバイクに乗るのは、移動が目的ではないからだ。手段が目的化するという変態性欲的情熱こそがロードバイクに乗るものの心象ではないだろうか。

 自意識過剰なレプリカ指向や、合理性を最優先する姿、我慢することの多いことなどは、宗教的マゾヒスティックなストイシズムに裏付けられているとしか思えない。

 これって、ヲタ一般にも当てはまるかもしれない・・・

ウエスト減ってきたか

 息子の身長が伸びてジーパンが短くなっていた。自分にはちょうどいい長さっぽかったので履いてみたらピッタリ(ちょっとかかとを踏むけどそういうシルエットのやつだから)。しかし、ウエストはちょっと大きくてベルトをしないとずり落ちてしまう。サイズは29インチ。29は若い頃に履いていたものと同じサイズだ。

 皮下脂肪はなかなか頑固だが、内臓脂肪が減ったおかげでウエストが減ったんだろう。ちょっと嬉しい。

続くのか・・・ウォーキング

 心肺機能を鍛えるのに、マフェトンという人物が提唱した理論がある。あまり高くない運動強度で心拍を一定に保つことが心肺機能の上昇につながるというものだ。そして、その心拍域は有酸素運動で脂肪を効率よく燃焼させることができるらしい。

 そして、そのトレーニングの核心は、「15分かけてマフェトン域((180-年齢)を上限とし、下限をその10回下にする)に上げ、運動を継続する。終わるときには15分かけて平常時心拍数に戻す」というものだ。

 ところが、通勤自転車では、これに沿ったトレーニングはできそうにない。朝は20分しかかからないし、帰りは負荷が高すぎる。また、ちょっとしたアップダウンで簡単にマフェトン域をはみ出してしまう(ここらあたりが心肺機能の弱さなんだろう)ので、自宅近辺の起伏の多い地形ではマフェトン理論に沿った LSDは不可能だ。

 そこで、比較的簡単に心拍がコントロールできるであろう徒歩を会社の昼休みに行うことを思いついた。会社の休憩時間を使って心配機能を向上させ、自転車に活かそうという算段だ。駅までの通勤のために買ったロード自転車がすっかり生活リズムの中心になってしまった感があるが、気にしない。

 しかし、いざ歩いてみるとなかなか難しい。まず、目的心拍数に上げるためには相当足早に歩く必要がある。この季節(10月中旬)でも昼間はワイシャツで汗ばむくらいだ。さらに、都心部を歩く場合には他の障害も忘れられない。信号待ちや立ち止まって話し込んでいるおばちゃん。乳母車みたいなのを押して歩いてるおばあさん。傍若無人なママチャリ珍走族・・・等々。これらをかわしながらある程度のペース(多分5km/h以上)をキープするのはなかなか難しい。

 その後の15分かけてのクールダウンも簡単にはいかない。止まればあっという間に下がってしまうし、坂や階段があれば心拍数は跳ね上がる。

 天気が良く、体調のいい涼しい日を選んで続けてみたい。脂肪燃焼や心肺機能の上昇に繋がらなかったとしても、130~140kcal(燃焼率50%)の運動をすることはよいことだろうから。

ユニクロ ドライコンプレッションT

 この夏に、ユニクロのドライメッシュに惚れてこればっかり着ていた。冬も下着のシャツ代わりに着るつもり。普通のシャツは、肩幅がピッタリしている割に、ウェストがブカブカする。そこで、ドライコンプレッションシリーズを試してみた。ドライコンプレッションは伸縮性が高く、サポート効果を持たせるためにさらにピッタリしていて、肩を取り巻くようにサポーターのような伸縮ベルトがついている。

 ドライメッシュは、ぎりぎりスポーツTシャツに見えなくないので、そのまま電車に乗れるが、コンプレッションは無理。体型的に無理があるという以前に、というよりマッチョな体型ならさらに、シルエットが出すぎてキモイ。このピチピチ度はプロポーションのよい女性にだけ許される(実際、この素材はボディコンのワンピースやTシャツで使われているものに近い)ものだろう。なので、朝の気温が十分に下がるまで控えていたのだが、先日から実戦投入してみた。

 締め付け感はあるが苦しいほどではない。風があたるとひんやりするのが不思議な感じだ。ただ、筋肉をサポートされる感覚はあまりない。運動といっても、上半身はほぼ静止している自転車なので分からないだけかもしれない。

 ドライメッシュだと体に密着していないので、シャツと体の間に空気の層がありそれが緩衝地帯となって、ダイレクトに風が当たる感覚はない。また、汗も、シャツが触れたところしか吸収されないので肌の表面にある水分は残った感じがする。ドライコンプにはこれがない。

 後、スポーツメーカーの同様の製品を当たってみると、いろいろと面白いものがある。ミズノやアシックス、ナイキ、アディダスといった総合メーカーからアンダーアーマーという専業メーカーまである。中には、ワコールもその人体をサポートする衣料のノウハウを活かした製品を展開している。これまでのスポーツウェア(スウェットや体操着みたいなもの)よりも、技術的には女性用矯正下着のほうが近いかもしれない。ただ、残念ながらちょっと試してみるには価格が高すぎる。

 とにかく、ユニクロのようなメーカーが手ごろな値段でこういうコンセプトの製品を作ってくれるのはいいことだ。

プロテイン

ザバス(SAVAS) プロテインタイプ3ネオ エンデュランス 1.2kg ロード自転車を買ってから、新しい知識に触れられて刺激がある。ヲタスピリットを発揮していろいろと読み漁っていると、いろいろと発見があって楽しい。ネット上のデータベースが充実しつつあるのも大きいと思う。

 自転車だけでは上半身の筋肉が削られていくような気がするので、筋力トレーニングを取り入れてみることにした。で、せっかく筋力トレーニングをするならとプロテインを飲むのがヲタのヲタたる所以だ(^^;こんなサイトを巡回ルートに入れている同志ならきっと分かるはず。

 昔は、プロテインといえばSAVASのプロテインXX(ダブルエックス)しか無かった。というか、大学の生協ではこれしか置いていなかった。しかし、今はSAVASでも様々な種類があり、SAVASの他にもいろんなメーカーからプロテインサプリメントが入手可能になっているようだ。

 まあ、ボディビルダーになるわけでもアスリートになるわけでも無いので、グラム単価の安いものを探す。で、選んだのはこれ。ザバス(SAVAS) プロテインタイプ3ネオ エンデュランス 1.2kg。他にも、ホエイという乳精(だったかな)から作るタイプのものと大きく二つあるようだが、とりあえず大豆をメインにしたものをチョイス。

 輸入物の方が価格的にはいいかもしれないがカロリーが高そうなのと、SAVASのほうが「なんかよさそうなもん」が入っていそうだったのでSAVASにしてみる。これを飲みきったら、次はホエイのものに変えるかも。どっちにしても、自分のトレーニングでは体感できる差はないとは思うが(^^;