体力測定

 例年、しんどいだけでぼやいてばかりいたが(事務局業務をやりながらなので通常に受けるより負担が多いこともある)、今年は最大酸素摂取量がどうなっているか興味があったので楽しみだった。

 大幅に改善したことが数値で表れたのはうれしいが、体重が1割以上減っているので、その分は差し引かないといけないかもしれない。逆に、前日の午後9時以降食べ物を口にせず、水分も0時以降は口にしていない状態での体力測定なのでこちらの影響もあると思う。

 そこで、普通の状態で体力測定だけ受けてみたいと思い検索してみたら、大阪の大阪市中央体育館があった。ここでうれしいのが、体力測定事業。一般的な体力測定からアスリート向けのものまであり、最大酸素摂取量を測ってくれるローパワー測定というのものある。曰く「医師立ち会いのもと、最大酸素摂取量のレベル測定と運動中における心電図を診断し、あなたの全身持久力が把握できます。(約1時間30分)」。心拍とエアロバイクで計測する簡易なものではなくマスクをはめて行うものらしい。キャンペーン期間中に受けてみたい。

 ここは通常のジムもやっていて、一回600円と格安だ。尼崎市にも公営のスポーツ施設はあるがこんな価格のところはないし、何より体力測定というメニューがない。まあ、住所地の西宮市には通えるようなところには全く住民サービス施設はないがな・・・なんで俺が住んでいるところが西宮市なのかホントに疑問。神戸市北区か三田のほうが自然境界的に望ましいと思うんだがこれは別の話。

健康ネットによる性・年齢別最大酸素摂取量の維持目標値

年齢階級 20代 30代 40代 50代 60代
40 38 37 34 33
33 32 31 29 28

2007-kenshin

雨上がりの夜空に

 昨晩、帰りは雨上がりだった。路面が濡れているとがっくりペースが落ちるのがロードバイクだ。通勤車でもあるので泥よけは付けている。しかし、ママチャリのもののようなものではない。ママチャリを10として泥よけ無しを0とするなら7くらいの効果だ。辛うじて頭と顔に泥がかかるのを防ぐだけだ。

 さらに、経路は田を縫う農道を通っていて、所々大きな水溜まりがある。所によっては道いっぱいに広がっている場所もあった。自転車の暗いライト(街灯はない)では水溜まりは直前にならないと分からない。水溜まりに出会う度にスピードを落として徐行しなければならない。

 しかし、、水溜まりに浮かび上がる水面は真っ黒に輝く鏡のようだ。白っぽく見えるアスファルトの中で、そこだけが平面で黒く見える。深さはわずかなはずだが、深い湖のように見える。異世界に抜ける落とし穴のようでもある。あそこなら、蟻の世界へ落ちても不思議はない。

 また、場所にっては、空のわずかな明るさや家の灯、星が映っていたりする。田に水を張ったときのような広大な感じはしないが、そこだけ異なる遠近感があって面白い。

ヤフオク連勝

sabupaseli-img600x450-1169481693p1010013 連勝。またもやジャージ。今回のはレトロじゃなくて、ツール・ド・フランスにも出ていたチームのレプリカ。

 調べてみると、その CAFE DE COLOMBIA という名前の通り、コロンビアのチームのものだった。コロンビアの主要輸出商品であるコロンビアコーヒーのブランド名を宣伝するためのチームなのかもしれない。黄色と青と赤は国旗の三色。ナショナルチームに近い存在だったのかもしれない(現在でも、バスクのチームは全てをオレンジ色で統一している)。昔、日本でも国鉄がプロ野球チーム(現在のヤクルト)を持っていたのと同じようなものか。

 コロンビアは山岳部が多く、クライマーが多いのだろう、ルイス・ペレイロというこのチームコロンビア人選手は2度の山岳賞をとっている(85、87年)。

 ジャージの三角形は山を表現しているのだろう。ひょっとしたら、日本における富士山のような象徴的な山があるのかもしれない。と書きながらさらに検索をすると、世界で5番目の高峰を有するSierra Nevada de Santa Marta という山脈があった。その中でも、探検家(侵略者?)のなにちなんでつけられた Pico Simón Bolívar と Pico Cristóbal Colón という峰が有名らしい。

 意外な知識を深められた。こんなことも自転車・オークションの楽しみといっていいだろう。

陸連基準

大阪国際女子マラソン優勝の原、自転車「伴走」に疑問視
http://www.asahi.com/sports

 昔、宗コーチがランで伴走してたがその時に批判的な報道は無かったような気がする。例によって陸連が祭り上げようとしていた選手が負けたからいちゃもんか。

 去年高橋選手が勝てなったレースで優勝した選手が基準タイムにわずかに届かなかったことを理由に世界選手権(?)出場が確定しなかったが、条件を考慮に入れたら十分な成績だった。

 前回のオリンピック選考では最終的に高橋選手は選ばれなかったものの、最後まで揉めていた。今回のようにシビアに線を引くなら揉めるはずが無いのに。

 特定の選手を陸連がプッシュしているように見えてしかたが無い。

大阪国際女子マラソン優勝の原、自転車「伴走」に疑問視
2007年01月29日06時24分

 28日に行われた2007大阪国際女子マラソンで優勝した原裕美子の所属する京セラのコーチが、歩道を自転車で走り、声をかけていたのではないかと、一部の実業団関係者から疑問視する声があがった。大会の競技注意事項には「認められた場合以外の伴走(人および自転車)は許されない」とある。テレビ中継車に乗って解説をした日本陸連の沢木強化委員長も認識しており「あれはいけません」と言い切った。

 「コーチがコースの大半を伴走している」「スパートの時点でも指示を与えていた」などの指摘もあり、今後何らかの対策が必要となりそうだ。

「道路交通法改正試案」に対するパブリックコメント

 現在、自転車は指定のある歩道でだけ歩道の走行を例外的に許可されている。これを、指定した箇所だけでなく歩道は全て自転車通行可にしようとする法案が提出されようとしている。これだけ聞くと便利になるような印象を受けるがそうではない。

 問題は、「危険と認める場合は、自転車は歩道を走らなければならない」ということも含まれていることだ。つまり、警察が危険と認めた所では(曖昧な基準でだ)、自転車の車道走行ができなくなるということだ。

 しかも、この法案の基本コンセプトが「歩道での自転車事後が増えているから」というから、訳が分からない。歩行者と自転車を歩道で一緒にしたら事故が増えたなら、自転車と歩行者を分けるべきだろう。

 さらに、今でも自動車しか乗ったことのないドライバーには、自転車は歩道を走らなければならないと勘違いしているアフォがいる。そして、自転車に対して危険な幅寄せをしたりぎりぎりを追い抜いて行くDQNが後を絶たない。こんな状況で、上記の法案が通ったら、こいつらにお墨付きを与えるようなものだ。

 やるべきは、ルールの明確化と周知だ。「自転車は車道を走るもの。自動車は危険な追い越しをしては行けない。自転車は一部の歩道では(通行可の標識のある歩道)では歩道を走っても良いが、歩行者が優先なので、歩行者に危険な走行をしてはいけない」これがルールだ。

 これに関して、パブリックコメントを集めているらしいので、下記の記事を参考におくってみた。皆さんもぜひおくってほしい。

週刊 自転車ツーキニスト【例の法案】押せ!押せ!の288号

返金完了(Kucharik)

 去年、子供用サイズを買って失敗したサイクルジャージの返金が完了していた。クレジットカードに返金があったのに気付かずに、荷物はどうなってるとメールしてしまった。

 880円の送料で大丈夫かと危惧したが、10日程度で到着してすぐに返金処理が完了していたらしい(実際の返金は2月のクレジットカードの請求時になるがこれはクレジットカードの締めの都合だ)。

 往復の送料と払い戻し手数料で5000円近くかかったが、こちらのミスだから仕方が無い。とりあえず、取引の相手として、正しく迅速な対応をしてくれる所であると確認できたので、今度は大人用Sサイズを注文してみるつもりだ。

 早速、ジャケットと半袖ジャージ、トーウォーマーを発注。ジャケットとトーウォーマーのサイズは心配ないがジャージがピッタリくるかどうかが懸案事項だ。ピッタリならば別の絵柄を追加発注したい。

サス付きママチャリ

1167197563 会社の近くで右の自転車を見た。面白いリンク構造だ。

 バネ下重量は相当に重いはずだ。サスペンションが動くとペダルとシートの位置関係も変わるはずだ。乗り心地を良くするためだけならサス付きシートポストのほうが効果的ではないだろうか。

 傷み具合から考えるとかなり古い機種のようだ。写真からではメーカー名やブランド名はわからないが、こんな面白いものを企画し形にして売るようなチャレンジャーは今でも残っているんだろうか。

通販トラブル

・自転車用ジャージを個人輸入(最近はあんまりこんな言い方しないが)したときにサイズ選択を誤ってしまったこと。往復の送料と restock charge (商品代の10%)とやらで8,000円くらい損した・・・

・eBay で購入しようとポチしたが、送料の問い合わせに返事がない。サイトでは、「国際送料については、出品者に確認して、その数字を入れよ」となっているのに・・・しかも、その後毎日「金払えメール」・・・

・paypalのアカウントで使っているクレジットカードの期限が切れていて、同じ番号で再登録しようとしても、「期限切れだから別のカードを登録しろ」という表示が出て先に進めない。クレジットカードの更新のときに放置していたのが原因だが、そのカードを一度削除しても駄目。カード自体は、普通に更新しているので番号は変わっていないからどうしようもない。かといって、クレジットカードを複数持つのが嫌いでこれしか使ってないし・・・

 まあ、すべて自分のミスから出たことであってトラブルとはいえないかもしれないが、厄介ごとということで・・・

追記:
 郵便局に行ったら、なんと送料は880円だった。来るときは$23かかっていたから、てっきり2700円のSAL小包になると思っていた。ほんまにちゃんと届くんだろうか?

どこを走ればいいのか?

 自転車の歩道走行に関して、胡散臭い動きがあるらしい。「またか」という感じがぬぐえない。マナーの悪い意識の低い多数のせいで、マナーを守っている人間が負担を強いられる・・・日本の社会で繰り返される愚策。

 自転車の歩道通行容認 道交法改正へ

 警察庁は30日、道交法で原則車道を通行するとしている自転車について、子供が運転する場合や車道通行が危険な場合などに限り、歩道での通行を認める方向で来年通常国会での法改正を目指す方針を決めた。同庁はまた、高齢運転者に義務付ける認知機能の簡易検査について、75歳以上を対象とする方向で検討に入った。
 自転車の通行については、同庁の「自転車対策検討懇談会」(座長・岸田孝弥高崎経済大教授)が同日、自転車の安全利用促進に向けた対策を提言。これを踏まえ、同庁は地域の実情に合わせた環境整備や子供のヘルメット着用促進などの総合的な対策を推進する。
 提言は、自転車の保有台数の増加に比べ、専用の通行空間の整備は不十分と指摘。自転車に絡む事故が増加し、利用者のマナー違反への批判も高まっていると分析した。
 その上で、子供や高齢者の利用、買い物目的などには車両としての迅速性は求められていないと判断。現在、各都道府県公安委員会の規制で通行を認めている歩道以外でも、ルールを明確にした上で、子供の利用や車道通行が危険な場合は認められるとした。
 認知機能検査については、同庁の「運転免許制度に関する懇談会」(座長・石井威望東大名誉教授)が提言。約20分間で記憶力や判断力を検査し、「認知症の疑いがある」「認知機能低下の疑いがある」「認知機能は低下していない」に3分類する。認知症の疑いがある場合は、過去の違反状況などを踏まえ医師の診断を受けてもらい、認知症と診断されれば免許停止か取り消しとする。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000021-san-pol

 「自転車の歩道走行で歩行者との事故が増えているから自転車の歩道走行を認める」という理論が理解できない。安全にするには分けるのがいいはずだ。歩道走行許可は、そうできない道路事情(安全性について十分に考えない設計思想に基づいて作られた道路が大半であること)を補完するための暫定的なものでしかないだろう。

 現在のルールが自転車や原付が安全に走行できるものではないことに根本原因があるのに、それを改正せずに、車のことしか考えていない道路を放置して、ユーザ(歩行者も自転車にも)に負担を強いる愚策だ。

 これを支持するヤツを落選させることが一番の方法だが、選挙区が違うとどうしようもないのが歯がゆい・・・