kindle fire はホントに火が付いているようだ。/「キンドル・ファイア」に不満続出、アマゾンが対応表明

 ホリデーシーズンの好調を数回にわたって報道されていた Amazon の kindle fire だが、一段落した所で人柱によるデバッグの結果が報告されはじめたようだ。こんどは、売上とは別の意味で火の手が上がったらしい。

 まあ、大きな売上のあった新型端末にはこのような批判がつきものだ。iPhone 4 の電波、4S の電池の持ちだってそうだろう。まして、kindle fire は新しいプラットフォームの初期ロットなんだから出ても当たり前だろう。そして、これがそれほどの話題になったのも kindle fire の売上が他のAndroidデバイスをはるかに上回ったことの証拠でもあるだろう。XOOM や ideos がトラブってもニュースにならない。最近ではREGZAのトラブルなんて考えられないようなお粗末なものだったが、まともに使えているのに批判にさらされている iPhone 4S に比べて批判の声は広がらなかった。影響を受けた人の数がはるかに少なかったからだ。よかったね、東芝さん。作ったのは富士通だったか ww

 ただ、kindle fire について、デジオタなら「この程度の価格のタブレットでは仕方がないだろう」と思ってしまう程度の物が多いし、「音量コントロールのボタンがないこと」なんて事前に仕様を見ておけば済むことだ。また、silk については、回線品質によってレスポンスは左右されるであろうことも予想できたはずだ。

 最後の段落で「一部の専門家」の提灯フレーズを載せたのは何か意図があるんだろうか。他のデジタル系のサイトの記事では、かなり酷評を受けていたはずで、「専門家はあんなこと言ってたけど実際には、iPadの次(大差は付いているが)に売れている」といった論調の記事が出ていたのだが・・・専門家って具体的に誰やねん。

CNN.co.jp:「キンドル・ファイア」に不満続出、アマゾンが対応表明.

2011.12.13 Tue posted at: 12:19 JST
(CNN) 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムが発売した電子書籍端末「キンドル・ファイア」に対し、ユーザーからの苦情が相次いでいる。これを受けてアマゾンは、ソフトウェアの更新版を配布して苦情に対応すると表明した。

更新版では高速化とタッチスクリーン操作の改善を図るほか、ウェブサイトの閲覧履歴を他人に見られないよう、ユーザーが管理できるようにする予定。米紙ニューヨーク・タイムズは同社広報の話として、更新版は2週間以内に無線で配信されると伝えている。

キンドル・ファイアは米国で11月15日に発売され、米アップルの多機能携帯端末「iPad」に初めて本格的に対抗できる製品として注目されていた。値段は199ドルとiPadより300ドルも安く、年末商戦でも好調な売れ行きが伝えられていた。

しかし実際に使ったユーザーからは苦情が続出した。誤って電源ボタンを押してしまいやすいことや、音量コントロールのボタンがないこと、タッチスクリーンの反応の鈍さ、ブラウザ「シルク」の読み込み速度の遅さなどに不満が集中。同ブラウザについては専門家も「重たくてエラーばかり」と批判していた。

一方、別の専門家からは同製品について、「手頃な価格、気の利いたマーケティング、コンテンツの利用しやすさといった要素をうまく組み合わせた」と評価する声も上がっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です