隔靴掻痒(Pocket に URL を登録する手順を減らすため)

 iOS が Android に対して不自由で不便だされることの大きな理由が、Twitter や Facebook などに貼られたリンクを開くときのブラウザが Safari に固定され変更できないことだ。パソコンなら、初期の設定は Windows なら IE で、Mac なら Safari だとしても任意のブラウザをインストールすると切り替えることができる(Android も)。ところが、iOS は違う。

 SB Setting の Addon に Browser changer というものがあった。これは、任意のブラウザを標準ブラウザとして使えるようにする設定インターフェースだ。テザリングもそうだが、iOS にはこれらの設定は他のOS(Win,Mac,Android)同様に存在する。設定ファイルが脱獄しないと見えない場所においてあり、そのためのインターフェースが無いだけだ。脱獄によってそのファイルへのアクセスが可能になり、サードパーティ製の脱獄アプリでその設定が簡単になるという図式だ。

 早速、Chrome を iPhone と パソコンに入れた。Google のアカウントでブックマークなどの同期ができる(Safari や Firefox と同様)。しかし、iOS の Chrome には大きな弱点があることが分かったのでサクッと削除し。ブラウザとしての使い勝手は iOS 版の Safari より良さそうだったので少し残念だったが仕方がない。その弱点とは、「ブックマークレットを実行する際にブックマークのリストから実行できないこと」だ。自分が iPhone でブラウザを使う際のメインの目的は pocket にリンクを投げるためだ。読むためだけならアプリで読んだほうがずっといい。リンクを pocket に投げられないアプリから pocket にリンクを投げるためにブラウザで開いてブラウザのブックマークレットを実行している。手数はそれなりに多いが、すべてタップだけで実行できる。これを「アドレスバーにブックマークレットの名前を入力して呼び出す」ような手間がかかるのなら全然メリットがない。

 続いて Opera mini を入れてみた。この UI は好きで一時期使っていたが、結局これもデフォルトブラウザに出来ないので削除した(当時使っていた3GSは16GB)。拡大・縮小をピンチイン・ピンチアウトで無断階に出来ないこと。ブックマークレットが動かないことで削除。

 iCab は昔Mac OS 9 時代に入れてみたが、英語版しかなく日本語環境ではまともに動作しなかった記憶があって iPhone にインストールしたこともなかった。ネットでの評判は上々だが、これも「ブックマークレットが動くかどうかは動かしてみないとわからない」とあったのでダウンロードもしなかった。

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