計画通り?

 「PDCとFOMAは向こう10年は共存していく」で、「昨日までの加入者数は48万に達し、計画通りに進んでいる。」と言ったらしい。あれ?その計画っていつの計画?目標数字を見直して低くしたものをクリアしたときに「計画通りにすすんでいる」って言っていいの?

 だったら、本四架橋公団や神戸空港を企画している兵庫県も銀行も自民党も大喜びだろう。だって、計画時に「年間利用者100万、10年で黒字化」として税金を投入しておいて、途中で数字を見直して「年間利用者が30万で500年後に黒字化」に目標を修正すれば、その後の発表では「計画通りやってます」って言えるんじゃないの?

 それに、最初はFOMAへの以降は3年とか言ってたよな。FOMAが開始されたら、PDCの端末の新型なんて出ないって言われていた。それが、10年かよ。しかも「計画通り」かよ。

 ついでに携帯電話キャリアについて、5月の回線数が発表された。J-phoneの勢いが完全に止まった。理由は明白。端末に魅力がないからだ。他社がカメラつきで巻き返してきたのに、対抗できるようなインパクトのあるものがない。中途半端なパケット化もユーザーにメリットを訴求できていない。というより、PDCのままでパケット化しても何一つメリットなんかない。そんなことを喜ぶのは極少数のマニアだけだ。早く目を覚ませ。

何なら、俺が仕様策定を手伝ってもいいぞ(^^;

犬のダニ

犬のダニについて学習。

  • ダニとりシャンプーの効果はほとんどない
  • 乱暴にとってはいけない
  • 卵は叢で産み、葉から犬に移る

 ということで、うちの犬にダニが付いているのも不思議ではない。うちの犬は道端の叢がだいすきで、散歩の途中に好んで叢に入っていくから。2週続けてシャンプーしてダニを取ったのにまた増えているのも当然だろう。
 飼い主の手入れ不足を責められているようで辛かったが少し気が晴れた。

 次に打つ手を考えるしかない。少し高価だが、効果のあるダニ取り薬があるらしいので、それを使ってみたい。2千円や3千円でダニ取りに費やす時間と労力が軽減されるなら安いものだ。犬にとっても楽だろうし。

追記:
 「犬のダニ」で検索してこられる方が多いようなので追記(2006/7/3)

 このエントリの後で、フロントラインを獣医で購入し使用したら、効果があった。ダニや蚊が犬の肌に取り付いたまま死んで乾涸びていた。

 ただ、このダニの発生と流行は地域的な波があるのか、翌年以降は収まっていてフロントラインを使う必要は無かった。ところが、今年またダニを発見したので、駆除剤を使用した。今年は、ドギーマンのペッツテクト。

端末デザインとパッケージング

 端末の機能をまとめてみたら、意外なことにMI-E25DCがかなり近いことに気付いた。後、電話機能さえ搭載すれば基本機能的にはクリアといってもいいくらいだ。

 しかし、魅力を感じない。   なぜか?

 多分、デザインだ。そして、ソフト群。ユーザーインターフェース。絶対的な機能を満足していても(現在のザウルスでは満足していないが)、デザインやユーザーインターフェースがまずくては使っていても楽しくないし使わなくなってしまうだろう。それは、winを使っていても楽しくないのと一緒だ。

 デザインと機能を切り離すことはできない。機能が一緒だからといって、ボタンによる操作がクリエとprismとは違う。ボタン操作でPookを読んだり、Himemを使ったりしたい俺にとって、クリエがどれだけ機能充実しても魅力を感じない。

 各々の機能なんて、毎日毎回使うとは限らない。ネット接続する人もネットだけに使うわけではないだろう。それに対して、ユーザーインターフェースはいつも使用する。「使用する」というレベルのものではなく、それを通してマシンを使うという性格のものだ。これになじめなければどんなにいい機能を持っていても、使っていて楽しくないだろう。

 ユーザーインターフェースというのは、グラフィックボタンのデザインだけではなく、ソフト・ハード・周辺機器全てを含んだデザインと言っていいだろう。ボタンやキーボード、液晶だけではなく函体の大きさ、形状、材質、これら全てがユーザーインターフェースの一部だ。

 これらを全て含んだものを「パッケージング」と書きたい。そう、十数年前にF1マシンのデザイントレンドが「空力」「エンジン」「サスペンション」などをトータルで最適化するという視点から、パッケージングという呼び方をしたのをまねたのだ。

 つまり、どんなにタッチのいいキーボードを使っても、タコな辞書しか持っていない日本語変換を使っている限り快適にはならないのと一緒だ。

 では、どんなパッケージングを欲しいのか・・・もし、何かアイデアがあったら書き込んで欲しい。

理想の端末

 俺の欲しい端末を思いつくままに書きなぐってみる。

 基本機能はデジカメ(マクロ必須)、PIM(アドレスとToDoとカレンダーの連携必要)、テキストブラウジング(メール)、ネットからの情報ダウンロード機能(一括ダウンローダー)、電話、メッセンジャー。

 ソフトの追加変更可能な柔軟性。パソコンとの連携とシンク。palm desktop のようなソフトかメジャーなメーラー・スケジューラーとシンクできることは必須。

 音楽はヘッドフォンの収納がからむと面倒だし、データの管理も面倒なので専用機がいいと思う。iPodのようなことが可能なら面白いが、中途半端なものなら無くてもいいかなと・・・

 スーツの胸ポケットに入る程度の大きさで、150g以下。形状はSO505とかA5305Kのようなタイプが一番近い。

 やっぱり、俺は電話はついていて欲しい。これのおかげで荷物が一つ減らせるからだ。そして、トラブルのネタも、充電池の管理負担も減らせる。データも、今はvisorと携帯と別々に管理する必要がある。ホントを言うと、会社のnotes、会社のDBにも別々に入力する必要のあるデータもある。3回目には飽きてくる・・・新規も面倒だが、取引先の役職が変わったりすると最悪だ。上の機能が実現されれば、コミュニケーターに入力するだけでほとんど再入力は不要になる。

 冷静に考えると、これはコミュニケーターだね。キーボード(テンキー)を何らかの方法で隠してコンパクト化した小さめのtreoのようなもの。ザウルスSL-C750に通信機能とデジカメを載せれば相当に近い。しかし、SL-C750はでかすぎて理想の端末には遠い。そうなると、MI-E25DCがかなりいい線に見えてくる。

 俺の欲しい端末ではないが、数千円の電子辞書が生き残っている現実を鑑みるなら、PIM専用5800円PDAというものも可能性があるかもしれない。しかし、それは、980円電卓のようなものでしかないだろう。

辞書on PDA

 「PDAの満足度と購入動機に関する利用意識調査結果を発表」という記事をパルマガで知った。
 面白かったのでリンクしておく。
 辞書として買ったものの失望しているという人が俺の予想を上回っている事を知った。電子辞書と比較したら今のPDAは使い物にならない。俺が前から書いたように、振るコンテンツの辞書が必要なのだ。フルコンテンツ辞書があっても、でかい液晶やキーボードで専用機は一日の長がある。専用のボタンもアルし。
 しかし、考えようによればチャンスだ。フルコンテンツ辞書。フルコンテンツ辞書の電子辞書と比較して失望した層にとっては、フルコンテンツ辞書があれば満足度を上げることは容易だ。しかも、これだけの人数が辞書を利用目的として挙げているのだ。パワーユーザー様が大騒ぎしているウェブアクセスなんて、下位でしかない。さらに、ネット接続を実現するには大きなコストが必要だが、フルコンテンツ辞書と検索ソフトなんて、PDAメーカーの多くが既に持っている技術の移植でしかないだろう。
 うかうかしていたら、パソコンが降りてくるよ。パソコンには英辞郎がある。欲しければ広辞苑のCDだってあったはずだ。英辞郎をsig3とかで使えるのかどうか分からないが、もしそうなったら痛いぞ・・・

セキュリティ

 難しいよなあ。住基ネットのセキュリティ。ネットワーク自体は銀行レベルのものを用意すれば、万全と呼べるかどうかは分からないが、少なくとも現在の銀行レベルのモノにはできる。

 問題は人間だ。パソコンすら使いこなせていない役所の担当者にセキュリティ管理を求めても絶対に無理だ。そんなの、市役所の窓口で待時間に職員のパソコンを見れば一発で分かる。大半の企業だってそうだ。

 俺の会社でも昼休みにみんな端末にログインしたまま外出する。その気になればメールなんて読みほうだいだし、人の端末から嫌がらせメールを発信することも簡単だ。私企業ならこれでいいが、他人の情報を扱うときにはこれでは困る。しかし、人間の振舞いをコントロールすることは難しい。

 ネットワーク犯罪でも、一番効率のいいのが、ネットワークを通じたクラッキングではなくsocial working(だったっけ?)だ。アカウントの悪用だって、ネットワークモニターを使ってやるようなのはほとんどなくて、相手のIDやその他の情報を使ってパスワードを予想するというものだ。技術的には低くても根絶しにくいのがこのタイプだ。

 そういう意味で、住基ネットは信頼できるシステムとは言い難い。致命的なのは漏出したときに、犯人を捕まえて罰したところで、漏出した情報を元に戻すことが出来ないことだ。

 番号を受け取ってしまった俺にできる抵抗は、磁気カードを買わないことらしい。良し!絶対に買わないぞ。クレジットカードも銀行カードもどんどんリストラしてきた俺だ。ビシッと断ってやる。いつ相手が来てもいいようにテンションを保っておかなきゃ。みんなも頑張れ。

visorだけでなくHandspringが

 なくなってしまうんやな。

 prismなんかは遠の昔に消えている機種だし、事実上日本からは撤退していたHandspringだから、俺のPDAライフ(?)には影響はない。恐ろしいのは、故障と電池の消耗したときにどうするかだ。これまでに築き上げたアプリケーション環境は手放したくないから、OSはpalmに限定されるだろう。そのバージョンもアプリケーションの対応によって限定されるだろう。最悪の場合は中古を探さなければならなくなるかも知れない。

燃料漏れ

 去年の秋頃から通勤バイク(SRX205F ヨーロッパ仕様)の燃費が悪いなあと思っていた。気温が下がってチョークを引いて走る区間が長くなったせいかと考えていた(SRXは機関温度が低いとすぐにエンストする)。しかし、最近はそれほどチョークを引いて走ることもなくなってきたのにしょっちゅう入れている気がしていた。そして、昨日も燃料を入れた。メーターケーブルが切れたので何マイルで給油しているかがわからないが、期間が短すぎる。調べたら、先週の木曜日に入れたばっかりだ。通勤回数にして5回。距離にして80キロで7リッターも入った。

 いくらなんでもおかしい。ひょっとして駅にとめているときに抜かれたかな、と朝キャブホースを見た(SRXのホースは丸見えなので、その気になれば簡単に抜ける)。しかし、ホースを触った痕跡はない。その代わり、タンクの下が濡れているのに気付いた。ガソリン臭もする。

 そう、燃料漏れ・・・しかも、タンクの下部の塗装が錆で浮き上がっている。錆で弱った接合部に穴が開いたか割れたかしたんだろう・・・原因究明と解決方法は簡単だが、解決するのが大変なタイプのトラブルだ。人間で言うなら外科的なトラブル。パソコンの場合はハード故障だ。

 解決方法は簡単で、確実に直すことも可能だ。しかし、解決を行うこと自体が困難な場合は困る。SRX205F ヨーロッパ仕様なんてものはほとんど存在しない。スペアパーツはあったとしても高価に違いない。まいったなあ・・・次の休みで何とかしたいが・・・

英語速読練習

 TOEIC800オーバーの人から借りた本を最近読んでいる。知らない単語も少なく、知らなくても十分に内容を把握できるレベルなので楽。

 でも、これでは単語力は上がらないのではと思ったりも・・・既に8万語。この調子ならば100万語はそう遠くないが、総合力まで伸びるというgread readingメソッドの効果がありそうな気がしないがどうなんだろう。やっぱり、もっと優しいレベルから順番にやっていかないとダメなんだろうか・・・

 ちなみに、その本はNHK出版のMy Humorous Japanシリーズ。根を詰めれば、5営業日(月~金だな)の電車通勤で読める。

携帯端末・形状

 携帯端末について、SO505とA5305Kには刺激を受けた。これまで、ストレートにこだわっていたが、この端末のおかげで自分の求めていることがハッキリした。

 この機会に少し自分なりにイメージをまとめてみる。

 メインスクリーンが常時露出。そのままの状態で、電話を受け、メールを読むことが可能なこと。これまでは、これを実現するために一番近いのがストレート端末だった。だから、これまではストレートを選んできた。しかし、欲しいものはストレートではなく、メインスクリーンにいつでもアクセスでき、情報取得可能な状態にあることだということが分かった。

 PDAについても基本は一緒だ。前から書き続けているが、俺はカバーもケースも大嫌いだ。visorは純正のカバーさえつけずに使っている。もちろん、カバーやケースをつけたままで操作・画面表示の確認ができれば問題はない。

 携帯電話は液晶のドット数でvisorを凌いだ。回転式にすれば、絶対的な大きさもPDAとして使用可能なものを搭載することが可能だろう。

 キーボード(テンキー)については普段は隠れていていい。というより、隠しておいたほうがいいくらいだ。それで、前面投影面積が増えるくらいなら要らないくらいだ。

 これを150g以内に納めて欲しい。