娘が撮ってきたビデオをCDに焼こうとした。winでも読めるようにするためには、ISO9660でなければならない。しかし、その方法が分からなかった。OSX10.1のときは、どこかに設定メニューがあったような気がして、メニューを総当たりで探した。
仕方なくヘルプを当たったら見つかった。ISO9660が標準になっているので、何の設定も必要がないらしい。CDのウィンドウにドラッグドロップし、CDを取り出すときに焼くかどうか選ぶだけだって。あまりのあっけなさなに不安になったが、winでもちゃんと読めた。
OSXはfinder情報をファイルごとに不可視ファイルに保存しているようだ。また、下位互換性のためにDesktopDBも残っている。大量のファイルをコピーするようなときには邪魔なんだが、これがないと、Macで呼んだときに正しくアイコンが表示されなくなる。
拡張子をちゃんとつけたファイルなら、リソース用のファイルはなくてもいいが、macにのみ許される、自由なファイル名のメリットがなくなる。ちなみに、unix系でもファイル名自体は自由だが、ファイルのwクリックで起動できなくなる。
OS9+Toastだと、自由度は高いが、設定が実に面倒だった(HFSは簡単)。ファイル名を勝手に短く(8.3)されたり、日本語が化けたりしてやめてしまったことがある。
今回苦労した、ムービーのエンコードだって、書き込み用DVDドライブがあれば苦労なんかする必要はなかった。やっぱり、最強のハードと最新のOSが正解かなと思う。
苦労して獲得したノウハウが過去のものになるのは複雑な心境だが、仕方がない。元々価値のない情報でしかなかったのだ。しかし、そこで苦労したときに獲得した基本原理への理解は色あせることはない。技術が次々と現れても、基本原理は(当分の間)変わらないからだ。
この辺については、学校のIT教育と併せて考えてみたい。