UX50:NetFront、メモステ

 palmデバイスでブラウザを使うのが初めてなので比較するものは何もない。小さな画面でよくがんばって表示してくれる。ただ、LANで接続しているととんでもない速さで電池が消耗するので、オンラインでblogを書くわけにはいかない。また、惜しいのは、別ウィンドウを開く事が出来ないので、MTで確認ダイアログの出る操作(Rebuild や トラックバックスパムの削除)が出来ないのが残念。

 ヤフオクで落札したメモステが昨日届いた。visorで使っていたspringboardメモリアダプターはまったくはみ出さないので違和感無くつけっぱなしにできたが、UX50のはプッシュ脱着で押し代が必要なので、はみ出している。また、メモステを装着していると走査する時間がかかるのか、時々タイムラグが生じるので、普段は挿さずに運用する事にしてみる。

 MP3ファイルをコピーして聴いてみた。音質調整ができるのがメリットで、俺好みのズンズンサウンドにできるのは大きなメリットだ。MP3プレーヤーとして十分使える性能は持っている。しかし、電池の余裕がないので、iPod shuffle の代わりにはならない。また、AudioPlayerをバックグラウンドで使うことはできないので、「電車の中で音楽を聴きながらCLIEで文章を読む」ということは全くできない。2曲聴いて満足したらデータを削除した。2度とAudio Player を起動することはないだろう。

UX50:Launcher試行錯誤

 ほとんどのUX50ユーザーはご存知のことばかりだと思うので、自分で再設定するときのメモはCLIE-UX50メモに書いている。

 各種のフリーソフトや使いこなし例を載せてくれているサイトのおかげでprismに近い使用感になってきた。ハードの仕様上prismを凌ぐことの出来ないこともあるが、prismを選んだ時点で諦めるしかないことだ。このことは、同時にprismでは絶対に出来なかったことが可能になったことも意味する。さらに、ハードの進化によりprismでは到達できなかった使用感を達成していることも多い。

 そんな中で、決定的に使用感を改善してくれて印象的だったソフトを、ほとんどのUX50ユーザーはとっくに導入済みだとは思うが、紹介したい。

1。PetitLaunch:ぱむ屋さんのキーボードをフル活用したローンチャ。これが便利なのは、ショートカットとしてアプリケーションボタンにソフト(DAも可)やコマンドを割り当てられること。このおかげで、3つしかないアプリケーションボタンに5つ(一つはPetitLaunchに割り当てるから)のアプリケーションを最大2回のボタン押下で呼び出すことが出来る。さらに、コピーやペーストと行ったコマンドを割り付けることができるのも大きい。もっと分かり易い説明がPEG-UX50で作るblog:PetitLaunchにある。

2。鍵盤交換:OKeyやMSMountを開発されているPalmBaseKeyReplace/鍵盤交換は、キー入力を他のキー入力に置き換えるもの。UX50で使うときに便利なのは、シルクに割り当てられている機能をキーボード入力で行えること。これにより、横長対応のソフトを使っているときにいちいちシルクを出さなくても済む。一番便利なのが日本語入力モードの切り替え。これをshift+spaceに切り替えるとキーボド入力時も違和感なく切り替えることができるようになる。また、キーコードを表示するDispKeyはセットで使いたい。

 他にもいろいろあるが、大きなのはこの二つで、かなり決定的だった。全てフリー。感謝!俺の設定例はwikiに書き留めておきますので、書き漏らしている組み合わせがあれば書き込んでください。ちなみに、メニューボタンとシルクエリアの出し入れのコードを絶賛募集中ですので、ご存知の方はお教えください。この二つを実行すると、メニューやシルクの出し入れがされてしまうのでDispKeyでも確認ができないのだ。

UX50:ユーティリティ(OKey)

okayはダイヤログで表示されるボタンをjogで操作できるようにしてくれるユーティリだ。Macintoshには昔からあった。標準にしてもいいと思える。
しかしソフトによっては動作しないものがある。

追記:
上記はU*Blogでdraftで書いたものだが、自動的に公開されてしまった。今回は何度も確認したので寝ぼけていたのではない。ここのMTのバージョンとの整合性の問題か?

上で「動作しない」と書いたのは、Jog Assist拡張モードでのボタン選択。NetFrontではボタンがアクティブにならないし、他のソフトでは一部のボタンを飛ばしてしまうことがあった。

また、上の説明ではjogのついていない機種にはメリットがないようだが、そうではない。メインの機能は、cntl+キーのショートカットでボタンを操作できるようにするというものだ。これで、キーボードでテキスト入力しているときにタップ動作をしなくても良くなるのだ。

他にも、シルクエリアに仮想のハードキーを置いてくれるので、TH55のような機種でペン入力しているときにタップ操作でスクロールやハードキー押下と同じことができる。(この機能はUX50ではメリットは薄いが。)

あと一つ嬉しい機能が追加されている。「CLIEを閉じたら自動的に電源がオフになると」いうもの。普通に閉じても液晶は消えるし時間が経てば自動的にスリープモードに入るんだろうが、電池に余裕がなくてこまめに消したい場合には嬉しい。

UX50:メモステゲット

B00023AHP8.09._SCMZZZZZZZ_ メモリスティック64Mをヤフオクで落札した。1400円だったがちょっとミスったかも。ヨドバシでは2500円程度だったし、価格.comでもsony製のものは2000円近くしたような気がした(ちゃんとは見てなかった)のだ。しかし、入札してから他のオークションを見ていたら、128MBの黒いヤツが2500円程度でしかも送料込で出ていたのを見つけた。完全に調査不足orz…

 メモリカードは合計の容量ではない。2枚の64MBより1枚の128Mのほうが「使える」のだ。まあ、俺はUX50で音楽を聴くこともないし動画を観ることもないから不足することはないと思うが・・・

 全然話は違うが、UX50についていたUSBケーブルはどこかで見たことのあるコネクタだ、と思ったら、娘のcybershotに同梱のケーブルと同じだ。ラッキー。これで安心して会社にUSBケーブルを置きっぱなしにできる。よく考えたら、cybershotもメモステリーダーとして使える。そういえば、娘のcybershotに64Mのメモステを買ったときは3000円近くしたのだった(2年半前だが)。

 安心迅速取引のamazonさんは、ちょっと割高だが、送料と送金手数料がかからないことは差し引く必要がある。

UX50:CLIE PalmDeskTop

index

 本体ではないが、サポートソフトのCLIE PalmDeskTopにはガッカリだ。winのPalmDeskTopを使ったことがないので、CLIE用だけなのかwin版PalmDeskTop全てがそうなのかは分からないが、デザインが悪すぎる。CLIE専用ならソニーCLIEと書くだけでなく、もうちょっとマシなものにできなかったのだろうか。ま、それができなかったのがソニーのCLIEなんだろうが…というより、このところのソニーの没落の原因かもしれない。よく考えたら、ソニーはパソコンでも中身はwindowsでしかなかったな…VAIOのノートにmacOSが入っていたらと思ったユーザーは多かったが(PowerBook100はソニーメイドだったが)、それに応えるような製品は一度もなかったね。

 フォントがでかすぎる。また、無駄な空間も多い。左の4つのモジュールのアイコンだけが並んでいるサイドバーなんて無駄以外の何物でもない。デザインもなんだかなぁだし。案外、オリジナルの英語版だとすっきりまとまっているのかもしれない。日本語化するときは文字を日本語にするだけではダメ。windows2000のシステムフォントが救いようがないくらい汚いというハンデはあるが…とにかく、これを起動すると脱力感に襲われる。

PDT_mac-thumb mac版のPalmDeskTopは普通のマルチウィンドウだ。デザインもすっきりしていて、対象となるフィールドに自然に目が向くようになっている。デザイン自体はOSX世代というよりOS9世代に近く、そのために俺には馴染み易いのかもしれない。リスト表示のインターフェースは全て統一され、個々のデータのメンテナンスウィンドウはそれぞれに最適化されたフォームで、両方が同時に見えるマルチウィンドウだ。windowsユーザーの多くはウィンドウを画面いっぱいにして使っているようなので、このようなポータルっぽいGUIでもいいのかもしれないが…

ux50(U*Blogによる投稿)

スクロールホイールが下にあるので確定の度にキーボードのホームポジションから移動しなければならない。
ezftpによる巡回データの取り込みは成功。ヲタ的な解決方だがもう一台パソコンを起動しなくてもいいのは助かる。

#テストで投げたらDraftのつもりだったが公開していた。寝ぼけてたかな?

UX50:セットアップ中

 元々多数のアプリケーションを使っていたわけではない。Jfile、POOK、progectとアドレスデータ、メモデータがあればほとんど作業は終了だ。一番の問題は、ここ数ヶ月バックアップできていなかったことだが、これはUX50とは無関係なことだ。

 PIMについて、予定表以外は試行錯誤を数回とコンバート作業によって移行できた(ToDoはprogectと予定表+の繰越予定で管理していたので不要)。過去の予定表データは貴重なデータベースだが、今の俺には不要なので諦めることにした(macのPDTは消さない)。

 この辺の顛末は、CLIE-UX50インストールメモにメモする。何か、アドバイスがあればコメントいただきたい。

UX50到着

 北海道から2泊して届いた。丁寧に梱包されて、状態も良かった。俺が使ったら半年もしないうちにもっと傷むだろう。

 初めてのSONYなので戸惑うことばかりだ。使わないだろうソフトがてんこ盛りなのに、予定表がショボイ。まあ、これまで使ってきた visor と文化が違うということだろう。ひょっとしたら、UX50はSONYの中でも特異な存在なのかもしれないが。

 UX50をターンスタイルで使うときに縦に使うことは標準ではできないということを今頃になって知った。「んなアホな」というのが正直な感想。

 Jfileは知らないうちにバージョンアップしていたが、レジストしたときとメールアドレスは変わってるし、コードも憶えていない。しかし、ハイレゾを活かすにはこのバージョンが必要らしかったので、サポートにメールした。半日もしないうちに返事があって、添付ファイルで新バージョンを送ってくれた。感謝!

 KDICとかPOBoxもこれまで使っていたバージョンは過去のものだった。とりあえず、入れるソフト全てバージョンのチェックが必要なので時間がかかる。

UX50:情報収集

 既に販売中止になって1年近く経っている旧機種、しかも、後継機種はなく、メーカーはこのプラットフォームから撤退してしまったようなマシンの情報を集めるのは大変だ。

 公式、個人を問わず閉鎖しているところが多い。Muncyや、macとの連携情報のポータルだったpalmacは残っていない。更新は止まっているが、クリクラの情報は貴重だ。他には、googleでリストされるblogや個人サイトからのリンクから探さなければならない。

 これまで使っていたpalm OS のバージョンは3.5(prism)と3.1(Deluxe)だったので、「4以降にしか対応していない」とか「CLIEのハイレゾ対応」といったフレーズがあるものはすべて中身を吟味することもなく放置していた。このため、必要なソフトの名前すら思い浮かばない。切実なのは、今使っているLDA+ButtonDAHack+Xmasterという強烈に便利なアプリケーション(DA)起動環境が使えなくなるらしいことだ。ローンチャについては、実機到着後に試行錯誤しなければならなそうだ。

 アプリケーション類については、多分、問題はないだろう。前に読んだ記事では、OS5は互換性重視のエミュレーションを行っているらしいので、CPUパワーをフルに活かすことは無理だろうが、古くて軽いソフトを実用側で動かす分には問題はないだろう。と、思いたい。

 あと一つ戸惑う原因は、初めてのCLIEだということ。macを母艦にすることは標準ではできなかったり、通常のpalmのローンチャとは違う初期画面だったりする。また、ハード的にも、キーボード対応とかジョグとか、分からないことだらけだ。

 覚書をblogでやるとエントリがバラバラになってめんどくさいとA5502Kの時に感じたので、wikiでまとめることにした。UX50ユーザーの方で追加情報がある方は遠慮なく書き込んで欲しい。サイドバーのメニューでもいいし、CLIE UX50情報からどうぞ。

落札しちゃったよ…UX50

 TH55の辞書付きバージョンが俺の中で急浮上していたのだが、ダメもとで29,500円(3万未満の最高額)で入札していたUX50が落札されていた。このところ3万未満での落札はあまりなかったようなので、「どうせ落札できないだろう」と、終了時間になっても気にもとめてなかったのだった。で、家事を終えてメールをチェックしたときに初めて気付いたのだった。

 縁があるというのはこういうものかもしれない。が、SONYのpalm機は全く初めてなので、環境から作らなければならない。