一方通行と、通行不可能な道を確認するために現地に行く。ついでに、道路作成モードで描かれていない道路を通ってくる。編集画面で描いたほうが早いが、オフセット修正用のログとして使うために地元の人の迷惑にならない程度に走っておく。あんまり網羅的に走っていると散歩の人に何回も出会ったりして怪しまれるからね。
ログを送信して数時間すると編集画面で確認できるようになる(時に寄って時間がかかる場合もある)。右がその時の画面。意外にこみいった配置で3回も入ってしまった。お騒がせしました。
まず、GPSログと衛星写真をチェック。waze のGPS ログは短い間隔で右左折を繰り返すと精度が落ちる。というか、これは記録方法による限界だろう。GPS で位置を取得し記録するには電池を消耗する。なので、正確にしようとすると電池消耗を激しくする。なので、記録は飛び飛びの位置の羅列でしか無い。それを線にするには直線で結ぶしかない。なので、コの字状に移動した時に途中にログが取れていないところはログ上に存在しない事になってしまう。逆に、直線路を何十秒も連続して走っている場合には正確になる。この日のログでも、直線から入ってきて直線的に走ったところはかなり正確にトレースできているが、クランク状にこみいった場所を通過した後はログが乱れている。
1、2、3からほぼオフセットはないと判断した。データの道路が外れているのはデータを作る際に使った衛星写真がオフセットしていたからだろう。なので、衛星写真をトレースするように配置することを決定。
4は公園のようになっていて、自動車は入れない。ここで短時間にクランク状の道をいくつも通過したせいでログが乱れ始めた。5位置もログは家の上を通っている。一回目に通ったログでは正確に道路に収まっている。6位置も同様に乱れたままだ。
また、waze アプリの限界だが、データの道路が描かれていると、その道を通ったと判断される。このため、ここではデータで描かれていない道路を通ったのに新規道路は作成されていない。