iPodとpalm、時計を合わせなければならないのはどっち

 iPodはスリープ機能とアラームが付いている。これは通常のCDやMDプレーヤーでは考えられなかったことだ。どちらでも、リピートしないようにさえ設定しておけば、メディアの再生が終わった時点で勝手に電源が切れるからだ。そんなデバイスには時計は不要なので、アラームが付いていないのも当然だった。iPodはそうは行かない。保存できる曲が電池による再生限界時間をはるかに上回っているからだ。

 「なるほどなあ」と、目から落ちたうろこを掃除しながら、時計を合わせようとした。しかし、メニューが見当たらない。しかも、時計は合っていた。シンクしたときに、時計やタイムゾーンをiMacから取り込んだらしい。なるほどなあ~

 よく考えたら当たり前なのに、prismは出来ない。毎日シンクしているのに、気付いたら、数分も狂っていることがある。というより、prismの時計はまったくあてにならない。

 以前、PCの時計はあてにならないものの代表だったが、最近はタイムサーバーのおかげで1秒単位の差しかない(電波時計と比べて)。せっかくそんな時計とシンクするのに時計を合わせないのは残念だなあ・・・時計が狂うことが恐いのは、データの更新日時が狂い、同期したときに本来新しいデータを古いデータで上書きしてしまうことだ。

 まあ、使っているのがvisor純正のPalmDeskTopではないし、prismが古いせいで対応していないだけかもしれないが・・・CLIEとかタングステンなら大丈夫なんかなあ?

台風通過中

 早く帰ったのでほとんど濡れずに帰れたが、現在もろに暴風雨圏内。風向きが南風になったので後は遠ざかっていくだけだが、台風の中心の南東に当たるので風の強さは弱まらない。

 こういう天気はダメなんだ。眠たいのに眠れない・・・

 ニュースによると西宮市内でも停電しているところがあるらしいが我が家の周りは今のところ大丈夫。寝るときにはサーバーは止めるつもり。って、ここに書いても誰も読めないのだが・・・

関心空間あるいは快適な更新ペース

・参加者が増えているのにキーワードの追加速度は落ちている。以前は、常時200程度の未読があった。未読は過去2日間の新規登録キーワードのうち読んでいないものの数なので、数日読んでいない場合は過去2日の新規登録数になる。それが減っているということは、新規登録のペースが落ちているということだ。

・同様に、新規参加者のペースも落ちているようだ。参加総数しかわからないので、退会者による相殺がどの程度かわからないが、以前よりはるかに増加ペースが落ちていることは間違いない。

 キーワードの飽和状態かもしれない。メジャーなところのキーワード登録がほとんど終わってしまったのかもしれない。日本人ネットワーカー達のボキャブラリーが飽和したのかもしれない。2万人あつまっても、たった14万しかないのか・・・一人一人の興味の範囲はすごく狭いのかもしれない。

 キーワードにコメントを入れなければならないのが重荷で登録しない人が多いのかもしれない。自分から発信することのできないタイプの人はコメントを書くためだけに登録するのかもしれない。

 MTを代表とする(もう代表じゃないのかもしれないが)CMS環境が手軽に使えるようになり、自由度も高いのでそちらに流れたのかもしれない。

 あるいは、自分ではやってないので分からないが、ソーシャルネットワーキングサービスに流れたのかもしれない。

 また、関心空間Groupにパワーユーザーが流れたのかもしれない。

 まあ、実際問題、前のように一日あたりの新規登録キーワードが200くらいあると、見る気がしなくなるのも事実だった。myblogjapanは逆に、一日あたりの登録数が多すぎて(エントリーあたりの密度はかなり低いが)、追うことは完全に不可能になり、今ではpingサイトを見ることはほとんどなくなった。

 2chでもそうだが、流れの早すぎるスレを追うのはしんどい。少ないのは退屈だ。アンテナサイトとRSSリーダーを使ってのブラウズは効率的だが、固定的になってしまう。自分のペースにあったサイトを見つけるのは難しい・・・

RD-X4 インターフェース1

 主に不満な点をリストアップ

1.見るナビ

 最も良く使う見るナビ画面。リモコンの移動ボタンでターゲットを移動するが、左右ボタンは押し続けると行をまたがって移動し、左上で左、右下で右を押すと次のページへと移動する。ところが、上下ボタンは押し続けてもそれ以上移動しない。下を押し続けても上へ戻ることも右の列に移動することもない。


2.録るナビ
 次に良く使う予約登録と確認画面がこれ。左右矢印ボタンの動きは見るナビと一緒だが、上下ボタンは違う。上下ボタンを押し続けると上又は下に移動する。小さなことだが、こういう基本的な不整合がそこここにあり、戸惑うことが多い。
 それと、この画面では左右にターゲットが移動することに意味はない。このリストでは、一タイトルが一行なんだから、ターゲットレコード(タイトル)の移動は上下だけでいい。そして、スクロールとページジャンプができれば十分だ。項目間の移動(左右方向への移動)は編集モードに入ったときだけでいい。
 大体、一レコード(タイトル)一行のリストのページ移動が左右キーで行われることにはすごく違和感をがある。


 不整合とは別にメニュー画面が使いにくい。全てがページ単位でスクロールしない。ページ送りはあってもいいが、スクロールがメインのほうが分かりやすいと思う。

・現状:左右ボタンを押し続けると左上と右上ではページ送りになる。画面は全てリフレッシュされ新たな6タイトルが表示される。上下ボタンは上下するだけ。ページ送りボタンは左上・右上と同じ動き。


・スクロール案:ページ単位という概念はなく、左右ボタンを押した場合はジグザグにターゲットをめぐり、上下ボタンで一番上、一番下の次は次の行が表示される。ページ送りボタンでページ単位のジャンプを行う。

 リモコンの操作体系が全然練られていないと感じる。めったに使わない単機能ボタンが多すぎる。DVDを使うときにしか使わないような専用ボタンは邪魔なだけだ。プログレッシブボタンなんか、機器のセットアップ時に一回使うだけだろう。そんなものを常時露出しておく必要はないだろう。

 一番戸惑ったのが、プレイボタンと決定ボタンの役割分担。プレイボタンは、方向キーとは別カテゴリーとしてまとめられている(場所が違いボタンの形も違う)。ところが、見るナビでタイトルを選んだときには決定ボタンで再生できる(プレイボタンも効く)。しかし、早送りやスロー再生では効かない。早送りやスロー再生といった再生モードは方向キーの周りに配置されたリング状のボタンで開始するのに、それをキャンセルし通常再生に戻すには異なるラインのプレイボタンを押す必要があるのだ。頭では分かる。分かってはいても、決定ボタンで通常再生に戻すべきだと思う。そうすれば、キャプチャーを打ちたいときに早送りで目的箇所に近づき通常再生・頭だし箇所通過・スロー戻り・スロー再生・キャプチャー打ちといった一連の操作が中心の方向ボタン周辺だけで完結する。

 それと、普段の利用で一番不満なのが、ビデオのチャンネルとテレビの操作ボタンの位置関係。ビデオのチャンネルは普段、RD-X4のチューナーを使ってテレビを観るときに一番良く使うボタンが、押しにくいリモコンの右上端だ。また、テレビ操作ボタンが一カ所にまとまっているのはいいが、ビデオのチャンネルが遠すぎるためにチャンネルを換えてテレビの音量を調節したい場合にすごく使いにくい。チャンネル操作と音量調整は一連の動作なのだから近くに置くべきだろう。

 また、何を考えてこんな配置にしたのか理解に苦しむのが、リモコンの数字ボタン。0(ゼロ)がこんな位置にあるテンキーなんて見たことがない。

 RD-X4の操作はクイックメニューを使いこなすことで楽になる。クイックメニューの操作は間違っていないと思う。これだけの高機能なものをハードボタンに割り当てるのは困難だ。その場面で行える操作や設定を選択して出してくれる、PCのポップアップメニューのような感じのクイックメニューというアイデアはいいと思う。だったら、もう少し大きな押しやすい目立つボタンにしたほうがいいだろう。

 PCでタイトルデータの編集をしたり、予約をしたときに出る「完了できました」というダイアログは邪魔だ。完了できましたというのを出すのではなく、完了して変更完了した画面に戻ればいい。失敗したときだけ、その理由を教えてくればいい。

 見るナビでタイトルを削除したときに、テレビ画面まで戻るのはおかしい。見るナビのタイトル一覧でタイトルを選んで削除したんだから、タイトル一覧に戻るべきだろう。たまったタイトルを確認しながら消していくときに、一つ消すたびにテレビ画面から見るナビボタンを押すのは無駄でしかない。

また不調

 土日をダルダルで過ごした。9時くらいには目が覚めているのに頭に鈍痛がしておき上がる気がしない。今回のはオリンピック病かもしれない。そんな熱心なファンでもないんだが、レスリングをやっているのを観ていて夜更かししてしまった。そのときに飲んだ焼酎がリミットをこしていたのかもしれないが・・・(^^;

 動く気がしなかったが、ガソリンが9月から値上げをするらしいので入れたかったのと、食料の買い出しと娘の定期を買わなければならないので、奮い起こして出たのだが、からだを動かした方がいいのかもしれない。ダイエーでうろついている間にからだがしゃっきりしてきた。

 帰り道のツタヤがビデオ半額キャンペーンをやっていたので、バグダッドカフェを借りてきた。「俺たちは天使じゃない」は見当たらなかった。後、娘に2本。息子には、昨晩祭りで小遣いを渡したのでなし。ま、娘が借りたものを観るだろう。

RD-X4 ファイル管理

 HDDの残量は十分だが番組数が多いと管理がめんどくさい。

 サムネイルのある「見るナビ」は6タイトル、テキストリストの「ライブラリ」でも9タイトルしか一画面に表示されない。SP(通常モード)で100時間録画できるHDDレコーダーではあっというまに20~30のタイトルがたまってしまう。

 そこで、初めてDVD-RAMディスクにコピーしてみた。一枚目のディスク(ビクター製)がいきなり初期化に失敗した・・・「こんなときはローレベルのフォーマットを試せ」と取り扱い説明書にはあるが、一枚をフォーマットするには70分もかかってしまう。しかも、フォーマット中にはHDDへの録画もできないらしい。なんか、FDDを使っているみたいだ・・・まあ、4.7Gのメディアをなめるのだから70分でもすごく速いのではあるが。

 しつこく初期化をしてみたら3回目くらいで完了した。コピーもできたが読み取りに失敗。評判の悪い東芝ドライブだけにかなり焦った。「今頃初期不良かよ・・・」。しかし、再度初期化してコピーしたら正常に使えるようになった。このままこのディスクを重要なものの保存に使う気はしないので、時間を見てフォーマットしてみたい。

 メディアはビクターなので、DVD-RAM規格を主導する松下製と同等と思われる。ということは、リファレンスとして東芝も十分な対応をしていると考えられる。どちらかというと東芝のDVDドライブのほうが不安要素なので、かなり焦った。

 2枚目のディスクは初期化をせずに書き込んでみた。今度は普通にコピーできて見ることもできた。テストを兼ねて初期化もしてみたが、このディスクは問題なく初期化もできた(一枚目は途中でプログレスバーが止まることが多かった)。

 2枚目のディスクに録りためたドレミノテレビを保存しようとしたがSPでは全然無理だった。かといって、レートを下げると、画面のコントラストが高くエッジの効いた画面が多いためmpegノイズが気持ち悪くなってしまう。仕方がないので、キャプチャーを打って不要部分を削除した。最終的に2時間を超過した番組は15分程度になってしまった。途中で、操作ミスで失った曲もいくつかあったし(;_;)

 ふぅ・・・疲れた。

 こんなんだったら、安いDVD-Rディスクにコピーしてしまったほうがいいかもしれない。

とほほ

 娘が新聞屋にもらった券で宝塚のチボリプールに行ってきていた。台風の影響で雨が降るかと心配だったが、大丈夫だった。面白かったそうな。だったら、もっとチケットもらっときゃよかったかな。

 今日は、偶然に宅配が3件。おもちゃの缶詰、両親からのぶどう、娘が注文していたプチブライス。娘は舞い上がっていた。

 そんな娘も俺が間違えて録画してあった番組をRD-X4で消したら口をきかなくなっちまった(^^;

五輪選手や関係者のブログは禁止 IOC

 blogが一般的になって初めてのオリンピックだから仕方がないかもしれないが、残念な規制だ。

CNN.co.jp – スポーツ:五輪選手や関係者のブログは禁止 IOC2004.08.23(Web posted at: 19:25 JST)

アテネ五輪の開催中、出場選手やコーチ、大会関係者が、自分で書いた五輪に関連する文章や自分で撮った写真、ビデオ画像をインターネットを通じて公開することは、国際オリンピック委員会(IOC)が禁止している。理由は、選手やコーチが報道記者のように働くべきではない、という方針のため。しかし、この制限には疑問の声もある。

IOCが今年2月に、各国の五輪委員会に通達したこの規制では、大会参加者は記者からの文書による質問、電話取材や対面取材と同等のオンライン・チャットなどに対しては回答してもよいが、自分自身が書いた日誌やオンライン日記、ブログなどは、大会が終了する8月29日まで禁止されている。

また、報道機関の利益を守るために、大会関係者はいかなる画像や写真も──競技終了後に選手自身が撮ったものであっても──IOCに事前許可を得なければ、掲載することができない。ただし、取材許可証を持つ記者が撮った写真を個人サイトに掲載することは、許可されている。

 「報道機関の利益を守るため」というのがおかしい。報道機関=オリンピック放映権料支払者の権益保護という意味なんだろうが。個人が個人スポンサー広告付きサイトでblog書きまくったら、オフィシャルスポンサーの旨みがなくなるということも心配したのかもしれない。ビジネスとして成立しなければオリンピックというイベント自体の存続が困難になることは分かる。

 だったら、オフィシャルサイトに選手や関係者誰でもが作れるblogサイトを立ち上げればいいのに。むしろ、それは大きなビジネスチャンスじゃないのかな。断片的なインタビューや会見では伝わらない生の声を読むことができるblogサイトがあれば、大きなアクセスが見込める。選手の種目の紹介や、チームの紹介へリンクがあればいい。言語にあわせてスポンサーサイトやテレビ番組表を返せば、スポンサーも大喜びだろう。

 ユーザーも、応援している人やチームの生の声を読んで、出場スケジュールを知ったり、その人の使っている用具とかがわかれば楽しいだろう。

 まあ、インターネットでの公式情報配信が始まった頃は、「IBMのサーバーが何億ページビューを捌いて記録を作った」とかいった話題が出ていたが、今回はあまり聞かなくなった。それくらいできて当然の時代になったのだろう。それと同じように、次回には選手のblogが当然になっているだろう。アラシや嫌がらせがあっては困るので、コメントやトラックバックの受け入れは難しいだろうが・・・

 オリンピックblog専用のpingサイトを作って新規リストに国旗や種目アイコンがならべば楽しいぞ。

マニア消費者層・・・

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マニア消費者層はアニメ・コミックなど主要5分野で2,900億円市場†「オタク層」の市場規模推計と実態に関する調査†

マニア消費者層の市場に対する影響力と消費規模は、もはや「ニッチ」とは言えなくなっています。

 定義が面白い。俺は、組立PC・ジャンク層に該当するのか。実際にDOS/Vを組み立てたことは一度もないが、市場価値の無いような古い安い物ばっかり使っているというのはぴったりだ・・・(^^;

 ただ、ここでいう「オタク層」というのは、特定分野のヘビーユーザーという意味でしかない。模型ヲタとか鉄道ヲタ、スポーツヲタ、車ヲタ(マニアということが多いが)なんは昔からいた。洋服を買いあさる女性なんかはオタクとは呼ばれないが、服ヲタだろう。料理ヲタ、ガーデニングヲタ、音楽ヲタ・・・総可処分所得が変わらないとすれば、対象によるセグメントの移動でしかない。

 昔なら、10~20才代はそれなりに服や音楽なんかに支出したかもしれないが、今はケータイやここに定義されたような狭義のオタクアイテムに支出してしまうということだろう。

 新しい分野の評価は重要だが、衰退市場からの上手な撤退も必要だ。だから、いつまでたっても百貨店の売り上げを景気の指標に使うといったピントはずれな分析をしてしまうのだ。昔、百貨店はいろんな層へ広くアピールしていたが、今は狭義のオタク層を全くつかめずにいる。当然、売り上げは減って当然だ。

 右の写真は、会社の会議室から見た空。相変わらず、シャープネスとコントラストが過剰で、町並みが不自然だが、雰囲気は良く出ている。

「データベース化の利便性」という概念<

 やっぱ、そうなんだぁ・・・・と同感せざるを得ない一文を読んだ。

ensis: Decrioアゲイン!(紙とPDA)

まぁ、それ以前に「データベース化の利便性」という概念がまだ日本人の社会に浸透していないように見えるので、こういった類のデバイスが今後も評価される日は遠いと思いますが・・・閑話休題。

 俺は自他共に認めるデータベースヲタだ。ごめん書き過ぎた。データベースを自認するヲタだ。デジタルデバイスの活用方法は全てデータベースに収束されると信じている。もちろん、データによってユーザーインターフェースは変わる。

 ユーザーインターフェースというのはPCのソフトという意味ではない。デジタルデータを扱える全てのデバイスとソフトの組合せだ。PCはもちろん、PDA、ケータイ、有線電話、テレビ、ビデオ、ラジオ、自動車、公共放送施設(街角のテレビや町内放送網)、ATM(Adobe Type Managerではない)、改札、POS端末・・・

 まあ、せっかくmacintoshが1984にならなくて済むようにしてくれたんだから、先のリストの後半については慎重に進めてもらいたいが、個人の身の回りや仕事の関係はもう少しどうにかならないか。

 これについては別の機会に考えたい

 ただ、PDAの一番の利便性として可搬性があって持ち歩けるDBブラウザがあると思う。俺はJfileとprogect(アウトラインプロセッサではあるが、データを構造化して見せる簡易DBといえる)が大好きだ。PIMは全て限定的データベースソフトであることは言うまでもない。