気になってクリップしていたエントリを丸投げ。マルチトラックバックになっているかもしれませんが、お許しください。
評価こそが人を育てると思う。ところが、現場の悲鳴は、年功とゴマすりで管理職になった管理職には届かない。彼らは、自分の直属の上司のことしか見ていないから。
work: 社内評価って、上がらないなー
客先で受ける評価は高いし信頼されているのだけど、社内の評価につながらない。それどころか変な板ばさみにあっているし、変な人材教育に出される始末。
ほんと、今の仕事、将来の仕事は、考えたくない。コードをいじっているときだけ楽しい。定年までコードいじりばかりやっていられないとは思うが、でも自分の向き不向きを考えるとプロジェクト管理なんかよりもコーディング能力なんだと思うね。だけど、義務教育みたいに画一的にプロジェクト能力向上を謳ううちの会社が、いやだ。ひとの使い方がおかしいし、育て方もへた。やめたい。
mDiary:work: 業務目標なんて@21:20
こういうシートに現れない努力というか成果を常駐先で上げているつもりなので、こんな紙切れ(正確にはExcelワークシート)で過小評価されてしまう危険性を感じずにはいられない。とはいえ、会社に何か貢献しているのかと聞かれたら、してないわけですが。
ゴーイング my ↑へ:上司と衝突中
私がメインだと思っている仕事(新システム絡み)が、上司の人にとってはサブなようで。
ENSIS: 今日は一日寝て過ごす
この一年、苦労して情報の共有化、手続きの簡略化を進めて私の所属するグループ全体のレベルは確実に底上げされた。でも、下からの改革なんてのは、そうそう簡単には行かない・・・。
ひろころ: 会社がウツなんだよ。。。
いつだったか、夫が言ってた。
『心の風邪が流行ってるんだ。』
しばらく経った頃、
『ウツは伝染するんだ・・・というより、会社自体がウツなんだ。』
下は、ひろころさんのエントリにあった引用だが、ソースへのリンクがないので、孫引きさせていただく。
・・・成果主義賃金の導入や人員削減が進む中、ソフトウエアやハードウエアの開発、設計など技術立国日本を支える技術系社員の45%が、3年前に比べて仕事へのモチベーション(やる気)が下がったと考えていることが分かった。
調査は昨年12月、全国のメーカーなどに勤務する正社員のエンジニアを対象に実施し、約3100人から回答を得た。
仕事へのやる気は「かなり下がった」が13%、「多少下がった」が32%で、両方で半数近くに上った。一方「かなり上がった」「多少上がった」は合わせて29%にとどまった。
低下の理由(複数回答)は、職場の人間関係の悪化を挙げた社員が69%で最も多く「事業戦略の閉塞(へいそく)感が増した」(65%)、「評価・待遇に不満」(64%)が続いた。(共同通信)
Cyber Retreat (part 2): 評価することは評価されること
よく部下の悪口ばかりを言っている人がいますが、部下の悪口を言えばいうほど、自分のいたらなさを公言しているようなものだと思います。部下の能力を伸ばし、最大限に能力を発揮できるようにするのが上司の役割だからです。かりに部下の能力が十分でないにしても、与えられた人的なリソースを最大限に生かして結果を出すことが管理者には求められていると考えるからです。
同じことは部下にも言えるでしょう。仕事がうまくいかなかったり、自分が成長できんないのは、できの悪い上司の下についてしまったからだと思っている人も多いと思いますが、上司のせいにして、努力していない自分を振り返る視点が抜けているということはないでしょうか?
すべては結局のところ自分に返ってくるということを肝に銘じておく必要がありそうです。
まあ、上司の悪口ばっかり言うというのも考え物ということで。DELLのパソコンに魅力は感じないが、その組織には魅力を感じる。
「5割以上の評価を得よ」–米デルが“部下の満足度”で管理職を処遇
パソコン世界最大手の米デルが、管理職に対して、新しい人事制度を導入した。毎年2回、従業員の満足度調査を実施し、その結果を上司の人事考課に反映させる。昨年、マイケル・デル会長兼CEO(最高経営責任者)を含む経営幹部に適用し、今年は対象を約3000人に上るマネジャー層に広げた。人事の公平性や透明性を高めるため、部下の評価を加味する、いわゆる多面評価制度を取り入れる企業は増えているが、デルのケースは、全社を挙げて、従業員満足度の数値目標を設定する本格的なものだ。
質問は全部で30項目からなり、会社や上司に対する満足度を聞いている。今回の新制度は、この調査を発展させたもの。30項目のうち、「マネジャーは仕事と私生活のバランスを取ることを支援してくれるか」など、5つの質問を重点項目に設定し、結果をマネジャーごとに集計して、何割の部下が評価しているかを調べる。
もともと、品質や納期、顧客満足度など、あらゆる経営課題を数値管理して、改善につなげるのは、デルの十八番と言える手法だ。それを今度は人事制度にも応用したことになる。マクキンノン上級副社長は、「当社の従業員は数値管理の仕組みを整え、継続的に検証しないものは重要でないと考える。従業員満足度も測定を始めることによって、会社がいかにこの課題を重視しているかを管理職に示した」と語る。
ここからは、企業とは離れるが、問題点は相似関係と思っていい。
zk_blog: 教育の目的って?
ゆとり教育だの何だのよく分からない「方法論」をあーだこーだ議論する前に、根本的に「何のために教育するのか」をもうちょっとちゃんと突き詰めておかないと、何をやっても状況が変わらないのでは……なんてちょっと偉そうに言ってみる。
……それが問題だ。
「教育」についてのしっかりしたビジョンも描けないこの国の将来は、いったいどうなるのであろうか。