iOS の日本語変換の残念ポイント

  iPad も iPhone もキーボードを使うことで非常に高速にテキスト入力ができるようになる。しかし、一つ大きく快適性をスポイルする設定がある。それは、日本語変換の予測変換を選択する際のキーの割当だ。

 パソコンでは、予測変換候補が表示された場合に tab キーで予測変換候補ポップアップにターゲットが移りタブキーを連打して選ぶ。
 例:「予測変換候補」を打ちたい場合に、「よそ」まで打った時点で変換候補がポップアップする。タブキーでそのポップアップした候補から文字列を選び、次の入力を開始することで確定し入力になる。「よそ」まで打った時点でスペースを押すと「よそ」という読みの単語の変換になる。この時には「よそく」や「よそこうへんかん」は候補に上がらない。

 iOS では、「よそ」と打った時点で変換候補が出た時にタブキーを押すと「よそ」で確定してしまう。予測変換候補を選ぶためにはスペースを押さなければいけない。これに馴染めない。というか、操作体系としては大きな破綻があるわけではないが、普段PCで無意識に近い状態でタブキーを叩いて変換候補を選ぶことをしているので、しょっちゅう入力中の文字列で確定しまう。特に、今回 logicool のキーボードが快適で PC と大差のない感覚でテキスト入力ができるようになったので余計に感じるのだろう。

 ちなみに、Android の IM は、自分が試した範囲では、予測変換候補に移動する手段がないので、それよりはマシ。

 後、iOS 3 以前に比べると大幅に強化された日本語変換だが、辞書にない単語を単漢字で変換することが出来ない。こんなときは、その漢字を使っている他の単語で変換させるしかなくタイムロスが大きい。

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